風もない穏やかな昼下がり。暖かなリビングで、主人の仕事を手伝い領収証貼りをしていた時の事。
ぽかぽか陽気で、ベランダに干したシーツも毛布も気持ち良く乾いている頃合です。
ふと何の気なしにベランダの洗濯物に目をやったその時・・・
音もなく、ベランダのシーツと毛布が洗濯竿ごと風に煽られてふっ飛んでいったのです!!!
・・・ え?何が起こったの?今のなに? ・・・ 一瞬かたまった後、真っ青になりましたよ。我が家はマンションの4階。下には駐車場、そして人通りの決して少なくはない道があります。
小学生が歩いていることだって多々ある生活に密着した普通の通路。
落下した洗濯竿が刑事事件につながることだって、十分に考えられる立地条件ですもの。
一般常識程度の対処として、100均ショップの洗濯竿の落下止めは設置しておりましたが・・・
まさかこんな風に洗濯竿が風に煽られるとは! 主人と相談し、即行に取り寄せ致しました。
- 最高にラッキーなことに、下の駐車場には車が一台も停まっておりませんでした。
道には小学生も誰も歩いてはおりませんでした。
弾けるように部屋を飛び出し、シーツと毛布を干したまま吹っ飛んだ洗濯竿2本を回収。
火事場のなんとやらではありませんが、もぅ必死ですよ。
しかもその時の事、途切れ途切れにしか記憶がありません。
記憶が飛ぶって本当にあるんですね。
そして1週間後。
我が家のベランダには、がっちりと固定された洗濯竿が。 これで煽られるのであれば、物干し台ごと吹っ飛ぶことでありましょう。
強風でなければ洗濯竿は飛ばないと思っていた日常に、ちょっと衿を正された事件でありました。
それにしても・・・つくづく人がいなくてよかった。車が停まっていなくて良かった。
今年の運をこれで全て使い切った気が致します。