2013年10月16日

アボカド・エビ・弘法芋のピタパンサンド

台風第26号の影響で、幸い被害はなかったこの辺りでもいまだに強風が続いています。
今朝は凄まじい強風の音で目が覚めました。

いつもより1時間も早い目覚めに、ちょっとピタパンでも焼いてみようかな・・・そんな気になりました。

そして本当に焼いてみました、全粒紛入りのピタパン。

本日のお弁当は、ピタパンサンドです。
もちっとした食感が特徴の根尾野菜 “弘法芋” ・アボカド・彩り鮮やかなエビをフィリングに。
この下にはクレソンがぎゅぎゅっと詰まっております。

実に実に私好みのフィリング、私好みのピタパンサンドです。
むちっとした皮付き弘法芋、こんなお料理方法もありなのね。根尾の叔母にも食べさせてあげたい!





ピタパンの作り方は実にシンプル。
お湯を沸かす必要もないので、慣れてしまえば実に手軽なパンのひとつなのではないかしら。

・・・といつか言ってみたい。
以下の分量でピタパン2つ分、ピタパンサンドにして4つ分。
  1. 強力粉 100g・強力粉タイプの全粒紛 50g・お砂糖 小さじ1・お塩 小さじ1/2
    以上を大きめのボールにふるい入れます。粉ふるいを使わずとも、目の細かいザルで十分。
    ここにインスタントドライイースト 小さじ1/2を加え、手でよく混ぜ合わせましょう。
  2. オリーブオイル 15gを1に加え、指先で素早く混ぜ込みます。
    次いでお水 75gを様子を見ながら加え、全体がひとつにまとまるまで捏ね混ぜましょう。

  3. ボールや手に生地がつかなくなったら台に移し、艶ややかになるまで10分ほど捏ねます。
    極々薄く油をぬったボールに生地を移し、倍になるまで発酵させます。

    生地を乾燥させないよう、湿らせた布巾+ラップをかぶせて下さいね。

    やや涼しくなった今日日、 “お湯を張ったボール” に “生地を入れたボールを浮かべる” 等して生地の発酵を手助けしてあげましょう。今朝はこの状態で40分ほどで倍になりました。

  4. フィンガーチェックをしてOKならば次の工程へ。
    ガス抜きして生地を2等分し、丸め直して同じく乾燥防止をして10分間のペンチタイム。

  5. ベンチタイムが終了したら、打ち粉をした台で生地をのばして2次発酵させます。
    この時、生地を傷つけないよう素早くのばすのがポイント。
    めん棒で真ん中から上→真ん中から下へ向かって一息にすっとのばします。

    同じく乾燥防止をして30〜40分おきましょう。
    タイミングを見てオーブンを250度に予熱します。この時鉄板も熱くしておきます。

  6. 発酵完了した生地に霧吹きでお水をひと吹きし、素早く高温のオーブンへ。
    生地がぷっくりとふくらむまで5分ほど焼けば焼き上がりです。

    ・・・ってイマイチふくらみが足りませんでしたけど。
    なんとなく開きたい感は伝わりましたが、中ふわふわでやや心外な焼きあがりでした。
    でもま、無理矢理ピタパンの口をこじ開ければ済む話。






ピタパンの口をこじ開け、仕上げに参りましょう。
  1. エビは殻・尻尾を除いて背ワタをとり、さっと湯通ししてザルにあげておきます。
    弘法芋は皮付きのまま多めのお塩で塩茹でにし、食べやすい大きさに切ります。
    アボカドは皮と種を除き、ひと口大に切っておきます。
  2. オリーブオイルでみじん切りニンニク・フレッシュ鷹の爪をじっくり炒め、香りが立ってきたところで1を加えてさっとソテーします。
    お気に入りのお塩で味付けをし、黒胡椒をたっぷり挽いて粗熱をとっておきましょう。

  3. 種を取って刻んだ塩漬けオリーブ・マヨネーズ・粒マスタード
    以上をよく混ぜ合わせ、口を開いたピタパンの内側にたっぷりとぬります。

    しっかりと水を切ったクレソンをたっぷりと詰めた後、2をもりもり詰めれば出来上がり。
    ねっとりとした食感で崩れにくい弘法芋、この組み合わせ美味しい!











ピタパンの出来は不本意でしたが、そんなことは気にしません。
台風の被害がなかっただけでもありがたいと思わなきゃ。






涼しくなって、これ以上育たずその命が果てそうな小さな小さなゴーヤたち。
食べてあげましょう。チーズソテーにして食べてあげましょう。
  1. ゴーヤは適当な長さに切り、種とワタを除いて5ミリ強の輪切りにします。
    人参も皮をむいて同じく輪切りに。
  2. 1をビニール袋に移し、パルミジャーノをすり入れます。片栗粉・黒胡椒・お塩少々を加えてふり混ぜ、多めのオリーブオイルでこんがり焼きましょう。
  3. 片面が焼けたら裏返し、ビニール袋に残ったチーズ等を上に回しかけます。
    ぴったりと蓋をしてしばらく蒸し焼きにし、最後にフライパンに残ったチーズをからめるようにして全体をひと混ぜ。

    キッチンペーパーの上に並べてしばらくおき、油をしっかりと切れば出来上がり。






そんなこんなで・・・あれだけ余裕のあった朝だったにも関わらず、スープの時間が怪しくなりました。
こんな時助かるのは、主人が大量買いする缶詰や瓶詰め。
白いんげんの水煮缶・瓶詰めザワークラウトを使って、朝食用・お昼用のスープを一気に。
  • みじん切りニンニク・クミンシードをオリーブオイルで炒め、輪切り人参・塩茹でにした弘法芋加えて炒め合わせます。
    ここに白インゲンの水煮缶を缶汁ごと・ザワークラウトも漬け汁ごと加え、必要ならばスープストックを注ぎ人参がやわらかくなるまで煮れば出来上がり。
    思い立って、冷凍しておいたイノシシ煮込みバーグも入れてみましたよ。

    ザワークラウトの旨味で、他の調味料は殆ど必要なし。器に盛って黒胡椒を挽くだけ。










ザワークラウトの酸味が美味しい具沢山スープ。
スープと言うよりは、野菜の煮物ですね。こりゃ。

弘法芋の肉質がしっかりとしていて・・・
サンドイッチと言いスープと言い、意外な弘法芋の組み合わせを見出した朝でした。

今までえごま和えや山椒和え等しか思いつかなかった弘法芋。
どうして残りわずかになると良いアイデアが思い浮かぶのかしらね。

まだまだ外では強風が吹き荒れております。
台風の被害がこれ以上大きくなりませんように・・・
東北に旅行中の義父・義母、台風の被害なく楽しい旅行を終えますように・・・

posted by しんさん at 16:25 | Comment(0) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

2日間の集中ダイエット 〜 “生春巻き風アボカドサラダ” + “押し麦と黒豆のサラダ”

今週末は11回目の結婚記念日。
久しぶりに名古屋は八事、大好きなリリアーナさんにお邪魔します。そこで主人が可愛い提案。

結婚記念日の写真に、丸々とした姿で写りたくはない・・・と。
土曜日ランチの予約に向け、ささやかなダイエットをしようではないか。

うんうん、よく分かるわよ、その気持ち。
じゃ、今日と明日は集中ダイエットって感じで参りましょうか。

本日のお弁当、主食は春雨。
アボカド・トマト・春雨をライスペーパーでくるりと巻いて、生春巻き風のダイエットサラダ。
あっさり梅干し・柚子胡椒風味です。

どうだ主人。これでどうだ。





  • 春雨は指示通り熱湯で戻して水を切っておきます。トマトは湯むきして種を除き、くし切りに。
    アボカドもくし切りにし、変色防止のため濃い目の塩水にくぐらせて水を切っておきます。
    リンゴの色止めと同じ要領ですね。

    ライスペーパーを戻し、春雨・アボカド・ほぐした梅干し・自家製柚子胡椒を並べます。
    少し巻いたところで、さっと茹でて小口に切ったオクラ・トマトを巻き込みましょう。
    両端を折りたたみ、最後まで巻き切れば出来上がり。

    食べやすい長さに切り分けてお弁当箱へ。










これで太ったら、それはそれで才能だわ・・・
本日は、そんな感じの極めてヘルシーなお弁当に仕上がりましたよ。






お菜は、押し麦と蒸し黒豆のサラダ。
ぷりぷりっとした押し麦が美味しくて・・・大好きな黒豆が愛おしくて・・・想像以上に美味しかった!
  1. まずは押し麦を炊きます。洗ったお米にそのまま炊き込むタイプの押し麦・土鍋使用です。
    押し麦は倍強のお水に20分浸します。
    これを強火にかけ、湯気が立ってきたら弱火にして5分炊きましょう。
    土鍋の蓋を開けず、そのまま20分蒸らせば炊き上がり。

  2. 白胡麻を香ばしく乾煎りし、お好みの加減で擂ります。
    ここに1の押し麦・蒸し黒豆を加えて和え、トマトの種 (はい、生春巻きサラダの産物です) ・出来るだけ細かく刻んだローズマリー・4等分したアンチョビ詰めオリーブ・鬼おろしでおろした人参・オリーブオイル・フルールドセルを加えて和えれば出来上がり。

    押し麦と蒸し黒豆のサラダ、とっても私好みの味。我が家の定番になりそうな美味しさです。






本日のスープは、完熟したゴーヤのポタージュ。
完熟してやや黄色味を帯びたゴーヤは、真夏のような強い苦味はありません。
歳をとってマイルドになったゴーヤを、じゃが芋と一緒にポタージュに。
  • つぶしたニンニク・薄切り玉ねぎを胡麻油でじっくりじっくり炒めます。
    ここに種をワタを除いて薄切りにしたゴーヤを加え、更に軽く炒めます。濃いめにとった鰹だしを注ぎ、薄切りじゃが芋を加えましょう。
    じゃが芋がやわらかくなったら極少量の白味噌を加えて火を止め、牛乳を加えてバーミックスでピュレ状に。必要ならば牛乳でのばしてひと煮立ちさせ、軽く塩胡椒して出来上がり。
    器に盛り、黒胡麻をひねります。











朝食も軽めに参りましょうか。






  • お弁当で残ったトマトとアボカドは、フルールドセルとオリーブオイルでシンプルに。
    アンチョビオリーブの風味と合って、これだけでも十分美味しい。

    本日はお餅を主食に。人参たっぷりのおすまし仕立ての椀で。
    いわしは定番のお魚焼き網でこんがり、刻み玉ねぎたっぷりの納豆も忘れずに。





さぁさ、主人。
ランチデートは土曜日ですよ。2日間限りの集中ダイエット、その効果はいかに・・・

posted by しんさん at 16:34 | Comment(0) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

バジルとレモングラスがたっぷり・・・タイ風 (か?) アボカドカレー

my畑にて、ひとり生えのバジルをたっぷり収穫して参りました。
先日少々落ち込むことがありまして、凹んでおりました私にこの健気なバジルが眩しかったこと・・・
なんてね。

冷凍庫の端っこ。
何だか勿体無くて使い切れていなかった “レモングラス” を見つけましたので、健気なバジルとカレーにしてみましたよ。
レモングラスとバジルのカレー、生姜をきりっと効かせた “タイ風寄りのカレー” に仕上がりましたよ。

いつものようにスパイスは多用せず、バジル・レモングラス・生姜が融合したカレー。

アボカドとカボチャがたっぷりで、どちらかと言うと女性向きのようですが辛味はなかなかのもの。
秋の爽やかな風そよ吹く中、朝からちょっと汗ばんでしまいました。





タイ風カレー。

本来ならば、カレーの基本となるペーストはクロック・ヒン(タイ料理には欠かせない石臼セット) でハーブ・スパイス類を丁寧に丁寧につぶして作ります。←先生が持っているやつです。

でも本日はちょっと横着をしてバーミックスで。
タイクッキングスクールで、フードカッターは絶対ダメ!と教えられましたが・・・ま、ここ日本だしね。
  1. バジル・グリーンチリ (少々赤くなってはおりますが・・・) は適当に刻みます。
    冷凍してあったレモングラスは、凍った状態のままザクザク刻みましょう。
    生姜・ニンニクは包丁の腹でつぶします。
    以上を全てボールに合わせ入れ、ココナッツミルクを適量加えてバーミックスでピュレ状に。

  2. 刻んだセロリ・玉ねぎをお鍋で炒めます。全体が温まってきたら豚挽き肉も加えましょう。
    挽き肉全体が白っぽくなってきたら、1のペーストも加えて炒めます。
    ざく切りにしたトマトも加えて軽く炒め、極少量のナンプラー・お砂糖を加えます。

  3. もうすぐ完成!火を止めてアボカド・カボチャを加えましょう。
    カボチャは予めレンジ加熱し、ザルにひろげて軽く水分をとばしてあります。
    再度火にかけてお塩で味を決め、軽く炒め合わせれば出来上がり。

    アボカドに必要以上火を通したくなかったので、一端火を止めてから加えてみました。





本日はジャスミンライスで。
  • お鍋に多めのお湯を沸騰させ、極少量の油・お塩を加えます。
    ジャスミンライスを優しくさっと洗ってザルにあけ、沸騰したお湯に加えてひと混ぜしましょう。
    強火のまま5分ほどぐらぐらと茹で、お湯を捨ててしっかりと蓋をします。
    5分ほど蒸らせば出来上がり。

    本日は十六雑穀入り。ジャスミンライスを熱湯に加える際、一緒に十六雑穀も加えるだけ。










うーん、なんて簡単な主食なのかしら。
レモングラスがちょっと筋張った感じも致しますが、それほど気にはなりませんよ。

・・・と主人には力技で納得してもらいましょうね。





お菜は簡単な生春巻き風の人参サラダ。
  • 人参は千切りにし、少量のオリーブオイルをまぶしておきます。セロリは細長く切ります。
    霧吹きを使ってライスペーパーを戻し、人参・セロリを芯にして途中まで巻きます。
    バジル・青唐辛子ピクルス・らっきょうの甘酢漬けを配置良く並べて巻き切れば出来上がり。






本日のスープ。
  • 押し麦・ざく切りトマト・セロリをスープストックでことこと煮て、シメジとパプリカを加えます。
    十分に火が通ったら牛乳を加え、軽くひと煮立ちさせて塩胡椒。
    器に盛り、黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。奇をてらわぬ定番のスープ。











主人が楽しみにしているカレーの日。
スパイスを多用するいつものカレーとは違う佇まいに、彼の反応が少々心配でしたが・・・

今日のカレーも合格だったようです。





秋の気配漂う昨今。
先日、今年初めての “新サンマ” を店頭で見かけました。大根と一緒に即購入。
銅のおろし金で丁寧におろした甘い大根おろしを用意し、お魚焼き網でさぁ焼きましたよ!

・・・想像以上に煙がひどくてね。

同じ階の奥さまが、血相変えて我が家のチャイムを押しにいらっしゃいました。
ごめんなさい。
マンションでサンマ、しかも網焼きはご法度でした。

結果我が家にはサンマの臭いだけがしぶとく残り、いまだにどこからともなくサンマの気配が・・・
はい。
私が落ち込んでおりましたのは、このサンマ事件が原因です。
実家の母親に言ったら、目に涙をためて大笑いされました。ちっ。でもサンマ食べたい・・・

posted by しんさん at 15:59 | Comment(4) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月13日

ワカモレ風アボカドサラダのサンドイッチ

週末です。そして3連休です。日中は暑いとは言え、それでも盛夏の暑さとは大違い。
ベランダに転がっていたツクツクボウシの亡骸に、ちょっとシンミリしてしまった・・・感傷的な秋到来?

どうでも良いことなんですが、ツクツクボウシって羽が透き通っていて綺麗なセミなのね。
爆弾セミに恐れを抱くあまり、セミは皆私の敵だと思っておりました。
まぁだからと言って、私が昆虫と和解する日が来ることは永遠にあり得ませんけどね。きっぱり。

さ、流れをいつもに戻しましょう。
本日は3連休の前ということもあって、冷蔵庫の中のお片付けメニュー。
主食は大好きなサンドイッチ。

具沢山過ぎる “ワカモレ風アボカドサラダ” を、軽くトーストしたパンでたっぷりサンドしてみましたよ。

味付けは細かく刻んだ塩昆布。
アボカド+梅干し・アボカド+塩昆布・アボカド+柚子胡椒等々・・・
アボカド+和風の味付けって大好きなんです。

みじん切りにした野菜・その他をアボカドと混ぜるだけ。
すごくすごく簡単で、ご飯にもパンにも合わせちゃう。
はっ!これってもしかしたら立派なB級メニューかしら?

でも良いの。当初の目標でもあった “冷蔵庫のお片付け” が進んだから。





  • アボカドは皮と種を除き、フォークでざっくりつぶします。
    塩昆布は乾いたまな板の上で刻みます。トマトは湯むきし、種を除いて刻みましょう。
    他には・・・玉ねぎ・叔母の甘酢漬けらっきょう・甘酢漬け茎ミョウガ、こんなところかな?
    調味料は、自家製の唐辛子ペースト・自家製の柚子胡椒・少量のおろしニンニクを使用。

    以上を全部全部混ぜ合わせれば、フィリングの出来上がり。
    ・・・どう見てもアボカドが少ないわよね。少な過ぎるわよね。

    食パンを軽くトーストし、クリーム状に練った発酵バターをたっぷりとぬります。
    食パンが冷めたらフィリングをたっぷりと挟み、きっちりとラップで包んで軽く重石をしてしばらくおきましょう。パンとフィリングがなじんだらラップごと切り分けます。

    ラップを除き、ぴったりとセロファンで包んでお弁当バッグへ。

    甘酢漬けのらっきょうや茎ミョウガのおかげなのか・・・
    ぴったりとセロファンを密着させるおかげなのか・・・
    兎にも角にも、アボカドの変色は全く気になりませんよ。











主食のサンドイッチが食べ応え十分なので、本日のお弁当はお菜を控えめに。






先日多めに蒸しておいた黒豆、これを使って簡単な一品。
  • ちょろぎの梅酢漬け・極少量の胡麻油とお塩・そして蒸し黒豆。
    これらを全部合わせて和え、しばらくおいて味がなじめば出来上がり。

・・・って、何気に登場した “ちょろぎ”ですが。
このちょろぎ、この時→に収穫して梅酢に漬けておいたものよね。

2011年の秋に収穫されたちょろぎ、梅酢漬けの日持ちの良さに感服。
冷蔵庫の中のオブジェと化しておりましたちょろぎ、ようやくお片付けの運びとなりました。





ちょろぎが片付いたところで、お次はパルミジャーノの欠片たち。
おろし切れなかった表皮近くをためておき、ある程度になったらスープ等のお出汁に有効利用。
本日は押し麦とキノコのスープに。パルミジャーノの旨味漂う貧乏性スープです。
  • パルミジャーノは表皮を包丁で切り落とし、細かく刻みます。
    みじん切り玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒め、ここにスープストックを注ぎます。
    パルミジャーノ・サンドイッチに使ったトマトの種部分・押し麦を加え、押し麦がやわらかくなるまでことこと煮込みましょう。

    お好きなキノコをたっぷり加え、キノコに火が通ったら牛乳を注ぎます。
    軽くひと煮立ちさせ、味をみて必要ならば塩で味を仕上げます。
    器に盛り、黒胡椒をたっぷり挽いて召し上がれ。











充実した朝ごはんも、3連休中はひとやすみ。
お昼はサンドイッチにしたワカモレ風のアボカド、朝食用にはご飯の上にたーーーっぷりと。

3年近くねかせた “ちょろぎ” もようやく姿を消しました。
7月下旬から冷蔵庫に陣取っていた “ゴーヤの醤油漬け” も然り。
冷蔵庫の中がすーすーして、奥の壁が見えるようになりました。

ずっと週末になるとお天気が崩れたここ数週間。明日は久しぶりの畑作業に勤しみましょう。
雑草焼却係の主人も張り切っております。

・・・雑草のことを考えると、地道な農耕部隊はげんなりだけどね。
ここしばらくの雨→晴天の繰り返しで、畑が雑草に呑み込まれていることでしょう。

posted by しんさん at 15:43 | Comment(2) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月28日

ちょっと可愛いおにぎりお寿司 〜 アボカド+いなり寿司

我が家において、週にいちど設けております “アボカドディ”
このところ残念なハズレのアボカドを選んでしまうことが多かったのですが、今朝はなかなか上物。
やっぱり、ぱかっと開けて美しいアボカドグリーンが登場すると、その日1日良い気分。

今週のアボカド料理は、日本米に合わせてみましたよ。
いつもの太巻き寿司風ではつまらないので、こんこんさん・・・要はいなり寿司の要領で。

色合い・佇まい共に、何だか愛らしくないですか?

じっくり甘辛く煮た油揚げに、さっぱり甘酢ミョウガとトマトを混ぜ込んだご飯+アボカド+梅の風味。
油揚げでご飯をくるりと巻き、同じくじっくりと煮含めたかんぴょうで結んでみました。

これが予想以上に美味しい。
ちょっと意外な組み合わせではありましたが、好相性なことが判明致しました。主人もお気に入り。





油揚げとかんぴょうは、同じお鍋で一緒に煮込んでしまいましょう。
まずはかんぴょうの下準備。
  • かんぴょうをさっと水洗いし、たっぷりのお塩をしっかりともみ込みます。
    たっぷりのお湯を沸騰させ、かんぴょうのお塩を洗い流さずそのまま熱湯の中に。
    じっくり15〜18分茹で、ザルにあけて粗熱をとり適当な長さに切り分けます。






その他の具の準備にかかりましょう。
  • 干しシイタケはゆっくりと戻しておきます。

    油揚げの上を数回菜箸で転がし、3辺を切り落として開きます。これをたっぷりの熱湯でさっと数秒茹でてザルにあけ、粗熱がとれたら両手の平で挟んで水気を軽くしぼりましょう。

    シイタケの戻し汁・お酒・お醤油・てんさい糖・みりんをお鍋に合わせ入れ、火にかけてお砂糖を煮溶かします。
    戻し汁以外の調味料の割合は、みりん以外は全て大さじ2。みりんだけ大さじ1。
    お砂糖がとけたら シイタケ・油揚げ・かんぴょうを並べ入れ、キッチンペーパーで落し蓋をして弱火でじっくりじっくり煮含めましょう。
    煮汁がほぼなくなったところで火を止め、そのまま粗熱をとります。






ここまで来たらあとちょっと。
  • ご飯は、押し麦を炊き込んでややかために炊き上げます。
    炊き立てのところに、刻んだ茎ミョウガの甘酢漬け ・ 種を除いてざく切りにしたトマト(皮は湯むきして) を混ぜ込みましょう。

    もぉ・・・ここまででも充分美味しそう!
    ですが次のステップに参りましょう。

    油揚げを両手の平で挟み、軽く煮汁を切って丁寧にひろげます。
    ご飯を軽くにぎって油揚げの上に置き、くし型に切ったアボカド・梅干しの中の赤紫蘇をあしらいます。赤紫蘇はもちろん梅肉でも。
    アボカドは変色防止の為、カットした後りんごの要領でさっと塩水にくぐらせておきます。

    くるりと油揚げでご飯を巻き、形を整えてかんぴょうで結べば出来上がり。
    夏によく合う可愛い主食が出来ました。











本日のお弁当も、旬の夏野菜がたっぷりです。
申し上げておきますが、私決して菜食主義という訳ではありませんよ。

ただ、放っておくとついどうしても野菜に心惹かれてしまうと言うだけ。
決してお肉が嫌いな訳ではありません。





実家の母親が日々持たせてくれるゴーヤ。
我が家のゴーヤは、魔法のビスケットのように日々増えていきます。
本日は、ゴーヤを胡麻油でじっくり揚げ焼きにしてみましょうか。
  • 薄切りにしたゴーヤ・細切り人参・根尾の伯母自慢のきゃらぶき・白炒り胡麻。
    全てボールに合わせ入れて混ぜ合わせ、少量の小麦粉を加えてよく混ぜ合わせます。
    野菜から出る水分でしっとりしてきたところでひと口サイズに軽くまとめ、多めの胡麻油でじっくり揚げ焼きに。
    成形し辛いですが、裏返してからしっかりフライ返しで押さえてあげると上手くいきます。

    網の上に並べ、しっかりと油を切ってお弁当箱へ。






大好きなトマト。
本日は、ざく切りトマトのあっさりスープです。そしてやっぱりゴーヤ入り。
  • みじん切り玉ねぎ・さいの目に切ったゴーヤを胡麻油でじっくり炒めます。
    トマトは皮を湯むきしてざく切りにし、主食の工程で煮たシイタケと共にお鍋に。
    鰹だしを注いで軽くひと煮立ちさせ、レモン汁・塩麹・自家製唐辛子ペースト等で味付けを。











そして、主人お待ちかねの朝食ですよ。

お弁当では、こんこんさん風?巻き寿司風?おにぎり風?に仕上げたアボカドご飯。
朝食ではこんなどんぶり風に。
  • 茎ミョウガの甘酢漬け・ざく切りトマトを混ぜ込んだ麦ご飯をお茶碗に盛り、上にアボカド。
    鰹節をたっぷりあしらってお醤油をちろり。自家製柚子胡椒・炒り白胡麻で仕上げます。
    完成度上々の美味しさ。

    色鮮やかなどんぶり風ご飯に、お魚焼き網で焼いたイワシにシシトウ。
    夏のお野菜は緑が綺麗。






いつものように、煮干しを丸ごと煮出したお味噌汁も完備です。
みじん切り玉ねぎをたっぷり練りこんだ納豆は、主人の重要な朝のお仕事。

我が家は純粋に日本米を炊くことが少ない方なのですが、何を血迷ったか主人がまた大量購入。
まだまだ在庫のある日本米を、10キロも頼んで事後報告。
あちゃー。

主人の買い物癖はなかなか改善されないようであります。
しばらくは日本米消費に勤しんでもらいますからね。

主人、バスマティライス・ジャスミンライスはちょっとの間お休みですよ。

posted by しんさん at 16:06 | Comment(2) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする