2016年10月06日

週末のワイン会に向けて・・・ 『PRESS』 のじゃが芋料理を再現

今週末、 “ナパワイナリー巡りの報告会” という名のワイン会の開催が予定されております。

どこかのレストランでの開催かしら、それとも・・・どうやら今のところ持ち寄りワイン会の可能性大。
殿方は自慢のワインを持ち寄り、それに伴い何となくキャラに合ったお料理を持ち寄ることが増えた女性陣。
実はこの持ち寄り料理、私、毎回相当楽しみに致しております。

今回は何を拵えてお持ちしようかしら。
アメリカ旅行の報告会ですもの、台風情報を教えて下さったお留守番さんにも旅の雰囲気をお伝え出来るお料理は何かないかしら・・・もちろん頑張り過ぎない在庫食材で。

ぴったりなお料理を思いついてしまいました。

そう、アメリカ旅行、Yご夫妻と合流して2回目のディナーで訪れた 『PRESS』 ☆彡
賑やかなステーキハウスで、お肉はもちろん、付け合わせのポテト料理が最高に美味しかったんです。
それを、私なりにではありますが再現したら楽しんでいただけるのではないかしら。

外はカリッカリで中はホッコホコのじゃが芋料理。
もちろんオーブンから出したて熱々に勝るものはありませんが、そこはまぁご愛敬。
きっとミスターお留守番も笑って下さるのではないかしら。

今朝はオーブンから出したばかりのカリカリホコホコポテトを朝食に。

主人と半分こした際に崩れは致しましたが、表面のカリカリ食感はしっかり健在、良い感じ。
ガーリックのコンフィとも相性はバッチリです。

うん、料理の理屈は解った、後の課題は分量だけ。
週末、何とかなりそうな気が致します。





『PRESS』 のじゃが芋料理、にわか研究室は数日間のみの短い設置予定であります。
先ずはニンニクのコンフィを準備しましょう。
多めに拵えておけば冷蔵庫でしばらく保存可能・・・だと思います。
  1. ニンニクを小房に分けて根の部分を切り落とし、丁寧に薄皮をむきましょう。
    厚手のお鍋に移し (我が家には小ぶりな厚手鍋がありませんので、野田琺瑯で代用) 、全体が充分に浸かる量のオリーブオイルを注ぎましょう。
  2. うんと弱火で1時間程加熱します。
    小さな泡がふつふつと絶え間なく生まれるくらいの火加減を保ちましょう。
    火が強いとよろしくありませんので、私はお魚焼き網を敷いて1時間加熱しました。

    スパイスを加えたりハーブを加えたりというのも楽しそうですが、今回はあくまでもじゃが芋料理が主役ですのでお遊びは控えておきます。
    冷めたら冷蔵庫に移して保存しましょう。






ニンニクのコンフィは昨日のうちに準備しましたので、今朝はここからのスタートです。
  1. 先ずは澄ましバターを準備しましょう。

    バターを40℃程度の湯せんにかけ、混ぜながらゆっくりゆっくり溶かします。
    表面にアクのような泡 (アクではありません、乳固形分です) が浮いてきたらすくいましょう。
    湯せんを外し、しばらくすると上澄みと沈殿物に分かれます。
    この上澄み (これが澄ましバターです) だけを今回は使います。

  2. このお料理の主役、じゃが芋を茹でましょう。
    この段階ではあくまでもアルデンテに仕上げるのがポイント。
    圧力鍋を使ってあっという間に仕上げましょう。
    同時進行でひよこ豆も一緒に茹でてしまいます。

    じゃが芋は出来ればメークインを。
    量はお好みで。
    皮をむいて圧力鍋に移し、ひたひたにお水を注ぎます。

    皮ごとつぶしたニンニク 1欠
    ベイリーフ 2枚
    ホールの黒胡椒 適量
    をお茶パックに合わせて加え、お塩も適量加えます。
    ついでに、パセリの茎部分もお茶パックに入れて香りづけに使いましょうか。

    強火で煮立てて圧力鍋の蓋をし、圧がかかって錘が揺れ始めたら1分強加圧します。
    そのまま圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、じゃが芋だけをすくってバットにひろげます。
    粗熱が取れたら冷蔵庫に移し、30分程冷やしておきましょう。
    ひよこ豆はその後5分程再加圧します。

  3. じゃが芋が冷えたら次の工程に参ります。
    本当ならばSTAUBのキャストアイロンパンを使いたいところではありますが、生憎持ち合わせておりませんのでテリーヌ型で代用します。

    テリーヌ型に澄ましバターを多めに垂らし、壁面まで丁寧にぬりひろげます。
    じゃが芋の半量を指先でつぶしながら平らに敷き込み、更にこの上にも澄ましバターを回しかけましょう。
    残りのじゃが芋を適当に切り、先のじゃが芋に埋め込むようにしながら敷き詰めます。

    これを250℃に予熱したオーブンで45分程、表面にこんがりと焼き色がつくまで焼きましょう。
    付け合わせのマッシュルームは時間差でオーブンから出します。

    今回はイマイチ焼きが足りない感が否めません、改善ポイントです。
    熱いうちにお皿をかぶせて裏返し、型から抜けば出来上がり。

    味はしっかりついております。
    ニンニクのコンフィ、刻みパセリを添えて、先ずは熱々をお召し上がりください。
    手前味噌候ではありますが、 『PRESS』 の味に限りなく近づいていると思いますよ。










『PRESS』 のようにステーキの付け合わせという訳には参りませんが、今朝は鯖のタルタルを同じお皿に盛り付けてみました。






  • しめ鯖のタルタルは我が家の定番料理。
    たっぷりの玉ねぎとしめ鯖、オリーブオイルをフードプロセッサーで粗めに攪拌するだけ。
    本日はマッシュルームをオーブン焼きにした際にでた水気も一緒に攪拌。

    付け合わせにはオーブンで焼いたマッシュルーム、そしてじゃが芋と一緒に茹でたひよこ豆。
    トリュフ塩をちろりとふって召し上がれ。





この組み合わせに、ジャンボなめこのお味噌汁を添えてしまうのが悲しい我が家のセンス。










カリカリホクホクポテトはお弁当にも。
あのブームは何だったのか、という程テレビでも見かけなくなったジャーサラダ。
我が家ではまだまだご健在、 『PRESS』 ポテトのジャーサラダです。






  • ひよこ豆、トマト、グリーンオリーブ、ザワークラウト、グリルドマッシュルーム等々を順に詰めた上に、たっぷりのパセリを散りばめます。

    『PRESS』 ポテトをざっくりとほぐしていちばん上に散らし、すりおろしたぺこりーノロマーノを隙間に散らせば出来上がり。










じゃが芋とひよこ豆の茹で汁はスープとして有効利用。
  • ざく切り玉ねぎと押し麦を加えて加圧し、鯖缶とオクラを加えて牛乳でのばします。
    これだけで調味料も不要な美味しいスープに仕上がります。






『PRESS』 のお料理再現の為、主人は是非STAUBのキャストアイロンパンをと言ってくれますが、これ以上キッチンに物を増やしたくないのよね。
主人の申し出はとてもありがたいのだけど。

・・・だけどやっぱりちょっと欲しい気も否めません。
うん、悩むところ。





『PRESS』 のじゃが芋料理、次回は見た目も上手く出来る気が致します。
何にしろ、週末のワイン会が楽しみで仕方がない主人と私。
明日は金曜日、ワイン会を間近に控え、また楽しくてついつい飲み過ぎてしまうんだろうな、と。

posted by しんさん at 16:42 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月30日

レイチェルのローストチキン・ラベンダー風味

以前は隔週だったレイチェル・クーのお料理番組 “パリの小さなキッチン” 。
吹き替えでレイチェルの可愛い口調が聞けないのはちょっと残念でしたが、楽しみにしておりました。

そのレイチェルの番組が、シリーズ全6回 NHKEテレで定期放送しております。
相変わらず吹き替えなのは面白くありませんが、それでもやっぱりレイチェルは可愛い。
先日放送されていたのは、何度も彼女の本を読み返しておりました “ローストチキン ラベンダー風味” 。

レモンの皮はないけれど、鶏手羽肉ではあるけれど、有り合わせで作ってみましたよ。

ちょっと焼き過ぎた感は否めませんが、これ美味しい。
一緒にローストしたじゃが芋もホクホクで、あら、また主人の好きな物リストにランクイン。

先日収穫して参りました畑の野菜でカポナータを拵え、チキンに添えてみましたよ。

米茄子・緑パプリカ・器量の悪いシシトウは自家製です。
これらにひよこ豆・しめじ・バターナットやたっぷりのトマトを合わせて圧力鍋に放り込めば、ちょちょいのちょいのカポナータ、余裕の出来上がりです。





ポーチドエッグを端っこに添えて朝食に。

チキンは前日に漬け込んでおくので、朝は文字通りオーブンで焼くだけです。
レイチェルのオリジナルレシピとは、時間や在庫食材の関係で少々ズレがございますが味は上々。
とっても簡単でもちろん美味。
そしてもちろん今朝も圧力鍋が大活躍です。





手羽肉ロースト ラベンダー風味、前日の夕食時にちょちょいっと下準備。
目分量で全く問題なしですが、ラベンダーの量は慎重に。
レイチェルもレシピ本に確か書いておりましたが、入れ過ぎると石鹸風味になってしまいますので。
  1. 乾燥ラベンダーは少しつぶしてビニール袋に入れます。
    ふたつまみ強といったところかしら。
    ここにフレッシュタイムの葉をしごいて加えましょう。

    レモン汁・オリーブオイル・蜂蜜・お塩を加えて揉み混ぜ、ここに鶏手羽肉を加えます。
    優しくもんで味をなじませ、袋の中の空気をぬいてしばりましょう。
    ひと晩冷蔵庫へ。

  2. 鶏手羽肉を室温に戻している間に、オーブンを210℃に予熱します。
    耐熱容器に手羽肉を並べましょう。

    じゃが芋を皮つきのまま4等分し、ビニール袋に残ったマリネ液をまぶします。
    マリネ液ごと耐熱容器に移し、オーブンの設定温度を200℃にして40分焼きましょう。
    途中様子を見て180℃に下げるなど、オーブンと相談しながらどうぞ。

  3. ちょっと焼き色が強過ぎましたが、それでも艶々の焼き上がり。
    じゃが芋と一緒に器に盛り、容器の残ったソースをたっぷり添えて召し上がれ。





レイチェルはバゲットに合わせておりましたが、じゃが芋との相性もなかなかです。
そして、もちろんカポナータとの相性もね。











そう、カポナータ。
最近ほぼ毎日のように書いている気が致しますが、そろそろ夏野菜も終盤。
農協朝市のトマトも、熟れてはじけたヤツらをチラチラみかけます。

全盛期よりお買い得になっておりますので、多めに買ってヘタをのぞいて冷凍保存。
もちろんサラダには不向きですが、パスタソースやカポナータにはトマト缶を使わずとも冷凍トマトが大活躍。

今日のカポナータで使わなかったトマト、器量のまずまずのものは冷凍保存。
はじけたりちょっと熟し過ぎたトマトを使って、カポナータも常備菜に。
これでまた明日から楽が出来るというものです。





  1. 包丁でつぶしたニンニク・アンチョビ・刻んだ鷹の爪・たっぷりみじん切りにした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、たっぷりのざく切りトマト・スープストック・ひよこ豆を加えます。

    スープストックは取り寄せたものをキューブ状に冷凍保存して使っております。
    ひよこ豆は戻さなくても平気、反って少々かための食感が私好み。
    トマトの水気が上がってきたのを確認し、5分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。

  2. 全体をひと混ぜし、ここで味付けも済ませてしまいましょう。
    後で味付けすると、やわらかくなった夏野菜がぐずぐずになってしまいますからね。

    オイスターソース・お塩・蜂蜜・ポートワイン・お塩・極少量のお醤油・ついでにいつぞやのスィートチリソース・先程入れ忘れたローリエもここで加えましょうか。
    適当な味付けでも出来が上々なのがカポナータの優れた技。

    米茄子・オクラ・シシトウ・パプリカ・しめじ・バターナット・・・在庫食材を加えて1分加圧しましょう。
    野菜は相当大ぶりに。
    パプリカは自家製で小ぶりなこともあって丸ごとです。

    優しくそっと鍋底からひと混ぜし、器に盛ります。
    残った分は冷蔵保存。
    明日以降、もっと美味しくなりますよ。






ポーチドエッグを添えて、さぁ朝食と致しましょう。

・・・そしてやっぱり納豆・玉ねぎ・チアシードは欠かさずに。
昨日拵えたマディラ酒を使ったイチジクのコンポートが更に美味しくなっておりました。










近頃常備菜ばかりに気を取られ、お弁当がお座なりに。

分かっています。
ちゃんと拵えなくては。

ですが、その常備菜のおかげでなんとかなってしまうのが加速の原因。
今日も主人から “美味しかったメール” 、しっかりと頂きました。





今日はこれから主人とお買い物です。
来月にせまった旅行の為、こまごまとした必要品を買ってこないと。
台風一過の爽やかな強風の中、ベランダのシーツがパリパリに乾いております。
早々に取り込んで出かけましょう。

posted by しんさん at 14:30 | Comment(2) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

飛び切り美味しい、飛び切り簡単、ブルーチーズとクルミのペンネ

目下主人の夏休みも真っ只中、特別どこに出かける予定もありません。
正午を目安にお家で飲んでは食べ、程良いぐうだら生活を主人とふたり楽しんでおります。

それでも私の白内障手術後は、以前のように暴飲暴食に身をゆだねることもありません。
そのおかげか、ぐうだら生活を送りながらも主人の体重は激増することもなく体調もすこぶる良好。
加齢を味方に向上する生活、とでも申しましょうか。
うん、なかなか今の生活も気に入っております。

さて。
先日有り合わせではありますがワインのお供に拵えたペンネが上々の出来栄えでしたので備忘録。

ゴルゴンゾーラのペンネ、と胸を張りたいところではありますがスティルトンです。
いつぞや購入致しましたスティルトンが少量残っておりましたので、胡桃と合わせてみましたよ。

ハミングしながらちょちょいのちょいっと出来てしまう簡単ペンネ。
なのにその味は、抜群に主人のお気に召したようでございます。
とっても簡単ですよ。










  1. 胡桃を粗く刻んでおきます。
    お好みのチーズ (今回はペコリーノロマーノで) をお好み量すりおろしておきます。
  2. たっぷりのお湯を沸かしてお塩を加え、ペンネを茹で始めましょう。
    ペンネは指定のゆで時間より控えめに。
    今回使用致しました茹で時間13分のペンネなら、10分を目安にザルにあけます。
    この時茹で汁を少量とっておきましょう。
  3. 1と同時進行でソースの準備を致します。

    生クリーム (濃厚なタカナシの47%で是非)
    軽くフォーク等で崩したスティルトン
    醗酵バター

    以上をフライパンに合わせ入れ、弱めの火加減でゆっくり煮立てて煮詰めていきます。
    少しとろみがついたところで、トリュフ塩・黒胡椒を適量加えます。
    粗く刻んだ胡桃も加えてひと混ぜしましょう。

  4. 茹で上がったペンネをすかさずソースに加え、素早くからめます。

    おろしチーズを加えて更にからめ、最後にペンネの茹で汁でとろみ具合を調節しましょう。
    ペンネの量やソースの煮詰め具合によっても差はありますが、茹で汁は大さじ2〜3杯ってところかしら。

    チーズの塩気・茹で汁の塩気を考慮して、味付けに使うトリュフ塩の量を見極めるのがポイントですよ。
    とは言え、お家で作るお料理って見た目は残念でも味は上々ってことが常ですけどね。
    自分の好きなように味付け出来るのですもの、しかも食べるのは主人と自分。
    不味くなりようがなりません。

    お皿に盛り付け、ちょちょいのチョイっと出来上がり。











主人がセラーから出したワインは、ちょっといわくつきのもの。

シャブリ地方のご出身ではないのにシャブリ、しかもブドウはシャルドネではなくマスカダイン、といったフロリダのワイン Lakeridge Winery & Vineyardsの白ワイン。

何やら主人が早とちりしてまとめ買いしたこの甘口ワイン。
いわくは相当付きまとってはおりますが、デザートワインのような甘い風味が今日のペンネと好相性。

うん、手前味噌ではありますがペンネ美味しい。





今年の夏休みは、恒例となっております主人の体重激増現象も見られず寝起きも最高。
就寝前の会話といえば、 “ねぇねぇ明日は何飲もうか・・・”
残念ながら決してアルコールの量は減ってはおりませんが、居心地は益々向上致しております。
さ、今日もそろそろささやかなパーティが始まりますよ。
今日は焼酎の予定、しめ鯖を肴にね。

posted by しんさん at 11:14 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月12日

主人の夏休み、終日ほろ酔い

週末の京都から帰宅し、週明けの月曜・火曜とお酒を控えておりました。

京都でたらふく飲んだ帳尻合わせという見方もございますが、主な理由は主人の夏休みに向けて。
今年、主人の夏休みは嬉しい丸っと1週間。
お互いの実家も近いことですし帰省ラッシュや渋滞とは無縁、日がな一日のんびり過ごしましょうよ。
2日間お酒を控えて体調もリセット致しました、さぁ楽しい夏休みの始まりですよ。

今年から国民の休日に仲間入りした “山の日” 。
ほんの少し夏山を意識した涼やかな肴は、刺身こんにゃくと貝柱の組み合わせ。

2〜3枚に削ぎ切りした貝柱と刺身こんにゃくを重ねて盛り付けます。
辛子味噌か胡麻だれで召し上がれ。

お楽しみのお酒は、京都 招徳酒造の花洛 (からく) 。
目下主人の・・・と言うより私のお気に入り。





夜は炭水化物を控えております我が家でありますが、主人の夏休み中はお昼からの “飲み” 解禁。
ささやかな炭水化物は、いつぞや茹でてこの日の為に冷蔵庫に忍ばせておいたお蕎麦を使って。
太白胡麻油でからりと揚げた揚げ蕎麦です。
  • 茹でたお蕎麦はキッチンペーパーの上にひろげ、水気をしっかり除きます。
    熱した太白胡麻油 (中温といったところかしら) に1本ずつほぐしながら移し、かりっとするまで揚げて油をしっかり切りましょう。

    油に入れた直ぐは蕎麦同士くっついてしまうので、あまりいじらないのがポイント。
    程良く揚がると箸にもくっつかず、私の思う通り素直に従ってくれます。
    ビニール袋に移し、控えめにお塩をふってまぶしましょう。






平日の朝食に必須の納豆ですが休日中は例外。
主人の夏休み中は朝の納豆もお味噌汁も端折りますので、納豆も日本酒の肴に活用致しましょう。
定番の納豆+油揚げの一品。
  1. 油揚げをまな板の上に置き、杓文字等で表面を程良く叩いて1辺を切り落とします。
    中の繊維が崩れて袋状になります。
    油抜きはしませんよ。
  2. 納豆・添付の納豆だれと辛子・切り落とした油揚げ (細かく刻んで) を合わせてよく混ぜ、溶き卵と合わせましょう。
    これを1に詰めて爪楊枝で縫うように留め、すぐに熱したフライパンの上に並べましょう。

    フライパンに油はひきません。
    油揚げ自らの油で、程良くかりっと焼き上がりますからね。

  3. 両面程よく焼いたら極少量のお醤油を回しかけ、すこし焦がして出来上がり。
    爪楊枝を除き、半分に切って盛り付けます。






夏休みですもの、枝豆は天狗印で知られる “味緑 (みりょく) ” 。
500円そこそこで優越感に浸れるなんて、お料理ってなんてお得な娯楽かしら。
その味は・・・えっと・・・よく分からなかったってのが率直な感想。

大好きなイチジク、今日は胡麻だれで和えて日本酒の肴に。

主人の夏休みは始まったばかり。
今日は鶏の手羽元肉で赤ワイン煮込み、手羽肉のコック・オー・ヴァン風を拵える予定です。
ということは赤ワインですね。





どこに出かける予定もない夏休み。
日本酒、ワイン、焼酎と各種揃えて挑んでおります。

posted by しんさん at 07:53 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

ピーチメルバをもう一回、そして夏野菜カレー

頂いた立派な桃で先日拵えたピーチメルバ ⇒ “グレーテルのピーチメルバ ☆彡”

タイミングよろしくピーチメルバを紐といておりました “グレーテルのかまど” を録画し、ところどころは我が家の食材事情に都合良く勝手にアレンジし、初めての挑戦にしては出来も上々。

主人が相当気に入ってくれたようなので、同じレシピでもう一回。

・・・なんてね。
たとえ量は少なくとも、桃のコンポート液がもったいなくて使い回しをしたってだけのお話しです。

仕上げのシュクル・フィレをドーム型にし、ちょこんっと帽子のように飾りたかったのですが・・・
まるでトランプ氏、あら、言い得て妙だわ。





  • 桃のコンポートは前回 (☆彡) と同じ工程、というよりコンポート液の使い回しです。
    赤ワインを使っておりますので少々見た目に問題はありますが、本当に美味しい。

    前述の通り、仕上げの飴細工 (シュクル・フィレ) を今回はドーム型に。
    小ぶりなお猪口をお魚ホイルで包み、お魚ホイルの上で作業します。
    お魚ホイルの裏・表に気をつけて。

    シュクル・フィレの後、お鍋とフォークのお片付けも兼ねてフランボワーズソースを拵えます。
    飴がこびりついたお鍋とフォークを使い、冷凍フランボワーズをつぶしながらひと煮立ち。
    飴がとければ出来上がり。
    前回は裏漉ししましたが今回は裏漉しなし。
    どちらでも美味しい。

    桃の赤ワインコンポートの皮をつるりとむきます。
    予めよく冷やしておいた器にアイスクリームを盛り、この上にコンポートをかぶせるように盛り付けましょう。
    今回、フランボワーズソースは上からかけずに横に添えます。
    トランプ氏の・・・じゃなくってシュクル・フィレを飾って出来上がり。

    カリカリのシュクル・フィレが最高のアクセント。
    主人、気に入ったからってピーチメルバを睨みつけながら食べるのはお止めなさいね。










本日、主人のお仕事の都合でお弁当はお休みです。
お昼は外食だと憂鬱そうな主人、じゃぁ朝食は主人の大好きなカレーにしましょうね。

スパイスをしっかり効かせた夏野菜たっぷりのカレー。
主人の大好きなムングダルも忘れずに。
今日はビン缶収集日ですから、鯖缶も使いましょうか。
今日は辛みもいつもより強めにしておきましたからね。





材料に多少の違いはあれど基本的な作り方はほぼ同じ。
  1. 油・スタータースパイスを圧力鍋に合わせて中火にかけ、スパイスを焦がさないよう香りをしっかりと引き立たせます。
    ここで使ったスパイスは、クミンシード・ブラウンマスタードシード・カスリメティ・スパイスボールで軽く砕いたクローブ・カルダモン・黒胡椒といったところ。

    香りが立ってきたところで、みじん切りにしたニンニク・生姜・フレッシュ唐辛子を加えます。
    香りがふわりと上がったらみじん切り玉ねぎをたっぷり加え、油がなじんだところでターメリックパウダーも加えてなじませます。

  2. さっと洗ったムングダルを加えてお水を適量注ぎます。
    ざく切りトマトを加えてひと混ぜし、3分加圧しましょう。

    圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、再度加熱しながらカボチャを加えます。
    カボチャがやわらかくなったら鯖缶を缶汁ごと加えてタマリンドペーストを加えましょう。

  3. オクラ・しめじを加えてひと混ぜし、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパー・お塩を加えてひと煮立ち。
    お塩を程よく効かせると全体がまとまります。

    あまりとろみを効かせたくないので、オクラは大きくふたつに切るに止めました。
    彩りが鮮やかな夏野菜、カレーを作っていてもその色合いにワクワクします。

    ジャスミンライスに十六雑穀を混ぜて炊き、ミニトマトを添えて盛り付けましょう。











ピーチ・メルバならぬ、ピーチ・トランプ氏をデザートに。
いや、デザートというより、どうぞアイスクリームがとけないうちに召し上がれ。くすっ。

明日は私の誕生日。
主人からの嬉しいプレゼントは、京都俵屋旅館さんの一泊旅行。

買ってあげるとせっかく提案してくれている銅鍋は・・・うーん、まだまだ踏み出せずにおります。
お手入れがなかなか難しいようなので。





明日は全国的に猛暑の予報、ご丁寧に明後日の日曜も然り。
8月の京都、さて着物で挑むと致しましょう。
どれだけ涼しい顔をして周囲を欺くことが出来るか・・・無駄な挑戦をして参ります。
それで倒れたら目も当てられませんもの、水分補給だけはこまめにしないとね。

posted by しんさん at 15:36 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする