2013年11月17日

スタンリーのお弁当箱

とてもとても良いお天気に恵まれた週末です。
特に昨日土曜日は、数日続いた寒さも和らいで絶好のお出掛け日和。

お弁当持って紅葉狩りにでも行こうかな・・・と思っていたら、午前中は水道屋さんの修繕作業。
水道屋さんが作業を終え、ほっと一息ついた頃は時既に申の刻。
ならば以前よりほんのちょっと気になっていた映画・・・Apple TVで検索したら、あったあった!!

スタンリーのお弁当箱、1年くらい前の映画かな?
当時、前売りを買うと “インド風3段重ねのお弁当箱” が特典で付いてくるってことで話題に。
1時間30分と時間も短めだし、気楽に観られるでしょうということでAppleレンタル。

インド映画というと “訳が分からないけれど面白かった!” ってイメージなのですが、これは素直に申し上げると “理解し難い教育環境ではあるけれど襟元正された!” って感じかしら。

日本語翻訳版がなかったので少々思い違いをしている感も否めませんが、インドの教師の思考が分からない・・・でもまぁそれは “外国に行って自国文化を強要するのはマナー違反” を前提に。
健気なスタンリー君と彼の友人たちに、思わずほろりとしてしまいました。










そして私に “観て良かった!” と思わせる映画の最低条件、

『登場した食べ物・お酒が食べたくなる (もしくは飲みたくなる) !』

・・・観終わった後、スパイスの効いたインド料理が食べたくて食べたくて。
この日の夜は “鶏の湯引き” と “麦焼酎” と決まっていたのですが、あっさりと予定変更。
“じゃが芋とクミンの炒め物” に “ビール” ということに。
  • ギーでクミンを炒めて、カレーリーフを投入。
    じゃが芋を加えて炒め合わせ、コリアンダーパウダー・ガラムマサラ・ターメリック・カイエンヌペッパー・お塩で仕上げます。これだけですが美味しい!

    食べたい時に食べたい物を食べる、そして飲む・・・これがいちばんの贅沢よね。





子供にとってのお母さんの味、スタンリー君がその偉大さを再認識させてくれました。

主人が目覚めたようです。
さ、畑に行ってこようかな。

posted by しんさん at 08:43 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月25日

蒸し黒豆がお手軽に・・・最近のお気に入り、圧力鍋にぴったりの “蒸しす” + “蒸しカゴ”

元々豆類は大好きで、よく言われる 『乾燥豆を調理するのは面倒』 とは思ったことがありません。
大豆でも黒豆でもひよこ豆でも、一晩お水に浸けてことこと煮る工程が意外と好きだったりもします。

乾燥豆をお料理するに至って、やや抵抗があるとしたら唯一その茹で汁の件かしら・・・

小豆のアク抜きは別として、お豆の栄養や旨味が凝縮しているような茹で汁をシンクに流すなんて!
・・・などと貧乏臭いことを常に考えておりました。

ところが最近 『圧力鍋』 なんて素敵な物が我が家にやってきましてね。
圧力鍋であっという間にふっくらと蒸し上がる “蒸し豆” という技を覚えました。
ふっくら蒸し上がった黒豆でサラダ・和え物がちょちょいのちょい!なんて素敵!!

そして更に便利なキッチン道具が我が家にやってきましたよ。

我が家の古い古い圧力鍋にぴったりの “蒸しす” と “蒸しカゴ” です。
圧力鍋で蒸し黒豆を作る時、以前でしたら・・・

“お水を張って → 小さなカゴを鍋底に逆さまに置いて → その上に落し蓋を乗せて → オーブンシートを敷いて → ようやく戻した黒豆をこの上にひろげて → 点火” ⇒ ☆ (こんな感じ)






それがどぅでしょう、この “蒸しす” と “蒸しカゴ” の素敵なことったら!
  1. 圧力鍋に蒸しすを敷いてお水を注ぎます。
  2. 蒸しすの上に蒸しカゴを乗せ、一晩お水に浸した黒豆をカゴの中に。
  3. 強火で圧をかけ、重りが勢いよく揺れ始めたら弱火にして5分。
    自然に圧を抜いて蓋を開ければ、ふっくら蒸し黒豆とご対面。

    あまりたくさんの黒豆をいちどに蒸し上げようとすると、黒豆が膨張して蒸気口を塞いでしまう可能性あり (経験はありませんが) ・・・危険なので量は控えめに。
    今朝は、軽く片手にひとにぎり程度の黒豆を蒸しております。





この蒸しすが優れもので、ちゃんと脚が折りたたみ出来るのです。
収納するときは、蒸しカゴも一緒に圧力鍋の中に。
  • 今朝のお弁当にした人参、ただ圧力鍋で蒸してフルール・ド・セルを散らしただけ。
    人参に至ってはものの3分で蒸し上がり。











そんな訳で、圧力鍋を駆使して本日のお弁当。

主人のご要望で、本日はカロリー・量ともにうんと控えたお弁当でございます。
週末に向け、このままの体重で突入するのはあまりに危険だと察した様子の主人。
まあね、その通りだわね、賢明だわね。





大好きな蒸し黒豆、本日は酒粕和えとなりました。
義母にもらった “丹波の黒豆の枝豆” が少々残っていたので、これも一緒に。
ゴボウも入って、食物繊維共に問題なし。
  1. 白胡麻を乾煎りしてすり鉢に移し、丁寧に擂ります。
  2. 酒粕をボールに移し、直接酒粕に当たらないよう熱湯を注ぎます。
    しばらくおいてふやかした後、しっかりと水を切って1のすり鉢に。
    よく擂り混ぜ、白味噌・自家製の柚子胡椒を加えて混ぜます。
  3. 塩茹で済みの枝豆は、莢を除いてさっと塩を加えた熱湯で茹でてザルにあけます。

    ゴボウは野菜ブラシで丁寧に洗い、適当な長さに切ってレンジ加熱します。手で触れられる程度になったら全体にひびを入れて縦に裂き、豆類と大きさを揃えるように包丁で切ります。
  4. 蒸し黒豆と共に、3を和え衣で丁寧に和えれば出来上がり。






最近の我が家では、本当に圧力鍋を駆使しております。
スープも圧力鍋でじっくりと煮込んだ方が、美味しく仕上がる気がするのです。
本日はりんごとじゃが芋のポタージュですよ。

当初は、リンゴ・玉ねぎ・じゃが芋だけで美しいクリーム色に仕上げるつもりだったのですが・・・
ついついブロッコリーの軸部分も入れてしまいました。さほど色には影響なかったようでホッ!
  • リンゴは皮付きのままイチョウ切りに。
    リンゴ・薄切り玉ねぎとじゃが芋・かたい表皮を除いたブロッコリーの軸部分・バター・コンソメキューブ (2人分なら1/2欠で十分) ・お水を共に圧力鍋に合わせ入れ、強火で圧をかけます。

    弱火で5分煮て火を止め、自然に圧を抜いて極少量の白味噌を加えましょう。
    牛乳を加えてバーミックスでピュレにし、軽く温めます。ほんの軽く塩胡椒して出来上がり。
    器に盛り、白胡麻をひねります。











朝食でも圧力鍋が大活躍。
よく作る鶏粥は、鶏の手羽肉・もち米・千切り生姜を圧力鍋で煮込むだけですが主人のお気に入り。

・・・でも・・・でもですねぇ・・・

うわっ!強烈なインパクト!
えぇ、黒豆の戻し汁がなんだか惜しくって・・・黒豆の戻し汁で煮込んだらこんな佇まいに。
魔女の食べ物?それとも罰ゲーム?





  • いつも適当に在庫食材を放り込むのですが、今朝は干しカボチャを使ってみました。
    干しカボチャの作り方は、薄く切ったカボチャをただ天日に干すだけ。

    洗濯物のように、朝お外に出して夕方取り込む。からからに乾くまで数日繰り返します。
    ひろげて干すより、私は断然串にさして引っ掛ける方法がお気に入り。
    ビニール袋に移して冷凍しておけば、無敵な日持ち食材となります。

    困ったら干して冷凍・・・私の行動は実に単純明快です。ちなみにゴーヤver.もありますよ。

    今朝は干しシイタケと共に20分ほどお水で戻し、戻し汁ごと鶏粥に。
    鶏手羽はザルにひろげ、たっぷりの熱湯をまわしかけてから圧力鍋に移します。

    もち米・十六雑穀・人参の切れ端・干しカボチャ・干しシイタケ・千切り生姜・様々な戻し汁
    ・・・とにかくまぁ大雑把な朝粥です。





・・・それにしても強烈な見た目。

取り合えず我が家は健康です。
貧乏性ではありますが、やや体重が気にもなりますが、とてもとても健康です。

さ、週末です。
今夜主人が選ぶのは、ビールかな?ワインかな?それとも日本酒?焼酎もあったっけ?

posted by しんさん at 16:24 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月09日

近頃のお気に入り、“黒豆茶” と “萬古焼の薬土瓶”

今朝はお弁当を作りませんでした。だって昨晩、寝たのが3時過ぎだったのですもの。
そして主人の優しい言葉・・・ 『どぅみぃ、たまにはのんびりしなよ』 ・・・そぉね、お言葉に甘えるわ。

のんびり起きて、主人とのんびり近所の喫茶店へ。サクサクのトーストにちょっと濃いめのコーヒー。
あ・・・お嬢さん、おぐらトーストはご遠慮致します。バターだけにして下さいな。東海地方だなぁ・・・

さて。
基本的にビールを除く冷たいものは、夏でもあまり飲む機会がありません。ビールは別ですよ、別。
近頃のお気に入りは黒豆茶。

意外と簡単に出来ちゃう黒豆茶。
甘く煮る黒豆に厭きたら、たまには炒ってお茶にしてしまうのも良いもの。
お茶にせずとも、そのままぽ食べても素朴で美味しい。主人はたまにワインのお供にしております。
お茶にした後の出がらしも丸っと食べられちゃう点も私好み。










  • こちらの手順を参考にさせていただきました →

    1時間ほどお水に浸した黒豆をザルにあけ、しっかりと水気を切ってから乾煎りします。
    しわしわだった黒豆がふっくらしてきて香ばしい良い香り・・・やがてぷつぷつと皮のはじける愛らしい音が聞こえてきますよ。最後は電子レンジを使ってかりっと仕上げます。











農協等で黒豆が安く手に入ったら作る黒豆茶。
お正月の黒豆を煮る時のように、エリートな黒豆でなくとも充分に美味しい。
そして、黒豆茶に並んで近頃お気に入りなのがこれ。

先日店じまいした “林金物店”
その店じまいセール中、破格値で手に入れた萬古焼の薬土瓶・・・漢方煎じ土瓶って言うのかしら?
このまま直火にかけて煮出すことが出来る優れもの。





  • 炒った黒豆に熱湯を注ぎ数分蒸らしても美味しい黒豆茶になりますが、私は断然煮出す派。
    お好み量の黒豆とお水を土瓶に入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして煮出します。
    冷たく冷やしても美味しいのですが、熱々をふぅふぅしながら飲む黒豆茶・・・あぁ至福。

    もちろん出がらしも美味ですよ。










サクサクに焼き上がったビスコッティと共に。

・・・あ、これいつぞや焼いて冷凍しておいたスコーンだったっけ。
温めようとしたら必要以上に焦げちゃったのね。

さ、明日はお弁当を作りましょう。きっと作りましょう。金曜日だものね。
今日は夜更かししないで早く寝よう。その前に夕ご飯だけどね。

posted by しんさん at 17:31 | Comment(2) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月23日

新しい台所道具あれこれ 〜 “本格お魚焼き網” と “林金物店完全閉店セール”

先日土曜の朝。
根尾の伯母宅へ出かける準備をしていた私の目に、ふと1枚の朝刊折込チラシが入りました。
B5サイズの白黒片面印刷、手作り感満載のそのチラシには

“林金物店 完全閉店セール” の大きな見出し。

金物店ですよ、金物店・・・土曜、日曜と2日間連続で行ってしまった。

  • アルマイトの小さな小さなお弁当箱、菜入れ箱っていうのかしら。
    この “ガッチャン” と留める金具がなんとも愛らしくて・・・
    食べ物を入れずとも、そこに置いてあるだけでも何だか優しい気持ちになれる・・・気がする。
    ひとつ50円ですって!びっくり。





そして “林金物店の完全閉店セール” とは全く関係ないのですが・・・
主人からのプレゼント “本格お魚焼き網”

あ、言うまでもなくこれはひとつ50円とかとは参りませんよ。
たかがお魚焼き網と思うならば、通常の物よりはかなりいいお値段。ただこれが抜群に使いやすい。
  • 我が家の朝食に焼き魚は必須。
    ただ、私はガスコンロに備え付けの “お魚焼きグリル” なるものが嫌いなのです。
    お魚はどうしても下火で焼いてあげたいのです。

    そこで当然お魚焼き網が必要となるのですが・・・
    焼網でお魚を焼く人ならばご理解いただける筈、焼き魚後のガス台掃除の大変さを。

    でもね、この “本格お魚焼き網” ・・・
    じゅうじゅうお魚から脂が落ちてもガス台を汚しません!
    なんて素敵なお魚焼き網なんだ。










お魚の焼き具合にすっかり有頂天になってしまったワタクシ。
いやいや。これはお弁当ブログだったな、と。昨日はお弁当も作らず畑仕事に勤しんでおったな、と。

じゃ、お弁当の主食に焼きおにぎりなんて焼いてみようかしら。

なんて素敵なのかしら、この “本格お魚焼き網” ・・・ 焼きおにぎりだって素敵に焼けちゃう。
昨日の夕食にした里芋ご飯は、釜揚げシラス・生姜糖・お揚げ・お醤油でちょっと焦がした里芋入り。
香ばしい里芋の合間におや?ちょっと甘い生姜の意外さが効果的。
  • よく熱したお魚焼き網に小さく握ったおにぎりさんを。
    こんがり焼き色がついたらお醤油をぬり、お醤油の面をもう一度さっと焼いて仕上げます。
    本日は自家製の “唐辛子の醤油麹漬け” をお醤油の代わりに使ってみました。

    “唐辛子の醤油麹漬け” ・・・ なかなかの優れもののようですが、レシピはどこだっけな?





本日のお弁当は焼きおにぎりを主食に。
お菜は2種。スープはお休みです。





  • ひとつめのお菜は、お味噌汁のお出汁をとった鰹節を使って。
    鰹節の出がらし・お豆腐・鶏挽肉のお団子ですよ。

    人参は1センチ弱の輪切りにして軽くレンジ加熱し、お花型で抜きます。
    かつお出汁でことこと煮含めた後、薄口醤油を加えておきます。

    お花人参の切れっ端は細かく刻みます。伯母自慢のきゃらぶき・出がらし鰹節も刻みます。
    人参・きゃらぶき・鰹節・鶏挽肉・木綿豆腐を合わせてよく捏ね混ぜ、片栗粉を加えて更に混ぜたものをお団子にしましょう。

    人参のお鍋が煮立っているところにお団子を数個ずつ加えます。
    煮汁を回しかけつつ、周囲が白っぽくなったら次のお団子を加えるようにしていきましょう。
    一気にお団子を加えると、くっついたり煮崩れたりしますからね。
    お団子が全てお鍋に入ったらキッチンペーパーで落し蓋をして煮含めます。
    そのまま冷まして味を馴染ませれば出来上がり。

    新しい抜き型も “林金物店” にて50円で購入。
    以前より使っていた100均ショップの物より一回り大きなサイズ、しかも昔の物なので重厚。
    平行して使うと、切れっ端が少量で納まるので意外と助かります。





  • お菜2品目は、抜き菜と干しえのきの和え物。
    恐ろしいほどいい加減に作った “自家製の柚子ジャム” でほんのり柚子の香り。

    干しえのきは乾煎りしてほぐしておきます。
    柚子ジャムは熱いお出汁でのばして皮を細かく刻み、薄口醤油を加えておきます
    ・・・あ、すみません。見栄を張りました。出がらし団子の煮汁です。薄口醤油じゃなくて。
    色よく茹でて醤油洗いをした抜き菜・干しえのきを加えて優しく和えれば出来上がり。

    柚子ジャムのボールがキラキラしているでしょ?
    とっても丈夫な使いやすいサイズのボール、林金物店でちょっと高めの200円なり。
    このお値段でこの品質・・・素晴らしい。





親子人参が愛らしい・・・
本日のお弁当、地味ですが完成致しましたよ。











そして朝食。
今朝は納豆汁なのです。崩し豆腐と納豆のお味噌汁。

根尾の伯母がいつも買っておいてくれる “薄墨さくら豆腐” は昔ながらの木綿豆腐。
どっしりしていてかためのお豆腐、林金物店と同じく昭和のにおいのするお豆腐です。





  • 我が家の納豆汁は、半量分の納豆をすり鉢で擂ってから加えます。
    納豆の糸で白っぽくなるまで擂った納豆にホール (?) の半量を加えてスタンバイ。

    お鍋にかつお出汁を煮立てて木綿豆腐を崩し入れ、軽く煮たところにお味噌をとき入れます。
    お味噌汁というよりお豆腐の味噌煮だわね、こりゃ。
    お味噌汁を少量納豆のすり鉢に加えてよく混ぜ、これをお鍋に戻し入れるって手順。

    これだとすり鉢を洗うのがとっても楽チンですものね。
    器に盛って白胡麻をひねり、胡麻油をほんの少量たらして召し上がれ。






“完全閉店セール” の折込チラシを見るまで、その存在にすら気付いていなかった “林金物店”
幼少の頃、中山道沿いにいくつかあった類のお店。
“よろずや” さんと違って、大工さんやちょっと怖そうな大人が出入りしていて近寄り難かったっけな。
  • 実際、母親はこの閉店セールに行くのもちょっと・・・いやかなり躊躇しておりました。
    埃っぽいとか、店が狭くてとか、道具が古くさいとか。
    確かにね。

    でも好きなんだな。狭い埃っぽい店内をウロウロ見て回るの。こんなチャンスそうないもの。
    100均ショップでは財布の口が開かぬ私も、金物屋の閉店セールとあっては・・・ねぇ。
    閉店に追い込まれたお店。こんな時ばっか・・・と、ちょっと申し訳ないなとは思いつつ。
    今日もお店を覗いてしまいそうです。
木の香りがする押し寿司型、アルミの酒タンポ (お燗をするヤツね) 、大きな大きながっしりしたザル、漬物用の重石、給食のお皿みたいなボール・・・我が家の台所道具がここ数日でうんと増えました。

posted by しんさん at 14:17 | Comment(2) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月13日

主人の猛進・・・誰にも止められません

もっぱら “洗い場担当” だった主人が、 “追い回し” 兼 “焼き場” に昇格したのは昨年末のこと。
おめでとー!
ただ “焼き場” とは言っても、彼が任されるのは “焼きみかん” に限定された立場ですけどね。
“追い回し” は、私の了解を得た後、食材・その他台所用品の調達を任される立場。要は投資担当。

それでも主人は嬉しそう。
そして主人のこの昇格が、我が家に小さな事件を招いてしまったのであります。

事の発端は、昨年末の私のちょっとした一言。
『ね、そろそろ冷凍庫を買おうよ。冷凍スペースがないからって無理に食べるの、無意味じゃない。』

追い回し君は張り切ります。妻を喜ばせようと、PC画面にかじり付いて最高の冷凍庫を探します。
そして届きました。彼の敏速な対応のおかげで、冷凍庫は年内に届けられました。妻は大喜び。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・したのもほんのつかの間。

聞いてみると、主人は投票されたカスタマーレビューの多さでこの冷凍庫を選んだのだとか。
え・・・ちょっと・・・今どき自動霜取り機能が装備されていない冷凍庫って・・・え?
冷凍庫を開ける度に大きく成長している霜霜霜・・・今朝はご丁寧に氷柱までこさえてくれました。
霜防止に効果的とされる “墨” も所在なげ。

冷凍庫が届いた時のあの謙虚な喜びは何処へやら。
購入して半月、冷凍庫の扉を開けるのが嫌で嫌で・・・防衛反応かしらね、扉を開ける時には軽い腹痛まで感じる気がする昨今。










主人が追い回しになってからというもの、まぁ我が家に届けものの多いこと多いこと!
  • 一応私の了解を得て購入しているので、私も文句は言えません。
    言えませんけど・・・ねぇ・・・

    山ほどのお出汁材料を調達たのは記憶に新しいところ → ☆ (最後のくだりに写真付きで)
    これはほんの助走だったようです。

    てんさい糖が段ボールいっぱい届いたのを皮切りに、ココナッツシュガー・・・お塩・・・豆味噌・・・お酢・・・お醤油・・・とまぁ、届くこと届くこと。

    途中から写真に収めるのにも厭きてきたので、これはほんの一部。
    『ねぇ、私が自分で調達してくるからお金頂戴よ』 という私の提案には、電光石火で一蹴。

    ちっ、結婚して10年も経つと、わたしの目論みもお見通しのようだわね。










そして、何ですかこれは!

黒酢?・・・しかも何、『宝』 ?・・・なんとまぁ仰々しい黒酢だこと。
ちょっとこの追い回し君、お暇を出そうかと考案中です。

そんな事になっているとはつゆ知らず。
主人はこの連休中、ふたりで 『小籠包』 を作ろうと楽しみにしている様子。
小籠包に、この飛びっ切りの黒酢をちょこんっとつけて食べるんですって。

本日、新しい冷凍庫が届きます。私が選んだ日本製の冷凍庫です。

posted by しんさん at 09:22 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする