2024年07月05日

切り餅の生八つ橋風〜酒粕レーズン編

実家の母親が毎年年末に持たせてくれる切り餅。
幼少の頃からお世話になっております、いえ、祖母の時代からお世話になっております、今は和菓子屋さんが拵える切り餅は本当に美味しい。

・・・のですが、年末に冷凍して年明けのお雑煮の後はなかなかお目にかかる機会もなく冷凍庫にて鎮座。
毎年6月を過ぎた辺りから申し訳なく思い、ちまちまと日々のお料理にお餅をとり入れ始めます。
今朝は切り餅を使って、母も大好きな生八つ橋風。

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生八つ橋風だなんて、言ったもの勝ちな雰囲気ぷんぷん。
フィリングは、一時我が家で大盛り上がりだった『酒粕レーズン』

我が家の酒粕レーズンはちょっと手がかかっています。

酒粕を赤酒でやや緩めにのばして準備します。
オイル不使用のレーズンに、全体がしっとりするくらい霧吹きでたっぷり日本酒を吹きかけたら、圧力鍋で1分蒸して酒粕と合わせます。

冷蔵庫で十分に寝かせてから、クラッカーに添えてワインのお供。
だったのですが、最近はどうも飽きられてしまったようで登場頻度も激減。

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オーツミルクと合わせたやわらかなお餅生地で、ふっくら酒粕レーズンを包みました。
ほんのりシナモンが香るきな粉ともなかなかの好相性。
何より、韃靼そば茶を混ぜ込んだお餅生地が美味しいのです。

時々拵える切り餅大福より、ずっとお気軽なのも高得点。

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◆材料(四つ分)

  • 切り餅 2切れ弱(100g使用しました)
  • オーツミルク 60g
  • 生砂糖 15g
  • 韃靼そば茶(食べてもOKと表示してあるものです) 15g

  • 酒粕レーズン 適量
  • きな粉 適量
  • シナモン 適量
  • 生砂糖 極少量




◆作り方

  1. 切り餅はさいの目に切り、耐熱ボール移します。
    オーツミルクを加えてふんわりラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

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  2. やわらかくなったお餅を練ります。

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    少々お餅の形が残っていても気にせず、生砂糖と蕎麦茶を加えて軽く混ぜましょう。

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  3. 再度ふわりとラップをし、レンジ加熱 1.5分。
    お餅の形がなくなるまでしっかりと混ぜたら、今度はラップを外してレンジ加熱30秒。

    カードでお餅生地をまとめ、扱いやすいよう少し冷ましておきます。

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    その間に、きな粉・シナモン・生砂糖を混ぜてバットの上にひろげておきます。

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  4. お餅をきな粉の上に移します。
    菜箸の先をお水で湿らせながら長方形にのばしましょう。

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    キッチン鋏を使って4等分し、酒粕レーズンをそれぞれに乗せます。

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    ぱたんっと折りたたんで、全体にきな粉をまぶせば、ハイ、出来上がり。

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今日も猛暑の予定。
夏に食べたくなるものと言ったら、さっぱり心太もそのひとつ。
野菜をたっぷり使った具沢山な心太、我が家らしい心太です。

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先日イオンさんに届けていただいた心太です。

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水を切ってスープジャーに移しましょう。

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ピーマンはヘタだけを取り、種も一緒にこんがり焼いて焼きびたしにしてあります。
ルッコラや塩麴をからめたなまり節、甘酢野菜、冷凍オクラらと一緒に心太の上にトッピング。

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忘れてはならないのが梅肉。
胡麻をひねって出来上がり。





心太にピリッとした辛みのルッコラ。
意外なほど好相性です。

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朝食です。

金曜日の主食は伊勢うどんの釜玉うどん風。
最近は平飼い卵を使った進化版です。
イオンさんの生姜煮イワシは、この時期限定で自家製の甘酢生姜が添えられます。

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折角母親が持たせてくれる美味しいお餅を、こんなにひねくり回して食べていては申しかけない。
そんな思いで、今朝はほんの少し残したお餅できな粉餅を拵えてみましたよ。





こんがり焼いたお餅をさっとお湯にくぐらせて、たっぷりきな粉とデーツシロップ。
うん、やっぱり萩野さんののお餅は美味しい。

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2024年06月28日

黒米入り 切り餅大福〜極微糖ver.

間もなく6月も終わり。
2024年も半分が過ぎた、ということです。

ふと、冷凍庫に並んだ切り餅が目に入りました。
年末、お正月用にと実母が毎年持たせてくれる、昔からお世話になっている和菓子屋さんののし餅。
兄家と実家、そして我が家、3等分してお正月を迎えるのが恒例行事となりもう何年?

猛烈に切り餅をお料理したくなったので、今日のお昼は切り餅大福です。

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やわらかぁな切り餅生地の中には、うんと甘い小豆餡。
甘いけれどお砂糖はほぼ使っておりません。
使用したお砂糖は、切り餅生地に加えた生砂糖 数グラム、残りは味醂とデーツシロップで甘さを添えました。

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切り餅生地に混ぜ込んだ黒米、そしてお砂糖不使用の小豆餡の中にこっそり忍ばせた韃靼そば茶。
どこか香ばしい、そしてしっかり甘いやわらかモチモチな切り餅大福、不器量ですが良い味なのです。





◆材料(4つ分)

  • 切り餅 2切れ(113gでした)
  • オーツミルク 40g
  • 生砂糖 5g

  • 黒米(炊いて冷凍しておいたものです) 40g

  • 茹で小豆(無糖で炊いて冷凍しておいたもの) 適量
  • 味醂 適量
  • 韃靼そば茶 適量
  • デーツシロップ 適量 
  • お塩 ほんのひとつまみ

  • コーンスターチ 適量




◆作り方

  1. 切り餅生地の準備から始めます。

    切り餅は昨日のうちから冷蔵庫に移して自然解凍してあります。
    さいの目に切って耐熱ボールに移し、オーツミルク・生砂糖を加えます。

    ふわりとラップをし、600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

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  2. スパチュラをお水で湿らせながら、滑らかに練ります。
    黒米を軽くレンジ加熱し、半解凍の状態で加えて混ぜ込みます。

    扱いやすい状態になるまで、少しおいて粗熱をとっておきましょう。

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  3. その間に小豆餡の準備。

    小豆は炊いて冷凍してあるものを使いました。
    凍ったまま小鍋に移し、味醂と韃靼そば茶を加えて弱火で加熱します。

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    思ったより多めに味醂を使わないと、パサついた小豆餡になってしまいます。
    様子を見ながら追加していきます。

    ぽってりとしてきたら火からおろし、デーツシロップとお塩をほんのひとつまみ加えて練ります。
    4等分しておきましょう。

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  4. バットにコーンスターチを敷いて準備完了。

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    切り餅生地をコーンスターチの上に移し、そっと半分に折りたたみましょう。
    表面にコーンスターチをまぶしながらのばし、生地を4等分します。

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  5. 切り餅生地で小豆餡を包み、形を整えます。
    余分なコーンスターチをしっかり落として出来上がり。

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バットに残ったコーンスターチを使って、思い付きのグラタン風お惣菜。

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  1. オリーブオイルをいつもよりちょっと多めに使って、みじん切りにしたニンニク・玉ねぎ・さいの目に切った人参・ズッキーニ等々を炒め合わせます。
    ここに切り餅大福の打ち粉にしたコーンスターチを加え、なじませましょう。

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  2. オーツミルクを注いでなじませます。
    とろりとしたところに、冷凍ひよこ豆、冷凍ひじき、冷凍むき枝豆、マイタケ等々加えましょう。

    お塩と少々のオイスターソースなどで味付けし、極薄く油をぬった琺瑯容器に移します。

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  3. ペコリーノロマーノを上に散らし、オーブンで焼けば出来上がり。

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しっかり甘いのだけど、お砂糖の甘さとは異なるおっとりとした甘み。
つくづく器量は悪いのだけど美味しいのです。

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今週の平日最後の朝食です。

金曜日の伊勢うどん、最近は平飼い卵使用で更に楽しみ増加中。
マックスバリュ産の生姜煮イワシ、夏の間は茗荷を添えます。

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待ちに待った主人の部屋のクーラーが届きました。
月曜日の工事が済めば、主人も快適な仕事場を取り戻すことでしょう。

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ラベル:切り餅大福
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2024年03月22日

栃餅大福 〜 胡桃餡と烏龍茶甘ぐり

根尾の伯母が持たせてくれた『栃餅』がひとつ残っていました。

赤味噌の胡桃味噌をつけてこんがりと焼いた栃餅は、根尾の伯母が大好きな食べ方だそう。
ふとそれを思い出し、先日、春分の日の朝食に主人とひとつの栃餅を半分こ、胡桃入りの赤味噌を添えて食べました。
ひとつ残った栃餅を、今朝は赤味噌でなく白味噌と合わせてみましたよ。

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やわらかく練った栃餅の中には、白味噌で甘みを添えた胡桃餡。
カサ増しに添えた甘栗との相性も上々です。

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胡桃をオーブンでローストしてしっとりミルで粉砕したら、白味噌と極少量の生砂糖を合わせて撹拌するだけ。
多分初めて拵えた胡桃味噌ですが、これが私の好みにぴったりな味。

ほんのりとした苦味で少々持て余しがちな栃餅でしたが、ここにきてようやく私好みの食べ方を見つけましたよ。
栃餅大福にせず、さっと焼いても美味しいのでしょうが、それはそれとして備忘録。

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◆ざっくり分量とざっくり手順。

  1. 先ずは胡桃味噌の準備。

    胡桃は55gほど。
    予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストし、熱いうちにミルで粉砕します。
    更に白味噌 35g・生砂糖 8gも加えて撹拌しましょう。

    潤滑油として、金柑を蜜煮にした際の煮汁を少し加えながら滑らかに撹拌します。
    ひとつ15g程度にまとめてふたつ、ラップに包んで冷蔵庫で冷やしておきます。
    今日使わない分は清潔な瓶に移して冷蔵庫へ。

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  2. 栃餅生地に進みます。

    栃餅ひと切れで77gでした。
    さいころ状に切って耐熱ボールに移し、お水をひたひたに注ぎます。

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    ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること2.5分強。
    ボールを傾けてお湯を自然に切ったら、生砂糖小さじ1/2程度を加え、スパチュラで滑らかに練り上げましょう。

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  3. 練り上げている間にお餅生地は少々冷めます。
    が、扱いやすいようもう少し冷ましましょうか。

    その間に、コーンスターチをバットにひろげておきます。
    丸めた胡桃餡に甘ぐりをふたつ添えてスタンバイ。

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  4. コーンスターチの上に栃餅生地を移し、ぱたんと二つ折りに。
    ここまで来ればもうお餅生地はくっつきません。

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    キッチン鋏で2等分し、胡桃餡と甘くりを乗せて包みましょう。

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    余分な粉をはたいて落としながら形を整えて出来上がり。

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週末に向けて野菜室も冷蔵庫もすっきり片付いております。
食材貧困のなか、どうにかこうにか形を整える金曜日が楽しみでもあるのです。

頼りになるのが乾物。
乾物盛沢山のスープを拵えました。

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干しシイタケ・干しエビ・押し麦・お手製の蒸し干し大根・・・圧力鍋に合わせてお水を注ぎ、しばらくおいて旨味を抽出。

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人参やゴボウ、大きめに切った玉ねぎを加え、加圧すること3分弱。

戻してからさいの目に切った高野豆腐、冷凍オクラ、彩りのパプリカ等加え、オイスターソースやお塩、少量のナンプラー等で味を整えれば出来上がり。
スープジャーに移し、胡麻油をちろりと垂らします。





栃餅に胡桃餡、烏龍茶甘ぐりの組み合わせ、何故いままで思いつかなかったのかしら、そう思うほどに気に入っております。

今月末、根尾の伯母宅にお邪魔する予定ですが、淡い期待をつい抱いてしまうのです。
冷凍庫に余っていないかしら、栃餅。

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朝食です。

金曜日の主食は伊勢うどん、お魚はトップバリュブランドの生姜煮イワシですよ。
少しお高めの梅煮イワシもあるのですが、こちらの方が主人も私も好みかな。

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さ、金曜日。
今週は休日明けから少々、いえ、人生初と言っても過言でないほど凹む事件がありましたが、開き直りつつあります。

新しいカードが届いたら更に吹っ切れることでしょう。

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2024年03月01日

節分炒り豆のきな粉餅 〜ブルグル、ナッツ、オーツミルクでたっぷりカサ増し編

2月に入ってすぐに迎えるのが立春。
豆まきこそ致しませんが、イオンさんに恵方巻を届けていただき、我が家なりに節分を楽しみました。

そして今朝、あら、今日から3月。
カレンダーをめくってちらり目に入った小さな文字『啓蟄(けいちつ』

豆まきをしない割にはイオンさんに毎年届けて頂く節分の炒り豆、今年も5袋届けていただきました。
ポリポリとおやつ代わり、日本酒の肴にと、我が家では大活躍な季節の風物詩です。
ですがもう春はすぐそこ、炒り大豆もお片付け。

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煎り大豆をきな粉にして、やわらかなお餅にたっぷりとまぶしました。
お昼になってもやわらかなきな粉餅です。

毎年大晦日、実家の母親が持たせてくれる和菓子屋さんのお餅は、届いてすぐに冷凍するのでやわらかなまま。
オーツミルクやブルグル、胡桃を足して、やわらかく練ってから香り良い福豆のきな粉をたっぷりとまぶします。

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ひとつ摘まんでみて、甘さがもう少し欲しいところ。
デーツシロップと緑豆餡を添えて出来上がり。
たまに無性に食べたくなるのです、素朴なきな粉餅が。

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◆作り方(245tのメイソンジャーにふたつ分)

  • 切餅 2個(120g強でした)

  • ブルグル(丸粒タイプ) 20g
  • オーツミルク 65g

  • 胡桃とアーモンド 合わせて25g弱
  • 生砂糖 5g

  • デーツシロップ 適量
  • 緑豆餡 適量



    ◆福豆きな粉(今日使わない分は冷蔵庫で保存します)
  • 節分用の福豆 75g
  • 生砂糖 6g





◆作り方

  1. 先ずは福豆と生砂糖を合わせてミルで粉砕します。
    バットの上に大きめに切ったラップをひろげ、適量をひろげておきます。

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  2. 切餅をさいの目に切って耐熱ボールに移します。
    ブルグルとオーツミルクを合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで先ずは加熱1分間。

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    一旦レンジ庫内から出してよく混ぜ、ここからはラップを外して水分をとばしながら加熱します。

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    先ずは2分加熱して練りますが、まだ少しお餅に芯があるようです。
    更に1分、やわらかく滑らかに練りましょう。

    胡桃とアーモンドは予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして粗く刻んでおきます。
    生砂糖と一緒にお餅生地に加え、滑らかに練り上げます。

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  3. よく練ったら、扱いやすいようそのまま数分おいて少し冷めるのを待ちます。

    用意したきな粉の上にお餅を移し、生地を半分にパタンと折りたたみながら全体にきな粉をしっかりとまぶしましょう。
    カードを使うとボールにこびり付いたお餅も綺麗に取れます。

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    しっかり全体にきな粉をまぶしたお餅を、形を整えながらラップでぴったりと包みます。

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  4. しばらくおいてから包丁で切り分け、断面にもしっかりときな粉をまぶします。

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    ジャーの底に緑豆餡を敷き詰め、きな粉餅をコロコロと詰めましょう。
    デーツシロップをしぼり、きな粉とチロリとふって出来上がり。

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追熟して食べ頃になったアボカドがありましたので、アボカドとお豆腐のサラダを拵えました。

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さいの目に切ったベーコンと人参を胡麻油でじっくり炒め、更に冷凍むき枝豆・下茹でして冷凍しておいたひじきを加えて塩味を添えます。

しっかりと水切りしたお豆腐・アボカド・変色防止のみじん切り玉ねぎをボールに合わせ、ベーコンその他を加えてひと混ぜ。
はい、出来上がり。






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朝食です。

金曜日の主食は伊勢うどんの釜玉風。
そしてお魚はイワシの梅煮、マックスバリュ製品です。

金曜日は少し楽をさせてもらい、週末に備えるのです。
今週は砂肝を赤ワインソースに合わせてワインを楽しむ予定。

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アメリカ土産でいただいたお手製の干し柿。
3世だったか4世だったか、90過ぎの女性の手作りです。

あまりの美味しさに、ふと名案を思い付きました。
今日日本を発って帰国する主人の妹さんに、干し柿のお礼として柳桜園のほうじ茶を託しました。
干し柿とほうじ茶、和んでいただけると嬉しいな。

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2024年01月19日

サクサク揚げ餅〜おまけの『揚げふぐひれ』

お待ちかねの金曜日です。

昨晩はふたり頑張ってお酒を控えましたから、金曜当日を迎えた楽しみ具合も倍増するというもの。
夜の日本酒が楽しみ過ぎて、ついお弁当にも日本酒の肴感を漂わせてしまいました。

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お正月に神様を宿した小さな小さな鏡餅。
プラスチック製の容器に入った風情に欠ける充填鏡餅ではありますが、それでもお正月の雰囲気を盛り上げてくれました。

3つ飾ったうち、ひとつは鏡開き当日の朝ひと口サイズのぜんざいに。
そして残りふたつ分を先週末から1週間弱、薄切りにして網にひろげ、ベランダで冷風に晒しておきました。

太白胡麻油でサクサクに揚げて、イオンネットスーパーさんにいつぞや届けていただいた『のどくろだし塩』味の揚げ餅に。

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手前はふぐひれ。

お正月のお節料理に添えてあったふぐひれです。
数日前にひれ酒にし、それを更に冷凍しておきました。
のどくろだし塩風味でカリッと揚げたら、あら、美味しい、正に酒の肴にぴったりです。

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じっくり噛むとじんわりお魚の存在感が楽しめる『揚げふぐひれ』
そう、イメージは昔ながらのあたりめでしょうか。





双方コツも手順もあってないようなもの。

鏡餅は、薄く切って干すこと5日間。

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お天気の良い日中は外で冷気に晒し、夜はお家の中に。
お洗濯物のような扱いです。

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泡が微かに出る程度に温めた太白胡麻油で、じっくりじっくり弱火で揚げるだけ。

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色付く前、まだちょっと白いかしら?くらいで網に揚げるのが私好み。

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お塩だけで味付けする場合、白々としたくらいがお塩の風味が楽しめるのです。

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ふぐひれは、ひれ酒を楽しんだ後のしっとりした状態で冷凍しておきました。

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半解凍の状態でキッチンバサミを使って細切りにします。
可能な限り繊維を断ち切る方向で。

後はビニール袋に移し、のどくろだし塩、米粉の順にまぶして揚げるだけ。
こちらも弱火でじっくりと。

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主食がサクサクの揚げ餅だけでは、いくら何でも主人が気の毒です。
分かっています。
なので今日も具沢山スープを添えます。

酒粕ベースの具沢山スープ、キヌアにブルグル、じゃが芋、温泉卵と具沢山。
在庫の野菜を投入しただけではありますが、美味しいのですもの、主人も喜んで食べてくれるのですもの。

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酒粕とお出汁を合わせてひと煮たち。

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一旦火からおろしてバーミックスで撹拌してから、小さめに切った人参・玉ねぎ・じゃが芋・キヌア・ブルグル等々を加えてゆっくり加熱します。

根菜その他に火が通ったら、ベーコン・バターナッツ・冷凍えのき等々も加えてひと煮たち。
最後はふぐひれで極少量残った米粉でとろみをつけます。

スープジャーに移して温泉卵を添え、白胡椒を挽いて出来上がり。
緩々の温泉卵が、お昼には程よい半熟状になっているのです。





スープに揚げ餅を数個浮かべて、卵をからめて味変も楽しめますよ。

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朝食です。

金曜日のお魚は、イオンネットスーパーさんが届けてくださる生姜煮イワシでちょっと楽をさせてもらうのが常。
随分と在庫切れが長く続きましたが、復活した今は以前通り楽をさせてもらっています。

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そして金曜日の主食、伊勢うどんも完全復活。
今朝は、もっちりした伊勢うどんにサクサクの揚げ餅、欠片をたっぷりトッピング。

なんて美味しいこと。

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間もなく主人が帰宅します。
おそらく週末用の鶏肉を手に帰宅することでしょう。

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