2022年07月19日

2022年の海の日

2022年7月18日の海の日、私たちは山へ行きました。

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何がきっかけだったかは忘れてしまいました。
ですが何故だかこういうことになりました。
主人のご先祖さまでもある『竹中半兵衛』氏のお墓が岐阜にあるらしい、皆で行ってみよう、と。

駐車場に車を停め、目の前にある陣屋跡では余裕の出発を誓います。

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竹中半兵衛氏、そしてその一族方のお墓がある禅幢寺(ぜんどうじ)に場所をかえてご挨拶を済ませます。
さぁいよいよ菩提山城跡を目指してハイキングコースへ。
文字通り士気を高めます。

ちなみに、私のポケットの中にはいざという時のためホイッスルが入っておりました。

頂上から晴天の景色を拝むことは出来ませんでしたが、雨空が続く予報を覆す束の間の晴れ間。

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・・・なんて生易しいものではありませんでした。
山頂まで402メートルのハイキングコース、いえ、これがハイキングコース?
私から見ればこれは獣道。

入口には『マムシ注意』『熊出没注意』『野生のイノシシが豚コレラに感染しました』
まるで入山するなと言わんばかりの立て札3枚。
入口付近に簡易的な階段が6段ほどあったほかは、人が踏み固めた程度の山道をひたすら上ったり倒れた木を跨いだり。

甲高い鹿の鳴き声であろう声も聞こえる中、投げやり気味なお方がおひとり。

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それでも途中で断念することなく、参加者5名全員無事頂上に辿りつきました。
栄養補給にと手渡されたプロテインチョコレートバーの美味しかったこと。



四六時中左腕に装着致しておりますスマートウォッチによると、普段2,000歩程度の歩数が昨日は14,000歩を示しておりました。





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そして翌朝。
主人はいつも通りの出勤ですし、それに伴い私もいつも通りお弁当を拵えます。

昨日消耗した体力分、今日は楽をしないとバランスがとれません。
冷凍してあった手作りバターロールを解凍し、ささっと簡単なロールパンサンドと致しましょう。

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ドライトマトとエルブ・ド・プロヴァンスを混ぜ込んだ全粒粉のバターロール。
パクチーと蒸し鶏のサラダをぎゅぎゅっと詰め込みました。

昨日のハイキングに持参したトップバリュの『輪切りレモン』を刻んでアクセントに。
頑張った初めてのハイキングの思い出です。

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バターロールはこの時焼いたもの。
自然解凍して切り込みを入れ、極薄くマヨネーズをぬりましょう。

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鶏ささ身の茹で鶏、パクチーの主に葉部分、刻んだ『輪切りレモン』を合わせて少量のマヨネーズ。

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甘酢漬けにしたラディッシュと一緒に、パンの切れ目にたっぷり詰め込んで出来上がり。
マックスバリュの輪切りレモン、お料理にもお菓子にも使える目下のところお気に入りの食材です。

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昨日、ハイキング後の夕食会で食べられなかったクレームブリュレ。
持たせて頂いたのを今日のお昼に添えましょう。

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泥がついたスニーカーは今乾燥中ですし、帽子は浸け洗い中、行動食として持参したレモン菓子はお昼で片付きましたし、〆の夕食会で食べられなかったクレームブリュレはもはやお腹のなか。
頑張ったハイキングの思い出は一掃されましたが、明日には筋肉痛が思い出としてよみがえるのでしょう。





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流した汗の分かガクっと体重が落ちた私に反し、なにくそとばかりの体重増加を果たした主人。
今朝は軽めにあかもく蕎麦です。

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こうして見るとちっとも軽くありませんでしたね。
只今、歩数の数字は1500歩を示しております。





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2022年04月06日

鯉料理『大黒屋』さんへ

桜の花も満開なこのタイミングに合わせたのか、主人が予約したのは珍しく初めてのお店です。
旅籠屋から現在の鯉料理専門店に至るまで、江戸中期から280年以上も鯉料理を専門にご提供されている『大黒屋』さんにお邪魔致しました。

鯉料理と言えば、季節の変わり目には必ずお邪魔する三重県は多度の『大和』さんですが、今回は向かう方向は全く同じ三重県の多度、多度大社の参道に大黒屋さんを主人が選んだのはいつもの気まぐれでしょうか。

道中の桜は満開、車中は暑いくらいの晴天ぽかぽか陽気。

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ほんの少し予約の時間に余裕があったので、駐車場に車を停めて近所をぶらぶら、と言うほどでもありませんが。
大黒屋さんの前を通り過ぎ、数件先にある『桔梗屋(ききょうや)』の前まで。
なんでもこちらのお菓子『多度豆』、間違いなく私が気に入るから買って帰ろうね、そう事前調査に抜かりない主人。

案の定、噂通りの不定休な桔梗屋さんは定休日。
途中、黒猫がのんびり日向ぼっこをしていましたよ。

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さ、ものの3分間のお散歩を終えて大黒屋さんの前に戻ります。

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お庭を囲うような建物。
年季の入った廊下に差す日の光がやわらかです。

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お部屋に通されてひと息つくと、ふと目に入ったお豆のお菓子。
そうか、これが主人が『絶対どぅちゃん(わたしのことです)が好きなやつ』そう言っておりました『多度豆』ですね。
あ、桔梗屋さんは『多度豆』ですが、他のお店、大黒屋さんでも手作りされているそうですが、こちらは『八壺豆』だそうです。

もちろん私の大好きな味。

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ひとが歩くとよく響く廊下、お待ちかねの鯉料理スタートです。
鯉料理ではないけれど、蕨のお味に先ずは大興奮。
美味しい、そして初めて食べたと思えるほどの蕨の風味、例のねばりある食感。

すり身のから揚げに、南天の葉っぱの上は鯉の卵、そしてレモンの上には鯉のほほ肉ですって。

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鱗はパリパリ、期待は膨らむ一方。

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鯉の南蛮漬けにのお隣、これが噂の鯉こくだそう。

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とろり西京味噌の風味、あの方でなくとも『たまらんがなも』と言いたくなる美味しさ。
溜まり溜まった煩悩が浄化された気分です。

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鯉を頂くにあたり、お刺身が苦手な私の悩みはこちら、鯉のあらい。
当然提供されます。
主人も心配そうに『僕、食べてあげるからね』、いえ、ちょっと嬉しそう。

酢味噌でなくお醤油で頂く鯉のあらいを恐る恐る口に運びます。

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鯉こくと一緒に運ばれてきました鯉の白子。
ようやくここで追いつきました。

味がね、濃くないのです、鯉の卵も南蛮漬けも、そしてちょっと反れますが蕨も。
そしてもちろんこの鯉の白子も。
だけど美味しい、鯉の存在感を消す必要がない、そういうことでしょうか。

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鯉の塩焼きはふっくら。
少々コツを要する鯉の食べ方、Y字型の小骨も多少はありますがそれがお魚。

あら、主人のほうは全くだったそうですよ。
それも老舗のカンでしょうか、あらでも何でも魚を食べた後のお皿は骨しか残しません、私。

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これが主人がどうしても食べたかったお料理、鯉のあばら部分。
淡い照り焼き風、でもピリッと唐辛子を効かせた、そうね、正に主人好みの味付けです。

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鯉料理も終盤、にわかに盛り上がった大皿がこちら。
鯉のから揚げに餡かけがたっぷり。

最初にね、確かに言われましたよ、『このコース、相当量が多いですが大丈夫ですか?』と。
これは想定外でした。

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驚きは致しましたが美味しい。
餡かけにすっかり覆われたパリパリの鯉、大ぶりな野菜たち、鯉に負けない大食漢。

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最後の鯉料理はホッとおちつく煮つけ。
卵をたっぷり抱いた鯉を大胆な筒切りにして、ちょっと甘めの味付けで。
鱗も美味しい、卵も美味しい、そして身は言うまでもなく美味しい。

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『お食事は大丈夫ですか』
心配そうにそうお尋ね頂きましたが、この煮つけを前にご飯は素通り出来ません。
ほんの少し蕨も残しておきました。

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ふたを開けると何だか懐かしい甘めの沢庵。
はい、主人が笑うくらい、私、鯉の煮つけの煮汁まで一滴も残さず頂きました。
残った骨の姿も残しておきたいところですが、それは流石に止めておきましょう。

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みがかれた机に映る風景や障子の影、お料理の美しさを引き立てておりました。

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お庭には澄んだ伏流水のお池。

そうそう、お刺身が食べられない私がひと切れも残さず食べられた大黒屋さんの鯉のあらい。
伏流水で1ヵ月以上も泳がせて臭みを抜くのだそうです。
お刺身嫌いの私が食べられる鯉のあらい、大黒屋さんのあらい、秘密は地元の伏流水なのですね。

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桔梗屋さんはお休みでしたが、お隣にある大黒屋さんの八壺豆はひとつだけありますよ、そうわざわざご主人が走って確認してくださり無事私の手に。

お手数ついでに大黒屋さんの入り口で、記念写真を撮って頂きました。
お料理もお上手ならばお写真もお上手な大黒屋さん。

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翌朝、我が家の朝食に八壺豆が登場したのは言うまでもないこと。
ヨーグルト用の木匙に1日ひとつ、しばらくはこのやわらかな食感の穏やかな甘さ、そして主人のほうじ茶に頬を緩めそう。

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そして画像は、数日前、近所の吉野神社に歩いてお散歩に行った時のもの。
休日の昼間から飲んだロゼを冷ましつつのお散歩。
お家の近くで買った三食団子が美味しかった。

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私だけ増えた体重を気にしつつ、明日はきちんとお弁当を拵えましょう。
気付けは今週はあと2回ですね、お弁当。


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2020年01月21日

主人プロデュース〜三重の要所つまみ食いツアー 二日目

実家の母親と妹を誘い、主人が全て行先を決める三重県の旅二日目。
行先を三重県と決定するまで、主人のことですから当然あちこち変更はありましたが結果としてとてもよい旅でした。

当初は自称“民宿”である美鈴さんに抵抗を示しておりました母ですが、海の家=民宿というイメージをすっかり改新した様子の母親。
主人と私はもちろん、母親も妹も大満足な様子で美鈴さんを後にします。

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美鈴さんのラウンジから眺める朝焼け。
昨日随分降った雨ですが、今日は心配はなさそうです。

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早朝6時ジャストにお風呂を頂戴した後、お言葉に甘えてラウンジで甘い蜜柑を頬張りました。
小ぶりでやけにすっきりとした甘みの蜜柑、これ、ポンカンなのだそう。
あまりに美味しかったので、道中の道の駅でひと袋買って帰りました。

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主人にはあまり理解してもらえませんが、私にとっての旅の醍醐味は夕食より断然朝食。
そうよね、主人にしてみれば複雑ですよね。
ですが旅先の朝食が好きなのです。

美鈴さんの朝食は画像からはみ出してしまう程の品数、鼻唄くらい勘弁してほしい。

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朝食の卵焼きには特に心が躍るのです。

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卵かけご飯はからすみパウダーで頂きます。

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前日行った雨の鬼ヶ城も良かったけれど、やはりお天気は良いに越したことはありませんものね。
美鈴さんから車ですぐ、女将さんに教えて頂いた馬越峠へと向かいます。

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石畳が続く馬越峠・・・をほんの入り口で引き返します。
十二分に熊野古道の雰囲気を堪能したと皆大満足。
・・・いえ、恐らく体力有り余る妹以外は、ね。

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元来た道を戻り、美鈴さんの前を通って向かった先は伊勢神宮内宮の別宮 瀧原宮。
混雑もなく、それでいて荘厳な雰囲気漂う正にパワースポットでありました。

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旅も後半。
二日目のお昼は、今回旅のメインでもある夕食を考慮して軽めに済ませます。
おかげ横丁へ向かい赤福の本店・・・のつもりでおりましたが、そのあまりの混雑ぶりに予定変更。
どうしても赤福は外せないという妹の為、赤福の二見支店へ向かい赤福ぜんざいを頂きます。

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・・・普通のぜんざいだったね。





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そして今回の旅のハイライト。
松阪牛のすき焼きと言えば、もちろん和田金さん。
立派な屋根付きの駐車場に大騒ぎする一行。

主人曰く、『これが最初で最後の和田金だろうからさ、もちろん松のコースだよ』

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期待で画像も霞みます。

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ちょっとクールな雰囲気の仲居さん。
手際よく炭を積み上げるその手つきもお美しい。

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熱々のお出汁を注いで頂く松坂牛のお吸い物。

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お口取り三種。
案の定、母はこの時に頂いたそぼろを買っておりました。
時雨煮も一緒に買って帰る程の気に入りよう。

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和田金印のお麩に大はしゃぎする4人。

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松坂牛さま。

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仲居さんに和田金のすき焼きの極意を色々とご伝授頂きました。

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お肉の旨味溢れる煮汁、じっくりじっくり椎茸に煮含ませます。
和田金さんのホスピタリティにはただただ感心、そして驚くばかり。

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白いご飯が良いという私の意見はあっさり棄却され、4人で松坂牛のひつまぶしを分け合います。

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炭火で焼くお餅に母は祖母を想い話が長引きます。

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あれ?主人、メロンアレルギーでなかった?
『高いメロンは平気なんだ』

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旅のハイライトに和田金を選んだ主人。

行く前の意見はこうでした。
『だってさ、バカバカしいじゃん、松阪牛ったってたかが肉だよ、すき焼きだよ。
それにこの値段出すなんて、一生に一度で十分じゃん』

そして今。
『夏にさ、どぅちゃん(私のことです)の誕生日に京都行くじゃん。
その帰りは和田金ですき焼きにしようね』

『僕さぁ、自分がこんなにすき焼きを好きになると思っていなかったよ』

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松坂牛のファンになった訳ではありません。
すき焼きのファンになった訳でもありません。
和田金さんのファンになりました、私たち。





すき焼きでお腹も心も満たした後はロマンティックが欲しいところ。
ロマンティックな主人が選んだ旅の幕引きは、四日市のコンビナートの夜景。
ビルの14階から臨む四日市コンビナートの夜景です。

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とても良い旅でした。
主人プロデュース、実家の母と妹を巻き込んでの全会費制の三重の旅。
第2弾を期待し、そして私たちふたりのステップアップも期待し、備忘録を終わります。

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2020年01月20日

主人プロデュース〜三重の要所つまみ食いツアー 初日

いつのお話だったか。
多分、昨年2019年の終わり頃、主人が突然提案しました。

『お義母さんとAチャン(私の妹です)誘ってさぁ、会費制で国内一泊旅行でもしようか』

母も妹も思いの外乗り気で、主人の計画はコロコロ変更を交えながらも初回の旅は三重県ということに落ち着きました。
三重と言えば松阪牛、という訳で松阪牛中心に主人プロデュースの一泊旅行。
最初の目的地は三重県熊野市にあります海岸景勝地、鬼ヶ城です。

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降りやむ気配を全く感じさせない本気の雨降りの中、海岸沿いの遊歩道を恐る恐るソロソロ歩く4人組。
今週の備忘録は主人プロデュース三重県の旅からスタートです。






最初の目的地は鬼ヶ城とは言え、そこは主人のプロデュース。
お昼を予定致しておりました漁協が経営する海鮮店が当日定休日との情報を得ると、速やかに代案をはじき出します。
トラックに行く手を阻まれ、予定時間を大幅にオーバーして辿りついたお店はとんかつ屋さん。
松坂牛の牛かつをお昼に頂きます。

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ひとり妹だけは松坂牛の生姜焼き。
周囲に流されない姿勢は変わりません。
そしてひと切れ、おネイちゃんと取り替えっこも忘れない良い子です。

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松坂牛のとんかつ、さぞや胃にもたれるかと思いきや流石の食後感。
初めての食感に軽い食後感、皆お腹も満たされ数時間後には雨の鬼ヶ城に到着です。

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鬼ヶ城、晴れた日に是非また訪れたい場所です。
近づいても逃げない肝っ玉の据わったトンビが羽を休めていましたよ。

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見上げる主人。

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是非、次回はお天気の良い日に。

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そして主人が選んだ宿泊場所は、過去2回ほどお邪魔したことのある“割烹の宿 美鈴さん”
お正月の名残を想わせる設えです。

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黄色の南天なんて珍しいですね。

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母らはちょっと広めの角部屋“すずしま”に。
私たちはいつもの海に面したお部屋“おおはま”に。

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お部屋に通されてお茶とお菓子でひと息ついたら、皆で揃って近所の古里温泉へ。
ぬるりとしたこちらの泉質は主人も私も大のお気に入り。
そしてお宿に戻れば、お待ちかねのディナータイム。

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美鈴さんのシグネチャー、ヤドカリのお刺身。

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カゴから這い出していきそうなヤドカリの素揚げ。

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主人が我を忘れた鯖寿司。

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八丁味噌の風呂吹き大根。

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鮑の石焼に母大満足。

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ボケてしまったけれど蕪のなます。
こちらの合わせ酢の配合がとても美味しい。
ちょっと我が家にも取り入れてみたいお品です。

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さぁもう食べられません、と思った矢先のしゃぶしゃぶ。
油断致しました。
正にお腹がはちきれるとはこのこと。
・・・食べますけどね。

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お出汁は鯖と鯵ですと若大将。
しゃぶしゃぶのお出汁をご飯にかけてスルスルっと頂きます。
お腹がはちきれそうでもスルスルっと。

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アイスクリームに柿のソース。
お腹が苦しいと喘ぎつつも4人とも残すことなく食事を終えます。

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聞くと今宵の宿泊客は私たちだけだとか。
日本酒も随分と進んだことですし、お宿のお風呂は明日の朝いちばんに頂戴致しましょう。

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主人が入る男湯もこっそり覗いてみましたよ。
私たちだけなので気楽なものです。
お部屋に鍵もかけずに就寝致します。

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明日は三重の旅二日目を備忘録。



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posted by しんさん at 15:27 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月30日

還暦レッドベルベットケーキ

いよいよ明日は大晦日、いよいよ年の瀬も押し迫った本日30日。
気は急いているのですが、考えてみればそう躍起になって済ませる用事があるでなし。
主人が温かなリビングで仕事を始めたことですし、数日ぶりの備忘録。

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レッドベルベットケーキです。
自家製のビーツを使った古き良き時代の昔ながらのレッドベルベットケーキ。
真っ赤な生地が映える真っ白なバタークリームがたっぷりです。

今まで美味しくないと思い込んでおりましたバタークリーム。
自分で作ってみて、その美味しさにハラハラと目から鱗が落ちました。
色合いだけでなく、真っ赤なビーツの生地と本当によく合います。

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先日開催されたワイン会に持参したこのレッドベルベットケーキ。
メンバーのおひとりが還暦ということで、真っ赤なレッドベルベットケーキを持参致しました。
ザクロのトッピングがキュートなのです。





なかなか好評でしたので、ざっくり備忘録。

◆材料(WILTON レギュラーマフィンパン1枚分)
  • ビーツピュレ 160g弱
  • レモン汁 大さじ1

  • 薄力粉 50g
  • 全粒粉薄力粉 50g
  • カカオパウダー 小さじ1
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • 無塩タイプの醗酵バター 100g
  • グラニュー糖 50g
  • 卵 1個




    ◆バタークリーム

  • 全卵 正味50g
  • グラニュー糖 35g
  • 無塩タイプの醗酵バター 100g




◆作り方
  1. ビーツは予めピュレ状にして冷凍しておきました。

    ビーツを綺麗に洗い、アルミホイルを2重にして皮つきのまま包みます。
    予熱なしのオーブン 180℃で1時間焼いたら、そのまま冷めるまで放置しておきましょう。
    キッチンペーパーで表面をこするようにして皮をむき、バーミックスで滑らかなピュレに。
    キューブ状に小分けして冷凍しておきます。

    これを自然解凍し、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせます。

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  2. バターと卵は予め室温に戻しておきましょう。
    バターをクリーム状によく練ったところに、お砂糖を数回に分けて加えます。
    白っぽくふんわりするまでよく攪拌したところに、溶いた卵を数回に分けて加えましょう。

    粉類をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、一気に加えてスパチュラで混ぜ込みます。
    粉類が7分通り混ざったところで、ビーツピュレを加えて混ぜ込みましょう。

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  3. グラシンカップを敷いたマフィンパンに生地を分け入れ、底を数回打ちつけて空気を抜きます。

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    180℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を160℃にして43〜45分。
    焼き上がったら熱いうちに型から出し、網の上に並べて冷ましておきましょう。

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◆バタークリームを作って仕上げます。
  1. 卵を軽くときほぐし、分量のお砂糖の1/3量程度を加えて軽く泡立てます。
    これを人肌より高めの湯せんにかけながら更に泡立て、残りのお砂糖を2回に分けて泡立て続けましょう。
    白くフワフワに泡立ちます。
    卵が55℃になったところで湯せんを外し、冷めるまで攪拌を続けます。

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  2. 予め室温に戻しておいたバターをクリーム状に攪拌し、1を少しずつ加えてその都度攪拌します。

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  3. 絞り出し袋に詰めて絞り出し、ザクロを散らして出来上がり。

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    実はこのレッドベルベットケーキ、生地は前日に焼いてラップをして冷蔵保存。
    当日はバタークリームを作って仕上げるだけなのでとっても簡単なのです。
    甘酸っぱくて透明感のあるザクロが真っ白なバタークリームによく映えます。

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実はこの日開催されたワイン会。
さすがに年の瀬、皆お忙しいようで集まったのは大御所と我々の二夫婦のみ。
そう、カリフォルニア ナパワイナリー巡りをした4人のメンバーです。

ペコリーノロマーノのパイ、ベーコンとマッシュルームのパイを当日焼きました。

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レッドベルベットケーキと一緒に箱詰めし、いざワイン会へ。

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来年のアメリカ旅行が落ち着いたら、その次は世界一周旅行だそうです。
そして西回りと東回りの中間、ニューヨークでご夫妻と待ち合わせだとか。
今年最後のワイン会、少人数ではありますが大盛り上がりでありました。

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そしていつもの如く豪華なワインはあっさり空瓶に。
ワインは飲んでなんぼ、楽しんでなんぼ。
それを地でいくメンバーです。

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さ、リビングでは主人がお待ちかねです。

黒豆?
1キロ分は既に煮て、瓶詰も終えて冷暗所に。
これから主人とひと瓶持って、最後のお福分けに向かう予定でおります。

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お節料理?
自慢するほどのものではありませんが数種拵えて冷蔵庫に。
お節料理のついでに、どうしても主人が食べたいと言って聞かなかった鯖の味噌煮もスタンバイ。

大掃除?
うーん、今年は12月に入った段階で排水溝からベランダまでチマチマ掃除しておりますし。
雨降りの今日は大人しくして、明日晴れたら窓ふき程度で済ませる予定。





これから頼んでおいたお正月料理を取りに出掛けます。
豪華なお節料理ではなく、真鮒と大豆を煮た三重県の極狭い地域に伝わるお正月料理だとか。
お礼の黒豆を手に、さ、外は寒そうです。
厚着をして出掛けましょうか。

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posted by しんさん at 13:32 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする