2024年11月25日

晩秋の金目鯛 2024

昨年、イオンネットスーパーの予約販売で購入した金目鯛。

想像していたよりはるかに立派な金目鯛。
しかも下処理も申し分ない程に丁寧で、主人とふたり大いに楽しみました ☆彡2023年11月24日

さすがに今年はないだろうと思っていたのですが・・・

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今年も予約販売してくださいました。
しかも今年は鯛と金目鯛、2種類のお魚が予約可能。
もちろん迷うことなく金目鯛を選び、カレンダーにも配達日を書き込んで心待ちにしておりました土曜日。

早速届いたその数時間後にはキッチンに甘いお醤油の香り。
動画からの画像ですので、あまり鮮明ではありませんが今年はしっかり備忘録。

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まずは届いた金目鯛をさっと洗い、キッチンペーパーでしっかり水気を押さえます。

フライパンの底にはゴボウをしっかり敷き詰めて、たっぷりの日本酒、そしてそこそこたっぷりの赤酒を加えて煮立てます。
この上に半分に切った(立派過ぎてフライパンに入らないのです、主人に切ってもらうのが賢明)金目鯛。
お醤油を注ぎ、薄切り生姜をたっぷり散らし、お魚焼きホイルで落し蓋をし、フライパンの蓋を少しずらしてしてことことことこと20分。

金目鯛だけをお皿に取り出し、残った煮汁をとろり煮詰めて上に回しかけます。

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もちろん今年も菊正宗。
ですが昨年の金色の紙パックではなく、『菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 極上』でした。
主人もこの金目鯛、相当楽しみにしていたご様子です。





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そんな充実した週末が明け、今週も月曜日を迎えました。

今週は私の特定健診の都合で朝食とお弁当は1日お休みです。
もちろんその後、主人はスリランカ料理の予定をしっかりと押さえてありますが。
在庫の食材を使って、今週も作り置き料理を準備しましたよ。

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兎にも角にも食べることに貪欲な主人。
タコスに凝った際に取り寄せた『シラチャーソース』、もう良いでしょ?
お片付けしちゃいますからね。

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下味をつけた鶏もも肉に米粉をしっかりまぶし、多めの米油でじっくり両面焼きます。
しっかり油をきって、シラチャーソースをマヨネーズを合わせたソースに絡めれば、主人好みのジャンク風チキン。



先週拵えた豚の角煮。
その煮汁で五目豆を拵えます。
お水でひと晩戻した大豆に、ゴボウ、人参、里芋、昆布、そして干しシイタケ。

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昨日の金目鯛の煮汁は、卵の巾着になりました。
しっかりと煮凝り状態になっていた煮汁、金目の旨味をしっかりと油揚げにまとわせます。

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ひと晩赤酒に浸したスルメと一緒に煮た里芋。
根尾の伯母が育てた里芋ですもの、小ぶりでいびつな里芋でも丁寧に皮をむいて丁寧にお料理します。

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極少量残った『ぽんがる有機農園』さんの春菊は、定番の胡麻和えにしましたよ。





炊き立ての生姜ご飯と一緒にお弁当箱に詰めます。

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朝食です。

今日のお魚はアジの干物。
主食は生姜ご飯です。

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そう、生姜ご飯です。
今シーズンは、ぽんがる有機農園さんのおかげで初めて『露地栽培された新生姜』というものを味わうことが出来ました。

旬を迎えて頻繁に届く新生姜。
ふと、甘酢漬けばかりでなく他の料理をと思い、ぽんがる有機農園さんのお手紙にあった『新生姜の炊き込みご飯』を試してみました。
そして現在、我が家ではそのお料理が新生姜料理のなかでいちばんのお料理と相成りました。

ならばともっと気楽に、届いたばかりの生姜を千切りにし、お醤油に漬け込んでおけば食べたい時に新生姜の炊き込みご飯が食べられる、と。

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洗ったお米に、油抜きした油揚げ、生姜の漬け汁と一緒に炊き込むだけ。
前回は白だし醤油に漬け込みましたが、今回は色のついただし醤油に漬け込んでみました。
うーん、素朴。

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今日のお昼、主人からメッセージが届きました。
『藤九郎銀杏をもらったよ』

今朝スルメと一緒に煮た里芋とはまた別の品種、根尾の伯母自慢の『まいも』を洗って干しておきました。
今夜は藤九郎銀杏の粉吹き、そして根尾里芋の衣被と致しましょう。
日本酒が抜群に美味しい季節です。


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2024年11月18日

月曜日

今では基地に出向くことはしませんが、毎年実はふたり楽しみにしております各務原の岐阜基地航空祭2024が昨日開催されました。

今年はリビングのテレビでYouTuberによるライブを流し、我が家の小さなベランダとリビングを行ったり来たり、小忙しくも楽しい観覧でありました。
大迫力の『異機種大編隊』見たさに、年末に向けた窓拭きも速やかに完了。
航空祭が終わると後は冬にまっしぐら、年にいちどのことだもの、騒音は許容してほしいなぁ。

いつもの食欲を上回る昨今の主人、これはきっと秋のせいだということにして食欲の秋戦利品。

10月後半に届いた『ひさ枝』さんの半生うどん。
最初は年にいちどの取り寄せだと言っていた主人ですが、どうやら大変お気に召したご様子でつい先週二度目の到着。
今度はふた箱頼むというお気に入りぶりをご披露いたしました。

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11月上旬に届いた釜揚げシラス。
これは私の大好物ということで、私のためだけに吟味して注文したとのこと。
ふわふわで美味しかった。
もちろん小分けにして冷凍してあります。

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その翌日あたりに届いたのが銀杏。
特大サイズの藤九郎です。
以前は主人の職場の方からの頂きものを楽しんでいたのですが、その収穫者の方の高齢化により自分たちでどうにか取り寄せようということと相成りました。

品は異なりますが思い出の味です、粉吹き銀杏が最高。

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これは私が最近気に入っておりますスルメ。
里芋の季節、これでお芋を炊くと抜群に美味しいのです。
主人はそのまま食べて目を細めておりますが。

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こうして食べ物に囲まれて冬に向かう我が家。
日の角度が変わり、冬になると我が家のリビングは時に26℃という夏のような温度になります。
もちろん暖房器具はなしで。

今週は『ぽんがる有機農園』さんのお野菜セットがお休みでしたので、冷凍しておいた冬瓜やイオンさんが届けてくださった根菜らが大活躍の週ですよ。

面取りして冷凍しておいた冬瓜は、油揚げや鶏ひき肉と一緒に葛煮に。
面取りした人参、蓮根はゴボウや福袋と一緒にお醤油味をことことに含めます。
冬瓜で半分残しておいた鶏ひき肉は、ベジミートでかさ増しして肉そぼろに。
ゴボウは醤油漬け、大根は甘酒と金柑を加えてべったら漬け風にしました。

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そしてお昼の三食そぼろご飯。
主人、好きでしょうね。
冷凍グリーンピースのお出汁煮は、彩りとは言え食感も楽しい一品に。
煮汁の多い冬瓜の下にはおぼろ昆布、これがお昼になるとよい一品になるのです。

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朝食の主食は卵かけご飯。
気に入っておりました『平飼い岡崎おうはん』が、冬が近づいたために卵をあまり産まなくなってしまったそう。
代わりに届いた『平飼いあずさ』も、幾分あっさりとしているとはいえ美味しい卵です。

お魚は銀だらの西京漬け、切れ端とは言え美味しいものは美味しい。
そしてこのくらいのサイズが丁度の量にもなるのです。

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明日はぐっと気温が下がるそうですよ。


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2024年10月28日

和久傳の『すっぽんの煮こごり』で炊く里芋ご飯

ふと思いついてしまいました。

今月あたま、秋単衣の京都一泊旅行(☆彡  ☆彡 ☆彡
帰宅後のお弁当の当ては生憎全て外れてしまいましたが、代わりにこんな機会でないと購入しないであろう和久傳さんの『すっぽんの煮こごり』とご縁がありました。

これで里芋ご飯を炊いたらどうなるのかしら、と。

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期待していたほど劇的な違いはありませんでした。

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ですが、これこそお家の味。

贅沢な食材を好きなように使って、出来立てを頬張る。
正直、炊きたての里芋ご飯は『あれ?』な味。
いつもと同じ、いえ、ちょっと艶やかかな?程度。

最後のひとつは冷やして食べようか、お昼にやり取りされた主人とのメッセージ。
でも、また閃いてしまいました。

『白髪』と合わせたらどう?

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京都から帰宅したその日。
購入したばかりのこの『すっぽんの煮こごり』を帝国ホテルのお粥と食べ比べてみました。
それまでは褒めちぎっていた帝国ホテルの味が滑落した瞬間でした。

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地味な月曜日のお弁当。
この茶色なお弁当が、実は楽しみでもある月曜日。

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週末、ロゼに合わせたじゃが芋のピュレがお弁当ではコロッケにリメイクされました。
リエットとひよこ豆をじゃが芋生地に合わせ、パン粉を・・・と思ったらまさかのパン粉在庫切れ。

全粒粉クラッカーがその代替品に。

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揚げずにオーブンで仕上げます。

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月曜日なのでお魚は鯵の干物。
皮はパリパリ、身は上品でふっくら、全て赤酒のおかげだと思っております。

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納豆にはたっぷりの玉ねぎとギバサ。
そしてへしこの糠を乾煎りしたふりかけ。
鯖の脂を含んだこの塩味が納豆によく合うのです。


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2024年10月16日

二子さといもの里芋ご飯

毎年イオンさんに届けていただく我が家の風物詩、岩手の二子さといも。

いつまで残暑なんだとボヤいてはおりましたが、今年もその季節になりました。
届いた当日は早速のきぬかつぎ、菊正宗が美味しかったこと。
そう言えば、まだ拵えていませんでしたね、里芋ご飯。

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本当にね、四季って上手く出来ているとつくづく感心するのです。
新米が食べたいなぁ、でもまだお米が残っているしなぁ・・・の頃合いに二子さといもの到着。
里芋ご飯にすると、まるで新米のようにふっくら、もっちり、艶やかに炊き上がるのですもの。





今年はいつもよりちょっと丁寧に。
小鯵と昆布のお出汁で炊きましたよ。

丁寧とは言いながら、前日の夜に小鯵と昆布をお水に浸して水出しするだけなのですが。

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洗ったお米を1時間しっかり吸水させてからザルに移し、蕎麦の実、もち麦、押し麦、十六雑穀と合わせてお鍋に。
お出汁に白だし醤油、赤酒を各大さじ1程度足していつも通りの水加減にして合わせます。

お出汁をとった昆布と小鯵は、適量ご飯と一緒に炊き込んでしまいましょうか。
昆布は包丁で出来るだけ細切りに。
鯵は頭だけをとって、細く裂いて加えます。

そしてその上に食べやすく切った二子さといもをごろごろごろっとたっぷりと。

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いつも通りに炊いて、しっかり蒸らせば至福の香り。
地味な佇まいとは裏腹、その落差が返って美味しさを引き立てるのです。

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お昼ご飯も足並み揃えて地味に徹してみました。

面取り野菜の切れ端は、卵と一緒に油揚げに詰め込んで福袋に。
甘いピーマン味噌と赤梅酢で漬けた柴漬け風のお漬物、名脇役です。

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里芋ご飯の焼きおにぎり。
お醤油でちょっと焦げた里芋が香ばしくて、また角度異なる美味しさなのです。

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朝食です。

水曜日のお魚は金太郎イワシ。
こんがり焼いた金太郎イワシに里芋ご飯。
日本の秋だなぁ。

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猛暑での十五夜だった今年。

あれ?そう言えば昨晩は十三夜じゃなかったっけ?
ふと思い出して、遅ればせながらではありますが今朝西の空を眺めてみました。
2024年のお月見は片見の月になってしまいましたが、数日後のスーパームーンを楽しみにすると致しましょう。

今日は朝から月齢カレンダーを検索しています。

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posted by しんさん at 13:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月07日

鰹の漬け丼、鰆の昆布締めだし茶漬け

週明け月曜日。
朝食の主食は、『鰆の昆布締めの出汁茶漬け』です。

昆布で締めたもっちり鰆に、小鯵でとった熱々のお出汁、そして自家製柚子胡椒。
お刺身こそ食べない私ではありますが、これは美味しい。
本当に美味しい。

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週末、久しぶりに主人が魚屋さんに寄り道して帰宅しました。
お目当ては『鰹のお刺身』、そしてもしあれば『トロ鰆のお刺身』

お魚屋さんのご主人と随分と長いこと話し込んでいたよう(life360より判断)ですが、双方手に入れ満面の笑み(だったであろう)主人に、レジ担当の奥さまのひと言(主人曰く)

『鮟鱇のから揚げが今揚がったよ』

そして大盛り上がりの週末。





お刺身を前に理性を失うであろう主人、伏線を敷いて鰹と鰆を半分確保しておきました。
さっとお酒をぬってしんなりした昆布に鰆を挟んで、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫で2日間。

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程よく水分が抜けてもっちりとした鰆が誇らし気です。




炊き立てご飯の上に鰆を並べ、昨晩から水出しした小鯵のお出汁を煮立ててたっぷりと鰆の上に。
自家製柚子胡椒を添えて、はい、召し上がれ。






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以前は土曜日に届けていただいていた『ぽんがる有機農園』さんのお野菜を、先日の京都宿泊を機にしばらく水曜配達で様子を見てみることに致しました。
秋の野菜がお目見えかと思いきや、まだまだ夏の名残り。

しかくまめは早速天ぷらにしていただきました。

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韮は醤油漬けに。
葉人参は胡桃を合わせて炊き込みご飯、少し残った分は炒りつけて朝の納豆に合わせます。
冬瓜は一部シンプルな煮物に。

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茄子や茗荷、キュウリはあられ状に切って生姜も加え、山形の郷土料理『だし』にしましたよ。

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小ぶりで美味しそうな茄子、2年前の梅干しを取り出して赤梅酢を使った簡略版しば漬けを拵えました。

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鰹のお刺身はさいの目に切って漬け込み、週末の朝食に。
『だし』が早速の大活躍。

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カットしてあるとは言え大きな冬瓜。
残った分は、面取りして昆布、干しエビを効かせた餡かけ風に。
そして煮なますでフィニッシュ。

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週明けのお弁当は久しぶりの太巻き寿司です。

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太巻きの具はアボカドとコリアンダー。

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これは主人でも言い当てられて当然、双方存在感が大きい質ですものね。
ですが、流石に水切り豆乳ヨーグルトには気付かなかったようです。

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この組み合わせ、我ながら驚きの美味しさ。
夜はクラッカーに合わせて白ワインなどいかがかしら。




しみじみ美味しい出汁茶漬け。
そして鯵の干物。

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朝食だけなら俵屋さんに勝っている、と主人。
ふたりで築き上げた朝食ですからね。

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posted by しんさん at 13:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする