2017年10月05日

お月見デートに古き良き洋食、そして秋の食材

昨日のお月さまは中秋の名月。
ならばご多分に漏れずお月見をせねばなるまい、それっ!という訳で行って参りました。
岐阜県は海津市 南濃町。
濃尾平野の西の端、養老山地の中腹に建つ “臥龍山 行基寺 (ぎょうきじ )” へ。

以前は日中にお邪魔して、月見の間から見る景色に見ほれました。
遮りものが何もないので、名古屋のビル街はおろか名古屋港までが見渡せます。
毎年中秋の名月の日には夜間特別拝観が行われると聞き、いつか行こうと話していたお寺です。

“月見寺” “隠れ城” “お月見の寺” などとも呼ばれるこの行基寺。

明るい本堂を抜けて回廊式庭園を巡るその廊下、昼間とは全く異なる空気が漂っております。
黒光りする廊下に最小限灯された行灯。
灯が廊下に映り込んで、月見の間まで夜ならではの幻想的な空間。

灯りは蝋燭と行灯だけ。
昼間に美しい枯山水の庭園にも蛍のひかりほどの行灯。
月の美しさを存分に楽しむお計らいに、目が慣れるまでは少々苦労致しますが貴重な体験です。

お茶室でお抹茶と栗きんとんを頂いてひと息つきます。
この手元の画像、その雰囲気が伝わるかしら。

ほんの数分居ただけのつもりでしたが、実際は随分とのんびりしていたようです。
帰り際に見た、本堂の上に浮かぶお月さま。

駐車場の常夜灯は平成15年に再建されたものだそう。
可愛らしい三日月と中秋の名月。

良いデートでありました。










月を愛でた後はお楽しみの夕食。
ちょっと回り道をして洋食屋さんに落ち着きます。

ふたりとも即決譲らずハンバーグ。
半分こしていろいろ食べようなんてちらとも思いません、ハンバーグ、洋食屋さんのハンバーグ。
セットのご飯は遠慮して、オムライスを半分こ。

昔ながらのオムライスに心は和み、そしてお腹は満たされたのでありました。
ね、主人、楽しいデートでしたね。
また行きたいわね、そう、道に迷いさえしなければ、ね。










中秋の名月を愛で、懐かしい洋食に和みました昨晩。
お月さまを見ていたら妙に里芋が食べたくなりました。

そうそう、ちょうど先日母がカボチャと一緒に持ってきてくれた里芋があったっけ。
おそらくそれを育てたボーイフレンドに命じたのでしょう、あらかた皮をむいた里芋が。
加えて農協で買った小ぶりな皮つきの里芋も。





お月見から一夜明けた本日、里芋尽くしの木曜日と致しましょう。
先ずは朝食に “里芋の揚げ出汁” などいかがでしょう。

多くいらっしゃるお料理研究家の方々の中でも、常に主人が注目している土井善晴さん。
ほのぼのとした語り口調と手近な食材と体を労わる土井さんのお料理は私も大好き。

よくある里芋の揚げ出汁を土井さんらしくアレンジしていらっしゃるのを見て、是非とも試してみたかったお料理です。

多少オリジナルからは脱線しております。
オリジナルの気になる方は ⇒ みんなのきょうの料理

これ、すっごく美味しいです。
本当に美味しい。
ほんのちょっとの工夫でここまで美味しくなるとは。

主人?
言うまでもありませんわ。





土井さん風里芋の揚げ出汁、簡単です。
  1. 里芋は綺麗に洗って皮つきのまま蒸しましょう。
    お弁当用に子芋できぬかつぎを拵える予定でおりましたので、子芋も一緒に。

    蒸気が上ったところで里芋をならべ、中火で大きさにもよりますが20〜25分。
    串をさしてすっと通るまでやわらかく蒸しましょう。

  2. やわらかく蒸し上がった里芋の両端、かたい部分を切り落とします。
    つるっと皮をむき、ラップに挟んで程よく手のひらで押してコロッケ状につぶしましょう。
    ラップの上から布巾を被せる等、熱いなりの防御もお忘れなく。

    米粉をふり、全体に薄くまぶします。

  3. 余分な米粉をはたき落としながら、中温に熱した太白胡麻油の中にそっと移します。
    両面こんがりと綺麗に色付くまでかりりと揚げ、油を切って器に並べましょう。

  4. お出汁・白醤油・お酒を小鍋に合わせて煮立て、水で溶いた葛粉でとろみをつけましょう。
    お芋を持った器にそっと注ぎます。

    大根おろしと生姜を合わせてすりおろし、たっぷり添えて召し上がれ。
    柚子の季節になったら、是非自家製の柚子胡椒を添えたいお料理です。

    少し前までは大根おろしと言えばフードプロセッサーを使っておりました。
    が、やはり銅のおろし金は良いものです。
    ふたり分程度の大根おろしなら、後片付けの気楽さも考えて今や圧倒的におろし金派です。






今朝は里芋の揚げ出汁が主食の代わり。
里芋ってこんなに美味しかったっけ?そう思わせてくれる土井さん風里芋の揚げ出汁です。











素敵なデートを計画してくれた主人ですもの。
昨日就寝したのが遅かったからと言って、お弁当をサボる訳には参りません。

里芋を揚げる前に、お弁当用の揚げ物も済ませておきました。

自家製の金時草を揚げ物にしました。
イメージはパールのブローチです。
ほら、金時草の葉の間にちらりと見えるお豆さんがパールみたいでしょ?





サクサクの衣だって、ひと手間加えれば本当に簡単。
  1. 先ずは卵白 1個分をメレンゲ状に泡立てましょう。

    アタッチメントはそのまま、洗わずお次は卵黄にと移ります。
    卵黄 1個分・米粉と炭酸水 各大さじ2・極々少量の白だし醤油
    以上をボールに合わせてよく混ぜましょう。

    ここにメレンゲを加えましょう。
    市販のミックス蒸し豆も加え、ここからはスパチュラでさっくりと混ぜ込みます。

  2. 畑で摘んできた金時草。

    夏の間は成長が今一歩だった彼らですが、秋になって昼夜の温暖の差が大きくなったことが功を奏したようです。
    葉の裏の金時色が鮮やかになって美味しそうな色合いになりました。

    綺麗に洗って水気を切り、少量の米粉を全体に薄くまぶして1のボールに加えます。
    メレンゲをつぶさないよう優しく和えましょう。

  3. スプーンで生地と具を合わせてふわりとすくい、低温に熱した太白胡麻油の中へ。
    衣がさくっとなったら裏返し、両面色よく揚げて網にとりましょう。

    ほんのりと味がついているのでお弁当にもピッタリです。
    少し残った分は・・・そうね、また後で考えましょう。






蒸した子芋の先端部分の皮をくるりとむいて、黒胡麻と粗塩を合わせたところに優しく押し付けます。
主人の大好きなきぬかつぎ、お弁当の主食も本日は里芋です。

主人が買ってきてくれた寄せ豆腐の厚揚げは、面取りしたカボチャと人参といっしょに含め煮に。
面取りした切れっ端は朝食のお味噌汁の中に忍ばせてしまいます。
人参やカボチャに限らず、面取りした食材ってどこか愛らしいのよね。
面取り大好き。

じっくりとお出汁を含んだ厚揚げ達は、キッチンペーパーの上に並べてしばらくおき自然に煮汁を切りましょう。
せっかくの揚げ物が煮物の煮汁でふやけてしまうのは悲しいもの。





昨日、お月さまを愛でた後ちょっとだけ飲んじゃおうかしらとも思いました。
そうね、主人がそう言いだせば間違いなく飲んでいました。

でも主人は飲もうと言うこともなく、慣れぬ夜道の運転に草臥れたのでしょう、帰宅してシャワーを浴びたらもう就寝体制、洗濯が終わるのを待たずにスヤスヤ夢の中でした。
・・・ホッ、ウィークデイのお酒におぼれてしまうところでした。

明日はお待ちかねの金曜日。
昨日の分も美味しいお酒が飲めること請け合いです。
秋の夜長は何となく和食が合います、明日はぬる燗ね、きっと。

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posted by しんさん at 15:07 | Comment(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする