2023年10月12日

お米パン〜さつまいもペーストのテーブルロール編

木曜日なので今週もパンを焼きました。
先週から始まりました、当初予定しておりました米粉ではなく、お米を使った『お米パン』を今週も。

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いつも食べているお米を使ったもっちり食感のお米パン。
『生米パン』より響きが良いので以降は『お米パン』で。

前回のビギナーズラック(☆彡)にはしゃいでしまったのでしょうか。
ゆるい生地になってしまったのですが、まぁ始まったばかりのお米パンですもの、この程度なら許容範囲。
お米生地にスキムミルクを加えたのも、ゆるゆる生地の一因かもしれませんしね。

ゆるいお米生地をくるりと巻いて、低温のオーブンでじっくりと焼いた焼き芋ペーストを巻きました。
もっちりとしたお米生地にさつまいも、好相性なのは言うまでもないこと。

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まだまだ課題は盛沢山。
お米パンの特徴でもある色白な焼き上がりを、どうにかこんがり焼き上げたいのもそのひとつ。
週にいちどのお米パン、成功も失敗もまだまだこれからなのです。

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◆材料(4つ分)

  • お米 100g

  • 蜂蜜 10g
  • ココナッツオイル 10g
  • スキムミルク 10g
  • インスタントドライイースト 1g
  • お塩 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 56g
  • オーツミルク ホエーと合わせて75g計量しました

  • サイリウム 4g


  • さつまいも 1本
  • オリゴ糖とオーツミルク 各適量

  • 生地をまとまる際、仕上げ用のココナッツオイル 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. お米はいつも通りに洗い、多めのお水に浸してひと晩冷蔵庫へ。

    さつまいもの準備前日に済ませておきました。
    綺麗に洗ったサツマイモを、皮つきのままアルミホイルで2重に包みます。

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    予熱なしのオーブン 160℃で1時間35分。
    そのまま朝までオーブン庫内に放ったらかしで、朝には甘い焼き芋の出来上がり。
    皮をむき、オリゴ糖・オーツミルクを合わせてペースト状にしておきます。

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  2. ひと晩たっぷりとお水を吸収したお米は、早めにザルに移して水を切っておきます。
    1時間ほどザルに上げて放置しました。

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  3. お水を切ったお米をミルに移します。
    お米は132gになっていました。

    サイリウム以外の材料を合わせ(蜂蜜・ココナッツオイル・スキムミルク・お塩・インスタントドライイースト・ホエー・オーツミルク)、お米の粒々感がなくなるまでミルで撹拌します。

    しばらく撹拌したらヘラでミルの内側を寄せ集め、また撹拌するを数回繰り返します。

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  4. 滑らかになったお米生地をボールに移し、サイリウムを加えて素早く混ぜ合わせます。
    今回の失敗の一因であろう、サイリウムを加えてから画像を撮っておりました。
    写真を撮る間も惜しんで混ぜるべきだったのかもしれません。

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    前回はすぐにぽってりとしたお米生地を、相当苦労してまとめました。

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  5. 手にココナッツオイルをぬって生地をまとめ、4分割してそれぞれ空気を抜きながら丸めます。
    ラップの上で生地をのばし、さつまいもペーストをぬって優しく巻きましょう。

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    巻き終わりを下にして並べ、ふわりとラップをかけ、オーブンの発酵機能 35℃で20分。

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  6. 刷毛でココナッツオイルを表面にぬり、更に水溶き卵黄を重ねます。
    が、卵黄はなくても良いかな?
    ココナッツオイルも、成型時にしっかり手のひらにぬって生地が艶やかになっているので、もしかしたら不要かも。

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    予熱したオーブン庫内に移し、先ずは190℃で10分、その後250℃で8分。
    表面のオイルが少し気になる焼き上がりです。
    これも数ある課題のひとつ。

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濃厚なこってり具沢山スープを添えましょう。
葛粉のとろみが嬉しい季節になりました。

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  1. ベーコン・玉ねぎ・人参を少量のオリーブオイルで炒め合わせます。

  2. 油が全体になじんだところでスープストックを注ぎ、加熱して冷凍してあるひよこ豆・もち麦・ひじきを加えてひと煮たち。

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  3. オーツミルクを注ぎ、お塩やオイスターソース等で控えめに味付けします。
    冷凍むきアサリやおくらを加えたら、オーツミルクで溶いた葛粉を加えてひと煮たち。

    スープジャーに分け入れ、山椒を軽く挽いて出来上がり。




お米パンのマットな焼き上がりは、特徴と捉えるしかないのでしょうか。
小麦では有効な卵黄が、あまり効果はないようです。

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お米パンのことはまた来週の課題として、お待ちかねの朝食です。
今日は木曜日、塩鯖に心躍る日です。

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そしてもうひとつ、心躍るお届け物。
第2木曜日、GOLDEN GREENさんから旬野菜定期便を受け取ります。

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明日からカラフルな野菜に和む日が数日続きます。

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posted by しんさん at 13:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | お米パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月05日

『米粉』の前に『生米』パン

週間ルーティーンとして定着致しております、毎週木曜日のパン作り。
全粒粉のオーバーナイト発酵スタイルから始まり、小麦粉は少しずつ控えようという主人の提案から、以降は米粉を使用するつもりでおりました。

好奇心で買い求めたホットケーキミックス数種を使い切り、今日からは米粉パン、そう心づもりもしておりました。
が、その前にちょっとだけ、またもや好奇心が湧き上がり、『生米パン』を焼いてみましたよ。

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いつも食べているお米を100g。
昨日のうちからお水に浸し、ミルサーで撹拌して生地にします。

米粉も含め、お米パンの材料として大抵メンバー入りしております『サイリウム』は、週末のプロテイン用に常備してありますので、我が家には生米パンの材料が全て揃った状態なのです。

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先ずは基本の丸パンから、と失敗も覚悟で挑みましたが、なかなか上出来なのではないかしら。
お米の生地らしく生地はもっちり。
そしてバターも生クリームも使っていないのですが、何故だかバターの風味がふわふわと漂うのです。

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朝焼いて、お昼に食べた時もフワフワもっちり。
以前のパン作りの時と同じく、手作り豆乳ヨーグルトから出たホエーを有効利用出来る点でも気に入っております。

そして何より手間がかからない、今まで焼いたパンの中でいちばん簡単なのではないかしら。

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『・・・ね、うちね、最高級の京都丹後産コシヒカリ食べているんだよ』

朝は少々怪訝な面持ちだった主人。
お昼のメッセージでは一転、これは良い、今後は送料も考えてお得な10キロ単位で取り寄せよう、と。

主人からのお許しも頂戴したところで備忘録。





◆材料(小ぶりな丸パン4つ分です)

  • お米 100g(吸水後は132gになっていました)

  • 蜂蜜 10g
  • ココナッツオイル 10g
  • お塩 1g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 58g
  • 白湯 ホエーと合わせて73g計量しました


  • サイリウム(オオバコパウダー) 3g


  • 仕上げ用のココナッツオイル 適量
  • 仕上げ用の米粉 適量




◆作り方

  1. お米はいつも通りに洗い、多めのお水に浸して冷蔵庫へ。
    昨日の夕方に準備しました。

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  2. 今朝のスタートはここから。
    先ずはお米をザルに移して水切りします。
    30分ほどおきました。

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  3. サイリウム以外の材料をミルに合わせます。
    指先でつまんでみて、お米のザラザラが感じなくなるまで丁寧に撹拌しましょう。

    撹拌したら容器の内側をスパチュラで綺麗にし、また撹拌、これを3回ほど繰り返しました。

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  4. 滑らかになった生地(液体)をボールに移し、サイリウムを加えて素早く混ぜ合わせます。

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    すぐにぽってりとした生地になります。

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    カードに持ちかえ、生地をボールの壁にこすりつけるようにしながら捏ねます。
    生地をひとつにまとめて捏ね完了。

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  5. 手のひらにココナッツオイルをぬって、4分割した生地をそれぞれ丸めます。

    にわか知識なりに、小麦粉の成形とは勝手が違うと学習しておりました。
    手のひらで平らにした生地を丸め、ハンバーグを作るように空気抜きをしながら丸めます。

    艶々にまとまった生地は、高さを出すようにしながら並べます。
    作業中、乾燥防止のラップを忘れずに。

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  6. 霧吹きで多めにお水を吹き、オーブンの発酵機能 35℃で30分。

    少し長めの発酵時間は、予習で見かけた気泡を確認できなかったから。
    ですが30分おいても気泡は見当たりませんでしたので、次にすすみました。
    茶こしで米粉をふり、ココナッツオイルにさっとくぐらせたカッターでクープを入れます。

    クープの隙間にココナッツオイルを垂らし、再度霧吹きでお水を多めに吹いて、予熱したオーブンへ。

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    設定温度をまずは190℃で10分、その後250℃にして8分間。

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    そして何故だかバターの香り。

    ビギナーズラック?
    それでも良いのです。
    また来週も生米パン、主人からの許可を得られたら、のお話ですけどね。

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お菜はやっぱりブルグルのサラダ。

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トマト缶・人参・玉ねぎ等を煮立てて味付けしたところに、細挽きタイプのブルグルを加えて戻します。
ふっくらとしたブルグルに、茹でて冷凍しておいたひじき、アボカド、赤たまねぎ、ゆで卵等々加えれば出来上がり。

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ジャーに盛り、主人の分はハリッサ倍増で。






生米パン。
確かに高級なお米で作るのは複雑な気も致しますが、この為にお買い得なお米を買うのも、これまた複雑。
でも、このもっちり食感は魅力的なのです。

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お待ちかねの朝食です。
今朝から、朝の小さなおやつが大好きな蕎麦ぼうろになりました。

蕎麦ぼうろに韃靼そば茶、ほうじ茶も良いけれどこの組み合わせも好相性。

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ご飯には温泉卵、煮詰めた角煮の煮汁、茗荷を添えて。
木曜日のお魚は塩鯖です。

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posted by しんさん at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | お米パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする