北八ヶ岳の農家さん、Golden Greenさんの定期便に入っていた『ジャンボサニーレタス』
届いたのが6月9日なので、楽々1週間を過ぎてはおりますが、まだまだシャキシャキです。
ふと思いついた、レタスが主役な本日のランチ。

お昼時、主人から届いたメッセージの滑り出しは『レタスの森や!』でした。
いつもの、『オープンサンドスタイルのオートミールライスバーガー』では生ぬるい。
いわゆる『玉レタス』より成形しやすい『サニーレタス』ならではの新感覚なサンドウィッチ、ロカボなレタスサンドです。
やり過ぎな炭水化物ダイエットはあまり賛同できませんが、1日限定ならば十分許容範囲内。
層に折りたたんだレタスをパンやライス代わりに、しっとり鶏むね肉とアボカド、新玉ねぎ、そして自家製梅干しのおかか和え。

見た目のインパクトに仰天した様子の主人ですが、案の定『これは超美味い!』と。
『おかか最高』『また作って』『毎日でも良い』
そんなメッセージが続きましたよ。

訂正いたします。
主人のメッセージは『レタスの森』ではなく『レタスの山』でした。
◆作り方
- 先ずは茹で鶏。
鶏胸肉は予め室温に戻しておき、両面全体をフォークで突いておきます。
鶏胸肉が余裕で収まるお鍋(私は16センチのストウブを使用)にお湯を沸かし(お水800t)、お塩とてんさい糖 各小さじ1・お酒 大さじ1を加えて再度煮立てます。
ここに準備した鶏胸肉をそっと入れ、強火にして煮立つのを待ちます。
煮立ったらすぐに火を止め、ぴったりと蓋をして粗熱がとれるまで放置。
はい、これでしっとり茹で鶏の出来上がり。 - 万能調味料としても使える『梅おかか』に移りましょう。
2019年自家製の梅干しは5個。
種を取りながら包丁で丁寧にたたいておきます。
まな板にオーブンシートを重ねて作業するとラクチンです。
小さなお鍋にお酒と味醂 各小さじ1を合わせて煮切り、熱いうちにお醤油と蜂蜜 各小さじ1を加えて混ぜます。
ここにたたいた梅肉、そしてたっぷりの鰹節を加えて混ぜるだけ。
鰹節削り器で粉々になってしまった大量の鰹節粉。
一気に片付けてしまうには少し多過ぎたかもしれません。 - ジャンボサニーレタスは、容器に極少量お水を入れて根が底につくようにし、容器ごとビニール袋に入れて口を閉じワインセラーで保存。
容器がボールから野田琺瑯となり、徐々に小さくなっていく様が愛おしくもあります。
しっかり水を切ってから、何となく四角形になるよう折りたたみます。
4つ重ねてキッチンペーパーで包み、更にラップで包んで出番まで冷蔵庫に入れておきます。 - 粗熱がとれた鶏胸肉を切り分け、乾燥しないよう出番までラップでぴったりと包んでおきます。
アボカドはくし形に切り、変色防止の薄切り玉ねぎと一緒にしておきましょう。
レタスもシャキッとしました。
梅おかかも準備万端。 - 折りたたんだレタスの上に大葉を2枚。
茹で鶏を並べ、梅おかかをたっぷり添えましょう。
アボカドとスライス玉ねぎを重ねます。
折りたたんだレタスでサンドしたら、ラップできっちりと巻いて二か所をマスキングテープで留めましょう。
方向に気を付けて、ラップごとパンナイフで切り分けて出来上がり。
レタスの山、今日のお昼限定炭水化物ダイエットのレタスサンドです。

梅しごと真っ只中の今。
今年は、イオンネットスーパーの予約販売で購入した南高梅3キロに挑んでおります。
状態のとても良い梅が届いたのですが、それでもほんの少しキズがあるものが数個ありました。
それらをてんさい糖で煮て拵えた『完熟梅のコンポート』
その煮汁と梅を使った簡単なゼリーなどいかがでしょうか。

◆完熟梅のコンポート
- 梅は正味311g
さっと洗ってなり口をとり、爪楊枝で5〜6ヵ所を突き(皮破れ防止のため、表面に穴が開けばOK)琺瑯容器へ。ひたひたのお水・強火で加熱し、沸騰したらすぐ火を止めて水道の下に。
水を細く流しながら冷まし、そっとザルに移します。 - やわらかな干し柿のような触感です。
そっとなり口を下にキッチンペーパーの上に並べ、水気を抑えましょう。 - 琺瑯容器になり口を上に並べ、本来ならば梅の半量約150gのてんさい糖を2回に分けて加えるのですが・・・
80gでチャレンジ。
2回に分けててんさい糖を加え、ゆっくりなじませたら容器に蓋をし、冷蔵庫で1日おきます。 - てんさい糖がなじんだ梅をゆっくり極弱火で加熱します。
時々容器を傾け、シロップが全体に行き渡るように。
煮立ったら灰汁を除き、オーブンシートで落し蓋をして3分間。冷ます、加熱を1日ごとに繰り返すこと2回。
・・・うーん、酸味が顕著で苦みが残るあまり良い出来とは言えない仕上がりです。 - が、これをゼリーにすると話は別。
容器に梅をひとつ、他にドライフルーツも。
梅の煮汁 50tとお水を150t、蜂蜜小さじ1、アガー小さじ1を合わせ、沸騰直前まで加熱しましょう。
容器に漉しながらそっと注ぎ、表面の泡を除きます。
少し固まりかけたところで、冷凍フルーツを散らします。
室温でフルッとかためて出来上がり。
梅雨の湿度に嬉しい梅風味。
酸っぱい梅に甘い梅、どちらも今の時期体が欲している気が致します。


お待ちかねの朝食。
主食はもちろん、鶏の茹で汁で炊いた鶏粥です。
鶏ささ身の鶏粥より濃厚で、主人は断然こちらが好みなご様子。
お魚はしめ鯖・アボカド・玉ねぎの組み合わせ。
添えた甘酢野菜で湿気に負けそうな体力も回復。

いよいよ梅雨本番といった雨模様。
シーツで密となった我が家の脱衣所は、頼れる乾燥機のおかげで只今湿度35%です。
そろそろカラリと乾いている頃ですよ。
