2017年03月23日

オリエンタル バンコク 2017 〜 タイクッキングスクール

オリエンタル バンコクに宿泊するようになって、何年目ぐらいからだったかしら。
それまではスパに半日費やしておりましたが、ふとお料理教室に参加してみようということになりました。
そうそう、初めての参加はこの時 ⇒ 2012年06月30日 ☆彡

今回で4回目となります “オリエンタル タイクッキングスクール” 。
インストラクターは初回こそ別の方でしたが、それ以降はずっとNarain Kiattiyotcharoen氏。
勢いのあるトークが楽しいナライン氏、彼の動画を見つけましたので、張っておきます。

今回は土曜日の参加ということで、週末限定のサービスも。
お料理開始前、ナライン氏とBang Rak Market (バーンラック市場) まで足を延ばし、活き活きとしたタイ食材の説明を聞きます。

汗だくで食材の説明をして下さるNarain氏。
他国の食材を巡るお散歩ってなんて楽しいのかしら。
さ、冷房のしっかり効いたお部屋に戻り、いよいよタイ料理教室の始まりです。










いつも通り、デザートを含めた4品を習います。今回のメニューは次の通り。

1.Grilled pumpkin with curried sauce
2.Fried tofu with pork and vegetable sauce
3.Sweet and sour fish soup with ginger
4.Sweet dumplings with coconut and sesame seeds

140周年を迎えたオリエンタル バンコクですが、お料理教室の歴史も長いそうです。
ホテルが主催するお料理教室がまだまだ稀だった頃から始まり、今年で30年になるとか。

オリエンタルホテルのお料理教室は、スキルというよりタイの文化に親しんでもらおうというのが趣意。
タイの食材について、実践前にじっくり学びます。

流石に4度目ともなれば、前回は聞き逃してしまった説明も理解出来るようになります。
もっと英語のスキルも身につけないとね。





毎回登場するこの木製のウサギさん。
タイ食材と言えばココナッツ、半分に割ったココナッツの内側の白い果肉を削る道具です。

この上に腰掛けて、ウサギさんの口元にあるノコギリのようなギザギザで果肉を削ります。
このいわゆる “ココナッツ削り器” 、姿通り “ウサギさん” なんて可愛らしい呼び名がついているそう。
・・・タイ語で何って呼ばれているのかは存じませんけどね。

ちなみに、日本の皮むき器のような手で持って削るタイプは “猫の手” と言うんですって。
実は私、このウサギさんが欲しくて仕方がありません。
使い込まれて艶々になった木製の道具って、魅力的ではございませんこと?










一品ずつ実践の始まりです。
今回の参加者は4名、その中のおひとりはキュートな日本人女性。
ブラジルからお越しの紳士は、奥さまとお嬢さんに勧められておひとりでご参加だとか。

ちらりと拝見致しました奥さまとお嬢さん。
お嬢さんは日本でシャネルのモデルをしていたこともあるとかで、美女中の美女でいらっしゃいました。





ひき肉を楽しそうに炒める五十路目前女の図・・・
あまりに楽しそうでしたので、ちょっと小さ目な画像で載せてみました。






そしてめでたくcertification授与。
お土産のトートバッグとエプロンもこれでいくつ溜まったのかしら。
どなたかご所望の方、お譲り致します。











実践終了後は、場所を同じ敷地内のSala Rim Naam (サラ・リム・ナーム) に移動してランチタイム。
綺麗に盛り付けられた4品を参加者4人で頂きます。

このタイクッキングスクールの醍醐味は、自分たちで拵えたお料理を頂きながらの参加者同士のお喋りだと思っております。

ブラジルからお越しの紳士、その経歴が凄い。
南米大陸をRV車で縦断し、その後アメリカに渡ってアメリカもRV車で縦断。
テキサス在住を経て、近々サンパウロのウバトゥバに戻るとか。
ウバトゥバに来るなら連絡なさい、部屋はいくらでもあるから住まわせてあげるよ、と。
・・・うわぁ、この人、お金持ちだぁ!

お金持ちの紳士の奥さまに記念写真をお願い致しました。
ちょっとMr.、スープ飲んでいないでカメラ目線お願いしますよ。
Mr.、苦手なお魚の皮を克服中。










のんびりとランチを楽しみ、お部屋に戻って参りました。
土曜日のバンコクは天気予報に反して良いお天気です。
ちょっと暗めにしたお部屋からは、目前のチャオプラヤ川が眩しく感じます。

バンコク2日目、タイクッキングスクールはこれにて終了。
お部屋の写真もたくさん撮って参りましたもの、明日はお部屋を備忘録。

posted by しんさん at 15:35 | Comment(0) | マンダリン オリエンタル バンコク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

オリエンタル バンコク 2017 〜 初日のディナーはBaan Khanitha by the River

久しぶりのバンコク、久しぶりのオリエンタルホテル。
飛行機は相当遅れたものの、無事バンコクに上陸致しました。
道中の交通渋滞はいつものことですが、これが金曜日の夕方となると凄まじいものがあります。

旅行中、ディナーの予定だけはきっちり押さえる主人ですので、当然当日のディナーも予約済み。
この渋滞では、ホテルのチェックインを済ませてギリギリ間に合うか間に合わないかといったところ。

ですがそこは流石のオリエンタル バンコク。
目指すBaan Khanitha by the River (バーン カニタ) までタクシーで行っては完全にアウト。
ホテルの船を使い、アジアティーク行きのシャトルボートの船着き場まではちょちょいのちょい。
シャトルボートを降りたすぐ目の前がバーンカニタなので、大丈夫、間に合いますよ、と。
しかも念のためお店に電話を入れておいてくれるというきめの細かさ。

時間がなくて着替えられなかったのは残念ですが、遅刻することもなさそうで余裕のボート待ち。
お化粧直しを施されたオーサーズ・ウィング、外見はほとんどそのままでちょっと安心。





そして安心したのも束の間。
アジアティーク行きのシャトルボートに乗ろうとお財布を出した主人。
お財布の中身は日本円と極々僅かなバーツのみ。
チップ分だけお財布に入れて、残りのバーツはホテルのセイフティボックスの中・・・ちょいとちょいと。
マネーエクスチェンジも開いていないし、もちろんカードなんて使える筈もございません。

結局、通りすがりのタイ人男性が、レート3.3で千円分交換してくれて無事シャトルボートに乗船。
無事Baan Khanitha by the Riverに到着し、ウェルカムドリンクを頂くことが出来ました。

こらっ、主人。
笑っていないで反省なさい。










Baan Khanitha by the Riverが保有するクルーズ船の到着を待って船着き場へ。
金曜日のアジアティークは噂以上の賑わいです。

Baan Khanitha Cruise、いよいよチャオプラヤ川 ディナークルーズの始まりですよ。
流石バーンカニタさん、立派なクルーザーです。

入口でジャスミンのプアン・マーライを頂き、いちばん後部の席に通されます。
ちょっとしたバーカウンターもあって、クルーザーの中はレストランに引けを取らない快適な空間。
夜のチャオプラヤ川、これだけバンコクを訪れているというのにクルージングは初めてです。

バーン カニタのウサギさんのおしぼりはクルーザーの中でも。

かわいい。










クルーザーの中とは言え、お料理は本格的です。
客席の階下がキッチンになっていて、お料理は船の中。
Bann Khanitha by the River、自慢のクルーザー、自慢のお料理です。

アペリティフは Yam Som O ( ポメローとエビ、チキンのピリ辛サラダ) 、Tod Mun Goong (シュリンプケーキといったところかしら)、Chor Mwuang (鶏ひき肉の詰まった蒸し団子といったところ)、 Poh Pia Tod (揚げ春巻き) なんて可愛らしいの。

もちろんお料理はすべて防腐剤等を使わないノンケミカルなものばかり。
野菜やお米も契約した農場からのものだけを使用する徹底ぶりです。
シャーベットが派手な演出で運ばれてきましたよ。

夜のワット・アルン (暁の寺) 、なんて幻想的。
そうね、そのうちには足を運びたい場所のひとつね。
歴史をしっかりお勉強したら、そのうちお邪魔致しましょう。

これぞタイ料理といった佇まい、Tom Yam Kung Nang、川海老とタイハーブのスープ。
そうそう、これこれ、これでなくっちゃ。

The Rama 8 Bridge (ラマ8世橋 ) がクルージングの折り返し地点。

お料理はメインに。

Goong Ayudhaya Pow Rouy Khai Goong、立派な川海老のローストです。
濃厚な海老味噌、船上のお料理だと期待をしていなかった私たちが悪ぅございました。
美味しい。

Gang Pedd Ped Yang Angun in Pumpkin、カボチャの器に盛られているのは、ローストダッグのレッドカレー。

チンゲン菜とエリンギのオイスターソースソテー。
そしてご飯は2種類、ジャスミンライスとブラウンGABAライス。
GABAライスが断然お気に入り。

そしてデザートはもちろんカオニャオマムアン。
ココナッツアイスクリームも一緒になんて、カニタさん、なんて素敵。

オリエンタル ホテルが見えてきました。
クルージングもそろそろ終盤。

ちょっと悪人顔のゾウさんカップ。
お茶に添えられたお菓子が可愛らしくて。
米粉とパンプキンパウダーを使ったプチフィール、ちょっと和菓子みたいな味わいです。

エグゼクティブ・シェフのポンさん。
聞くと、神戸で2年間程お料理の修行をこなしていらっしゃったとか。
それも含め、とっても日本贔屓のフレンドリーな方。

アジアティークの観覧車が見えてきました。
ディナークルーズもお開きです。

そうそう、バーン カニタって 『カニタさんのお家』 って意味なんですって。
“You are what you eat!”
ノンケミカル等、食材へのこだわりはカニタさんのポリシーなのね。










乗船時間ぎりぎりに到着したので、ゆっくりアジアティークを見て回る時間もありませんでした。
帰りはゆっくり大通りまで歩いて、道中アジアティーク巡りを楽しみましょう。

遅刻しそうになったり、バーツを忘れたり、トラブルもありましたがそれもまた楽し。
バンコク初日、まだまだ楽しい旅は続くのであります。

posted by しんさん at 15:17 | Comment(0) | マンダリン オリエンタル バンコク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

オリエンタル バンコク 2017 / タイ航空 〜 バンコク上陸

ここ数年、ヨーロッパやアメリカに横恋慕致しておりましたが、久しぶりに今年はバンコクです。

開業140周年を記念し、大規模リノベーション工事を行っておりましたオリエンタルバンコク。
ホテルのメインダイニング Le Normandie (ル・ノルマンディー) までをもしばらく休業し、オーサーズウィングとガーデンウィングの改装を終えた今こそ、いざ一路オリエンタル バンコクへ。

フライト事情もぐっと便利になりました。
早朝や真夜中の便が嫌でトランジットを選択致しておりましたが、行きはセントレアを午前11時発、帰りはバンコクを午前10時45分発、直行便でこの時間帯は嬉しい。

しかもセントレアではなかなかお目にかかることのないこの機種。
今回のオリエンタル バンコクの旅、この後も何かと幸運に恵まれることとなるのです。





ウェルカムドリンクはもちろんSINGHA BEER (シンハー ビール )。

朝食抜きのお腹に機内食は重要です。
迷うことなくタイ料理を選びます。

スパイシーシーフードサラダ
チキンのトムヤムスープ
ポークパネンカレー
切り干し大根と卵の炒め物
ジャスミン米

困ったものです、主人、ジャスミンライスをひと粒とて残さず完食。
今から待ち受けるタイ料理の誘惑は相当なものですよ。

とは言え、私もデザートのアイスクリーム。
色鮮やかなゼリーについ、ね。





直行便は本当に気が楽。
お腹も満たされ、映画を見ている間にストレスもなくスワンナブーム国際空港に到着。
時間つぶしに持ち込んだヘッドフォンも本も出る幕なし。
いつも通りバンコク上陸を記念し、お迎えの車と一枚。

空港には高級車が溢れておりました。

初めてバンコクを訪れ初めてオリエンタル バンコクに宿泊し、今年でちょうど10年目。
パスポートの更新を控えておりますが、バンコクに始まりバンコクに終わった旅行記です。
初めてバンコクを目の当たりにした際、私の眼を驚かせた土埃舞う道中は今やほぼ存在しません。





そんな記念すべき今回節目ともなるオリエンタル バンコクの旅。
主人が選んだお部屋は、もちろんリノベーション工事を終えたばかりのガーデンスイートです。
荷物の後片付けをこなしながら、少しずつ備忘録と参りましょう。

posted by しんさん at 14:32 | Comment(2) | マンダリン オリエンタル バンコク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

オリエンタル バンコク、今回も楽しい旅でした

来る度に益々の経済発展を感じさせるバンコク。
年々増えるばかりの高層ビルを見れば、経済に疎い私でもその変化にはただあんぐりしてしまふ。

もちろんその裏には、私達からは見えない様々な状況が潜んでいることではありましょう。
それでも活力に満ちた今のバンコク、好きだな。

朝食を軽く済ませ、主人とお部屋内の忘れ物チェック・・・毎度毎度ちょっと寂しい。
空港までの送迎車の前で、いつもの記念写真。

いつもお世話になっております、日本人スタッフの石川さん。
ごめんなさい、無理を申してお写真一緒に加わっていただきました。

今年、主人は旅行に情熱を注いでいるようでございます。
年末のプーケット・・・そして間髪入れずの今回・・・次は7月にまた計画しているらしい。

そんなことを言っておりましたら、たった今主人から電話がありました。
あ・・・そぉですか・・・8月の京都を予約なさいましたか。
何度も申し上げます、私は出不精。

楽しかったオリエンタルバンコクの旅、今回も無事に終了致しました。
posted by しんさん at 23:11 | Comment(0) | マンダリン オリエンタル バンコク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オリエンタル バンコクの旅、最終日の夜です

今回、いつもよりちょっと短い忙しいオリエンタル バンコクの旅。
来る度、今回の旅がいちばん楽しいと思えるのは、やはりオリエンタルホテルのおかげでしょう。

明日は日本に帰ります。
最終日の夜は、もちろんホテルのメインダイニング “ル・ノルマンディー” へ。

白を基調としたオーサーズラウンジ横を通り抜け、エレベーターの前で記念写真。
昨日のロブションではギラギラとした帯を選んでみましたが、今回は白っぽくさらりと・・・

主人はもちろん気付いてはくれませんけどね、自己満足です。
バンブーバーでカクテルをいっぱい頂いてから、ゆったりしたスタートです。










多々見受けられます、写真のお見苦しい点はご愛嬌。










シェフは前回お邪魔した時と同じアーノルド氏。
以前はどちらかと言うと雰囲気だけを楽しんでおりましたきらいがありましたが、あれ?美味しい。
バンコク全体が変わりつつある気がするのは、きっと私の気のせいだけではありますまい。

シーバスも乳飲み仔羊も美味しくて、ついついスタッフの方とのお話も盛り上がってしまいます。
デザートは急きょクレープシュゼットに変更していただく・・・

『クレープシュゼットと言えば僕なのに・・・』
クレープシュゼット好きの主人は怒り心頭。
今まで食べたクレープシュゼットの中で、いちばんを差し上げます。
主人の悔しがる顔も良いスパイスってことかしら・・・でも、本当に美味しかった。

以前いらっしゃたソムリエさんが他店に移り、その後任を一手に引き受ける形のバニヤット氏。
お勧め下さったムルソーも会話も気配りもパーフェクトでありました。
今後が楽しみな若いソムリエさんです。

月曜日の夜。
週末ほどの賑わいは見られぬとは言え、バンコクの夜は華やかです。
posted by しんさん at 01:52 | Comment(0) | マンダリン オリエンタル バンコク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする