主人とふたり、キッチンカウンターでくだらないお話をしながら飲むお酒が本当に楽しい昨今。
ですが健康も大いに気になる50代。
毎週月曜日は、お猪口はお猪口でもお酒でなく、お酒の代わりに質の良いお茶。
特に最近は水出し玉露2種をちびちび飲み比べながら、毎週美味しいお茶に合うお菓子を頂く、そんな週間ルーティーンを定めました。
主人もそれを楽しんでいるようで、来週は麩まんじゅうを買ってくるね、次は松風と思いのほか楽しそう。
そして月曜日のお茶に並行して週間ルーティーンとなったのが、火曜日のお茶殻料理。
お茶ってワインと同じで凝り始めると青天井、もちろんそこまで高価なお茶は買い求めませんが、お茶殻料理を考えるのもまたお楽しみのひとつ。
今週はお茶殻をたっぷり混ぜ込んだお豆腐白玉団子。
ふるふるのミルクゼリーの上にお茶殻・お豆腐白玉団子を並べました。
旬の柿が華やかです。
月曜日を楽しみにしているのは、もちろん主人ひとりではありません。
槌目のピックフォークとティースプーンまで買い揃えてしまった私も相当楽しみにしているのは明らか。
ちなみに昨晩は、愛知県の老舗和菓子屋さんの羽二重餅を主人が用意してくれました。
そして日比野さんの青梅煮。
京都柳桜園茶舗の水出し玉露にも寄り添うすっきりした日比野さんの青梅煮、何度絶賛しても飽きません。
無理を言って分けて頂いた日比野さんの青梅煮もこれで最後。
極少量残ったシロップにアガーを加え、柿にからめてトッピング。
艶々の良い質感に仕上がりました。
バニラ風味のふるふるミルクゼリー、そしてほろ苦いお茶殻白玉団子。
お茶殻料理のカテゴリーが今後何種記録されるか、それもまた楽しみなのです。
◆材料と作り方
- 先ずはミルクゼリーから・・・
と行きたいところでありますが、実はこれ、週末拵えたグラタンの副産物。
タカナシ低温殺菌牛乳が見切り価格になっておりましたので、ワイン片手にグラタンを作り、そして主人が少し牛乳として飲み、更に少量残った牛乳に蜂蜜・バニラビーンズペースト・アガーを加えて冷やしかためたもの。 - なので白玉団子から。
お茶殻は、昨日のうちにオーブンにひろげてオーブンで乾燥させておきました。
予熱なしのオーブン 110℃で1時間、そのまま朝までオーブン庫内に放置しておきます。 - カラカラに乾いたお茶殻をミルで粉砕しましょう。
粉砕した状態で8gになりました。
・粉砕したお茶殻 8g
・白玉粉 50g
・木綿豆腐 100g
ビニール袋に合わせて生地がまとまるまで捏ねます。
まとまったらビニール袋から出してしっかり捏ね、棒状にのばして等分しましょう。
まん丸に丸め、ぐらぐらと煮立たせないようにしながら熱湯で茹でます。
ふわりと浮いてきたらひと呼吸おいて冷水にとります。 - お茶殻白玉団子を冷ましている間に柿のトッピング。
青梅煮の煮汁は60gほど。
アガー 1gをふり入れてよくとかしてから、煮立たせないように中火で加熱します。
柿1/2個分をさいの目に切ってここに加え、よく絡めながら少し冷ましましょう。 - お茶殻白玉団子の水気をよく切り、ミルクプリンの上に並べます。
柿をゼリー液と一緒にたっぷりトッピングします。
艶々の柿が華やかなお茶殻白玉パフェ、はい、出来上がり。
翌日がおやすみというのは、特にそれが中日水曜というのは心躍るものです。
明日のお昼は日本酒、そう思うとつい蕪のそぼろ煮を意味もなく煮てみたり、〆は稲荷寿司にしようと油揚げを煮てみたり。
明日のお昼は日本酒、そう思うとつい蕪のそぼろ煮を意味もなく煮てみたり、〆は稲荷寿司にしようと油揚げを煮てみたり。
お昼ご飯がお茶殻白玉団子だけというのはあまりに残酷。
急きょ拵えたのが、主人には『スープ』と評されたこちらです。
明日の日本酒の準備は完璧です。
さっと熱湯で茹でて油抜きした油揚げは、冷めてから両手でしっかり絞って水気を切ります。
圧力鍋にお水100t、お酒 みりん・お醤油・てんさい糖を各大さじ1、軽く温めてお砂糖を溶かしたら、水をしっかり切った油揚げを放射線状に並べましょう。
加圧すること5分間。
面取りした蕪を極少量のお塩と共に圧力鍋に並べ、昆布で落し蓋をして中火にかけます。
圧がかかったらすぐに火を止め、圧が抜けたら熱湯でさっと戻した大豆ミートと調味料、水溶き葛粉。
日本酒によく合うのです、蕪の葛煮。
蕪の葛煮をちょっと拝借。
お鍋に移してお出汁でのばし、崩したお豆腐・冷凍枝豆・ほぐしたマイタケ・オイスターソース等加えてひと煮たち。
スープジャーには予め長芋とゆで卵の卵黄。
熱々の葛煮をたっぷり注いだら、黄身を崩して彩りに。
ネギを散らして苦し紛れの出来上がり。
圧力鍋にお水100t、お酒 みりん・お醤油・てんさい糖を各大さじ1、軽く温めてお砂糖を溶かしたら、水をしっかり切った油揚げを放射線状に並べましょう。
加圧すること5分間。
面取りした蕪を極少量のお塩と共に圧力鍋に並べ、昆布で落し蓋をして中火にかけます。
圧がかかったらすぐに火を止め、圧が抜けたら熱湯でさっと戻した大豆ミートと調味料、水溶き葛粉。
日本酒によく合うのです、蕪の葛煮。
蕪の葛煮をちょっと拝借。
お鍋に移してお出汁でのばし、崩したお豆腐・冷凍枝豆・ほぐしたマイタケ・オイスターソース等加えてひと煮たち。
スープジャーには予め長芋とゆで卵の卵黄。
熱々の葛煮をたっぷり注いだら、黄身を崩して彩りに。
ネギを散らして苦し紛れの出来上がり。
どうにかいつものスタイルを維持できました。
今朝の主食は、たっぷりの山芋を添えたとろろ蕎麦。
もちろんおろしたての真妻山葵も忘れずに。
質の良い海苔も忘れずに。
今日は美容院に寄ってくると言っておりました主人。
間もなく帰宅するでしょう。
そして5時からは宴会。
火曜日はアルコールを控える日ではありますが、翌日がおやすみならばお話は別。
下のポストには蕎麦味噌が届いているはずです。