折に触れては昔昔取り寄せておりました、花園饅頭さんの『ぬれ甘納豆』を想っては挑戦し、その度に石のようにかたい蒸し小豆を仕上げてしまう負のルーティーン。
今回もまた然り。
ですがそこは年の功、新たなタナボタデザートに着地致しました。
圧力鍋で蒸した小豆は石のよう、ですがその蒸し小豆をミルで粉砕いたしました。
もちろん市販の小豆粉や晒し餡のような細かな粉末状ではないのですが、それでも石のような小豆よりはぐっと扱いやすくなりました。
お水と少量のてんさい糖で練り、言うなれば粒々感の残る水ようかん風デザートに。
常温でも溶けないアガーを使っておりますので、お弁当のデザートとして持ち運びも気楽に可能。
これを漉せば立派な水ようかんと胸を張って言えるのですが、そこは貧乏性、貧乏性は栄養にもシビアなのです。
地味な佇まいを華やがせようと、先日漬け込んでおいた金柑の蜂蜜漬け、胡桃、干し柿をトッピング。
真っ黒な手作り干し柿、華やかさには欠けますがとっても甘いのです。
バニラビーンズに見えなくもない、そう前向きに捉えて堂々と添えますよ。
先ずは蒸し小豆の工程から。
以前もこの方法で試して同じ結果に辿りついたのですが、数年経って熱さも喉元を過ぎたのでしょう。
繰り返さないためにも備忘録しておきます。
さっと洗った小豆を圧力鍋で蒸すこと15分。
蒸し上がった小豆に少量のてんさい糖をまぶして冷まします。
そして石のような蒸し小豆の出来上がり。
この蒸し小豆を使って、本日のミニデザートを拵えましょう。
- 先ずは蒸し小豆をミルで粉砕します。
もっと細かくなると思ったのですが、意外と粗挽き状態。
● 小豆粉 35g
● てんさい糖 10g
● お水 90g弱
以上を合わせ、弱火でぽってりと練り上げます。
粗挽き小豆餡という新しい食材の開拓です。 - ● アガー 小さじ1/2
● てんさい糖 10g
以上を乾いたお鍋に合わせてよく混ぜておきます。
ここに、
● 粗挽き小豆餡 90g強
● お水 90g
を加えてよく混ぜ、なじんだところで中〜弱火で混ぜながら加熱しましょう。
煮立たせないよう火からおろして器に流し入れ、表面の泡を丁寧にすくいます。
常温でかたまります。
かたまったら、干し柿やローストした胡桃、韃靼そば茶、金柑の蜂蜜漬け等をトッピングして出来上がり。
お昼の主食は、我が家の定番でもありますオープンサンドスタイルの『オートミールライスバーガー』です。
フィリングは、既に昨日のうちに常備菜として拵えておいた『お豆腐と鯖缶の餡かけハンバーグ』
と、同じく常備菜のきんぴらゴボウ、そして海苔。
いつもは蒸し大豆をオートミールバンズに混ぜるのですが、今日はふと思いついて冷凍むき枝豆をたっぷり。
色合いも含め、枝豆、良いんじゃない?
- いつものように、オートミール30g(クイックオーツとロールドオーツを各15g)・蕎麦の実 10g・お水(今日は開封済みのノンアルコールビールを有効利用)85gを耐熱ボールに合わせ、ふんわりラップでレンジ加熱1.5分。
- 一旦レンジ庫内から取り出して冷凍むき枝豆を加え、再度ふんわりラップで1.5分。
ラップを敷き込んだ目玉焼きリングに詰めて成形します。 - おろし生姜・甘酢・お醤油を合わせて表面にぬります。
オーブントースターで軽く焼き色をつけて冷ましておきましょう。 - 後は常備菜を重ね、海苔を最後に。
ふわりと包んで出来上がり。
今宵のプロテインにも使えそうです。
今朝の主食は、訳あって力おろし蕎麦。
焼き餅と大根おろし、お蕎麦のトリオです。
そして火曜日のお魚は、アボカド・玉ねぎ・しめ鯖のトリオ。
いつものトリオではありますが、今日は瑞々しい新玉ねぎです。
野菜で季節を楽しむ生活、『ネスパ』生活でも十分楽しめるのです。
インスタで知りました、『ネスパ』なる言葉。
使ってみたかったのです。