2024年01月29日

4年ぶり?5年ぶり?勢ぞろいワイン会

日曜日。
久しぶりにワイン会が開催されました。

コロナのパンデミックで参加を控えていらっしゃったご夫妻も参加。
お世話になったレストランのソムリエールさんも参加。
合計9名が揃ったワイン会、相変わらず素晴らしいワイン(と、日本酒が1本)が列をなして空になりました。
楽しかったなぁ。

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カリフォルニアワイン担当(?)の主人が選んだワインはシュレーダーとベンジャミンシルバー。
私が持参したお料理は、ワイン会の主催者ご夫妻と以前訪れたセント ヘレナのステーキハウス『PRESS』(☆彡)のスペシャリテ、ポテトケーキです。

以前はホームページに細かなレシピが載っていたのですが、ディーンアンドデルーカの経営破綻の影響でしょうか、そのレシピは今は見られませんでした。
以前拵えたポテトケーキの備忘録を見返し、今回もにんにくのコンフィを添えます。

前回はコトコトと弱火で1時間ほど加熱したのですが、知恵をつけて今回はオーブンで。
これ、とても簡単でニンニクはトロトロ、最高の出来です。
ワイン会に参加されたソムリエールさんが大いにお気に召したご様子で、私としては嬉しい限り。

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作り方は至って簡単。
琺瑯容器の底にローズマリーを置き、皮をむいたにんにくをその上に。
全体がしっかり漬かる量のオリーブオイルを注ぎ、予熱なしのオーブン 130℃で1時間30分じわじわと加熱するだけ。

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もちろんポテトケーキも同時進行で。
圧力鍋に皮をむいたキタアカリ、だし袋に入れたローリエ・皮ごとつぶしたにんにく・ホールの黒胡椒。
ひたひたにお水を注ぎ、お塩を加えて1分弱加熱して取り出します。

粗熱が取れたら冷蔵庫に移し、30分以上冷やしましょう。

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その間にすましバターの準備。
人肌程度の湯せんにかけて溶かしたバターを、室温で分離するまで待つだけ。
容器に多めに入れ、壁にもしっかりなじませます。

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すましバターをポテトケーキ用に別にしたら、残ったバターで米粉のマドレーヌを焼きましょう。
2枚分のマドレーヌパンに、レモン風味の米粉生地、心躍ります。

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可愛らしいおヘソもばっちり。

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大きな方は少々焼き上がりが不本意ではありましたが気にしません。
楽しいワイン会ですもの。

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じゃが芋の半量をつぶして容器に敷き込み、上にもすましバターをたっぷりかけて大ぶりに切った残りのじゃが芋を埋め込みます。
お出掛けの時間に合わせ、後はオーブンでこんがり焼くだけ。
それまで冷蔵庫でスタンバイ。

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美味しいワインをたくさん飲んで、たくさんお喋りして、たくさん写真も撮って。
流石に今朝はいつもよりぐっと控えめ量の朝食で主人を送り出し、お弁当はお休みしました。
そんな朝に限ってマンションの断水を忘れておりました。

今、いつもより随分と遅い朝の洗濯が終わりました。

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posted by しんさん at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月03日

2019年大型連休 〜 ワイン会

令和への改元に伴う10連休も早いもので後半に差し掛かります。
特別な計画もなく主人とふたりゴロゴロ、時々思い出したようにふらりと出掛け帰宅し、時々口喧嘩をしては9時に就寝4時に起床、英会話の勉強も怠らず・・・これ、連休の必要があるのかしら。

長い10連休で唯一カレンダーに書き込んであったイベントは、いつものメンバーいつもの場所でのワイン会。
いそいそと前日畑に向かい、青々と実ったスナップエンドウを収穫して挑みましたよ。

初収穫のスナップエンドウで皆々様のご長寿を・・・
とちょっとばかり盛ってしまいましたが、これ今シーズン2度目の収穫でした。
ま、良いか。

殿方がお持ち下さるワインのお供にと、私が持参するのはいつもの小さなひと口サイズのパイ。

収穫したスナップエンドウを冷凍パイシートでくるりと巻いてオーブンへ。

BELLAMY'Sのパイシートならば凝った手法など要りません。
ペコリーノロマーノ風味とアンチョビ風味のふたつの風味の小さなパイ。
もちろんとっても簡単です。






  1. 予め半解凍の状態にまで戻した冷凍パイシートは、必要ならばめん棒でのばします。
    丁寧にピケしてからすりおろしたペコリーノロマーノをたっぷりと表面にふりかけましょう。
    お好みで黒胡椒もたっぷり挽きます。
    上にラップをかけ、めん棒を転がしてチーズをパイ生地に密着させましょう。

    上のラップを外し、生地が小さな3角形になるよう包丁で切り分けます。
    3角形それぞれの底辺にスナップエンドウを置き、これを芯にしてくるくると巻きます。
    巻き終わりを下にして、オーブンシートを敷いた天板に上に間をあけて並べましょう。

  2. アンチョビver.は長方形に。
    ピケした冷凍パイシートに市販のアンチョビソースをぬり、長方形に切り分けます。
    それぞれの端にスナップエンドウを置き、反対側には糊代わりの水溶き卵黄を。

    くるくるとスナックエンドウをパイ生地で巻いたら、巻き終わりを摘まんでしっかりと留めます。
    同じく巻き終わりを下にして並べたら、ハサミでチョンチョンっと切り込みを入れましょう。

  3. それぞれ表面に水溶き卵黄をぬり、220℃に予熱したオーブンへ。
    設定温度を200℃にして焼くこと15分。

    時々つるりっとスナップエンドウを吐き出してしまった輩がいても問題なし。
    トングで焼きたてのパイをがっしり抑え、菜箸でスナップエンドウを押し込んでやります。

    網の上でしっかり冷ましたら、黒豆2種とワイン会会場へ。











ひろいテーブルの上には持ち寄り料理が並びます。
難しいワインのお話が伴うわけでもないのに、殿方らが持ち寄る自慢のワインが気軽に抜栓されるこのワイン会。
どうでも良い話で大盛り上がりな心地良いワイン会。

ムードメーカーの美人ソムリエール。

今回も飲みましたね。

まだ飲むか!
そう内心つぶやきつつ、〆はバランタイン。

平成最後のワイン会との名目で開催されたこのワイン会。
本当の平成最後のワイン会開催を告げるメールが主人のスマホに届いたのは翌日のこと。

無理です、絶対無理、そうお断りのメールを返したその翌日。
令和最初のワイン会開催のメールが届いたのでした。





・・・なんて元気な諸先輩方。
病み上がりの主人とふたり、あと少しお家でゴロゴロ10連休後半を過ごすこととなりそうです。

posted by しんさん at 12:36 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月14日

新春ワイン会

近所の吉野神社で左義長が開催される本日。
今を遡ること1週間とちょっと前。
お正月も三が日を過ぎた1月の4日、恒例の新春ワイン会が華々しくそして唐突に開催されましたよ。

ちょっと飲みませんか?
気楽なメールで始まる、気楽なメンバーが気楽に集う恒例のお気楽なワイン会。

メンバーのおひとりである和の料理人お手製の散らし寿司も。
お正月食材の残りを使った有り合わせとはおっしゃいますが、この美しさ。
抜群の焼き色のローストビーフも華々しく登場し、お気楽ながら豪華なワイン会のスタートです。











私はいつものパイをお持ち致しました。

ペコリーノローマーノ、柿のジャムを使ったしょっぱいのと甘いタイプを2バージョン。
ドライドトマト・ドライドマッシュルーム・ペコリーノローマーノのパイと、スパイスを効かせた自家製柿ジャム(☆彡) ・サワークリームのパイ。
ひと口サイズの小さなパイは、ちょっとワインのお供につまむのにぴったりですものね。

成形もとびきり簡単なこのパイは最近のお気に入りです。






  1. ミニトマトは半分に、マッシュルームは3〜4等分して網の上にひろげます。

    100℃〜110℃の低温のオーブンでじっくり焼いて乾燥させましょう。

  2. 冷凍パイシートをひと口サイズに切り、内側4辺に切れ目を入れます。
    この時それぞれの頂点をつなげないよう隙間を開けること。

    切れ目の内側にピケをし、ドライドトマトとマッシュルームを並べましょう。
    すりおろしたペコリーノローマーノに黒胡椒をたっぷりと挽き、トマトとマッシュルームの上に。

    縁の部分に水溶き卵黄をぬり、200℃のオーブンで15〜20分焼けば出来上がり。






  • 柿ジャムのver.はもっと簡単。
    柿ジャム・サワークリーム・胡桃をパイ生地の上にお行儀よく並べて焼くだけ。

    スパイスの効いた甘い柿ジャムは、ヨーグルトやサワークリーム等酸味のある食材とばっちり好相性です。
    そこに胡桃のアクセント、自画自賛ではありますがなんて素敵な三重奏。






恒例の黒豆プリンも拵えました。

・・・が、欲張って黒豆の煮汁を多めにしたのが原因でしょう。
持ち運びをするにはゆる過ぎたので、これは主人のおやつへと格下げ。





オーブンシートで長方形の箱を折ってひと口パイを並べます。
タクシーを呼んで、さ、出発。











新春にふさわしい殿方自慢のワインがずらり。
いつものことですが豪華な殻ビンが並びます。
Marcassin / マーカッシンとMaya / マヤが主人のワインね。
ピーターマイケル、ギガル、ムーラン・トゥシェ・・・殿方らの役割分担がきっちり施されたワインたち。

これら素晴らしいワインを前にしながら、寝こけてしまったことが何とも悔しい。
しかもワンちゃんのベッドを占領しての大失態。

目覚めた頃にはデザートワインタイム。
主人曰く、生ハムメロンが美味しかったよ、と。
お歳暮のお裾分けの立派なメロンに生ハム、ちろりとグランマニエをかけて頂いたんだよ、と。
あれ、グランマニエじゃなくてキルシュだっけな?と。
アイスクリームも美味しかったよ、と。

・・・自業自得ではありますがなんて悔しい。
ところで主人、君はメロンアレルギーではなかったの?
メロンを食べると痒くなるから食べない、そう普段から言ってなかった?
高級なメロンならば食べられるのね。





今を遡ること1週間とちょっと前、新春ワイン会の思い出でした。
さ、今から鏡餅をもって左義長に向かいましょう。

posted by しんさん at 09:15 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

主人の誕生日、マーカッシンとローストポーク

先日、5月25日は主人のお誕生日でした。

最近めっきり外食が減ったのは、もちろん加齢もあるのでしょうが何よりお家の居心地の良さ。
お酒は揃っておりますし、幸い私はお料理を全く苦と致しません。
ワイングラスやお猪口を片手にし、カウンター越しに主人とお喋りしながらのお料理は本当に楽しい。

自分の誕生日、主人が選んだワインはマーカッシン、2010年のピノです。

気楽にキッチンカウンターで祝う主人の誕生日。
私が拵えたお料理は、最近お気に入りのローストポーク。

豚肉の下ごしらえも不要、面倒な手順は一切なし。
ただ低温のオーブンで1時間湯せん焼きにするだけ。
ゆっくりお喋りしながら1時間飲めるってことです。
おかげでローストポークが出来上がった頃、マーカッシンは残り1/3程になってしまいましたけどね。





  • ローストポークのレシピはこちらを参考にさせて頂きました ⇒

    オーブンのタイプで若干の差があるのでしょう。
    我が家のオーブンで一貫120℃では少々無理がありましたので、そこは都合よく変更。
    後片付けも簡単です。

    アメリカ産ポークの肩ロースブロック肉、近所の西友だと400g弱で400円弱。
    しっかりと室温に戻し、全体に塩コショウをすり込みます。
    網の上に乗せ、アルミホイルを敷いた天板に乗せましょう。

    アルミホイルの端を少し上に折り、天板にぬるま湯を注ぎます。

    130℃に予熱したオーブンに移して50分、120℃に下げて10分強。
    アルミホイルで20分以上包んでお肉を落ち着かせ、後は切り分けて盛り付けるだけ。

    フォンやポート、バターを使ったこってりソースを合わせるも良し、市販のあっさりポン酢を合わせるも良し、付け合わせの野菜で遊ぶも良し、とにかくゆっくり飲みながら出来るのが良し。






想像していなかったであろう私からの誕生日プレゼント、主人の反応は予想以上。
珍しく主人がその使い心地を絶賛しておりました京都俵屋旅館のシャンプーをプレゼント致しました。
長年頑なに愛用してきたスーパーマイルドシャンプーとはこれでサヨナラして下さいね。
加齢と共に周囲の雑貨品も向上しないとね。





2ヶ月ちょっとすると私もひとつ歳をとります。

posted by しんさん at 05:30 | Comment(2) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月07日

キャビアをちょっとつまみながら 〜 ラララ ワイン会

『キャビアでもつまみながら飲みませんか?』
そんなお誘いを頂いた先週末。

メンバーはいつもの顔ぶれ、いつものワイン会。
但し、スペシャルゲストにキャビアをお招きしてね。
日曜日でしたので、朝はいつも通り畑仕事をこなします。
心なしか、備中を振り回す主人の気合がいつもと違う気が致します。キャビア効果かしら。

キャビアに心躍らせながら、何かワインのお供にと焼いたグジェール。
ベーコンが焦げないように焼き上げるのって、本当に難しい。

ですが、ずらりと整列したその姿が可愛らしかったので。





いつもは少量焼くだけですので、生地も少なくさほど力も要りません。
ですが今回はなかなかの大仕事。
主人にも遠慮なく手伝ってもらってグジェールを拵えます。
  1. グジェールの材料はシンプルです。

    お水 185t
    醗酵タイプの無塩バター 50g
    お塩 ひとつまみ

    以上をお鍋に合せて煮立てます。
  2. 全体が煮立ってバターが溶けたら火を止めます。
    すぐに、予めふるい合わせておいた粉類を一気に加えましょう。
    今回は薄力粉と強力粉のブレンド、薄力粉 80g・強力粉 20gをふるい合わせて加えます。

    木杓子で素早く混ぜ合わせましょう。
    やがてぽってりとした状態になり、ひとつにまとまってきます。
    こうなったところで再度中火にかけ、鍋底に薄い膜がひろがる感じになるまで混ぜましょう。
    時間にして1〜2分といったところです。
  3. 2をボールに移し、溶き卵を1個分ずつ加えて混ぜ合わせます。
    最初は卵と生地がなじまず、つるんとした状態です。
    が、やがて滑らかに馴染んできます。

    全部で3個分の卵を加えますが、最後の卵を加える時は少量ずつ様子を見ながら。
    スパチュラで生地をすくい、生地がゆっくり三角形になって落ちてくる状態が理想です。
    すりおろしたペコリーノローマーノ 40g・すりおろしたナツメグ 適量を加えて混ぜます。
    生地はこれで出来上がり。

  4. 丸金口をつけた絞り出し袋に生地を移し、オーブンシートを重ねた天板に絞り出します。
    生地の尖った先端を水で濡らした指先で抑え、更にさっと霧吹きで水を吹きましょう。

    ベーコン・アンチョビ・すりおろしたペコリーノローマーノ・黒胡椒等、トッピングをして出来るだけ高温に予熱したオーブンへ。

    とにかく、最初は出来るだけ高温でふくらませるのがポイントです。

    私の電気オーブンは250℃が最高温度ですので、250℃で先ずは数分焼きます。
    その後210℃に温度を下げ、10分弱焼いて膨らんだ姿を焼きかためます。
    その後は徐々に180℃〜160℃辺りに下げて10分程。
    最後はオーブン庫内に10分程おいて出来上がり。

    小さな電気オーブンですので、一気に生地を焼き上げることは出来ません。
    絞りだし袋に残った生地は、オーブンがふさがっている間は野菜室等に入れておきます。






次回は、ベーコンも美味しく食べられるグジェールを目指して。
簡単とは言いつつ、私のグジェールはまだまだ試行錯誤の真っ只中です。











そしてワイン会。
キャビアの登場につい興奮して我を忘れてしまいました。
ですがしっかり写真には収めておきましたよ。

生臭くて塩っ辛いイメージだったキャビアは、大変美味しゅうございました。
主人曰く、高級だからだよ、と。
まぁ、身も蓋もないご感想ですこと。






ワイン会はいつも通り大変楽しく、つい要らぬことまでしゃべり過ぎてしまった記憶が何となく。
そして何より、殿方がご提供くださったワインを写真に収めることをすっかり忘れてしまいました。
なんと恐ろしいキャビアの存在感。

がっかり致しておりましたら、ボルドーの巨匠が写真を送って下さいました。

主人のJOSEPH PHELPSのインシグニア、何だか端っこでエラそうです。
ブショネだった先日のキスラーとは相異なり、このキスラーは美味しゅうございました。





・・・しまった!
キャビアの缶をもらってこようと思っていたのに。
・・・なんてね。
やっぱり今回も楽しいワイン会でありました。
但し、相当酔っぱらっておりましたことが少々恐ろしくもあり恥ずかしくもあり。

posted by しんさん at 13:23 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする