2014年02月09日

ごめんなさい・・・呑気に雪見酒してごめんなさい・・・

都心は50年にいちどの大雪に見舞われたというのに・・・ごめんなさい。
岐阜市内では、呑気に雪見酒を楽しむ家庭がここに。

お昼前に一端止みかけた雪が、牡丹雪となってまた降り始めました。
沖縄旅行を翌日に控えた実家の母と妹は気が気でない様子。

でもそーんなこと、これっぽっちも関係ないものね、私たちには。
ネコの世話だの月曜のゴミ出しだの、細々とした引継ぎを終えたらそそくさと主人の待つ我が家に。

岐阜市内は今シーズン初めての積雪。
主人の仕事も雪のおかげで来週に延期・・・ってことは、本日はお昼からの飲酒が許されたってこと。
自然に鼻歌がこぼれます。










抜群にタイミングよろしく、昨日主人が取り寄せした丸干しサンマが届いたところ。
冷蔵庫の中には、実家の母親が持たせてくれたサバのみりん干し。
有り合わせで日本酒のつまみをちゃっちゃかちゃーっと作り、しっぽりと雪見酒。
  • 脂の落ちたサンマの丸干し。
    こんな食べ方 → もお気に入りだけど、お酒を前に逸る心。もっともっと簡単に。

    ひと口サイズのぶつ切りにし、いつものイワシの骨せんべいと同じ要領でオーブンへ。
    胡麻油を少量からめて胡麻をまぶし、170度に予熱したオーブンで先ずは10分。
    温度を160℃に下げて更に20分焼けば、噛めば噛むほど美味しい酒の肴の出来上がり。






サバのみりん干しで、お手軽な焼きサバ寿司なんてどうかしらね。
  • お酢をほんの一滴たらして20分以上お米を吸水します。
    土鍋で艶やかにご飯を炊き上げたら酢飯にしましょう。

    押し寿司型にラップを敷き、こんがりと焼いたサバ→おぼろ昆布の順に重ねます。
    酢飯を均一にならしたら蓋をし、ぎゅっと押せばそれでお気軽焼きサバ寿司の出来上がり。

    ラップを除き、湿らせた包丁で切り分けましょう・・・

    ・・・って、あれ?押しが甘かったかしら。上手く切れないわね。
    まぁ良いや。雪見酒に細かなことは言いっこナシよ。










テレビでは大雪のニュースが流れております。
でも我が家は至って呑気に雪見酒・・・ゴメンナサイ。






  • この寒さで、ベランダの干し芋が更に甘く仕上がることでしょう。
    これで2日目。
    夜お家の中に片付ける度、ひとつずつお芋が減っていくのが謎であります。






文字通りぐだぐだと飲みながらではありますが、都心の大雪が早々に落ち着きますように。

お昼からスタートした雪見酒。
飲んだ後は、ふたりソファでナマコのようにぐだぐだぐだぐだ・・・気付けば夜も7時過ぎ。

『今日は夕食抜きにして早々に寝ましょう』 ・・・こう切り出した私に、主人も一端は納得。
が、納得したのも束の間。
『茹で卵でも良いから食わせー、お腹が空いて眠れねー』 ・・・ウルサイ。

結局は稲庭うどん・厚焼き玉子で夕ご飯。
主人の満足そうな顔で、大雪の土曜日は幕を閉じたのでありました。

posted by しんさん at 11:07 | Comment(2) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月28日

今年最後のワイン会、アンリ・ジャイエで盛り上がる

昨晩、今年最後のワイン会に行って参りました。
今年1年素晴らしいワインをご馳走してくださった殿方たちに、お礼の黒豆を抱えての参加でした。

毎年一気に1.5キロ〜2キロの黒豆を煮るのですが、

2009年 2010年 2011年 2012年

今年は500gの黒豆を3回に分けて取り組んでみました。
夜寝る前に煮汁を煮立てて黒豆を浸しておき、翌日ことこと煮込むといった工程。
十分に煮込んだ黒豆を半日寝かせ、最後にひと煮立ちさせて冷ませば出来上がり。

色々と手軽な料理法が紹介されてはおりますが、黒豆を煮る工程って好きなんです。
お醤油の混じった甘い香りがキッチンに満ち溢れて、湿気が半端ないあの感じが好きなんです。
ふっくら艶々に仕上がった黒豆をビンに詰め、冷え込む岐阜市内を歩いてワイン会会場まで。

この日のワイン会の主役は、ブルゴーニュの神様 “アンリ・ジャイエ”
しかも信じられないことに90ですって!

お一方がそんなスーパーワインを提供するとあって、他の殿方も気合が入ります。
  • ドメーヌルフレーヴのグランクリュ、シュヴァリエ・モンラッシェの04
    アルマン・ルソーのクロサンジャックは07
    シャトーマルゴーの93
    シャトーラフィットのスーパーセカンド、カリュアドラフィットの93
    そして主人が持参したのはハーランエステートのセカンド、メイデンの06
もぉこれ以上のワイン会が今までにあったかしら?
・・・だというのに、何故私はワインそっちのけでかような写真を撮っているのかしらね。

ワイン会のメンバーであるMr.ルフレーブ。
FC岐阜を愛するあまり、岐阜では超有名どころの和菓子やさんにてかようなお饅頭をオーダー。
男気のあるお饅頭です。

・・・最後に、そうは言ってもアンリ・ジャイエと記念写真。

同じ90のアンリ・ジャイエが2本って!
しかもまだ1本は未開封・・・当然中身が入っております。

何故リコルクしたのかで殿方たちは深夜まで盛り上がっておりました。
はてさて・・・これらは本物なのでしょうか否なのでしょうか。
ワインを通した殿方たちのロマンは、来年まで持ち越されることになりましたとさ。
あー、楽しかった。

posted by しんさん at 15:03 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

“フランス産シャロレー牛” と “カリフォルニアワイン” をとことん楽しむ会

先日の金曜日、粋な殿方からのお誘いを受けて久しぶりのラーモニーさんへ。
この日のお題は、

“フランス産シャロレー牛” と “カリフォルニアワインを楽しもう”

・・・なんて我がままで素敵な方なんだ。





そしてずらりと並んだカリフォルニアワイン・・・
このメンバーの殿方は、どんな幅広いワインを貯蔵していらっしゃるのか。






  • ARAUJO ESTATE (アロウホ・エステート) 2002年のソーヴィニヨン・ブラン
  • Peter Michael (ピーター・マイケル) 2008年のシャルドネ
  • Etude (エチュード) のピノ
  • KISTLER SONOMA COAST (キスラー・ソノマ・コースト) 2000年のピノ
  • Ridge (リッジ・モンテ・ベッロ) 1996年のカベルネ
  • BOND MELBURY (ボンド メルバリー)
  • 最後はデザートワインに Calera Viognier (カレラ ヴィオニエ)





・・・なんて楽しいんだろ。





美しいシャロレー牛は、山盛りのポテトを従えて。シンプルにレモンとお塩だけで頂戴します。
カリフォルニアワインが引き立つ心憎いお料理。














  • ちょ・・・ちょっとだけ。
    この日着ていく服に悩み、困った時は和装だ!と思っていたのですが・・・

    数日前につい出来心で購入したLUDLOW (ラドロー) のビッグリボンバレッタ。

    この歳でLUDLOWもビッグリボンもなかろうとは思ったことは思ったのですが・・・
    どうしても欲しくなって買ってしまった。

    うしっ!まんざらでもないじゃないか・・・と思ったので、主人に記念写真を撮ってもらう。
    そしてUPしてしまう。

    いくつになっても可愛いものは可愛いんだもの。





・・・可愛いと言えば。
このメンバーの中、ボルドーおじさんとまで呼ばれるボルドー好きの紳士。

彼がどうしても欲しい!と婦人を説得し、会のデザートとして持参されたというキュートな箱。
はてさてその中身は・・・

K氏・・・素敵過ぎます、なんてお茶目なサプライズ。





毎度のことながら男気のあるワイン会・・・〆はキティちゃんのケーキと相成りました。
私たちより9つ上の方が集うこのメンバー、ますます加齢が楽しみになってしまう会なのです。

posted by しんさん at 16:24 | Comment(2) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

秋は日本酒、お家で日本酒

『白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり』

小学生の時、授業でならったこの若山牧水の歌。
子供ながらその状況を想い、いつかは独り静かに日本酒を嗜む女性になろうと思っておりました。

うーん・・・ちょっとイメージとは違う。





若山牧水じゃぁないけれど、秋になると日本酒が飲みたくなります。
先日、 『うだつの上がる町並み』 として知られる美濃市の 『美濃和紙あかりアート展』 に参りました。

その古い町並みの中でも、一際目を引く造りの日本酒の蔵元 “小坂酒造”
有名な “百春” の中でも、秋の始まりの頃に旬を迎える “ひやおろし” を調達してまいりましたよ。





そして本日、車で10分ほどの位置にある味のある酒屋さん “藤井酒店” へ。
小さな小さな古いそのお店に入ると、なんとも言えず昭和のにおい。
酔ってないのに酔ったような佇まいのご主人、美しい奥さま、お行儀良い黒犬・・・好きなんだ、ここ。

ご縁合って知ることとなった 『飛蔵子(ひぞっこ)』 を買いに、夕方ふらりとお出掛け。
日本酒があまり得意ではない主人ではありますが、珍しく 『金華水』 の1升ビンを追加で購入。
これら日本酒のラベル、実はご主人の手によるもの。
豪快で、且つ人当たりの良いご主人そのままの文字。










日本酒を手に入れた帰り道、古田鶏肉店に寄って砂肝を揚げてもらう・・・
私たちの行動を知り尽くした奥さま、揚げたての砂肝にラップをすることなく持たせてくれました。

お行儀悪いとは思いつつ、その誘惑に勝てるハズもなく主人と一緒につまみ食い。
お家に着く頃には、なんともハシタナイ姿に・・・

若山牧水の歌が分かるには、まだまだ修行が足りませぬ。





  • それでもまだ砂肝をつまみつつ、日本酒をちびちび飲みつつ、ディナーの準備。
    ささ身は湯引きにし、自家製の柚子胡椒を添えていただきます。

    驚くほど上手に手羽肉を食べる主人と異なり、私の食べた後の手羽肉は身がたっぷり。
    そこで登場する夫婦ならではの鶏雑炊。
    どんびきしないで頂きたい・・・鶏手羽を食べた後、お約束の鳥雑炊。






我が家の小さな小さなカウンター、この日は日本酒と鶏肉で大いに満たされました。
翌日日曜日は畑だというのに、主人そんなに飲んで大丈夫?

・・・翌日は朝から雨模様。
主人良かったわね、どうぞゆっくり朝寝坊なさって下さいな。

posted by しんさん at 06:49 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

楽しい楽しいワイン会

久しぶりにお気楽・ご気楽なワイン会が開催されました。
いつものメンバーのこのワイン会。

『殿方は所蔵ワインのうち、とびっきりのワインを1本以上持参すること』

これが条件。

毎回主人も、ここぞとばかりにご自慢のワインを持参します。

じゃ、私たち女性に出来ること。
うんと美味しくワインを頂戴する・・・いやいや、それだけではバチが当たりますわ。

せめておつまみでも。

パルミジャーノをたっぷり使ったチーズストローパイは、シャンパーニュに良し・白に良し・赤に良し。
気軽につまめるフィンガーフードは、ワイン会にぴったりのお料理よね。
しかもとっても簡単です。










  • おろしたパルミジャーノ・挽きたての黒胡椒を、冷凍パイシートの中央に。
    冷凍パイシートは凍った状態のまま。作業している間に、程よく解凍されますから。
    そして、パルミジャーノと黒胡椒はたっぷりと。

    これをスプーン等を使って均一にひろげ、オーブンシートをかぶせてめん棒を転がします。
    パイシートとフィリングをなじませるためなので、そう力強く転がさなくても大丈夫。

    夏らしく自家製バジルソースver.も。
    色は美しくありませんが、香り・味とも最高です。

    これを包丁で細くカットし、間をあけてオーブンシートの上に並べます。
    この並べる作業くらいかしら、ちょっと面倒なのは。

    190℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして焼くこと10〜15分。
    こんがり焼き色がつけば出来上がり。

    網の上で冷まし、いざワイン会へ。










冷凍パイシートを使ったパイ菓子は、パイ生地がダレないよう気をつければまず失敗しません。
1回の焼きで間に合わない場合、細くカットしたパイ生地はオーブンシートごと冷蔵庫へ。
鉄板が空いたら即オーブンシートごと入れ替えて焼く・・・素早さがポイントです。

パイの焼ける香り・パルミジャーノの香り・・・幸せな香りがキッチンに漂います。

飛び切りの所蔵ワインをお持ちくださる殿方たちに。
ほんのささやかではありますが、さくさくのチーズストローを献上いたします。











そして、今回のワイン会もそれはそれは豪華な内容でありました。
LEROY・2004年のKistler Elizabeth・Peter Michael・Robert ARNOUX・・・
さすがの殿方、さすがの所蔵ワイン。

今回もよく飲みました。
記念に空になったワインボトルを写真に収めましょうか。

・・・酔っ払うとはかくも恐ろしいことなのでしょうか。
華々しいワインの写真は1枚もなし。
かろうじて写真に収まったのは、最初の1本。
K氏がお持ちこみくださったエル・ブジのビールのみ。

・・・あーあ。
銘酒はいつも幻と化すものなのね。

posted by しんさん at 17:50 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする