2013年12月28日

今年最後のワイン会、アンリ・ジャイエで盛り上がる

昨晩、今年最後のワイン会に行って参りました。
今年1年素晴らしいワインをご馳走してくださった殿方たちに、お礼の黒豆を抱えての参加でした。

毎年一気に1.5キロ〜2キロの黒豆を煮るのですが、

2009年 2010年 2011年 2012年

今年は500gの黒豆を3回に分けて取り組んでみました。
夜寝る前に煮汁を煮立てて黒豆を浸しておき、翌日ことこと煮込むといった工程。
十分に煮込んだ黒豆を半日寝かせ、最後にひと煮立ちさせて冷ませば出来上がり。

色々と手軽な料理法が紹介されてはおりますが、黒豆を煮る工程って好きなんです。
お醤油の混じった甘い香りがキッチンに満ち溢れて、湿気が半端ないあの感じが好きなんです。
ふっくら艶々に仕上がった黒豆をビンに詰め、冷え込む岐阜市内を歩いてワイン会会場まで。

この日のワイン会の主役は、ブルゴーニュの神様 “アンリ・ジャイエ”
しかも信じられないことに90ですって!

お一方がそんなスーパーワインを提供するとあって、他の殿方も気合が入ります。
  • ドメーヌルフレーヴのグランクリュ、シュヴァリエ・モンラッシェの04
    アルマン・ルソーのクロサンジャックは07
    シャトーマルゴーの93
    シャトーラフィットのスーパーセカンド、カリュアドラフィットの93
    そして主人が持参したのはハーランエステートのセカンド、メイデンの06
もぉこれ以上のワイン会が今までにあったかしら?
・・・だというのに、何故私はワインそっちのけでかような写真を撮っているのかしらね。

ワイン会のメンバーであるMr.ルフレーブ。
FC岐阜を愛するあまり、岐阜では超有名どころの和菓子やさんにてかようなお饅頭をオーダー。
男気のあるお饅頭です。

・・・最後に、そうは言ってもアンリ・ジャイエと記念写真。

同じ90のアンリ・ジャイエが2本って!
しかもまだ1本は未開封・・・当然中身が入っております。

何故リコルクしたのかで殿方たちは深夜まで盛り上がっておりました。
はてさて・・・これらは本物なのでしょうか否なのでしょうか。
ワインを通した殿方たちのロマンは、来年まで持ち越されることになりましたとさ。
あー、楽しかった。

posted by しんさん at 15:03 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

“フランス産シャロレー牛” と “カリフォルニアワイン” をとことん楽しむ会

先日の金曜日、粋な殿方からのお誘いを受けて久しぶりのラーモニーさんへ。
この日のお題は、

“フランス産シャロレー牛” と “カリフォルニアワインを楽しもう”

・・・なんて我がままで素敵な方なんだ。





そしてずらりと並んだカリフォルニアワイン・・・
このメンバーの殿方は、どんな幅広いワインを貯蔵していらっしゃるのか。






  • ARAUJO ESTATE (アロウホ・エステート) 2002年のソーヴィニヨン・ブラン
  • Peter Michael (ピーター・マイケル) 2008年のシャルドネ
  • Etude (エチュード) のピノ
  • KISTLER SONOMA COAST (キスラー・ソノマ・コースト) 2000年のピノ
  • Ridge (リッジ・モンテ・ベッロ) 1996年のカベルネ
  • BOND MELBURY (ボンド メルバリー)
  • 最後はデザートワインに Calera Viognier (カレラ ヴィオニエ)





・・・なんて楽しいんだろ。





美しいシャロレー牛は、山盛りのポテトを従えて。シンプルにレモンとお塩だけで頂戴します。
カリフォルニアワインが引き立つ心憎いお料理。














  • ちょ・・・ちょっとだけ。
    この日着ていく服に悩み、困った時は和装だ!と思っていたのですが・・・

    数日前につい出来心で購入したLUDLOW (ラドロー) のビッグリボンバレッタ。

    この歳でLUDLOWもビッグリボンもなかろうとは思ったことは思ったのですが・・・
    どうしても欲しくなって買ってしまった。

    うしっ!まんざらでもないじゃないか・・・と思ったので、主人に記念写真を撮ってもらう。
    そしてUPしてしまう。

    いくつになっても可愛いものは可愛いんだもの。





・・・可愛いと言えば。
このメンバーの中、ボルドーおじさんとまで呼ばれるボルドー好きの紳士。

彼がどうしても欲しい!と婦人を説得し、会のデザートとして持参されたというキュートな箱。
はてさてその中身は・・・

K氏・・・素敵過ぎます、なんてお茶目なサプライズ。





毎度のことながら男気のあるワイン会・・・〆はキティちゃんのケーキと相成りました。
私たちより9つ上の方が集うこのメンバー、ますます加齢が楽しみになってしまう会なのです。

posted by しんさん at 16:24 | Comment(2) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

秋は日本酒、お家で日本酒

『白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり』

小学生の時、授業でならったこの若山牧水の歌。
子供ながらその状況を想い、いつかは独り静かに日本酒を嗜む女性になろうと思っておりました。

うーん・・・ちょっとイメージとは違う。





若山牧水じゃぁないけれど、秋になると日本酒が飲みたくなります。
先日、 『うだつの上がる町並み』 として知られる美濃市の 『美濃和紙あかりアート展』 に参りました。

その古い町並みの中でも、一際目を引く造りの日本酒の蔵元 “小坂酒造”
有名な “百春” の中でも、秋の始まりの頃に旬を迎える “ひやおろし” を調達してまいりましたよ。





そして本日、車で10分ほどの位置にある味のある酒屋さん “藤井酒店” へ。
小さな小さな古いそのお店に入ると、なんとも言えず昭和のにおい。
酔ってないのに酔ったような佇まいのご主人、美しい奥さま、お行儀良い黒犬・・・好きなんだ、ここ。

ご縁合って知ることとなった 『飛蔵子(ひぞっこ)』 を買いに、夕方ふらりとお出掛け。
日本酒があまり得意ではない主人ではありますが、珍しく 『金華水』 の1升ビンを追加で購入。
これら日本酒のラベル、実はご主人の手によるもの。
豪快で、且つ人当たりの良いご主人そのままの文字。










日本酒を手に入れた帰り道、古田鶏肉店に寄って砂肝を揚げてもらう・・・
私たちの行動を知り尽くした奥さま、揚げたての砂肝にラップをすることなく持たせてくれました。

お行儀悪いとは思いつつ、その誘惑に勝てるハズもなく主人と一緒につまみ食い。
お家に着く頃には、なんともハシタナイ姿に・・・

若山牧水の歌が分かるには、まだまだ修行が足りませぬ。





  • それでもまだ砂肝をつまみつつ、日本酒をちびちび飲みつつ、ディナーの準備。
    ささ身は湯引きにし、自家製の柚子胡椒を添えていただきます。

    驚くほど上手に手羽肉を食べる主人と異なり、私の食べた後の手羽肉は身がたっぷり。
    そこで登場する夫婦ならではの鶏雑炊。
    どんびきしないで頂きたい・・・鶏手羽を食べた後、お約束の鳥雑炊。






我が家の小さな小さなカウンター、この日は日本酒と鶏肉で大いに満たされました。
翌日日曜日は畑だというのに、主人そんなに飲んで大丈夫?

・・・翌日は朝から雨模様。
主人良かったわね、どうぞゆっくり朝寝坊なさって下さいな。

posted by しんさん at 06:49 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

楽しい楽しいワイン会

久しぶりにお気楽・ご気楽なワイン会が開催されました。
いつものメンバーのこのワイン会。

『殿方は所蔵ワインのうち、とびっきりのワインを1本以上持参すること』

これが条件。

毎回主人も、ここぞとばかりにご自慢のワインを持参します。

じゃ、私たち女性に出来ること。
うんと美味しくワインを頂戴する・・・いやいや、それだけではバチが当たりますわ。

せめておつまみでも。

パルミジャーノをたっぷり使ったチーズストローパイは、シャンパーニュに良し・白に良し・赤に良し。
気軽につまめるフィンガーフードは、ワイン会にぴったりのお料理よね。
しかもとっても簡単です。










  • おろしたパルミジャーノ・挽きたての黒胡椒を、冷凍パイシートの中央に。
    冷凍パイシートは凍った状態のまま。作業している間に、程よく解凍されますから。
    そして、パルミジャーノと黒胡椒はたっぷりと。

    これをスプーン等を使って均一にひろげ、オーブンシートをかぶせてめん棒を転がします。
    パイシートとフィリングをなじませるためなので、そう力強く転がさなくても大丈夫。

    夏らしく自家製バジルソースver.も。
    色は美しくありませんが、香り・味とも最高です。

    これを包丁で細くカットし、間をあけてオーブンシートの上に並べます。
    この並べる作業くらいかしら、ちょっと面倒なのは。

    190℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして焼くこと10〜15分。
    こんがり焼き色がつけば出来上がり。

    網の上で冷まし、いざワイン会へ。










冷凍パイシートを使ったパイ菓子は、パイ生地がダレないよう気をつければまず失敗しません。
1回の焼きで間に合わない場合、細くカットしたパイ生地はオーブンシートごと冷蔵庫へ。
鉄板が空いたら即オーブンシートごと入れ替えて焼く・・・素早さがポイントです。

パイの焼ける香り・パルミジャーノの香り・・・幸せな香りがキッチンに漂います。

飛び切りの所蔵ワインをお持ちくださる殿方たちに。
ほんのささやかではありますが、さくさくのチーズストローを献上いたします。











そして、今回のワイン会もそれはそれは豪華な内容でありました。
LEROY・2004年のKistler Elizabeth・Peter Michael・Robert ARNOUX・・・
さすがの殿方、さすがの所蔵ワイン。

今回もよく飲みました。
記念に空になったワインボトルを写真に収めましょうか。

・・・酔っ払うとはかくも恐ろしいことなのでしょうか。
華々しいワインの写真は1枚もなし。
かろうじて写真に収まったのは、最初の1本。
K氏がお持ちこみくださったエル・ブジのビールのみ。

・・・あーあ。
銘酒はいつも幻と化すものなのね。

posted by しんさん at 17:50 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月12日

夢のようなSALON垂直の会

数ヶ月前のこと。主人が突然言いました。

『実はさぁ、僕 SALONを何本かY氏の所で預かってもらってるんだけど・・・
今度SALONの社長を交えての食事会があるんだって。垂直で飲まない?って誘われたんだ』

1982・1983・1985・1988・1990・1995のSALONを主人はこっそり貯蔵していた模様。
SALONの垂直なんて、そうそう出来ることじゃぁありませんもの。しかも社長をお招きして。

かくして、

1982・1983・1985・1988・1990・1995・1996・1999のSALON

を愉しむ会が昨日華々しく催されたのでありました。
ずらりと並ぶサロングラス。私、昨日は興奮して眠れなかったわ。

メインはぎりぎりまでレアな状態のハト。
ソースが美味しい。

こうして、世に存在するSALONのほぼ大半をひと晩で飲み比べることが出来た幸運。
主人、これが株券だったらと思うと・・・ヤだわ、私ってば・・・なんてイヤシイアサマシイ考えを。
最後に皆々様と記念写真。

Didier Dupont (ディディエ・デュポン)氏をお招きしてのSALONを愉しむ会、貴重な経験でした。
Didier Dupont氏がお帰りになった後、贅沢にもSALONで酔っ払った寛ぎのひととき。

82のボトルにディディエ・デュポン氏のメッセージを書いてもらってご機嫌な主人・・・とアタシ。
もぉ嬉しくて嬉しくて仕方がないの一枚。
マダム、写真係ありがとうございました。これらを見ながらニタニタする主人が目に浮かびます。

夢のようなSALONの会から一夜明けた本日。
さすがSALON。悪酔いなし、二日酔いなし。
空は青いし、ふたりでてくてく歩いて近所のコーヒー屋さんへ。トースト&コーヒーで軽めの朝食。





ふらりと出かける朝散歩日和は、絶好のお洗濯日和でもありました。
主人が何やらごそごそ探しております。
『あれー?僕、昨日いただいた名刺どこにやったっけ・・・』

はい、社長の名刺はあなたのワイシャツのポッケにありましたよ。
綺麗にお洗濯しておきましたからね。

・・・主人の阿呆。
あれほどワイシャツのポケットを確認してから洗濯機に放り込んで頂戴ね、と言っておりますのに。
昨日ぐぐんっと上昇したあなたの株価、今朝で暴落いたしましたことよ。

SALONの会、楽しかったね。

posted by しんさん at 10:35 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする