2023年01月31日

粉砕小豆の水ようかん風〜苦し紛れのリメイク編

先日、幾度目かの失敗をしてしまった『蒸し小豆』
折に触れては昔昔取り寄せておりました、花園饅頭さんの『ぬれ甘納豆』を想っては挑戦し、その度に石のようにかたい蒸し小豆を仕上げてしまう負のルーティーン。

今回もまた然り。
ですがそこは年の功、新たなタナボタデザートに着地致しました。

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圧力鍋で蒸した小豆は石のよう、ですがその蒸し小豆をミルで粉砕いたしました。

もちろん市販の小豆粉や晒し餡のような細かな粉末状ではないのですが、それでも石のような小豆よりはぐっと扱いやすくなりました。
お水と少量のてんさい糖で練り、言うなれば粒々感の残る水ようかん風デザートに。
常温でも溶けないアガーを使っておりますので、お弁当のデザートとして持ち運びも気楽に可能。

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これを漉せば立派な水ようかんと胸を張って言えるのですが、そこは貧乏性、貧乏性は栄養にもシビアなのです。

地味な佇まいを華やがせようと、先日漬け込んでおいた金柑の蜂蜜漬け、胡桃、干し柿をトッピング。
真っ黒な手作り干し柿、華やかさには欠けますがとっても甘いのです。
バニラビーンズに見えなくもない、そう前向きに捉えて堂々と添えますよ。

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先ずは蒸し小豆の工程から。
以前もこの方法で試して同じ結果に辿りついたのですが、数年経って熱さも喉元を過ぎたのでしょう。
繰り返さないためにも備忘録しておきます。

さっと洗った小豆を圧力鍋で蒸すこと15分。
蒸し上がった小豆に少量のてんさい糖をまぶして冷まします。

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そして石のような蒸し小豆の出来上がり。

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この蒸し小豆を使って、本日のミニデザートを拵えましょう。


  1. 先ずは蒸し小豆をミルで粉砕します。
    もっと細かくなると思ったのですが、意外と粗挽き状態。

    ● 小豆粉 35g
    ● てんさい糖 10g
    ● お水 90g弱

    以上を合わせ、弱火でぽってりと練り上げます。
    粗挽き小豆餡という新しい食材の開拓です。

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  2. ● アガー 小さじ1/2
    ● てんさい糖 10g

    以上を乾いたお鍋に合わせてよく混ぜておきます。
    ここに、

    ● 粗挽き小豆餡 90g強
    ● お水 90g

    を加えてよく混ぜ、なじんだところで中〜弱火で混ぜながら加熱しましょう。
    煮立たせないよう火からおろして器に流し入れ、表面の泡を丁寧にすくいます。

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    常温でかたまります。
    かたまったら、干し柿やローストした胡桃、韃靼そば茶、金柑の蜂蜜漬け等をトッピングして出来上がり。

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お昼の主食は、我が家の定番でもありますオープンサンドスタイルの『オートミールライスバーガー』です。

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フィリングは、既に昨日のうちに常備菜として拵えておいた『お豆腐と鯖缶の餡かけハンバーグ』

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と、同じく常備菜のきんぴらゴボウ、そして海苔。

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いつもは蒸し大豆をオートミールバンズに混ぜるのですが、今日はふと思いついて冷凍むき枝豆をたっぷり。
色合いも含め、枝豆、良いんじゃない?

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  1. いつものように、オートミール30g(クイックオーツとロールドオーツを各15g)・蕎麦の実 10g・お水(今日は開封済みのノンアルコールビールを有効利用)85gを耐熱ボールに合わせ、ふんわりラップでレンジ加熱1.5分。

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  2. 一旦レンジ庫内から取り出して冷凍むき枝豆を加え、再度ふんわりラップで1.5分。

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    ラップを敷き込んだ目玉焼きリングに詰めて成形します。

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  3. おろし生姜・甘酢・お醤油を合わせて表面にぬります。

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    オーブントースターで軽く焼き色をつけて冷ましておきましょう。

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  4. 後は常備菜を重ね、海苔を最後に。
    ふわりと包んで出来上がり。

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ぐっと扱いやすくなった蒸し小豆。
今宵のプロテインにも使えそうです。

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今朝の主食は、訳あって力おろし蕎麦。
焼き餅と大根おろし、お蕎麦のトリオです。

そして火曜日のお魚は、アボカド・玉ねぎ・しめ鯖のトリオ。

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いつものトリオではありますが、今日は瑞々しい新玉ねぎです。
野菜で季節を楽しむ生活、『ネスパ』生活でも十分楽しめるのです。



インスタで知りました、『ネスパ』なる言葉。
使ってみたかったのです。

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2023年01月17日

黒豆プリン 2023〜おまけのエッグホワイトマフィン

15日の小正月も過ぎた本日は17日。
例年より少々遅れはしましたが、今年も拵えました『黒豆プリン』

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以前は年末になると大鍋に煮ておりました黒豆ですが、今なおくすぶる新型コロナの影響もあり、人さまに配るのを断念して早1年?2年?それ以上?

イオンネットスーパーに届けて頂いた150gの黒豆を細々と煮るに止まってはおりますが、主人とふたり突く黒豆、それはそれで気楽で良いものです。
数回加熱を繰り返して今日まで楽しんでおりましたが、流石にそろそろ潮時、プリンにして煮汁まで完全お片付けと相成りました。

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作り方はいつもと同じ。
ただ、その年によって合わせるミルクが豆乳だったり、オーツミルクだったりアーモンドミルクだったりと、当日の乳製品開封状況に因りけりではありますが。


◆材料と作り方(iwaki製 100mlのプリンカップに4つ分です)

  1.  ●アーモンドミルク 200t
     ●黒豆の煮汁 100t

    以上を小鍋に合わせ、煮立たせないよう中〜弱火でゆっくりと温めましょう。

  2.  ●卵黄 2個分
     ●スキムミルク 大さじ2

    以上を別ボールで合わせ、泡だて器でよく擂り混ぜます。
    1を少しずつ加えながら、泡だて器で優しく混ぜ合わせましょう。

  3. ザルで2〜3回漉してから容器に分け注ぎます。
    表面の泡をスプーンで丁寧に取り除き、ひとつひとつアルミホイルで蓋をしましょう。

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  4. フライパンにキッチンペーパーを2枚重ねて敷き、3を並べます。
    カップの高さ半分程度にまで熱湯を注ぎ、フライパンにぴったりと蓋をして極々弱火で10分間。

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    8分ほど経ったらアルミホイルをとってチェック。
    ふるふるッとかたまっていたら、黒豆をトッピングしてまたアルミホイルで蓋をしましょう。

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    火を止め、時間の許す限り蒸らします。
    少々スが立ちましたが気にしません。
    冷めたら冷蔵庫に移し、ひんやり冷やして召し上がれ。

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今回の黒豆プリンもそうですし、何かと卵黄だけを使うお料理、特にお菓子は多いもの。
そんな時の卵白は冷凍しておきます。
天ぷらやハンバーグ等のつなぎにはあるととても便利なのですが、それでも溜まっていってシフォンケーキ等でお片付けを図ること多々。

出来ればお砂糖を使わない『おかず系』で片付けたい卵白、今年は良いお知恵を拝借致しました。
『エッグホワイトマフィン』ですって。

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小麦粉を使用せず、卵白だけで仕上げるマフィン。
『無理矢理感』がなくてお気に入りです。





  1. マフィンパンには、お水で湿らせたオーブンシートを敷き詰めておきます。

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  2. フィリングの野菜は予め火を通しておきましょう。

    みじん切りニンニク、粗みじんにした玉ねぎ、厚切りベーコン、さいの目にした人参、ひと口サイズに切った皮つきじゃが芋、縦半分に切った芽キャベツ等々、エルブ・ド・プロヴァンスと一緒に、極淡い塩味をつけてオリーブオイルで炒めておきましょう。

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  3. 別ボールで卵白を泡立てます。
    黒豆プリンで使った卵2個分に加え、冷凍してあった卵白2個も合わせて計4個の卵白を泡立てましょう。

    少量のお塩と黒胡椒で下味をつけたら、粗熱をとった2、ついでに塩麴和えにしたブロッコリーの軸部分も刻んで加えましょう。
    用意したマフィンパンにふわりと盛ります。


    本当ならばすりおろしたチーズを塩味として加えたかったのですが、このためだけにミルを使うのが億劫だったのでマヨネーズで代用。
    ちろりと絞り出して彩りのブロッコリーを添え、予熱したオーブンへ。


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  4. 設定温度を180℃にして20分。

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    粗熱がとれたらマフィンパンから出して網の上で冷まします。
    あら、これ、美味しい。

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来年からは、黒豆プリンとエッグホワイトマフィンがセットになりそうです。

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今朝の主食は、昨日赤酒で甘辛く煮た油揚げを使ってきつね蕎麦といたしましょう。
主人に懇願され、温泉卵と自家製柚子胡椒も添えました。
もはやきつね蕎麦ではありません。

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火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・薄切り玉ねぎの組み合わせ。
お魚サイクルは2023年も変わりなさそう。





そして黒豆はいよいよ今日で最後。
少しずつ春に近づいていくのでしょう。

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2023年01月06日

ふるふるアーモンドミルクゼリー〜お屠蘇シロップ編

主人のお正月休みが明けて二日目ともなると、ワイシャツのアイロンがけも始まります。
通常が戻ってきたと実感する間もなく次の3連休、なかなかお正月気分が抜けません。

お正月気分払拭の第一歩は冷蔵庫から。
甘さをぐっと控えたあっさりツルンのアーモンドミルクゼリーに、お屠蘇を煮詰めた甘いシロップを合わせてみましたよ。

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トッピングは、年末に根尾の伯母を訪ねた際に持たせてもらった干し柿。
伯母に教えてもらった、干し柿と柚子のコンビネーションが目下のところ大のお気に入りです。

そして我が家で秘かなブームとなっております『韃靼そば茶』をアクセントに。
お茶として購入したのですが、そのまま食べても香ばしくてとても美味しいのです。

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寒天やゼラチンとは少々食感を異なるアガーのアーモンドミルクゼリー。
ツルンと滑らかなミルクゼリーに、ほんのり屠蘇散が香るお屠蘇シロップ。

ふたり分で使ったお砂糖はわずか10g。
今年初めて赤酒でお屠蘇を仕込んでみたのですが、これで我が家のお屠蘇は赤酒と決まったも同然。
ただ煮詰めただけの赤酒が立派なシロップとなりました。

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耳馴染みのない赤酒、日本古来の製法を受け継いだ熊本地方に伝わるお酒だそうです。
昨年のうちに、いちど料理酒としての東肥赤酒を試しておりますので、今回は本伝東肥赤酒を取り寄せてお屠蘇に使用致しました。

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前日、大晦日の夜に赤酒と屠蘇散を合わせてひと晩ゆっくり浸します。
赤酒で仕込んだお屠蘇で祝った今年の元旦。
確かに甘いのですが、奥にほんのりカカオのような風味も感じられる複雑な赤酒のお屠蘇は、無病息災を約束してくれそうです。

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そうは言っても、不本意ながらお正月中に飲み切れなかったお屠蘇を使ってシロップを拵えます。
そしてあっさりアーモンドミルクゼリーにたっぷり添えます。

  1. 3日間程浸したままの屠蘇散。
    スパイスの風味も十二分に赤酒に移ったことでしょう。

    中〜弱火でとろりとするまで煮詰めます。

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  2. 根尾の伯母に教わったこの組み合わせ。
    伯母は柚子の皮をそのまま干し柿に合わせておりましたが、我が家には年末に煮た柚子のワタ煮(☆彡)がありましたのでこれを使って。

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  3. アーモンドミルクゼリーに進みます。

    乾いたお鍋に、アガー 5g・てんさい糖 10gを合わせてよく混ぜておきます。
    ここにアーモンドミルク 350gをダマにならないよう少しずつ加え、よく混ぜましょう。

    アガーとてんさい糖がしっかり溶けたところで、中〜弱火にかけて煮たたせないよう加熱します。
    容器にザルで漉しながら移し、表面の泡をそっとすくってから、ふるっと冷やしかためましょう。

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  4. ふるっとかたまったアーモンドミルクゼリーに切れ目を入れ、干し柿を食べやすく切り、準備完了。
    アーモンドミルクゼリーとお屠蘇シロップを交互にジャーに詰めたら、干し柿をトッピングしてそば茶を散らします。

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    抜群の美味しさ。

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炭水化物がゼロは感心致しません。
お正月中、サンドウィッチを作るつもりでイオンネットスーパーに届けてもらった食パンですが、使うことなく冷凍してありました。

久しぶりにホットサンドなど拵えてみましたよ。

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ひき肉に見えるのは、鯖缶とベジミート。

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これもお片付け料理で、アオヤギの佃煮の煮汁、そして昨日の主食にもした鰹のたたきの漬けの漬けダレを有効利用。
こってりとした鯖缶そぼろ、そしてやわらかな酸味のビーツのピクルスが好相性です。





  1. アオヤギの煮汁、そしてカツオを漬けてあった漬け汁、双方お鍋に合わせて少し煮詰めます。
    ここに鯖缶の水気を軽く切って加え、軽く崩しながらなじませましょう。

    熱湯を回しかけて水気を切ったベジミート、刻んだ胡桃も加えてほろりと炒りつければ出来上がり。

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  2. バターとマヨネーズをぬった食パンに、レタスとビーツのピクルスを重ねます。

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    鯖缶そぼろをたっぷり上に。

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    食パンでサンドし、オーブンペーパーできっちり包んでホットサンドメーカーへ。

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    こんがり焼き色がついたら、水蒸気でベショッとしないよう早々に網の上に移して冷まします。

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    ワックスペーパーで包みなおし、半分に切って出来上がり。

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煮汁をも有効利用する生活が戻ってきました。

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金曜日の朝食は伊勢うどん。
嬉しいことに、以前届けて頂いておりましたひとり分梱包の伊勢うどんが、イオンネットスーパーに戻ってきました。

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直前の在庫切れコールもなく、先ほど無事届けて頂きましたよ。





お正月気分の和らぎも含め、少しづつ日常が戻りつつあります。
欲を言えば、円がもう少し落ち着いてくれると更にありがたいのですが。

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2022年11月29日

ビーツ色したシリアルパンケーキ〜キャラメルバナナチップス編

素敵な映画を観ました。
『さよなら、退屈なレオニー』

昨晩はお酒を控え、主人とふたりお茶とお茶菓子をゆっくり楽しむ日でした。
そして週末に観るつもりでおりましたこの映画をゆっくりと観ることが出来ました。

さ、今朝は小さな小さなひと口サイズのパンケーキ、シリアルパンケーキと言うのですって。
そのシリアルパンケーキとやらを焼いてみましたよ。

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シリアルパンケーキの定義は存じません。

ただ、イギリス在住のあの方が大昔のブログで何か小さな小さなパンケーキを焼いていらっしゃったような記憶がどこか片隅にありまして、いつか焼いてみたいと。
この独特な色あいは、ビーツのピクルス液の仕業です。

全粒粉薄力粉と少々のアーモンドプードル、そしてビーツのピクルス液にオーツミルク・バター等を足して焼いたひと口サイズのパンケーキ。
キャラメルコーティングしたバナナチップとナッツ、そして甘酸っぱいミックスベリーのソースを合わせてみましたよ。

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ひと口サイズのパンケーキですから、メイソンジャーに盛りつけて持ち運びだってラクチンです。

ちなみに、我が家のビーツのピクルス液はとてもシンプル ☆彡
今回使用したピクルス液は、お酢とお水が各75g、蜂蜜 10g、お塩 3gにホールスパイスを数種合わせたもの。
もちろん焼き上がったシリアルパンケーキは酸っぱくありませんよ。

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朝、網の上に山盛りとなったこのビーツ色したシリアルパンケーキを見て、主人がひとこと。
『なにそれ』

眉間の皺を伴って発したこの言葉の後には、『サラミ?』と。
確かにね、そう見えます。

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◆材料(たくさん出来ます)

  • 全粒粉薄力粉 100g
  • アーモンドプードル 25g
  • てんさい糖 10g
  • ベーキングパウダー 3g
  • お塩 ひとつまみ


  • ビーツのピクルス液 約70g
  • オーツミルク 約140g


  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんにかけて溶かしておきます) 20g
  • 卵 1個



    ◆トッピング用

  • 無塩タイプの発酵バター10g
  • てんさい糖 20g
  • お水 15g

  • バナナチップス 20g
  • 胡桃とアーモンド 各15g

  • 冷凍ミックスベリー 適量




◆作り方

  1. 存在感あるビーツのピクルス液(主役のビーツを食べた後、使用済みのものです)
    先ずはザルで漉してホールスパイスを取り除いたら、オーツミルクと合わせてそっと混ぜ合わせておきましょう。

    別容器に溶かしバターと卵を合わせてよく混ぜておきます。
    このふたつを合わせ、よく混ぜておきましょう。

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  2. 大き目のボールに粉類(全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩)を合わせ、泡だて器でよく混ぜておきます。

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    ここに1を少しずつ加え、よく混ぜ合わせます。
    これで生地は出来上がり。

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  3. フライパンに極々少量のオリーブオイルをキッチンペーパーを使ってすり込みます。
    小さく流し入れた生地を弱火で焼きましょう。

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    慣れてくると、スプーンを使うよりボールから直接流し込むのが楽に、そして楽しくなってきます。
    コツも掴んで、フライパンの壁面も有効利用。

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    焼き上がったら網の上に移しておきましょう。
    確かにサラミみたい。

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  4. 使い終わったフライパンを洗わず、トッピングのキャラメルバナナチップスへと駒を進めます。

    先ずはバターを溶かします。
    ここにてんさい糖とお水を加え、少し色付いて沸々と泡立つまで中火で加熱しましょう。
    予め粗く刻んでおいた胡桃とバナナチップス、そしてアーモンドを加えて素早く絡めます。
    オーブンシートの上にひろげ、冷ましておきましょう。

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  5. 更に、フライパンをそのまま使ってミックスベリーソース。
    イオンネットスーパーさんが届けてくださるミックスベリーは、他の冷凍フルーツと並び我が家の常備食材。
    しんなりするまで加熱するだけ。

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    これでトッピングも準備完了。

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    シリアルパンケーキと一緒に交互にジャーに重ねて出来上がり。
    粉糖などふると見た目も華やぐのかしら。

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トマト缶ベースの具沢山スープを添えましょう。
ゴーダチーズ、そして今年初めて挑戦した自家製オリーブの塩漬けをアクセントに。

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  1. 粗みじんにした2色の玉ねぎ、にんにく、人参、蓮根、ベーコン、そしてエルブ・ド・プロヴァンスを合わせ、オリーブオイルでじっくりと炒め合わせます。

  2. 控えめ量スープストックを注いでお塩を加え、根菜に7分通り火を通したらトマト缶と長芋を。
    隠し味にタマリンドペーストを極少量。

    オイスターソースやナンプラー等で味を整えたらスープジャーに盛り、さいの目に切ったゴーダチーズ、オリーブを添え黒胡椒を挽きます。

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お昼になると、散らしたゴーダチーズが程よく溶けて良い感じ。

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今朝の主食は、温泉卵を添えたとろろ蕎麦。
山葵はもちろんおろしたての真妻山葵です。

火曜日のお魚はしめ鯖。
アボカド・スライス玉ねぎを添えたいつもの組み合わせです。

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昨日主人と観た映画は、特に派手なシーンもないのですがじんわり後味の良い映画でした。
そして主人公の行動にクスっと賛同してしまう、うん、我ながら本当に良い日々の過ごし方をしていると自負致します。





今宵はプロテイン、そして明日は週の中日の日本酒ですよ。

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2022年10月12日

ざくざくホロホロ全粒粉スコーン〜たっぷり切れ端野菜編

10月も半ば。
1年を通して4時に起床する生活が板についた今、早朝リビングの窓を開ける時が何時より季節を感じる瞬間です。
昨日、今日は西の空にお月さまが綺麗でした。

今朝は久しぶりにスコーンを焼いてみましたよ。

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ごつごつとした見るからに素朴なスコーン。
全粒粉生地に少量のアーモンドプードル、そしてたっぷりの野菜を混ぜた甘さ控えめのスコーンです。

お砂糖の量を極力控え、ドライフィグの甘さを活かした小ぶりなスコーン。
たっぷり加えた野菜は、いつぞや面取りした人参とかぼちゃの切れ端です。

面取りをした野菜の切れ端は、その都度まとめて冷凍保存。
随分たまったな、の頃合いを見て何かしらのお片付けメニューをひねり出します。
こうして今回はスコーンとなった訳ですが、これが期待以上に美味しい。

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ポリ袋で生地を捏ね、元は冷凍クズ野菜のお片付け料理。
にも拘わらずしっかりとバターを使用したおかげか、兎に角生地がホロホロでざくざくで私好みな焼き上がり。

人参とかぼちゃの風味をまとめるフィグの存在感、そして微かに鼻腔をくすぐるエルブ・ド・プロヴァンスの底力にも感心しきりなのです。

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◆材料(小ぶりなスコーン6つ分です)

  • 全粒粉薄力粉 80g
  • アーモンドプードル 10g
  • てんさい糖 8g
  • ベーキングパウダー 4g
  • お塩 1g
  • エルブ・ド・プロヴァンス ひとつまみ

  • 無塩タイプの発酵バター 50g

  • 面取り人参・カボチャの切れ端(冷凍しておいたもの、凍ったまま使用) 97gありました
  • ドライフィグ 1個

  • 仕上げ用のオーツミルク 適量

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◆作り方

  1. 生地はポリ袋で。

    全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩・エルブ ド プロヴァンスをポリ袋に合わせ、口をしっかり持って振り混ぜます。

    ここによく冷えた状態のバターをさいの目に切って加えましょう。

    バターを切るのは意外と難儀、ゆで卵カッターを使って。
    いちどカッターを入れたら、90度向きを変えてもう一度。
    大昔100均ショップで購入した茹で卵カッターがここで役に立つなんて。

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  2. バターを指先でつぶすようにしながら粉類になじませます。
    バターがなじんだら、凍った状態のまま刻んだ冷凍人参とかぼちゃも加えてなじませます。
    ・・・極少量れんこんも混じっておりました。

    最初はそぼろ状だった生地が、少しずつ水分を含んでまとまってきます。
    形を整え、1時間ほど冷蔵庫で休ませましょう。

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  3. 休ませた生地を包丁で6等分します。

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    オーブンシートを敷いた天板に並べ、表面にオーツミルクを刷毛でぬって予熱したオーブンへ。

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    設定温度を200度にして18〜20分。
    全くもって不器量な焼き上がり。

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    ですがこれがホロホロのサクサク、そして程よい甘さで私の好み。
    バターの風味のおかげで主人からも高評価でした。
    また切れ端野菜がたまった頃に。

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完熟具合を見極めるのが難しい洋梨。
随分と追熟が進んだと思ったのですが、再度の見当違いにがっくり肩を落とします。

ですが、完熟を見誤った洋梨とて美味しく食べられるよう考えるのが私の役割。
コンポートも良いけれど、お砂糖を使わないサラダの材料として使うのが今シーズンのお気に入りです。

塩麴にひと晩マリネしカッテージチーズと模した木綿豆腐・それに洋梨を合わせたサラダが大変美味しく出来ました。
色合いもなかなかロマンティックです。

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木綿豆腐の塩麴漬けは、前日からマリネしておきます。

  1. 木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、しばらくおいて水切りをしておきます。
    もともとが水切り不要とされているお豆腐を使っております。

  2. 水切りしたお豆腐を新しいキッチンペーパーで包みなおします。
    ラップに塩麴を適量ひろげ、キッチンペーパーで包んだお豆腐をこの上に置きます。
    上にも塩麴をぬったら、ラップでぴったりと包みましょう。

    ラップに爪楊枝で突いて2〜3か所穴を開け、網の上にのせ、軽い重石をしてひと晩冷蔵庫へ。

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  3. ひと晩塩麴でマリネした木綿豆腐。
    お水は極少量バットに溜まっておりました。




  4. 皮をむいていちょう切りにした洋梨(未完熟のもの)に、少量のレモン汁をまぶします。
    3のお豆腐を軽く崩して加えましょう。

    ミルで粉砕したペコリーノロマーノ
    ローストした胡桃
    セミドライミニトマト
    さっと茹でた向き枝豆
    刻んだドライレモン
    ドライブルーベリー
    オリーブオイル
    粗挽き黒胡椒

    を合わせて和えれば出来上がり。

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残り3個となりました洋梨。
フルーツとしてヨーグルトの脇に添えられる日が迎えられるのでしょうか。

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今朝の主食はお蕎麦。
温泉卵とたっぷりの山芋、最近お気に入りの冷凍オクラを山芋に少し足して粘りをプラス。
最近お気に入りの食べ方です。

お魚は金太郎イワシですよ。

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洋梨は見誤りましたが、今朝の柿はばっちりな食べ頃でした。
柿とヨーグルトの組み合わせがとにかく好き。

ここにほんの少しバルサミコ酢が欲しいところではありますが、食材にあふれております我が家、少し我慢しましょう。

主人の食欲が壊れ始めたようですから。
彼の取り寄せ熱が再加熱しておりますので。

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posted by しんさん at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする