2024年11月19日

ライスペーパーのボートパイ〜たっぷりホワイトソース編

今日のお昼は、ライスペーパーで作るホワイトソースたっぷりのボートパイです。

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週末、主人大喜びのグラタンをお昼に拵えました。
その時のベシャメルソースを少し残しておきましたので、2枚重ねたライスペーパーに包んでオーブンで焼き上げます。

ベシャメルソースに加え、昨日拵えたベジミートそぼろやグリーンピースのスープ煮も一緒に。
チーズはパン粉も加わり、具沢山なボートパイに仕上がりましたよ。
もちろん主人は大変お気に召したご様子です。






◆ざっくり材料と作り方

  1. 今回は未開封の生クリームが冷蔵庫にありましたので、卵液にこれを使用。
    残った生クリームは冷凍して、後日お肉のソースか何かに有効利用します。

     全卵 1個・生クリーム  30g・オリーブオイル 5g・エルヴゥ ド プロバンス 適量・お塩 ひとつまみ

    以上を合わせ、よく混ぜ合わせておきます。

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  2. ライスペーパーは2枚ひと組で。

    それぞれ両面に卵液をたっぷり満遍なくぬったら、大きめにカットしたラップの上に2枚きっちりと重ねます。

    半分より少し上の辺りに、ホワイトソースをたっぷりこんもり広げましょう。

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  3. 上の辺をホワイトソースを包み込むように折りたたみます。
    更にホワイトソース、加えてベジミートそぼろも上に広げましょう。

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  4. 広げたフィリングを包み込むように下の辺を折り込みます。
    ぴったりと密着させたら、さらに両端も折り込んで密着させましょう。

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  5. 天板に広げたオーブンシートの上に移したら、端の角を合わせるようにして密着させ、ボートの形に整えます。

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    真ん中を少し窪ませ、ここにもフィリングをたっぷり。
    卵液が残っていたら窪みにそっと流し入れます。

    流れ出た卵液は、加熱中に知らん顔して寄せてしまえば平気です。

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    チーズやスープ煮グリーンピースを散らし、パン粉もちろり。
    予熱したオーブン庫内へ速やかに移し、設定温度 180℃で20分。

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    ・・・ホワイトソースが流出しましたね。
    ・・・大丈夫、こちらは私の分にしますから。






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さつま芋と柿、ピカンナッツのサラダを添えます。
水切りヨーグルトのドレッシングがよく合います。

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  1. 水切りヨーグルト・甘酒・ディジョンマスタード・蜂蜜・お塩を合わせ、ざく切りにしたピカンナッツを加えてよく混ぜます。
    カリッと薄くキャラメルコーティングされたこのピカンナッツ、これが美味しいの。

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  2. さつま芋はお水に晒した後、しっかりと水気を押さえます。
    少量のオリーブオイル、ぴったり蓋をしてじっくりと焼き付けた後、お塩をちょっと強めに。
    ここでもエルヴゥ ド プロバンスをちろり。

    冷めたら、柿・レモン汁をまぶしたアボカド・種を除いて小さめに切った金柑を合わせ、ヨーグルトドレッシングで和えます。

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    味見をしてみて、何か足りないと加えたディジョンマスタード。
    最近これが大のお気に入りです。

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パイシートを使うより明らかにお手軽で、何よりフィリングがたっぷり包めるライスペーパー。
以前使用していたライスペーパーは独特な匂いがちょっと気になっていましたが、それがないのも嬉しい。

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朝食です。

火曜日のお魚はしめ鯖。
アボカドとスライス玉ねぎ、香酢にちろり胡麻油、我が家の定番です。

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主食はひさ枝さんの半生うどん。
たっぷりの『ぎばさ』と温泉卵を添えます。

・・・この組み合わせ、最高に美味しいけれど最高に食べ辛い。
隣で主人が色々なところから糸を引いて悪戦苦闘していました。

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2024年10月25日

お砂糖を出来るだけ控えた水切りヨーグルトの小さなタルト

タイトルの通りです。

使用したお砂糖は、ココナッツミルクを煮詰めて作った『コンデンスココナッツミルク』に使用したココナッツシュガーだけ。
ひと口サイズの小さな小さな、チーズケーキと言うにはあまりにも身の程知らずな気がする今日のお昼です。

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手作りのコンデンスココナッツミルク、賞味期限が迫った全粒粉クラッカー、金曜日になると水切りヨーグルトになる手作り豆乳ヨーグルト、そして今は出番がなくなってしまった冷凍バナナ。
これらをミルで粉砕してオーブンにポン、で出来上がりです。

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クラッカーに合わせたバターの量が控えめ過ぎたかしら。
ですがとても我が家らしい仕上がりです。

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  1. クラッカーは小分けにされたひと袋、5枚(35g弱)をざっくり割ってミルへ。
    さいの目に切った発酵バター 15gを加えて撹拌します。

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  2. オーブンシートをお水にくぐらせ、軽く揉んで絞ります。
    型に敷き詰め、1をぎゅっと押し込み平らに均しましょう。

    水切りヨーグルト(90g弱)・冷凍バナナ(110g弱)・コンデンスココナッツミルク(15g)をミルに合わせて撹拌します。
    全体がざっくり混ざったら、全卵 1個分も加えて撹拌しましょう。

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  3. クラッカーの上に流し入れ、予熱したオーブン庫内へ移します。

    設定温度 150℃で先ずは30分。
    天板の前後を返して更に10分、計40分。

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    しっかり冷ましたら、冷蔵庫へ。
    1日おいたほうが味がなじみそう。






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金曜日の朝は意外と大忙し。
作り置き料理の保存容器は次々と空になるし、月曜から金曜日までの豆乳ヨーグルトは水切りヨーグルトに。
そして週明けに開封したオーツミルクが残っていれば、ホワイトソースにして週末に備えます。

今週はオーツミルクの残りが極少量でしたので、今日のお昼に使ってしまいましょうか。

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  1. オーツミルクとバター、米粉、ナツメグ等でホワイトソースを作ったら、在庫の野菜を加えます。

    葱の白い部分はぶつ切りに、彩りの人参は皮つきで。
    里芋に、今週は多めに買ったヒラタケも。
    週末多めに拵えたひよこ豆の水煮は、少し残っていた茹で汁も入れてしまいましょうか。
    程よいかたさのホワイトソースになりました。

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  2. 軽くオイルをぬった耐熱容器に移し、ペコリーノロマーノととろけるチーズをたっぷり。
    180℃のオーブンで20分ほど焼けば出来上がり。

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冷凍バナナも残り3つ。
意外と使い勝手の良い食材なのかも。

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朝食です。

主食はギバサうどん。
粘りの強いギバサと温泉卵をうどんに添えます。
温泉卵はもちろん平飼いの岡崎おうはんの卵で。

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金曜日のお魚はイオンの生姜煮イワシ。





明日届けていただく商品を眺めていたら、長らく在庫切れだったタレなし納豆が復活していました。
伊勢うどんもこの勢いで再入荷していただけると嬉しいのですが。

どちらにしても週末です。
主人は、明日イオンさんが届けて下さる鶏もも肉が楽しみで仕方がないご様子ですよ。
唐揚げですよね、分かっていますからね。
ごく普通の、塩レモンとかを使わないごく普通の唐揚げですよね。


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2024年10月23日

秋ナスのディップ + 冷凍バナナの葛粉プリン

ぽんがる有機農園さんから先週届いた小ぶりな茄子。
正に秋ナス、さぁ、揚げて食べようか、蒸して食べようか。

以前からいちど拵えてみたかった、秋ナスのディップになりました。

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基本的に、茄子は皮ごと食べるのが私のルール。
でも、以前からちょっと気になっていたのです。

秋ナスのディップ、『キャビア・ド・オーベルジーヌ』とか『貧乏人のキャビア』などと言う名で有名ですが、これらの呼び名は
なんだか気恥しいので『秋ナスのディップ』で通します。
そう、ディップなのです。
もちろんお昼の主食として拵えましたが、今宵のロゼにも合わせようかな、なんて。




  1. 茄子を洗って、ヘタの縁のひらひらだけをくるりと切り落とします。
    軽く爪楊枝で全体をついてから、両手に少量のオリーブオイルをぬって茄子をオイルコーティングしましょう。

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  2. 高温のトースターでしっかり焼きます。
    皮が焦げるくらいにしっかり。
    20分弱焼いたかな?

    粗熱をとる間に、アンチョビとオリーブを刻んで合わせておきます。

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  3. 粗熱が取れたら皮を出来るだけ薄く剥きます。
    少しくらい残っていたって、と言うより、少しわざと残して香ばしさを期待します。

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  4. 包丁で細かくたたいて、用意しておいたアンチョビらに合わせます。
    にんにくペーストも加え、味をみながらお塩と白胡椒で味を整えます。
    極少量の塩レモンとエルブ・ド・プロヴァンスを隠し味に。

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    クラッカーを添えて召し上がれ。






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葛粉のデザートを添えます。
主人からのメッセージには、『何が材料なのかさっぱり分からなかったけれど美味しかった』とありました。

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材料です。

週末、根尾の伯母宅にお邪魔した際、実母が持参したお菓子。
信玄餅やら胡桃ゆべしやら、餅菓子です。
お砂糖を使わず、冷凍バナナで甘みを添えたフルフルの葛デザートと合わせました。

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  1. オーツミルク 250g・葛粉 15gを合わせます。
    葛の塊をしっかり溶かしたら、半解凍状態にした冷凍バナナを加えましょう。

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  2. 中〜弱火にかけ、そっと混ぜながら加熱します。
    バナナが溶けてピュレ状になり、やがて葛生地がぽってりとしてきます。
    しっかり練りあげたら、ジャーに移して粗熱をとりましょう。

    フルッとかたまったら、餅菓子と添えてあったきな粉、黒蜜等をトッピングして出来上がり。

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無理矢理着地させた感漂うお昼ご飯です。

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朝食です。

主食は、久しぶりのへしこ茶漬け。
細切りにしてさっと炙った鯖のへしこ、熱々ご飯、熱々お出汁に自家製柚子胡椒。
お出汁は小鯵とへしこのあら部分でとりました。

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久しぶりのへしこ茶漬け。
こんなに美味しかったっけ?
主人と顔を見合わせました。

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大きな骨を除いて、食べやすく切って冷凍しておきます。
出汁茶漬け、美味しいよね。

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2024年10月21日

里芋の煮ものの炊き込みご飯

週末、実家の母も一緒に根尾の伯母宅を訪れました。
『里芋』が掘れるようになったからおいで、との伯母からの連絡を受けて。

95歳の伯母がいつものように、大小様々なお鍋で煮たおかずに、冷蔵庫の中の酢の物、そして炊飯器いっぱいの栗ご飯で迎えてくれました。
そして主人が山盛りの栗ご飯をお代わりするのもいつものこと。
私たちが到着してしばらくすると、隣の方がお鍋に入ったおかずを数種届けて下さるのもいつものこと。
大らかな週末を実母、そして夫婦で楽しみました。

そして余ったおかずは、伯母の言いつけで全てお持ち帰り。
お隣の方が煮て下さった里芋と伯母が煮た里芋、食べ比べ炊き込みご飯が週明け月曜日の朝食です。

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今年は里芋の出来がどこも悪い、そう言いながら、やっぱり伯母の里芋は美味しい。
ちょっと甘めのお隣の煮芋、しっかり味がしみていて私が炊いたご飯なのになんだか根尾風、嬉しいな。

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お弁当には、お隣さんの唐辛子の炒め煮、伯母のじゃが芋、そして私のピーマンの肉詰めや油揚げの福袋。
先日拵えてちょっと甘過ぎた味噌ピーマンは、新たに届いたピーマンと日本酒を少し足して煮詰め直してみました。

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そして朝食。
茄子の煮ものの横には伯母が煮た『あざみ』、私の大好物です。
今度は大根が収穫できるようになったらおいで、と。

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伯母宅に持参したカボチャの米粉シフォンケーキ。
金曜日に練習した時は散々でしたが、あら、なかなかの器量良し。
生クリームをたっぷり添えて皆で食べました。

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私が焼くシフォンケーキがぴったり収まる『天満紙器』のロールフリーカップ。
気に入っていたのですが、知らない間に随分と価格上昇してしまったようです。


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2024年09月18日

桃の煮汁で煮たリンゴのコンポート

昨晩は十五夜お月さん。
流石にセミの鳴き声ではなく虫の声が響いてはおりましたが、熱波と言ってもよいくらい、輝くお月さまと気温がどうもしっくり来ない中での中秋の名月でした。

涼し気なデザート、拵えましたよ。

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先週拵えた桃のコンポート ☆彡 2024年09月11日

その美しい煮汁が残っておりましたので、イオンネットスーパーさんに届けていただいたりんごを煮てみました。
カルダモンとシナモンを加え、くし形に切ったりんごを加えてコトコトコトコト。

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思った通り、こんなにきれいな桃色に染まったりんごのコンポートに仕上がりましたよ。
煮汁をアガーでかためてゼリーにし、ジャーに詰めました。

そしてなによりこの食感。
主人が『桃のコンポート』と間違えたのも納得な桃感なのです。

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カサ増しに使用したのは、甘麹と残してあった『青梅煮』の煮汁。
まだまだこんな涼し気なゼリーが嬉しい暑さです。

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リンゴは皮をむき、縦8等分してヘタを除きます。
桃のコンポートの煮汁に加え、シナモンとカルダモンを散らして火にかけます。

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灰汁が出たら取り除き、キッチンペーパーで落し蓋をして極々弱火で20分。
時々上下をそっと返しながらコトコト煮ます。

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火を止めてそのまま冷ませば、ぽってり美しいリンゴのコンポートの出来上がり。
煮汁をアガーでかためます。

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先日、もち麦を多めに炊いて冷凍しておきました。
同じく冷凍してある黒米も合わせて、在庫野菜も合わせてサラダにしましょうか。

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もち麦とその倍量のお水を圧力鍋に合わせ、加圧すること3分間。
十分蒸らした後、小分けにして冷凍しておきました。

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細かく刻んだベーコンとさいの目人参、みじん切りニンニク等をオリーブオイルでじっくり炒め合わせたら、マッシュルームや冷凍むき枝豆等々加え、少量のお酢・お塩・オイスターソースで味付けします。

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セロリ、茹で卵、レンジ加熱したカボチャ、自然解凍したもち麦と黒米等々合わせ、上からたっぷり回しかけて和えれば出来上がり。
ハリッサを添えます。

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本当にね、りんごが桃のような食感になっていました。
主人でなくても間違えそうなほどに桃化していましたよ。

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水曜日のお魚は金太郎イワシ。
赤梅酢を加えて漬け直した新生姜との相性も抜群です。

主食は炊き粥・・・
のつもりでおりましたのに、突然主人からのご要望『お蕎麦が良いな』
温泉卵を拵え、レンジで簡略版ながらではありますが油揚げを炊きました。
月見きつね蕎麦です。

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今朝、西の方に沈んでいくお月さんが見えました。
真っ赤な、そして真っ黒で細かな雲から透けて見える十五夜おつきさんが。






朝は出来るだけ長く寝ていたい、以前はそう言っていた主人とそんなお月さんを普通に見ていられるなんて、ね。

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posted by しんさん at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする