2023年03月06日

さつま揚げの炊き込みご飯

久しぶり東京に、まだまだ興奮冷めやらぬ様子の主人。
よほど楽しかったのでしょう。
ですが気を引き締めて・・・と、主人の部屋のカレンダーにふと目をやるとまだ2月、お小言が尽きません。

週明けの月曜日は少し楽をさせてもらって、来る1週間に備えるのが私の週間ルーティーン。
今朝は炊き込みご飯を炊きました。

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週末に届いたお酒のお供は、昭和のちゃぶ台を彷彿とさせる包み紙に、十文字にかけられた細い金の紐。
今週末は『焼酎強化週間』、そう主人が言っておりました。

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包みを開けると、ぎっしり詰まったさつま揚げ。

こんなに食べられるわけないよね、言いながらも随分とお腹に収めてしまいました。
馴染みのあるスーパーのさつま揚げとは一線を画す味と食感、伊七郎(いひちろう) のお湯割りを存分に楽しんだ週末でした。

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食べ切れなかったさつま揚げはお料理に使って良いよ、主人からの許可も得ましたからね。
さっと湯通しして炊き込んださつま揚げは存在感ある大ぶりに。

言わずと知れたゴボウや人参等、根菜との相性も文句なし。
コツなし技術なしで、美味しい炊き込みご飯に仕上がりましたよ。

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前述の通り、コツも技術も何もなし。

いつも通りに吸水させたお米に、いつものメンバー、蕎麦の実・押し麦・十六雑穀、そしてもち麦。
たっぷりの熱湯を回しかけて油抜きしたさつま揚げは大ぶりに切って、ささがきにした牛蒡、面取りした人参の切れ端、戻して細切りにした干しシイタケ等と合わせます。

いつも通りの水加減の一部を、お酒・お醤油に置き換えてお塩をひとつまみ。

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後はいつも通りに炊き上げます。

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お弁当用には、ひと口サイズのお結びさんに。
大ぶりさつま揚げを、これ見よがしに見せびらかすのがミソ。

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月曜日は1週間分の作り置き料理を準備する日でもあります。
なのでお弁当には確かにいつもの気合こそ込めませんが、別の気迫が朝のキッチンに漂います。

そう言えば、月の頭は早朝の西の空にお月さまが綺麗ですよ。
窓を開けなくても月明りを感じるほどに。

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今週も作り置き料理が数点出来上がりました。

イオンネットスーパーさんで目下旬を迎えているスナップエンドウ、たたみいわしを添えたお浸しの彩りに和みます。
いつもの煮なますと思いきや、今週は油揚げの代わりにさつま揚げを使った少々豪華版。

牛蒡は主人お気に入りの醤油漬けに。
コリコリっと食感が残る程度にさっと茹でたゴボウを、豆板醤とお酢を効かせた醤油味に漬け込みます。
ホウレン草は胡麻和えに。





さつま揚げ炊き込みご飯のお結びさんを主食に、お昼ご飯の出来上がり。

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主人のお弁当箱にも詰め込みましょう。
主人の大好物、菊芋の味噌漬けもコソっと忍ばせましょうか。

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朝は炊き立ての炊き込みご飯を主食に。

月曜日のお魚は、少し甘めのお魚が週間ルーティーン。
新顔の西京漬けは、期間限定の上に大人気、鮭の山椒風味の西京漬けです。
鮭好きの私のためにと、主人が頑張って確保してくれたようですよ。
気合を入れた西京漬け、上々の焼き上がりではありませんか。

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東京の名残、銀座ウエストのリーフパイ。
今朝、オーブントースターで数十秒温めてから食卓へ。

美味しい。

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2023年02月27日

贅沢2種盛り・牡蠣ご飯

部屋から臨む日差しが春めいてきました。

但し体感温度は冬。
中途半端に春を期待しているからなのか、ここ数日間は起床時に相当の気合を要します。
真冬の寒さより辛辣に感じるのは、温度計を見る限り気のせいだけでもなさそうです。

今朝は牡蠣ご飯、炊いてみましたよ。

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いつだったか、主人が嬉しそうに取り寄せた『冷凍おつまみセット』
『ほや』や『つぶ貝』、『お刺身わかめ』等々、日本酒のお供に良さそうな海の幸がチマっとセットになっていました。

お酒の肴にするかと思っておりましたら、主人から『牡蠣ならばお料理に使って良し』との許可が下りました。
気が変わらぬうちに早速。

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牡蠣の潮煮の煮汁で炊いたご飯の上に、たっぷりの牡蠣。
後乗せでふっくら牡蠣の上に、甘いバター風味を伴った牡蠣のオリーブ漬けをたっぷりと。

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自慢の牡蠣製品のダブル使いの牡蠣ご飯。
美味しいに決まっております。

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いつも通り30分以上お水に浸したお米に、蕎麦の実・十六雑穀・押し麦・もち麦を合わせます。
牡蠣の潮煮の煮汁にお水と少々のお酒を足して、極少量のお塩とお醤油で味付けします。
千切り生姜も忘れずに。

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炊き上がったら牡蠣を散らして蒸らすだけ。

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月曜日は、今週分の作り置き料理を準備します。

イオンネットスーパーさんが届けてくれる芽キャベツもそろそろ終わりかな、そう思っておりましたら、ぎりぎりになって在庫ありの表示。
少しお買い得になっていたスナップエンドウと一緒に、昆布と干しシイタケ出汁風味のお浸しに。
出汁として使用した昆布もお出汁も、ちゃっかり同席しておりますが。

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久しぶりに鯖の味噌煮も拵えました。
今日は味噌と合わせてさっとひと煮たち、明日もう一度加熱して完成します。

少し残っていた人参はひじきと合わせて。
胡桃をたっぷり加えるのが私のお気に入り。

あると必ず買ってしまうゴボウ。
今回は、さっと湯がいた後でピリッと鷹の爪を効かせた醤油漬けにしました。
想像通り、主人、大のお気に入り。




味噌の角がとれて本当に美味しくなってきたキクイモの味噌漬けも一緒に。
主人のお弁当箱に詰め込みます。

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月曜日。
いつもならばみりん漬けや西京漬けが食卓に上る日なのですが、今週は変則的にしめ鯖です。
火曜日のレギュラーメンバーであるしめ鯖・玉ねぎ・アボカドの組み合わせが、今週は月曜日に。
今の時期限定の新玉ねぎのみずみずしさ、鯖とアボカドを引き立てます。

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朝の納豆に添える手作りの白菜キムチ、今シーズン分が先週でなくなりました。
春のもの寂しをキムチで感じる我が家です。

ですが大丈夫。
キムチがなくなった今、お次は手作りの『ゆかり』とビーツのピクルスが脇をかためます。
それがなくなったら、まだまだ次の補欠メンバーが控えておりますから。


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2023年02月20日

ふきのとのおかず2種〜佃煮とかき揚げと

週末、体重が少しだけ、ほんの極々少しですが減って無邪気に大喜びしておりました主人。
決してそこに油断した訳ではないのに、昨日のカレーが災いしたのか、何故だか今朝の体重が一気に500gも増加してションボリ顔。

猫背矯正バンドも日々装着し、毎朝のエアロバイクも欠かさない主人なだけに少し可哀そう。
ご飯が大好きな主人に、今朝は小豆でカサ増しした小豆ご飯をお昼に捧げます。

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そして、小豆ご飯の脇をかためるのは、先週に引き続き(☆彡)『イオンネットスーパー』さんに届けて頂いた『ふきのとう』

先週は『ふき味噌』にしましたので、今週はさっと湯がいたふきのとうを佃煮にしてみましたよ。
コリっと胡桃入りのふきの佃煮、うん、これはまた美味しい。

そしてふきのかき揚げは、ほっこり長芋とアサリとの組み合わせ。
ネバリスターを敢えてかき揚げにする、粘らせないのがちょっと贅沢。

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毎週土曜日に届けて頂くイオンネットスーパーさん。
少し前までは芽キャベツが旬だったようですが、芽キャベツが終わり今はふきのとうをよく見かけます。
それでもふきのとうもそろそろ終盤でしょうね。

そしてこちらもそろそろ終わりかけであろう金柑。
今週はお買い得価格になっていたこともあり、いつもの倍量を届けて頂きました。

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全粒粉強力粉と全粒粉薄力粉で揚げるふきのとうのかき揚げ。

ほんのりお塩を効かせたホコホコのネバリスターと、存在感あるふきのとう、アサリの旨味、うん、大変良い組み合わせだったと自己満足に浸っております。

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灰汁の強いふきのとう。
切っている傍から傍から真っ黒に変色してしまいます。

ふき味噌の場合は、それほど色合いを気にすることもないと思っておりますのでそのまま炒めましたが、佃煮はさっと下茹でしてから炒めることと致しましょう。
それほど風味も飛びませんしね。

  1. 大き目のボールにお水を張り、ふきのとうを優しく、でもザブザブと洗ってザルにとります。
    お湯を沸かしてお塩を少々、ふきのとうをさっと茹でてザルにとり、冷水に晒しましょう。

    ふきのとうの風味をとばしたくないので、お水に晒すのはササっと。

  2. ザルにとってしっかりと水気をしぼります。
    ザクザクと刻み、やや多めの胡麻油で炒めます。

  3. お酒・みりん・お醤油でシンプルに味付けし、水気が飛ぶまで加熱します。
    最後に粗く砕いた胡桃を加えて炒りつければ出来上がり。

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かき揚げは小鍋で気楽に。

  1. ふきのとうはしっかりと水気をふき取り、縦半分〜1/4に切ります。

    短冊に切ったネバリスター(長芋)・面取りした人参の切れ端・冷凍アサリのむき身(凍ったまま使用します)とボールに合わせ、全粒粉強力粉を適量ふって全体にまぶしましょう。

  2. 全粒粉薄力粉 20g・全粒粉強力粉 20g・冷水 45〜50t・お塩 ひとつまみ・レモン汁極少量を別ボールに合わせてよく混ぜ、1に合わせて全体にからめます。

  3. 太白胡麻油を熱し、2を少しずつまとめて落とし入れます。
    両面カラリと揚げて、網の上でしっかりと油を切って出来上がり。

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炊き立てのご飯に、先日拵えた小豆のアンチョビオイルマリネ(☆彡)を混ぜ込みます。
小ぶりな三角お結びさんにして、主人のお弁当箱に詰めましょう。

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今朝はアジの干物が食卓に上りました。
炊き立てのご飯に具沢山お味噌汁、16時間休ませた胃がキュンと致します。

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イオンさんに届けて頂いた色鮮やかな金柑は、お塩を揉み込んでしっかり洗ってから、蜂蜜と赤酒に漬け込んでおきました。
土曜日に届いたばかりのバナナを追熟している間は、この金柑をヨーグルトに添えましょう。

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赤酒を使用しましたので少々心配でしたが、うん、大丈夫そう、うん、美味しい。
今日はお酒を控えて質の良い睡眠を楽しむ日ですね、主人。


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2023年02月13日

春の味・ふき料理2種〜『ふき味噌』と『かき揚げ』

食材や日用品調達のためのお買い物。

以前は当たり前だと思っていた、いえ、それ以外に方法はないと思っていた実店舗でのお買い物から、イオンネットスーパーさんが主軸になって2年以上は経つのでしょうか。
もちろんきっかけは新型コロナによる外出自粛ではありますが、いま、こうして随分と規制等は和らいでいるにもかかわらずイオンネットスーパーさんにお世話になっているのは、きっとそれが快適だからなのでしょう。

ネットスーパーでも楽しめる旬の味覚、今週はイオンネットスーパーさんに『ふき』を届けて頂きましたよ。
ふきと言えば思い浮かぶのは、ほろ苦い『ふき味噌』
小ぶりな三角お結びに、ふき味噌をチョコンッとトッピング。

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欲張って2パックも届けて頂いたふき。
ふき味噌だけでは物足りず、一部をかき揚げにしてみました。

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具は、これまた同じくイオンさんに届けて頂いた『福豆』、節分の炒り豆ですね。
常備してある蒸し大豆とはまた別に、さくさくとした食感の福豆はある意味この時期限定の旬の食材。

ふきと炒り豆、そして作り置き料理として出番にあまり恵まれなかった『きんぴらゴボウ』の組み合わせ。
きんぴらゴボウのおかげで味付けは不要、お弁当にもぴったりなのです。

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ふき味噌の上には、香ばしい韃靼そば茶を散らして微かなアクセントに。

ネットスーパーで楽しむ春の味。
以前と同じでなくても楽しければそれで良し、のらりくらりが性に合うのです。

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イオンさんが届けて下さったふき。
土曜日に届けて頂いて、ようやく今朝お料理に取り掛かりました。
見慣れた形でなくて少々躊躇したのですが、刻んでみると例のふきの香り、うん、満足。

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手もまな板もふきのアクで真っ黒になってしまうので、今年はミルサーの力をお借りしました。





  1. ふきは切った傍から黒ずんでいきます。
    フライパンには多めの胡麻油をひいておき、調味料は合わせておきましょう。

    ● 赤味噌 35g
    ● 白味噌 35g
    ● みりん 30g
    ● てんさい糖 10g

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  2. ふきは、お水を張ったボールの中で丁寧にふり洗いしてザルにとります。
    黒ずんだ根本部分を切り取り、9個分(正味100g強)をふき味噌にしました。

    縦4等分にし、ミルでみじん切りにします。

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  3. 熱した胡麻油と合わせてさっと炒め、油がなじんだところで合わせておいたお味噌を加えます。
    中火でなじませて出来上がり。

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炊き立てのご飯に添えて、お口いっぱいに頬張って下さい。

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かき揚げもとっても簡単。

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  1. あげ衣は強力粉と薄力粉を合わせて準備します。
    我が家は全て全粒粉です。

    ● 薄力粉 20g
    ● 強力粉 20g
    ● 冷水 30〜45g
    ● レモン汁 少々

    これらを合わせ、ややかためのホットケーキ生地程度にします。

  2. 縦2等分したふき・きんぴらゴボウ・節分の炒り豆をビニール袋に合わせ、強力粉(分量外)を少量加えて全体にまぶします。

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  3. 合わせておいた揚げ衣に2を加えてなじませましょう。

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  4. 少量の太白胡麻油を熱し、両面こんがりカリッと揚げ焼きにして出来上がり。

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ミルサーでふきを刻む前に、ペコリーノロマーノを粉砕しておきました。
いつもならば胡麻和えになる頻度高のホウレンソウですが、今週はペコリーノロマーノ和えに。
チーズと極少量のお醤油、意外と和食寄りに仕上がるのです。
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お弁当箱に詰めて主人に手渡します。
ふわりと香るふきの香り、良いものですね。

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炊き立てのご飯にふき味噌を乗せて。
いつもの具沢山お味噌汁ですが、春キャベツにふと春を感じるのです。

月曜日のお魚は『ちょっと甘い系』
サンマのみりん干しが仲間入りしましたよ。

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新型コロナが感染拡大してから、我が家では免疫力を保つためのタブレットを飲み始めました。

大きな容器にぎっしり詰まったタブレットが3種類。
それがいつのまにか2種類になり、とうとう先週あたりから1種類に。
そろそろ我が家も警戒解除でしょうか。

随分と降り続いた雨が上がったようですね。


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2023年02月06日

春を待ち侘びる『大和しじみの紹興酒漬け』〜2023

今年もこの季節になりました。
早春の風物詩として、すっかり我が家に根付いた『宍道湖産大和しじみの紹興酒漬け 2023』

60℃のお湯にさっと通し、ほんの少し口を開けた状態の大和しじみを、紹興酒とお醤油を合わせた中に漬け込みます。

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2ミリほど開いたしじみの口から、しじみの意思などお構いなしに紹興酒を注いで酔わせる。
パワフル紛いのこのお料理が我が家の早春の風物詩、そしてふたり揃って大のお気に入り。

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主人曰く、『去年は確か特大がなかったんだよ』
いえ、備忘録にはちゃんと移っておりましたよ、特大の誇らし気な表示が ☆彡2022年01月31日

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今年は、紹興酒にもちょっと拘って。
いつもならばイオンネットスーパーさんに届けて頂く極々標準的な紹興酒を使用するのですが、今年は15年ものの紹興酒を惜し気もなく使用。

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例年より心なしかマイルドな気がしたのは、単に気のせいなのか紹興酒の成せる業なのか。
兎にも角にも今年の紹興酒づけも大変美味しかったのです。

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作り方はいつもと同じ ☆彡

砂抜き済みのしじみですので、軽く洗って下処理は完了。
お水で湿らせたキッチンペーパーに挟み、1時間ほど冷蔵庫でしじみを休ませます。

その間に漬け汁の準備。
紹興酒とお醤油を各1カップ。
お醤油のうち1/4量程度を出汁醤油、大さじ1程度をナンプラーに置換してみました。
千切り生姜、薄切りニンニク、小口に切った鷹の爪を合わせれば、漬けだれの出来上がり。

お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、60℃に冷まします。
ここに平ザルに入れたしじみをザルごと沈め、2mmほど口を開けたところで引き上げ、漬けだれに漬け込む。
1日冷蔵庫で寝かせて出来上がり。





フィンガーボールを用意し、燗にした紹興酒を脇に置き、ツルンっとすするのです。

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そして翌日、今朝のお楽しみはしじみの炊き込みご飯。

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ふと、マツタケの香りにも似たしじみの炊き込みご飯、いえ、しじみの紹興酒漬けの炊き込みご飯。



紹興酒を効かせた漬けだれと一緒に、漬け込んだしじみをひと煮たち。

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漬け汁としじみに分け、しじみを殻から外します。

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漬け汁にお水を足してご飯を炊きましょう。

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炊き上がったご飯にしじみを散らして出来上がり。

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暦の上で迎える春より、この春のご飯に本能が一気に目覚めます。

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野菜室の中の食材はまだまだ冬を想わせるものが過半数ですが、それでも春キャベツや芽キャベツが仲間入りしています。

根菜の煮物には芽キャベツが彩りを添えております。
蓮根は久しぶりの煮なますに。
ホウレン草は定番の胡麻和えにしました。

ゴボウは極細のきんぴらにし、蕎麦の実を散らします。
我が家のきんぴらゴボウは胡桃入り、美味しいのです。

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お昼ご飯用に、しじみの炊き込みご飯を小ぶりな三角にむすびました。

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お焦げ多めの香ばしいお結びさん。

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作り置き料理と一緒にお弁当箱に詰めて主人に持たせます。

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しじみの紹興酒漬けの炊き込みご飯、我が家の早春の味です。
月曜日のお魚、長く楽しんだ鯖のみりん漬けは今日で最後。
以降はアジとサンマが続きます。

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気のせいか、お布団から出るのを拒む寒さも和らいだ今朝。
西の高い位置に真ん丸なお月様が綺麗でした。


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