2025年02月03日

あり合わせかぶら蒸し

週末に届いたふわっふわな釜揚げしらす。
主人が『どぅちゃん(私のことです)のためだけに買ったんだよ』と。

・・・何かしらの食べ物を取り寄せる前兆でしょう。

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ですが、釜揚げしらすは確かに私の大好物。
塩加減もほどよくて美味しい釜揚げしらすでした。

そして本日週明け月曜日。
朝食は炊き立てご飯にたっぷりの釜揚げしらす・・・となるには、ついふたりでパクパク食べてしまったひとパックは残り僅か。
冷凍してあるパックを解凍するのも忍びない。

なので、中途半端に残った釜揚げしらすで、最近我が家で密かなブームの『かぶら蒸し』を拵えました。

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卵1個分の卵白で拵えるお手軽、あり合わせかぶら蒸し。

お塩を加えてメレンゲ状に泡立てた卵白に、皮ごとすりおろして軽く水を切った蕪。
軽く火を通して冷凍しておいた銀杏に、冷凍むきエビ。
ふんわり混ぜてココット皿にふんわり盛ったら、アルミホイルで蓋をして5分ほど蒸すだけ。

葛粉でとろみを添えた釜揚げしらす餡をたっぷり、熱々で召し上がれ。
主人、嬉しそう。

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ちなみに、蕪から出た水分はお味噌汁のお鍋へ直行。





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残った卵黄に卵をふたつ足して、刻んだ切れ端野菜と一緒に油揚げに詰めます。
甘辛お醤油味を煮含めれば、しっとり福袋の出来上がり。


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切れ端野菜は、鶏胸肉を使ったいり鶏の人参・蓮根・蕪等々。
茹でて冷凍しておいた蕪の葉っぱは、冷凍むきあさり等と一緒に煎り付けました。
胡麻の風味がよい箸休めです。

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いり鶏で半分使った鶏胸肉。
半分はしっとり照り焼き風に仕上げて、お弁当のご飯の上に。
下に敷いた海苔に、鶏の甘辛お醤油味がしっとり馴染んで美味しいのです。

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明日は開封済みのオーツミルクを片付けましょうか。

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2025年01月27日

豚肉と蕪の炊き込みご飯

昨日の暖かさとは打って変わって寒い月曜日。
最近には珍しくどんより曇り空の週明けです。

今朝は炊き込みご飯を拵えました。
具は豚肉と蕪。

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週末に届いた段ボールいっぱいの蕪。
肌理細かで艶々な蕪は、大根に比べてどこか垢抜けていてなんだか嬉しい。

主人が楽しみにしている甘酢漬けは後回しにして、初めての試み、豚肉を合わせた炊き込みご飯。

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  1. 豚薄切り肉は醤油麹を絡めてしばらくおきます。

    洗ってしっかり吸水させたお米を水切りし、お酒・赤酒(みりんの代わりです)・お醤油にお水を足して合わせます。
    お肉を軽くほぐしながらお米の上に散らし、いつも通りに炊飯しましょう。

    いつも通り、お米には十六雑穀・蕎麦の実・もち麦・押し麦を加えてあります。

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  2. 炊飯している間に、蕪の葉をさっと茹でて醤油洗いしておきましょう。

    炊き上がり2分ほど前に、素早く蕪を散らして炊き上げます。
    十分に蒸らしが終わったら蓋を開け、発酵バターを加えます。

    醤油洗いした蕪の葉を刻んで加え、全体をさっくり混ぜて出来上がり。

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豚肉をお米に炊き込んだのは初めてですが、あら、これ、美味しい。
蕪の頼りない食感、意外と存在感残る蕪の葉っぱ、うん、好相性。

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昨日、納豆用に蒸した大豆を少し残しておいて、山椒を効かせた五目豆に。
こんにゃくは甘辛醤油味の手綱にしましょうか。

豚バラ肉に生砂糖・すりおろし生姜・お酒で下味をつけて、根菜と一緒に炒め煮に。
普段は根菜の煮ものに入れることのない豚肉ですが、うん、たまには良いかな。
何より主人好みに仕上がりますからね。

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炊き込みご飯はお結びさんにして。
月曜日の『お弁当らしいお弁当』、主人の密かなお楽しみ。

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朝食です。
いつもとはちょっと異なる角度から。

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主人が面白い情報を手に入れました。

『八丁味噌は"酒精"を使っていないのだそうだよ、だから、大豆のえぐみや苦みを飛ばすために煮たてた方が美味しく仕上がるのだそう』

昔、何かのテレビで愛知県あたりのご年配女性が
『赤味噌は煮立てれば煮立てるほど美味しくなるんだ』
なんて言っているのを聞きました。

またまたぁ・・・
なんて思っていたのですが、どうやらその通りだったようです。

ご年配者の意見に耳を傾ける心の余裕。
Google meetの画像通話で発信ができるようになった実母、訳もなく今日は長電話してしまいました。

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2024年12月04日

しっとり・・・豚バラブロックのほうじ茶ベーコン

今朝は、冷凍しておいた米粉パンでサンドウィッチを拵えました。

多分、この時の米粉パンですね ☆彡 2024年10月31日
ちょっと甘めの米粉パンと、しっとりベーコン、ソテーした柿、きのこリエットの組み合わせです。

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そう、そして今日の主役はベーコン。
ベーコン風と言い直した方が正解かも。

いつも多めに冷凍保存してある豚バラブロックに塩麴をすり込み、オーブンでじっくりじっくり仕上げました。

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燻製風に仕上げるため、使用したのはほうじ茶のお茶殻。
週に数回、朝食時に主人が淹れてくれるほうじ茶の出がらしをその都度乾燥させ、いくらか溜まったところでベーコンに有効利用。

ちょうど実家の母親が実妹のところで収穫してきた無農薬ミカンがありましたので、その皮も一緒に。

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想像していた『ベーコン』とは随分と異なりましたが、何より主人が大変お気に召したご様子です。
以降、豚バラブロックの調理法はすべてこれが良い、と。

・・・何度聞いたかしらね、このセリフ。
ですが、私としても面白いお料理ですので備忘録。

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  1. いつもイオンネットスーパーに届けていただく豚バラブロック。
    300gくらいでしょうか。

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    キッチンペーパーでしっかりと水気を押さえてから、全体をフォークで丁寧に突いてビニール袋へ。
    塩麴 大さじ2弱、たっぷりの黒胡椒をしっかり揉み込んでから、出来るだけ空気を抜いて冷蔵庫で丸っと1日。

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  2. マリネした豚バラブロックを室温に戻し、キッチンペーパーでしっかりと水気を押さえます。

    天板の上にアルミホイルを敷き、更にオーブンシートを敷いた上に、乾燥させたほうじ茶の出がらし、ミカンの皮をたっぷり散らしましょう。
    網を重ね、脂面を上に豚バラブロックを置きます。

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    予熱なしのオーブン、130℃で90分。
    最後の30分は、様子を見て120℃に下げました。
    その後オーブン庫内で90分以上放置。

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  3. こうして出来上がった豚バラブロック肉のベーコン。
    薄切りにし、油をひかずに両面じっくりと焼き付けましょう。

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    ベーコンをキッチンペーパーの上に取り出します。
    フライパンに残ったベーコンの脂で、みじん切りにしたにんにくをじっくりと炒め合わせます。
    ニンニクの香りが上がってきたら、粗くほぐしたシイタケ、エリンギ、ヒラタケをフライパンからはみ出るくらいにたっぷり。

    さいの目に切ったバターも少し散らし、じっくりと焼き付けます。

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  4. ついでに残っていたくず野菜も一緒に焼き付け、ボールに移して塩レモンを極少量。
    お塩を少し加え、バーミックスでリエット状に仕上げて黒胡椒を挽きます。

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  5. お鍋をさっと洗い、オリーブオイルで柿をじっくり焼き付ければ準備は完了。

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    自然解凍しておいたパンに切り込みを入れ、フィリングたっぷりのサンドウィッチに仕上げます。

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オーツミルクをベースにした具沢山スープを添えます。

人参にネギ、玉ねぎ、白菜、もち麦、冷凍枝豆、ひよこ豆、冷凍あさり・・・
これだけ具沢山だと、味付けはお塩だけの方が我が家っぽくなるのです。

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この季節、やはり温かいスープが嬉しい。

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朝食です。

今日の主食は、へしこ茶漬け。
さっと炙ったサバのへしこに熱々のお出汁、自家製柚子胡椒、そしてアクセントの蕎麦茶。
小粒なあられのような食感の蕎麦茶も立派なレギュラーメンバーなのです。

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そして、今朝のお味噌汁は胡麻油の代わりにベーコン入り。
じっくり炒めたベーコンの脂で、人参等を炒めてお味噌汁に仕上げました。

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・・・美味しいよね、主人。


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2024年12月02日

遅れ馳せながら、艶々の新米をいただきます

昨日、我が家にも新米が届きました。
今日くらいは、蕎麦の実も押し麦ももち麦も十六雑穀も入れずに艶々真っ白なご飯を楽しみましょう。

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・・・あら、面取りした人参の欠片がひとつ、混じってしまいましたね。





元々は『米麹』のために主人が選んだこちらの農家さん『YAMAICHI ALPS』さん。
おまけに添えてくださったコシヒカリ(☆彡2024年07月01日)が本当に美味しくて、今度新米を取り寄せる時は迷わずお世話になろうと決めておりました。

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届いた『北アルプスの雪解け水で育った一等米コシヒカリ』5キロ。
丁寧に認めてくださったのであろう小さなお手紙からも、大切に大切に育てられたお米であることが伝わってきました。





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炊いたばかりの新米を、シンプルな塩むすびに。
みえぎょれんさんの『御食つ国焼き海苔(みけつくにやきのり)』でふわりと巻いたおむすびさん、冷めても艶やかで本当に美味しい。

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昨日、イオンさんに届けていただいた北海道産アンコウでお鍋をしました。
残った春菊を酒粕和えに。

最近気に入っております、平飼いあずさの巾着煮。
今回は味付けが少し薄かったね。
油揚げの味付けって難しい。

鶏もも肉は、生姜の漬け汁を有効利用した甘酢煮にしました。

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そうそう、せっかくなのでアンコウの写真も備忘録。
小さいながら、ちゃんと肝もついていましたので乾煎りして鍋つゆに混ぜました。

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その前日は鯖寿司でした。
3種のお醤油で食べ比べ。

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艶々炊き立ての新米で朝食です。
お魚は小ぶりながら抜群に美味しい銀鱈の西京焼き。

主人が先日買ってきてくれた『味噌松風』
素朴な味が私の大のお気に入りなのです。

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今日は実母が収穫したミカンを届けると言っていたのですが・・・
忘れちゃったのかしらね。

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2024年11月25日

晩秋の金目鯛 2024

昨年、イオンネットスーパーの予約販売で購入した金目鯛。

想像していたよりはるかに立派な金目鯛。
しかも下処理も申し分ない程に丁寧で、主人とふたり大いに楽しみました ☆彡2023年11月24日

さすがに今年はないだろうと思っていたのですが・・・

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今年も予約販売してくださいました。
しかも今年は鯛と金目鯛、2種類のお魚が予約可能。
もちろん迷うことなく金目鯛を選び、カレンダーにも配達日を書き込んで心待ちにしておりました土曜日。

早速届いたその数時間後にはキッチンに甘いお醤油の香り。
動画からの画像ですので、あまり鮮明ではありませんが今年はしっかり備忘録。

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まずは届いた金目鯛をさっと洗い、キッチンペーパーでしっかり水気を押さえます。

フライパンの底にはゴボウをしっかり敷き詰めて、たっぷりの日本酒、そしてそこそこたっぷりの赤酒を加えて煮立てます。
この上に半分に切った(立派過ぎてフライパンに入らないのです、主人に切ってもらうのが賢明)金目鯛。
お醤油を注ぎ、薄切り生姜をたっぷり散らし、お魚焼きホイルで落し蓋をし、フライパンの蓋を少しずらしてしてことことことこと20分。

金目鯛だけをお皿に取り出し、残った煮汁をとろり煮詰めて上に回しかけます。

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もちろん今年も菊正宗。
ですが昨年の金色の紙パックではなく、『菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 極上』でした。
主人もこの金目鯛、相当楽しみにしていたご様子です。





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そんな充実した週末が明け、今週も月曜日を迎えました。

今週は私の特定健診の都合で朝食とお弁当は1日お休みです。
もちろんその後、主人はスリランカ料理の予定をしっかりと押さえてありますが。
在庫の食材を使って、今週も作り置き料理を準備しましたよ。

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兎にも角にも食べることに貪欲な主人。
タコスに凝った際に取り寄せた『シラチャーソース』、もう良いでしょ?
お片付けしちゃいますからね。

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下味をつけた鶏もも肉に米粉をしっかりまぶし、多めの米油でじっくり両面焼きます。
しっかり油をきって、シラチャーソースをマヨネーズを合わせたソースに絡めれば、主人好みのジャンク風チキン。



先週拵えた豚の角煮。
その煮汁で五目豆を拵えます。
お水でひと晩戻した大豆に、ゴボウ、人参、里芋、昆布、そして干しシイタケ。

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昨日の金目鯛の煮汁は、卵の巾着になりました。
しっかりと煮凝り状態になっていた煮汁、金目の旨味をしっかりと油揚げにまとわせます。

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ひと晩赤酒に浸したスルメと一緒に煮た里芋。
根尾の伯母が育てた里芋ですもの、小ぶりでいびつな里芋でも丁寧に皮をむいて丁寧にお料理します。

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極少量残った『ぽんがる有機農園』さんの春菊は、定番の胡麻和えにしましたよ。





炊き立ての生姜ご飯と一緒にお弁当箱に詰めます。

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朝食です。

今日のお魚はアジの干物。
主食は生姜ご飯です。

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そう、生姜ご飯です。
今シーズンは、ぽんがる有機農園さんのおかげで初めて『露地栽培された新生姜』というものを味わうことが出来ました。

旬を迎えて頻繁に届く新生姜。
ふと、甘酢漬けばかりでなく他の料理をと思い、ぽんがる有機農園さんのお手紙にあった『新生姜の炊き込みご飯』を試してみました。
そして現在、我が家ではそのお料理が新生姜料理のなかでいちばんのお料理と相成りました。

ならばともっと気楽に、届いたばかりの生姜を千切りにし、お醤油に漬け込んでおけば食べたい時に新生姜の炊き込みご飯が食べられる、と。

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洗ったお米に、油抜きした油揚げ、生姜の漬け汁と一緒に炊き込むだけ。
前回は白だし醤油に漬け込みましたが、今回は色のついただし醤油に漬け込んでみました。
うーん、素朴。

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今日のお昼、主人からメッセージが届きました。
『藤九郎銀杏をもらったよ』

今朝スルメと一緒に煮た里芋とはまた別の品種、根尾の伯母自慢の『まいも』を洗って干しておきました。
今夜は藤九郎銀杏の粉吹き、そして根尾里芋の衣被と致しましょう。
日本酒が抜群に美味しい季節です。


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posted by しんさん at 13:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする