宿泊した“割烹の宿 美鈴”さんで、ご自由にどうぞと置いてあった“ポンカン”がとても美味しくてすっかりお気に入り。
道中の道の駅でひと袋購入して帰宅致しました。
そこで本日のお弁当。
まん丸で大ぶりな切り餅大福です。
お正月用に母が持たせてくれた切り餅を使ったおなじみの大福。
パカッと切ると、中にはごろんと丸ごとジューシーなポンカン。
柑橘系の大福には白餡が合うと思うのですが、生憎白餡はおろか、代用となりそうな白いんげん豆の類もありません。
うーんと考えて考えて考えた結果・・・
極少量残っておりましたココナッツオイルを使ったおなじみのプロテインローチョコレートでポンカンをコーティング致しました。
レモンのマーマレード、隠し味に極少量の柚子味噌を加えて練り上げたやわらかなお餅で、バニラ風味のプロテインローチョコレートをまとったポンカンを包みます。
お餅にまぶした打ち粉にはきな粉を使って。
主人の評価は“斬新な大福”
ほど良い甘さのお餅、みずみずしくてすっきりした甘さのポンカン、うん、なかなかの好相性ですよ。
◆ざっくり分量(丸ごとポンカン大福2個プラスアルファ)
- 切り餅 2切れ
- レモンマーマレード 適量
- 柚子味噌 適量
- ポンカン 2個+3房
- ココナッツオイル 10g強
- バニラ風味のプロテイン(ハーバライフ製) 20g
- 打ち粉用のきな粉 適量
◆作り方
- ココナッツオイルは湯せんにかけて透明な液状にしておきます。
プロテインを加えてよく混ぜ合わせましょう。
プロテインローチョコレートは、ココナッツオイルの残量の都合上極僅か。
皮をむいたポンカンの底部分にスパチュラを使ってぬりひろげ、オーブンシートの上に並べます。
余ったバニラプロテインローチョコレートを上から回しかけておきましょう。
存在感のあるプロテインです。
ポンカン全体をコーティングするより、このくらいの量に止めた方がポンカンの風味も楽しめるというもの。 - 切り餅はさいころ状に切って耐熱性ボールに移します。
全体が十分かぶる量のお水を注ぎ、ふんわりとラップをして3〜4分お餅が十分やわらかくなるまで電子レンジで加熱しましょう。
お湯を別ボールに移し、レモンマーマレードと柚子味噌を加えてやわらかく練ります。
この時、スパチュラがくっつかないよう別ボールに移しておいたお湯でスパチュラを湿らせながら作業すると簡単です。 - 手をお湯で湿らせながら、やわらかく練り上げたお餅を分けます。
予めきな粉をひろげておき、分けたお餅を軽く丸めながらきな粉の上に移しましょう。
1のポンカンをお餅で包みながら全体にきな粉をまぶし、形を整えます。小房ポンカンver.は、三重を一緒に旅した母親に。せっせとご飯をお重に詰め、雨にも関わらず今日も3姉妹のポットラックランチパーティーに向かう母。週2回、ご飯係の母親は固くなった頭をフル回転させて気の利いた味付けご飯をひねり出します。聞くと今日は『和田金の松坂牛時雨煮ご飯』だとか。『時雨煮が少ししか残っていなくてねぇ、民宿で頂いた鯖のお出汁で甘辛く煮直してご飯に乗せたんだよ』・・・和田金さんの時雨煮の手直しをするとは。
母、誰しもがそうそう思いつくことではありませんよ。
主食は大福。
それでも野菜をたっぷり摂取したい、それを実現出来るのも家庭料理ならではのシュールな献立。
野菜たっぷりのスープを添えましょう。
圧力鍋で3分加圧するだけのこってりチーズ風味のスープ。
こちらも小ぶりな玉ねぎが丸ごとごろんっと入っています。
- 根元を切り離さず大ぶりなくし形に切ったキャベツ。
大ぶりに切って面取りした人参。
お尻部分に十文字の切り込みを入れた小ぶりな丸ごと玉ねぎ。
極少量の押し麦、水煮にして冷凍してあったひよこ豆、干しシイタケは戻さずさっと流水で洗ってからバキバキ割って使いましょうか。
全て圧力鍋に合わせ、少量のお水を注いでお塩をちろり。
3分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちます。 - 豆乳を注ぎ、刻んだペコリーノロマーノを散らしてひと煮立ち。
器に盛って黒胡椒を挽けば出来上がりです。
今朝は今年初めての鶏粥、主人の大好物です。
茹で鶏にした鶏ささ身、その茹で汁を使って炊いた炊き粥に茹で鶏をたっぷり裂いて散らします。
あおさも添えれば更に美味しい。
週末に仕込んだ鯖の味噌煮が更に美味しくなってきました。
切り身の大きさに惹かれてお腹の部分を選んだ主人は、その小骨の多さに四苦八苦。
残り一切れとなりました鯖の味噌煮も明日でおしまい。
今週もゆるりと週末を迎えます。