2023年03月28日

ポヨポヨよもぎ大福 〜ミルクと 緑豆餡と切り餅編

気持ちの良い青空がひろがっています。
真夏や真冬の深い青でない、少し霞がかった白っぽい春の青空が。

こんな時期にどうしても作ってみたかった『よもぎ大福』を今朝は拵えましたよ。

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どこかおっとりした雰囲気漂う春の空みたいな、味も佇まいも素朴なよもぎ大福。
冷凍してあった切り餅を使ったいつもの簡略版な大福ではありますが、ほろ苦いよもぎの風味は正に目覚めの春の味。

実は、彼岸の明けに合わせて先週24日にも拵えたのですが、その際は成形すら不可能なほどの大失敗。
今回は緑豆餡もしっかり詰まったやわらかな大福に仕上がりましたよ。

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いつだったか。
テレビのお料理番組でふと見かけた、和菓子職人さんが紹介する切り餅大福の手順に興味深々。

早速とばかり試したのが前回で大撃沈。
その後様々な動画で手順を確認してから本日の再挑戦、今後はこの手順と分量で参りましょう。

時間が経ってもお餅はポヨポヨ。
オーツミルクを使うのも、お砂糖をぐっと控えるのも、さほど効果的でないかもと思いつつ気に入っているのです。




◆材料(4つ分)

  • 切り餅 2切れ/約100g(手作りのお餅ですので微妙に足りない98gでしたが)
  • オーツミルク 50g

  • よもぎ粉 4g
  • てんさい糖 5g

  • 緑豆餡(ココナッツシュガーで甘みを添えました) 120g
  • コーンスターチ 適量




◆作り方

  1. お餅はそれぞれ包丁で4〜6等分程度に切って耐熱ボールへ。
    オーツミルクを注ぎ、ラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分強。

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    やわらかくなったお餅を木べらで滑らかに練り上げます。

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  2. 滑らかに練り上げたお餅に、よもぎ粉とてんさい糖を加えます。
    木べらで更に練り上げましょう。

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  3. お餅生地がゆるければ、ラップなしで1分強レンジ加熱するつもりでしたが、まあ大丈夫そうなのでレンジ加熱は中止。
    このまま粗熱をとります。

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  4. お餅生地を冷ましている間に、緑豆餡を30gずつ丸めます。
    そしてバッドには、お餅生地を迎えるために茶こしを通してコーンスターチを多めにひろげておきましょう。

    冷めて更に扱いやすくなったお餅生地をカードでまとめ、コーンスターチの上に移します。

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  5. お餅生地の表面だけにコーンスターチを満遍なくまぶすつもりで、お餅をパタンと半分に折りたたみます。

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    内側を触らないようにしながら、表面にコーンスターチをまぶしながら、お餅生地をのばしながら、親指と人差し指で押し出すようにしながら(やったことはありませんが搾乳な感じかしら)4つに分けましょう。

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    さっと形を整え、表面のコーンスターチを刷毛で落とし、緑豆餡をのせます。
    上下を返し、お餅の流れに逆らうことなく緑豆餡を包みましょう。
    余分な粉を刷毛で落として出来上がり。

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大福がお昼の主食というもの我が家らしいお話です。
そして具沢山なおからのサラダを添えれば、更に我が家らしいお昼ご飯になります。

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主人が大好きなポテトサラダではありませんが、主材料がおからとは言え、マヨネーズを多少なりとも使用しましたもの、きっと主人好みの味に仕上がっております。
ツナ缶や茹で卵がなくても、それなりに満足してくれるのではないかしら。





  1. 生おから・冷凍むき枝豆・蒸しひよこ豆(蒸して冷凍してあるひよこ豆を凍ったまま使用します)を耐熱ボールに合わせます。
    オーツミルクを回しかけ、ラップをしてレンジ加熱1分強。

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  2. アボカド・粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏・お水に晒してしっかり絞った2色の新玉ねぎ・塩してしっかり絞った薄切り人参・ローストして粗く刻んだアーモンド・さいの目に切ったドライフィグ・マヨネーズ・オリーブオイル・すりおろしたペコリーノロマーノ・レモン汁・ディジョンマスタード・極少量のフルール・ド・セル・・・

    ・・・要は在庫食材を見繕って加えて和えれば出来上がり、

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そして数時間後、主人からは想像通りのメッセージが届きました。
おからサラダ、お気に召したようですよ。

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そして朝食。

今朝は久しぶりに鶏粥を炊いてみました。
しっとり茹でた鶏のささ身、そしてその茹で汁を使ってことこと炊く鶏粥に韃靼そば茶をトッピング。

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火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせです。

香酢をたっぷり回しかけた新玉ねぎにアボカドとしめ鯖。
しめ鯖が苦手だった私が毎週これを食べるようになるとは。




SNSで知った『ジルスチュアート ディープ ヘッドクレンズ ホワイトフローラル』
髪のパサつきが気になる50代も半ば、先日試してみて、あらま、なかなか良い感じと秘かに自己満足に浸っております。
そして今宵、主人にもと計画中。
主人、おそらく人生で初めてであろう髪の集中ケアにどう思うのでしょう。


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2023年01月11日

鏡開きの胡桃・甘栗大福〜とろけるクリーミィ編

そこかしこ(得に冷蔵庫)にまだまだお正月の名残は見受けられますが、1月11日、今日は鏡開きです。

イオンネットスーパーさんに届けて頂いた小さな小さな鏡餅、そして実家の母親が近所のバローで調達したであろう『ウサギさんマスコット』付きの可愛らしい鏡餅、年神さまのお下がりを頂いて2023年の無病息災をお祈りしましょう。

普通にぜんざいにしようとも思いましたが、今年もまたむくっと遊び心が顔を出しました。
鏡餅で拵える小ぶりな大福餅などいかがでしょう。

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お正月休み中、実家の母親が持たせてくれたぜんざい。
時々再加熱しては楽しんでおりましたが、最後は小豆餡にまで煮詰めて本日の大福でお片付け。

お餅からこぼれ落ちそうな甘栗は、年末のイオンネットスーパーさん開催のブラックマンデーバーゲンで購入したもの。
お徳用大袋を購入したので、しばらくは惜し気もなく甘栗料理を楽しめそうです。

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毎年毎年罪悪感を感じる充填鏡餅の鏡開きではありますが、最近はプラスチックケースの中に丸餅が詰まっているものもあるのですね。
母親が持たせてくれたウサギさん鏡餅がそうでした。

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極少量残っておりました生クリームを混ぜ込んで、今年はちょっとクリーミィな鏡餅大福に仕上がりました。
生クリーム入りのお餅生地にはたっぷりの胡桃を混ぜ込んであります。

生地を突き破った餡子もいつものご愛敬ですよ。

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◆作り方と大体の分量

  1. 先ずは下準備。
    胡桃 20gほどをざっくりと刻み、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。

    小豆餡は30gずつ丸めておきます。

    バットに餅取り粉(年末、のし餅のおまけについてきたものです)をひろげておきましょう。

  2. 小さな充填鏡餅を3つ使いました。
    刃物を使う無礼を詫びつつ、ケースから出した鏡餅を刻んで耐熱ボールに移します。
    正味113gありました。

    てんさい糖を5g加え、お水をひたひたに注いだら、ふわりとラップをしてレンジ庫内へ。
    600Wの電子レンジで3分弱加熱します。

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  3. 耐熱ボールの中のお水を別容器に取り、十分にやわらかくなったお餅を練ります。
    生クリームを少しずつ、様子を見ながら加えて滑らかに練り上げましょう。
    滑らかになったところで、ローストした胡桃を加えて混ぜ込みます。

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  4. 餅取り粉の上にお餅を移し、キッチン鋏で4等分しましょう。

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    用意しておいた小豆餡を包み、余分な粉をそっとたたいて落としましょう。

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    おかずカップに詰めてキッチン鋏で切り込みを入れ、甘栗をたっぷり詰めて出来上がり。

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鏡餅についておりましたウサギさんマスコットは、リビングのマグネットボードに仲間入りしました。
マグネットを仕込まれたウサギさん、これからは我が家のメモを支えてくれる頼もしい存在になることでしょう。

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数粒残った塩漬けオリーブ、使いかけの人参、開封済みの蒸し大豆等々。
冷蔵庫の中の在庫食材を全て合わせ、鶏の茹で汁でまとめたスープ。
葛粉のとろみも手伝って、これが身震いするほど美味しいのです。

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  1. 粗みじん玉ねぎ・人参・ゴボウ等々、根菜を胡麻油で炒め合わせたところに、鶏の茹で汁を注いで軽く加熱します。

  2. 種を除いた塩漬けオリーブ、冷凍枝豆、蒸し大豆、冷凍かぼちゃ、極少量残った生クリームを加えて味見。
    うん、味付けなしでも良い感じ。

    最後にお水で溶いた葛粉を加えてひと煮たち。
    スープジャーに盛り、そば茶を散らします。

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ぜんざいではないけれど、同じ小豆ですもの、邪気払いは叶っていると思いましょう。
我が家の鏡開きはおおらかです。

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母親が持たせてくれた『切る』必要のない丸餅のお鏡餅。
大根おろしをたっぷり添えて、朝食の主食はからみ餅としましょう。

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こんがり焼いた丸餅に、たっぷりの大根おろし、そしてさっと炙ったたたみイワシ、そして海苔。
お醤油をちろりとかけて召し上がれ。

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火曜日のお魚は金太郎イワシ。
昨日、主人が買ってきてくれた『松風』を朝の小さなお菓子として添えます。




松風とそば茶の相性が最高なのです。


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2022年01月11日

鏡開き2022〜かぼちゃぜんざい

そろそろバレンタインディのチョコレートを検索しながらも、まだまだお正月気分から抜け出せずのほほんと不摂生を続けております1月も上旬過ぎ。

気付けば今日は1月11日、鏡開きの日です。
今日のお昼はお正月に飾った鏡餅を頂くことに致しましょう。
スープジャーに熱々のかぼちゃぜんざい、2022年の鏡開きです。

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充填スタイルの鏡餅は毎年のことですが、今年はイオンさんに届けて頂いたミニサイズの充填鏡餅。
そのサイズの愛らしいことと言ったら。
届いた瞬間に先ず歓喜の声を上げ、飾ったその愛らしい姿を見るたび笑みを浮かべしたお正月でありました。

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昨年12月、北八ヶ岳のゴールデングリーン農園さんから届いた2021年度最後の野菜定期便に入っておりました大きなカボチャ。
冬至の夜に食べようと思っていたのですが、生憎その日は別ルートからやってきたカットかぼちゃを煮て完結。
丸ごとかぼちゃの日持ちに甘え、今日までワインセラーの中で鎮座しておりましたカボチャにようやく包丁をいれることと相成りました。

大きなカボチャと比べたミニ鏡餅のサイズ感、伝わるかしら。

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黒豆や栗の渋皮煮など、極少量残って冷凍してあったお節料理の名残も一緒に。
2022年の鏡開きは、ぽってりカボチャ餡のカボチャぜんざいと相成りました。

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  1. カボチャは皮を厚めにむき、やわらかくなるまでレンジ加熱しザルにとります。
    びっしり種の詰まった良いカボチャです。

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  2. かぼちゃをお鍋に移し、オーツミルクを注いで押し麦を少々。
    ぴったり蓋をし弱火でコトコト、かぼちゃが十分やわらかくなるまで煮込みましょう。

    火を止め、オーツミルクを少量加えてバーミックスで撹拌します。
    かぼちゃと相性の良いココナッツシュガーを加え、必要ならばオーツミルクを少量足して中〜弱火で練り上げます。
    仕上げにお塩をひとつまみ。

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  3. 鏡餅はオーブントースターでこんがり手前まで焼いておきます。
    包丁で切らざるを得ない状況を神様にお詫びしながら。

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    スープジャーは予め熱湯を注いで温めておきましょう。
    胡桃・オートミール・蕎麦の実は予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
    栗の渋皮煮や黒豆らを添えて出来上がり。

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かぼちゃぜんざいを拵えたは良いけれど、ふと思い出しました。
小豆の厄除けは?と。

幸い、冷凍庫には甘みを添えず水煮にした小豆がありました。
週末、畑で摘んできたパクチーもありました。
ここは力業の小豆料理、小豆とパクチーのかき揚げなどいかがでしょう。

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小豆の赤が厄除けならば、パクチーの強い香りも何かしら除けてくれそう。
そんな屁理屈からなる今年の鏡開き、今年の小豆料理はパクチーとコラボしたフリッター風です。





  1. 卵黄・米粉、そして牛乳代わりのべったら漬けの漬け汁。

    色合いが独特なのは、栽培した紅芯大根を漬け込んだから。
    紅芯大根と酒粕、蜂蜜等を合わせて漬け込んだ簡略版べったら漬け、漬け汁の有効利用をつい狙ってしまいました。

    よく混ぜたところに小豆の水煮、ざく切りパクチー、ついでに紅生姜とかぼちゃの欠片を合わせて和えます。
  2. 卵白はお塩を加えてよく泡立ててておきます。
    ここに1を加えてさっくりと和えましょう。

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  3. 後は中温に熱した太白胡麻油で揚げるだけ。

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    しっかりと油を切って出来上がり。

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2022年は風変わりな鏡開きとなりました。

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お正月休みが明けたと思った先の三連休もあり、なかなかお正月気分が抜けずに今日まで。
お正月休み中も簡略版ながらお味噌汁は拵えてはいたのですが、畑に行かなかったこともあってネギは端折っておりました。

週末、ちゃんと掘り起こしてきましたよ、畑の九条ネギを。
やはりネギです、冬のお味噌汁には特に、香りの強い畑の九条ネギ。
そして主食は鶏粥、今朝は特別の鏡餅入り。

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随分と煮詰まった鯖の味噌煮、酸味が程よくなってきた納豆の上の自家製キムチ。
そして何より主人が淹れてくれるほうじ茶。
そろそろ本気でお正月気分を払拭する頃合い。


さて、今宵の晩酌はどうするつもりなのでしょうか、主人は。


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2021年12月08日

ぷよぷよやわらか 切り餅大福〜黒胡麻餡とかぼちゃ白玉ver.

先ほど、イオンネットスーパーで年末用のお蕎麦を予約注文致しました。
小さな小さな鏡餅は・・・あら、残念ながら品切れですね、何かしらの策を講じましょう。

主人との会話にふとお正月休みの話題が過ったり、お屠蘇用のお酒が話題に上がったり、知らず知らずのうちに年末を意識しているようです。

そこでふと思い出しました。
今年のお正月用にと実家の母が持たせてくれた切り餅がまだ数個、冷凍庫の中で鎮座していること。
『冷凍切り餅お片付け追い込み週間』と銘打ち、年内の課題と致しましょう。
先ずは定番の切り餅大福。

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朝のドラマに影響されたのか、小豆・緑豆にかかわらず最近『餡子』ばかり拵えている気が致します。

昨日のホットサンド(☆彡)にも使用致しましたココナッツシュガーの緑豆餡がまだ残っているのを承知しつつ、週末は久しぶりに上白糖を使って小豆餡を拵えてしまいました。
間違いなく朝ドラの影響です。

ふたつの餡子を前に、そうは言っても先ずは古いものから順序良く使いましょうと。
今朝はやわらかな切り餅生地で緑豆餡を包んで大福に。
緑豆餡と一緒に、随分前に拵えて冷凍しておいたカボチャとお豆腐の白玉団子(☆彡)も包んでみましたよ。

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そして何より特徴的なのが、その黒ずんだ佇まい。
不格好な上に、器量の悪い色黒な切り餅大福、緑豆餡に混ぜ込んだ黒胡麻ペースト(☆彡)がその理由。

欲張って、あれもこれもと切り餅生地で包もうとするものですからこの結果。
『味は良いのです、美味しいのです』
いつもの言い訳、見た目を全く気にしない主人にはもはや不要なようですよ。

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  1. フィリングの餡子は、前述の通りココナッツシュガーの緑豆餡・自家製の黒胡麻ペーストを混ぜ合わせたもの。

    黒胡麻ペーストは、低温のオーブンでローストした黒胡麻に胡麻油・みりんを加え、ミルでペースト状になるまで撹拌したものです。
    お塩やお醤油、お酢などの調味料は、使用するその都度加えるのでおかずやスイーツ等、応用が利くのです。

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  2. 切り餅大福、お水を使用せず豆乳等を使う手順も色々試しましたが、かぶる量のお水を使うこの方法が私にはいちばんなようです。

    切り餅は1個半(90g)使用しました。
    さいの目に切って耐熱性ボールに移し、全体が十分かぶるようのお水を注ぎます。
    ふわりとラップをし、600Wのレンジで加熱すること2分間。

    ボールを傾けお水を別ボールに移したら、再度ふわりとラップをしてレンジ加熱を30秒ほど。
    十分やわらかくなったお餅にてんさい糖 5gを加え、杓文字を別ボールにとっておいたお水にくぐらせながら滑らかに練り上げます。

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  3. 予めバッドにきな粉をひろげておき、練り上げたお餅をここに移します。

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    キッチンバサミを軽く湿らせながら4等分し、黒胡麻緑豆餡を4等分してその上に。
    ほんとうならば餡も丸めておきたいところですが、やわらか過ぎて叶いませんでした。

    自然解凍した白玉団子、ローストした胡桃と一緒に包みます。
    全体にきな粉をたっぷりまぶして出来上がり。

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週末のサンドウィッチに使用したレタスがまだ残っております。
レタスね、大好きなのです。
サニーレタスでなく、昔ながらの玉になったあのシャキシャキのレタス、本当に大好き。
ですが意外とお料理方法を選ぶのも事実。

お弁当にはちょっと無謀かしら、そうも思いましたが、シャキシャキレタスと相性抜群であろう温泉卵を添えてサラダに。

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柚子風味の人参、トマトソースを気取った大豆ミートのトマト缶煮、そしてすりおろしたペコリーノロマーノを添えたサラダは、思いのほか主人に好評でした。





  1. 苦し紛れのベジミートトマトソース。
    冷凍してあった飴色玉ねぎを使って、風味アップと時間短縮を同時に企てました。

    ベジミート(大豆ミート)は熱湯に数分浸してから、キッチンペーパーを敷いたザルにとってしっかり水切りをしておきます。
    お鍋に移し、飴色たまねぎとにんにくピュレ、オリーブオイルを加えて軽く炒め合わせましょう。
    時間がなかったので、飴色たまねぎやにんにくピュレは凍ったまま。

    炒めるまでもなくトマト缶を加えます。
    お塩やオイスターソース、隠し味のナンプラー等を加え、後はそぼろ状になるまで煮詰めればベジミートトマトソースの出来上がり。

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  2. 人参は鬼おろしで粗くおろし、柚子ジャムで和えておきます。
    この柚子ジャムは、柚子胡椒を拵えるために表皮を剥いた柚子で拵えたもの。
    茹でこぼしなしでも苦みはありません、美味しくて柚子の存在感も顕著です。

    しっかり水切りしたレタスも加えて和えましょう。
    容器に盛り、温泉卵を中央に落とし、ベジミートトマトソースとペコリーノロマーノ、粗挽き黒胡椒を添えて出来上がり。

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温泉卵のサラダ、意外とお弁当でも大丈夫かも。
もちろんこの季節限定で、ね。

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今朝の主食は『ひじき粥』です。

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『ね、ね、明日の主食なに?釜玉?お蕎麦?へしこ茶漬け?』
昨晩、寝る前に期待感溢れる主人を奈落に陥れた私の返事は・・・『お粥』

でも見て。
ことこと炊いた炊き粥に細ひじき、上には大根おろし、そしてこんがり焼いた小さなお餅。
・・・はい、切り餅大福のお残りですけどね。





焼き過ぎてしまった鯖のみりん干し。
今日は『黒』にご縁のある日です。



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2021年08月27日

切り餅大福〜ずんだ餅風ver.

冷凍庫のスペースを確保するため、冷凍食材のお片付けをいちばんに考えた今週のお弁当作り。
おかげさまで、先ほど届いた朝食用の塩鯖24切れ分はギリギリとは言え見事に収納出来ました。

それでも、またいつ主人が上目づかいで『取り寄せていい?』と来るかは彼の興味次第。
そんな時に備え、冷凍食材のお片付けはしばらく続きそうです。

緑豆餡おはぎ(☆彡)餅生チョコレート(☆彡)に続く今週三度目の食材ですが、『冷凍お餅』で今週はしめくくり。
切り餅を使った切り餅大福などいかがでしょう。

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数日前、イオンさんが届けて下さった山形県鶴岡市産だだちゃ豆。
もちろん届いたその日に塩茹でにし、日本酒のお猪口を片手に一部は冷凍保存、そして一部はお口の中に。

その中のごく一部、少々莢が黒ずんだり特に器量の悪いものを選り分けて莢から出しておきました。

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大福生地から、うっすらと透けて見える緑のフィリングは枝豆餡。
そう、ずんだ餅風切り餅大福といったところです。

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但し、莢から出して冷蔵保存してあるだだちゃ豆は極々僅か。
なので、昨日のお弁当にも使った『焼き芋ペースト』でカサ増しを致しました。

焼き芋ペーストとだだちゃ豆の枝豆餡、そしてやわらかな切り餅の大福生地。
蜂蜜も含め、お砂糖は極少量しか使用しておりませんので、焼き芋やだだちゃ豆の風味を存分に楽しめますよ。

そして何よりとっても簡単なのです。

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材料(以下の分量で小ぶりな切り餅大福4つ分です)

  • 切り餅 1.5個分(重さにして85gほどでした)
  • オーツミルク 30g
  • てんさい糖 5g


  • 焼き芋ペースト(じっくり低温で焼いた焼き芋の皮をむき、粗くつぶしただけです) 適量


  • だだちゃ豆(茹でて莢から出し、薄皮を剥いた状態で)55g
  • 酒粕 20g
  • みりん 10g
  • 蜂蜜 5g


  • コーンスターチ 適量





◆作り方

  1. 焼き芋ペーストは既に使える状態で冷蔵保存してあります。
    だだちゃ豆も茹でて莢から出した状態に。

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    だだちゃ豆をお水を張ったボールに移し、軽く表面をしごいて薄皮を剥きましょう。
    水気を切り、酒粕・みりん・蜂蜜を合わせてミルでペースト状にします。
    かために茹でてあるのでペースト状にはなりませんでしたが、まぁご愛敬。

    丸めた焼き芋ペーストをだだちゃ豆餡で包んでおきましょう。

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  2. 大福生地へと参りましょう。

    切り餅は抵当に刻んで耐熱ボールに移します。
    オーツミルク(お水でも豆乳でも何でも良いかと)とてんさい糖も加え、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで様子を見ながら2分ほど加熱しましょう。

    杓文字をお水で小まめに湿らせながら、加熱したお餅を滑らかになるまで練ります。
    予めコーンスターチをひろげておき、やわらかく練ったお餅をここに移します。

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  3. スケッパーでお餅を4等分し、丸めておいた餡にコーンスターチの面をかぶせるようにして包みましょう。

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    お餅を軽く引っ張るように閉じれば出来上がり。

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お菜はスープ代わりのこんにゃく麺。

さっと湯がいたこんにゃく麺に、鶏ささ身の茹で鶏をスープごと合わせるだけ。
温泉卵と2019年度製の自家製梅干し、そして一か八かのバジルペーストを合わせてみました。

シソ科のバジルですもの。
そしてバジルペーストとは言い、白胡麻と太白胡麻油のバジルペーストですもの。

こんな和風な組み合わせでも、どうにかなじんでくれるのではないかしら、と半ばやけっぱちな気もする組み合わせ。

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主人からのメッセージが楽しみです。

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焼き芋ペーストや莢から出しただだちゃ豆、これらに加えて今日中に使い切ってしまいたかったのが、今週明けに拵えた緑豆とココナッツミルクの緑豆餡。

はてさてどうしたものかと考えた結果、久しぶりの『蕎麦がき』と合わせることに致しました。
久しぶりの『蕎麦がきぜんざい』を大好きな緑豆餡で。
大福で残った極少量のお餅も焼いて添えましょう。

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久しぶりの蕎麦がき。
以前と異なるのは、16cmのストウブで練ったこと。
これがとても練りやすくて、後片付けも簡単です。

蕎麦粉 大さじ4をお鍋に入れ、湯冷まし 150tを少しずつ加えてはダマが出来ないように混ぜ合わせます。
しっかり混ざったところで強火にかけ、ぽってりするまで力を込めて練り上げれば出来上がり。

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お湯より、お水に浸しておけばするりと綺麗に落ちますよ。





さ、今日は忙しいですよ。
塩鯖のお片付けが終わってホッとするのも束の間、間もなくトイレのリフォーム業者さんがいらっしゃいます。
長年使ったトイレが生まれ変わります。
色々とお届け物も今日はめじろ押し。

夕方にはゆっくり日本酒片手に主人とふたり語らいましょう。



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posted by しんさん at 12:02 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする