2024年10月07日

鰹の漬け丼、鰆の昆布締めだし茶漬け

週明け月曜日。
朝食の主食は、『鰆の昆布締めの出汁茶漬け』です。

昆布で締めたもっちり鰆に、小鯵でとった熱々のお出汁、そして自家製柚子胡椒。
お刺身こそ食べない私ではありますが、これは美味しい。
本当に美味しい。

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週末、久しぶりに主人が魚屋さんに寄り道して帰宅しました。
お目当ては『鰹のお刺身』、そしてもしあれば『トロ鰆のお刺身』

お魚屋さんのご主人と随分と長いこと話し込んでいたよう(life360より判断)ですが、双方手に入れ満面の笑み(だったであろう)主人に、レジ担当の奥さまのひと言(主人曰く)

『鮟鱇のから揚げが今揚がったよ』

そして大盛り上がりの週末。





お刺身を前に理性を失うであろう主人、伏線を敷いて鰹と鰆を半分確保しておきました。
さっとお酒をぬってしんなりした昆布に鰆を挟んで、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫で2日間。

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程よく水分が抜けてもっちりとした鰆が誇らし気です。




炊き立てご飯の上に鰆を並べ、昨晩から水出しした小鯵のお出汁を煮立ててたっぷりと鰆の上に。
自家製柚子胡椒を添えて、はい、召し上がれ。






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以前は土曜日に届けていただいていた『ぽんがる有機農園』さんのお野菜を、先日の京都宿泊を機にしばらく水曜配達で様子を見てみることに致しました。
秋の野菜がお目見えかと思いきや、まだまだ夏の名残り。

しかくまめは早速天ぷらにしていただきました。

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韮は醤油漬けに。
葉人参は胡桃を合わせて炊き込みご飯、少し残った分は炒りつけて朝の納豆に合わせます。
冬瓜は一部シンプルな煮物に。

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茄子や茗荷、キュウリはあられ状に切って生姜も加え、山形の郷土料理『だし』にしましたよ。

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小ぶりで美味しそうな茄子、2年前の梅干しを取り出して赤梅酢を使った簡略版しば漬けを拵えました。

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鰹のお刺身はさいの目に切って漬け込み、週末の朝食に。
『だし』が早速の大活躍。

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カットしてあるとは言え大きな冬瓜。
残った分は、面取りして昆布、干しエビを効かせた餡かけ風に。
そして煮なますでフィニッシュ。

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週明けのお弁当は久しぶりの太巻き寿司です。

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太巻きの具はアボカドとコリアンダー。

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これは主人でも言い当てられて当然、双方存在感が大きい質ですものね。
ですが、流石に水切り豆乳ヨーグルトには気付かなかったようです。

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この組み合わせ、我ながら驚きの美味しさ。
夜はクラッカーに合わせて白ワインなどいかがかしら。




しみじみ美味しい出汁茶漬け。
そして鯵の干物。

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朝食だけなら俵屋さんに勝っている、と主人。
ふたりで築き上げた朝食ですからね。

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2024年08月26日

夏野菜後半〜自然栽培ナチュベジ・ウィルさんの夏野菜

ここ最近お世話になっておりました『ぽんがる有機農園さん』の夏野菜。
先日主人宛にメールが届き、どうやらこの夏の暑さで夏野菜が焼けてしまったご様子。
詰め合わせが出来ません、また再開可能な頃にご連絡します、と。

大変。
詰め合わせでなくても収穫可能なお野菜を詰めて下さればよいのだけれど、と言いたいところではありますがそれも無理なので他の農家さんからお野菜を取り寄せましたよ。

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自然栽培を実践していらっしゃる『自然栽培ナチュベジ・ウィル』さんの夏野菜セットです。

カットスイカが届いたのは初めて。
自然栽培のスイカを食べられることなんてなかなかありませんし。
主人とふたり、種を出しながら『これ、実家の庭に撒いてみようか』なんて、ね。





今朝は、モロヘイヤと赤オクラを炊き立てご飯の上にたっぷり乗せたネバネバ夏野菜ご飯にしましたよ。
温泉卵と醤油麹をトッピング。
主人、お口いっぱいに幸せを頬張っておりました。

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お野菜詰め合わせセットのメンバーはぽんがる有機農園さんとほぼ同じ。
今年の夏は本当に空心菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ、オクラを存分に楽しみました。

週末はオクラと緑茄子のから揚げに白ワインを合わせました。
夏野菜の揚げ物の美味しさをもしかして初めて知ったのかも、二人とも。

空心菜はベーコンとニンニクを加えたお浸しに。
赤オクラは色が抜けないよう加熱しないで合わせ醤油に漬け込みましたよ。
ツルムラサキは定番のナムル。
もちろんスイカの皮は白醤油漬けにしました。

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そしてイオンさんが届けてくれたパクチーは、期待していたトマトがメンバー入りしておらず週明けに持ち越し。
黒ずんでしまう前に早々に使い切ってしまいましょうと、高野豆腐のそぼろにたっぷり使用しました。

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熱湯で戻した高野豆腐の粗熱をとります。
しっかり水気を絞って適当にちぎってミルで粉砕し、戻して刻んだ干しシイタケ・あられに切った人参と合わせておきます。

干しエビはひたひたのお水で戻し、パクチーは根っこも含めて茎部分は細かく刻みましょう。
葉先だけは少量残しておきます。

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高野豆腐・人参・干しシイタケ・パクチーの茎部分を合わせて胡麻油で炒めたら、下茹でしたひじき・戻して刻んだ干しエビを加えてひと炒め。

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エビの戻し汁や赤酒、お醤油、オイスターソース・ナンプラー等で味付けをして火を止め、すぐにパクチーの上部を加えてなじませます。
最後に胡麻をたっぷり加えて高野豆腐そぼろの出来上がり。

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残しておいたパクチーのやわらかな葉先を軽く埋め込みながら、小ぶりな三角お結びさんに仕上げます。

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スイカの浅漬けの下にはたっぷりのおぼろ昆布。
スイカの水分をしっかり吸って、自身もついでに美味しくなってくれます。

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さ、朝食。
8月最後の一週間の始まりです。

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気付けば、朝のカエルの鳴き声が虫の声に進んでおりました。
盛夏は目覚めの時から明るかったのが、今は真っ暗です。





洗顔を終え、リビングに行っていつも通り西の窓を開けました。
新聞配達のスーパーカブの駐車ランプが静かに赤く点滅しておりました。
そうは言っても夏も衰え始め。
ゴーヤの箸置きを片付けましょうね。
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2024年08月06日

ライスペーパーのひと口キッシュ

小さなひと口サイズのキッシュを焼きました。

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クラストに使用したのはライスペーパー。
4等分したライスペーパーを型に敷き込み、具沢山の卵液を注いでオーブンで焼きます。

なのでとても簡単なのですが、意外とライスペーパーを敷き込むのに技術を要します。
天板と型についた卵の焦げを落とすのに何より時間と体力が必要な、まだまだ要改善なキッシュです。




  1. フィリングの準備から。

    オリーブオイル・極少量のエルブ・ド・プロヴァンスを合わせ、じゃが芋(アンデスレッドを使用しました)・人参・玉ねぎ・ベーコン等を炒め合わせたら粗熱をとっておきます。

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  2. 卵2個とマヨネーズ・塩胡椒をよく溶き混ぜ、1に加えてなじませましょう。

  3. ライスペーパーはキッチンバサミで1枚を4つに切ります。
    お水にオリーブオイルを数滴たらした中にさっとくぐらせ、少しやわらかくなったところで型に敷き込みます。

    ここに2の卵液をそっと注ぎ、上にとろけるタイプのチーズをたっぷり。

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  4. 速やかに予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 190℃で10分強。
    タコ焼きみたいな佇まい。
    パレットナイフを差し込んで型から出し、網の上で冷まします。

    シリコンとグラスファイバーで出来た型を使用したのですが、卵液が随分な量流れ出てしまいました。
    とてもよく出来た型なのですが、このお料理には不向きだったようです。

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冷たいスープを添えます。

味付は叩いた梅干し、生姜、ネギ麹等々。
長芋やモロヘイヤ入りの夏の体に効きそうなスープです。

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冷凍むき枝豆・茹でて冷凍しておいたひよこ豆はさっと茹でて冷まします。
さいの目に切った長芋と紫玉ねぎ、たたいて粘りを出したモロヘイヤのお浸し、たっぷりのおろし生姜に梅肉、ネギ麹、お塩を合わせ、昆布だしでのばすだけ。

胡麻を散らして出来上がり。

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うん、やっぱりタコ焼きみたい。

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朝食です。

今朝の主食は、すりおろした山芋、平飼い卵の温泉卵を添えた冷たいお蕎麦です。
岡崎おうはんの平飼い卵、濃いオレンジ色が目を引きます。
そして美味しい。

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株価の下落で意気消沈しておりましたが、どうにか今朝の株価で復活致しました。
ホッ。

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2024年07月22日

ぽんがる有機農園の夏野菜 最盛期

週末に届いたぽんがる有機農園の夏野菜。
この暑さで野菜たちの成長も期待通りに行かないことも多々あるでしょうに、いつものように段ボールいっぱいの、そしてその梱包にも愛溢れた夏野菜が今週も届きましたよ。

ひょろっと長細い丸おくら。
鍋に収まらない長さなのですが、切って鍋に入れるのはちょっと抵抗があります。
そうそう、野田琺瑯のレクタングルを鍋に使えば丸ごと綺麗に茹でられます。
綺麗な緑色になったら引き上げる、パッと鮮やかに変わる野菜を眺めるのもお料理の楽しさ。

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これで3週続けて茄子が届きましたが、毎回異なる品種の茄子に目を細めております。
今週は『マー坊』
蛍光色がかった個性的な茄子紺に細長い姿。
油で炒めるとトロトロになる品種だそう。

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ぽんがる有機農園さんの夏野菜にはしゃいでばかりいては朝食にもお弁当にも辿り着きませんからね。
半分使って残っていた鰹のなまり節は、大葉をくるりと巻いてレモン風味の揚げ物に。

茹でて冷凍しておいたトウモロコシは、刻んだ大葉(主に茎部分)と冷凍枝豆を合わせてかき揚げにしました。

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冷凍トウモロコシに枝豆、そしてさいの目に切った人参。

ぽんがる有機農園さんから届いた大葉は、イオンネットスーパーさんが届けて下さるそれより茎が眺めで小さな葉っぱも沢山。
茎は捨てるものだと思っておりましたが、その先に赤ちゃん葉っぱがついているとなると話は別。
調べると、大葉は茎も食用となるとか。

小さな葉っぱがついた茎を刻んで合わせ、米粉と『のどくろだし塩』を全体にまぶしましょう。

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ここに冷水を加えてなじませ、まとめて太白胡麻油でカリッと揚げます。

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トウモロコシを揚げている間に、予め塩レモンでマリネしておいたなまり節が馴染んできました。

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トウモロコシの後のボールに、冷凍卵白を入れて半解凍に。
米粉とお水を加えて揚げ衣の出来上がり。
なまり節を加えてからめ、大葉も端っこで絡め、ざっくりまとめながら揚げます。

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ピーマンは種ごと細切りにして、糸こんにゃくや干しシイタケ、ひじきらと一緒にピリッと辛い金平風に。

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昨年漬けた梅干しの副産物、赤紫蘇のふりかけで拵えた茄子のしば漬け風。
胡麻と一緒に炊き立てご飯に混ぜ込みます。

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夏野菜たっぷりのお昼ご飯。

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朝食です。

ふっくら焼いたアジの干物。
この歳になってアジの身の美味しさに夫婦そろって目覚めました。
干物の女王と命名したいくらい、上品な身質です。

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お味噌汁に入れた『マー坊』がトロトロで本当に美味しかった。
主人のお言いつけで茄子はお味噌汁に直行、余ったら他の料理に使って良し、と。

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2024年07月12日

黒米スイーツ

三連休目前の金曜日。

朝からじっとりシトシト梅雨らしい雨模様も気にならない程、どこか主人が浮かれて見えるのは気のせいではありません。
連休中に約束した『タコス』がその原因であることは雰囲気からも明確。
イオンネットスーパーさんではパクチーが品切れである旨伝えると、真剣な顔で必ず僕が手に入れてくるから、と。

期待が膨らめば膨らむ程、私はプレッシャーを感じるのですが、ま、何とかなるでしょう。
今朝は黒米を炊きました。

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多めに炊いて冷凍しておくのです。

しっかり吸水させた黒米を、普段のお米を炊く3倍の時間をかけてじっくり炊きます。
そして重い蓋を開けた時、湯気の奥に現れる迫力ある漆黒の黒米に魅了されるのです。
真っ黒なので分かり辛いのですがカニ穴も誇らし気。




2合分しっかりと炊き、小分けにして冷凍します。
お鍋に少し残した黒米を使って、今日のお昼を拵えます。

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黒米と緑豆、そしてココナッツシュガーで甘みを添え、きな粉や白玉団子、焼き芋などをトッピング。
あまりに色合いが地味でしたので、市販の甘酒で層にしてみました。

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黒米だけを炊く、少々非日常的な感じがして嫌いではありません。
ただ、この作業だけをすることを考えると非効率的な感じがしてなかなか実行できないだけ。

前日の夕方、黒米を吸水する際に何かしら炊いた黒米の有効利用を想い描きながら行動するのがポイントだと思うのです。
黒米だけを炊飯する際の備忘録はこの日の日記にて ☆彡2024年04月23日




今朝は2合分の黒米を炊きました。
ひと晩吸水させた黒米をザルにあけます。
艶やかさが増した黒米をまずはうっとり愛でます。

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2.5合弱のお水を合わせ、お塩をほんのひとつまみ。
蓋をして煮立てたら全体をひと混ぜし、後は弱火にしてぴったりと蓋をし30分。
白米と違って吹きこぼれたことは過去ありません。

10分蒸らせば漆黒の黒米ご登場。
極少量を残して冷凍したら、ゆるゆると今日のお昼の準備にかかります。
残った黒米に炊いた緑豆を冷凍状態のまま加えます。
ココナッツシュガーも加え、程よくお水も注いで加熱しましょう。

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ぽってりしたら、お塩をほんのひとつまみ。
ジャーに移したら準備は完了。
市販の甘酒に『やきいもころころ』、ローストしたナッツに自然解凍した蓬フレイバーのお豆腐白玉団子。

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きな粉にはざらめ糖を合わせましょうか。

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お味噌汁用に毎週ひと袋購入する油揚げ。
毎週2〜3枚残るのですが、今週はお味噌汁に入れ忘れたこと数回、いつもより多く残ってしまいました。

福袋にして、無理無理今日のお昼のお菜にしてしまいましょう。

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開いて湯通しした油揚げに、とき卵・ひじき・干しエビ・キノコの佃煮・冷凍枝豆等々。

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落し蓋をしてコトコト煮含めれば出来上がり。

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朝食です。

主人が買ってきてくれた茗荷ぼちも今日でおしまい。
3日間楽しませてもらいましたが、やっぱり主人が淹れてくれるほうじ茶との相性が抜群です。

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耳に残る雨音をかき分けるように、先ほどセミが鳴き始めました。
しばらく鳴いてから、まるで早まったと言わんばかりに鳴きやみました。




梅雨空はまだまだ続くそうですよ。


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ラベル:黒米
posted by しんさん at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする