2025年01月24日

お砂糖を極力減らした米粉シフォンケーキ〜焼き芋と黒豆、甘酒、やきいもころころver.

米粉のシフォンケーキを焼きました。
出来るだけお砂糖を控え、もちろん在庫食材のお片付けを一番に考え、それでいて美味しいシフォンケーキを目指して。

なので、器量が悪くてもまぁそこは諦めがつくのです。

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最近頻繁に拵える米粉のシフォンケーキ。
バターを使用せず米粉を適量つかうので、パウンドケーキほど重くなく気に入っています。

17cmのシフォンケーキ型で焼き、半分は当日のお昼、残り半分は冷凍して週末の朝食にするリズムも我が家においては都合良くてこれからも気楽に焼き続けるのではないかしら。

今日は、昨日拵えた酒米の甘酒、お正月の黒豆リメイクのきな粉豆、そして随分と前に冷凍しておいた紅はるかの焼き芋。
これらすべてを米粉生地に混ぜ込んで焼いたシフォンケーキです。

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焼き芋比率が高すぎて生地が重いかな?とも思いましたが、まぁふくらみはほぼいつもと同じ。
ただ、型から外すときにショボンっと。

いつも私は、膨らんだ生地に少し圧をかけて型抜きするのですが、それがよろしくなかった様子。
シフォンケーキナイフを使って外す技術を習得すべき時なのかもしれません。

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◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)

  • 卵 3個


    ◇メレンゲ用

  • お塩 ひとつまみ
  • 生砂糖 20g



    ◇米粉生地

  • こめ油 30g
  • 蜂蜜 10g
  • 甘酒 70g
  • 焼き芋 皮付きで100g強

  • 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 90g
  • シナモンパウダー 適量

  • 『やきいもころころ』 ひと袋
  • 黒豆をリメイクしたきな粉豆(☆彡) 適量




◆作り方

  1. 卵を卵白と卵黄に分けます。

    よく冷えた状態の卵白にお塩をほんのひとつまみ。
    軽く泡立てたところで、分量の生砂糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと撹拌します。

    ユルッとお辞儀するくらいになったら泡立てストップ。
    出番まで冷蔵庫へ。

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  2. 卵黄・こめ油・を合わせ、泡だて器でトロッとするまで撹拌します。
    卵白を先に泡立ててあるので、この順番ならば泡だて器のアタッチメントを洗わずそのまま使用して平気。

    冷凍しておいた焼き芋は予め自然解凍してあります。
    手で軽くほぐしてボールに加えます。
    甘酒も加え、泡だて器で撹拌しましょう。

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    滑らかに混ざったところで、米粉とシナモンパウダーも加えて更に撹拌します。

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  3. 冷蔵庫から卵白を取り出し、ふたつの生地を合わせましょう。

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    先ずはメレンゲをひとすくい、米粉生地に加えて泡だて器で撹拌します。
    更にもうひとすくい。
    今度はスパチュラに持ち替え、メレンゲを出来るだけつぶさないように底からすくって混ぜ込みます。

    最後にこれをメレンゲのボールに戻し入れ、『やきいもころころ』も加えて底からふわりと混ぜ込みます。

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  4. シフォンケーキ型には予め中心部分にオーブンペーパーを巻き付け、黒豆きな粉を底に散らしておきます。
    生地を流し入れ、竹串で全体を大きく混ぜながら均一に均しましょう。

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    予熱したオーブン庫内へ素早く移し、設定温度 180℃で先ずは20分、その後170℃に下げて更に20分、計40分じっくり焼きます。

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    焼きあがったらすぐに逆さまにして冷ましましょう。

    お砂糖の量は少量ですが甘さは十分、シュワっとした生地もとても私好み。
    さつま芋の存在感も顕著です。

    今後の課題は型抜きですね。

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アボカドと金柑のサラダを添えます。
マヨネーズは使用しておりませんが、こってりとした具沢山サラダ。

そろそろ金柑のシーズンも後半。
大好きな金柑、今のうちにあれこれ料理しておきたいのです。

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アボカドは食べやすい大きさに切ってレモン果汁で変色防止。
金柑は種を除きながら半月切りに。

アーモンドと胡桃は、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてざく切りにします。
ピーナッツも追加しようかな。

茹で卵は黄身と白身に分けてざっくり切ります。
ドライアメリカンチェリーにオイルサーディンも加えます。

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オリーブオイルをちろりと回しかけ、軽く水を切った豆乳ヨーグルト、お塩、黒にんにくチップ等を加えて和えれば出来上がり。
フライドオニオンと黒にんにくチップをトッピングします。





シフォンケーキのさつま芋感が本当に美味しい。
ただ、ふわふわの生地とゴロゴロさつま芋の質感の差、これが美しい断面をグンと遠ざけるのです。

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朝食です。
金曜日の主食は釜玉風の伊勢うどん、そしてお魚はイオンさんの梅煮イワシ・・・

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・・・が定番だったのですが、どうやらそれも今週で最後のようです。

買い置きしてあった分も今日で最後。
イオンさんの在庫切れは今日も続きます。
とりあえず、明日届けていただく分に『サバの切り身』を入れてもらいました。
来週の金曜日は久しぶりにサバの味噌煮など。




余った金柑を甘酒で煮てみました。
半分に切って種を除いた金柑を、煮たててアルコールを飛ばした赤酒に加えてコトコト煮るだけ。

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我が家ではみりんの代わりに、目下のところ『赤酒』を常備しております。

今朝、ヨーグルトに添えて主人に食べてもらうつもりでいたのですが・・・
どうやら私、ひとつだけ残った前回の『金柑の甘酢煮』を主人の方にしてしまったようです。
月曜日からは、この種をちゃんと除いた赤酒煮をヨーグルトに添えますからね。

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2025年01月23日

飴色玉ねぎの米粉オニオンブレッド 〜 色々試してガッカリ編

木曜日の米粉パン作り、今週も在庫食材を基準にパンを焼きます。
そしてパッとしない焼き上がり・・・

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断面は・・・そう、どこかで見たような姿だと思っておりましたが、先ほど思いつきました。
まるで『はんぺん』のような断面だな、と。

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今週の米粉パンで試したのは、

 @ 甘酒を使えばお砂糖(いつもは蜂蜜使用ですが)不使用でもイーストは活躍するのかしら?
 A いつものオーツミルクを甘酒に置き換えたらどうなるのかしら?

それに加え、先日拵えた豚の角煮(☆彡
クラフトビールと玉ねぎをたっぷり使用したホロホロの角煮の残り汁に、更にたっぷりと薄切り玉ねぎを加えてコトコト煮詰めました。

飴色に煮詰まったこの玉ねぎを、カルディの全粒粉ラスクの上にオイルサーディン、チーズと一緒にたっぷり、こんがり焼いて食べるとそれはそれは美味しかったこと。

ほんの少し残った飴色玉ねぎを米粉生地に混ぜ込んで仕上げた今週の米粉パン。

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色々と反省すべき点は多々ありますが、味はとっても美味しい。
なのでまたいつか、この飴色玉ねぎパンに挑戦するときのために備忘録。





◆材料(4つ分)

◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 49g
  • 甘酒(伊豆フェルメンテ 金太君印 純あま酒)ホエーと合わせて135g計量しました
  • 白神こだま酵母 2g


 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g


 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g
  • お水 10g

  • こめ油 10g
  • サイリウム 4g



  • 角煮の煮汁で煮詰めた飴色玉ねぎ 適量
  • 成形時・仕上げ用のこめ油 適量




◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーと甘酒を合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    分量の白神こだま酵母をふり入れて保温しておきましょう。

    ・・・早くもいつもとは異なる佇まいです。



  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    いつもは沸々と発酵を始めている白神こだま酵母ですが、変化なしです。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動に切り替えてしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストとこめ油も加えて撹拌を続けましょう。

    先ず、いつもより圧倒的にかための生地。

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    いつもは加えないお水を10g加えて撹拌しました。

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  4. サイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて軽く混ぜ込みます。
    ラップをして10分休ませましょう。

    休ませた生地を軽く捏ね、4分割して飴色玉ねぎを混ぜ込みながら丸めます。

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  5. お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能40℃で20分。
    表面に極薄くこめ油をぬったら切り込みを入れ、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度 200℃〜190℃で16〜17分。
    決して器量良しとは言えない焼き上がり。

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    冷めるとややしぼみ、更に器量が悪くなりました。
    ですが飴色玉ねぎと米粉生地との相性は抜群です。





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水切りヨーグルトのほんのり酸味を楽しむ具沢山スープを添えました。

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  1. 人参やゴボウ等の根菜をじっくり炒め合わせます。
    ここにスープストックを注ぎ、冷凍食材を加えましょう。
    茹でて冷凍しておいたひよこ豆にひじき、もち麦も。

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  2. 根菜がやわらかくなったら、水切りヨーグルトと火の通りやすい冷凍野菜を加えます。
    冷凍しておいた冬瓜、冷凍むき枝豆等々。

    お塩で味を調え、隠し味は白味噌。
    スープジャーに移してフライドオニオンとひねり胡麻を添えます。

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『ちょっと酸味があったからさ、お豆腐がちょっとイっちゃったスープかと思ったよ』
主人からのメッセージ。

そうね、たまにはそんなこともあるかもね。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩サバ、良い焼き上がりです。
主食は炊き立てのご飯に釜揚げシラスをたっぷりと。

ふわふわの釜揚げシラスはこれでおしまい。
随分と長いこと楽しませていただきました。

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ついでなので、昨日の分も軽く備忘録。
朝食の金太郎イワシ、シラスと海苔、梅干しを従えた炊き粥。

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初日の飴色玉ねぎは、オニオングラタン風にオーブンで焼いて楽しみました。
ここに更に玉ねぎを足して煮詰めたのが、今日のオニオンブレッド風でお片付け完了。

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酒粕トリュフを作るつもりが、水分量が多すぎで急きょ変更。
オートミールを足してクッキーとなりました。

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明日は金曜日。
そして楽しい週末です。

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2025年01月21日

しっとりザックリ酒粕クッキー〜オートミールともち麦、甘酒ver.

ふと気づくと、正味期限まで残り数ヶ月のオートミール、しかも大容量。

一時は世間の流れに乗って我が家でも多用しておりましたオートミールですが、ご多分に漏れることなく我が家でも需要は急下降。
はて、どうしたものか。
オートミールと酒粕のクッキー、焼いてみましたよ。

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ちょっと火加減が過ぎたようですね。

ですが、全く期待していなかったこの酒粕オートミールクッキー。
食べてみると意外と、本当に意外と美味しい。
初めて実感致しました、たまに聞く『酒粕がチーズの風味に似ている』説に。

材料は、酒粕にココナッツオイル、アーモンドプードルにオートミール、そして細かく粉砕して更にふるった自家製もち麦パウダー。
蜂蜜等も含めたお砂糖は使用せず、甘酒で穏やかな甘みを添えました。

ちょっとお塩を感じるその風味は、確かにどこかチーズが潜んでおりました。

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改善の余地は多々ありますが、先ずは備忘録。
とっても簡単です。

◆材料

  • 酒粕(イオンネットスーパーに届けていただいた平均的なもの) 55g

  • ココナッツオイル 45g
  • 甘酒(同じくイオンネットスーパーからのもの) 70g

  • オートミール(イオン製品のロールドオーツ) 50g
  • アーモンドプードル 30g
  • もち麦パウダー(もち麦をミルで粉砕してから更にふるいにかけたもの) 15g
  • お塩  ひとつまみ





◆作り方

  1. 酒粕を耐熱ボールに入れ、ラップをしないで600Wの電子レンジで1分加熱します。
    ここにココナッツオイル・甘酒を加え、滑らかに練り混ぜましょう。

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  2. ロールドオーツ・アーモンドプードル・もち麦パウダー・お塩も加えてスパチュラで混ぜ込みます。

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    緩めの生地です。

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    ラップに移してぴったりと包み、しばらく冷蔵庫へ。

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  3. 随分冷やしたのですが、緩い緩い生地です。
    包丁で切り分けて並べましょう。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 200〜160℃で18分。
    最初の10分弱は200℃で焼きましたが、もう少し低くても良かったかな?

    焼き上がりは兎に角脆いので、しばらくはオーブン庫内に放置。
    少し落ち着いたところで、オーブンペーパーごと網の上に移して冷ましました。

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緩いクッキー生地を休ませている間に、圧力鍋で拵えた豚の角煮。
今までで一番納得のいく角煮が仕上がりました。

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使用したのは、お土産でいただいたこのクラフトビール。
そしていつもは使用しない玉ねぎをどっさり使いました。
お肉はホロホロ、脂部分もトロトロで、パサつきなど何処にもありません。
格段に美味しい。

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  1. 豚バラブロックは室温に戻し、キッチンペーパーでしっかりと水気を抑えてから大ぶりに切ります。
    油をひかずに全面をしっかりと焼き付けてから、更にキッチンペーパーでしっかり脂を抑えましょう。

    圧力鍋に移し、ビールを注ぎます。
    冷凍しておいたネギの青い部分、薄切り生姜、そして今回初めて加えてみたたっぷりの薄切り玉ねぎ。
    甘酢をほんの大さじ3ほど加えたら、加圧すること15分。

    ビールの炭酸が怖いので、蓋を開けたまましばらく加熱して気持ちだけでも炭酸を飛ばしてから加圧しました。

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  2. 圧が抜けたらいちど蓋を開け、お醤油・オイスターソース等を加えます。
    冷凍しておいた里芋や銀杏、冬瓜なども加え、再度加圧すること2分間。

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    後は追加で煮込むなり、ここでストップするなりお好みで。





しっとりホロホロな角煮、今度は炭酸水+たっぷりの玉ねぎで試してみましょうか。
常備してある材料で拵えなければ意味ありませんものね。

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朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・薄切り玉ねぎの組み合わせ。

主食は鴨蕎麦・・・ならぬ鴨うどん・・・も変更となり、豚角煮うどんと相成りました。
これが抜群に美味しい。

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そうは言っても少しきになっていた市販の燻製鴨。
この角煮ならば安心して食べられるもの、常備してある材料で気楽に作る角煮を目指しているのです。




ついでなので、先週末の金曜日、大腸がん手術をうけた実母のお見舞いやらで備忘録出来なかった当日の朝食。
イオンさんの生姜煮イワシが在庫切れとなり、それに伴い我が家の在庫も残りわずかです。

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週明け月曜日、昨日のお弁当。

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そしてその日の朝食。
アジのひらきがこれで最後になりました。
在庫の塩サバがなくなったら、アジに置換される予定です。

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さて。
大量のロールドオーツのお片付けメニューでも考えましょうね。

今宵は角煮で熱燗かしら。
それともゆったり湯船コースかしら。

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2025年01月16日

スパイス効かせました 〜 もっちり米粉丸パン

近づく週末に心躍る木曜日、今週も米粉パンを焼きましたよ。

あれこれ試しては項垂れることも多い米粉パン作りですが、最近はシンプルな米粉パンを焼くことが増えました。
今朝焼いたのは、シンプルな米粉丸パン・・・
のように見えますが、米粉生地にたっぷりとスパイスを混ぜ込んでちょっと冒険。

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切り込みの縁などはカリッとした焼き上がり。
全体的には米粉パンらしいもっちり食感です。

ここにカロンジ・アジョワンシード、ついでに少し残っていた『ワカモレミックス』・・・
個性の強いスパイスが割り込んできたイメージでしょうか。

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近頃、トルコ料理やインド料理、パキスタン料理等に再加熱しております主人。
いちどは多少な諍いも引き起こすほど、彼の興味をつかんで離しません。
半ば私もヤケになって、意味なくスパイスを乱用している・・・

これが今週のパンの背景である・・・って、これっぽっちも主人は気づいていないでしょうね。

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◆材料(4つ分)

◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 53g
  • 豆乳 ホエーと合わせて120g計量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g


 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g


 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g
  • カロンジ・アジョワンシード・ワカモレスパイスミックス 各適量

  • こめ油 10g
  • サイリウム 5g


  • 成形時・仕上げ用のこめ油 適量





◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーと豆乳を合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。

  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩・スパイスをボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動に切り替えてしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストとこめ油も加えて撹拌を続けましょう。

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  4. 滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて軽く混ぜ込みます。
    ラップをして10分休ませましょう。

    成形するには緩い生地が、10分置くことでパン生地らしくなります。

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  5. 両手とカードに極薄くこめ油をぬり、生地を軽く捏ねてからまとめて4分割します。
    それぞれツルっと丸めて並べましょう。

    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能40℃で20分。

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  6. 刷毛で極々薄く表面にこめ油をぬります。
    切り込みを入れ、内側にもこめ油を少し垂らしておきましょう。

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    霧吹きでお水を吹き、予熱したオーブン庫内へ移します。
    設定温度 220℃で15分。

    うん、なかなかの器量良し。

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スパイス香る米粉パンには、スパイス香るスープを添えましょう。
これが私からの精一杯の皮肉とは、絶対に主人は気づいてくれなさそうですが。

スパイスと挽き割りムングダル、鶏のスープストック、そして水切りヨーグルト使用のスープです。

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  1. クミン・カスリメティ・ブラウンマスタード・ブラックペッパー・カルダモン・クローブ等々、一部のスパイスはつぶして炒め合わせ、油にしっかりと香りを移します。

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  2. 玉ねぎ・ニンニク・生姜も加えて炒め合わせたら、スープストックを注ぎます。
    さっと洗ったムングダルも加え、しばらく蓋をして加熱しましょう。

  3. ムングダルが十分にやわらかくなったら、冷凍してあった冬瓜も加えます。
    冬瓜がやわらかくなったら、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・ターメリック・カイエンペッパーを加えてひと煮たち。

    スープストックに十分お塩を効かせてあるので、お塩は加えずに仕上げます。

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  4. 最後に豆乳を加えて木綿豆腐を崩し入れます。
    沸騰直前で火を止めて、スープジャーに移しましょう。

    水切りヨーグルト・ほぐした茹で鶏・クコの実をトッピングして出来上がり。

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『ちょっと塩味が淡かったけれど、それもトルコ料理っぽくって良いね』
ご機嫌な主人からのメッセージでした。

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朝食です。

木曜日は塩サバの日。
主食はちょっと楽をして冷凍ご飯にするのが常なのですが、今朝はしっかりご飯を炊きました。
そして届いたばかりの平飼い岡崎おうはんの卵で卵かけご飯。

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今朝炊いたご飯、実はフグのひれを一緒に炊き込んであります。

日比野さんのおせち料理にいつも添えられるフグひれ。
ひれ酒を楽しむ方には実に素敵なプレゼントなのですが、我が家ではふたりともさほどひれ酒に魅力を感じないのです。

とは言え日比野さんからのフグひれですからね、無下に扱うのも気が引けます。
こうしてお米と一緒に炊き込むことが多いのですが、今年はちょこっとかじってみました。

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・・・あれ?美味しい。
フグのひれ、抜群に美味しい。
カリッカリに焼いてあって、ちょっと強めのお塩、これは日比野さんの腕だから成せる業なのか、それともフグひれとはどれもこんなに美味しいものなのか・・・

来年からフグひれがひとつのお楽しみになるかもしれません。


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2025年01月15日

オートミールライスバーガー 〜 しっとり茹で鶏とヨーグルトソース編

早朝、昨晩は見られなかった今年最初の満月、ウルフムーンが雲の合間からほんの一瞬その姿を見せてくれました。

起床時の室内も、以前よりずっと明るくなってきた昨今。
寒さひとしおの1月も前半、季節の移り変わりをささやかに実感致しております。

今朝は久しぶりにオートミールライスバーガーを拵えましたよ。

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色合い地味なライスバーガー。

今朝狙いを定めた食材は、市販の瓶詰ピクルス。
そろそろ使い切ってしまいたいピクルスを手に、さてどうしたものかと考えた結果のオートミールライスバーガーです。

その脇をかためたのは黒米。
いつも黒米を炊いて冷凍してあるのですが、昨晩、冷凍してある分が切れていることに気づきました。
ひと晩しっかりと吸水させた黒米が炊きあがったときのこの艶やかな姿、毎度毎度気分が盛り上がるのです。

ひと晩吸水させた1.5合分のお水を水切りし、2合強のお水を合わせてお塩をひとつまみ。
煮たててざっと全体を混ぜたら蓋をし、弱火で30分、10分ほど蒸らします。

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多くは冷凍し、鍋にちょこっと残った黒米にオートミールを合わせてオートミールライスバンズに。
ピクルスは刻んで、水切りしてある豆乳ヨーグルトに合わせます。
どうせならば、醤油漬けにしてある刻みネギも今日でおしまいにしていまいましょうか。

鶏ささみの茹で鶏もチャチャっと準備してフィリングにしましょうか。
主人好みの、ですがとっても材料は私好みなオートミールライスバーガーに仕上がりましたよ。

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オートミールライスバーガーには全く関係ないのですが、冷蔵庫にあった『金柑』をお酢とお砂糖で煮てみました。

甘露煮が定番でもある金柑ですが、出来るだけお砂糖の使用は控えたい昨今。
ふと見かけたレシピ、お酢お砂糖で煮た金柑が艶やかで美味しそうだったので早速実践。





イオンさんに届けていただいた金柑はひとパック、約250gほどでした。
へたを取り除き、綺麗に洗ってひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。

しっかり水気をふき取ってから全体を軽く爪楊枝で突いてストウブに。
お酢 40g・てんさい糖 80gを合わせ、蓋をして中火で煮たてます。
お砂糖がしっかり溶けたことを確認し、ぴったりと蓋をして弱火で10分。

ちょっとシワが寄ってしまいましたが、種まで食べられる(主人は残していましたが)程よい甘味の金柑が煮あがりました。

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金柑を仕上げたところでオートミールライスバーガーの備忘録。

  1. オートミールは30g(ロールドオーツとクイックオーツを各15gずつ)
    蕎麦の実も10g加え、お水を85g。
    耐熱ボールに合わせてふわりとラップをし、600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

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  2. ふっくら膨らんだオートミールを炊き立ての黒米に合わせ、目玉焼きリングで成形します。
    醤油漬けにしたネギをたっぷり乗せ、オーブントースターでさっと焼きましょう。

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  3. ヨーグルトソースの準備をします。

    豆乳ヨーグルトはしっかりと水切りしてあります。
    刻んだピクルス・ゆで卵・金柑の甘酢煮・ナツメグパウダー・お塩等々合わせてよく混ぜるだけ。

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  4. 鶏ささみの茹で鶏は手間いらず。

    お湯を沸かし、お酒を多めに加えてお塩を適量。
    再度煮立ったところに、予め室温に戻しておいた鶏ささみを1本ずつ加えます。

    再度煮たてたところでぴったりと蓋をして火を止め、そのまま20分以上放置するだけ。
    粗熱が取れたら、筋を除きながら粗くほぐします。
    これで準備完了。

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  5. オートミールライスバンズの上にヨーグルトソースをたっぷり。
    茹で鶏もたっぷり重ね、ワックスペーパーでふわりと包んで出来上がり。

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お豆腐のポタージュを拵えました。
やはりホッとするのです、この季節のスープジャーには。

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  1. 玉ねぎ・ニンニクをバターでじっくり炒めたら、火を止めて木綿豆腐・豆乳を加えます。
    バーミックスで滑らかに撹拌しましょう。

  2. 再度弱火でゆっくり加熱しながら、薄切りにしたマッシュルーム・冷凍おくらやむきあさり等を加えてひと煮たち。
    少し余ったネギの醤油漬けで味付けをしましょうか。

    スープジャーに移して白ごまをひねります。

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地味なオートミールライスバーガーでしたが、主人はとてもお気に召したようです。

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朝食です。
もちろん主食は鶏粥。
水曜日のお魚は金太郎イワシです。

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大腸がん手術を終え、今週末に早くも退院予定の母。

Googlemeetでの会話も少しずつ慣れてきたようで、先ほど『暇だから』とカメラ電話をかけてきました。
主人がすぐに見られるようにしておいた・・・ん?誰だっけ、あ、そうそう、山内惠介氏の動画にも飽きたのか、最近は郷ひろみを見ているとか。

病院の食事が味気ないとグチる母。
特に主食のお粥が気に入らないご様子。

・・・主人は満面の笑みで朝の炊粥を頬張っていますけどね。

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posted by しんさん at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | オートミールを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする