2021年08月23日

小さなおはぎ 〜 緑豆餡ver.

本日は2021年8月23日。
おや?カレンダーの日付の下の方に小さな文字で『処暑』と。

恥ずかしながら読み方もあやふやなこのふた文字ではありますが、お盆も過ぎてお彼岸はもう少し先、となると何となくイメージは掴めます。
秋の気配が近付きつつありますよ、な類の節季のひとつですね。
何となく、今朝はあり合わせの『おはぎ』など拵えてみましたよ。

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毎朝リビングに行って最初にすることは、朝いちばんに測定した体重と血圧をカレンダーに書き込むこと。
もう何年続けているかも定かでない、主人と私の習慣です。

ちょうど金曜日に拵えた葛餅(☆彡)に使ったきな粉が残っておりました。
ちょっと甘いものも食べたかったタイミングで、久しぶりに緑豆でではありますが、そして簡略版ではありますが餡子など拵えて。

切り餅とご飯を使った簡略版、あり合わせのおはぎ風、まるでサーターアンダギーみたいな佇まいではありますが、自称おはぎです。
お彼岸に拵えるであろうおはぎの予行練習といったところでしょうか。

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ご飯と切り餅を使った生地の中には、ココナッツシュガーとココナッツミルクを使った緑豆餡。
意外なくらい、きな粉との相性に違和感がないのが不思議です。

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ちょっとお遊びで、お砂糖菓子をトッピングしてみましたよ。
京都に行った際には必ず立ち寄る和菓子屋さん、松屋藤兵衛 (まつやとうべえ)さん。

大徳寺納豆が効いた松風が有名な和菓子屋さんですが、それと並んで有名な小さな可愛らしいお菓子『珠玉織姫(たまおりひめ)』
そしてニッキの香りが後を引く『さざれ石』
老舗和菓子屋さんのお菓子で彩りを添えてもらいましょ。

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あり合わせもあり合わせ、おはぎというのも躊躇される程のあり合わせおはぎで盛夏の終わりを忍びましょうか。





◆材料(小ぶりなおはぎ5つ分)

  • 切り餅 1個(60g弱)
  • お水 大さじ1
  • 炊き立てご飯 130g



    ◆緑豆餡(作りやすい材料)

  • 緑豆 1/2カップ
  • お水 200t強

  • ココナッツミルク 200t
  • ココナッツシュガー 適量
  • お塩 ひとつまみ


    ◆仕上げ

  • きな粉と和三盆 適量
  • さざれ石
  • 珠玉織姫




◆作り方

  1. 緑豆餡を作ります。

    緑豆餡をさっと洗ってザルにとり、しっかり水切りをしたら乾煎りをしましょう。
    中〜弱火で全体がさらりとするまで、ふわっと香ばしい香りがしてきたら火を止めて圧力鍋に移します。

    お水を注ぎ、加圧すること15分。

    ココナッツミルクとココナッツシュガーを加えて煮詰めましょう。
    仕上げにお塩をひとつまみ加えて出来上がり。

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    粗熱をとっておきます。

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  2. ご飯生地へと参りましょう。
    ご飯は、もち麦、押し麦、蕎麦の実、十六雑穀を混ぜていつも通り炊いておきます。

    切り餅を適当に切って耐熱ボールに移し、お水を加えてふわりとラップ、600Wの電子レンジで2分ほど加熱しましょう。
    杓文字をお水で湿らせながら、お餅が滑らかになるまでよく混ぜてから炊き立てのご飯を加えて混ぜ込みましょう。

    ご飯をざっくり5等分してまとめ、緑豆餡を包んでお団子にします。
    ビニール袋に合わせたきな粉と和三盆をたっぷりまぶしましょう。

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  3. 形を整え、茶こしを通して和三盆をふります。

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    珠玉織姫とちょっと砕いたさざれ石を添えて出来上がり。

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月曜日ですので、今週分の作り置き料理の準備に大わらわです。
久しぶりに畑に行ったら、想像通りズッキーニが巨大化しておりました。

グリルパンでこんがり焼いて、煮びたしを2種。
ひとつはみりんを足したお醤油風味、もう一つはお酢を効かせた甘酢風味。

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長雨にひるむことなく、モロヘイヤはうっそうと茂っておりました。
黒胡麻で和えましょう。

かたくて到底食用には不向きだったオクラが、ようやく食べられるかたさの物が収穫できるようになりました。
ちょっと長めに茹でて煮びたしに。
処暑とは言いながら、夏野菜オンリーのお菜です。

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基本的に『イオンネットスーパー』に頼っております、我が家の食材事情。
色々なご意見もあるようですが、我が家、私にとっては大変ありがたく重宝なサービスでしかなく、今後状況が改善されても利用するのは歴然。
たまにある、配達当日に判明する在庫切れではありますが、今回のようにラッキーな場合が殆どです。

いつもお願いする6個入りのトップバリュブランド卵。
今回はそれが品切れで、同じトップバリュブランドでもちょっと高価な卵をいつもの値段で届けて下さいました。
明細を見て、そそくさとスマホ画面で価格差を確認し、いやらしくニヤリとほくそ笑む自身に少々呆れる一場面。

ちょっと嬉しい品切れを最大限に楽しもうと、今朝の主食は卵かけご飯ですよ。

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朝食のお魚コレクションに最近仲間いり致しました、新参者の『鯖・サンマのみりん干し』
まだまだ勝手がつかめず今朝も焦がしてしまいました。

主人のお魚コレクションはまだまだ増えるようで、冷凍庫のお片付け強化が追及される昨今です。

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posted by しんさん at 14:22 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月04日

お砂糖ほぼ不使用〜切り餅大福・焼き芋餡ver.

昨日の夜は、焼き芋を肴に日本酒で盛り上がりました。
低温のオーブンでじっくり1時間半かけた甘い焼き芋を主人と半分こ。
クリエイティビティに長けた若い杜氏さんが手掛ける日本酒は、甘いねっとりした焼き芋と驚くほどの好相性なのです。

さて。
食いしん坊な主人にバレやしないか、ハラハラしながらこっそり1本余分に焼き芋を拵えました。
今週最後のお弁当は、甘い焼き芋を使った切り餅大福ですよ。

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冷凍してある切り餅を使ったお手軽、ですが真綿のようにやわらかな切り餅大福。
中にはお砂糖を全く使わずとも十分甘いたっぷりの焼き芋餡。

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実はこの焼き芋大福、使ったお砂糖はひとり分で驚異の1.25g。
ビールならば“ノンアルコールビール”との表示も認可される値です。

お砂糖なしでも餡として十分通用するほど甘い焼き芋を、冷凍してあった茹で小豆と一緒に切り餅生地でつつみました。

餅とり粉の代用として、きな粉、シナモンパウダー、ほうじ茶パウダーを使用した少々贅沢ですが色黒な切り餅大福。

美味しくないはずがないこの組み合わせ、はい、本当に美味しいのです。
もちろんとっても簡単ですよ。

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材料(やや小ぶりな大福4つ分です)

  • サツマイモ 小ぶりなもの1個
  • 無塩タイプの発酵バター ほんのちょっと
  • 茹で小豆(無糖・多分この時のもの、自然解凍して使用 ☆彡)適量

  • 切り餅 2個(120g)
  • オーツミルク 30g
  • 生砂糖 5g

  • きな粉 15g
  • シナモンパウダー 2g
  • ほうじ茶パウダー 適量



◆作り方

  1. サツマイモは前日オーブンに放り込み、朝までオーブン庫内に放ったらかしです。

    サツマイモを綺麗に洗い、キッチンペーパーでしっかり包んでしっかりお水で湿らせます。
    ぼたぼたとお水が垂れない程度に、でもしっかりと湿らせます。

    アルミホイルで2重に包み、予熱なしのオーブン 160℃で1時間35分。
    朝にはねっとり甘い焼き芋に。
    冷凍保存してあった茹で小豆は、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍しておきましょう。

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  2. 焼き芋の皮をむいてお鍋に移し、スパチュラで軽くつぶして発酵バターを加えます。
    中〜弱火にかけながら、バターがとけるまで滑らかに練りましょう。
    バターがとければそれでOKです。

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    火からおろし、ラップの上に適量とって茹で小豆をのせ、茶巾の要領で包みます。
    出番まで冷蔵庫へ。

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  3. きな粉、シナモンパウダー、ほうじ茶パウダーを合わせてふるい、バットにひろげておきましょう。



  4. 切り餅を刻んで耐熱ボールに移します。
    オーツミルク(もちろん牛乳やお水でも)を回しかけ、ふわりとラップをして1分40秒レンジ加熱しましょう。

    スパチュラで練り、生砂糖を加えて更に滑らかになるまで練ります。
    スパチュラをお水で湿らせながら作業すると楽ですよ。

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    更にふわりとラップをして10秒ほどレンジ加熱し、準備したバットの上に移します。

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  5. スパチュラを軽くお水で湿らせ、お餅をざっくり4等分します。
    冷やしておいた焼き芋餡をそれぞれのせて包みましょう。

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    スパチュラで切れ目を入れたお餅は、キッチン鋏で切ると作業が楽ですよ。
    綴じ目を下にし、バットの粉類をまぶします。

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  6. 仕上げに粉類を全てビニール袋に移し、大福をここにそっと加えて全体にきな粉その他をまぶしましょう。

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    余分な粉類をはたいて出来上がり。
    残った粉類、茹で小豆その他は、明日朝食のスムージーに使いましょうか。

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蒸し暑い今日のような日は、あっさり冷たいスープが欲しいもの。
真っ白な塩レモン風味のあっさりスープのこんにゃく麺が本日のお菜です。

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  1. こんにゃく麺はさっと湯がいて冷水でしめ、ザルにとって水を切っておきます。

  2. オーツミルク、自家製塩レモンペースト、白味噌、白だし醤油を合わせてスープの出来上がり。
    スープジャーに注ぎ、こんにゃく麺をここに加えます。

    ザワークラウト、粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏、温泉卵、セミドライミニトマトのオリーブオイル漬け、粗く砕いたペコリーノロマーノをトッピングし、黒胡椒を挽いて出来上がり。





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最近すっかり存在感が薄らいでしまった釜玉うどん。
昨日の“伊勢うどんの釜玉うどん風”に続き、今朝は久しぶりに従来の釜玉うどんが食卓に返り咲きましたよ。

うん、やっぱり美味しい。

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そしてまた間違えました、金太郎イワシの向き。

グリルパンに並べたその向きから間違えております。
こんがり焼いた方を優先してしまうと、どうしてもこうなってしまうのです。
あぁ、なんだか気持ちがわるい。




外は強風、大雨の金曜日。
今宵の宴会の議題は、『アジフライお取り寄せに関して』だそうです。
主人はどうしてもアジフライを取り寄せたいご様子。
困った食欲ですこと。


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posted by しんさん at 14:27 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月26日

あり合わせ『うぐいす餅』〜炒り大豆と切り餅ver.

待ち侘びた春を想わせる和菓子は多々ありますが、春を意識し始めると食べたくなるお菓子はやはり『うぐいす餅』ではないかしら。

躊躇なくお出掛けが出来た頃は、寒い寒いと厚着をしつつ岐阜の小さな老舗和菓子屋さんの店頭にうぐいす餅が並ぶのを楽しみにしておりました。
そう言えば、昨年も今年もイオンさんに頼りきってうぐいす餅のことなど忘れておりました。
もう終わってしまったかしら、松花堂さんのうぐいす餅。

そんなこと考えていたら、どうしても食べたくなりました、うぐいす餅。

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青大豆の儚げなちょっとくすんだ黄緑色のうぐいすきな粉、我が家にあろうはずがありません。
常備品のひとつ、ごく一般的なきな粉をチョイス。
なんだかウグイスに申し訳ない気がして和三盆で甘みを補います。
抹茶パウダーはありませんが、同じお茶と自分を慰めほうじ茶パウダーを使いましたよ。

求肥部分は切り餅で。
白玉粉は常備してありますが、切り餅の方が断然お手軽ですものね。

乾燥小豆も常備してありますので、頑張ればこし餡、少なくとも粒餡は用意できたのですが、そこは頑張らない性分。
そこは2月の節分の折、イオンさんに多めに届けて頂いた大好きな節分豆、炒り大豆であっさり代用。
炒り大豆をペースト状にして餡の代用。

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うーん、想像していたほどのペースト状ではありませんね。

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うぐいす色した可愛らしい春のお菓子、ふっくらとしたうぐいす餅も私にかかれば・・・
これは・・・そう、この茶色と白の小さな斑点模様は高貴なウグイスではなく、まさに庶民派のスズメ。

2021年の春、我が家にスズメ餅なるものが誕生したのは外出自粛の産物と後々笑い話になりますように。





我ながら呆れるほどのあり合わせ。
ですが楽しいものです。

◆材料(やや大ぶりな自称うぐいす餅 3つ分)

  • 切り餅 2切れ
  • てんさい糖 小さじ1

  • 節分用の炒り豆 ひと袋(150g)
  • 市販の甘酒 大さじ3×2
  • 蜂蜜 15g弱
  • 白味噌 5g



    ◆仕上げ用

  • 市販のきな粉 適量
  • 和三盆 適量
  • ほうじ茶パウダー 適量

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◆作り方

  1. 先ずはきな粉のペーストから。

    節分大豆は予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストします。
    これをミルで粉砕し、先ずは甘酒大さじ3、蜂蜜、白味噌を加えてなじませます。

    後は様子を見ながら大さじ1〜3の甘酒を足し、3等分してまとめておきましょう。
    大豆をもう少し細かく粉砕しても良かったかな?

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  2. お餅生地に参りましょう。

    切り餅をさいの目に切って耐熱性ボールに移し、全体が浸かる量のお水を注ぎます。
    ふわりとラップをし、お餅が十分やわらかくなるまで様子を見ながら3分ほどレンジ加熱しましょう。

    お水を別容器にとり、てんさい糖を加えてお餅を滑らかになるまで練ります。
    スパチュラを使いますが、この時別容器に移したお水を使うとくっつかなくて作業が進みます。

    バットに満遍なくきな粉を敷いてスタンバイ。

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  3. やわらかく練ったお餅をざっくり3等分してきな粉の上に。
    お餅同士がくっついてしまったら、キッチン鋏で切って離すのがいちばん効率的。

    丸めておいたきな粉ペーストを乗せてお餅で包み、形を整えましょう。

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  4. 仕上げ用のきな粉、和三盆、ほうじ茶パウダーを合わせ、茶こしを通して表面に振りかけます。

    うぐいすを全く想わせないうぐいす餅。
    残ったきな粉は、明朝のヨーグルトに添えましょうね。

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金曜日です。
野菜室に残った食材を全て並べ、そこから何を拵えるかを考えます。

・・・キャベツ、人参、ゴボウ。
ですが時間がない。
耐熱ボールが出ている、はい、全部合わせてナムルでも拵えましょうか。

今日は強風、しかもその風が冷たい。
温かなこんにゃく麺にたっぷりのナムルを添えてスープジャーに詰めました。

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  1. 在庫野菜のナムルを作ります。

    酢水に晒したゴボウ、人参にちろりと日本酒をふり、ふわりとラップをしてレンジ加熱。
    ゴボウも人参もピーラーで簡略的なささがき風味。

    時間差でキャベツも加えてひと加熱。
    おろしにんにく、お塩、だし醤油、胡麻油を加えて和えます。

  2. こんにゃく麺はたっぷりの熱湯でさっと茹でてザルにとります。

    茹で鶏を拵えた際の茹で汁にオイスターソースやらナンプラーやらを加えてひと煮たちさせ、水で溶いた葛粉を加えてとろみをつけましょう。
    ここに茹でたこんにゃく麺を加えて温め、予め保温しておいたスープジャーにスープごと移します。

  3. 上にたっぷりのナムルを添え、ついでに茹で鶏もほぐして加えます。
    いつぞや拵えた練り胡麻、ベジミートそぼろも添えて出来上がり。

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以前はお酒を飲まない日の夕食にしておりましたこんにゃく麺。
今やすっかりお弁当の定番となってしまいました。
そして主人のお気に入り。

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お餅をレンジ加熱した際の茹で汁で炊いた炊き粥。
白々としているのは、大豆ペーストに使用した甘酒の残りを最後に足したから。

いつもより随分甘い炊き粥に仕上がりました。

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主人の提案で、この後炊き粥に梅干しを足しました。
甘酒の甘み、自家製梅干の程よい塩味、あら、この組み合わせは大発見。






今宵は日本酒。
昨日我慢した分、朝から今宵の日本酒を楽しみにしております。

残り野菜のナムル、そうそう、鶏はむの残りもあったわね。
金曜日の日本酒はいつも以上のお楽しみなのです。



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ラベル:うぐいす餅
posted by しんさん at 14:50 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月17日

春のお彼岸、あり合わせお彼岸ぼた餅

ちょっと悲しい、週末土曜日の春分の日。
主人とお家でお昼からお酒が飲めるお楽しみの休日を、一日無駄にしてしまった心境でちょっと悲しい。

ですがそれはさておき、春分の日は自ずと心が華やぐものです。
土曜日が春分の日ということは、本日水曜日は彼岸の入り。
せっかくですもの、ぼた餅を拵えて春を迎える準備をしましょう。

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もちろんもち米など常備しておりませんからね、あり合わせのぼた餅です。

小豆餡はいつもの圧力鍋で作る簡略版、小豆を軽く乾煎りしてから加圧します。
そして肝心のもち米、うーん、お米に切り餅を混ぜ込んで『おこわ』風に炊いたことが過去多々ありますもの。
ならばぼた餅でもいけるのでは?

・・・ついでに小豆も一緒に炊き込んで、あり合わせながらのぼた餅がここに。

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春を温かく迎える気持ちにウソはありませんもの。
あり合わせだろうが切り餅だろうが、お彼岸はお彼岸、ぼた餅はぼた餅。

・・・とんだ屁理屈ではありますけどね。

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とっても簡単ですよ。
先ずは小豆餡から参りましょうか。

  1. 小豆は250g、計量カップで300tといったところ。
    洗ってザルに移し、しばらくおいて水切りをしておきましょう。

    これを圧力鍋に移し、弱火寄りの中火でさらりとするまで乾煎りします。
    5分弱といったところかしら。
    この段階で、ご飯用に大さじ2強取り分けておきます。

  2. 小豆の倍量のお水、600tを注いで強火にかけます。
    灰汁は出ませんが、もし出たら取り除きましょう。

    加圧すること15分。
    今日使わない分は小分けにして冷凍保存します。

  3. ふっくら煮あがった小豆にお砂糖を2〜3回に分けて加えながらぽってりと煮詰めます。
    今日は生砂糖を使いました。

    仕上げにお塩でしめれば出来上がり。
    容器に移し、ぴったりとラップを密着させた状態で冷ましましょう。

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ご飯に参りましょう。

  1. お米をいつも通り洗います。
    もち麦、押し麦を加え、いつもより少し多めの水加減。
    大さじ1程度のみりんも加えます。

  2. 取り分けておいた乾煎りした小豆も加えてひと混ぜ。
    切り餅をさいの目に切って散らし、いつも通りご飯を炊きましょう。

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  3. しばらく蒸らせば完成間近。

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    小ぶりにまとめます。

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  4. 小豆餡を適量丸めておき、ラップで挟んで平らにします。

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    丸めておいたご飯を包み、形を整えて出来上がり。

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    お好みで茶こしを通してきな粉をふります。

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ぼた餅主食のお菜、というのもなかなか難しいものです。
が、酒粕風味のつみれ汁など拵えてみましたよ。

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但し、このつみれ汁、材料は煮干し、しかも最後の方にどうしても残ってしまう頭や粉々になった煮干し。

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・・・と、いつも通り手順の備忘録をしたいところでありますがタイムズアップです。

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年末に40年ぶりにしたショートカット。
以来、信じられないことに約3ヵ月、出かけないことを良いことに美容院に行っておりません。
今回、初めて近所の歩いて行ける距離の美容院を予約しましたので今日はそちらに横恋慕。





ちなみに、今日ぼた餅用に炊いたご飯はお赤飯風としても楽しめます。

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ひと口食べた主人が、『うわ、お赤飯みたい、美味しい!』
そう言ったので成功でしょう。

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さ、人なら歩いて10分の距離にある初めての美容院。
私の足なら30分見て早々と出かけます。
歩きやすいブーツを選び、そうね、今年初めてのスプリングコートを引っ張り出しましょうか。




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posted by しんさん at 11:29 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月17日

切り餅大福〜黒豆リメイク豆大福風〜酒粕と干し柿の餡

専業主婦と言っても、主人の出勤時間がありますので人並みに朝は時間に追われます。
なので当日拵えるお弁当の、お菜は別として少なくとも主食だけは、前日寝る前におおよそのイメージはかためておくのが常。

ですが今日はそれが全くダメ。
昨晩ボケーっと夜更かしし、寝不足で渋々起きてキッチンに立つも何を拵えるか頭が働かない。

昨日いただいた艶々なイチゴ、昨日見切り価格になっていた干し柿・・・
あぁ、そう言えばお正月用に煮た黒豆が随分沢山冷凍してあったっけ・・・
昨日は雨降りで農協朝市に行かなかったからなぁ、目新しい野菜はあまり補充していないのよね・・・

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途中スマホに逃げたりしてどうにか形となりました本日の主食。
冷凍してあったお正月の切り餅、同じく黒豆を使った定番の切り餅大福です。

正に文字通りの有り合わせですがイチゴの魅力は絶大です。
パッと目を引く愛らしいイチゴを添えるだけで、何となく華々しい佇まいとなったのではないかしら。

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黒豆で餡を、とも思いましたが却下。
常備してあります酒粕と豆乳を合わせた餡に、干し柿で甘さを添えてみました。

黒豆にお砂糖を使ってありますのでお砂糖不使用とは言えませんが、黒豆のお砂糖以外は使用致しておりません。
干し柿のねっとりした甘み、しっかりとアルコールを飛ばした酒粕の風味に意外とイチゴの甘酸っぱさが好相性。

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黒豆の煮汁で切り餅を練るので少々色黒な大福ではありますが、煮汁に使用したお砂糖の効果でお昼になってもお餅はやわらか。
一か八かの酒粕餡でしたが、これはこれでなかなか応用が効きそうですよ。

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◆材料(標準サイズの大福3つ分)
  • 切り餅 2個

  • お正月用に煮た甘い黒豆 煮汁も含めて適量

  • 酒粕 50g(ソフトタイプではなく板状です)
  • 豆乳 大さじ3

  • イチゴ・干し柿・胡桃 各適量
  • 餅とり粉 適量





◆作り方
  1. 先ずは酒粕餡を作ります。

    酒粕は適当に切ってお鍋に移し豆乳と合わせます。
    中〜弱火でゆっくり加熱し、豆乳が煮立ったら弱火にして滑らかに練り混ぜながらアルコールをしっかりと飛ばしましょう。

    火を止め、胡桃と刻んだ干し柿を加えて混ぜます。
    胡桃は予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてから加えます。
    酒粕餡を3等分して丸めておきましょう。

    トッピング用のイチゴ・胡桃・干し柿も用意しておきます。

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  2. 冷凍してあった黒豆は予め解凍しておきます。

    切り餅をさいの目に切って耐熱ボールに移し、全体が十分かぶる量のお水を注ぎましょう。
    ふんわりとラップをし、お餅が十分やわらかくなるまで4〜5分レンジ加熱します。

    ボールを傾けて適度にお水を切り、黒豆の煮汁を加えて滑らかに練ります。
    黒豆も加えて煉りましょう。
    切り餅の茹で汁で指先を湿らせながら酒粕餡を包み、予めバットの上にひろげておいた餅とり粉の上に移します。

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  3. 全体に餅とり粉をまぶし、そっとはたいて余分な粉を落としましょう。

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    中央に軽い切れ目を入れ、トッピング用の胡桃・干し柿・黒豆・イチゴを飾って出来上がり。

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最近特に注目度が上がっているらしいアボカド。
実家の母を見ていると世の流行りものが顕著です。
何でもアボカドが膝に良いとテレビで紹介されていたとかで、その年齢の方々が競ってアボカドを買い求めているそうな。
近所のスーパーでもアボカドが以前より安値になって嬉しい限り。

今シーズン初めての新玉ねぎを使って、アボカドと山芋のサラダをお菜に。
トマトとレモン汁の酸味が効いた新玉ねぎのドレッシングはアボカドととても相性が良いのです。

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トマトをざく切りにし、オリーブのオイル漬けと一緒にジャーの底に詰めます。

残ったトマト・新玉ねぎ・レモン汁(冷凍して常備してあります)をボールに合わせ、バーミックスで攪拌しましょう。
お好みのスパイスソルトとオリーブオイルを加えて混ぜ、アボカド・さいの目に切った長芋を加えて和えましょう。
トマトの上にドレッシングごとたっぷりと詰めます。

私だけかしら?新玉ねぎが切り辛いと思うのは。
なのでバーミックスで攪拌する、これ大助かりです。

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トッピングした黒豆その他が転げ落ちないよう、何気にラップで固定します。

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卵を買った翌日の朝は釜たまうどん、これが我が家のお約束です。
大好物の釜たまうどんに我を忘れ、お茶係をないがしろにする主人をソフトに懲らしめましょう。

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今週はイワシも真鯖も両方が手に入りました。
しかもお料理もしやすい、お皿にも盛り付けやすい双方少々小ぶりなサイズが嬉しい。
もちろんイワシはお酢煮に、真鯖は味噌煮にして冷蔵庫でスタンバイ。

ひじきや蒸し大豆を巻いたロール白菜。
人参も一緒に煮たは良いけれど、量が多過ぎで別保存と相成りました。

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先週金曜日のバレンタインディ。
私から主人にプレゼントした錫のぐい吞みです。
私のぐい吞みと比べて一見小容量のようですが、実は同じ容量を誇る100tタイプ。
こうして並べてもなかなかお似合いだと思うのです。

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も少し遡って、2週間ほど前に頂いた野菜の画像が発掘されました。
初めての野菜、多分紅くるりという大根だと思うのですが、すっかり気に入ってしまいました。
中までしっかり赤くてそれでいて瑞々しい紅くるり、是非来年は自ら栽培にチャレンジしたいものです。

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瑞々しい紅くるりはシンプルな塩麴漬けに。
この時拵えた常備菜は紅くるりを除いて当然完食。
紅くるりもそろそろ酸味を帯びてきましたので片付け時です。

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どうにもこうにも頭が働かなかった今日の朝。
今日はしっかり睡眠をとって明日に備えなくては。



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posted by しんさん at 15:20 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする