外食の回数もめっきり減った昨今ではありますが、時々主人が思い出したように予約をします。
久しぶりのラーモニー・ドウ・ラ・ルミエール。
そう主人に行ったら、いや、5月にオレゴンワインの会やったじゃん、と。
冒頭からではありますが、食事を終えた後の山村シェフと主人の笑顔が眩しくて・・・
山村さんのフォアグラのやや強めの焼き加減が大好き。
山村ソースとでもお呼びしたいソース。
キノコのテリーヌに添えられたナッツのソースがとても私好みでありました。
パクりたい。
冬を感じさせるカニのガレット。
ふわふわ熱々のホッとする味。
お野菜がいっぱい添えられたハタのブレゼ。
いつか私が育てたアーティチョークをここに。
・・・ウソです。
大好きな煮込み。
私もシェフと記念写真。
紅葉の季節になると着たくなる古い古い母の着物。
母も誰かからのお下がりを染め直したもの。
長羽織は祖母の着物を仕立て直して頂いたもの。
そう言えば羽織紐も祖母の着物で作って頂いたものでした。
お家でぐだぐだ飲むのも楽しいけれど、やはりこうしてシェフやマダム、ソムリエールさんとお喋りしながらのディナーも楽しいものです。
飲み過ぎることもなく気持ちよく帰宅致しましたが、やはり加齢には勝てないようで翌朝の食欲はゼロ。
当然激増した体重対策もあって、朝はすりおろし生姜をたっぷり入れた自家製発芽玄米の甘酒で済ませます。
そしてお昼はお味噌汁だけ。
牡蠣をつけ込んだオイルで根菜を炒めてお味噌汁に。
お腹が空いたと主人からメッセージが立て続けに届きました。
どうやら主人は食欲も回復したようです。
ですが明日は私の健康診断、朝食は抜きですよ。
2019年11月26日
2019年10月29日
とても良い旅をして参りました〜奈良・京都
週末を利用し、主人とふたり奈良と京都の一泊旅行を楽しんで参りました。
結婚前も含めた主人との旅で嫌な思い出はひとつとて思い浮かばないのですが、今回の旅は今まで以上に有意義で、これから先のふたりの生活を更に良い方向へ誘ってくれるものであったと確信致しております。
先ずは今回の旅のきっかけとなりました女性とのお気に入りの一枚。
着物日傘アーティストの柴田さま。
奈良でお母さまの作品展があるとかでご案内を頂き、どうしてもご本人にお会いしたくて奈良へと向かいました。
彼女とのご縁を賜ったのはもちろん日傘。
今年の4月。
帯状疱疹で1週間の入院を余儀なくされた主人を病院に託し、ひとりで出掛けた京都俵屋さん楓の間⇒2019年04月08日 2019年04月09日
部屋から眺める青々した楓の先の小さな赤い花の花言葉は『美しい変化』『大切な思い出』
主人とふたり最初に宿泊した俵屋さん以来お世話になった中居さんの旅立ちに相応しいこの花言葉を想いながら、私がのこのこ向かった先は京都の老舗呉服屋のゑり善さんでした。
それだけの理由で誂えた楓模様のレース生地の塵除けが届いたのはその数ヶ月後。
添えられていた余り布が彼女の手に渡り、母の古い羽織をアクセントにした素晴らしい日傘が仕上がりました。
小さなトートバッグも彼女の作品。
裏地は母の羽織生地です。
ちなみに作家さんこそ異なりますが、手前は数年前に母とペアで作って頂いた数寄屋袋。
裏地は子供用の長襦袢を解いたツルっとした生地です。
祖母が生前、誰かの着物だか何かを解いて縫ってくれた子供用長襦袢が巡り巡って幼少の私の番となり妹の番も終え、最後は数寄屋袋の裏となったという慎ましやかなお話です。
さて。
よほどの機会がないとなかなか訪れることもない奈良。
実は、当初の予定では私ひとりで京都に行く心積もりでおりました。
日傘が出来上がった頃にふらりとひとりで俵屋さんへ行き、ゑり善さんで出来上がった日傘を自慢しよう。
はい、イヤらしい人間です、わたくし。
ですが奈良に行けば彼女に直接お礼申しあげられる、それならばと主人を誘い、高速を使って楽々奈良へ。
作品展の場所は奈良の観光スポットでもあります“ならまち格子の家”
・・・の前に、奈良と言えば三輪素麺。
お昼ご飯はもちろん三輪素麺。
創業300年の直売所も兼ねた三輪山本素麺のお食事処の隅席を陣取りました。
メニューは既に冬季限定の温かい素麺になっておりましたが、いえいえ、健在ですよ。
年中頂ける冷たいお素麺、極細素麺“白髪”が。
柿の葉寿司を主人とひとつずつ頂きながら、まるで絹糸のようなお素麺を頂きました。
この細さ、画像で伝わるかしら。
夕食にひびかない控えめな量でお腹の満たされ方も程よく、いよいよ目的地へと向かいます。
近くの無人パーキングに車を停めて“ならまち格子の家”へ。
お二階へ上がりいよいよ旅の目的、着物日傘アーティストの柴田さまとの初お目見えを果たします。
本当に魅力的な方でした。
画像を通しても楽しそうな雰囲気は伝わるものですが、実際にお会いした彼女は魅力に溢れておりました。
その後京都へと向かい、今回は俵屋さんではなく京都滞在時にしばしば利用するホテルへとチェックイン。
ささやかな三輪素麺のお昼はとうの昔に消化済み。
ホテルのバーで一杯だけと、ウォッカマティーニとドライマティーニを頂いてから向かった先は、1年半ぶりの御料理はやしさん。
最初にお邪魔したのは10年近くも前になるのかしら。
私は仏頂面のご主人に委縮し、主人は林さんの所謂“味を求めにいくお料理”に戸惑い、当時はまだまだ随分と背伸び致しておりました。
この日からです。
主人が自宅の調味料を全て吟味して買い替え、食材を活かす薄味に挑み、林さんのお料理を理解すべく生活改善一大プロジェクトに取り組んだのは。
そして今回の林さんのお料理を頂き、主人は決心したようです。
『僕、多分これが林さんにお邪魔する最後になると思う』
主人、林さんを卒業です。
マヨネーズが好きで、どろっとした照り焼き味が好きで、お肉が好きで、濃い味が好きで、ジャンクフード好きだった主人が林さんのお料理をきっかけに今に至っております。
林さんのお料理を食べていなければ、未だに手頃な外食にどっぷり浸っていたでしょう。
そして私の料理も全く進化していないでしょう。
趣向は加齢とともに変化するもの。
世間の流行りやその廃り、映えるお料理に流されず、ふたりでふたりに合った今後の食卓を無理なく楽しみながら作っていく所存でございます。
それを思うと、今回の旅のコスパは最強だったと実感致します。
着物日傘アーティストさんとの出会い、御料理はやしさんからの卒業、意義ある奈良・京都の一泊旅行の備忘録は明日も続くのです。
結婚前も含めた主人との旅で嫌な思い出はひとつとて思い浮かばないのですが、今回の旅は今まで以上に有意義で、これから先のふたりの生活を更に良い方向へ誘ってくれるものであったと確信致しております。
先ずは今回の旅のきっかけとなりました女性とのお気に入りの一枚。
着物日傘アーティストの柴田さま。
奈良でお母さまの作品展があるとかでご案内を頂き、どうしてもご本人にお会いしたくて奈良へと向かいました。
彼女とのご縁を賜ったのはもちろん日傘。
今年の4月。
帯状疱疹で1週間の入院を余儀なくされた主人を病院に託し、ひとりで出掛けた京都俵屋さん楓の間⇒2019年04月08日 2019年04月09日
部屋から眺める青々した楓の先の小さな赤い花の花言葉は『美しい変化』『大切な思い出』
主人とふたり最初に宿泊した俵屋さん以来お世話になった中居さんの旅立ちに相応しいこの花言葉を想いながら、私がのこのこ向かった先は京都の老舗呉服屋のゑり善さんでした。
それだけの理由で誂えた楓模様のレース生地の塵除けが届いたのはその数ヶ月後。
添えられていた余り布が彼女の手に渡り、母の古い羽織をアクセントにした素晴らしい日傘が仕上がりました。
小さなトートバッグも彼女の作品。
裏地は母の羽織生地です。
ちなみに作家さんこそ異なりますが、手前は数年前に母とペアで作って頂いた数寄屋袋。
裏地は子供用の長襦袢を解いたツルっとした生地です。
祖母が生前、誰かの着物だか何かを解いて縫ってくれた子供用長襦袢が巡り巡って幼少の私の番となり妹の番も終え、最後は数寄屋袋の裏となったという慎ましやかなお話です。
さて。
よほどの機会がないとなかなか訪れることもない奈良。
実は、当初の予定では私ひとりで京都に行く心積もりでおりました。
日傘が出来上がった頃にふらりとひとりで俵屋さんへ行き、ゑり善さんで出来上がった日傘を自慢しよう。
はい、イヤらしい人間です、わたくし。
ですが奈良に行けば彼女に直接お礼申しあげられる、それならばと主人を誘い、高速を使って楽々奈良へ。
作品展の場所は奈良の観光スポットでもあります“ならまち格子の家”
・・・の前に、奈良と言えば三輪素麺。
お昼ご飯はもちろん三輪素麺。
創業300年の直売所も兼ねた三輪山本素麺のお食事処の隅席を陣取りました。
メニューは既に冬季限定の温かい素麺になっておりましたが、いえいえ、健在ですよ。
年中頂ける冷たいお素麺、極細素麺“白髪”が。
柿の葉寿司を主人とひとつずつ頂きながら、まるで絹糸のようなお素麺を頂きました。
この細さ、画像で伝わるかしら。
夕食にひびかない控えめな量でお腹の満たされ方も程よく、いよいよ目的地へと向かいます。
近くの無人パーキングに車を停めて“ならまち格子の家”へ。
お二階へ上がりいよいよ旅の目的、着物日傘アーティストの柴田さまとの初お目見えを果たします。
本当に魅力的な方でした。
画像を通しても楽しそうな雰囲気は伝わるものですが、実際にお会いした彼女は魅力に溢れておりました。
その後京都へと向かい、今回は俵屋さんではなく京都滞在時にしばしば利用するホテルへとチェックイン。
ささやかな三輪素麺のお昼はとうの昔に消化済み。
ホテルのバーで一杯だけと、ウォッカマティーニとドライマティーニを頂いてから向かった先は、1年半ぶりの御料理はやしさん。
最初にお邪魔したのは10年近くも前になるのかしら。
私は仏頂面のご主人に委縮し、主人は林さんの所謂“味を求めにいくお料理”に戸惑い、当時はまだまだ随分と背伸び致しておりました。
この日からです。
主人が自宅の調味料を全て吟味して買い替え、食材を活かす薄味に挑み、林さんのお料理を理解すべく生活改善一大プロジェクトに取り組んだのは。
そして今回の林さんのお料理を頂き、主人は決心したようです。
『僕、多分これが林さんにお邪魔する最後になると思う』
主人、林さんを卒業です。
マヨネーズが好きで、どろっとした照り焼き味が好きで、お肉が好きで、濃い味が好きで、ジャンクフード好きだった主人が林さんのお料理をきっかけに今に至っております。
林さんのお料理を食べていなければ、未だに手頃な外食にどっぷり浸っていたでしょう。
そして私の料理も全く進化していないでしょう。
趣向は加齢とともに変化するもの。
世間の流行りやその廃り、映えるお料理に流されず、ふたりでふたりに合った今後の食卓を無理なく楽しみながら作っていく所存でございます。
それを思うと、今回の旅のコスパは最強だったと実感致します。
着物日傘アーティストさんとの出会い、御料理はやしさんからの卒業、意義ある奈良・京都の一泊旅行の備忘録は明日も続くのです。
2019年07月15日
“知多半島 海のしょうげつ” に行って参りました
思えば、主人と結婚して初めての家族旅行。
アメリカに帰る義妹の提案で、日本滞在の最終日は太平洋につながる伊勢湾を一望出来る小さな旅館 “海のしょうげつ” で過ごします。
文字通り梅雨の晴れ間、ロビーから見渡す伊勢湾。
小さな頃、兄や妹、従弟らと小さな民宿で夏休みを過ごした内海海水浴場の近く。
もちろん知多半島に直行した訳ではなく、ハンドルを握る主人が先ず最初に目指したのは岐阜の老舗和菓子屋さん “松花堂” さん。
夏のお出掛けはここに寄って、かき氷を食べてからでないと主人は納得しないのです。
和三盆と黒蜜のかき氷。
義母と義妹はお抹茶のかき氷。
涼をとったところで、さぁ出発です。
とは言っても岐阜から知多半島ですからね。
先々月に行った熱海に比べれば近いものです。
迷うことなく今宵のお宿、客室は10室という “知多半島 海のしょうげつ” さんに到着です。
靴を脱いでロビーに通されれば冒頭の伊勢湾、そして緑を含んだ初夏の海風。
薪ストーブを中心にした明るいロビーでお茶とお菓子を頂きます。
薪ストーブのあるロビーを中心に、義母チームとは別棟のお部屋に通されます。
聞けば今回主人が予約したお部屋は、2室ともそれぞれ4人で宿泊しても充分過ぎる間取りを誇るメゾネットタイプ。
そんなメゾネットタイプのお部屋を4人で2部屋おさえた贅沢な知多半島の一泊旅行です。
それぞれのお部屋を吟味した後、好みの部屋を選んで2チームに分かれます。
よりゴージャスなお部屋は女性ふたりのチームにお譲りし、私たちは海の間へと移動。
お庭の四阿から見たお部屋です。
梅雨時とは思えないお部屋からの景色。
確かにね、お座敷の押し入れにはお布団の用意もありました。
今宵は使われることはないお布団らのね。
ベッドルームはお二階。
ベッドルームの小さな窓から見える伊勢湾。
やや薄暗くしたひんやりしたお部屋から見える伊勢湾が格別に綺麗でした。
もちろん露天風呂もありますよ。
海を臨む露天風呂に早速。
青い澄んだボトルの小さなリキュールは旅館からのサービス。
よく冷えたリキュールとお猪口を片手に湯船に浸かります。
4人で同じ部屋ではなかなか出来ないものね。
露天風呂でさっぱりした後は、夕食の時間まで館内を探検。
建物の隙間から見える青い海、近場の内海を堪能しております。
お庭の四阿の内装。
このお宿、お部屋の中にも館内にも至る所に見られる野鳥のあしらい。
露天風呂に入っていても時々澄んだ鶯の声が聞こえていました。
このベンチの可愛らしいことといったら。
木製の小鳥さん、どうやら主人の目には本物に写ったようですよ。
・・・加齢ね、間違いなく。
温かみのあるトナカイさんも。
日が傾き始めましたよ。
そろそろお待ちかねの夕食です。
お部屋はレストラン、ですが個室になっています。
女性陣おふたりを待つ間にお風呂上りのビール、こりゃたまらん、ね。
料理長は京都で修業されたそう。
献立にあった “瓢亭たまご” の謎がそれで解明されました。
7月ですので天の川をイメージした前菜。
来年は素麺瓜を育てようかしら。
場所は違えど頭の中は野菜で一杯なようですね。
日本酒フライトを楽しみながらの海の幸。
お肉も少々。
お腹いっぱいといいながら、鯛めしの香りに魅了されます。
食べちゃうよね、この香り、この味。
主人、禁断のお代わりをしてご満悦。
義母から譲り受けた着物の中にあった浴衣。
うーん、義母のセンスじゃないぞ・・・もしかして?
睨んだ通りの野性の勘、この浴衣は義妹が高校時代に買った浴衣だとか。
自宅から持っていって良かった。
高校時代の思い出の浴衣に久しぶりに袖を通した義妹、飛び切りの美しさでした。
お夜食にどうぞ、そう言って握って頂いた鯛めしのおにぎりさん。
可愛らしいお弁当箱に詰めて頂いた鯛めしをつまみながら、もうちょっと主人とお喋り。
翌日は生憎の、というより案の定の雨空。
露天風呂にも雨の波紋。
海は曇っていますが、雨を含んだ緑は奥行きがあって綺麗です。
お部屋の露天風呂は昨日十分楽しみましたからね。
今日は大浴場へと向かいましょう。
朝の6時から利用出来るということで、6時きっかりのいちばん風呂を頂きに参りました。
客室が10部屋、しかも全室露天風呂付ということで大浴場を利用する方は少ないのだとか。
貸し切り状態の大浴場、7時15分からの “おしん” がなかればもっと長湯を楽しんでいたことでしょう。
朝風呂の後は昨日夕食を頂いた同じ個室で朝食です。
干物も食べ比べ出来る小さなサイズ。
熱々の出汁巻き卵やご飯、お味噌汁がタイミングよく運ばれて並べられます。
良い近場一泊家族旅行でありました。
壁に飾られていた小さなお花たち。
お庭に咲いたお花でしょうね、シンメトリーなあしらいに和みます。
通路の脇にあった乳母車。
飾りかと思いきや、荷物の多い時には大活躍する実用品でありました。
祖母宅に行くとこんなタイプの乳母車があって、よく兄や妹、従弟らとぎゅうぎゅう詰めに押し込められて祖母と買い物に行きました。
内海の海で泳いでいた頃よりもっと小さな頃のお話です。
そしてエントランスで記念写真。
そしてセントレアへ。
義妹は家族のいるアメリカへと帰っていきました。
長い長い1ヶ月ほどの日本滞在、パワフルな彼女も今頃はホッと一息も二息もついていることでしょう。
そしてバリバリといつも通り働いていることでしょう。
翌日のセントレア行きを見越しての家族一泊旅行。
これは良いですよ。
自宅から一気にセントレアへ向かうより、ちょっと温泉、ちょっと宿泊、これは恒例になりそう。
明日からは私も通常の生活に戻らないと。
間もなくの梅雨明けがきっとよいきっかけになることでしょう。
アメリカに帰る義妹の提案で、日本滞在の最終日は太平洋につながる伊勢湾を一望出来る小さな旅館 “海のしょうげつ” で過ごします。
文字通り梅雨の晴れ間、ロビーから見渡す伊勢湾。
小さな頃、兄や妹、従弟らと小さな民宿で夏休みを過ごした内海海水浴場の近く。
もちろん知多半島に直行した訳ではなく、ハンドルを握る主人が先ず最初に目指したのは岐阜の老舗和菓子屋さん “松花堂” さん。
夏のお出掛けはここに寄って、かき氷を食べてからでないと主人は納得しないのです。
和三盆と黒蜜のかき氷。
義母と義妹はお抹茶のかき氷。
涼をとったところで、さぁ出発です。
とは言っても岐阜から知多半島ですからね。
先々月に行った熱海に比べれば近いものです。
迷うことなく今宵のお宿、客室は10室という “知多半島 海のしょうげつ” さんに到着です。
靴を脱いでロビーに通されれば冒頭の伊勢湾、そして緑を含んだ初夏の海風。
薪ストーブを中心にした明るいロビーでお茶とお菓子を頂きます。
薪ストーブのあるロビーを中心に、義母チームとは別棟のお部屋に通されます。
聞けば今回主人が予約したお部屋は、2室ともそれぞれ4人で宿泊しても充分過ぎる間取りを誇るメゾネットタイプ。
そんなメゾネットタイプのお部屋を4人で2部屋おさえた贅沢な知多半島の一泊旅行です。
それぞれのお部屋を吟味した後、好みの部屋を選んで2チームに分かれます。
よりゴージャスなお部屋は女性ふたりのチームにお譲りし、私たちは海の間へと移動。
お庭の四阿から見たお部屋です。
梅雨時とは思えないお部屋からの景色。
確かにね、お座敷の押し入れにはお布団の用意もありました。
今宵は使われることはないお布団らのね。
ベッドルームはお二階。
ベッドルームの小さな窓から見える伊勢湾。
やや薄暗くしたひんやりしたお部屋から見える伊勢湾が格別に綺麗でした。
もちろん露天風呂もありますよ。
海を臨む露天風呂に早速。
青い澄んだボトルの小さなリキュールは旅館からのサービス。
よく冷えたリキュールとお猪口を片手に湯船に浸かります。
4人で同じ部屋ではなかなか出来ないものね。
露天風呂でさっぱりした後は、夕食の時間まで館内を探検。
建物の隙間から見える青い海、近場の内海を堪能しております。
お庭の四阿の内装。
このお宿、お部屋の中にも館内にも至る所に見られる野鳥のあしらい。
露天風呂に入っていても時々澄んだ鶯の声が聞こえていました。
このベンチの可愛らしいことといったら。
木製の小鳥さん、どうやら主人の目には本物に写ったようですよ。
・・・加齢ね、間違いなく。
温かみのあるトナカイさんも。
日が傾き始めましたよ。
そろそろお待ちかねの夕食です。
お部屋はレストラン、ですが個室になっています。
女性陣おふたりを待つ間にお風呂上りのビール、こりゃたまらん、ね。
料理長は京都で修業されたそう。
献立にあった “瓢亭たまご” の謎がそれで解明されました。
7月ですので天の川をイメージした前菜。
来年は素麺瓜を育てようかしら。
場所は違えど頭の中は野菜で一杯なようですね。
日本酒フライトを楽しみながらの海の幸。
お肉も少々。
お腹いっぱいといいながら、鯛めしの香りに魅了されます。
食べちゃうよね、この香り、この味。
主人、禁断のお代わりをしてご満悦。
義母から譲り受けた着物の中にあった浴衣。
うーん、義母のセンスじゃないぞ・・・もしかして?
睨んだ通りの野性の勘、この浴衣は義妹が高校時代に買った浴衣だとか。
自宅から持っていって良かった。
高校時代の思い出の浴衣に久しぶりに袖を通した義妹、飛び切りの美しさでした。
お夜食にどうぞ、そう言って握って頂いた鯛めしのおにぎりさん。
可愛らしいお弁当箱に詰めて頂いた鯛めしをつまみながら、もうちょっと主人とお喋り。
翌日は生憎の、というより案の定の雨空。
露天風呂にも雨の波紋。
海は曇っていますが、雨を含んだ緑は奥行きがあって綺麗です。
お部屋の露天風呂は昨日十分楽しみましたからね。
今日は大浴場へと向かいましょう。
朝の6時から利用出来るということで、6時きっかりのいちばん風呂を頂きに参りました。
客室が10部屋、しかも全室露天風呂付ということで大浴場を利用する方は少ないのだとか。
貸し切り状態の大浴場、7時15分からの “おしん” がなかればもっと長湯を楽しんでいたことでしょう。
朝風呂の後は昨日夕食を頂いた同じ個室で朝食です。
干物も食べ比べ出来る小さなサイズ。
熱々の出汁巻き卵やご飯、お味噌汁がタイミングよく運ばれて並べられます。
良い近場一泊家族旅行でありました。
壁に飾られていた小さなお花たち。
お庭に咲いたお花でしょうね、シンメトリーなあしらいに和みます。
通路の脇にあった乳母車。
飾りかと思いきや、荷物の多い時には大活躍する実用品でありました。
祖母宅に行くとこんなタイプの乳母車があって、よく兄や妹、従弟らとぎゅうぎゅう詰めに押し込められて祖母と買い物に行きました。
内海の海で泳いでいた頃よりもっと小さな頃のお話です。
そしてエントランスで記念写真。
そしてセントレアへ。
義妹は家族のいるアメリカへと帰っていきました。
長い長い1ヶ月ほどの日本滞在、パワフルな彼女も今頃はホッと一息も二息もついていることでしょう。
そしてバリバリといつも通り働いていることでしょう。
翌日のセントレア行きを見越しての家族一泊旅行。
これは良いですよ。
自宅から一気にセントレアへ向かうより、ちょっと温泉、ちょっと宿泊、これは恒例になりそう。
明日からは私も通常の生活に戻らないと。
間もなくの梅雨明けがきっとよいきっかけになることでしょう。
2019年06月05日
Restaurant Cote-Rotie 〜 レストラン コートロティ
オープンして早12年目を迎えた愛知県は稲沢にありますレストラン コートロティさん。
自宅からバスで駅に向かって名鉄電車に揺られ、国府宮で下車してそれからタクシーでお店まで。
面倒くさがりの主人ですもの。
その長い道のりをすっ飛ばす為にも、一時は私を運転手に任命したりの悪あがきを致してはおりましたが、レストランがオープンしてから頻繁ではないものの通い続けております。
先日の2019年のミシュランガイド愛知 岐阜 三重特別版でビブグルマンを受賞したとの知らせを聞きつけた主人、早速予約をしたようですよ。 主人が予約したコースはデギュスタションコース。
アミューズのヴィシソワーズは予約時にねじ込んで頂いたそう。
主人の大好物ですものね、ヴィシソワーズ。
新岐阜駅まで向かうバスの中、主人はお料理の話ばかり。
ヴィシソワーズを熱く語り、オマール海老に思いを馳せ、フォアグラからレーニエ三世風につなげるワインを妄想します。
最初に運ばれてきたのは、甘いコーンが潜んだアミューズブーシュ。
初夏と言うには暑過ぎる陽気ですが、この時期のお料理は綺麗で大好き。 西日も少し落ち着いた頃、フロア担当の夫人がロールスクリーンを上げて下さいましたよ。
主人が選んだローヌワインが陽光に映えます。
奥さまとおふたり、仲の良い伊藤シェフのご家庭がちょっとだけ垣間見えるような可愛らしいお庭。 オープンキッチンではないので当然厨房の様子は一切分かりません。
が、こちらの伊藤シェフ、やんごとないお方です。
おひとりでお料理はもちろん、パンやデセールまで手掛けていらっしゃるというのに余裕でフロアにお顔を出すことしばしば、いえ、頻繁。
お料理の前に主人とちょっとお喋り。
先日買い求めたという伊藤シェフ私物のレシピ本、パリはアピシウス時代の師匠、ヴィガト―シェフのサイン入りお料理本を手になぜか嬉しそうな主人。
綺麗なお料理は画像を見ているだけでも楽しいものね、分かります。 よく主人が言う誉め言葉、 “これは食べなくても分かる、美味しいに決まってる”
・・・私は嫌いだな、その褒め方。
お料理は食べてなんぼ、食べなくて分かるのであれば大枚はたく理由もなし。
四の五の言わずに食べてから思いっきり褒めて欲しいもの。
そんなこと思っている間にお料理スタート。
主人ヴィシソワーズに最初のうっとり。
フォアグラなのにどこか初夏を思わせる盛り付け。 このフォアグラ、私が今まで食べた中でいちばん美味しかったと思わせる強者でありました。
フォアグラの下にはカリッフワッなフレンチトースト。
かすかに柑橘系の風味も漂う抜群なスタートでした。
伝統的なお料理が続きます。
オマールの香りにむせ返りそうなニューバーグ。
スズキのパイ包み。
ショロンソースはたっぷり、もちろんお代わり自由。
エストラゴン等の香草に白ワインや白ワインビネガー、卵黄と澄ましバター、そしてトマトですって。
ムースのようなショロンソース、完成度をぐっと下げればお家でも応用出来そう。
嬉しそうにお代わりする主人を見て、シェフにざっくり作り方をお伺いしました。 お魚料理の後のグラニテ。
伝統的なコースはどこかくすぐったくて、何故だか笑えてきます。
楽しい。
主人お待ちかねのハト、レーニエ三世風です。
お家で飲むカリフォルニアのワインとは趣が全く異なるローヌワイン。
ハトってね、美味しいんですよ、伊藤シェフのハトは特に。 ふと、画像の奥にお行儀良く写る主人の手元を見て笑ってしまいました。
この後、当然のように主人のお皿はハトの骨だけがコロンっと残っておりました。
どこに行っても主人は上手に骨だけを残します、ナイフとフォークを横に置いて、ね。
美味しそうに食べる主人が誇らしくもあります。
デザートはもちろんクレームブリュレでしょう。
もちろん主人もお行儀良く平らげます。
大満足の主人、伊藤シェフと一緒に。
お若い伊藤シェフですもの、今後も貪欲に伝統を守り続けて下さるのでしょう。
楽しみです。 毎晩9時就寝の私には、この時間はもう深夜の感覚。
但し主人は絶好調、シェフのお料理に興奮してお話がつきません。
睡魔に時々襲われながらもギリギリ起きている状態の私も目に入らないようで、お二人のお話は放っておけば朝まで続きそう。
大満足のディナーでした。
さ、タクシーに乗って名鉄電車に揺られて、またタクシーに乗ってお家に帰りましょう。 そして翌日。
朝・お昼とお味噌汁ファスティングで乗り切ります。
週末、お家で美味しいワインを楽しむ為に即行体重管理はしないと。
1ヶ月を予定致しておりました我が家のラマダン、禁酒生活は早くも崩れました。
代わりに、平日は極力お酒を控えることとなったようです。
極力、ですからこうしてレストランでのワインはアリ、大アリ、ストレスフリーが何より大切です。
お酒や食べ物で体を壊すなんて、これ程つまらないことはありませんからね。
体調管理、そして週末のお酒、時々シェフの伝統的なフランス料理、これですよ。
明日はちゃんとお弁当を作らないと。
自宅からバスで駅に向かって名鉄電車に揺られ、国府宮で下車してそれからタクシーでお店まで。
面倒くさがりの主人ですもの。
その長い道のりをすっ飛ばす為にも、一時は私を運転手に任命したりの悪あがきを致してはおりましたが、レストランがオープンしてから頻繁ではないものの通い続けております。
先日の2019年のミシュランガイド愛知 岐阜 三重特別版でビブグルマンを受賞したとの知らせを聞きつけた主人、早速予約をしたようですよ。 主人が予約したコースはデギュスタションコース。
アミューズのヴィシソワーズは予約時にねじ込んで頂いたそう。
主人の大好物ですものね、ヴィシソワーズ。
新岐阜駅まで向かうバスの中、主人はお料理の話ばかり。
ヴィシソワーズを熱く語り、オマール海老に思いを馳せ、フォアグラからレーニエ三世風につなげるワインを妄想します。
最初に運ばれてきたのは、甘いコーンが潜んだアミューズブーシュ。
初夏と言うには暑過ぎる陽気ですが、この時期のお料理は綺麗で大好き。 西日も少し落ち着いた頃、フロア担当の夫人がロールスクリーンを上げて下さいましたよ。
主人が選んだローヌワインが陽光に映えます。
奥さまとおふたり、仲の良い伊藤シェフのご家庭がちょっとだけ垣間見えるような可愛らしいお庭。 オープンキッチンではないので当然厨房の様子は一切分かりません。
が、こちらの伊藤シェフ、やんごとないお方です。
おひとりでお料理はもちろん、パンやデセールまで手掛けていらっしゃるというのに余裕でフロアにお顔を出すことしばしば、いえ、頻繁。
お料理の前に主人とちょっとお喋り。
先日買い求めたという伊藤シェフ私物のレシピ本、パリはアピシウス時代の師匠、ヴィガト―シェフのサイン入りお料理本を手になぜか嬉しそうな主人。
綺麗なお料理は画像を見ているだけでも楽しいものね、分かります。 よく主人が言う誉め言葉、 “これは食べなくても分かる、美味しいに決まってる”
・・・私は嫌いだな、その褒め方。
お料理は食べてなんぼ、食べなくて分かるのであれば大枚はたく理由もなし。
四の五の言わずに食べてから思いっきり褒めて欲しいもの。
そんなこと思っている間にお料理スタート。
主人ヴィシソワーズに最初のうっとり。
フォアグラなのにどこか初夏を思わせる盛り付け。 このフォアグラ、私が今まで食べた中でいちばん美味しかったと思わせる強者でありました。
フォアグラの下にはカリッフワッなフレンチトースト。
かすかに柑橘系の風味も漂う抜群なスタートでした。
伝統的なお料理が続きます。
オマールの香りにむせ返りそうなニューバーグ。
スズキのパイ包み。
ショロンソースはたっぷり、もちろんお代わり自由。
エストラゴン等の香草に白ワインや白ワインビネガー、卵黄と澄ましバター、そしてトマトですって。
ムースのようなショロンソース、完成度をぐっと下げればお家でも応用出来そう。
嬉しそうにお代わりする主人を見て、シェフにざっくり作り方をお伺いしました。 お魚料理の後のグラニテ。
伝統的なコースはどこかくすぐったくて、何故だか笑えてきます。
楽しい。
主人お待ちかねのハト、レーニエ三世風です。
お家で飲むカリフォルニアのワインとは趣が全く異なるローヌワイン。
ハトってね、美味しいんですよ、伊藤シェフのハトは特に。 ふと、画像の奥にお行儀良く写る主人の手元を見て笑ってしまいました。
この後、当然のように主人のお皿はハトの骨だけがコロンっと残っておりました。
どこに行っても主人は上手に骨だけを残します、ナイフとフォークを横に置いて、ね。
美味しそうに食べる主人が誇らしくもあります。
デザートはもちろんクレームブリュレでしょう。
もちろん主人もお行儀良く平らげます。
大満足の主人、伊藤シェフと一緒に。
お若い伊藤シェフですもの、今後も貪欲に伝統を守り続けて下さるのでしょう。
楽しみです。 毎晩9時就寝の私には、この時間はもう深夜の感覚。
但し主人は絶好調、シェフのお料理に興奮してお話がつきません。
睡魔に時々襲われながらもギリギリ起きている状態の私も目に入らないようで、お二人のお話は放っておけば朝まで続きそう。
大満足のディナーでした。
さ、タクシーに乗って名鉄電車に揺られて、またタクシーに乗ってお家に帰りましょう。 そして翌日。
朝・お昼とお味噌汁ファスティングで乗り切ります。
週末、お家で美味しいワインを楽しむ為に即行体重管理はしないと。
1ヶ月を予定致しておりました我が家のラマダン、禁酒生活は早くも崩れました。
代わりに、平日は極力お酒を控えることとなったようです。
極力、ですからこうしてレストランでのワインはアリ、大アリ、ストレスフリーが何より大切です。
お酒や食べ物で体を壊すなんて、これ程つまらないことはありませんからね。
体調管理、そして週末のお酒、時々シェフの伝統的なフランス料理、これですよ。
明日はちゃんとお弁当を作らないと。
2019年03月06日
金曜日〜今日までを早足で
2007年、専業主婦になったのをきっかけに始めたブログも早10年以上。
気付けば、Seesaaさんのディスク使用量上限の5GBをあっさり超過してしまっておりました。
最後の日記の画像がいつまで経っても反映されなかったのも、どうやらそれが原因だったようです。
まだまだ続けますよ、拙いブログ。
主人とふたり、うんと歳をとってから、もしくはどっちかが寿命を迎えてから、こんなことやってたんだね、こんなお料理作ってたんだね、バカなことしてたね、なんてしみじみ思い出に浸る為にも、ね。
そんな訳で備忘録の再開です。
小分けにすれば良いのですが、休日以外の日々備忘録が溜まってしまいますもの。
翌日以降の備忘録ってどこか気持ちが込められない、なので4日分をまとめて備忘録。
先ずは先週の金曜日。
2年ほどくすぶっておりました主人の憑き物が落ちたこともあり、久しぶりのラーモニーさんへ。
食事を終えた後の記念写真、めちゃ楽しそう。 河鱒は主人が愛して止まない焦がしバターのソースで。
グリーンが眩しいアスパラガスのサラダ。 ラーモニー風ガルビュール。
『マダム、ガルビュールって何?』
『スープみたいなものよ』
特大プリプリの蛤が下に潜んでおりました。
これ、好き、大好き。 フワっフワのヒラメに雪崩のようなクリームソース。
山村シェフのクリームソースだぁ。 艶々のソースをまとった鴨。 シャンパーニュで乾杯した後、バイザグラスで白ワインを数種。
その後、ラーモニーさんに向かう道中早くも主人が決めておりましたワイン、マイケル・クルーズを頂いてゆっくりデザートタイム。
久しぶりのイケムをチビチビすすりながら、山村シェフと談笑する主人。 改めて山村シェフのお料理は美味しいことを実感し、ご機嫌で帰途に着きました。
週末を経て月曜日。
頂いた 『生砂糖』 なる初めての食材、これが気になって仕方がないので・・・ 週明け月曜日のお弁当はこうなりました。
前日が桃のお節句だったこともあって三色団子。
甘いタレをたっぷり添えたみたらし団子風の三色団子です。
そして何よりこれ、このみたらしダレが最高に良い出来でした。
これが生砂糖の威力なのでしょう。
主人のお団子も別容器でタレをたっぷり。
只今、畑の区画整理を実施中です。
昨年とっておいた分葱はあちこち無造作に植えられ、微妙にいがんでしかも狭い畝、同じ畝に共存するルッコラとケール。
芸術的に美しい畑を展開する几帳面なO氏が見るに見兼ね、区画整理を提案なさいました。
この範囲の分葱はお抜きなさいと諭され、旬を前にごっそり抜いて参りました分葱。
ホタルイカと合わせた大好きな分葱のぬた、日持ちはしませんが春らしい一品です。
わさび菜はお塩で軽く揉んでから熱湯を回しかけ、醤油洗いをしてナムル風に。
ハッとするほど美しいわさび菜は、畑の区画整理長のO氏が育てたわさび菜。
知的で面倒見の良いO氏の区画整理、近々畑に柑橘類コーナーを造る計画が進んでおります。
今週の常備菜は緑一色です。
火曜日の主食は、山芋で全粒粉を捏ねたおかずマフィン。
ベジミートをたっぷり中央に盛った肉まん風のマフィンです。
常備菜に緑の野菜が多いので、主食に添えるジャーサラダも緑寄り。 朝食の主食は、実家の母親が拵えた自称お座なり散らし寿司。
お料理嫌いの母が散らし寿司を作るのって・・・生涯で何度あるのかしら。
それだけ3姉妹の持ち寄りランチが功を奏しているということね。 マイワシが手に入らなかったので、昨日はルッコラ・新玉ねぎ・アボカド・しめ鯖の定番メニュー。
いつもは胡麻油をチロリと垂らしますが、赤ワインビネガーもなかなか良い味でした。
さぁ、追いつきましたよ。
3月6日、春を想わせる啓蟄、本日のお弁当です。 ここ数日不摂生が続いておりますので今日はジャーサラダだけ。
いつもの245tのジャーよりひと回り大きな480tのジャーを使ってたっぷりと野菜を摂取します。
畑で収穫した野菜が多いのでやはり食材は緑寄り。
ジャーのいちばん底には緑色のパスタ。
Amazonで割引になっていたのに惹かれて購入したスピルリナパスタ。 スピルリナ?知らないなぁ・・・
でも、このパスタモチモチしていて食感もまずまず。
レビューにあったように、パスタそのものは 『お線香』 にしか見えませんけどスゴいパスタのようですよ。
暖かくなって畑のルッコラも薹立ちが始まっております。
薹立ちも初期のルッコラならば、お浸しにするのがお気に入り。
程よい辛さが残ったルッコラのお浸しは主人も大のお気に入り。
今朝の主食は主人お気に入りの鶏粥です。
昨日マックスバリュに行ったら綺麗なマイワシが並んでおりました。
3パックまとめて買って参りましたので、一気にお酢煮の作り置きも果たしました。 主人が淹れてくれる柳桜園茶舗のほうじ茶、私の好きな渋めなお茶です。
急ぎ足だけど長い備忘録はここまで。
明日からはまたいつもの、でもやっぱり長い備忘録に戻ります。
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申し込み時に間違えて、来月300円余分に引き落とされることが悔やまれて仕方がありません。
気付けば、Seesaaさんのディスク使用量上限の5GBをあっさり超過してしまっておりました。
最後の日記の画像がいつまで経っても反映されなかったのも、どうやらそれが原因だったようです。
まだまだ続けますよ、拙いブログ。
主人とふたり、うんと歳をとってから、もしくはどっちかが寿命を迎えてから、こんなことやってたんだね、こんなお料理作ってたんだね、バカなことしてたね、なんてしみじみ思い出に浸る為にも、ね。
そんな訳で備忘録の再開です。
小分けにすれば良いのですが、休日以外の日々備忘録が溜まってしまいますもの。
翌日以降の備忘録ってどこか気持ちが込められない、なので4日分をまとめて備忘録。
先ずは先週の金曜日。
2年ほどくすぶっておりました主人の憑き物が落ちたこともあり、久しぶりのラーモニーさんへ。
食事を終えた後の記念写真、めちゃ楽しそう。 河鱒は主人が愛して止まない焦がしバターのソースで。
グリーンが眩しいアスパラガスのサラダ。 ラーモニー風ガルビュール。
『マダム、ガルビュールって何?』
『スープみたいなものよ』
特大プリプリの蛤が下に潜んでおりました。
これ、好き、大好き。 フワっフワのヒラメに雪崩のようなクリームソース。
山村シェフのクリームソースだぁ。 艶々のソースをまとった鴨。 シャンパーニュで乾杯した後、バイザグラスで白ワインを数種。
その後、ラーモニーさんに向かう道中早くも主人が決めておりましたワイン、マイケル・クルーズを頂いてゆっくりデザートタイム。
久しぶりのイケムをチビチビすすりながら、山村シェフと談笑する主人。 改めて山村シェフのお料理は美味しいことを実感し、ご機嫌で帰途に着きました。
週末を経て月曜日。
頂いた 『生砂糖』 なる初めての食材、これが気になって仕方がないので・・・ 週明け月曜日のお弁当はこうなりました。
前日が桃のお節句だったこともあって三色団子。
甘いタレをたっぷり添えたみたらし団子風の三色団子です。
- 白玉粉をお豆腐で捏ねたお団子生地。
極少量のお塩を加えて捏ねて丸め、さっと茹でれば出来上がりと高を括っておりました。
が、お豆腐に白玉粉を加えたその段階で白玉粉が極少量しかないことが判明。
生憎片栗粉も常備しておりませんので、失敗を覚悟して本葛粉を混ぜてみました。 思いのほか上手く行くものです。
抹茶とプレーン、そして食紅で色付けした三色のお団子。
そして何よりこれ、このみたらしダレが最高に良い出来でした。
これが生砂糖の威力なのでしょう。
- お水 100cc
生砂糖 80g
本葛粉 15g
みりん・お醤油 各大さじ1
お水に本葛粉を加えてよく混ぜたところに他の調味料を加え、中〜弱火で透き通ってとろりとするまで煮詰めるだけです。 このみたらしダレ、アイスクリームに添えても美味しいの。
ハーゲンダッツの和みあずきとの組み合わせがお気に入りです。
主人のお団子も別容器でタレをたっぷり。
只今、畑の区画整理を実施中です。
昨年とっておいた分葱はあちこち無造作に植えられ、微妙にいがんでしかも狭い畝、同じ畝に共存するルッコラとケール。
芸術的に美しい畑を展開する几帳面なO氏が見るに見兼ね、区画整理を提案なさいました。
この範囲の分葱はお抜きなさいと諭され、旬を前にごっそり抜いて参りました分葱。
ホタルイカと合わせた大好きな分葱のぬた、日持ちはしませんが春らしい一品です。
- 分葱はぬめりもそのまま使って風味の一部に。
さっと茹でた分葱を醤油洗いして食べやすく切り揃え、こちらもさっと茹でたホタルイカと合わせます。 生姜を効かせた酢味噌で和えれば出来上がり。
わさび菜はお塩で軽く揉んでから熱湯を回しかけ、醤油洗いをしてナムル風に。
ハッとするほど美しいわさび菜は、畑の区画整理長のO氏が育てたわさび菜。
知的で面倒見の良いO氏の区画整理、近々畑に柑橘類コーナーを造る計画が進んでおります。
今週の常備菜は緑一色です。
火曜日の主食は、山芋で全粒粉を捏ねたおかずマフィン。
ベジミートをたっぷり中央に盛った肉まん風のマフィンです。
- すりおろして冷凍しておいたつくね芋を白湯でのばし、全粒粉と合わせて冷蔵庫でひと晩ゆっくりと醗酵を促した生地。
想像していたよりずっとゆるい生地で、成形などとてもとても。
胡麻油をぬったマフィン型に分け入れ、ベジミート餡を中央に埋め込んで焼き上げます。
ベジミートはぬるま湯に5分ほど浸した後、しっかり絞って使います。
刻んだパクチー、みじん切り玉ねぎ、自家製のドライ納豆等を合わせ、オイスターソース、蜂蜜、お塩、ナンプラー等で味付けを。
常備菜に緑の野菜が多いので、主食に添えるジャーサラダも緑寄り。 朝食の主食は、実家の母親が拵えた自称お座なり散らし寿司。
お料理嫌いの母が散らし寿司を作るのって・・・生涯で何度あるのかしら。
それだけ3姉妹の持ち寄りランチが功を奏しているということね。 マイワシが手に入らなかったので、昨日はルッコラ・新玉ねぎ・アボカド・しめ鯖の定番メニュー。
いつもは胡麻油をチロリと垂らしますが、赤ワインビネガーもなかなか良い味でした。
さぁ、追いつきましたよ。
3月6日、春を想わせる啓蟄、本日のお弁当です。 ここ数日不摂生が続いておりますので今日はジャーサラダだけ。
いつもの245tのジャーよりひと回り大きな480tのジャーを使ってたっぷりと野菜を摂取します。
畑で収穫した野菜が多いのでやはり食材は緑寄り。
ジャーのいちばん底には緑色のパスタ。
Amazonで割引になっていたのに惹かれて購入したスピルリナパスタ。 スピルリナ?知らないなぁ・・・
でも、このパスタモチモチしていて食感もまずまず。
レビューにあったように、パスタそのものは 『お線香』 にしか見えませんけどスゴいパスタのようですよ。
- そんなスゴいスピルリナパスタは、お塩を加えず熱湯で茹でなさいとのこと。
茹で時間も随分と短めです。
麺同士がくっついてかたまってしまわないよう、お塩の代わりにオリーブオイルを極少量たらして茹で、熱々のうちにシイタケペースト (☆彡) をからめました。
暖かくなって畑のルッコラも薹立ちが始まっております。
薹立ちも初期のルッコラならば、お浸しにするのがお気に入り。
程よい辛さが残ったルッコラのお浸しは主人も大のお気に入り。
- お塩を加えた熱湯でさっと茹でたルッコラを冷水にとり、熱が取れたらすぐに引き上げて醤油洗いをします。
調味料を合わせてひと煮立ちさせて冷まし、切り揃えたルッコラを浸せば出来上がり。
この時期、新聞紙に包んでいつも通り野菜室に保存していても人参が発芽しませんか?
ピーラーで薄切りにして甘酢漬けにし、常備菜として保存します。
今朝の主食は主人お気に入りの鶏粥です。
昨日マックスバリュに行ったら綺麗なマイワシが並んでおりました。
3パックまとめて買って参りましたので、一気にお酢煮の作り置きも果たしました。 主人が淹れてくれる柳桜園茶舗のほうじ茶、私の好きな渋めなお茶です。
急ぎ足だけど長い備忘録はここまで。
明日からはまたいつもの、でもやっぱり長い備忘録に戻ります。
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申し込み時に間違えて、来月300円余分に引き落とされることが悔やまれて仕方がありません。