2024年12月17日

米粉のグジェール

週末に控えたワイン会に備え、持参する何かしらワインのお供を検討中。
頑張り過ぎたのを見破られず、そして『あら、ちょっとお家にあったもので作ったのよ』的な何か。

うーんと考えた結果、グジェールになりました。

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薄力粉、全粒粉を使って何度か焼いたこともあるグジェール。
そういえば、主人の練習に付き合ったこともありましたね 2011年12月26日

ですが、目下のところ我が家は小麦粉を常備しておりませんので今回は米粉です。
勝手も分かりませんし、何より無事焼きあがるかどうかも怪しいもの。
一応食べられるものは焼きあがりましたが、まだまだ改善は必要です。

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ペコリーノロマーノを粉砕する時間がありませんでしたので、今回はとろけるタイプのチーズを使って。
冷凍してあったセミドライミニトマトと一緒に焼いてみました。

主人が良いよと言ってくれたら、また明日も焼いてみようかな。




◆材料

  • 無縁タイプの発酵バター 20g
  • お水 40g
  • お塩 ひとつまみ

  • 米粉 25g

  • 卵(室温に戻してよくほぐし混ぜておきます) 2個分弱

  • チーズ 35g
  • セミドライミニトマト
  • トッピング用のペコリーノロマーノ

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◆作り方

  1. 分量のバター・お水・お塩ひとつまみを小鍋に合わせ、中火で加熱します。
    全体が沸騰する直前に火からおろし、軽量した米粉を一気に加えて木べらでしっかりと混ぜ合わせましょう。

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  2. 生地がひとまとまりになったら、再度中火にかけながら木べらで混ぜます。
    しっかり練ったら火からおろし、しばらく混ぜ続けましょう。

    生地の温度が少し下がったところで、溶き卵を少しずつ加えてはなじませていきます。
    ここからは小麦粉のグジェールと同じ。
    生地をすくってみて、ぽってりと三角形でたれ落ちるイメージに仕上げます。
    卵は1.5個分、といったところでした。

    チーズも加えてざっと混ぜれば生地の完成。

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  3. 天板にオーブンシートを敷き、冷凍保存してあったセミドライミニトマトを置きます。
    絞りだし袋に移した生地をトマトの上に絞り出しましょう。

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    指先にお水をつけてとんがりを押さえ、粉砕したペコリーノロマーノを散らします。

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  4. 予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 200℃で先ずは13〜15分。
    その後 170℃にして更に10分焼き、そのままオーブン庫内で冷まします。

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    ・・・うん、ちょっとね。
    久しぶりのグジェールで、少しオタオタしてしまったこともありますしね。





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高山の方では雪が降っているようです。
・・・寒いものね。

こんな時はやっぱり温かなスープ。
鶏肉と大根、金柑のスープなどいかがでしょう。
しっかりと生姜を効かせてみました。

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  1. 新生姜は千切りにして白だし醤油に漬けてあります。

    乱切りにした大根、ぶつ切りにした白ネギ、刻んだニンニクに新生姜の醤油漬け。
    茹でて冷凍しておいたもち麦も仲間入り。
    そして鶏もも肉をお鍋にあわせてお水を注ぎましょう。

    お塩をひとつまみ散らして煮立て、蓋をして弱火でことこと10分ほど。

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  2. 金柑は半分に切って種を除いたら、更にそれを1/2厚さに切ります。
    お鍋に加え、蓋をして更に弱火で10分弱。

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    本当に美味しい、体が温まるスープです。

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    スープジャーに移してクコの実を添えましょう。




主人が快諾してくれました。
明日もグジェールになりそうです。

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朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖、アボカド、スライス玉ねぎの組み合わせ。

主食は温かなお蕎麦。
たっぷりの大根おろしと自家製の梅干し、そしてもみ海苔を添えました。
ちょっと奮発したこの海苔が美味しいこと。

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少し余った溶き卵は、朝食の納豆に合わせました。

いつもよりちょっとこってりとした納豆に仕上がったと思っていたのですが、どうも主人には気づいてもらえなかった様子。
そうよね、ちょっと余ったアボカドを添えたり、自家製キムチを添えたりで賑やかな納豆ですものね。




先ほど、平飼い岡崎おうはんの卵が届きました。

明日は卵かけご飯でしょうか。
それとも温泉卵を添えた温かなうどん?
間もなく帰宅する主人と真剣に話し合いましょう。

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2024年12月12日

サクサク 塩バター米粉パン

木曜日なので、今週も米粉パンを焼きました。

朝食のレギュラーメンバーでもある手作りの豆乳ヨーグルト・・・から出た水分、いわゆるホエーを有効利用するために始めた木曜日のパン焼き作業。
全粒粉パンから始まり、やがて米粉に移行して今に至っております。

あれこれと具を盛った頃もありましたが、今はシンプルな米粉パンに落ち着いております。
今週は『塩パン』を焼いてみましたよ。

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正直、『塩パン』というものがどのようなものか分かっていません。
食べたことがありませんので。

ですがGoogleさんで調べた塩パンというものが美味しそうで、見様見真似の米粉塩バターパンです。
米粉生地で発酵バターを包みます。

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大きな穴ぼこがあるのも塩パンの特徴らしい、と。
・・・本当かしら。

ですが焼きあがった塩バター米粉パンは、独特なサックリ食感にリッチな発酵バターの風味、そしてトッピングのお塩。
あら、これ美味しい。

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◆材料(4つ分)


 ◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 79g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g

 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g

 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 10g
  • サイリウム 5g


 ◇成形、仕上げ用

  • よく冷えた発酵バター 棒状で4g×4本
  • ゲランドの粗塩(バジル塩にしてありました) 適量
  • 成形時・仕上げ時用のこめ油 適量





◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。



  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

    空いたお湯で、生地に混ぜ込むバターを湯煎して溶かしておきましょう。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストと溶かしバターも加えて撹拌を続けます。

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  4. 滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて混ぜ込みましょう。
    パン生地らしくない緩い生地ですが、気にせずラップをして10分休ませます。

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  5. 10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
    両手とカードに極薄くこめ油をぬり、生地をまとめて4分割します。

    しずく型に伸ばした生地の広い側に、よく冷えたバターを置いてしっかりと生地で包みましょう。

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  6. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 35℃で20分。

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  7. 刷毛を使って、表面に極々薄くこめ油をぬります。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、いつもより随分と高めの220℃で15分。

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    派手にバターが流出しましたね。
    勿体ない、これは悲しい。
    成形技術向上の励みにしかなりません。





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昨日届いた『ぽんがる有機農園』さんからの野菜たち。
やはり今週もいらっしゃいましたか、大きな冬瓜さん。

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同席していた新生姜をキリっと効かせて、冬瓜と鶏肉のスープに致しました。
いつもとはちょっと佇まいを変えてトマト風味に仕上げます。

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  1. 鶏もも肉、千切り生姜をお鍋に合わせ、鶏のブレスをひたひたに。
    蓮根や人参等の根菜類も加え、弱火でゆっくり加熱します。

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  2. しばらく加熱してからトマト缶・追加のブレスを加えます。
    皮をむいた冬瓜、茹でて冷凍しておいたひよこ豆等々を加えてじんわり加熱。

    オイスターソースやナンプラー等で味を調えてスープジャーに移します。
    チーズと黒胡椒を散らして出来上がり。

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残った冬瓜は冷凍しておきましょうか。
今シーズン最後の野菜です。
配達再開の初夏までは随分とありますからね、しばらくは冷凍野菜のお世話になります。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩サバ。
良い焼き色です。

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昨日届いたばかりの新生姜は、我が家の定番と相成りました生姜の炊き込みご飯に。
届いたばかりの生姜は、軽くこするだけで気持ちが良いくらいに皮がつるっとむけます。
生姜の皮はむかない派なのですが、こうつるっとむけるのならば仕方がない。

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それにしても美味しい、生姜の炊き込みご飯。
冬瓜入りのお味噌汁もなかなか美味でございました。


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2024年12月10日

ぬか喜びな米粉シフォンケーキ 〜 トマト風味編

最近よく拵える卵の巾着。

主人が取り寄せる平飼いたまごの賞味期限が近づくと、油抜きをした油揚げに卵を流し入れてとろり甘辛く煮含めます。
その時、油揚げから卵が流れ出ないよう少し残った卵白、これらは冷凍しておくのが常。
随分と冷凍卵白が溜まりましたので、卵白だけで米粉シフォンケーキを焼いてみましたよ。
いつもとはちょっと佇まいが異なりますが気持ちよ膨らんでくれました。

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・・・あれ?

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あれれ・・・?

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穴ぼこなんてレベルではなく、これは生地の分断。
なにがどうなっているのか理解不可能な状態でした。
まさにぬか喜びな米粉シフォンケーキ。

目の付け所は大変良かったと自負しております。

冷凍卵白をしっかりと泡立てて、卵黄生地の代わりに水切りヨーグルト主体の生地にこれを合わせました。
ちょっと残っていたトマト缶がありましたので、トマトの酸味と甘みもヨーグルト生地に合うのではないかしら、と。

期待以上に膨らんだ生地を見て微笑み、先週上手くいったシフォンケーキナイフを差し込み、そしてしぼみました。
それでも今後のための備忘録は必要ですからね。






◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)

  • 冷凍卵白 ラップに包んだ状態で200g強、正味185gでした。




    ◇メレンゲ用

  • お塩 ひとつまみ
  • てんさい糖 20g
  • レモン汁 5g



    ◇米粉生地

  • 水切り豆乳ヨーグルト 120g
  • トマト缶 60g
  • こめ油 30g
  • てんさい糖 10g

  • 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 70g
  • オーツミルク 70g

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◆作り方

  1. 冷凍卵白を半解凍状態でボールに移します。
    泡だて器で軽く崩し、お塩をひとつまみ加えて撹拌しましょう。

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    分量のてんさい糖を3回に分けて加えながら撹拌します。
    最後にレモン汁も加えて撹拌しましょう。
    いつもより様子が異なりますが、出番まで冷蔵庫で待っていてもらいましょうね。

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  2. 泡だて器のアタッチメントをそのまま使い、水切り豆乳ヨーグルト生地へと進みます。

    水切り豆乳ヨーグルト・トマト缶・こめ油・てんさい糖をボールに合わせ、滑らかになるまで撹拌します。
    米粉も加えて撹拌します。
    様子を見ながらオーツミルクも加えて滑らかな生地に。

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    冷蔵庫から卵白生地を取り出し、合わせていきましょう。

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  3. 先ずはメレンゲ生地をひとすくい、ヨーグルト生地に加えて泡だて器で混ぜ合わせます。
    更にもうひとすくい、今度はスパチュラを使ってメレンゲをつぶさないよう混ぜ込みましょう。

    最後にメレンゲのボールに戻し入れ、底からすくうようにふわふわと混ぜ込みます。

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  4. 芯の部分にオーブンシートを巻いた型に高い位置から流し入れましょう。
    軽く空気抜きをし、竹串でぐるぐるっと生地を混ぜて慣らします。

    予熱したオーブン庫内へ素早く移し、設定温度 170℃で先ずは20分、その後160℃に下げて更に20分、合計40分。

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    逆さまにして冷まします。
    ・・・本当にね、大成功したと思ったのだけどね。

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    フワフワで美味しかった、そう言ってくれる主人、なんて優しい人なのでしょう。






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鶏ささみの茹で鶏を拵えて、今日はキャベツのサラダを予定しておりました。
ですがこの寒さですもの。

事務所で冷たいサラダを口にする主人がなんだか可哀そうで、温かなスープに急きょ変更。
主人が好きそうな具沢山濃厚スープです。

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  1. みじん切りニンニク、さいの目玉ねぎ、人参、蓮根等々、エルヴゥドプロバンスをほんの少し加えたオリーブオイルでじっくり炒め合わせます。

    ここに米粉を振り入れてしっかりと炒めましょう。

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  2. 少しずつオーツミルクを加えてのばします。
    鶏のゆで汁や白ネギも少し加え、ざく切りにしたキャベツもたっぷり加えてひと煮たち。

    粗くほぐした茹で鶏を加え、お塩と白味噌で味を調えます。
    スープジャーに移してチーズとほぐした鶏肉をトッピング。

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何食わぬ顔で詰めて、主人をいつものように送り出しました。

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朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖、アボカド、スライス玉ねぎに香酢の組み合わせ。

主食はおろし蕎麦の予定でしたが、時間切れのためにこちらも変更。
茹で鶏をほぐし、自家製梅干しと海苔のトッピング。

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温かなお蕎麦が嬉しい季節です。
西の部屋から見える山がきれいに色づいています。


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2024年12月05日

米粉バターロール〜もっちり黒胡麻編

木曜日なので今週もパンを焼きました。

先日、ふと見かけた小麦色の米粉パン。
とても美しくて、その分量、手順で試してみようかと思いました。
が、ぎりぎりになっていつもの分量、手順を続行することと致しました。

ほんのちょっといつもとは異なる工程を加え、オーブンの温度を上げて焼いた今週の米粉パンです。

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あら、なかなかの器量良し。
そして断面も、ぎゅっと肌理の詰まった私好みのパン。
もっちりとした食感も、ふわりと香るバターも、断然私好みです。

分量、手順を変えて焼くのは、まだまだ先になりそうですね。

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◆材料(4つ分)


 ◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 61g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g

 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g

 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • 黒ゴマ 10グラム
  • ゲランドの塩 2g

  • 無縁タイプの発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 10g
  • サイリウム 5g


  • 発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 適量
  • 成形時・仕上げ時用の米油 適量





◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。



  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・黒ゴマ・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

    空いたお湯で、生地に混ぜ込むバターと仕上げ用のバター、双方を湯煎して溶かしておきましょう。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストと溶かしバターも加えて撹拌を続けます。

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    滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて混ぜ込みましょう。
    パン生地らしくない緩い生地ですが、ラップをして10分休ませます。

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  4. 10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
    両手とカードに極薄く米油をぬり、生地をまとめて4分割します。
    しずく型に伸ばした生地の表面に、刷毛で溶かしバターを塗って丸めます。

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    巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 35℃で20分。

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  5. 刷毛を使って、表面に極々薄くこめ油をぬります。
    予熱したオーブン庫内へ移し、いつもより随分と高めの220℃で15分。

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    うん、こちらの焼き上がりの方が好みかな。

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昨日、ぽんがる有機農園さんから野菜セットが届きました。
今シーズンも残り少なくなりました旬野菜セットの配達、ふわふわなキャベツが仲間入りしていましたよ。

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そのキャベツは大切に新聞紙に包んでお片付けし、今朝手にしたのは立派な冬瓜。
そろそろ主人も冬瓜に飽きているはず。
だったら、主人が喜びそうな鶏手羽肉と合わせてトロトロのスープにしましょうか。

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  1. 皮を薄く向いてやや大ぶりなさいの目に切った冬瓜、人参、茹でて冷凍しておいたもち麦とひよこ豆。

    手羽肉を上に並べ、蒸してピュレにして冷凍してあるニンニクを加えます。
    昨日届いた『ぽんがる』さんの新生姜は千切りにして加えましょうか。
    ひたひたにお水を注ぎ、加圧すること5分間。

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  2. その間に、銀杏を殻から出して薄皮をむいておきます。
    圧が抜けたら銀杏を加え、お塩やオイスターソースで味付けをして出来上がり。

    スープジャーに移して胡麻をひねります。

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案の定主人は大喜び。
これなら冬瓜も美味しく食べられる、と。

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昨日、我が家に新しいお鍋が届きました。
毎日使っております今のお鍋も使い勝手の良い優れものでしたが、テフロン加工はいろいろな噂を聞くので。
主人が奮発して買ってくれました。

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そして早速、新しいお鍋を使って今朝のお味噌汁。
うん、大きさも深さも、理想通りのお鍋です。
これから毎日働いてもらうことになりそう。

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今朝の主食は、主人も私も大好きな新生姜の炊き込みご飯でした。
今日は油揚げの代わりに、昨日のサンドウィッチにもした豚バラブロックのベーコン。
お醤油も薄口醤油でなく、しっかり色付くお醤油で素朴な仕上がりに。

うん、美味しい。

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今日はお酒を控えて、ゆっくりとモミの木のお風呂に浸かって温まりましょう。

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2024年12月03日

焼き芋 米粉シフォンケーキ

米粉シフォンケーキを焼きました。

課題である『メレンゲの大穴』は未だ解決には至っておりませんが、随分と目立たなくはなったかな、と。
一時的な改善ではありましょうが、それでも嬉しいものです。

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米粉生地に混ぜ込んだのは、焼き芋。

前回、前々回と『ぽんがる有機農園』さんから届いた紅はるか。
最初に届いた紅はるかで焼き芋を拵えてみたところ、首を傾げるほど甘くない。
これは追熟不足だと、1ヵ月近く待ってから焼き芋にしてみました。
ホイルで包み、オーブン 160℃で先ずは1時間、そのままオーブン庫内で1時間半放置したあと、さらに160℃で1時間。

これだけ加熱したのだから、加熱不足ということはないと思うのですが・・・
今回もやはり甘くない。
上手く言えば、ホコホコとした栗のような食感なのだけど焼き芋の甘さではない、といったところ。

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皮付きのまま切って冷凍しておいたこの焼き芋。

メープルシロップの甘さにちょっと手伝ってもらい、いつもより少し米粉の量を減らして、そしてさつま芋の存在感を出来るだけ目立たせようとバニラビーンズやシナモンは使わない。
こうして焼きあがった焼き芋米粉シフォンケーキ、あら、美味しい。

なんて言うのか、さつま芋のあのちょっとザラっとした食感も風味もしっかり楽しめますよ。

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◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)

  • 卵 3個


  • 焼き芋(皮付きのまま冷凍しておいたもの) 90g
  • メープルシロップ 30g



    ◇メレンゲ用

  • お塩 ひとつまみ
  • てんさい糖 15g


    ◇米粉生地

  • こめ油 30g
  • オーツミルク 50g
  • 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 70g





◆作り方

  1. 焼き芋は昨日のうちに冷凍庫から冷蔵庫に移し、自然解凍しておきました。
    メープルシロップを加え、フォークで軽くつぶした後、バーミックスで撹拌しておきます。

    信頼しております『ぽんがる有機農園』さんのさつま芋ですので皮ごと。

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  2. 卵を卵白と卵黄に分けます。
    卵黄は1のさつま芋と合わせておき、先ずはメレンゲから泡立てます。

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    よく冷えた状態の卵白にお塩をほんのひとつまみ。
    軽く泡立てたところで、分量のてんさい糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと撹拌します。

    ユルッとお辞儀するくらいになったら泡立てストップ。
    出番まで冷蔵庫へ。

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  3. 卵黄とさつま芋のボールに、こめ油を加えて泡だて器で撹拌します。
    この順番ならば、泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま使って平気。

    とろりとしてきたらオーツミルクも加えて混ぜ合わせましょう。
    米粉も加え、しっかりと撹拌します。

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  4. 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、卵黄生地と合わせていきましょう。


    先ずはメレンゲをひとすくい、卵黄生地に加えて泡だて器で混ぜ込みます。
    次いでもうひとすくい、今度はスパチュラに持ち替えて底からすくうように、メレンゲをつぶさないように混ぜ込みましょう。

    最後にメレンゲのボールに戻し入れ、スパチュラでメレンゲのふわふわ感を残すよう、ですが大穴対策で混ぜ不足がないよう混ぜ込みます。

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  5. 型には予め芯部分にオーブンシートを巻き付けてあります。
    高い位置から生地を流し入れ、竹串でくるくるっと全体を混ぜて慣らしましょう。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、最初の20分は170℃、その後160℃で20分、計40分焼きます。

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    焼きあがったらすぐに逆さにして冷まし、完全に冷めてから型抜きします。

    小さくなったとは言え、穴はしっかりと見受けられます。
    でも美味しい。

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少し残った蓮根がありましたので、今回はちょっと洋風寄りに。

水切りヨーグルトとペコリーノロマーノを合わせ、人参、金柑、ピクルス、さっと湯がいた蓮根を和えました。
少し残った分は、金柑の代わりに柿を加えて。
今宵のワインに合いそうです。
あ、今日はお酒お休みの日だっけ。

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  1. 蓮根は皮をむいて薄切りにし、酢水にさっと晒します。
    お酢とお塩を加えた熱湯でさっと湯がいてざるにとっておきましょう。

  2. 人参は薄切りに。
    お塩を軽く揉み込んでしんなりさせ、水切りヨーグルト・粉砕したペコリーノロマーノ、ピクルス、種を除いて輪切りにした金柑・ほんのり甘いピカンナッツを加えて和えます。

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  3. 冷ました蓮根と隠し味の柚子胡椒、丁寧に和えれば出来上がり。




金柑も良いけれど、この蓮根サラダには柿がより合うと思うのです。
ヨーグルトと柿の相性って最高じゃないですか。

そして何より、ん?な焼き芋の救出メニューが成立してホッ。

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朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖、アボカド、薄切り玉ねぎに香酢の組み合わせ。

主食は焼きねぎをたっぷり従えた温かな鴨蕎麦ですよ。

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まだ発酵はしていませんが、朝の納豆に自家製キムチが添えられる時期と相成りました。

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posted by しんさん at 13:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする