2018年05月14日

もずくと乾物の玄米炊き込みご飯 〜 カサ増しイワシのつみれ汁

第2・第4金曜日に宅配野菜が届くので、その翌週の週明けは豊富な野菜でスタートします。
今週は正にそう、旬の野菜が冷蔵庫に野菜室に満ちております。
こんな時はつい張り切って、あれもこれもと作り過ぎて主人を太らせてしまいます、自粛せねば。

さて。
野菜が豊富であれもこれも拵えたい、そんな逸る気分をぐっと抑えた本日の主食。
週明けは玄米ご飯、我が家ではつい数週間前にそう決まりましたので、月曜日はいつも地味な佇まいです。
今週もやっぱり地味な玄米ご飯でスタート、今朝はもずくの炊き込み玄米ご飯ですよ。

もずく粥は好きでよく拵えるのですが、炊き込みご飯は初めて。
しかも玄米ですので、白米ですと10分間炊くところを25分、ええぃままよ!の見切り発車の大挑戦。

佃煮よろしくドロドロになってしまうことも覚悟の上でしたが、もずくはなかなか芯が太い。
25分の加熱にも屈することなく、食感はきちんともずく。
干しシイタケと干しエビの旨味をぎゅっと味方につけ、美味しい玄米ご飯が炊き上がりましたよ。

そして、旬と言えばイワシの旬も間もなく。

スーパーの店頭に並ぶイワシも益々艶やかで、しかもお手頃価格。
既に今週分の常備菜としてイワシは煮てあるにもかかわらず、艶々で瞳の澄んだイワシを見かけてつい買って帰ってしまいました。

なので、今週は久しぶり・・・本当に久しぶりです、朝食はイワシつみれのお味噌汁でスタートです。

自家製柚子胡椒 (☆彡) の奥、青々とした葉野菜は宅配野菜に入っていたルッコラ。
随分長くルッコラを畑で育てておりましたので、他人様が育てたルッコラを食べるのはこれが初めて。
うん、見た目は相当貧相な自家製ルッコラではありましたが、味は同じ、ちょっと安心致しました。





金曜日に届いた宅配野菜は大部分が常備菜となって冷蔵庫で出番を待っております。
サラダ春菊にニラ、人参は前回の大根と合わせて甘酢漬けに。
わさび菜は醤油漬け、新牛蒡は胡麻和えに致しました。

食材の個性を活かした出来るだけシンプルな料理で、保存と常備菜を兼ねた野菜料理たち。
お弁当にお酒のお供にと、今週も活躍してくれることでしょう。





我が家の食材としてすっかり定着した玄米。
玄米ご飯の時は主人も努めてよく噛むように心掛けているようですし、今後もずっと続けられそうです。
干しシイタケと合わせるのが目下のところのお気に入り。
  1. 玄米 1合分は軽く洗い、たっぷりのお水に最低でも8時間浸しておきます。
    昨晩のお昼頃からお水に浸し、冷蔵庫に入れてあしますので吸水はバッチリ。

    ザルにあけて水を切り、厚手のお鍋 (ストウブの16cmを愛用しております) に移しましょう。
    干しシイタケと干しむきエビの戻し汁・お水・お酒を合わせて1合半強計量し、お鍋に注ぎます。
  2. ざっと洗ってざく切りにした生もずく・拍子木に切った人参・油抜きをした油揚げ・戻して千切りにした干しシイタケ・戻したむきエビを玄米の上に散らしましょう。

    お塩をひとつまみ加えて強火にかけ、煮立ったら弱火にして25分。
    その後十分に蒸らします。
    蒸らしたら全体をしっかりと混ぜ、再度蓋をして少しおきましょう。

    火が通りづらい玄米です、しっかり蒸らしてあげないと、ね。
    お茶碗に盛り、胡麻をひねって召し上がれ。






週末に届いた宅配野菜らで拵えるシンプルな常備菜。
味付けも加熱も控えめに仕上げておけば、別のお料理にも色々使えますので重宝します。





サラダ春菊はシンプルなサラダに。
せっかくのサラダ春菊なので火を通さず、塩してしんなりしたところに味付けをします。
  1. サラダ春菊は綺麗に洗って水を切り、千切り人参と合わせて極少量のお塩をふります。
    軽く揉み、しばらくおいてしんなりしたらザルにあけて自然に水切りをします。
  2. お酢 大さじ1
    てんさい糖 小さじ1.5
    お塩 ・ レモン汁 それぞれ適量
    をボールに合わせてよく混ぜ、白胡椒をたっぷりと挽きましょう。

    1を加えて丁寧に和え、白胡麻をたっぷりひねって出来上がり。
    その日の気分で胡麻油をたらしたり、オリーブオイルにしたり、彩りにも。






ニラは切らず長いまま、お浸しというより醤油洗いをした状態で常備菜と致します。
わさび菜は熱湯を回しかけて醤油漬けにします。
  • 韮の根元は、多少黒ずんで気になる部分だけをほんの僅か切って長いまま茹でます。
    熱湯にお塩を加え、さっと茹でたらザルにとりましょう。

    だし醤油を回しかけ、優しく絞って保存容器に。
    食べるその都度お料理に合わせて切って使います。
    卵黄を添えても美味しそう。




  1. 白だし醤油・合わせ出汁・お酒・みりんを合わせてひと煮立ちさせ、冷ましておきます。
    直火にかけられる琺瑯製の保存容器はこんな時本当に便利。
  2. わさび菜は綺麗に洗ってしっかりと水を切り、少量のお塩をまぶして優しく揉みます。
    ザルに移し、たっぷりと熱湯を回しかけましょう。
    手で触れられる程度に冷めたらしっかりとしぼり、1に加えて全体にからめます。

    時々上下を返しながら冷蔵庫で1日おけば出来上がり。
    夏の日本酒の肴にぴったりな一品です。
    わさび菜の合わせ出汁にそら豆も便乗中、今回の宅配野菜はいつも以上に賑やかでした。






スライス人参と大根の甘酢和えは、揚げ物に添えて南蛮漬け風にも食べられる幅広な一品。
色白な新牛蒡はシンプルなたたき牛蒡の胡麻和えになりました。
  1. ミニ人参は皮つきのままスライサーでリボン状にスライスします。
    大根はピーラーで同じくリボン状に。
    合わせて極少量のお塩を軽く揉み込み、しばらくおいてしんなりしたらザルに移しましょう。
  2. お水 180t
    てんさい糖 大さじ3
    お塩 小さじ1/2
    以上を合わせ、昆布を加えて弱火にかけます。
    沸騰直前に昆布を取り出して火を止め、米酢 120tを注ぎましょう。

    粗熱がとれたところで、1の水気をしっかり絞って加え漬け込みます。
    1日冷蔵庫において味がなじめば出来上がり。




  1. 色白の新牛蒡は、晒布を小さく裂いて優しく洗いましょう。
    鍋の大きさに合わせて切り、熱湯にお塩とお酢を加えて2、3分茹でます。

    ザルにとり、すりこ木等で叩いて全体に軽くひびを入れてから食べやすく切り分けましょう。

  2. 白胡麻を乾煎りしてすり鉢に移し、粗めに挽いて白味噌・白だし醤油・少量のお酢とみりんを加えます。
    丁寧に混ぜ、1を熱いうちに加えて和えれば出来上がり。

    こうして常備菜として拵えた甘酢漬け等の漬け汁は、後日イワシの煮汁として再利用されるのです。
    そしてそのイワシの煮汁も、最後の最後にはオーブンでカリカリに乾燥させた昆布や煮干しの出汁がらを加えて煮詰め、納豆のたれ代わりとして二人のお腹に納まるのであります。











月曜日はお弁当と朝食が同じ顔触れですので楽ちんです。
宅配野菜の中に入っていた小さな小さな可愛らしい人参、葉っぱはかき揚げにしてお弁当の一品に。

人参の葉っぱ、マイタケ、玉ねぎのかき揚げです。






  • 人参の葉っぱはざく切りに。
    かたい茎の部分は短めに切りましょう。

    千切り人参、薄切り玉ねぎ、ほぐしたマイタケとビニール袋に合わせ、薄力粉とパウダー状に粉砕した葛粉を加えて全体にまぶします。
    これをボールに移し、お出汁を少しずつ加えてさっくりと混ぜながら全体がまとまるようにしましょう。
    ここで極少量レモン汁を加えると、さっくりと仕上がります。

    冷蔵庫で少し冷やしてから、熱した太白胡麻油で揚げます。

    朝食のお味噌汁にしたイワシつみれ、お弁当用には素揚げにしました。
    素揚げにしてしっかりと油を切った後、スライス人参と大根の甘酢漬けを添えます。
    大根でつみれをくるりと巻いて食べるのがお気に入り。






玄米ご飯を始め、地味な面々が揃った地味なお昼ご飯。











朝食の主役は、玄米ご飯より断然イワシつみれのお味噌汁。
イワシつみれのお味噌汁にイワシのお酢煮、どれだけイワシを愛しているのやら。

開いたイワシを買って参りましたので、皮をむくだけでつみれも楽々です。
ただ、残念。
当然と言えば当然なのですが、開いたイワシって中骨も綺麗に取ってあるのね。
イワシの中骨、カリカリにオーブンで焼いたイワシの骨せんべい、大好きなのに残念です。





  • イワシの皮をするりとむき、包丁でたたきます。
    イワシの身はやわらかいので、この段階では少々大ぶりでも平気です。

    ボールに移し、蒸し豆ミックス (市販品です) ・すりおろした高野豆腐・おろし生姜・葛粉・お塩を加えてよく捏ね混ぜましょう。
    丸めてお味噌汁の具に。

    今日はカサ増しに色々入っておりますので手で丸めましたが、イワシの量が多ければお水で湿らせたスプーンを2本使って簡単に丸められるので手間も軽減。
    イワシのつみれ、意外と簡単です。






さ、主人が帰宅致しました。
今日は夕食まで仕事に集中するそうです。
お仕事デスクを譲りましょうね。
明日は下茹でして冷凍してあるそら豆を使いましょう。

posted by しんさん at 14:18 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

しじみ・黒豆玄米ご飯とラディッシュ祭り

ゴールデンウイークが終わりました。
長かった主人の連休も明けて今朝は久しぶりの出勤、雨模様なのが少々可哀そうでもありました。

ゴールデンウイーク中に済まそうと思っておりました事は大体片付きました。
送ろう送ろうと思いつつ先延ばしになっておりました日本船燈 ゴールドフレーム、石油ストーブも無事メンテナンスに出しましたし、GW初日に切れたキッチンの蛍光灯の予備も調達済み。
今週末に届く宅配野菜にラディッシュを省いてもらうメールも送りました。

唯一やり残したと後悔致しておりますのは、昨日畑の脇にバタフライピーの種を撒き忘れたこと。
昨日撒いておけば、昨日夜から降り始めたシトシト雨で確実な発芽につながったでしょうに・・・残念。

ま、それはまぁさておき、今日から日常もお弁当も再スタートを切ります。
ゴールデンウイーク明けの本日、お弁当も “慣らし運転” といった程度に軽く参りましょう。
今週は玄米ご飯からスタートです。

週にいちどだけ玄米ご飯を主食にする、そう主人と決めてこれで3度目の玄米ご飯。
今朝は玄米・しじみ・煎り黒豆を合わせて、しじみ玄米ご飯を炊いてみました。





しじみに黒豆、玄米、見た目も地味な食材ばかりなので、彩りに枝豆を散らしてはみたのですが・・・
反って浮いた感じで統一感に欠ける感じもするのですが、まぁそこはいつものご愛敬。
しじみの強烈な個性にも負けない玄米、うん、この組み合わせは我が家好みです。

とても美味しいしじみ玄米ご飯なのですが、な・の・で・す・が、重大な問題に気付きました。

賢明な方なら画像を見た瞬間にお気づきでしょう。
恩着せがましくこれ見よがしに、一部のしじみを殻付きで玄米ご飯に加えたのが仇となりました。

そう!
しじみと黒豆の区別が大変につきづらいのです。

黒いしじみと黒い豆、形も似ている上に大きさもほぼ同じサイズ。
黒豆と思ってしじみをガチっ!
・・・なんてことになりかねない、ロシアンルーレットのような極めて危険なご飯を炊いてしまいました。
あぁ!





朝食では主人と私のお茶碗を変えっこし、お互いにしじみの殻が残っていないかをチェックしてからのいただきます・・・忙しい朝になにやってんだか。

相当に気をつけてしじみの殻を取り除き、お昼用に拵えたおにぎりです。

ゴールデンウイーク明けのお弁当は、大きな改善点を要する出来と相成りました。





そうは言っても美味しいしじみと煎り黒豆の玄米ご飯。
単にしじみの殻を取り除けば問題はあっさり解決致しますものね。
インスタ栄えを狙った私が浅はかでした。

しかもインスタ栄えしていないし。
何より私、インスタ利用しておりませんし。





  1. 先ずは煎り黒豆。
    これは前日のうちに済ませておきます。

    洗った黒豆の水気を切ってボールに移し、全体が十分浸かる量の熱湯を注ぎましょう。
    1時間ほど放置してからザルにあけ、2〜3時間そのままにしてしっかりと水を切ります。

    単にザルにあけた後、畑に行っていたってだけのお話ですけどね。

    皮が弾けるまで常にフライパンを揺すりながら乾煎りした後、キッチンペーパーの上にひろげて冷ませば出来上がり。
    多めに拵えておけば、何かと重宝致します。

  2. 下処理を済ませたしじみ (このやり方で定着しております ☆彡) は、使うまでお水で湿らせたキッチンペーパーで包んで冷蔵庫へ。

    お鍋に移してひたひたにお酒を注ぎ、ぴったりと蓋をして口を開けるまで火にかけます。
    口を開け始めたらすぐに火を止め、余熱で火を通しましょう。
    そのまましばらくおき、冷めたところで茹で汁・しじみに分けて殻から身を出します。

    取り出した身は、問題になった殻付きのしじみと一緒に枝豆と合わせておきます。
    茹で汁は干しシイタケの戻し汁と合わせておきましょう。

  3. ひと晩たっぷりのお水に浸しておいた玄米をザルにあけ、水を切ってお鍋に移します。
    合わせておいたしじみの茹で汁・干しシイタケの戻し汁に、お水を加えて玄米の1.6倍量になるよう計量してお鍋に注ぎましょう。

    煎り黒豆・戻して千切りにした干しシイタケを上に散らし、お塩をひとつまみ加えます。
    ぴったりと蓋をして強火にかけ、煮立ったら弱火にして25分。
    火を止めたら、速やかに合わせておいたしじみその他を上に散らして蒸らしましょう。

    さっくりと混ぜてお茶碗に盛ります。
    間違ってもしじみの殻を利用しよう、そんなこと次回は考えないように致します。











自分の分はお昼用におむすびさんに致しましたが、主人の分は止めておきました。
おむすびさんだとつい油断して、しじみの殻ガチっ!なんてことになりかねませんからね。

そう、冒頭にもちらりと書きましたが、宅配野菜のラディッシュお断りのメールを送りました。
今、私の畑でもラディッシュの収穫真っ只中ですからね。
まだまだ間引きの段階ではありますが、立派に育ったラディッシュもちらほら見受けられます。

丈夫なラディッシュは発育も早くて頼もしい限り。
目下のところ我が家はラディッシュ祭り、ラディッシュの常備菜作りに余念がありません。





先ずは最高に簡単なラディッシュその他の塩麴漬け。
  • ラディッシュ・大根・小ぶりな新玉ねぎ等々をビニール袋に合わせ、自家製の塩麴 大さじ2、お酢とみりん 各小さじ1/2を加えて軽く揉み込みます。
    ビニール袋の空気を抜いて口を閉じ、水が上がってくるまで冷蔵庫で寝かせるだけ。






自家製ラディッシュですもの、葉っぱも美味しく食べてあげたい。
ちょっとかためなラディッシュの葉っぱですが、それはそれで美味しいものです。
胡桃和えにするのがお気に入り。
酒粕を加えたり、白だし醤油だけのシンプルな味付けにしたりと、ささやかなバリエーションも楽しめます。
  1. 今朝はカシューナッツと胡桃で和えてみました。

    カシューナッツと胡桃を合わせて乾煎りし、からすり鉢に移してしっとりするまで摺りましょう。
    酒粕・みりん・極少量の白だし醤油を加えて更に擂り混ぜ、和え衣の準備は完了。
  2. ラディッシュの葉っぱはお塩を加えた熱湯で茹でます。
    先に小さなラディッシュが出来ている間引きラディッシュも一緒に。
    かための葉っぱなので、いつもよりは少々しっかりめに茹でましょう。

    冷水にとってすぐに引き上げ、醤油洗いをしてざく切りにします。
  3. ほぐしながらすり鉢に加え、丁寧に和えれば出来上がり。






もちろんピクルスも仕込んであります。
現在リリース致しておりますのは、前回の収穫分で拵えた簡略版。
塩してしんなりとしたラディッシュの水を切り、少量残っておりました寿司酢に漬け込んだだけ。

今朝はちゃんとピクルス液から拵えて漬け込んでみました。
今回は赤ワインビネガーも加え、スパイスを使った洋風なピクルスです。
  1. 葉を切り落としたラディッシュの水気を切り、ビニール袋に移してお塩を少々。
    軽く揉んで袋の空気を抜き、30分ほど放置したらザルに移しましょう。
    しばらくおいて自然に水を切り、保存容器に移します。
  2. 米酢と赤ワインビネガー 各100cc
    てんさい糖 大さじ3
    お塩 小さじ1
    ローリエ・唐辛子・クローブ・黒胡椒・コリアンダーシード 各適量

    以上をお鍋に合せて火にかけ、お砂糖とお塩を煮溶かします。
    沸騰させなくてもてんさい糖とお塩が溶ければそれでOK、火を止めて1に注ぎます。
    味がなじむまでしばらくおいて出来上がり。

    美味しく出来ていると良いのだけれど。






昨日畑で収穫して参りましたブロッコリーとスナップエンドウは煮浸しに。
今週も作り置き料理で1週間を楽に乗り切りましょう。











こうして始まりました1週間。
あら、ラディッシュ祭りと謳いながら、朝食にはラディッシュの赤味が見当たりませんね。

・・・と思いましたが、ちゃんと葉っぱが一員に加わっておりました。
ラディッシュの収穫は今が全盛期です。





それにしてもゴールデンウイーク中はよく飲みました。
いえ、飲み過ぎました。
今週はゴールデンウイーク中の不摂生を戒めるべく、お酒は控えることと致します。
いつものそれではありません、今回ばかりは流石に控えます。

・・・木曜日くらいまではね。
さ、明日はどの食材をやっつけようかしら。

posted by しんさん at 15:18 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月23日

玄米がお気に入り

ここ数年の間に、何故だか健康意識が急上昇しております主人。
本当、人って解らないものです。
あれだけ濃い味好きで、脂っこい食べ物が好きで、ついでにマヨネーズも大好きだった主人が、です。

そんな主人が最近取り寄せた食材は玄米。
もちろん主人はお料理がてんでダメですので、毎度彼が厳選した食材を扱うのは全て私の役目。
なかなか手強い食材を今回は選んでくれたものよ、内心そう思っていたのですが、この玄米、なかなか面白い食材です。

何事に関してもやり過ぎは感心致しませんので、玄米にしても週にいちどを玄米の日と定めます。
今週は本日月曜日、週明けの今日を玄米の日と致しましょう。

・・・なんて、単に昨晩ちょっと夜更かし致しましたその結果です。
朝食とお弁当が同じ玄米ならば、手間もぐっと軽減されますものね。
週明けの月曜日はこれから始まる1週間の慣らし運転も兼ね、お手軽メニューでスタート、そんなところ。

アサリ・生ひじきをたっぷりと混ぜ込んだ今の季節にぴったりな玄米ご飯を炊いてみましたよ。

先週の干しシイタケの旨味をぎゅっとまとった玄米ご飯 (☆彡) とはまた異なる魅力。
うん、玄米ってなかなか追求心をくすぐる面白い食材です。

小ぶりな16cmのストウブならば、1合分の玄米も上手に炊けますしね。
画像では分かりませんが、蓋を開けたらしっかり玄米の表面にはカニ穴が点在致しておりました。
うんうん、月曜日からこれは幸先の良いスタートです。

但し、玄米ご飯でおにぎりさんを拵えるには少々難儀致しましたけどね。





玄米 100%で炊くご飯は、粒が際立っていて早食いの方にはお勧め致しません。
幸い私は元々相当食べるのが遅く、咀嚼も人一倍ゆっくり多くですので、難なく受け入れることが出来ました。
主人も玄米の時は咀嚼に意識しているようです。
  1. しっかりと砂をはかせたアサリは、ひたひたのお酒と中火にかけます。
    ぴったりとお鍋の蓋をし、口を開け始めたらすぐに火を止め余熱で火を通しましょう。

    アサリの殻を除き、身と茹で汁に分けておきます。

  2. 玄米はさっと洗い、夏場なら6時間、冬場ならは12時間を目安にお水に浸します。
    もちろん特に夏場は冷蔵庫で。

    ザルにあけて水を切り、お米の1.6倍程度のお水と共に強火にかけましょう。
    今日はお水にアサリの茹で汁を足し、総量お米の1.6倍にして玄米に合わせます。
    干しエノキも刻んで散らしましょうか。

    まるでスルメのような旨味たっぷりの干しエノキ。
    エノキをざっくりほぐして平ざるに並べ、お天気の良い日を選んで天日に干します。
    カラカラになったらフライパンで乾煎りして冷蔵庫で保存します。
    炊き込みご飯に使ったり、お漬物に加えたりと、なかなか頼れる良い子です。

    お塩をひとつまみ加えてお鍋の蓋をし、煮立ったら弱火にして25分。
  3. 玄米を炊いている間に、油抜きした油揚げを細切りにしましょう。
    人参は千切り、生もずくは水を張ったボールでよく洗ってザルにとります。

    アサリの身と合わせておき、25分弱火で炊いたご飯の上に素早く散らします。
    すぐに蓋をしてそのまま蒸らし、蒸らし終わったらさっくりと全体を混ぜます。

    アサリとヒジキがたっぷりの玄米ご飯の出来上がり。






  • しっかりと玄米の粒を噛みしめるように玄米の食感を楽しみます。
    腹持ちも抜群に良い玄米、この食感を利用して色々なお料理が楽しめそうです。

    白米のように粘り気はあまり強くないので、おにぎりさんを拵えるのにはもうひと工夫が必要ですけどね。











主人の分はおにぎりさんにはせず、お弁当箱にちんと盛りましょう。
週末に頑張って常備菜を数種拵えておいたので、朝はそれらを詰めるだけでお弁当の出来上がり。

先々週は雨で畑に行けませんでしたので、週末はその分も頑張って参りました。

収穫して参りました分葱を使って、一文字ぐるぐる (☆彡) のお浸しを。
これが今シーズンの分葱料理の中でいちばんのお気に入り。
さっと湯掻いた分葱をクルクルっと丸めて、冷ましておいた出し汁に浸しておくだけなのですが、ちょっとした彩りやお弁当の隙間埋めに重宝致します。

ずらっと並べた今週の常備菜が愛おしかったので、真上から一枚。

玄米ご飯で残ったひじきは、冷凍も考えましたが常備菜にして短く保存。

週末主人と農協の野菜直売所を覗きましたら、スーパーではなかなか見かけない根三つ葉を見つけました。
早速さっと湯掻いて、分葱の一文字ぐるぐると一緒にお浸しに。

そうそう、分葱と根三つ葉の端っこにちょろりと見える赤い可愛らしいこの子たち。

畑の二十日大根を間引いたら、鯛の目玉くらいの小さな二十日大根が既に育っておりました。
真っ赤な可愛らしい二十日大根、そのまま捨ててしまうのはあまりに忍びないので、さっと湯掻いてこれもお浸しに。

可愛らしい赤色が抜けてしまうのは心外ですが、本格的な収穫期までに何かしら改善したいと思います。





久しぶりに覗いた農協の野菜直売所で、フキを買って参りました。
フキ特有の風味を程よく残したお浸し、今だけの味です。
  1. フキはお鍋の大きさに合わせて切り、多めのお塩で板ずりをしましょう。
    たっぷりのお湯を沸かし、フキのお塩を落とさずにそのままお湯の中に。
    フキの色が鮮やかになったら取り出して冷水に晒し、するりと皮をむきましょう。

  2. 食べやすい長さに切り揃え、合わせ出汁・白だし醤油・お酒を煮立てた中に加えます。
    直火にかけられる琺瑯容器は本当に便利、合わせ調味料を煮立ててそのままフキを投入出来ますものね。

    落し蓋をして2〜3分弱火で煮含めたら、フキだけを取り出しましょう。

  3. 必要ならば煮汁だけを少し煮詰め、しっかりと冷ましたところにフキを戻します。
    そのまま冷蔵庫で保存し、しっかりと味を含んだフキの風味と色合いをお楽しみあれ。










イワシも質の良いものが安く店頭に並ぶようになりました。
今週は主人が楽しみにしておりますイワシのお酢煮も常備菜に加わりました。
主人の朝食に対する期待感は増すばかりです。

イワシの横には半熟卵の煮卵。
煮卵と言うより、合わせ調味料に漬け込んだだけなのですが、半熟が過ぎてお弁当には使えません。






  • 卵は煮立ったところに加えて7分茹でたのですが、もう少し長めにした方が良さそうですね。

    てんさい糖・だし醤油 各大さじ1
    オイスターソース 小さじ1
    濃口醤油・赤味噌 各小さじ1/4

    以上を琺瑯容器に合わせて昆布を加え、お水を適量注いで煮立てます。
    これを冷まし (お水を追加でちょっと注いでも) 、皮をむいた茹で卵を加えて漬け込むだけ。






我が家の冷蔵庫、週明けは常備菜でいっぱいです。
今週は木曜日まで禁酒と致しましょう。
一日も休まず飲み続けた先週を反省し、今週は禁酒週間と致します。

・・・これも週末に迫ったゴールデンウイークに備えて、ですけどね。
さ、歯医者さんに行く準備を致しましょう。
今日は歯医者さんの定期健診です。

posted by しんさん at 13:35 | Comment(2) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする