そんな時に私が頼るのは、太巻き寿司・サンドイッチ、時々パイの類。
お肉でもお魚でも野菜でも、はたまた残り物でも、フィリングが何であろうと何となく格好がつきます。
見るからに残りものを使ったな・・・そんな雰囲気が回避出来る便利なお料理方法。
さて。
好き嫌いはほぼ皆無な筈の主人なのですが、何故だか “韓国海苔” だけは食べようとしてくれない。
そんな人にはこうしてあげましょう。
大好きなアボカドと一緒に太巻き寿司にしてしまえば・・・ほぉらね、主人も大喜び。
畑で摘んできたばかりの甘くてやわらかなチンゲン菜も一緒に。
緑ばかりでは寂しいので、程よく使った人参のぬか漬けも彩りに添えましょうか。
久しぶりの太巻き寿司。
次回はどんな手を使って、主人が苦手な “韓国海苔” を消費しようかしらね。
- お気に入りの寿司酢はこんな割合です ⇒ ☆
十六雑穀を混ぜ込んで炊いたご飯に混ぜると、ほんのりピンクがかった可愛い酢飯に。
アボカドはくし型に切って、少量のレモン汁をまぶしておきましょう。
チンゲン菜はお塩を加えた熱湯でさっと茹でてザルにとり、粗熱をとって醤油洗い。
人参のぬか漬けは細長く切っておきます。
巻きすの上に海苔をおいて酢飯をひろげ、韓国海苔をたっぷり幾重にも重ねましょう。
この上にチンゲン菜・人参・アボカドをお行儀良く並べ、白胡麻を散らします。
一気に巻き上げ、巻きすごとしばらく輪ゴムで留めておきましょう。
ご飯と具がなじんだところで、軽く湿らせた包丁で食べやすい大きさに切り分けます。
アボカドの断面にレモン汁を薄くぬってお弁当箱へ。
量を抑えたお弁当に、ようやく主人も慣れてくれた様子。
旅行後に迎えた今年の年始、劇的に増加した彼の体重もやや減少傾向にありますもの。
今が踏ん張りどころよね。
正直お弁当の品数が減って、私の朝はゆったり致しております。
朝からアイロンがけも済ませてしまえるので大助かり。
さてさて、副菜です。
昨日作った “菊芋のソムタム風” がすっかり気に入ってしまいましたので、今日は別ver.。
干しエビの代わりに、昨日は干し貝柱を使ったのですが・・・干し貝柱って高価なのよねぇ。
おや?
削り節がちょっとだけ残っていますね。
基本我が家の鰹節は、使うその都度削り器で削っておりますから、これは不要の産物。
鰹節風味、菊芋のソムタム風・・・もはやソムタムとはほぼ別物となりました。
でも、意外なほどにこれが美味しいのです。
- 鰹節・アーモンドを小鍋に合わせ入れ、焦がさないように乾煎りして粗熱をとっておきます。
- ニンニク・青唐辛子をすり鉢に合わせ、丁寧につぶしましょう。
ここに1を加え、程よく叩いてアーモンドを粗く崩します。 - ナンプラー・レモン汁・ココナッツシュガーを2に加え、ココナッツシュガーのかたまりがなくなるまで丁寧に混ぜ合わせます。
- 綺麗に洗って皮つきのまま千切りにした菊芋・皮をむいて千切りにした人参を加えます。
すりこ木で叩きながら和えれば出来上がり。
大脱線を遂げた “菊芋のソムタム風” 。
目下のところ、菊芋料理の中でいちばんのお気に入りです。
収穫した後の菊芋は、意外と鮮度がすぐに落ちてしまうデリケートなお野菜。
掘り起こしたからには、色白の新鮮なうちに食べてあげたいものです。
ですので、今朝はお味噌汁も菊芋と参りましょう。
菊芋は最後に加え、ほんの軽く加熱したら、はい、それでもぉ出来上がり。
存在感のある煮干し出汁に、今朝は赤味噌仕立てのお味噌汁。
マイタケ、酒粕を加え、挑戦的な赤味噌・煮干しの風味を緩和してみましたよ。
ほーら、美味しい。
ご飯は、掘りたての里芋をたっぷり加えた入れ粥で。
ヨーグルトのソースは、今朝から “柚子+生姜の氷砂糖漬け” となりました。
年末の旅行前、柚子と生姜の消費に困って漬け込んだものですが、案外役に立っております。
うんとゆっくり淹れた玉露も添えれば、主人のご機嫌も絶好調。
明日は主人の都合でお弁当はお休み。
金曜日は京都だし・・・ってことは、今週はこれでお弁当はお仕舞いってことね。
あら、つまんない。明日は朝食で遊んでみよう。