2023年04月03日

福豆と玉露とたたみいわしのかき揚げ〜かき揚げの天茶他

遠くから聞こえる子供神輿の声に、お隣のお庭には満開の桜。
不摂生を楽しんだ週末が明けて4月最初の月曜日です。

月曜日はご飯が主食のお弁当、作り置き料理も兼ねた気楽なお弁当を主人に持たせます。

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今日のお昼は、炒り豆のかき揚げです。
ほんのりと塩味を効かせたサクサク炒り豆のかき揚げ、たっぷりの玉露の茶葉、たたみいわしが脇をかためます。

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遡ること数ヵ月、春の節分になるとついつい多めに頼んでしまう豆まき用の福豆。
今年もイオンネットスーパーさんの予約販売に加え、通常販売でもポチッとお買い物かごに入れてしまいました。

これ、口寂しい時に意外と重宝するのです。

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ですが流石に賞味期限が迫ってきましたからね。
そろそろお片付け料理に取り組むことに致しました。
先ずはかき揚げ、という訳です。

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卵黄だけを使用する機会は意外と多いもの。
そんな時は悪あがきをせず、白身だけを冷凍しておきます。

半解凍にした冷凍白身と米粉を合わせ、お塩を少々、レモン汁も少々。
冷水を足してよく混ぜ、パンケーキ生地程度のゆるさに致します。

ここに福豆・玉露の茶葉・戻して細切りにした干しシイタケ・面取り人参の切れ端・冷凍オクラ・粗く崩したたたみいわしを加えて和え、熱した太白胡麻油でカリリと揚げれば出来上がり。

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福豆のサクサク感が大のお気に入り。
網の上でしっかりと油を切ったかき揚げをご飯の上に。
醤油漬けにしたニラをたっぷり添えてお昼ご飯に。

お昼の後、主人には出来るだけ無口を保って帰宅してもらいましょう。

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イオンネットスーパーさんでスナップエンドウがお買い得になっていました。
半分はお浸しに、半分は最近お気に入りの白和えにしましょう。

ゴボウは相変わらずの豆板醤を効かせた醤油漬けに。
横着をして、先週拵えた分に追加してみました。
すぐ食べてしまうのですもの、問題なしと判断いたしましたので。

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葱の白い部分をグリルで焼き、根菜と一緒に浸します。
面取りした人参の切れ端が、かき揚げの彩りとして活躍してくれたという訳です。





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そして朝の主食は、鯖のへしこの出汁茶漬け+天茶の合わせ飯。
炊き立てご飯の上には、さっと炙った鯖のへしこ、そして福豆のかき揚げ。
熱々の昆布だしをたっぷりと注いで柚子胡椒を添えました。

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人参とゴボウを胡麻油でさっと炒めてからお出汁を加える具沢山のお味噌汁。

この時期は毎日この手順なのですが、月曜日だけは大豆の蒸し汁でとったお出汁を使用します。
簡略版手作り納豆の副産物、このお出汁を使うお味噌汁は月曜日だけの味。

主食がしっかり多めなので、お魚は小ぶりなイワシにしましたよ。

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土曜日に届けて頂くイオンネットスーパーさんのバナナが、週明けの月曜日はまだ追熟不完全。
こんな時に助かるのは冷凍フルーツ、今日はマンゴーにしましょうね。




間もなくフィリピン産のマンゴーが到着します。
4月のセブ島は島全体がマンゴーの甘い香りがする、そう教えてくれたリザは元気かしら。
美味しいマンゴーシェイクをごちそうしてくれたジェイドは今どこで何をしているのかしら。
フィリピンの香り華やかなマンゴーの旬を迎えると思い出すのです。


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2023年03月17日

お片付け『おやき』

今日のお昼は『おやき』です。

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昨年の夏、長い夏休みを利用してやってきた主人の甥っ子ふたり。
お料理上手な末っ子くんに、本場アメリカのブラウニーのレシピをご伝授頂きました。

その時に使用した『オールパーパスフラワー』
日本ではこれが『中力粉』に該当するのだと、この機会があって初めて知りました。

それから幾度か焼いた中力粉のブラウニーですが、開封済みの中力粉もそろそろお片付けする頃合い、と言うより遅いくらい。
そして『お焼き』を思いつきました。
シンプルに中力粉と極少量のお塩、熱湯で捏ねた生地で、具をたっぷりと包みます。

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タイトルの『お片付けおやき』の由来は、中力粉のお片付けだけに止まらず。

フィリングにした切り干し大根やひじきの煮物。
実は今週の作り置き料理の中のひとつ、『煮なます』のリメイクなので命名『お片付けお焼き』
私の貧乏性を理解しております主人は、この味、相当お気に召したご様子ですよ。

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◆材料(4つ分)

  • 中力粉 100g
  • お塩 1g
  • 熱湯 65g


  • お好みのフィリング




◆作り方

  1. 生地は笑ってしまう程シンプル、そして簡単。
    ですが、もう少し水分を増やしてやわらかな仕上がりにしても良かったかも。

    ボールに中力粉とお塩を合わせ、菜箸でよく混ぜ合わせておきます。
    ここに熱湯を加えますが、いきなり分量の熱湯を加えるのではなく、先ずは粉の半量程度くらいから様子を見ながら少しずつ。

    熱湯を加えたら、菜箸でよく混ぜ合わせます。

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    馴染んだら少しずつ熱湯を追加しながら、全体が大ぶりなごろッとしたそぼろ状になるまで菜箸で混ぜます。

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    菜箸で混ぜ辛くなったら、その頃には生地も人肌程度に冷めています。
    手を使って滑らかに捏ねましょう。
    捏ねあがった生地にラップをし、30分〜1時間ほど室温で寝かせます。

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    30分のつもりでしたが、何やかやで結局1時間休ませました。

  2. 生地を休ませている間にフィリングの準備。

    前述の通り、『煮なます』のリメイクです。
    リメイクとは言っても具はありません、煮汁だけですけどね。
    とことん貧乏性なのです。

    煮なますの煮汁に細切りにした人参を合わせて加熱します。
    お醤油やオイスターソースを適量足しながら加熱し、人参が十分にやわらかくなったところで、少量のお水を揉み込んで半戻しにした切り干し大根・戻した乾燥ひじき・粗く砕いた胡桃を加えましょう。

    煮汁がなくなるまで煮詰めたところで、火を止めて冷まします。
    わさび菜をざく切りにして軽くお塩を揉み込み、しっかりと絞ってここに加えます。

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  3. 休ませてもっちりとなった生地を包丁で4等分します。
    打ち粉なしでも扱いやすい素直な生地です。

    それぞれ丸めてから、手のひらで平らにのばします。

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    中心部分を厚めに、縁を薄くのばすのがたっぷり具を包むコツ。
    しっかり具を包んだら、綴じ目を下にして極々薄く胡麻油をすり込んだフライパンに並べましょう。

    具が余ると思っていたのですが、極少量残っただけでした。
    中力粉の生地、懐が深い。

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  4. 綴じ目側に綺麗な焼き色がついたら裏返し、両面に綺麗な焼き色をつけます。
    火加減は弱めの中火といったところでしょうか。

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    綺麗な焼き色が両面についたら、もう一度綴じ目を下にしてお水を鍋肌から注いでぴったりと蓋をし、しばらく蒸し焼きにしましょう。

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    はい、艶々のお焼きの出来上がり。

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    焼き立てを頬張りたいところですが、それは主人がリタイヤしてからのお楽しみ。






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私にとって、フライパンでお料理をすると言うのは大変に難易度の高いこと。
フライパンって大きいもの、小さなシンクで洗うの手間じゃない?というのが私の心情。

それに加えてフライパン用の大きな蓋まで使うとなると、出来るだけ他の調理器具は使いたくないと色々頭をひねります。
そこでお焼きに添える副菜は、副菜というよりデザートですが、フライパンと蓋の双方を使ったプリンとなる訳です。

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卵をしっかりと使用したどこか懐かしいプリン。
表面の泡泡は、卵液を混ぜた時の雑な作業の現れです。
肌理そのものはとても繊細な滑らかなプリンに蒸し上がっております。




  1. 先ずはカラメル。
    てんさい糖 20g・お水 5gを小鍋に合わせて加熱します。
    程よく色づいてきたところで火から離し、色止めのお水を極少量加えてなじませます。

    100mlのプリンカップに分け入れておきます。

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  2. 全卵 1個・てんさい糖 20g・バニラビーンズペースト 適量

    以上をよく混ぜ合わせておきます。

  3. カラメルを作った小鍋でアーモンドミルク  150gを人肌に温めます。
    少しずつ1に加えて泡だて器で混ぜ合わせましょう。

    『そっと』混ぜ合わせるべきでした。
    漉しながらカラメルの上にそっと注ぎますが、スプーンですくい切れない程の泡が目立ちます。

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  4. フライパンにお湯を沸かし、アルミホイルで一つずつ蓋をしたプリンカップを並べます。

    ぴったりと蓋をし、最初の1〜2分は強火で。
    その後蓋を少しずらし、極々弱火で合計30分。

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    表面の凸凹を隠すべく、晩白柚の砂糖煮を添えてみました。




おやきって意外と簡単に出来ることが判明致しました。
今後、リメイク料理として活躍の場がひろがる予感、しめしめなレシピです。

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金曜日の朝の主食は伊勢うどん、お魚は市販の煮魚と決まっております。
伊勢うどんは週間ルーティーン通り、ですが今朝のお魚はイワシのみりん漬け。

真っ黒こげにも見えますが、赤酒をふって焼いたことによるカラメル化です。
いや、少し焼き過ぎたのは事実でしょうか。

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今朝のこのイワシのみりん漬け、近所のマックスバリュで購入したもの。
見た目よりぐっと味付けは控えめで、イワシの存在感が顕著。
また見かけたら迷うことなくお家に連れて帰りましょう、そしてちょっと多めに。

・・・こんなことを夫婦ふたりでやるものだから、冷凍庫がいくつあっても足りないのです。





極少量残った『おやきの具』は納豆に添えて。
これで煮なますは完全お片付け完了です。

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ラベル:おやき
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2023年02月17日

小豆の茹で汁で〜ツルルン・ミルク水ようかん風

今朝も左手首のスマートウォッチで気分よく起床しました。
お酒を控える日の新習慣は、お風呂上りにゆったりソファに腰かけて、足元をレッグホットで温め、主人とふたりチョコレートと『スリーピータイム』、そして『S.W.A.T.』
今だけは特別、先日のバレンタインディの名残でラ・メゾン・デュ・ショコラのトリュフ コニャックが楽しめます。

寒くなったりポカポカ陽気だったりと、体調崩しがちなこの季節、1にも2にも睡眠とばかり睡眠を楽しんでおります。
さ、今週最後のお昼ご飯は、『小豆の茹で汁リメイクジャースィーツ』ですよ。

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ジャーの底には、舌触りも滑らかなツルルン水ようかん風。
昨日茹でた小豆の茹で汁に、アーモンドミルクを足してアガーでツルっとかためてみました。

普段、折角の小豆の栄養を逃してしまう気がして茹でこぼしをせず、乾煎りして小豆を煮ておりました。
ですが、ふと思い正して茹でこぼしをし、一般的に小豆を茹でてみたところ、まるで小豆の意思を引き継いだかのようなこの茹で汁。

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ひとくち恐る恐る飲んでみて、あら、タンニン好きな私にはまずまずな風味。
これを捨てるだなんて、私には致しかねます。

アーモンドミルクでカサ増しをし、てんさい糖を足して、アガーでかため、ジャーに流し込んで水ようかん風に。

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冷蔵庫の中や戸棚を覗き、相性の良さそな在庫食材を組み合わせてジャースイーツに。

冷凍してあった『やきいもころころ』に、先日拵えたお抹茶お豆腐白玉(☆彡)
実家の母親が持たせてくれた干し柿、戸棚にあったアロエのシロップ漬け、冷蔵庫にあった金柑の蜂蜜煮・・・

小豆って素晴らしい食材です。
茹でこぼしを端折っても、昔ながらの茹でこぼしをしても、どちらでも美味しく無駄なく楽しめることを本日ここに実感致しました。

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◆ざっくり材料と作り方(245tのメイソンジャーにふたつ分です)

  1. 先ずは『小豆の茹で汁のミルク水ようかん風』から。

    小豆の茹で汁は、いちど茹でこぼした後の小豆を茹でたもの。
    95g弱ありました。

    アーモンドミルクを足して200g計量しておきます。

  2. てんさい糖 20g・アガー 3g

    を乾いた小鍋に合わせてよく混ぜ合わせます。
    ここに1を少しずつ注ぎ、ダマにならないようよく混ぜましょう。

    ダマなく溶けたのを確認してから、徐に中〜弱火にかけ、そっと混ぜながら沸騰させないよう温めます。

  3. ザルで漉しながらジャーに注ぎ、表面の泡をスプーンで取り除きましょう。
    常温でしばらくおいてかためます。

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  4. ミルク水ようかんがかたまったら、在庫食材を組み合わせて出来上がり。

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    『やきいもころころ』がアロエのシロップを吸ってもっちり、アロエの食感も相性良し。
    お豆腐白玉は冷凍可能、日持ちする金柑の蜂蜜煮、お料理って日々の組み合わせだと思うのです。

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小豆の煮汁をリメイクしたジャースイーツに添えるのは、やはりリメイク料理。

先日、苦し紛れで拵えた『蓮根・鯖缶バーグ』は、つなぎがゆるくて頼りない焼き上がり。
ならば、キャベツで巻いてロールキャベツにしてしまえ、と。

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ただし、2週間前に我が家にやってきた春キャベツ、随分と小玉になってきました。
葉もめくりづらくて破れがち。
うまく包めないので、急きょ耐熱容器に並べてオーブン焼きに。





  1. キャベツは少量のブイヨンと合わせ、ぴったりと蓋をしてやわらかくなるまで蒸し煮に。
    芯の部分を切り落としておきます。

    芯の部分は、お浸しに仲間入り。

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  2. つなぎ不足なやわらか鯖缶ハンバーグを軽く崩しながらキャベツで巻きます。
    巻き終わりを下にして、少量の油をぬった耐熱容器に並べましょう。

    鯖缶ハンバーグと一緒に焼いた蓮根や人参は、刻んでソースに。
    お酒・お醤油・オイスターソース等と一緒に小鍋で煮詰め、キャベツの上に回しかけます。

    発酵バターをひと切れ上にのせ、予熱なしのオーブン 200℃で20分。

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    熱々を主人に食べてもらいたい。
    想像以上に美味しそう。

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金曜日の主食は、釜玉風の伊勢うどん。
もっちりとした伊勢うどん、伊勢うどんにしかないこの食感。

お魚は変則でイワシ。
金太郎イワシではないけれど、赤酒を吹きかけて焼いた焼き魚はどれも良い焼き具合。

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そしてこちらが我が家の新習慣。
お酒を飲まない日の、就寝前のティータイム。
なかなか使えずにいた、主人のカップと私のカップがようやく日の目を見ることと相成りました。

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そして奥にあるのが最近お気に入りのハーブティー、『スリーピータイム』です。
パッケージにあるクマが、寝落ちしている私にそっくりなのだそう。

今日は・・・飲むのかしら?それとも?

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2023年01月31日

粉砕小豆の水ようかん風〜苦し紛れのリメイク編

先日、幾度目かの失敗をしてしまった『蒸し小豆』
折に触れては昔昔取り寄せておりました、花園饅頭さんの『ぬれ甘納豆』を想っては挑戦し、その度に石のようにかたい蒸し小豆を仕上げてしまう負のルーティーン。

今回もまた然り。
ですがそこは年の功、新たなタナボタデザートに着地致しました。

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圧力鍋で蒸した小豆は石のよう、ですがその蒸し小豆をミルで粉砕いたしました。

もちろん市販の小豆粉や晒し餡のような細かな粉末状ではないのですが、それでも石のような小豆よりはぐっと扱いやすくなりました。
お水と少量のてんさい糖で練り、言うなれば粒々感の残る水ようかん風デザートに。
常温でも溶けないアガーを使っておりますので、お弁当のデザートとして持ち運びも気楽に可能。

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これを漉せば立派な水ようかんと胸を張って言えるのですが、そこは貧乏性、貧乏性は栄養にもシビアなのです。

地味な佇まいを華やがせようと、先日漬け込んでおいた金柑の蜂蜜漬け、胡桃、干し柿をトッピング。
真っ黒な手作り干し柿、華やかさには欠けますがとっても甘いのです。
バニラビーンズに見えなくもない、そう前向きに捉えて堂々と添えますよ。

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先ずは蒸し小豆の工程から。
以前もこの方法で試して同じ結果に辿りついたのですが、数年経って熱さも喉元を過ぎたのでしょう。
繰り返さないためにも備忘録しておきます。

さっと洗った小豆を圧力鍋で蒸すこと15分。
蒸し上がった小豆に少量のてんさい糖をまぶして冷まします。

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そして石のような蒸し小豆の出来上がり。

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この蒸し小豆を使って、本日のミニデザートを拵えましょう。


  1. 先ずは蒸し小豆をミルで粉砕します。
    もっと細かくなると思ったのですが、意外と粗挽き状態。

    ● 小豆粉 35g
    ● てんさい糖 10g
    ● お水 90g弱

    以上を合わせ、弱火でぽってりと練り上げます。
    粗挽き小豆餡という新しい食材の開拓です。

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  2. ● アガー 小さじ1/2
    ● てんさい糖 10g

    以上を乾いたお鍋に合わせてよく混ぜておきます。
    ここに、

    ● 粗挽き小豆餡 90g強
    ● お水 90g

    を加えてよく混ぜ、なじんだところで中〜弱火で混ぜながら加熱しましょう。
    煮立たせないよう火からおろして器に流し入れ、表面の泡を丁寧にすくいます。

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    常温でかたまります。
    かたまったら、干し柿やローストした胡桃、韃靼そば茶、金柑の蜂蜜漬け等をトッピングして出来上がり。

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お昼の主食は、我が家の定番でもありますオープンサンドスタイルの『オートミールライスバーガー』です。

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フィリングは、既に昨日のうちに常備菜として拵えておいた『お豆腐と鯖缶の餡かけハンバーグ』

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と、同じく常備菜のきんぴらゴボウ、そして海苔。

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いつもは蒸し大豆をオートミールバンズに混ぜるのですが、今日はふと思いついて冷凍むき枝豆をたっぷり。
色合いも含め、枝豆、良いんじゃない?

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  1. いつものように、オートミール30g(クイックオーツとロールドオーツを各15g)・蕎麦の実 10g・お水(今日は開封済みのノンアルコールビールを有効利用)85gを耐熱ボールに合わせ、ふんわりラップでレンジ加熱1.5分。

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  2. 一旦レンジ庫内から取り出して冷凍むき枝豆を加え、再度ふんわりラップで1.5分。

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    ラップを敷き込んだ目玉焼きリングに詰めて成形します。

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  3. おろし生姜・甘酢・お醤油を合わせて表面にぬります。

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    オーブントースターで軽く焼き色をつけて冷ましておきましょう。

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  4. 後は常備菜を重ね、海苔を最後に。
    ふわりと包んで出来上がり。

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ぐっと扱いやすくなった蒸し小豆。
今宵のプロテインにも使えそうです。

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今朝の主食は、訳あって力おろし蕎麦。
焼き餅と大根おろし、お蕎麦のトリオです。

そして火曜日のお魚は、アボカド・玉ねぎ・しめ鯖のトリオ。

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いつものトリオではありますが、今日は瑞々しい新玉ねぎです。
野菜で季節を楽しむ生活、『ネスパ』生活でも十分楽しめるのです。



インスタで知りました、『ネスパ』なる言葉。
使ってみたかったのです。

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2023年01月17日

黒豆プリン 2023〜おまけのエッグホワイトマフィン

15日の小正月も過ぎた本日は17日。
例年より少々遅れはしましたが、今年も拵えました『黒豆プリン』

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以前は年末になると大鍋に煮ておりました黒豆ですが、今なおくすぶる新型コロナの影響もあり、人さまに配るのを断念して早1年?2年?それ以上?

イオンネットスーパーに届けて頂いた150gの黒豆を細々と煮るに止まってはおりますが、主人とふたり突く黒豆、それはそれで気楽で良いものです。
数回加熱を繰り返して今日まで楽しんでおりましたが、流石にそろそろ潮時、プリンにして煮汁まで完全お片付けと相成りました。

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作り方はいつもと同じ。
ただ、その年によって合わせるミルクが豆乳だったり、オーツミルクだったりアーモンドミルクだったりと、当日の乳製品開封状況に因りけりではありますが。


◆材料と作り方(iwaki製 100mlのプリンカップに4つ分です)

  1.  ●アーモンドミルク 200t
     ●黒豆の煮汁 100t

    以上を小鍋に合わせ、煮立たせないよう中〜弱火でゆっくりと温めましょう。

  2.  ●卵黄 2個分
     ●スキムミルク 大さじ2

    以上を別ボールで合わせ、泡だて器でよく擂り混ぜます。
    1を少しずつ加えながら、泡だて器で優しく混ぜ合わせましょう。

  3. ザルで2〜3回漉してから容器に分け注ぎます。
    表面の泡をスプーンで丁寧に取り除き、ひとつひとつアルミホイルで蓋をしましょう。

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  4. フライパンにキッチンペーパーを2枚重ねて敷き、3を並べます。
    カップの高さ半分程度にまで熱湯を注ぎ、フライパンにぴったりと蓋をして極々弱火で10分間。

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    8分ほど経ったらアルミホイルをとってチェック。
    ふるふるッとかたまっていたら、黒豆をトッピングしてまたアルミホイルで蓋をしましょう。

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    火を止め、時間の許す限り蒸らします。
    少々スが立ちましたが気にしません。
    冷めたら冷蔵庫に移し、ひんやり冷やして召し上がれ。

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今回の黒豆プリンもそうですし、何かと卵黄だけを使うお料理、特にお菓子は多いもの。
そんな時の卵白は冷凍しておきます。
天ぷらやハンバーグ等のつなぎにはあるととても便利なのですが、それでも溜まっていってシフォンケーキ等でお片付けを図ること多々。

出来ればお砂糖を使わない『おかず系』で片付けたい卵白、今年は良いお知恵を拝借致しました。
『エッグホワイトマフィン』ですって。

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小麦粉を使用せず、卵白だけで仕上げるマフィン。
『無理矢理感』がなくてお気に入りです。





  1. マフィンパンには、お水で湿らせたオーブンシートを敷き詰めておきます。

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  2. フィリングの野菜は予め火を通しておきましょう。

    みじん切りニンニク、粗みじんにした玉ねぎ、厚切りベーコン、さいの目にした人参、ひと口サイズに切った皮つきじゃが芋、縦半分に切った芽キャベツ等々、エルブ・ド・プロヴァンスと一緒に、極淡い塩味をつけてオリーブオイルで炒めておきましょう。

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  3. 別ボールで卵白を泡立てます。
    黒豆プリンで使った卵2個分に加え、冷凍してあった卵白2個も合わせて計4個の卵白を泡立てましょう。

    少量のお塩と黒胡椒で下味をつけたら、粗熱をとった2、ついでに塩麴和えにしたブロッコリーの軸部分も刻んで加えましょう。
    用意したマフィンパンにふわりと盛ります。


    本当ならばすりおろしたチーズを塩味として加えたかったのですが、このためだけにミルを使うのが億劫だったのでマヨネーズで代用。
    ちろりと絞り出して彩りのブロッコリーを添え、予熱したオーブンへ。


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  4. 設定温度を180℃にして20分。

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    粗熱がとれたらマフィンパンから出して網の上で冷まします。
    あら、これ、美味しい。

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来年からは、黒豆プリンとエッグホワイトマフィンがセットになりそうです。

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今朝の主食は、昨日赤酒で甘辛く煮た油揚げを使ってきつね蕎麦といたしましょう。
主人に懇願され、温泉卵と自家製柚子胡椒も添えました。
もはやきつね蕎麦ではありません。

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火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・薄切り玉ねぎの組み合わせ。
お魚サイクルは2023年も変わりなさそう。





そして黒豆はいよいよ今日で最後。
少しずつ春に近づいていくのでしょう。

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posted by しんさん at 14:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする