細かくは、その数週間前も神戸に宿泊し、帰宅途中に京都に立ち寄っておりました (☆彡) 。
もちろん全ての旅程は主人の意向ですので、まぁはっきり言ってしまえば私は単なるお付き合い。
ですので、主人も相当気を遣って帽子やら足袋やらで必死のご機嫌取りに勤しんでおりました。
しめしめ。
先週の京都、御料理はやしさんで夕食を頂いた翌朝。
お昼の予約までは時間があるから、私の好きなお菓子を京都で買ってあげると主人の優しい提案。 京都で大好きなお菓子と言ったら先ずは蕎麦ぼうろ。
そして “亀屋清永(かめやきよなが)” さんの “清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)” です。
蕎麦ぼうろより幾分背筋をのばして、白湯か何かとじっくり頂きたいお菓子、それが “清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)” かしら。
不思議なのは形だけでなく、そのお味も独特です。
とにかく好き、大好きなお菓子です。
こんな時、主人は “折角なんだから沢山買っていこうよ”
必ずこう言います。 でもね、これはそういうお菓子じゃないの。
ふたりで食べるのですもの、ふたつだけ。
仰々しい箱にちょこんっと並んだ清浄歓喜団、これが良いのです。 がりっとやると前歯にダメージを与える恐れもあります。
先ずはお好きなお茶を準備して (我が家の場合は目下白湯ですけど) 、徐に袋の底を親指でそっと押し上げるように押さえます。
そうすると綺麗に割れて、中から香をしたためた小豆の餡がほろりと顔を出しますよ。
いわゆる “おめざ” の習慣は、もちろん主人の実家でも私の実家でもございません。
ですが主人の体重を考え、甘党の主人がストレスを感じないよう、甘いお菓子は朝食の前にちょっとだけ、そんな “おめざ” の習慣に落ち着いております。
今朝のおめざは、お楽しみの清浄歓喜団。 清浄歓喜団を頂いた後、出来ればその香の余韻をいつまでもいつまでも楽しんでいたいものです。
ですが流石にそう言ってもばかりはいられませんからね。
白湯と一緒にいつもよりうんと時間をかけて頂く贅沢なおめざ、清浄歓喜団。
主人も気にったようですし、また今度、京都に行った際には買ってもらおう。
それにしても今朝は寒かった。
そんな時に嬉しい自家製豆腐、豆乳で簡単に出来ます。
出来立ての温かなお豆腐は、お味噌汁のお豆腐とはまたちょっと違う味わいで気持ちも和むもの。
朝食にもぴったりです。
- にがりの量は、品によって相当変わってきます。
今私が使っているにがりは、豆乳の1/100量が適量。
豆乳 (お豆腐が出来るとちゃんと公言してあるもので) 500tににがり 小さじ1を加えて素早くそっと混ぜ、濾しながら器に注ぎます。
普段は豆乳 250t+にがり 小さじ1/2ですが、今日はたっぷり食べたかったので。 - ぴったりと蓋が出来るフライパンやお鍋に器を並べましょう。
予めお湯を沸かしておき、器の半分よりちょっと上まで熱湯を注ぎます。
ぴったりと蓋をし、弱火で10分。
そのまましばらく蒸らせば、ふるふるのお豆腐出来上がりです。
ほぼ毎朝食べておりますしめ鯖。
ルッコラーが畑で順調に育っております今、たっぷりのルッコラーと合わせるのがお気に入り。
しめ鯖とルッコラー、なかなか好相性ですよ。 今朝はアボカドと大根おろしも一緒に。
ナッツとドライフィグのトッピングがアクセントです。
- アボカドは適当に切り、バルサミコ酢をふって和えておきます。
少々色は悪くなりますが、マイルドなバルサミコ酢は万能調味料。
中央に切れ目をいれて細切りにしたしめ鯖、ルッコラー・大根おろしと順に加えては和えていきます。
器に盛り、乾煎りして粗く刻んだ胡桃とアーモンド、細かく刻んだドライフィグを散らしましょう。
お好みの調味料 (目下、我が家では胡桃そばつゆがブームです) と胡麻油やオリーブオイルをちろりとまわしかけて召し上がれ。柚子胡椒もお勧めですよ。
正直に申し上げて、今朝は清浄歓喜団が気になって朝食もお弁当もお座なりです。
特にお弁当。
今日は豆乳+オートミールで我慢してもらいましょう。
- 豆乳・オートミール・自家製の柚子ジャムをお鍋に合せ、ゆっくりとろみがつくまで煮ます。
アボカド・冷凍保存してありますルレクチェも途中で加えましょう。
全体がなじんだら、蜂蜜でお好みの甘さに仕上げます。
最後にお塩をちょっと加えて全体をしめましょう。
器に盛り、乾煎りしたアーモンドと胡桃、刻んだドライフィグを散らして出来上がり。
本日の備忘録、主役は清浄歓喜団でというところに落ち着きました。
地味ですが本当に美味しいお菓子です。
高島屋さんや伊勢丹でも販売しておりますが、周囲の華やかな京都銘菓に比べて本当に地味。
ですがまたそこがそそられる魅力なのです。
明日は胃の健康診断。
得意のバリュウムを飲んで、胃カメラを飲んでの胃がん検診です。
最近、健康診断に行くと何かしら見つかるのは間違いなく加齢のせいなのかしら。
今夜は10時以降、そして明日の朝ももちろん絶食です。
明日はぎりぎりまでお布団の中で過ごすと致しましょう。