2018年04月09日

割烹 宇乃さん 〜 こけら落としワイン会

毎朝の納豆に入れる “刻み玉ねぎ” が今朝から新玉ねぎになる、それだけで心が躍る月曜の朝。
数日続いた深刻な声がれも完治し、何もかもが順風満帆な筈の週明けです。

なのになんて言うことでしょう。
声がれが治まったと思ったら、今度はアレルギーだか風邪だか分からない鼻ずるずるの状態です。
いよいよ花粉症デヴューかと向かった耳鼻咽喉のアレルギー検査結果を待ちながら、今朝は内科。
まぁ、なんて病院づいた新年度の幕開けでありましょう。

でもね、やっぱり私はラッキーです。
去る4月6日 先週の金曜日のお話、いつものワイン会メンバーご夫妻がご自宅にお店をオープン。
こけら落としワイン会とばかりに、殿方自慢のワイン会を持ち寄り華々しくワイン会が開催されました。

ずらりと並んだ殿方自慢のワインたち。
真新しいお店の真新しい真っ白な壁によく映えます。
向かって左から・・・

樽買いした中の1本、世に流通していない稀有なDRC Grands Echezeaux (グランエシェゾー)。
Kistler (キスラー)
Schrader (シュレイダー)
Château mouton rothschild (シャトー・ムートン・ロートシルト) 2000
Kongsgaard (コングスガード) シャルドネ
Chateau Valandraud Blanc (シャトーヴァランドロー) 2012
Delamotte (ドゥラモット )1988
Michael Cruse (マイケルクルーズ・モンキージャケット)
日本酒で漬け込んだ梅酒 
郷ひろみを誰よりも愛するソムリエールさん差し入れの日本酒

と、いつも以上に豪華で、かつそれぞれの役割分担も明白なワインがずらりと並びました。

えっ?
金色に輝く牡羊さん・・・?
兎にも角にも、華やかなこけら落としワイン会のスタートです。

豪華なワインとお料理、真新しいお店に見目麗しい器、何より穏やかなメンバー、リラックスし過ぎる前に記念写真。

始まる前から楽しそう。





華やかなドゥラモットで乾杯の後、早速お料理の始まりですよ。
春の食材をまとったホタルイカ。

真薯と香りも華やかなわかめ。

ふくよかな鯛。
鯛の色合いが映える器も素敵。

この辺りからはワインに身も心も満たされて上機嫌。

何と申しましても、2000年のシャトー・ムートン・ロートシルトですもの。
金色の羊さんですもの。

ご主人自慢の白木のカウンター。
たとえ羊さんのワインでも、こけら落としの今日しみをつけていたらと思うと未だ変な汗が滲みます。

お肉がテーブルに着く頃には、私だけでなくもちろん皆さまがご機嫌。

鯛ご飯が美味しくてね。
いつの間にか席替えをして盛り上がっております男性陣をしり目に、女性陣はご飯のおかわり。

そろそろワイン会もお開きかしら。

白木のカウンターの上に鎮座するワインの空びん。
デザートの後もまだまだワイン会は盛り上がるのでした。






鼻ずるずるの月曜日。
割烹 宇乃さんの華やかなこけら落としを祝うワイン会、この日の体調は絶好調でありました。
数日前の健康をしみじみと想う備忘録でありました。

posted by しんさん at 15:49 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月02日

長良川からお花見 〜 2018年春

郷土愛がさほど強い訳でもありませんが、ひょんなことから今年は岐阜の清流 長良川からお花見をしよう、そんな企画が急きょどこからともなく持ち上がりました。

5月半ばから10月半ばまで、増水時と中秋の名月を除いて日々開催される長良川の鵜飼い。
その鵜飼期間外の数ヶ月間、風流屋形船として2時間、船を一艘貸切ることが出来ます。
実母を中心に、久しぶりに兄弟その家族揃ってのお花見です。
兄の結婚式以来となります、兄嫁の実母やお姉さんも加わっての賑やかなお花見にいざ出陣。

20人まで乗船出来る屋形船に余裕の10人、贅沢なお花見です。
お天気も良くて船上でまったり、この企画は大成功。
言い出しっぺは絶対に主人、こんなこと考えるのは主人だもの、大抵。

お弁当は豪華な散らし寿司。
ワイン仲間の和食屋さんに注文しました。

お猪口や升 (私たち夫婦は升持参で参りました、写真には写っておりませんが) をそれぞれ持参し、日本酒やワイン、和菓子やお茶等々各々がいそいそと持ち寄ったものを開きます。
もちろん主人は日本酒、地元の有名な桜 “百十郎桜” にちなんだお酒を2種持参。

私は絵にかいたような花より団子。
こちらのお花見団子、地元の老舗和菓子屋さん “松花堂さん” のもの、もちろんワイン仲間。
ピンクは練り切り、緑は草餅、白はういろう生地を使ってあります。
それぞれに風味も食感も異なる凝ったお花見団子、ぐっと気分が盛り上がります。

岸を離れてしばし長良川から満開の桜や岐阜城を眺めます。
お花見の喧噪からちょっと距離を置き、長良川からゆったり眺める岐阜市内、うん、良いものです。
何よりゆっくりと食事を楽しめるこの環境は抜群に心地良いもの。

可愛い可愛い姪っ子もバイトの時間を調整しての参加。
もうお酒も飲める年頃になった彼女、お若いから顔写真のアップは逆光にしておこうかな。

・・・とも思ったけれど、ま、良いか。
こんな可愛い姪っ子、モザイクかけてしまうのはあまりに忍びないもの。
うーん、可愛い。
あぁ、ちょっかい出したい。

皆で記念写真。
昨年末にお亡くなりになったお爺ちゃんのお猪口がきちんと鎮座しておりました。
もちろんお写真も、お爺ちゃんも一緒にお花見です。

最後は、はい、自撮り。











そうそう。
お花見とは全く関係ないのですが、今回のお花見に持参した日本酒 “百十郎” 。
長良川ほど大きな川ではありませんが、同じく地元の新境川の両岸に続く桜並木にちなんで名付けられた地元の日本酒です。

旧中山道にある酒蔵が近所ですので、最近気に入って主人とよく足を運ぶのですが、道中ずっと気になっているプレハブ小屋がありました。
『ワインあります』 とホワイトボードに雑な文字、ここは何?居酒屋?密造酒?

旧中山道沿いに建つ間もなく100周年を迎えるワイナリーでありました。
葡萄農家が毎年ナイアガラで造るワインを1種類だけ、毎年リリースしているのだそう。

SAKAIワイナリーが毎年リリースするワインは、アルコール度数が毎年微妙に異なるとか。
今年は13℃、エチケットに手書きでそうありました。

ちょっと地元愛に目覚めてしまいそうな地元のお話でした。
まだまだ未知の地元をあちこち散策するのも楽しいものです。

posted by しんさん at 12:04 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

ワインクラブ 〜 ラーモニー

約1年ぶりのラーモニーさんにお邪魔しました。

昨年2月の鯖とルフレーヴの会(☆彡) 以来なので、本当に久しぶり。
開始時間まで穴場の新しいお店を教えて頂きながら岐阜駅周辺をウロウロ、充実の数時間も堪能していざスタートです。

illyのデミカップに入った蕪のスープ。
蕪の甘みだけを楽しめるシンプルなスープ、大好きな味。
主人も隣でうっとりしています。

焼き菓子みたいなフォアグラ。
ナッツの食感、ブーケみたいなお野菜、うんうん、好き好き、美味し。

冬のお顔、蟹のガレット。
優しい萌黄色のムースをまとったハタ、またソースの色合いの美しいこと。
お家でもなじみのあるマイタケなのに、やっぱりシェフの手にかかるとそこは特別なマイタケに。

メインは鴨でも羊でもなく鮑。
やっぱり楽しい、外食楽しい。

ポール・ボキューズ氏を偲んで、この日のデザートはクレームブリュレ。
もちろんチョコレートの温かいスフレも忘れずに、ね。





ロマンチストな主催者がつけた今回のワイン会のタイトルは 『スターやアーティスト』
3月に開催されるアカデミー賞授与式を間近に、ワイン会のスターやアーティストと夢の一夜を過ごしましょう、と。
お姫様好き、いえいえ、ドメーヌ・ルフレーヴ好きの主催者がつけた粋なタイトルです。

モザイクの必要もない程のボケボケ集合写真ではありますが楽しそう。
うん、実際楽しかったぁ。

ルフレーヴのマグナムと記念写真。

美しく華やかなスターの共演でありました。
あ、明日からは主人共々1キロ増えた体重をどうにかしてもとに戻さないとね。

posted by しんさん at 16:45 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

鮒ずしの思い出 〜 苦し紛れの鮒ずしホットサンド

タイトルの通りです。
本日のお弁当はホットサンドが主食です。
フィリングは鮒ずし。
鮒ずしにクリームチーズやアボカドを合わせ、私なりに食べやすくアレンジした苦し紛れの一品です。

好き嫌いがこれ程に顕著な食べ物もそうないのではないかしら。
滋賀県の郷土料理、鮒ずし。

お正月になれ鮓を数種取り寄せ、意外な程の食べやすさについ調子にのったのでありましょう。
滋賀県の北東部、長浜にちょっと遠出をしてお昼を頂いた帰り、駅のスーパーマーケットで見かけた少量の鮒ずしを買って帰宅致しました。

余談ではありますが、一緒に買ったマイワシが綺麗な上に驚きの低価格。
岐阜市内における2分の1程度の価格に浮かれ、つい2パックも買ってホクホク家路につきました。





そうそう、お話は鮒ずし。
珍味とは言え、伝統的なお料理を否定するのはあまりに不本意ではあります。
が、初めてどうしても食べられないお料理に出逢いました。

どうしても買いたいと言い張った責任感からなのでしょう。
半分は何とかお腹に収めた主人ではありますが、流石の主人もこの独特な風味には対応仕切れなかったようです。





だけど傷んでいる訳ではないのですもの。
この風味、そお食べ方が邪道であろうとどうにか最後まで責任をもってきっちりお片付けしたい。
そんな意味不明な意地が導いた本日のお弁当、鮒ずしとクリームチーズのホットサンド。

うん、これ、多少のクセはありますが私食べられますよ。
ちょっと酸味のあるツナサンド、そんな感じかしら。
カリッカリに焼きかためた食パンの端っこが何となく全体をやんわりとまとめています。
しっかり完食致しました。

・・・主人はどうしてもだめだったようですけどね。
ごめんね、主人。
お弁当を残す主人を初めて見ました。
これで自ら鮒ずしを買うのは今後はもう控えましょうね。
何かのご縁で出されることがあれば、くらいに止めておきましょうね。





鮒ずしを好む方からすれば言語道断な食べ方ではありましょう。
でも出来れば当方としても寄り添いたいのです。
鮒ずしの美味しさ、分かりたかったけれどこればかりは仕方がないですね。
  1. 鮒ずしは飯ごとフードプロセッサーに。
    クリームチーズ・白味噌・玉ねぎ・蜂蜜を加えて攪拌します。
    鮒ずしの食感が多少は残した方がと思ったのですが、そこが主人にはダメだったのかも。

    アボカドを加え、黒胡椒を挽きます。

    アボカドを粗くつぶすようにしながら混ぜて、フィリングの出来上がり。
    鮒ずしそのものは味見もままならなかったのですが、ここに来ると味見は平気。
    私、嫌いじゃぁありませんよ、この風味。

  2. 食パンは1辺を残して厚さを半分に切ります。
    予め室温に戻しておいた醗酵バターを内側に満遍なくぬり、1をたっぷりはさみましょう。

    ホットサンドメーカーにオーブンシートを敷いてパンを並べ、フィリングがはみ出さないようオーブンシートの4辺をしっかりと折りたたみます。

    しっかりとプレスして焼き色がつくまで焼きましょう。

  3. 焼き色がつくまで焼いたら、すぐにオーブンシートを除いて網の上で冷まします。
    そのままにしておくと、湯気でパンがべしゃべしゃになってしまいますからね。

    もちろん熱々のうちに、チーズがとろりの状態で食べても良いのでしょうが・・・
    どうかしら、鮒ずしの風味はどちらが刺激的なのかは存じません。

    今回学んだことは、鮒ずしが想像以上に手強かったということ。
    主人でも食べられないものがあったのだということ。
    これだから人生って楽しい。











お昼、主人は鮒ずしサンドをひと口食べて挫折したそうです。
ですので実質的にお昼は黒豆プリンだけということに。

可哀そうな主人。
だけど明日はきっと体重が落ちているから。
お正月にちょっとだけ増加した体重、また目標体重に近づくから。










鮒ずしと一緒に長浜で調達致しましたマイワシは今朝も食卓に。
イワシのお酢煮には自家製菊芋の甘酢漬けを添えましょう。
味噌漬け (☆彡) だけでなく、この甘酢漬けもあっさりとしてなかなかの自信作です。

今朝の主食は鶏粥です。
ささ身を茹で鶏にし、その茹で汁で押し麦入りの炊き粥を拵えます。
茹で鶏を大きくほぐしてお粥と一緒に蒸らし、梅干しを添えて出来上がり。











今回の鮒ずしの一連は実に感慨深いものがありました。
鮒ずしの出逢いともなりました、主人のお正月休みにお邪魔した長浜の備忘録をここに。





長浜に向かったのは2018年の成人の日の前々日、お正月休みも残り僅かな6日土曜日。
主人のお目当ては鳥新さんの鴨鍋。
創業は天保5年 1834年という歴史のあるお店です。

岐阜からしらさぎに乗ってすぐ。
12時過ぎの席を予約し、1時半前には長浜に到着しておりました。
乗り換えのない電車の旅、たまには電車も良いものです。

へへっ。

駅から鳥新さんまでは私の足でもものの数分。
ノスタルジックな個室です。

ひと息つくと、鮒のお造りが運ばれてきました。
お刺身、あまり得意ではないのですがこれは抵抗なく頂きました。
表面にまぶしてあるのは鮒の卵だそう。
美しいお造りです。

鴨の骨でとったスープをお鍋に注いで、いよいよ鴨鍋の始まりです。
このお鍋もまた味があって素敵。

軟骨のつみれを小さく丸めてスープに沈められ、たっぷりのお野菜が手際よく並べられていきます。
お醤油と上白糖も用意されてはおりますが、うん、これらは要りません。

ビールのグラスをお猪口に持ち替え、ここはやっぱり地元のお酒 『七本鎗 〜 しちほんやり』 を。

女将のおっしゃる通り、アクが全く出ない最後まで澄んだスープだけでお腹いっぱい堪能致しました。
スープのお代わりを申し上げたほどにね。
女将がちょっと宇野千代に似ていらっしゃると思ったのは・・・ここだけのお話に。

最後はおじやでもおうどんでもなく、やわらかなお餅。
つきたてのお餅ですって。
これも最後まで澄んだスープならではの心意気。

デザートはイチジクの寒天寄せ。
岐阜の糸寒天を使っていらっしゃるそうです。

風情のある階段と踊り場。

玄関は戌年のあしらい。

鴨が美味しかったのは言うまでもなく、鴨のお出汁が満ちたスープをまとった野菜が美味しくて。
特にセリ。
駅のスーパーでセリを買って帰りました。





雨空でなければ黒壁スクエアの辺りをお散歩したかったのですが、生憎の雨。
しっとりとぬれたお庭も美しい鳥新さん。
電車の時間も迫っておりますし、早々に長浜駅へと向かいましょう。

お昼の1時過ぎにこちらに到着し、時刻は夕方4時。
小雨模様の長浜駅は既に暗くなりかけております。
可愛らしい駅でした。

さ、帰りのしらさぎがやってきましたよ。






鳥新さんは領収証も鴨。

ちょっと自慢したくなってしまう領収証です。
特急しらさぎに乗って鴨鍋ランチ、主人、百点満点のデートでしたよ。
夏はドジョウ鍋を頂けるとか。
そこも抑えておきたいところですが、その頃にはまた主人は別のお店に狙いを定めていることでしょう。




鮒ずしの思い出はこれでおしまい。
冷蔵庫のなかで圧巻の存在感を放っておりました鮒ずしは、今日で綺麗にお片付け完了です。
またいつかご縁があれば。
今年の私のささやかな目標は、手作りのかぶら寿司です。

posted by しんさん at 16:18 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

お月見デートに古き良き洋食、そして秋の食材

昨日のお月さまは中秋の名月。
ならばご多分に漏れずお月見をせねばなるまい、それっ!という訳で行って参りました。
岐阜県は海津市 南濃町。
濃尾平野の西の端、養老山地の中腹に建つ “臥龍山 行基寺 (ぎょうきじ )” へ。

以前は日中にお邪魔して、月見の間から見る景色に見ほれました。
遮りものが何もないので、名古屋のビル街はおろか名古屋港までが見渡せます。
毎年中秋の名月の日には夜間特別拝観が行われると聞き、いつか行こうと話していたお寺です。

“月見寺” “隠れ城” “お月見の寺” などとも呼ばれるこの行基寺。

明るい本堂を抜けて回廊式庭園を巡るその廊下、昼間とは全く異なる空気が漂っております。
黒光りする廊下に最小限灯された行灯。
灯が廊下に映り込んで、月見の間まで夜ならではの幻想的な空間。

灯りは蝋燭と行灯だけ。
昼間に美しい枯山水の庭園にも蛍のひかりほどの行灯。
月の美しさを存分に楽しむお計らいに、目が慣れるまでは少々苦労致しますが貴重な体験です。

お茶室でお抹茶と栗きんとんを頂いてひと息つきます。
この手元の画像、その雰囲気が伝わるかしら。

ほんの数分居ただけのつもりでしたが、実際は随分とのんびりしていたようです。
帰り際に見た、本堂の上に浮かぶお月さま。

駐車場の常夜灯は平成15年に再建されたものだそう。
可愛らしい三日月と中秋の名月。

良いデートでありました。










月を愛でた後はお楽しみの夕食。
ちょっと回り道をして洋食屋さんに落ち着きます。

ふたりとも即決譲らずハンバーグ。
半分こしていろいろ食べようなんてちらとも思いません、ハンバーグ、洋食屋さんのハンバーグ。
セットのご飯は遠慮して、オムライスを半分こ。

昔ながらのオムライスに心は和み、そしてお腹は満たされたのでありました。
ね、主人、楽しいデートでしたね。
また行きたいわね、そう、道に迷いさえしなければ、ね。










中秋の名月を愛で、懐かしい洋食に和みました昨晩。
お月さまを見ていたら妙に里芋が食べたくなりました。

そうそう、ちょうど先日母がカボチャと一緒に持ってきてくれた里芋があったっけ。
おそらくそれを育てたボーイフレンドに命じたのでしょう、あらかた皮をむいた里芋が。
加えて農協で買った小ぶりな皮つきの里芋も。





お月見から一夜明けた本日、里芋尽くしの木曜日と致しましょう。
先ずは朝食に “里芋の揚げ出汁” などいかがでしょう。

多くいらっしゃるお料理研究家の方々の中でも、常に主人が注目している土井善晴さん。
ほのぼのとした語り口調と手近な食材と体を労わる土井さんのお料理は私も大好き。

よくある里芋の揚げ出汁を土井さんらしくアレンジしていらっしゃるのを見て、是非とも試してみたかったお料理です。

多少オリジナルからは脱線しております。
オリジナルの気になる方は ⇒ みんなのきょうの料理

これ、すっごく美味しいです。
本当に美味しい。
ほんのちょっとの工夫でここまで美味しくなるとは。

主人?
言うまでもありませんわ。





土井さん風里芋の揚げ出汁、簡単です。
  1. 里芋は綺麗に洗って皮つきのまま蒸しましょう。
    お弁当用に子芋できぬかつぎを拵える予定でおりましたので、子芋も一緒に。

    蒸気が上ったところで里芋をならべ、中火で大きさにもよりますが20〜25分。
    串をさしてすっと通るまでやわらかく蒸しましょう。

  2. やわらかく蒸し上がった里芋の両端、かたい部分を切り落とします。
    つるっと皮をむき、ラップに挟んで程よく手のひらで押してコロッケ状につぶしましょう。
    ラップの上から布巾を被せる等、熱いなりの防御もお忘れなく。

    米粉をふり、全体に薄くまぶします。

  3. 余分な米粉をはたき落としながら、中温に熱した太白胡麻油の中にそっと移します。
    両面こんがりと綺麗に色付くまでかりりと揚げ、油を切って器に並べましょう。

  4. お出汁・白醤油・お酒を小鍋に合わせて煮立て、水で溶いた葛粉でとろみをつけましょう。
    お芋を持った器にそっと注ぎます。

    大根おろしと生姜を合わせてすりおろし、たっぷり添えて召し上がれ。
    柚子の季節になったら、是非自家製の柚子胡椒を添えたいお料理です。

    少し前までは大根おろしと言えばフードプロセッサーを使っておりました。
    が、やはり銅のおろし金は良いものです。
    ふたり分程度の大根おろしなら、後片付けの気楽さも考えて今や圧倒的におろし金派です。






今朝は里芋の揚げ出汁が主食の代わり。
里芋ってこんなに美味しかったっけ?そう思わせてくれる土井さん風里芋の揚げ出汁です。











素敵なデートを計画してくれた主人ですもの。
昨日就寝したのが遅かったからと言って、お弁当をサボる訳には参りません。

里芋を揚げる前に、お弁当用の揚げ物も済ませておきました。

自家製の金時草を揚げ物にしました。
イメージはパールのブローチです。
ほら、金時草の葉の間にちらりと見えるお豆さんがパールみたいでしょ?





サクサクの衣だって、ひと手間加えれば本当に簡単。
  1. 先ずは卵白 1個分をメレンゲ状に泡立てましょう。

    アタッチメントはそのまま、洗わずお次は卵黄にと移ります。
    卵黄 1個分・米粉と炭酸水 各大さじ2・極々少量の白だし醤油
    以上をボールに合わせてよく混ぜましょう。

    ここにメレンゲを加えましょう。
    市販のミックス蒸し豆も加え、ここからはスパチュラでさっくりと混ぜ込みます。

  2. 畑で摘んできた金時草。

    夏の間は成長が今一歩だった彼らですが、秋になって昼夜の温暖の差が大きくなったことが功を奏したようです。
    葉の裏の金時色が鮮やかになって美味しそうな色合いになりました。

    綺麗に洗って水気を切り、少量の米粉を全体に薄くまぶして1のボールに加えます。
    メレンゲをつぶさないよう優しく和えましょう。

  3. スプーンで生地と具を合わせてふわりとすくい、低温に熱した太白胡麻油の中へ。
    衣がさくっとなったら裏返し、両面色よく揚げて網にとりましょう。

    ほんのりと味がついているのでお弁当にもピッタリです。
    少し残った分は・・・そうね、また後で考えましょう。






蒸した子芋の先端部分の皮をくるりとむいて、黒胡麻と粗塩を合わせたところに優しく押し付けます。
主人の大好きなきぬかつぎ、お弁当の主食も本日は里芋です。

主人が買ってきてくれた寄せ豆腐の厚揚げは、面取りしたカボチャと人参といっしょに含め煮に。
面取りした切れっ端は朝食のお味噌汁の中に忍ばせてしまいます。
人参やカボチャに限らず、面取りした食材ってどこか愛らしいのよね。
面取り大好き。

じっくりとお出汁を含んだ厚揚げ達は、キッチンペーパーの上に並べてしばらくおき自然に煮汁を切りましょう。
せっかくの揚げ物が煮物の煮汁でふやけてしまうのは悲しいもの。





昨日、お月さまを愛でた後ちょっとだけ飲んじゃおうかしらとも思いました。
そうね、主人がそう言いだせば間違いなく飲んでいました。

でも主人は飲もうと言うこともなく、慣れぬ夜道の運転に草臥れたのでしょう、帰宅してシャワーを浴びたらもう就寝体制、洗濯が終わるのを待たずにスヤスヤ夢の中でした。
・・・ホッ、ウィークデイのお酒におぼれてしまうところでした。

明日はお待ちかねの金曜日。
昨日の分も美味しいお酒が飲めること請け合いです。
秋の夜長は何となく和食が合います、明日はぬる燗ね、きっと。

posted by しんさん at 15:07 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする