2016年12月15日

大好きなお菓子、京都 亀屋清永(かめやきよなが) さんの清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)

先週 (☆彡) 、先々週 (☆彡) と2週連続で宿泊致しました京都。
細かくは、その数週間前も神戸に宿泊し、帰宅途中に京都に立ち寄っておりました (☆彡) 。

もちろん全ての旅程は主人の意向ですので、まぁはっきり言ってしまえば私は単なるお付き合い。
ですので、主人も相当気を遣って帽子やら足袋やらで必死のご機嫌取りに勤しんでおりました。
しめしめ。

先週の京都、御料理はやしさんで夕食を頂いた翌朝。
お昼の予約までは時間があるから、私の好きなお菓子を京都で買ってあげると主人の優しい提案。

京都で大好きなお菓子と言ったら先ずは蕎麦ぼうろ。
そして “亀屋清永(かめやきよなが)” さんの “清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)” です。

蕎麦ぼうろより幾分背筋をのばして、白湯か何かとじっくり頂きたいお菓子、それが “清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)” かしら。
不思議なのは形だけでなく、そのお味も独特です。
とにかく好き、大好きなお菓子です。





こんな時、主人は “折角なんだから沢山買っていこうよ”
必ずこう言います。

でもね、これはそういうお菓子じゃないの。
ふたりで食べるのですもの、ふたつだけ。
仰々しい箱にちょこんっと並んだ清浄歓喜団、これが良いのです。

がりっとやると前歯にダメージを与える恐れもあります。
先ずはお好きなお茶を準備して (我が家の場合は目下白湯ですけど) 、徐に袋の底を親指でそっと押し上げるように押さえます。
そうすると綺麗に割れて、中から香をしたためた小豆の餡がほろりと顔を出しますよ。










いわゆる “おめざ” の習慣は、もちろん主人の実家でも私の実家でもございません。
ですが主人の体重を考え、甘党の主人がストレスを感じないよう、甘いお菓子は朝食の前にちょっとだけ、そんな “おめざ” の習慣に落ち着いております。

今朝のおめざは、お楽しみの清浄歓喜団。

清浄歓喜団を頂いた後、出来ればその香の余韻をいつまでもいつまでも楽しんでいたいものです。
ですが流石にそう言ってもばかりはいられませんからね。
白湯と一緒にいつもよりうんと時間をかけて頂く贅沢なおめざ、清浄歓喜団。
主人も気にったようですし、また今度、京都に行った際には買ってもらおう。










それにしても今朝は寒かった。
そんな時に嬉しい自家製豆腐、豆乳で簡単に出来ます。
出来立ての温かなお豆腐は、お味噌汁のお豆腐とはまたちょっと違う味わいで気持ちも和むもの。
朝食にもぴったりです。





  1. にがりの量は、品によって相当変わってきます。
    今私が使っているにがりは、豆乳の1/100量が適量。

    豆乳 (お豆腐が出来るとちゃんと公言してあるもので) 500tににがり 小さじ1を加えて素早くそっと混ぜ、濾しながら器に注ぎます。
    普段は豆乳 250t+にがり 小さじ1/2ですが、今日はたっぷり食べたかったので。
  2. ぴったりと蓋が出来るフライパンやお鍋に器を並べましょう。
    予めお湯を沸かしておき、器の半分よりちょっと上まで熱湯を注ぎます。
    ぴったりと蓋をし、弱火で10分。
    そのまましばらく蒸らせば、ふるふるのお豆腐出来上がりです。






ほぼ毎朝食べておりますしめ鯖。
ルッコラーが畑で順調に育っております今、たっぷりのルッコラーと合わせるのがお気に入り。
しめ鯖とルッコラー、なかなか好相性ですよ。

今朝はアボカドと大根おろしも一緒に。
ナッツとドライフィグのトッピングがアクセントです。





  • アボカドは適当に切り、バルサミコ酢をふって和えておきます。
    少々色は悪くなりますが、マイルドなバルサミコ酢は万能調味料。

    中央に切れ目をいれて細切りにしたしめ鯖、ルッコラー・大根おろしと順に加えては和えていきます。
    器に盛り、乾煎りして粗く刻んだ胡桃とアーモンド、細かく刻んだドライフィグを散らしましょう。
    お好みの調味料 (目下、我が家では胡桃そばつゆがブームです) と胡麻油やオリーブオイルをちろりとまわしかけて召し上がれ。柚子胡椒もお勧めですよ。











正直に申し上げて、今朝は清浄歓喜団が気になって朝食もお弁当もお座なりです。
特にお弁当。
今日は豆乳+オートミールで我慢してもらいましょう。






  • 豆乳・オートミール・自家製の柚子ジャムをお鍋に合せ、ゆっくりとろみがつくまで煮ます。
    アボカド・冷凍保存してありますルレクチェも途中で加えましょう。
    全体がなじんだら、蜂蜜でお好みの甘さに仕上げます。
    最後にお塩をちょっと加えて全体をしめましょう。

    器に盛り、乾煎りしたアーモンドと胡桃、刻んだドライフィグを散らして出来上がり。






本日の備忘録、主役は清浄歓喜団でというところに落ち着きました。
地味ですが本当に美味しいお菓子です。
高島屋さんや伊勢丹でも販売しておりますが、周囲の華やかな京都銘菓に比べて本当に地味。
ですがまたそこがそそられる魅力なのです。

明日は胃の健康診断。
得意のバリュウムを飲んで、胃カメラを飲んでの胃がん検診です。
最近、健康診断に行くと何かしら見つかるのは間違いなく加齢のせいなのかしら。
今夜は10時以降、そして明日の朝ももちろん絶食です。
明日はぎりぎりまでお布団の中で過ごすと致しましょう。

posted by しんさん at 17:54 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

お気に入りの香水、やっと見つけました。

色々試して冒険するタイプではありませんが、気に入った香水に出会うとそれが廃盤になるまできっちり愛用致します。

古くはジバンシィのフルールダンテルディ。
フルーティでフローラルな甘い香りの中に華やかさもあって、それでいて背伸びしていない香りがとても好きで、廃盤後もちょっとザリッとしたすりガラス状の瓶を捨てられずにおりましたもの。

フルールダンテルディの廃盤に涙しつつ、次に出会った香水が資生堂のRELAXING (リラクシングフレグランス )、この香水とは相当に長いお付き合いでありました。

販売当初からずっと廃盤まで。
グリーン系の香りなのにフローラル、この香りは私の血液にまで達しているのではないかと思うほど愛用致しております。
しかも廃盤を耳にした時、お世話になっておりました化粧品店の資生堂スタッフさんに無理を言い、在庫を相当数お世話して頂き今に至っております。

そんなRELAXINGともそろそろお別れ、グリーンの瓶に残るのはあとわずか。
白内障術後の状態も落ち着き始めて外出欲が出てきた今、気になる今後の香水ですが・・・

RELAXINGに続く私の香り、ようやく見つけました!
今後は、フランスの老舗パフューマリーのひとつ、フラゴナールのJASMIN (ジャスミン) を愛用することと致します。





フラゴナールとの出会いは、昨年のモナコ・フランス旅行の際。
モナコを車で観光した際 (☆彡) に立ち寄ったのがここ、フラゴナール。

運転手が香水のサンプルをくれたのですが、だってそのままズバリ、名前がジャスミンですもの。
香水の名前にしてはちょっと単調な気が致しませんこと?
そのまま鞄の底で海を渡り、我が家まで連れてきたは良いけれど放置すること1年弱。
そろそろ処分しようかしら、でもその前にちょっと香りだけでも・・・あら、良いじゃない、という訳。

主人に話すと、即行クリックショッピング。
ebayを経てドイツからはるばるやってきました、フラゴナールのジャスミン。

残り僅かとなりましたRELAXINGに後ろ髪をひかれつつ、ジャスミンの香りも待ち遠しい昨今であります。





さて。
術後経過に一歩前進。
1日4回点眼致しておりました点眼薬が、ワンランク軽いものとなりました。
しかもこの愛らしい佇まいと言ったら!

まだまだ油断は出来ませんが、この可愛らしい容器になったことで術後ケアもリフレッシュされるというもの。
単細胞な人間はこれだから楽しい。





さ、今日は父の日です。
義父には、以前義母とは一緒に食べたことのあるお気に入りの散らし寿司を。
今日の夕食は夫婦水入らずでお楽しみくださいな、と。

そして実家の母親にも。
離婚後か細くはない女手ひとつで父親代わりもこなした母ですもの、今日は母にも散らし寿司。
さ、それそろ仕上がっている時間です。

もちろん我が家用には鯖寿司も。
今宵は鯖寿司が日本酒の肴ですよ。

posted by しんさん at 16:55 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

目下第3次ブームのプンパニッケル

結婚当初、私は密かなプンパニッケルブームを迎えておりました。

贔屓に致しておりましたドイツパンのお店が方向転換したのをきっかけに、それはぐぐんと下火になってはいたのですが、主人がPEMA (ペーマ) のプンパニッケルに出会い第2次ブーム到来。

ワインその他も含め日ごろお世話になっております某食材店が入荷を断念したことにより、第2次プンパニッケルブームも下火になり時は過ぎます。
そして何がきっかけだったかは定かでありませんが、主人が突然プンパニッケルの定期購入開始。

1ヶ月にいちど、500gのプンパニッケルが届けられる生活を程よく楽しんでおりましたところ・・・

幸か不幸か、PEMA (ペーマ) のプンパニッケルにとある店頭で再会してしまいました。
PEMA (ペーマ) ファンの主人は大興奮。
買い占めると言って聞かない彼を何とかなだめ、この3種類に止めた次第でございます。

PEMA (ペーマ) の有機プンパニッケル 500g・有機フラックスシードブロート 500g・有機フォルコンブロート 500g ・・・ 定期購入致しておりますプンパニッケルも含め、只今我が家は第3次プンパニッケルブームを迎えております。





白内障の手術を終え、今日で左目は2週間、右目は1週間が無事経過致しました。
念の為まだ車の運転は控えておりますので、日々のお料理は在庫食材のお片付けが基本。

術前、多めに作って冷凍保存しておいたエスカルゴバター (☆彡) を使って、ちょっと愛らしいこんなプンパニッケルサンドはいかがでしょうか。

エスカルゴバターとサワークリーム、色黒プンパニッケルに映えてご機嫌な仕上がりでございます。
トマトで隠れてしまっておりますが、中央には相性の良いスモークサーモンも鎮座致しております。
初夏の食卓に嬉しい色合いではありませんか?

ディルかフェンネルでもあればもっと私好みに仕上がったのでありましょうが、そこはまぁ術後の身。
昔見たレシピ本に載っていたようなサンドウィッチに気分は上々。
我が家のプンパニッケルブームはもうしばらく続きそうです。






崩れやすいプンパニッケル。
普段はトーストし、もっちりとした食感と抜群の風味を楽しむことが多いのですが今日はそのまま。
縞々プンパニッケルサンド、とっても簡単ですよ。
  1. ペコリーノロマーノをすりおろします。
    我が家のフードプロセッサーはハード系チーズOKです。カッターで最初に粉砕しましょう。

    次いでエスカルゴバター (自家製です) ・殻を除いたピスタチオ・極少量のレモン汁・フルールドセル・ホールの黒胡椒を加えて粉砕致しましょう。
    思惑通り、色鮮やかなフィリングに仕上がりましたよ。

  2. プンパニッケルをそっとはがし、1・室温に戻したサワークリームを厚さが均等になるようそれぞれ交互にぬって重ねて参ります。
    4枚重ねたらラップでぴっちりと包み、しばらく冷凍庫へ。

  3. フィリング・プンパニッケル共にしっかり冷えたところで、ラップごと切り分けます。
    パンナイフを使うより、よく切れる普段の包丁を使った方が綺麗に切れますよ。

    丁寧にラップをはがして盛り付け、スモークサーモン・トマト・ケイパ・サワークリーム・グレープフルーツを添えて出来上がり。

    いやん、楽しい。










白内障手術をきっかけに、只今主人と一緒に健康生活を満喫致しております。

今まで通りの洗顔・シャンプーは術後1ヶ月が目安ということですので、この際まとめてアルコールもこの期間は一切禁止して体調リセットを計る心積もり。主人と一緒なので案外楽しい。

それに伴い、夜だけは炭水化物抜きの生活をエンジョイ致しております。
私は常時ところてんだけで平気なのですが、食いしん坊の主人にとってそれは残酷。
今夜はこんにゃく麺 (最近は便利なものがありますこと) シリーズのこんにゃく冷やし中華。

その際にトッピングする蒸し鶏は、気迫漲る朝のうちに準備してしまいましょう。
お弁当の1品としても使えますしね。
その流れで本日のお弁当は、朝食にもしたプンパニッケルサンドと大豆のチキンのサラダですよ。

蒸し鶏と大豆の下茹では同時進行ですので、ちょちょいのちょいで出来上がり.





  1. 大豆はひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。
    必要ならばお水を足し、浸け水ごと圧力鍋に移しておきましょう。
  2. 鶏胸肉は皮と脂肪を丁寧に取り除きます。
    全体をフォークで丁寧に突き、極少量の蜂蜜を全体にすり込みます。
    次いでお酒をふりかけて軽くもみ込み、ざっくり刻んたマイタケと一緒にビニール袋に。
    袋内の空気を抜き、20分程おきましょう。
  3. 圧力鍋に蒸しすをセットし、胸肉を入れた蒸しカゴをこの上に置きます。
    胸肉をアルミホイル覆い、5分間加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。

    胸肉の蒸し上がりと同時に、下では大豆の蒸し上がり。
    大豆は多めに茹でておいて、夜の炭水化物摂取の一役に。

  4. 大豆は茹で汁に浸したままで粗熱をとり、ザルにあけて水切りを。
    胸肉は手で触れられる程度に冷まし、適当に切ってから裂きます。

    グレープフルーツ・トマト・スモークサーモン・ケイパ・オリーブペースト・オリーブオイル・フルールドセル等々、お好みの食材と合わせて和えれば出来上がり。











朝食もお弁当も同じ主食ではありますが、盛り付け変われば味変わる・・・ってね。
やや力技かしら?

車の運転を控えておりますので、普段は買い物には行きません。
その代わり、週末は主人と一緒にちょっと時間をかけて買い物を楽しんでおります。

まだ化粧が出来ませんので外出がままならない今、主人のストレスもたまっているのでしょう。
食材調達に出かけては、いつもよりやや出費の嵩むことが多々・・・私はしめしめですけどね。
いつもとちょっと違う食材を前にすると、お料理が楽しいもの。




とは言え、朝食のチアシードとみじん玉ねぎ入り納豆 (オリーブオイルたっぷり) は今日も健在。
ごろんっと丸ごとのバナナは、どうしても主人がこの状態で食べたいと言って聞かなかったから。
バナナを1本丸っと食べたかったとか・・・サッちゃん?

今日からしばらく、木匙いっぱいの朝のおやつは花豆の豆納豆となります。

posted by しんさん at 14:42 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

欲しかった洗い桶、ようやく使ったお野菜ブラシ

“似た者夫婦” なんて言葉、我が家に限ってはまるで別世界の言い回し。

何をするにしてもほぼ間逆で、それ故お互いに呆れたり感心したり。



さて。

お買い物にしてもそれは例外でなく、主人は兎に角ひらめいたらすぐにポチっとクリックショッピング。

思い通りの物に辿り着くまでに、お金も時間も場所も私の憤りまでをも募ってのお買い物。

まぁ借金しないで楽しんでいる分には良いでしょうと、結婚後の私の趣味は整理整頓になりました。



何故か周囲からは私が買い物魔として見られること多々なのですが、それは大きな誤解というもの。

春夏秋冬、我が家のキッチン事情を客観的に観察してようやく購入致しましたよ。

1年前から買おうか止めようか、波のような物欲と戦ってようやく手に入れた “野田琺瑯の洗い桶”


結婚して10年以上。

洗い桶のない生活に慣れていたのですが、ふとあったら良いなと思う時もままあって。



きっちり深さまで測って、重さまでシュミレーションして選んだ洗い桶ですもの。

大きさ・使い勝手は完璧で不満は一切なし。

琺瑯、しかも野田琺瑯ってところが素敵でしょ?











野田琺瑯の洗い桶と一緒に購入したのが、ドイツ REDECKER社製 (レデッカー) のお野菜ブラシ。


今までは100均ショップの、特に野菜用という訳ではないブラシをそれ用に使っておりました。

でも根菜なんて洗おうものなら、すぐに毛がヘタってしまうんですよね。



安い100均製のブラシを使い捨て感覚で使うのにもふと疑問を感じ、調べたところこの子にヒット。

そろそろ畑のキクイモの収穫も始まった今、このお野菜ブラシの実力に驚くやら感心するやら。

本当に優れものです。











お野菜ブラシは数日前から使い始めたのですが、もぉ100均ショップのものとは完全に別物。

やわらかめの毛とかための毛を使い分ければ、根菜・果物・葉野菜の軸部分と何でもござれ。

その上にこのお魚の形ですもの、しみじみ良いものを選んだとほくそ笑む昨今であります。











今朝おろしたばかりの洗い桶。

その白さがあまりに眩しくて、今朝使った野菜をちょっと洗い桶で洗ってみました。

あぁ、あまりに色合いが楽しくて、野菜用にもうひとつ購入してしまいそう。


食器用の洗い桶と、お野菜洗いようの桶、共用しちゃっちゃぁちょっとマズいわよね。そりゃそうよね。

ダメかしら、毎日綺麗に洗うから共用しちゃっちゃぁダメかしら。











・・・うん、公の場で言及するのは止めときます (ニヤリ。。。)
























洗い桶とお野菜ブラシにご満悦。

そんな今朝、拵えたお弁当は最近すっかり気に入ってしまったジャーサラダ。


今日は暖系色ばかりで色合いが今一歩だったかしら。












  • いちばん下には、我が家の定番料理 大好きなキクイモのソムタム。

    フレッシュ唐辛子・ニンニクをすり鉢に合わせ入れ、すりこ木で丁寧につぶした後、軽く乾煎りした干しむきエビとカシューナッツを加えて更にすりこ木でたたきます。



    ここにライムの搾り汁・ココナッツシュガー・ナンプラーを加えて丁寧に混ぜ、千切りにしたキクイモ・人参を少しずつ加えてはたたいて馴染ませるだけ。


    キクイモソムタムの上には、スパイシーな自家製チリソースで和えた鶏胸肉の蒸し鶏を。

    圧力鍋で拵える蒸し鶏も、これまた我が家の定番料理 ⇒ 例えばこの日も ☆



    さいころ状にカットし、なつめ茶の出がらしで拵えたスィートチリソース ( この日の日記、後半に登場 ☆) で和えてあります。

    レモン汁をまぶしたアボカド・柿と一緒にソムタムの上に並べましょう。


    そしてトップには、同じくお気に入りの定番料理 カリカリのさつま芋 ⇒



    さいころ状に切ってからあく抜きをし、丁寧に水気を拭いてオリーブオイル・てんさい糖をまぶします。200℃に予熱したオーブンで先ずは10分焼きましょう。

    通常ならここで一端オーブン庫内から取り出し、てんさい糖を少量ふりますが今日は却下。

    オーブンを140℃に下げて30分、更にオーブン庫内で20分ほど放置してカリカリに。



    胡麻油やオリーブオイル、オイルを変えるだけでも楽しめます。

    そして最後は、自家製のルッコラーで覆えば出来上がり。
























近頃の主人は、何故だか果物に関心がある様子。

お魚より果物が食べたいと言うので、今朝はフルーツサラダ拵えましたよ。


自家製ルッコラーに梨・柿・カリカリさつま芋・シードミックス。

オリーブオイルをたっぷりかけていただきます。

ルッコラーを果物と合わせるの、最初主人は躊躇しておりましたが今は大のお気に入り。

美味しいでしょ?











そしてやっぱりお味噌汁。

たとえ主人のお魚熱が下火になったとて、本来私がお魚好きなんですもの。

カワハギが店頭に並ぶようになりました昨今、みすみすと素通りなんて出来ません。


とろとろに煮込んだ大根に、身のギュッと詰まったカワハギ、相性の良いお豆腐。

もちろんネギは盛々に。











似た者夫婦・・・うーん、全く性格の異なる主人との生活は、毎日がびっくりポンで楽しいもの。

でも同じことで笑って同じことで悩みしている長い間に、夫婦似てくるっていうのが理想かな。



とりあえず、野田琺瑯の洗い桶・REDECKER社製のお野菜ブラシのおかげで相当幸せです。今。

posted by しんさん at 15:41 | Comment(0) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月20日

善光寺さんの唐辛子、冷凍鶏皮のもつ煮風

いつもお世話になっておりますネイリストさんから、嬉しいお土産を頂きました。
お母さまと一緒に、善光寺さんの御開帳にご参拝されたということで・・・

善光寺さんと言えば唐辛子、唐辛子と言えば八幡屋礒五郎さんの七味唐辛子。

生真面目な彼女のこと、それはそれは悩んで悩んでここに辿り着いたのでありましょう。
実際、お蕎麦にしようか何にしようか、相当お悩みになったと笑ってお話していらっしゃったっけ。

ですがそんなご心配は皆目ご無用。
このレトロモダンな小さな缶、私のテンションは最高潮であります。
帰りの車の中、こっそり包装紙を開けてこの柄を見たときのあの高揚感と言ったら・・・もぉっ!

↑ 帰宅道中、早くも車内で開封されてしまったその包装紙。
あまりの可愛らしさに、何やってんだと思いつつ元通りに直して写真に収めてみました。
ホント、何やってんだ。










人はかように小さな唐辛子ひとつで、どぅにもこぅにも幸せになり得るものなのね。
ふんふんと鼻唄交じりで西友さんに立ち寄り、何か七味唐辛子を活かせるお料理をと食材調達。

その結果・・・

思いついたお料理は、 “もつ煮込み” でありました。
だからと言って、うかうか “もつ” を買い込む性分ではございませんので悪しからず。

鶏の胸肉料理の際、引っぺがしては冷凍して溜め込んであります “鶏肉の皮”
ちょうど頃良く随分と溜まっておりましたのも何かのご縁。
こんにゃく・ゴボウ・干しシイタケ等々と一緒に、圧力鍋で煮込んで七味をぱらり。

七味唐辛子が主役の鶏皮煮込み、自称もつ煮風。
こんな美味しいのに、鶏皮捨てちゃうなんて勿体無い勿体無い。





我が家の鶏皮煮込みは、確かこの日のお弁当が発祥だったのではないかしら ⇒
パリパリに焼くのも好みではありますが、後片付けのことを考えると・・・やっぱり煮込む方が、ね。
いつもの如く、圧力鍋を使います。
  1. 鶏皮は完全に解凍してしまうと切り辛いので、半解凍の状態でがっつり大きめに切ります。

  2. こんにゃくの下ごしらえをします。

    こんにゃくは両面に細かな格子状の切れ目を入れ、食べやすい大きさに切り分けます。
    鶏皮と同じく大きめに切るのがお勧めです。
    これを沸騰したお湯で軽く茹で、ザルにあげておきましょう。
  3. ゴボウはお野菜ブラシで表面を綺麗に洗い、適当な長さに切り揃えます。
    ビニール袋に入れてすりこ木等で叩き、ひびを入れたところで適当に手で折りましょう。

  4. 全てを圧力鍋に合わせ入れ、戻した干しシイタケとその戻し汁・たっぷりの千切り生姜・お酒・お水を加えて強火にかけましょう。
    アクを丁寧にすくい、圧力鍋の蓋をして15分加圧します。

  5. 圧が自然に抜けるのを待って圧力鍋の蓋を開け、ここからは地道に味を煮含めて参ります。

    ざっと鍋底から全体を大きく混ぜ、白だし醤油・濃口醤油・みりん・てんさい糖を加えます。
    極々少量のお酢も加えましょうか。
    煮崩れる食材がありませんので、少々乱暴に扱ってもへこたれません。
    中央に穴を開けたキッチンペーパーを落し蓋にし、ことこと煮汁を煮詰めて参ります。

    白だし醤油についてはいちどに加えず、少量ずつ加えじっくり味をしみ込ませていきましょう。
    程よく煮汁が煮詰れば出来上がりです。
    そのまま少し冷ましてから器に盛り、刻みネギをたっぷりと。もちろん七味もたっぷりと。

    普段あまり七味を使わない我が家ではありますが、これからは七味を見直そう。
    開封したての七味唐辛子って、当然ですが辛いのね。
    辛くて風味がよろしいのね。











お弁当ももちろん鶏皮ですとも。
下茹でも特に必要のない鶏皮煮込み、冷めても室温ならば案外気にならないものです。






但し色合いは相当地味ですので、お弁当にするならば色合いよろしいサヤエンドウを添えようかしら。
サヤエンドウの優しい色合いを活かした酒粕和えです。
  1. 白胡麻を丁寧に乾煎りし、すり鉢に移してしっとりするまで擂り混ぜます。
  2. 空いたお鍋に酒粕・みりん・お酒を合わせ入れ、弱めの中火でアルコールを飛ばしながら滑らかに練り混ぜましょう。
    これを1のすり鉢に移し、白味噌も加えて擂り混ぜます。

  3. 食感良く塩茹でにしたサヤエンドウをここに加え、丁寧に和えれば出来上がり。











七味唐辛子の缶に高揚し、今朝のお料理はいつもに増して楽しかったー。

・・・但しお弁当と朝食の内容はほぼ同じですけどね。

結婚当初は七味唐辛子を多用しておりました主人。
どんなお料理にも元の味が分からなくなるくらいに雄々しく七味・一味をふりかけておりました。
そんな彼にげんなりし、七味・一味禁止令を発令したのは・・・いつの頃だったかしら。

そんな彼も成長し、近頃はお醤油のどぼがけもしなくなりました。
マヨネーズもほぼ使わなくなりました。
地道にちょっとずつ私の好みに引きずり込んでおります。

・・・引きずり込む・・・怖い。
ちょっと前にふと手にして読んでおりました安部公房の “砂の女” を思い出してしまった。

今夜は日本酒で宴会だそうですよ、もちろん主人とふたりお家でね。

posted by しんさん at 14:51 | Comment(2) | お気に入りのもの達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする