今回の旅は何かと積極的ですよ。
2日目のタイ・クッキング教室に引き続き、3日目はルア・ハーンヤーオ と呼ばれる細長いボートをチャーターしていざ観光。
ホテルの船着き場から出発し、ばたばたと騒々しいルア・ハーンヤーオ に乗ってチャオプラヤ川を上ります。 チャオプラヤ川からのバンコクの日常を垣間見ることが出来ましたよ。
チャオプラヤ川が表通りならば、いわゆるそのわき道・・・川幅の細い細い裏道をずんずんルア・ハーンヤーオが進みます。それぞれのお宅のポストが水辺に面して設置されていますよ。
スクーターの代わりのようにボートでお買い物中のお婆さん。
日曜日ってこともあって、みんなのんびり。犬ものんびりだらだら。
ナマズ系かしら。妙にむちむちと太った魚ですこと。多すぎてちと怖い。考えたら、救命具もなーんもなしだものね。
他の場所では泳いでいる子も。近所の境川で泳いでいた私の昭和時代を思い出すわ。
木にぶら下がったクマさんのぬいぐるみとか、犬小屋の上に座るお人形さんとか・・・
ごめんね、ちょっとだけ日常生活を覗き見させちゃったりしちゃってね。
でも、今回は今まで知らなかったバンコクがてんこ盛りの感。
やや船酔い気味の主人にはお気の毒だったけれどね。
観光も折り返しにかかり、チャオプラヤ川から臨む暁の寺院。
うん、次回は実際に登ってみるのも良いかもね。観光嫌いの私にちょっとした変化。
ルア・ハーンヤーオの運転手さん、ホテルの船着き場に向けて猛ダッシュ。
・・・って、あら?なぜこんなところで船を停めるの?
あのー、船流されてるんですけど・・・おじさん、エンジン切らないでくれる?ほらほら、ぶつかってるって。ほらほら、主人船酔いでぐったりだってば。そろそろ船着き場に・・・
聞くつもりもありませんし、気もおきません。おじちゃん、任務放棄です。
とにかくお仲間のボートが我々のボートに横付け。
チャオプラヤ川の上でボートからボートへひらりと乗り移ります。
うひょ、ダイ・ハードみたい。牛若丸みたい。ちょっと楽しい。
川風にあおられ、最初の巻き髪は原形もなにもとどめておりません。
ぼさぼさ落ち武者のようなヘアスタイルで、なんとかオリエンタルの船着き場に到着。
良いぞ、バンコクの男たち。そのいい加減さが良いぞ。嫌いじゃぁない。