2021年12月03日

小さな小さな『めはり寿司』〜おから寿司ver.

北八ヶ岳から月にいちど届く旬の野菜セット。
冬の間はお休みされるそうで、先月からスタートしたばかりの月にいちどの宅配も来週の配達で一旦一区切り。
来年初夏のお野菜が今から待ち遠しい限りです。

さて。
先月終盤に届いたお野菜(☆彡)の中に高菜がありました。
シンプルな高菜漬けにした高菜、1週間と少々経過致しましたのでそろそろ様子を見てみましょう。
小さなひと口サイズの『めはり寿司』など拵えてみましたよ。

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食べやすくひと口ふた口で食べられるサイズの小さなめはり寿司。
定義を逸しているのはそのサイズだけではありません。

塩漬けにした高菜で巻いてあるのは、酢飯でもご飯でもなく『おから』
我が家の定番料理でもあります、『おから寿司』のめはり寿司風といったところでしょうか。
脱線ついでに、おぼろ昆布で風味添え。

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寿司酢を混ぜ込んだおからをご飯の代わりに。
白胡麻と一緒に茎部部分をおからに混ぜ込み、高菜漬けできっちり巻いて仕上げます。

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塩漬けにした高菜を丁寧に丁寧にひろげる作業が唯一の難所。
忙しい朝でなければ大好きな作業です。

いつもとは少々佇まいの異なるおから寿司。
北八ヶ岳の野菜たちを存分に楽しんでおります。

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今を遡ること1週間強、塩漬け高菜の手順をおさらいしておきます。
  1. 高菜を計量したら、綺麗に洗って水を切っておきます。
    260gに対してお塩を15g、根元に切れ目を入れた高菜全体にすり込んで軽く揉み込みましょう。

    厚みが均一になるよう茎と葉を交互に保存袋に入れ、昆布と鷹の爪を加え、重石をして室温に2〜3日。

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  2. 水気がしっかり上がってきました。

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    適当に裂いて各々まとめ、上がってきた塩水と一緒に保存容器に詰めます。
    ラップで落し蓋をし、軽い重石をして冷蔵庫で数日間。

    仮漬けから計1週間強、高菜が美味しく漬かりましたよ。

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  3. おから100gに対し、卵が1個、寿司酢(☆彡)が大さじ2。
    しっかりなじませ、フライパンでしっとりした状態になるまで乾煎りします。

    火を止め、塩漬け高菜の茎部分を刻んで白胡麻と一緒に混ぜ込みましょう。
    小さな俵型に握って準備はほぼ完了。

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  4. 少々手間ではありますが、兎にも角にも丁寧に高菜の葉をひろげます。
    おぼろ昆布を適量ひろげ、茎の部分におからを置いてきっちりと包み込みましょう。

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    小さな小さな、目を張る必要のないめはり寿司風、酢飯でなくおからを伴い出来上がり。

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主人のお弁当にチンと収まる愛らしいサイズのめはり寿司。

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1週間前に届いた野菜たち。
いくら日持ちする冬野菜とは言え、そろそろ使い切ってあげないと不本意でしょう。

後回しにしておりました、聖護院大根をシンプルにお出汁で煮ます。
いつぞや風呂吹き大根を拵えた際の『赤味噌仕立ての甘味噌』が残っておりました。
ベジミートと鯖缶でそぼろ味噌にして添えましょう。

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  1. 昆布、干しシイタケ、貝柱を合わせ、前日から漬けて贅沢なお出汁をとっておきました。
    皮を厚めにむいて面取りし、お出汁にお塩をほんのひとつまみ。
    圧力鍋で加圧すること2分強。

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  2. ベジミート(大豆ミート)は熱湯に5分ほど浸してから、キッチンペーパーを敷き込んだザルにあけて水を切ります。

    胡麻油でさっと炒めて水気をとばしたら、鯖缶の身を加えフォークでそぼろ状に。
    甘味噌を加えて水気を程よくとばしたら、刻んだ胡桃を加えます。

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金曜日です。
主食は金曜日のお約束、釜玉風伊勢うどんとマックスバリュブランドのイワシの生姜煮。
民放のドラマを見ない我が家ですが、朝食で曜日を把握していると言っても良いくらいです。

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さ、今日は美容院の予約をしてあります。
主人が帰宅したら入れ違いに出かけられるよう、準備に取り掛かりましょう。

今日は主人が夕食の準備。
自ら取り寄せたさわらのサクに挑みます。

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2021年11月22日

オーブンで焼くおから蒸しパン〜チキンサンド編

昨晩、お風呂から上がってふと思いつきました。
『明日のお弁当は急きょ予定変更、おから蒸しパンに致しましょう』と。

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予定しておりました『切り餅大福』をあっさり先延ばしにして焼いたおから蒸しパン。
今日のお昼は、オーブンで湯せん焼きにする我が家の定番おから蒸しパンと相成りました。

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断面が最高に地味な今日のおから蒸しパンサンド。
フィリングは週末に拵えた、こちらもまた我が家の定番料理のひとつでもある『コック・オ・ヴァン』

もともとはオテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフ、三國シェフがご自身のYouTubeでご紹介していらした『コック・オ・ヴァン』を参考にしていたのですが、回数を重ねるごとにどんどんそれは簡略化されていき、とうとう三國シェフが家庭用にとご紹介されていたオリジナルからかけ離れてしまいました、というもの。

週末は安いロゼワインを片手に圧力鍋1個で拵える『簡略版コック・オ・ヴァン』

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そして週明け、主人の期待を裏切って残しておいた『コック・オ・ヴァン』で拵えるおから蒸しパンのチキンサンド。

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あの時、私が自分の『コック・オ・ヴァン』をいそいそと切り分けていたのを横目で確認しておりました主人。

自分のお皿に盛り付けられるだろうことを期待しておりました主人にとっては悲しい現実だったことでしょう。
あの時残しておいた『コック・オ・ヴァン』は、半分はこうしてあなたのお腹に収まりましたからね。

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これが週末に拵えた、思いっきり端折った『コック・オ・ヴァン』

ざっくりとした手順として、先ずは鶏骨付きもも肉の骨に沿って切れ目を入れ、水気を抑えてちょっと強めに塩コショウ。
イオンネットスーパーでいつもお願いする鶏骨付きもも肉は、良い具合に切れ目も入っているのでこの工程も半分端折って進めます。

圧力鍋に油と発酵バターを合わせ、鶏肉の皮面から焼きかため両面に焼き色をつけます。
赤ワインをひたひたに注ぎ、トマトピュレ・ブーケガルニ・ローリエ・お尻部分に十文字の切れ目を入れた丸ごと玉ねぎ(皮をむいて)を加えたら、加圧すること5分間。

鶏肉と玉ねぎを取り出し、残った煮汁に蜂蜜やらを足して少し煮詰めてソースにします。
ザワークラウトとピクルスを添えて出来上がり・・・といったところでしょうか。

お料理しながらの安ロゼワイン、そしてポリポリ柿の種が週末のささやかな楽しみなのです。

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そして楽しい週末も終わり月曜日を迎えました。
前日の夜、100gずつ小分けして冷凍してある生おからをオーブンで乾燥させておきました。
今朝はこのおからをミルで粉砕するところから始まります。

  1. おからは凍ったままで大丈夫。
    オーブンシートを敷いた天板に移し、予熱なしのオーブンに入れ130℃で1時間35分、時々フォークでざっくりほぐしながらゆっくりと乾燥させます。
    オーブンが切れたらそのままオーブン庫内に朝まで放ったらかし。

    ミルで粉砕してザルで漉しましょう。
    20g分計量し、サイリウム 5g・てんさい糖 3g・ベーキングパウダー 2g・お塩 ひとつまみをザルに合わせておきます。

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  2. ボールに卵 2個・オリーブオイル 10gを合わせ、泡だて器で優しく混ぜ合わせましょう。
    アーモンドミルク(オーツミルクや豆乳でも、牛乳でもお好きなもので) 80gも少しずつ加えて混ぜ合わせます。

    ここに合わせておいた1をふるい入れ、オートミール 10gとお好みでニゲラをひとつまみ、泡だて器で混ぜ合わせます。
    オーブンシートを敷き込んだ容器(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズを使っております)に流し入れましょう。

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  3. 210℃に予熱したオーブンに素早く移し、天板にお湯を張って200℃で30分間湯せん焼きにします。

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    そのままオーブン庫内で粗熱をとり、しっとり蒸し上がったところで容器から出して冷ましましょう。

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  4. しっかり冷めたところで厚みを半分に切り、断面に薄く満遍なくマヨネーズをぬります。
    片方には粒マスタードも。

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    ほぐした『コック・オ・ヴァン』を厚みを均等に並べたら、ピクルスをその上に。

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    ザワークラウトの水気をしっかり絞って上に重ねましょう。

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  5. おから蒸しパンでサンドしたら、後々2等分する方向に気を付けながらワックスペーパーできっちりと包みます。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで2分割して出来上がり。

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言うまでもなく、主材料がおからですのでお腹がいっぱいになります。
加えて腹持ちも良すぎるくらいです。
明日の祝日をお休みに夕食に影響があるといけませんもの、お菜は小さなゼリーに止めておきましょう。

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ハーバライフ製のアロエドリンクとアガーのゼリー。
これもよく拵える簡単過ぎるデザート、に昨日お買い得価格で購入致しましたラフランスを合わせましょう。
抜群に美味しいのです。

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  1. お水 120gとアロエドリンク 30gをお鍋に合わせてよく混ぜます。

  2. アガー 小さじ1/2をダマにならないようふり入れ、素早く優しく混ぜ合わせましょう。
    アガーが溶けたら中〜弱火にかけ、沸騰直前まで優しく混ぜながら加熱します。

  3. 予めラフランスをさいの目に切り、耐熱容器に入れておきましょう。
    アガー液をそっと流し入れ、表面に浮いた泡をすくいます。
    常温でかたまりますが、冷めたら冷蔵庫に移して更にしっかりと冷やしかためましょう。

    最後にラフランスを2個3個、トッピングして出来上がり。

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すっかり我が家に定着致しました、オーブンで湯せん焼きにするおから蒸しパン。
やはり電子レンジよりオーブンとの相性が私には良いようです。

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畑のほうれん草が真っ直ぐお行儀よく順調に育っております。
もはや間引く大きさではなく、立派なほうれん草。
お浸しにするには少々カサが物足りないので、お豆腐でカサ増しした白和えに致しました。

そのお隣の紅芯大根も立派に成長しております。
大きな実になるよう間引いた紅芯大根で、ほんのちょっとの赤味も愛らしい胡桃和えを拵えました。

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おから蒸しパンの余熱が残るオーブンで、胡桃と白胡麻をローストします。

おからを粉砕したミルを使って、先ずは白胡麻をペースト状に。
しっかりと水切りしたお豆腐、白味噌、白だし醤油等を胡麻ペーストに加えて撹拌し、簡略版ですが最高に滑らかな和え衣の出来上がり。

ほうれん草をさっと茹でて冷水にとり、しっかり絞ってから醤油洗いをして和え衣で和えます。
収穫したばかりのほうれん草は緑も鮮やかです。





小さな紅芯大根が愛らしい抜き菜は、刻んで胡麻油でさっと炒めます。
ローストした胡桃を砕いて加え、お酒・みりん・お醤油でシンプルに炒りつければ出来上がり。

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今朝の主食は梅粥です。
もともと今朝は『切り餅大福』を拵える予定でおりましたので、冷凍切り餅を解凍してありました。
小さく切って、たっぷりの大根おろしと梅干と一緒にお粥にトッピング。

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炊き粥はスプーン2杯のお米で十分だと分かっているのですが、ついそれでは心細くて1杯多めにしてしまいます。
ここにもち麦やら押し麦やらが加わるのですから、お椀から溢れそうな量になることは毎度毎度心得てはいるのですが・・・

ちょっと色がつき過ぎた鯖の西京焼き、ぎりぎり合格ラインでした。





秋晴れが続いておりましたが、今日は久しぶりの朝から雨模様。
雨の中出勤する主人には気の毒ですが、昨日畑に蒔いたエンドウの種には嬉しい雨なのではないかしら。
そう密かに今日の雨を歓迎しております自身への言い訳でしょう、今宵は主人の好きな粉吹き銀杏をちょっと多めに煎りましょうか。

・・・粉吹き銀杏は私の大好物でしたっけ。



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posted by しんさん at 14:26 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月10日

オーブンで湯せん焼き〜おから蒸しパンサンド

もはや我が家の定番となりました、オーブンで湯せん焼きする『おから蒸しパン』
電子レンジを使うより断然時間はかかりますが、その間放ったらかしなのでとても気楽です。

おからパウダーは冷凍した生おからから手作り、そしてボリューム満点のおから蒸しパンサンドがいつもの流れ。
在庫の食材、作り置き料理を思うままに挟みます。

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今日はたっぷりのサニーレタスとアボカド、そして2色のパプリカで彩ったきんぴらゴボウ。
実はレタスの下には大葉も潜んでおります。
そしてその大葉の下には刻んだ奈良漬けとマヨネーズ、これら脇役がサンドウィッチには肝心だと思うのです。

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先週たっぷり頂いた葉野菜も、今日のサニーレタスでおしまいです。
サニーレタスとは思えない程、シャキシャキとした食感を最後まで保った育ちの良い高品質なレタスでした。

定番のおから蒸しパンではありますが、その都度お砂糖を加減してみたり、蕎麦の実を混ぜてみたり、気分でオリーブオイルやココナッツオイルを使ってみたり、様々マイナーチェンジを楽しんでおります。

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今日はおから生地にエルブ・ド・プロヴァンスと粉砕したペコリーノロマーノを混ぜ込んでみましたよ。
多分、主人は全く気付いていないでしょうけどね。

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◆材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズを型に使用しました)

  • おからパウダー 20g
  • サイリウム(井藤漢方製薬のオオバコダイエットを使っております) 5g
  • てんさい糖 3g
  • お塩 ひとつまみ

  • 卵 2個
  • オリーブオイル 10g
  • オーツミルク 80g

  • オートミール 10g
  • ペコリーノロマーノ(ミルで粉砕して粉状に) 8g
  • エルブ・ド・プロヴァンス ひとつまみ


    ◆フィリング

  • 奈良漬け
  • マヨネーズ
  • 大葉
  • サニーレタス
  • アボカド
  • レモン汁
  • きんぴらゴボウ




◆作り方
  1. おからパウダーの準備は前日の夕方から開始します。

    凍ったままの生おからを130℃のオーブンで1時間35分じっくり焼いて乾燥させるだけ。

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    時々フォークで全体をほぐして塊をほぐし、最後はカラカラの状態でひと晩オーブン庫内に放ったらかし。
    翌朝はこんな感じ。

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  2. 乾いたおからをミルで粉砕します。

    一気に全部粉砕しようとせず、少しずつ細かく。
    ザルでふるっておからパウダーの出来上がり。
    20g分計量しておきます。

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  3. 卵とオリーブオイルを合わせ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせましょう。
    オーツミルクを少しずつ加えて混ぜ合わせます。

    おからパウダー・サイリウム・てんさい糖・お塩をザルに合わせてここにふるい入れたら、オートミール、ペコリーノロマーノ、エルブ・ド・プロヴァンスも加えて泡だて器で混ぜ合わせます。

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  4. オーブンシートを敷き込んだ耐熱容器に流し入れ、天板にお湯を注いで200℃のオーブンで湯せん焼きすること30分。

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    そのままオーブン庫内に放置して粗熱をとります。

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  5. おから蒸しパンをしっかり冷めるのを待ってサンドウィッチに仕上げましょう。
    先ずは厚みを半分に切ります。

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    細かく刻んだ奈良漬けとマヨネーズを合わせ、表面に満遍なくぬって大葉を並べます。

    2枚繋げたワックスペーパーの上で作業をしております。
    後ほど半分に切り分けるので方向に気を付けて。

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  6. 少量のレモン汁を絡めたアボカドを並べます。

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    きんぴらゴボウもたっぷりと。

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    おから蒸しパンでサンドし、ワックスペーパーできっちり包みます。

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    更にラップでしっかりと包んでざっくりパンナイフで2等分。

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    はい、出来上がり。

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油揚げは我が家によくある食材のひとつ。
甘辛お醤油味で煮含めることが多いのですが、今日は気分をかえて福袋に。

少し残った大豆、お豆腐等を溶き卵と合わせ、お揚げに詰め込んで圧翌鍋でちょちょいと煮るだけ。
干し貝柱とシイタケのお出汁で気分を盛り上げます。

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  1. 油揚げは袋状に開き、さっと湯がいてザルにとります。
    粗熱がとれたら、1枚ずつ両手で挟んでしっかり水切りをしておきましょう。

  2. 干し貝柱、さっとお水に晒した干しシイタケを圧力鍋に合わせ、お水を注いでおきます。
    壊れ干しシイタケでも、肉厚なものもあって良いお出汁がでるのです。

  3. 卵を軽く溶きほぐし、蒸し大豆・戻してから刻んだ乾燥ひじき・木綿豆腐を加えて混ぜます。

    先日間引いてきた紅芯大根の葉っぱも刻んで加えましょうか。
    先っちょに小さな紅芯大根が出来ていましたよ。

    袋にした油揚げに詰め込み、軽く底を打ちつけて全体に行き渡らせましょう。
    結構たっぷりと入りますよ。

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  4. だし汁にお酒・みりん・お醤油・少量のオイスターソース等を合わせて煮立て、爪楊枝で留めたお揚げをそっと並べていきます。
    2分強加圧して出来上がり。

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油揚げのつま楊枝をぬいて、半分に切って詰めましょう。
今宵の日本酒の良いお友達にもなりそうです。

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今朝の主食はとろろ蕎麦。
お味噌汁にワカメが入らなかったので、お蕎麦にアオサを追加してとろろアオサ蕎麦に致しました。

お魚は鯖のみりん干しですよ。

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今朝はミルが大活躍致しました。

毎朝納豆と合わせておりますチアシードをここ数日切らしており、これを機会にチアシードはしばらく休止しようとも主人と話しておりました。
が、いざチアシード抜きの納豆を食すとどうも物足りない。
主人も同じだったようで、昨日届いたチアシードを早速ミルで粉砕し致しました。

チアシードを粉砕した後はおからの粉砕、そして長芋とミルの活躍は続くのでした。





ふた袋届いたチアシード。
まだまだチアシードとのお付き合いは続きそうです。

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2021年10月20日

今週のおから蒸しパンサンド〜牛スジ肉じゃがコロッケ・もりもりレタス

何となく1週間か2週間にいちどの頻度で拵えております、おから蒸しパンサンド。
今週はコロッケサンドです。
おから蒸しパンで、コロッケとたっぷりのレタス、ベジミートのそぼろをサンドしましたよ。

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小分けして冷凍してある生おからを前日オーブンで乾燥させ、当日の朝ミルで粉砕しておからパウダーに。
このおからパウダーを使ってオーブンで湯せん焼きにするおから蒸しパン。

取り寄せたじゃが芋で牛すじ肉の肉じゃがを拵えたのは先週のこと。
牛すじ肉じゃがパン(☆彡)を拵えたり、更にはパン粉の在庫切れに気付かず変則牛すじ肉じゃがコロッケ(☆彡)を拵えたりとリメイクも楽しんだ末のコロッケサンド。

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冷凍してあったコロッケに、ソース代わりにベジミートそぼろをたっぷりと重ねました。

たっぷりも過ぎるかしらと躊躇するほどでしたが、濃いめに味付けした甘辛お醤油味のベジミートそぼろ、ちょっとニゲラを効かせたおから蒸しパンとの相性がなぜか良いのに驚きました。

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手間要らずで食感良し、扱いやすさは上々、主人もお気に入り、何より在庫食材のお片付けに最適、おから蒸しパンは私にとっても好都合でしかありません。
木曜日のホエー全粒粉パンと並び、ルーティン化するのも時間の問題です。

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  1. 先ずは前日のおからの下準備。

    凍ったままのおからをオーブンシートをひろげた天板に置き、予熱なしのオーブン 130℃で1時間35分。
    時々フォーク等で崩しながら乾燥させたら、後は翌朝までオーブン庫内に放ったらかし。

    当日の朝、これをミルで粉砕してザルを通せば、おからパウダーの出来上がり。
    100gのおからで、30g前後のおからパウダーが出来ます。

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  2. おから蒸しパンを拵えましょう。



    ● 卵 2個
    ● オリーブオイル 10g

    ● 豆乳 80g

    ● おからパウダー 20g
    ● サイリウム(オオバコパウダーです) 5g
    ● てんさい糖 5g
    ● ベーキングパウダー 2g
    ● お塩 ひとつまみ

    ● オートミール 10g
    ● ニゲラ(カロンジ等呼び方は多々あるようです) ひとつまみ


    卵とオリーブオイルをボールに合わせ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    豆乳も加えて混ぜ合わせましょう。

    ※オリーブオイルはココナッツオイル等お好みのオイルで。
    ※最近はココナッツミルクが品切れなので今日は豆乳を使いましたが、オーツミルクでも何でも自由自在。

    おからパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩をザルに合わせてふるい入れたら、オートミールとニゲラも加えて泡だて器で混ぜます。

    オーブンシートを敷き込んだ耐熱皿(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズを使っております)に流し入れましょう。

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    素早く表面を平らにならし、天板にお湯を注いで予熱したオーブンへ。
    設定温度200℃で30分間湯せん焼きにして出来上がり。

    早々に容器から出し、網の上で冷ましておきましょう。
    電子レンジを使うより、オーブンに入れたら放ったらかしのこちらの方が私には合っているのです。

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  3. おから蒸しパンが冷めたら仕上げましょう。
    厚さを半分にし、量断面にマヨネーズ、片方にはディジョンマスタードをぬります。

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    しっかり水切りをしてちぎったたっぷりレタスを盛り、冷凍してあったコロッケを自然解凍して重ねます。
    コロッケの隙間を埋めるようにベジミートそぼろを続けましょう。
    こぼれ落ちたベジミートそぼろも、きっちり押し込むのでご安心を。

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    いちどラップでぴったりと包み、おから蒸しパンとフィリングをなじませます。

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    形が落ち着いたところで、断面を考慮しながらワックスペーパーで包みなおしましょう。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

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おから蒸しパンがかなりのボリュームなので、お菜はちょっと添える程度の形だけで十分でしょう。
小さなコーヒームース。

実はプロテインコーヒーを葛粉でもっちりと寄せかためただけ。
ボトムのビスケット生地は、非常時用に常備してあるビスケットをミルで粉砕しただけ。
ほろ苦いコーヒープロテイン、ビスケットとちょっとと垂らしたデーツシロップの甘み、うん、美味しい。

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  1. ビスケットは約35g、5枚分です。
    ココナッツオイル 5gと合わせてミルで粉砕し、容器の底に敷き詰めておきましょう。

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  2. コーヒープロテイン 25g・葛粉 10gを乾いたボールに合わせて混ぜておきます。
    ここに豆乳 140tを注いでしばらくおき、葛粉がふやけたところでザルで漉しながらお鍋に移しましょう。

    ぽってりするまで中〜弱火で練り上げます。

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    ビスケット生地の上に流し入れて表面をならします。
    このままだとコーヒープロテインが相当苦めなので、デーツシロップを少し垂らして出来上がり。

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おから蒸しパンのコロッケサンド。
見た目以上のボリュームです。

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ミルで大根をすりおろし、今朝の主食は温かなおろし蕎麦に致しましょう。
自家製柚子胡椒も忘れず添えて。
肌寒い朝には嬉しいお蕎麦。

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朝の換気に勇気がいる寒さになりました。
それでも今朝は、ほんの一瞬雲の端に見えた大きなお月さまが西の空に綺麗でしたよ。

羽毛布団にくるまって寝るのが安らぐ季節です。

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posted by しんさん at 14:34 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月28日

芋焼酎お片付け強化週間・二日目〜豚の角煮とおから蒸しパン

目下のところ、日用品や食材の調達ほとんど全てをイオンネットスーパーに頼っております。
そして幸いなことに不平不満なく、この一本鎗な状態に大変満足してもおります。

さて。
昨日から始まりました、トップバリュブランドの芋焼酎お片付け強化週間。
以前焼酎に凝った頃イオンさんに届けて頂いたこの本格薩摩芋焼酎、開封して随分放ったらかしなのでそろそろ本腰入れてのお片付け。

二日目の今日は、焼酎と言えば豚肉、朝から豚の角煮を拵えましたよ。
そしておから蒸しパンで具沢山サンドウィッチにしてみましたよ。

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『え、朝から作ったの?豚の角煮を?』
そう想像以上の反応を見せた主人。

そう驚くことでもないですよ、圧力鍋ですし。

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豚の角煮は時折拵えるのですが、御多分に漏れずいつもは日本酒を使います。
その上、今朝はいつもの手順から工程をひとつ端折った上の芋焼酎ver.
うん、よい感じです。

そして、この角煮をはさむのはおから蒸しパン。
電子レンジでなく、オーブンでゆっくり湯せん焼きにするおから蒸しパンは最近のお気に入りです。

少々のオートミールに加え、今日はアジョワンシードも混ぜ込んでみましたよ。

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前日の夕方、小分けして冷凍してある生おからをオーブンでゆっくりと乾燥させます。
そして朝までオーブン庫内に放ったらかし。
朝になったらミルで粉砕してパウダーにし、生地を準備してオーブンに放り込んだら後はオーブン任せ。

とろとろに煮上がった豚の角煮をたっぷり、そして角煮の下には豚の脂でコンフィ状態にした蓮根を。
豚の脂も有効利用してこその貧乏性ですもの。

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レタスなど欲しいところでありますが、生憎葉野菜の在庫はなし。
ならばとアボカドに手を伸ばし、変色防止の役目も果たす玉ねぎもたっぷりと。

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芋焼酎お片付け強化週間二日目は、芋焼酎を使った豚の角煮と相成りました。
そしてその角煮をおからパンサンドに。

レンジでなくオーブンで湯せん焼きにするおから蒸しパン。
週にいちどのルーティンになりそうです。

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◆おから蒸しパンの材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分)
  • おからパウダー 20g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g
  • お塩 ひとつまみ

  • オートミール 10g
  • アジョワンシード 適量

  • 卵 2個
  • ココナッツオイル 10g
  • アーモンドミルク 80g




◆作り方
  1. おからパウダーを準備しましょう。

    前日の夕方、凍ったままのおからをオーブンシートの上に乗せて130℃で1時間55分。
    途中、ほぐしたりざっくりと混ぜたりして均一に乾燥させます。
    そして翌朝までオーブン庫内に放ったらかし。

    今朝、ミルで粉砕したらザルでふるって出来上がり。

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  2. ボールに卵とココナッツオイルを合わせ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    ココナッツオイルは液状に。

    アーモンドミルクを加えてまぜたら、おからパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩をザルに合わせてふるい入れましょう。
    てんさい糖は回数を増すたび減らしています。

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    オートミールとアジョワンシードも加えて泡だて器で混ぜ、オーブンシートを敷いた容器に流し入れましょう。
    表面を平らにならし、天板にお湯を注いで210℃に予熱したオーブンへ。

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  3. 200℃で30分間、湯せん焼きにして出来上がり。

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    蒸し上がったら容器から出し、網の上で冷ましておきましょう。

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昆布を漬け込んだ芋焼酎を冷蔵庫から取り出し、豚の角煮を作りましょう。
  1. 豚バラ肉は扱いやすい小ぶりなものを。
    先ずは丸ごとお鍋に入れ、たっぷりとお水を注いで強火にかけます。
    煮立ったら火を弱めて2〜3分。

    お湯でさっと洗って切り分けたら、全面をしっかりと焼きつけましょう。
    先ずは豚肉の脂面を下にして、しっかりと前面が色づくまで。

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  2. 焼き付けたお肉をキッチンペーパーの上にとり、軽く脂を抑えたら圧力鍋へ。

    お水をひたひた、200tくらいかな?注ぎましょう。
    昆布を漬け込んだ芋焼酎もお水と同量注いだら、強火で煮立てて灰汁をとります。

    灰汁をとったら調味料と薄切り生姜を加えます。
    お醤油・濃い口醤油・オイスターソース・少々の蜂蜜等々、面取りして十文字の隠し包丁を施した大根も。
    ロングペッパーも散らしてみましょうか。

    今回はみりんにはご遠慮いただき、加圧すること15分。

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  3. 圧が抜けたら、面取りした蓮根も加えて再加圧3分間。

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    明日の晩酌が今から楽しみなのです。

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サンドウィッチを仕上げましょう。
  1. 豚肉を焼き付けた後、お鍋には豚の脂がたっぷり残っております。
    薄切り蓮根をじっくり、この脂で色がつくまで揚げ焼きにしましょう。

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    キッチンペーパーに並べて脂を切っておきます。

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  2. おから蒸しパンの厚みを半分に切り、マヨネーズを薄くぬりひろげます。
    片方にはディジョンマスタードも。

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  3. 蓮根を並べ、その上に豚の角煮を並べます。

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    アボカド、キッチンペーパーの上で水気を切った玉ねぎもその上にたっぷりと。

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    先ずはラップできっちりと包み、具がなじんだところでワックスペーパーで包みなおしましょう。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

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ボリュームあるおからパンサンドですもの、軽めのデザートを添えましょう。
ハーバライフ製品、美発砲エナジードリンク〜リフトオフをアガーでかためた簡単デザートです。

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乾いたお鍋にリフトオフふた袋・アガー小さじ1を入れて混ぜ、カップ2杯分のお水を加えて混ぜ合わせます。
沸騰直前まで温めたらカップに分け入れ、粗熱がとれたところでひと口サイズに切った梨を加えるだけ。






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朝食です。
イオンさんに届けた頂いた梨も今日で最後。
ちなみに、この梨はイオンネットスーパでなく所謂おうちでイオン。
とても高品質です。

以前はよく農協から取り寄せておりました梨も、最近はすっかりイオンさんにお願いしております。

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今朝の主食はおろし蕎麦。
おからパウダーの粉砕に使用したミルを使って、大根も一気におろしてしまいます。

そして火曜日はしめ鯖。
具沢山過ぎるお味噌汁は毎日のこと。
さ、今日は禁酒ディですよ。




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posted by しんさん at 14:29 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする