2018年12月26日

2018年最後のボトルコーヒーお片付けメニュー 〜 コーヒーパンにコーヒー餡

いよいよ明日が主人の仕事納めと相成りました。
仕事納め当日のお昼は職場の方々全員で外食、これが主人の職場の恒例です。
ですので2018年のお弁当は今日が最終、さ、何を拵えましょう。

最後の最後までボトルコーヒーのお片付けメニューになってしまいました。

2018年最後のボトルコーヒーメニューは、コーヒー風味のおからパンです。
全粒粉にたっぷりとおからを混ぜ込み、コーヒーで練り混ぜたむっちりパンです。
そしてそれだけでは満足できず、コーヒー餡をサンドしてみました。

極々薄い塩味で煮て煮汁ごと冷凍しておいた白花いんげん。
てんさい糖を足して煮直した即席白餡にボトルコーヒーを加えて練り上げたコーヒー餡。
お手軽コーヒー餡ですが、これがなかなかの上出来。

合わせたナッツ類やドライフルーツとも好相性。
器量はあまり自慢出来るものではありませんが、うん、私らしい仕事納めとなりました。

もちろんパン生地は前日に仕込んでおく捏ねない生地。
使用するイーストが極少量なのと、ずっしりとしたおからたっぷりの生地の上に全粒粉。
ですのでいつもの通りパンとしてのふくらみは貧相ですが、お家で焼くパンくらい健康重視でも、ね。

2018年最後のお弁当。
照り焼き用の鰤を買ってきて、今夜は主人が日本酒で労ってくれるそうですよ。
お料理するのは当然私ですけどね。





コーヒー風味の全粒粉おからパン。
生地は前日のうちに捏ねて、冷蔵庫でじっくりひと晩醗酵を促します。
以下の分量でやや多めのふたり分。
  1. ボトルコーヒー 100gは予め湯せんにかけて人肌に温めておきます。

    てんさい糖 10g
    太白胡麻油 15g

    をコーヒーに合わせてよく混ぜ合わせたところで、インスタントドライイースト 小さじ1/4をふり入れて再度よく混ぜ合わせましょう。
    人肌温度を保ちながら10分ほどおきます。
  2. 予備発酵を促す間に粉類の準備を。

    全粒粉強力粉 70g
    グラハム粉 20g
    おから 50g
    お塩 ひとつまみ

    をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って丁寧にふり混ぜましょう。

  3. 粉の入ったビニール袋に1を注ぎ、全体がざっくりひとつにまとまるように捏ね混ぜます。
    麹味噌 5gも加えて丁寧に揉み混ぜ、30分ほど袋のまま放置します。
    その後、袋に入れたままの状態で上下左右に生地を折りたたみながら大雑把にパンチします。

    袋内の空気を抜いて口をねじり、端の方で結べば準備は完了。
    保存容器に入れて冷蔵庫でひと晩おきます。






今朝はここからのスタート。
いつもより30分ほど遅い起床でしたが、生地は準備済みですので余裕の朝食。
前々日のワイン会による睡眠不足のせいか、昨晩はぐっすり寝入ってしまいましたからね。
  1. 冷蔵庫で醗酵させた生地は少なくとも30分は室温において復活させてあげましょう。

    軽く捏ね直してから包丁で2等分して丸め直し、両端を折りたたんで棒状にします。
    これを両手で転がしながら均一にのばし、オーブンシートを敷いた天板に並べましょう。
    やわらかな生地ですが、意外とベタつかない扱いやすい生地です。

    時々霧吹きでお水を吹きかけながら、オーブンの醗酵機能を利用して35℃で40分間ほど醗酵させます。

  2. お水でのばした蜂蜜を生地の表面にそっとぬり、刻んだアーモンドを散らして200℃に予熱したオーブンへ。

    設定温度を180℃にして焼くこと18〜20分。
    うーん、おからや全粒粉使用って、ふくらまない良い言い訳かも。

    でも大丈夫です。
    その後の取り繕いでパンにちゃんと見えますから。
    網の上で冷ましておきましょう。






パンを冷ましている間にコーヒー餡を作ります。
とは言い、既に白花いんげんは茹でて冷凍してあります。
市販の白餡のような滑らかさは期待出来ませんが、簡略版コーヒー餡として十分な出来です。
  1. 白花いんげんの茹で方はこんな感じ ⇒ 中盤以降に登場します ☆彡
    ややかための状態で茹でて煮汁ごと冷凍しておけば、餡はもちろん、色々なお料理に使えて重宝します。

    半解凍の状態でお鍋に移し、ぴったりと蓋をして極弱火で弱火でゆっくりと解凍します。
    やがて水気が上がってきますので、十分やわらかくなるまで弱火で煮ましょう。

  2. 箸で軽くほぐすように薄皮を取り除きます。
    無理に薄皮を除く必要はありません、出来る範囲で。
    お豆を崩しながらお砂糖を加えて煮詰めます。
    様子を見ながら少しずつボトルコーヒーを加え、バーミックスで滑らかに攪拌しましょう。
  3. 2を再度弱火にかけて煮詰めます。
    味をみながら必要ならばてんさい糖を追加し、最後にお塩をひとつまみ加えて仕上げましょう。

    熱いうちに絞りだし袋に移して冷まします。
    残った白花いんげんの薄皮でつまらないよう、口金は直径1cmほどの大き目のものを。

  4. 冷めたパンに深く切れ目を入れ、コーヒー餡をたっぷりと絞りだします。

    胡桃は160℃のオーブンで10分ローストして粗く砕き、ドライフィグとデーツは胡桃の大きさに合わせてざっくりと切ってからコーヒー餡の上に散らします。
    その他、クコの実・パンプキンシード・タイ土産のひまわりの種等々を散らして出来上がり。

    2018年も色々なお弁当を作りました。
    来年はボトルコーヒーはボトルコーヒーとして飲みましょうね。











2018年のお弁当の主菜が最後ならば、当然ながらお菜も最後。

今年の後半は小ぶりな245tのメイソンジャーが大活躍しました。
冷蔵庫の余りものをメイソンジャーに詰め込んで、今年の前半とは佇まいの異なるごちゃ混ぜサラダ。
これを今年最後のお菜と致しましょう。







  1. 柚子胡椒で表皮だけを使った柚子。

    その残りをどうするかいつも考えるのですが、今年は種を出来るだけ除いて塩レモンならぬ塩柚子を仕込んでみました。

    表皮をむいた後の柚子をくし型に切りながら丁寧に種を除き、柚子の重量の10%程度のお塩と交互に重ねてお塩で蓋をします。
    数日室温においた後冷蔵庫へ。

    それをペースト状にして冷蔵庫で保存してあります。
    苦味もないし柚子の香りは十二分、応用自在な調味料となりました。

  2. 1の柚子ペースト・アボカド・たっぷりの玉ねぎ・米酢・蜂蜜を合わせてバーミックスで攪拌して瓶の底にたっぷりと詰めましょう。

    その上には水気を切ったひよこ豆の水煮、なまり節そぼろ (☆彡) 、極少量の塩を揉み込んでしんなりさせてから水気を絞った千切り人参、どんどん重ねて出来上がり。






ほんのり柚子風味のアボカドマヨネーズ、これは来年も頻繁に登場しそう。
これで臆することなく自家製の柚子胡椒が仕込めます。










このスタイルの朝食は年内は明日が最後、以降は簡略的にキッチンカウンターで済ますのでしょう。

主人が毎朝工夫をして淹れてくれたお茶も、多分年内は明日が最後。
難易度の高い京都柳桜園のほうじ茶も、高品質を保つ一保堂のほうじ茶も、主人はこの一年を経て双方ほぼ自在に扱えるようになりました。

正に継続は力なり。





  • 神戸土産にと、主人が手に帰宅したカヌレの詰め合わせ。
    カヌレ、大好き。
    今日からはこの可愛らしいカヌレが朝の小さなおやつです。
    あまりの可愛らしさに記念写真を一枚。
    いくつかがひっくり返ってしまっているのに気付いたのは、この後すぐでした。
    ひっくり返った姿もまた可愛らしい。






さ、帰宅した主人が仕事部屋を使いたがっています。
何も言わずにリビングに居てくれますが、内心は穏やかではないハズ。
今空けますからね、仕事部屋。

posted by しんさん at 15:02 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月20日

圧倒的存在感 〜 金柑のお砂糖煮 〜 そして鬼まんじゅう

比較的地味な色合いな冬野菜が多い中、スーパーの野菜売り場でハッと目を惹く小柄な金柑。
種が多いからと敬遠されることも多々、そう、実家の母親が正にそのひとり。

確かに種も多いしほろ苦いし、ミカンほどには市民権を得てはいないかもしれません。
でも私は大好きです、金柑、何よりこの色合いが好き、大好きです。

ブランド金柑でなくとも、近所のスーパーで売っている金柑で十二分に満足です。
真っ黒で無骨な鉄鍋の中にこうお行儀良く並ぶ金柑を見ると、それだけで気持ちが晴々致します。

お砂糖の量をぐっと抑えて拵えた金柑の甘露煮。
甘露煮と呼ぶにはあまりにお砂糖の量がささやかですが、金柑の存在感が際立って私は好きです。





知名度そのものは地味ですが、存在感ある金柑フレイバーを鬼まんじゅうにも。

胡桃やらりんごのコンポートやらをさつま芋に合せた賑やかな鬼まんじゅう。
本来あるべくシンプルなお芋のおやつ “鬼まんじゅう” からぐんと踏み外してみました。
さつま芋のほっこりとした甘さを金柑フレイバーが追っかけます。

うん、面白い鬼まんじゅうが蒸し上がりました。





金柑の甘露煮、金柑の量の50%量のお砂糖を使うことが多いようです。
ですが私は2割程度に止めておきます。
茹でこぼしもしませんので、当然金柑の存在感が際立ちます。
  1. 金柑は綺麗に洗って丁寧になり口を取り除きましょう、正味294g。
    包丁で縦に数本切れ目を入れ、お鍋に並べます。
  2. ひたひたにお水を注ぎ、てんさい糖 50gを2回に分けて加えます。
    先ずは25gのてんさい糖を加えて中火にかけ、煮立ったら弱火に。
    オーブンシートで落し蓋をして10分間ことこと煮ましょう。

    その後残り25gのてんさい糖を加え、同じく落し蓋をして弱火で煮ます。
    20分ほど煮てそのまま冷ましましょう。






こうして煮た金柑をさつま芋のおやつ、鬼まんじゅうに使います。
先週煮て冷蔵保存してあった名月りんごのコンポート (☆彡) もここで使ってしまいましょう。
  1. さつま芋は中くらいのものを1本。
    綺麗に洗ってさいの目に切り、たっぷりのお水に10分ほど浸しておきましょう。
    ザルにあけ、丁寧に水気を拭き取ってボールに移します。
  2. てんさい糖 大さじ1
    お塩 ひとつまみ
    をさつま芋に加えて全体にまぶします。
    時々混ぜながら10分ほどおくと、さつま芋の水分でお砂糖が溶けてきます。

    全粒粉薄力粉・普通の薄力粉・ココナッツクリームパウダー 各大さじ1
    ざっくり砕いた胡桃 適量
    さいの目に切った名月りんごのコンポート
    を合わせ、全体がしっとりするまで丁寧に混ぜ合わせましょう。

    水気が足りないようならコンポートの煮汁を少量足し、お芋同士がくっつくように加減します。

  3. 小さくカットしたオーブンシートの上にお芋をまとめ、くし形に切った金柑の甘露煮を乗せましょう。
    蒸気の上った蒸し器で10分蒸せば出来上がり。











寒い中でもぐんぐん育っております畑のケール。
肉厚な葉っぱなので、少々乱暴に扱っても煮崩れたりしない丈夫な野菜です。

鬼まんじゅうを蒸した後、まだ熱いお湯を利用してお菜をひとつ。
千切りケールをまとったお豆腐焼売、その姿はまるでモンスターです。






  1. 木綿豆腐・戻して刻んだひじきと干しシイタケ・みじん切り玉ねぎ・なまり節そぼろ (☆彡) ・薄力粉・オイスターソース・お塩・ごま油をビニール袋に合わせてよく捏ねます。
    小ぶりなお団子にしておきましょう。
  2. ケールの葉っぱ部分はたっぷり千切りに。
    お豆腐のお団子にたっぷりとまぶし付け、蒸気の上った蒸し器で10分蒸せば出来上がり。

    ・・・どこかに取り残されたスーモのようです。
    苦し紛れのケールレシピでした。










スーモのようなケール焼売を目の当たりにし、今朝の主食は茶そばに決めました。

主人が淹れてくれる一保堂のお茶は今朝も美味しい。
私の好みに合うよう濃いめ濃いめに淹れてくれる主人を見ているのも嬉しい。





でもやっぱり私は柳桜園のほうじ茶かなぁ。
あのタンニン感と毎朝ほんのちょっとの差でお茶の味を左右する繊細さは圧倒的に柳桜園。
淹れる側の主人からしてみれば、難儀なことでしょうけど、ね。

posted by しんさん at 15:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月19日

玄米ご飯 + なまり節そぼろ

先日、主人に気の毒な事をしてしまいました。

職場でのお昼休み。
主人のことですから、お弁当箱を開ける時の高揚感はその見た目からは想像できない程でしょう。
さぁ、箸箱を開けて・・・あ?箸が入っていない??箸箱が空っぽ???

私、箸箱に箸を入れるのを忘れてしまいました。
空の箸箱をバックに入れてお弁当を持たせてしまったようです。
それでも帰宅した主人は私を責めることもなく、こう言いました。
“16年間お弁当を作ってもらっていて、これが初めてっていうのが驚異だよねぇ、改めて感心したよ”





・・・さ、今日のお弁当。

あら。





年末も近くなると、大掃除より何より食材をお片付けしたい欲求にかられます。
朝から先延ばしになっていた白菜キムチを漬け込んだり、完熟近い柿のレシピを考えたりしておりましたら、お弁当どころではなくなってしまいました。
それでも久しぶりに炊いた玄米ご飯が理想的な炊き上がりだったので、それだけで大満足。

もちろん玄米ご飯は幾度となく焚いておりますが、今朝の炊き上がりは食感も含めて正に理想的。
吸水時間、水加減、炊き時間、これと言って何かを改善して訳ではないのに何故?
ふと思いついたのが、今までは冷蔵庫で浸漬させていたことくらいかしら。
冷蔵庫はいっぱい、寒くなってきたことだし室温で良いか、そこが今朝の炊き上がりだったのかも。





そんな理想的な玄米ご飯で拵えた本日のお弁当は、なまり節のそぼろご飯です。
お水の半量をあご出汁で炊いた玄米ご飯の上に、甘辛く炊いたたっぷりのなまり節そぼろ。
色合いは地味ですが、きっと主人の好きな味。






  • 鰹のなまり節は適当な大きさに切って熱湯を回しかけ、ざっくりほぐします。
    たっぷりの生姜と合わせてフードプロセッサーで細かく刻み、お出汁・お酒・みりん・てんさい糖・お醤油で甘辛く炒りつければなまり節そぼろの出来上がり。

    たっぷりと白胡麻をひねり、ふっくら炊き上がった玄米ご飯の上にたっぷりと。






畑で収穫したやや育ち過ぎのルッコラは、かき揚げにしてみました。
  • 他のお料理に使った卵黄の残りの卵白をつかった真っ白な衣のかき揚げ。
    衣にも少し胡麻を加えて白だし醤油で味付けしてあります。
    胡麻にも似たルッコラの風味が活きたかき揚げに仕上がりましたよ。






後は作り置き料理を隙間埋めにして。
何となく忙しい12月も中盤、今日のお弁当は文字通りの片手間仕上げでした。











笑っちゃうくらい山盛りの具沢山お味噌汁。
いつもの朝食スタイルですが、玄米が上手に炊けたというだけで大満足。
これからは玄米の浸漬は室温で。

さ、そろそろ主人の帰宅時間です。
今日は気分が乗っているから、先程の電話でそんなこと言っていました。
要するに仕事部屋を開けておけ、ってことですね。





はい、私はリビングへと移動しましょう。

posted by しんさん at 13:40 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月03日

胃カメラ 〜 経鼻挿入タイプ初体験

今を遡ること数ヶ月、春めいてきた頃のお話。

全く声が出なくなって耳鼻咽喉科を受診し、それが改善した頃に受けたアレルギー検査でいよいよ花粉症デヴューとの判断。
その後スギとヒノキの季節が終わるも、どうもすっきりしない喉の違和感に、セカンドオピニオンも含め耳鼻咽喉科に通うこと数回。
最新のファイバースコープに続き、昔ながらの額帯鏡や喉頭鏡を使った新旧タイプの異なる受診にも関わらずこれぞという原因もわからないまま。

ははぁ、年齢も年齢だしこれは甲状腺だな・・・
そう睨んだ私は、つい最近開院したご近所にクリニックに甲状腺エコーがあるのを聞きつけて受診。
ついでに受けた肺のレントゲン、血液検査も含め、以上はなし。
血液検査に関しては、それを見た母親がお守りにしたいから結果用紙を頂戴という程の良好ぶり。

そして次に私が睨んだのは食道。
数年前に受けた肺の手術の際、執刀医だった先生のクリニックを受診し、本日早速胃カメラを飲むことと相成りました。





前日は夜8時以降は絶食絶飲、夕食は食物繊維を摂らず消化の良いものを、とのこと。
ならばと取り寄せたのが、大腸内視鏡用の検査食。
前回、いつだったか、受けた大腸内視鏡検査の時に存在を知った検査食をAmazonでお取り寄せ。
もちろん前回同様主人も道連れです。

今回はジャネフのクリアスルー。
おやつにはすりおろしリンゴもついて、夕食はビーフシチューという豪華版。
3食セットをひとつ取り寄せ、主人と半分こです。

翌日の朝食ももちろん私は食べられませんから、朝食用の雑炊は主人用に。
バナナとやすだヨーグルトを添えて、今朝は自炊の主人。

おやつのすりおろしリンゴは凍らせておきました。
以前お弁当用に拵えたスコーンやら焼き菓子やらを冷凍保存してあるので、これを添えて主人に持たせました。

そうね、せっかくなのだから検査食ももっと種類があれば良いのにね。
レトルトやラーメンがあれだけ進化しているのだから、その技術を是非検査食にも分けてあげてほしいものです。

たまにはこんな食事もファスティングっぽくて楽しいものですからね。





胃カメラの後は、車で迎えにきてくれた母親とランチを楽しんで帰宅致しました。
まぁ、大腸内視鏡のようにぐっすり寝コケてしまうことはありませんでした。
何しろ鼻が痛い。
あの、何かで見たお笑い芸人が鼻にクリップをつけてやるあの罰ゲームみたいなやつ。
あんな感じ。

あと先生が手にした長い管が鼻からどんどん奥に入っていくにつれ短くなっていく・・・おいおい、まだ入るのか・・・おい、ま、マジカル?そんな感じ。
検査中もお話が出来るとは言え、先生の問いに 『ハイ』 と言えず 『ウォイ!』 と獣のような声を発した自分に笑えて笑えて・・・ニヤニヤしながらモニターをガン見する私はさぞや不気味でしたでしょう。





何はともあれ胃カメラは無事終了。
検査食に付き合わせひと晩で400gも落ちた主人に、今夜は何か美味しいものを拵えましょう。
そうね、ズッキーニと豆腐のポタージュとか、やわらかめに仕上げたインゲンの卵とじとか・・・

思っていたよりもスリリングだった胃カメラの備忘録、でした。

posted by しんさん at 15:36 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月13日

大腸内視鏡検査のススメ

主人から引き継いだ風邪が原因で、声が全く出ないストレスフルな生活が2〜3日続きました。

昨日から、しわがれ声ながらもどうにかこうにか会話が成り立つようになりホッとするも束の間。
多少の改善を祝って主人と祝杯を挙げたのが祟ったのでしょう、愚かなことを致しました。
声が出るようになったと思ったら、今度は発熱の予感におののいております。
この感じ、間違いなく今夜あたり発熱に見舞われることでありましょう。

それでも食欲は衰えませんので、今朝はいつも通りお弁当を拵え朝食を残さず済ませました。
が、とても画像に残すようなモノでもありませんので、今日は先日行った大腸内視鏡検査の備忘録。

今後の為、おそらくいつかは主人も体験するであろう、是非体験してもらいたい大腸内視鏡検査。
その時になって慌てないよう、イメージトレーニング出来るようここに備忘録、と。

先ずはこれ、 “大腸内視鏡検査セット” と名付けた一式です。

大腸の中をすっきり綺麗にするため、検査の前日は検査食しか食べられません。
前日に限りコーヒーや紅茶、ジュースはOKとのことですが、それでもミルクの類や果実入りのジュースは厳禁、生クリームやキャラメル等の乳製品、野菜、果物も厳禁だとか。

そしてこれが大腸内視鏡検査専用のお食事セット、もちろん主人も巻き込みますよ。
自分が食べられないのに食事を作るなんて、そんなこと真っ平ですもの。
主人のダイエットにも効果抜群の内容でしょうし、1日分の検査食セットをふたつ用意致しました。





朝食は “親子丼風おじや” なるもの。
意外とこってりしていて味も濃い、でも、うん、なかなか良いお味。
主人には常備菜のイワシ、そしてヤクルトをプレゼント。
私はもちろんおじやだけ。
あと、出来るだけたくさんお水を飲むよう繰り返し言われましたのでそこは忠実に。

昼食セットはミネストローネとクラッカー。
出勤する主人にももちろん同じものを持たせます。

うん、これも味は濃いめ。
確かに具は貧相ですが、普通に美味しく食べられる味。
この時ほどクラッカーを大切に食べたことはないのではないかしら。
お水の飲み過ぎで空腹感は感じません。

昼食と夕食の間に飲むのがこれ。
目薬みたいな容器に入っておりますが、れっきとした下剤。
お水に溶かして飲みます。
お味は・・・うーん、薄い薄いお砂糖水みたいな味。
味覚検査でもしているような気分です。

腹減ったー腹減ったーと騒々しい主人に急かされ、夕食は大根のそぼろ煮カレー味、そして白米。
パックに入ったご飯を食べるのはこれが初めて。
レトルト食品は全て湯せんでゆっくり温めましたが、パックご飯はレンジ加熱の方が美味しいとのこと。

うん、やわらかめのご飯がなかなか美味。
主人のご飯にはきんぴら菊芋、そしてカレーには温泉卵のトッピング。

へぇ、販売元は日本ハムなんだ。










お水の飲み過ぎで翌日になっても空腹感はまるでなし。
その反面、空腹を訴える主人がうるさいことうるさいこと。

いよいよ検査当日。
検査の時間に合わせ、早朝5時に先ずは下剤を2錠飲みます。
その後、大容量の下剤に挑むことになるのですが、先ずは2リットルというその量にびっくり。
アルミの袋に入った下剤を2リットルのお水で溶かし、それをゆっくり2時間かけて飲み干します。
急いで飲んではいけないとかで、2リットルをちびちびちびちびちびちび飲みます。

味は、そうね、少し梅干し味の入ったポカリスエットってところかしら。
美味しいってことはありませんが普通に飲める味。
コップ一杯の梅干し味ポカリスエットを、ちびちび15分かけて飲む・・・これはなかなかない体験。

体験して分かったことですが、この大腸内視鏡検査は寒い時期にやるものではない、と。
ストーブの前でひざ掛けをして温かくしているにも拘らず、2リットルの水分を飲むというのは相当に体が冷えるものです。
しかも下剤2リットルに加え、ここでもやはりお水を沢山飲むように、とのこと。
手足が冷え切って室内でも寒いこと。
これがいちばん大腸内視鏡検査の辛いところだったかも。










とは言え試練を乗り切り、時間通りにタクシーで病院へ。
ふふ、これが噂の検査着ね、本当にお尻の部分が開いています。

結果、私の人生初の大腸内視鏡検査でいちばん辛かったのは2リットルの下剤との格闘でしょうか。
検査そのものは、始まった途端にぐっすり寝入ってしまいましたからね。
気付けば病院の簡易ベッドの上でした。

まだ心なしかボケっとした頭で、温かなお茶と飴を頂きます。

はい、駆け足ではありますがこれで私の大腸内視鏡検査の備忘録と致します。
検査の結果は今のところ問題なし。
ですが今後も折を見て大腸内視鏡検査は受けようかと思っております。
そのうちには主人も一緒に、ね。





主人から拾った風邪は予想通り長引く風邪となりそうです。
元気にピンピンしている主人を見ると、ちょっと意地悪したくなる衝動にかられますがそこは内々に。
声が完全復活した時には・・・うん、やっぱり一緒に飲みたいかな。

posted by しんさん at 13:36 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする