2022年03月04日

ひとくちサイズのおから寿司〜いなり寿司風

今朝は久しぶりに『おから寿司』を拵えました。

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酢飯の代わりに、寿司酢と卵で炒りつけたしっとりおから。
手まり寿司風に仕上げることも多いのですが、今日はいなり寿司風に。
お出汁の効いた甘辛いお味を煮含めた油揚げに、お酢を効かせたおからを詰めます。

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この時期、いつもならば桜でんぶや卵そぼろ、青菜などで春らしく飾ることも多いいなり寿司風おから寿司。
今日は主人の都合で、兎にも角にも食べやすく、と。
ひと口サイズの三角いなり寿司風に仕上げました。

小さないなり寿司風がバットにずらりと並んだ姿、これはこれで愛らしいものでした。

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甘辛お醤油味をしっかりと煮含めた油揚げ。
私なりの拘りで、以前は圧力鍋を使うなど言語道断だと思っておりました。

それがいつしか電子レンジを使うようになり、更には電子レンジ調理が苦手な私、今では圧力鍋で気楽に甘辛油揚げ。
だって簡単なのですもの、そして美味しいのですもの。




油揚げは昨日のうちに煮ておきました。

  1. 菜箸を転がした後、油揚げを三角に切って丁寧に開きます。
    熱湯でさっと茹でてザルにとり、粗熱が取れたら1枚1枚両手でしっかり絞っておきましょう。
    圧力鍋でも電子レンジでも、この工程だけは端折りません。

  2. お水 200t
    お酒・みりん・生砂糖・お醤油 各大さじ2

    以上を圧力鍋に合わせ、予めお砂糖を溶かしておきます。
    下準備した油揚げをお行儀よく並べ、加圧すること5分間。

    煮汁ごと保存容器に移し、冷めたら冷蔵庫へ。
    多めに作っておくと何かと便利。
    黒い粒々は、加えたお醤油の半量を山椒入りのお醤油にしたから。

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  3. おからは100g。

    先ずは寿司酢(☆彡) 大さじ3と卵 1個をよく混ぜ合わせます。
    寿司酢の昆布も刻んで一緒に。

    ここにおからを加えてよくなじませたら、中〜弱火でしっとりした状態になるまで炒りましょう。
    粗熱が取れたら、ラップを使って小さく丸めます。
    油揚げを丁寧に裏返してスタンバイ完了。

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  4. 裏返した油揚げにおからを乗せ、油揚げをそっとひっくり返しながら丁寧に包みます。
    ずらりと並んだこの姿、可愛らしい。

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今日のお昼は出来るだけ食べやすいものにしてね、それが主人からのお言いつけ。
いつものように遊んではいけませんよ、きっと主人はこう言いたかったのでしょう。

それでも少しは遊びたい。
私が拵えた今日のお昼のメンバーです。

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圧力鍋を出したついでに、イカと赤芽芋の煮物を拵えました。

いつだったかな?
お刺身好きの主人、お魚屋さんに寄ったついでに買ってきてくれた小ヤリイカの煮物。
お刺身を食べられない私にと、そんな主人の気持ちが嬉しくて何だか食べられなくて今日まで。
大ぶりに切って冷凍してあった赤芽芋と一緒に、煮汁まで一緒に圧力鍋でひと加圧。


小ヤリイカの煮汁にお水・お酒・みりん・お醤油等を合わせて圧力鍋に。

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干しシイタケや干し貝柱も入れてしまいましょうか。
煮立ったら凍ったままの赤芽芋を加え、加圧すること5分弱。

圧が抜けたら赤芽芋や干しシイタケを取り出し、蒸し大豆(市販品です)と筒切りにしたヤリイカの煮物を加えて炒りつけます。
はい、一品出来上がり。

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これだけで済ませてしまおうと思ったのですが、あまりに彩りが地味でしたので急きょもう一品。

春キャベツの芯を切り取り、しんなりするまでレンジ加熱。
粗熱がとれたら丁寧にひろげ、大葉・セロリのピクルス・からすみパウダー・たらの桜でんぶ等を並べて巻きます。

こちらの黒い粒々、これは大徳寺納豆を刻んだものです。
豆鼓のような風味で、時々ふと食べたくなるのです。
冷蔵庫奥の主です。

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キャベツのロールサラダをひと口サイズに切り分けて。
大豆は楊枝にさして。

あら、何だか羨ましいお弁当。
私のお昼もこのスタイルにしておけば良かった。

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金曜朝のメンバーは、伊勢うどんとマックスバリュブランドのイワシの生姜煮。

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以前はイオンネットスーパーでひと袋単位で普通に買えていた伊勢うどん。
もちもちした食感がお気に入りだったのですが、急に販売停止になって随分経ちます。

画像だけは甦ったので期待していたのですが、まだまだ在庫切れの状態が続いております。

主人がまとめて取り寄せてくれた伊勢うどん。
最初はあまりの食感の違いに、主人と顔を見合わせたのですが、最近は私たちの好みの茹で方を習得しかけているようです。





今日はお待ちかねの金曜日。
いつもなら5時スタートの宴会ですが、今宵主人は帰宅が遅くなるとか。
6時頃の帰宅、これは遅いと気を張る我が家はたいへん平和です。


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2022年02月16日

おから蒸しパンサンド〜とろける葛クリームとチョコレートガナッシュ編

我が家の定番となりました『おから蒸しパン』
電子レンジ料理が苦手な私は、のんびりじっくりオーブンで湯せん焼きにして仕上げます。

今朝は、ほろ苦いココア風味のおから蒸しパンなど焼いてみましたよ。

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ココア風味のおから蒸しパンから、とろりと顔を出す甘いクリーム。
そしてどこからかビターな風味、柑橘系フレイバー。

そう、これ、いつものお片付けサンドウィッチです。

バレンタインディに拵えた『濃厚チョコレートのオートミールタルト ☆彡
使用した生クリームと、タルトカップに流し入れたチョコレートガナッシュの残りが少々。

チョコレートガナッシュはスプレッドに。
生クリームは葛粉でとろりとかためてクリーム、イメージは嶺岡豆腐といったところでしょうか。
レモンピールと一緒に、ココア風味のおから蒸しパンではさみました。

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ハイカカオなチョコレートガナッシュ、そして葛のクリームはお口に入れた途端よい具合に溶け出します。
そこにレモンピールのアクセント。
ほろ苦いココア風味のおからパンとの相性も上々で、あら、想像以上に良い出来です。

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最後の仕上げの段階、生クリームとアーモンドミルクの葛クリームをおから蒸しパンにぬる場面に出くわした主人。

『また不思議なものを』

・・・そうでしょう、そうでしょう、実は私もそう思いながらの作業でしたから。

でもね、お昼に届いた主人からのお褒めのメッセージに気分は上々。
極少量、中途半端に残っておりましたチョコレートガナッシュがすっきり片付いて更に気分は上々なのです。

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◆材料


  ◆おから蒸しパン(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)
  • おからパウダー(生おからからの手作りです) 20g
  • ココアパウダー 8g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 5g
  • ベーキングパウダー 2g
  • お塩 ひとつまみ

  • 卵 2個
  • 豆乳 80g
  • ココナッツオイル(湯せんで液状に溶かしておきます) 10g


    ◆フィリング

  • チョコレートガナッシュ(この時の残りです ☆彡) 適量
  • レモンピール 適量

  • 葛粉 15g
  • アーモンドミルク 90g
  • 生クリーム 60g
  • 蜂蜜 25g
  • バニラビーンズペースト 適量




◆作り方

  1. 生おからをオーブンで乾燥させ、おからパウダーに仕上げます。
    前日の夕方に生おからをオーブンに入れ、時々ざっくりほぐしながら130℃で1時間35分。
    加熱が終わったら、オーブン庫内に朝まで放ったらかし。

    当日の朝、ミルで粉砕してザルでふるいます。
    100gの生おからで、30g前後のおからパウダーが出来ますよ。
    20gを計量し、ココアパウダー・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩と合わせてふるう準備。

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  2. ボールに卵と豆乳を合わせてよく混ぜ合わせます。
    ココナッツオイルを少しずつ加えてもったりと混ぜ合わせたら、合わせておいたおからパウダーその他粉類をふるい入れましょう。
    泡だて器でよく混ぜ合わせたら、オーブンシートを敷き込んだ容器に流し入れて表面をならしましょう。

    予熱したオーブンへ移し、設定温度 200℃で30分間湯せん焼きにします。

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  3. オーブン庫内に放置したまま粗熱をとります。
    チョコレートガナッシュは、予熱の残るオーブン庫内に入れてクリーム状に溶かしておきましょう。

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  4. おから蒸しパンの厚さを半分に切ります。

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    チョコレートガナッシュを片方の断面にたっぷりとぬりひろげ、冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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  5. チョコレートがかたまる間に、葛クリームの準備。

    葛粉・生クリーム・アーモンドミルクを合わせてよく混ぜます。
    いちど網で漉してから中火にかけ、ぽってりと練り上げましょう。
    火からおろし、バニラビーンズペーストを加えて更に練り混ぜます。

    もう片方のおから蒸しパンの表面にたっぷりとぬりひろげます。
    表面をならしたら、ぴったりとラップで包んでしばらく冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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  6. ほどよく固まった葛クリームとチョコレートガナッシュ。

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    レモンピールを散らして重ねましょう。

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    2枚分をつないだワックスペーパーでぴったりと包みます。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。
    涼しい今の時期なら、冷蔵庫に入れず室温で召し上がるのがお勧め。

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お菜は在庫食材のサラダ。
ひじき、茹で鶏、アボカド、たまねぎ、セミドライミニトマト・・・・兎にも角にも具沢山。

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ひじきは真水で戻した後、たっぷりの熱湯を回しかけてしっかり水切りをしておきます。

鶏ささ身は予め室温に戻しておき、たっぷりの熱湯にお酒・お塩を加え再沸騰したところに重ならないよう加えます。
すぐに火を止めてぴったりと蓋をし、そのまま20〜30分ほど。
しっとり茹で鶏の出来上がり。

アボカド・みじん切り玉ねぎ・千切り大葉・たたいた梅干し・ピクルス・お手製のセミドライミニトマト・白胡麻・胡麻油等を合わせ、お塩をほんのひとつまみ。
ちょっと物足りないので、粉砕したペコリーノロマーノも加えて和えれば出来上がり。

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鶏ささ身を茹でた茹で汁で炊く炊き粥、これが我が家の鶏粥です。
そして主人の大好物。

今朝のお魚は、久しぶりの西京漬け。
銀だらに緊張したのか、少々焦げました。

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外出自粛を守って参りました我が家ですが、そろそろ主人が行動開始のようです。
相当面白いプランを只今思いついたようで、今宵の宴会は盛り上がりそう。

さ、しっかりお仕事して頂きましょう。
占領しております主人のお仕事部屋、早々にお片付けして後にしましょう。



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2022年01月25日

おから蒸しパンサンドウィッチ〜ひよこ豆のハンバーグ編

今日のお昼はサンドウィッチにしました。

すっかり我が家の定番となりました、オーブンでゆっくりと湯せん焼きするおから蒸しパン。
フィリングは、とろり濃厚なお気楽赤ワインソースをたっぷり絡めたハンバーグをゴロンとふたつ。
塩麴でやわらかな塩味を添えたキャベツもたっぷり。

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月にいちどのお客さまを訪ねた帰り、主人がいつも立ち寄るお豆腐屋さんがあります。

冷凍庫の空き具合を見て、その時いっしょにおからも買ってきてもらいます。
お豆腐屋さんのおからを100gずつに小分けして冷凍しておき、作りたい時に焼くおから蒸しパン。
意外とアレンジも豊富で、今日は極少量残っておりました、粉砕したペコリーノロマーノを加えたほんのりチーズ風味。

・・・多分主人は気づいていない程度のチーズ味ですけどね。

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今週末のお昼にカレーを拵えようと、お水に浸しておいたひよこ豆がありました。
ですがふと、今週はチキンソテーが食べたくなって主人もそれにあっさり賛同。

出来れば毎週カレーを作って欲しい。
そんな主人の気持ちは嬉しいけれど、それもね、なかなかね、叶う願いと叶わない願いがあること分かってほしいのです。

なので、戻したひよこ豆はハンバーグとなりました。
お肉を使用しないかわり、週末のチキンソテーの副産物、鶏油をこっそりひよこ豆生地に忍ばせて。
赤ワインとお好み焼きソースを使ったお気楽赤ワインソースをたっぷり絡めてボリューム満点のフィリングに。

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・・・そうそう、お正月用にと用意した『お好み焼きセット』もそろそろお片付けしなくては。

色々なお片付けの一環が寄せ集まった本日のお昼ご飯、ひよこ豆ハンバーグのおから蒸しパンサンドウィッチ。
無理強いしてハンバーグに落ち着いたひよこ豆ではありますが、鶏油のおかげか大変美味しいベジサンドと相成りました。

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◆チーズ入りおから蒸しパンの材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)

  • おからパウダー 16g(生おから100gで30g程度のおからパウダーが出来ます)
  • ペコリーノロマーノ(ミルで粉砕して) 9g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g

  • 卵 2個
  • オリーブオイル 10g
  • オーツミルク 80g




    ◆ひよこ豆ハンバーグの材料

  • ひよこ豆(しっかり吸水させたもの) 
  • 高野豆腐
  • ひじき
  • オートミール
  • たまねぎ
  • 鶏油(鶏もも肉をソテーした時にでた脂です)
  • フルールドセル


  • 赤ワイン
  • お好み焼きソース
  • オイスターソース
  • 顆粒のコンソメパウダー
  • おろしにんにく
  • ガラムマサラ
  • シナモン
  • フルールドセル




◆作り方

  1. 前日のうちに生おからをオーブンで乾燥させます。

    凍ったままのおからをオーブンシートを敷いた天板の上にのせ、予熱なしの130℃で1時間35分。
    途中でフォーク等を使ってざっくりほぐし、オーブンが切れたら翌朝までそのままオーブン庫内に放ったらかし。

    完全に冷めてカラカラになったおからをミルで粉砕し、ザルでふるっておからパウダーの出来上がり。
    計量し、ペコリーノロマーノ・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダーと一緒にザルに合わせておきます。

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  2. 卵とオリーブオイルを合わせて泡だて器で混ぜます。
    オーツミルクを少しずつ加えて泡だて器でませましょう。
    今日はオーツミルクですが、アーモンドミルクでも豆乳でも、試してはおりませんが牛乳でも大丈夫かと。

    合わせておいたおからパウダーその他をザルでふるって加え、泡だて器で混ぜ合わせて準備完了。
    オーブンシートを敷いた琺瑯容器に流し入れて生地をならしたら、220℃に予熱したオーブン庫内へ。

    天板にお湯を張りって200℃で30分間ゆっくりと蒸し焼きにし、そのままオーブン庫内で粗熱をとります。

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  3. おから蒸しパンはオーブンにお任せし、フィリングのひよこ豆バーグへと参りましょう。

    しっかり吸水させたひよこ豆の水を切り、ミルで粗く粉砕します。
    続いてざく切りにした高野豆腐もミルで粉砕し、合わせておきます。

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  4. フライパンに粗みじんにした玉ねぎ・鶏油を合わせ、ゆっくりと炒め合わせましょう。
    3のボールに加え、乾燥した状態のひじき・オートミール・卵・お塩等を合わせ、しっとりするまでしっかりと捏ねましょう。

    形を整え、極薄く油をひいたフライパンに並べ入れて、先ずは片面を中火でしっかりと焼きかためたら火を弱め、蓋をしてじっくりもう片面も焼きましょう。

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  5. 両面に焼き色をつけたひよこ豆バーグを一旦取り出します。
    赤ワインその他を加え、とろりとするまで軽く煮詰めたらひよこ豆バーグを戻し入れましょう。
    全体にソースをしっかり絡めて火を止めます。

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  6. 千切りキャベツに少量の塩麴を合わせてなじませ、しばらくおいて水気をしぼります。

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  7. 厚さを半分に切ったおから蒸しパンの表面に、マヨネーズとディジョンマスタードを満遍なくぬりましょう。

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    キャベツをたっぷりのせてひよこ豆バーグを並べます。

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    おから蒸しパンでサンドしたら、2枚繋げたワックスペーパーできっちりと包みます。

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    ワックスペーパーごと半分に切って出来上がり。

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意外と手順が多岐にわたったので、今日のお菜は簡単に済ませましょう。
アロエドリンクとアガーを合わせたゼリーに、柚子のジャムとレモンのシロップ煮を添えたあっさりゼリー。

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  1. 予め柚子のジャムを容器に入れておきます。

  2. お水 120gとハーバライフ製のアロエドリンク 30gをお鍋に合わせ、しっかり混ぜたところにアガーを小さじ1/2ふり入れてよく混ぜます。
    アガーをしっかり溶かしたところで火にかけ、沸騰直前まで温めそっと容器に流し入れましょう。
  3. 表面に浮いた泡を取り除き、レモンのシロップ煮を添えます。
    後は室温に置いておけばフルッとかたまりますよ。





こってり赤ワインソースのサンドウィッチにぴったり。
柚子とレモンがほろ苦いあっさりゼリー。
おから蒸しパンはしっかりお腹がふくれますから、この組み合わせがベストかと。

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今朝の主食は、ミルをフル稼動させた山芋とろろをお蕎麦にのせて。
お魚はしめ鯖とアボカド・スライス玉ねぎの組み合わせ、火曜日の定番です。

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どう使おうかと思っておりました鶏油がすっきり片付き、只今達成感に満ち満ちております。
まだまだお片付けすべき食材は山盛りですが、まぁ明日また頑張りましょう。

今日はお酒を控え、プロテインで軽く夕食を済ます火曜日です。
明日の朝食が普段以上に楽しみな火曜の夜。
そろそろシーツの乾燥が終了した頃合いでしょうか。



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2022年01月18日

ざっくりスコーン〜おからと全粒粉、たっぷりクズかぼちゃ

毎朝4時起床なので、当然今の時期外は真っ暗。

とても寒いのですが、何年も続けております朝の習慣に則り先ずは西の窓を開けます。
窓を開ける前から、障子越しに感じるその明るさで分かるのです、あ、そろそろ満月だな、と。
霞んではおりましたが、今朝は西の空にぼんやり見えるお月さまが綺麗でしたよ。

さて。
今朝は久しぶりに『おからのスコーン』など焼いてみましたよ。

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最近、おからと言えばオーブンで湯せん焼きにする『おから蒸しパン』が主流でした。
ですが今日はなんだかざくざくとした食感のものが食べたくなったので、そこはスコーンの登場。
思い付きで拵えた輪切りレモンの蜂蜜煮を添えて。

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そもそも、おからを今日の食材に選んだのは、完全に収納容量を超えてぎゅうぎゅう詰めになってしまった我が家の冷凍庫救済のため。
今日は冷凍庫のお片付けに着目しての献立作り。

冷凍してあるおから、ケーキ用に表皮だけを削り冷凍してある輪切りレモン、ここに飛び込んだのがかぼちゃの切れ端。
昨日拵えたかぼちゃのそぼろ煮、面取りや皮の一部をむいた切れ端をおからと全粒粉生地に混ぜ込みます。





◆材料(小ぶりなスコーン4つ分)

  • おから 100g
  • 全粒粉薄力粉 50g
  • アーモンドプードル 15g
  • ベーキングパウダー 3g
  • てんさい糖 8g
  • お塩 ひとつまみ

  • かぼちゃの切れ端 35g

  • 無塩タイプの発酵バター 30g



    ◆レモンの蜂蜜煮

  • 冷凍レモン(表皮だけを削った後、輪切りにして冷凍してありました) 適量
  • お水 適量
  • 白ワイン 適量
  • 蜂蜜 適量
  • カルダモンとシナモン 適量。

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◆作り方

  1. 先ずは圧力鍋を使った輪切りレモンの蜂蜜煮。
    皮つきなので多少の苦みはありますが、こうして加熱しておいた方が使い勝手はぐんと良くなります。

    レモンを凍ったまま圧力鍋に入れ、お水と白ワインを合わせてひたひたに。
    蜂蜜をググっと回しかけたら、軽く温め蜂蜜を溶かします。
    莢を半分に切ったカルダモン、シナモンの欠片を加え、加圧すること1.5分。
    後はふたをとり、煮汁がとろりとするまで煮詰めて出来上がり。

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  2. スコーン生地に参りましょう。

    解凍したおから・全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って振り混ぜましょう。

    ミルで粉砕したかぼちゃの切れ端も加えて振り混ぜます。

  3. さいの目に切ったバターをよく冷えた状態で加えます。
    全体が何となくしっとりするまで、指先でバターをつぶして粉をまぶすようにしながらなじませます。

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  4. ビニール袋を使って生地を何となく長方形にまとめたら、袋を切り開いて生地を取り出します。
    包丁で2等分して重ね、軽くならしてまた2等分、重ねてならす・・・を数回繰り返しながら生地をまとめましょう。

    ぴったりとラップで包み、30分以上冷蔵庫で冷やします。

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  5. 生地を包丁で4等分し、天板に並べましょう。
    レモンの蜂蜜煮を上にのせ、煮汁をスプーンでちろり。

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    予熱したオーブンに速やかに移し、設定温度180℃で25分。

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    かぼちゃの皮がたっぷり入ったおからと全粒粉のスコーン、ざっくり焼き上がりました。

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レモンを煮た後の圧力鍋、さっと洗ってお菜のスープへと参りましょう。
寒い日が続きますもの、熱々のスープを楽しめるジャーサラダは本当に重宝致します。

今日は冷凍野菜の具沢山スープ。
そう、今日は冷凍庫のお片付けが何より大事なのですから。

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  1. 冷凍野菜凍ったまま、をどんどん圧力鍋に合わせましょう。
    蓮根でしょ、白ネギでしょ、赤目芋でしょ、蕪でしょ、ついでに野菜ではないけれどベーコンでしょ。

    ひたひたにスープストックを注いだら、加圧すること3分間。

  2. アーモンドミルクを注ぎ、マイタケ、オートミールを加えます。
    オイスターソースと極少量のナンプラーで味付けをしたら、スープジャーに注いで粉砕したペコリーノロマーノをちろり。

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スコーンと熱々のスープ、今の時期はこれが抜群に嬉しい。
赤目芋がとろとろで美味しいこと。

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冷凍食材のお片付けは朝食にも。

主食は久しぶりのお蕎麦、冷凍してあった大根おろしを添えて、ね。
キューブ状のままお椀にドボン、ではあまりに素っ気なかったかしら。

そしてお魚はしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせ。
しめ鯖も冷凍食材ですからね。

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昨日に引き続き、今朝も季節外れの茄子のお味噌汁です。

胡麻油で炒めた茄子のお味噌汁、そしてお味噌3種のブレンド、煮干しだし。
主人とふたりで試行錯誤して生まれた我が家のお味噌汁、やっぱり美味しいのです。





さ、洗ったシーツが乾いている頃。
帰宅した主人があれこれチョッカイ出さないうちに片付けましょう。


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2021年12月13日

おから蒸しパンサンド〜アジフライとたっぷりルッコラver.

我が家の定番となりました、おからパウダーから手作りする『おから蒸しパン』

私、加熱時間の短い電子レンジ調理とはあまり相性がよろしくないようなので、オーブンでじっくり湯せん焼きにするおから蒸しパンに落ち着いております。

今朝は、昨日のお昼多めに揚げておいたアジフライをおから蒸しパンでサンド。
おから蒸しパンサンド、アジフライ編です。

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アジフライと変わらぬ存在感を放つのが、週末届いた元気なルッコラ。
標高の高い北八ヶ岳の冷たい空気に晒され、根太く育ったのはルッコラだけではありません。
段ボール箱に閉じ込められていたのが気の毒なほど、元気な葉野菜たちが届きましたよ。

もちろん、間もなくの冬至が楽しみになるような種まで元気なカボチャ、ずっしり重い聖護院大根、皮ごと食べたくなるような人参、根菜たちも元気です。

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今朝はその中からルッコラを選び、アジフライと一緒にたっぷりおから蒸しパンでサンドしました。
ルッコラにアジフライ、冷蔵庫の隅で忘れかけられていた大葉、すりおろしたペコリーノロマーノもたっぷり。

そして、週末初めてフライに添えて試食してみた手作りケチャップ。
先日テレビで見かじったこの手作りケチャップ、トマトの水煮缶と米麹、ほんの少量のお塩を合わせてヨーグルトメーカーで保温するだけ。
想い描く『ケチャップ』とは異なりましたが、これはこれで調味料としてアリなのではないかしら、と。

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今朝こっそりと主人がカレンダーに書き込んだ数字を見て、びっくり仰天致しました。

週末、このアジフライのせいで主人の体重が激増したことを思うと、少々小憎らしくもあるアジフライ。
主人が嬉しそうに食べるから、つい許してしまったポテトサラダのボール抱え食い、もその一因かしら。
いえいえ、ついついいつも多めに配分してしまう半分っこのハズのバッテラかしら。

・・・主人の体重増加は全て私のせいですね。

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◆おから蒸しパンの材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)
  • おからパウダー 20g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g
  • お塩 ひとつまみ

  • ニゲラ(カロンジやブラッククミン、ブラックシードなど呼び名多数)ひとつまみ

  • アーモンドミルク 80g
  • 卵 2個
  • オリーブオイル 10g




◆作り方

  1. 先ずはおからパウダーを作るため、生おからをオーブンでじっくり乾燥させます。

    オーブンシートを敷いた天板におからをひろげ、時々フォークで全体をほぐしながら予熱なしのオーブン 130℃で1時間35分。
    前日の夜、オーブンに入れて加熱を始めたら、翌朝までオーブン庫内に放ったらかしです。

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  2. カラカラに乾いたおからをミルで粉砕し、更にザルでふるっておからパウダーの出来上がり。
    100gのおからで30g程度のおからパウダーが出来ますよ。

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  3. 卵とオリーブオイルをボールに合わせ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
    更にアーモンドミルクを加えて混ぜ合わせましょう。

    長らくイオンネットスーパーで品切れが続いておりますアーモンドミルクですが、ようやく近所のマックスバリュで姿を見かけるようになりました。
    もちろん牛乳や豆乳でも。

    おからパウダー、サイリウム、てんさい糖、ベーキングパウダー、お塩をザルに合わせてここにふるい入れ、カロンジも加えて泡だて器で混ぜ合わせましょう。

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    オーブンシートを敷き込んだ耐熱容器に流し入れ、表面をさっと平らにならして素早く予熱したオーブンへ。
    天板にお湯を注ぎ、200℃で30分湯せん焼きにしましょう。

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  4. 粗熱がとれるまでオーブン庫内においておき、徐に網の上に移してそっと型から出し、オーブンシートを除きます。

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  5. 厚みを半分に切り、片面にはマヨネーズと粒マスタード。
    もう片面には麹ケチャップをたっぷりと。

    麹ケチャップの作り方を簡単に。

    トマト缶 200g・米麹 70g・粗塩 4g
    以上を合わせてバーミックスで撹拌し、保存容器に移して蓋をしないでヨーグルトメーカー 60℃で8時間おくだけ。

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  6. しっかり水切りをしたルッコラをたっぷりと。
    ルッコラを押さえ込むようにアジフライ、そして大葉、すりおろしたペコリーノロマーノと続きます。

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  7. おから蒸しパンでサンドし、きっちりとワックスペーパーで包みましょう。
    ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

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週末、カレーを拵えました。
『体がスパイスを欲している』こう繰り返す主人をなだめ落ち着かせるために。
珍しく手羽肉も加えた複雑なスパイスの風味に主人もご満悦。

主人に内緒で、3本だけ残しておいた手羽肉を今日のお昼に使いましょう。
未だに残してある甘酢漬けらっきょうの漬け汁を有効利用した、手羽肉のお酢煮です。
圧力鍋でちょちょいのちょい、手羽肉はホロホロ、玉ねぎはトロトロですよ。

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  1. 鶏手羽元は熱湯を回しかけておきます。

  2. 人参は北八ヶ岳のゴールデングリーン農家から届いたもの。
    小ぶりなので皮ごと、縦半分に切って圧力鍋へ。

    タマネギも小ぶりなので、縦半分に切ってお尻部分に浅い切り込みを入れて圧力鍋へ。
    戻した干しシイタケ、昆布も加え、甘酢漬けらっきょうの漬け汁を少々、お酒、みりん、お醤油、オイスターソース等を加えます。
    お水を加えて煮汁をひたひたにしたら、薄切り生姜をたっぷり散らして加圧すること10分間。

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  3. 圧が抜けたら蓋を開け、茹で卵を浸した状態で粗熱をとりましょう。

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  4. 食べやすく切りそろえた赤水菜を予め容器にたっぷり敷き詰めておき、この上にぽってりと煮こまれたお肉、縦半分に切った茹で卵、その他を並べます。
    煮汁を少し煮詰め、水で溶いた葛粉でとろみをつけてたっぷり回しかけて出来上がり。





甘酢漬けらっきょうの漬け汁、しっかり甘いので煮込みに使用する際はお砂糖なしで十分なのです。

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やわらかな葉先部分をたっぷりおから蒸しパンにサンドしました。
では、比較的歯応えのある根本部分のルッコラは?

ゴールデングリーンさんお勧めのルッコラうどん、早速試してみましたよ。

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  1. 胡麻油・刻んだネギ、鷹の爪を小鍋に合わせ、じっくり加熱してネギの甘みを引き出しましょう。

  2. 小口に切ったルッコラも加えてさっと炒め合わせたら、お醤油をジャッっとひと回し。

  3. お椀には茹でたおうどん、そしてこれはオリジナル案の温泉卵。
    熱々の2をうどんの上に回しかけ、それそれ急いで食卓へ、それそれ急いで召し上がれ。

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お皿と同化してしまったものは、西京漬けの鯖。
やっちゃいましたが、真っ黒な皮のしたはふっくら鯖の身、大惨事は免れました。

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野菜にご縁のある週末でした。

定期購入の野菜に加え、大根と白菜のお福分けにもあやかり、畑の紅芯大根の成長も順調。
頂いた白菜は、早速りんごやイカの塩辛を調達して即席キムチに。
白菜の旬限定、朝の納豆に添える自家製キムチ間もなく完成です。

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12月も中盤の今日は13日。
月にいちど、そして今年最後の歯科定期健診に行って参ります。
何かと忙しい12月後半も間もなくです。
毎年焦って近所のかかりつけ医に飛び込みでお願いする特定健診、白内障手術の後3ヵ月にいちどの頻度でお邪魔する眼科、それとは別に毎年年末に散瞳検査をお願いする近所のかかりつけ眼科医、忙しい忙しいと思う先には必ず医療機関。

・・・50過ぎの長閑な年末を誇りに思うのです。



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posted by しんさん at 13:06 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする