米粉シフォンケーキを焼きました。
課題である『メレンゲの大穴』は未だ解決には至っておりませんが、随分と目立たなくはなったかな、と。
一時的な改善ではありましょうが、それでも嬉しいものです。
![10IMG_20241202_00004.png](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/10IMG_20241202_00004.png)
米粉生地に混ぜ込んだのは、焼き芋。
前回、前々回と『ぽんがる有機農園』さんから届いた紅はるか。
最初に届いた紅はるかで焼き芋を拵えてみたところ、首を傾げるほど甘くない。
これは追熟不足だと、1ヵ月近く待ってから焼き芋にしてみました。
ホイルで包み、オーブン 160℃で先ずは1時間、そのままオーブン庫内で1時間半放置したあと、さらに160℃で1時間。
これだけ加熱したのだから、加熱不足ということはないと思うのですが・・・
今回もやはり甘くない。
上手く言えば、ホコホコとした栗のような食感なのだけど焼き芋の甘さではない、といったところ。
![10IMG_20241202_00006.png](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/10IMG_20241202_00006.png)
皮付きのまま切って冷凍しておいたこの焼き芋。
メープルシロップの甘さにちょっと手伝ってもらい、いつもより少し米粉の量を減らして、そしてさつま芋の存在感を出来るだけ目立たせようとバニラビーンズやシナモンは使わない。
こうして焼きあがった焼き芋米粉シフォンケーキ、あら、美味しい。
なんて言うのか、さつま芋のあのちょっとザラっとした食感も風味もしっかり楽しめますよ。
![10IMG_20241202_00002.png](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/10IMG_20241202_00002.png)
◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)
- 卵 3個
- 焼き芋(皮付きのまま冷凍しておいたもの) 90g
- メープルシロップ 30g
◇メレンゲ用 - お塩 ひとつまみ
- てんさい糖 15g
◇米粉生地 - こめ油 30g
- オーツミルク 50g
- 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 70g
◆作り方
- 焼き芋は昨日のうちに冷凍庫から冷蔵庫に移し、自然解凍しておきました。
メープルシロップを加え、フォークで軽くつぶした後、バーミックスで撹拌しておきます。
信頼しております『ぽんがる有機農園』さんのさつま芋ですので皮ごと。 - 卵を卵白と卵黄に分けます。
卵黄は1のさつま芋と合わせておき、先ずはメレンゲから泡立てます。
よく冷えた状態の卵白にお塩をほんのひとつまみ。
軽く泡立てたところで、分量のてんさい糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと撹拌します。
ユルッとお辞儀するくらいになったら泡立てストップ。
出番まで冷蔵庫へ。 - 卵黄とさつま芋のボールに、こめ油を加えて泡だて器で撹拌します。
この順番ならば、泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま使って平気。
とろりとしてきたらオーツミルクも加えて混ぜ合わせましょう。
米粉も加え、しっかりと撹拌します。 - 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、卵黄生地と合わせていきましょう。
先ずはメレンゲをひとすくい、卵黄生地に加えて泡だて器で混ぜ込みます。
次いでもうひとすくい、今度はスパチュラに持ち替えて底からすくうように、メレンゲをつぶさないように混ぜ込みましょう。
最後にメレンゲのボールに戻し入れ、スパチュラでメレンゲのふわふわ感を残すよう、ですが大穴対策で混ぜ不足がないよう混ぜ込みます。 - 型には予め芯部分にオーブンシートを巻き付けてあります。
高い位置から生地を流し入れ、竹串でくるくるっと全体を混ぜて慣らしましょう。
予熱したオーブン庫内へ移し、最初の20分は170℃、その後160℃で20分、計40分焼きます。
焼きあがったらすぐに逆さにして冷まし、完全に冷めてから型抜きします。
小さくなったとは言え、穴はしっかりと見受けられます。
でも美味しい。
![table_s10.gif](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/2018-12-25T14:32:16-433f4.gif)
少し残った蓮根がありましたので、今回はちょっと洋風寄りに。
水切りヨーグルトとペコリーノロマーノを合わせ、人参、金柑、ピクルス、さっと湯がいた蓮根を和えました。
少し残った分は、金柑の代わりに柿を加えて。
水切りヨーグルトとペコリーノロマーノを合わせ、人参、金柑、ピクルス、さっと湯がいた蓮根を和えました。
少し残った分は、金柑の代わりに柿を加えて。
今宵のワインに合いそうです。
あ、今日はお酒お休みの日だっけ。
![10IMG_20241202_00005.png](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/10IMG_20241202_00005.png)
- 蓮根は皮をむいて薄切りにし、酢水にさっと晒します。
お酢とお塩を加えた熱湯でさっと湯がいてざるにとっておきましょう。 - 人参は薄切りに。
お塩を軽く揉み込んでしんなりさせ、水切りヨーグルト・粉砕したペコリーノロマーノ、ピクルス、種を除いて輪切りにした金柑・ほんのり甘いピカンナッツを加えて和えます。 - 冷ました蓮根と隠し味の柚子胡椒、丁寧に和えれば出来上がり。
金柑も良いけれど、この蓮根サラダには柿がより合うと思うのです。
ヨーグルトと柿の相性って最高じゃないですか。
そして何より、ん?な焼き芋の救出メニューが成立してホッ。
![10IMG_20241202_00001.png](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/10IMG_20241202_00001.png)
![table_s10.gif](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/2018-12-25T14:32:16-433f4.gif)
朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖、アボカド、薄切り玉ねぎに香酢の組み合わせ。
主食は焼きねぎをたっぷり従えた温かな鴨蕎麦ですよ。
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まだ発酵はしていませんが、朝の納豆に自家製キムチが添えられる時期と相成りました。
![mono45.gif](https://shintakenaka.up.seesaa.net/image/mono45.gif)