元々豆類は大好きで、よく言われる 『乾燥豆を調理するのは面倒』 とは思ったことがありません。
大豆でも黒豆でもひよこ豆でも、一晩お水に浸けてことこと煮る工程が意外と好きだったりもします。
乾燥豆をお料理するに至って、やや抵抗があるとしたら唯一その茹で汁の件かしら・・・
小豆のアク抜きは別として、お豆の栄養や旨味が凝縮しているような茹で汁をシンクに流すなんて!
・・・などと貧乏臭いことを常に考えておりました。
ところが最近 『圧力鍋』 なんて素敵な物が我が家にやってきましてね。
圧力鍋であっという間にふっくらと蒸し上がる “蒸し豆” という技を覚えました。
ふっくら蒸し上がった黒豆でサラダ・和え物がちょちょいのちょい!なんて素敵!!
そして更に便利なキッチン道具が我が家にやってきましたよ。

我が家の古い古い圧力鍋にぴったりの “蒸しす” と “蒸しカゴ” です。
圧力鍋で蒸し黒豆を作る時、以前でしたら・・・
“お水を張って → 小さなカゴを鍋底に逆さまに置いて → その上に落し蓋を乗せて → オーブンシートを敷いて → ようやく戻した黒豆をこの上にひろげて
→ 点火” ⇒ ☆ (こんな感じ)
それがどぅでしょう、この “蒸しす” と “蒸しカゴ” の素敵なことったら!
- 圧力鍋に蒸しすを敷いてお水を注ぎます。
- 蒸しすの上に蒸しカゴを乗せ、一晩お水に浸した黒豆をカゴの中に。
- 強火で圧をかけ、重りが勢いよく揺れ始めたら弱火にして5分。
自然に圧を抜いて蓋を開ければ、ふっくら蒸し黒豆とご対面。



あまりたくさんの黒豆をいちどに蒸し上げようとすると、黒豆が膨張して蒸気口を塞いでしまう可能性あり (経験はありませんが) ・・・危険なので量は控えめに。
今朝は、軽く片手にひとにぎり程度の黒豆を蒸しております。
この蒸しすが優れもので、ちゃんと脚が折りたたみ出来るのです。
収納するときは、蒸しカゴも一緒に圧力鍋の中に。

そんな訳で、圧力鍋を駆使して本日のお弁当。

主人のご要望で、本日はカロリー・量ともにうんと控えたお弁当でございます。
週末に向け、このままの体重で突入するのはあまりに危険だと察した様子の主人。
まあね、その通りだわね、賢明だわね。
大好きな蒸し黒豆、本日は酒粕和えとなりました。
義母にもらった “丹波の黒豆の枝豆” が少々残っていたので、これも一緒に。
ゴボウも入って、食物繊維共に問題なし。
- 白胡麻を乾煎りしてすり鉢に移し、丁寧に擂ります。
- 酒粕をボールに移し、直接酒粕に当たらないよう熱湯を注ぎます。
しばらくおいてふやかした後、しっかりと水を切って1のすり鉢に。
よく擂り混ぜ、白味噌・自家製の柚子胡椒を加えて混ぜます。
- 塩茹で済みの枝豆は、莢を除いてさっと塩を加えた熱湯で茹でてザルにあけます。
ゴボウは野菜ブラシで丁寧に洗い、適当な長さに切ってレンジ加熱します。手で触れられる程度になったら全体にひびを入れて縦に裂き、豆類と大きさを揃えるように包丁で切ります。
- 蒸し黒豆と共に、3を和え衣で丁寧に和えれば出来上がり。



最近の我が家では、本当に圧力鍋を駆使しております。
スープも圧力鍋でじっくりと煮込んだ方が、美味しく仕上がる気がするのです。
本日はりんごとじゃが芋のポタージュですよ。
当初は、リンゴ・玉ねぎ・じゃが芋だけで美しいクリーム色に仕上げるつもりだったのですが・・・
ついついブロッコリーの軸部分も入れてしまいました。さほど色には影響なかったようでホッ!

朝食でも圧力鍋が大活躍。
よく作る鶏粥は、鶏の手羽肉・もち米・千切り生姜を圧力鍋で煮込むだけですが主人のお気に入り。
・・・でも・・・でもですねぇ・・・

うわっ!強烈なインパクト!
えぇ、黒豆の戻し汁がなんだか惜しくって・・・黒豆の戻し汁で煮込んだらこんな佇まいに。
魔女の食べ物?それとも罰ゲーム?
・・・それにしても強烈な見た目。

取り合えず我が家は健康です。
貧乏性ではありますが、やや体重が気にもなりますが、とてもとても健康です。
さ、週末です。
今夜主人が選ぶのは、ビールかな?ワインかな?それとも日本酒?焼酎もあったっけ?

posted by しんさん at 16:24
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お気に入りのもの達
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