2018年08月09日

ほんのり赤味噌風味 〜 くるみ玄米ご飯

毎朝のスクワット、背伸びしてゆっくり呼吸しながらのつま先上下体操、そして二の腕体操。
回数は少なめですが、ここ数ヶ月毎日続けている朝のささやかな日課です。

それに加え、先日テレビで見た “ゼロトレ” とやらもヨガマットまで購入し今日からスタートしました。
小さな畳の間にヨガマットを敷いて寝起き5分のこの日課は時間差で主人も実践。
我が家の健康志向は益々の高まりを見せております。

ゼロトレをスタートした本日木曜日。
健康志向アピールという訳ではありませんが、今日は週にいちどの玄米の日と致しましょう。

玄米と相性の良い赤味噌を炊き込んだ玄米ご飯はこんがり色黒。
胡桃や干しエビも炊き込んだ風味豊かな玄米ご飯が炊き上がりましたよ。

お昼用にはこんがり焼きおにぎりに。
お醤油とみりんを炊き込んで焼いた玄米焼きおにぎり、このちょっと甘めが美味しいのです。

週にいちどの玄米食がすっかり定着した我が家。
ヨガマットが無駄にならないよう、ゼロトレも定着すると良いのだけれど。





・・・それにしても主人の体のかたさには・・・ごめん、つい吹きだしてしまいます。





煮込めば煮込むほど美味しくなる、そうとまでいう人がいる赤味噌。
そこは賛否両論ありましょうが、確かに玄米と一緒に炊き込むと風味がぐっと増します。
胡桃と赤味噌を炊き込んだ玄米ご飯、色合いは地味ですが美味しいのです。
  1. 玄米はそっと洗い、12時間以上たっぷりのお水に浸しておきましょう。
    ザルに移して水を切り、お鍋に移します。
    1合分の玄米は16cmのストウブにぴったりです。

    干しエビ・刻んだマイタケ・ざく切りにした胡桃・少量の赤味噌 ・更に少量のお塩
    以上を加え、1.5合分のお水を注いでひと混ぜしましょう。

  2. 蓋をして強火にかけ、煮立ったら弱火にして25分。
    しばらく蒸らし、ざっくりと全体を混ぜて出来上がり。

  3. お昼用の焼きおにぎりはちょっと甘めに。

    炊き上がった玄米ご飯に少量のお醤油とみりんを加え、胡麻をたっぷりとひねります。
    さっくりと混ぜ、ラップで丸めてしばらくおきます。
    形が落ち着いたところでそっとラップを外し、オーブントースターで焼けば出来上がり。











京都旅行以来、食材調達を致しておりません。
我が家に今ある食材は先日畑で収穫したズッキーニ、そしてピクルス等僅かばかりの保存食。
無理矢理感あふれる本日のお弁当。

・・・流石に今日はお買物に行ってこようかしら。





先日畑で収穫したジャンボズッキーニはピカタに。
  • 食べやすく切ったズッキーニに下味をつけ、パウダー状に粉砕した葛粉を薄くまぶします。
    卵・ごま油・極少量のお酢を合わせてよく混ぜ、ズッキーニを加えてからめましょう。
    両面焼いては残った卵液にからめて焼く、これを卵液がなくなるまで繰り返します。

    昨日のお弁当用に拵えた胸肉のローストチキンもピカタに。






畑に行く暇があるのなら、スーパーで食材調達した方が楽でしょう?
その通りなんですよね。










イワシのお酢煮はありませんが、お中元で頂いた干物セットが大活躍致しております。
今朝はアジの干物、あら?盛り付けって皮面が下だったかしら。

我が家の朝食に欠かせないもののひとつがほうじ茶。
先日の京都旅でお茶をいくつか調達して参りました。

お茶係の主人が “一保堂” と “柳桜園茶舗” を日替わりで淹れてくれます。
その上その日の気分によって蒸らし時間を多めにしたり茶葉を増やしたりと、色々加減してくれる主人のほうじ茶はすっかり我が家の味です。





私は柳桜園派なのですが、ふと気になって一保堂の麦茶を今回初めて買ってみました。
パック茶でなく昔ながらの麦々しい麦茶、うわぁ、これは美味しい。
朝淹れた麦茶が今冷蔵庫の中で冷えております。

間もなく主人が帰宅します。
麦茶を用意して仕事部屋を空けましょうね。

posted by しんさん at 13:44 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

丸ごとトマト、もも肉1枚、大雑把な玄米炊き込みご飯

今日は週にいちどの玄米ご飯の日です。

ここ数日間、早朝からの暑さを理由につい手軽な麺類を朝食の主食にすることが続いておりました。
そうね、冷たい麺類も美味しいけれどやっぱり朝はご飯を炊きたいものね、暑いけれど。
なので久しぶりに卵かけご飯など・・・そんな昨日の提案に、主人の期待は頂点に達しておりました。

そんな大好物が泡と消え、がっかりする主人を想像しておりましたが、それを上回る玄米ご飯。
そう、主人は週にいちどの玄米ご飯を相当楽しみにしているようでございます。

今日は鶏もも肉とトマトを大胆に炊き込んだ玄米ご飯です。
トマトは丸っと1個をそのまま、鶏もも肉は包丁を入れず1枚をそのまま炊き込みます。
ひよこ豆とマイタケも炊き込んだ具沢山な玄米炊き込みご飯に主人も大喜び。

1枚丸っと炊き込んだ鶏もも肉のおかげでしょうか。
無駄なく鶏の旨味をまとった玄米ご飯の美味しいこと美味しいこと。
肝心の鶏もも肉もしっとりやわらかくて、うん、これは美味しい。

・・・炊き込んだ後、しっかり火の通った鶏もも肉を切るので、今の時期ちょっとためらわれる生ものの扱いも最小限に止められるのも嬉しいところ。

シンプルに塩だけで味付けをしているので、ペコリーノロマーノを添えたお昼用にも和風の朝食にもあっさり対応可能です。
しっとり鶏やマイタケの旨味をすった玄米ご飯、これは定番玄米料理にしたいところです。






作り方は本当に簡単。
玄米 1合分で朝食とお昼、16cmのストウブにぴったりな量です。
  1. 玄米とひよこ豆はそれぞれたっぷりのお水に浸しておきます。
    玄米は優しく洗って12時間以上、ひよこ豆も洗ってから6時間以上お水に浸しましょう。
  2. 十分お水に浸した玄米をザルにあけ、水を切ったひよこ豆と一緒にストウブに移します。
    ひよこ豆の戻し汁 1.5合分を注ぎ、お塩をほんのひとつまみ加えてひと混ぜしましょう。
    戻し汁が1.5合に満たなければ、お水を足して下さいね。

    トマトのヘタをくり抜き、お尻部分に十文字の切れ目を入れて玄米に軽く埋め込みます。
    マイタケをざく切りにして散らします。
    鶏もも肉 1枚に少量のお酒と蜂蜜を揉み込み、皮面を上にして玄米の上にひろげましょう。
  3. 煮立って吹きこぼれないよう、蓋を少しずらして強火にかけます。
    沸々と蓋の縁から煮立ってきたところで、蓋をしっかりとして弱火で25分。
    しばらく蒸らして蓋を開け、鶏もも肉を取り出しましょう。

    トマトを崩しながら全体をさっくりと混ぜます。
    ここで少々ベシャっとしていても大丈夫。
    蓋をずらして中〜弱火にかけ水気をとばし、再度蓋をし直して蒸らします。

    鶏もも肉をカットしてご飯に添えても良し、混ぜ込んでも良し。
    お醤油を使わないシンプルな塩味だけですので、洋風和風と自由自在です。

    お昼用にはミックスシーズニングで味付けした目玉焼きを添えました。
    すりおろしたペコリーノロマーノをたっぷりふりかけて召し上がれ。











自家製のミニトマトは、全体を軽く爪楊枝で突いてから出し汁に漬けてあります。
熱々の出し汁に漬けこむと、トマトの皮が裂けてしまうのでご注意を。

もしくは半分に切って110℃のオーブンで1時間ほどじっくり焼いてセミドライトマトに。
乾かすだけなのに、まるでジャムのように甘みが増します。
美味しい上に、どちらもこうすることでパパっと洗うこともなくお弁当に使えるので本当に重宝します。





そんな訳で今朝は時間が余ってしまいました。
週末、主人と一緒に近所の葡萄農園に出掛けて調達したデラウェアを使って簡単なデザートを。
デラウェアとバタフライピーの寒天などいかがでしょう。

昨年栽培したバタフライピー、しっかり乾燥させて冷蔵保存すれば1年くらい平気で持ちます。
今年も種を撒いたのですが、どうもフラれてしまったようで・・・うん、残念。





粉寒天は裏書の分量を目安に。
  1. お鍋にお水 300tを注ぎ、乾燥バタフライピーを適量散らします。
    蓋をして中〜弱火で煮立て、しばらく蓋をしたまま蒸らしましょう。
    茶こしで濾せば、バタフライピー色も鮮やかなハーブティーの出来上がり。

    器には皮を除いたデラウェアを入れておきます。

  2. バタフライピーをお鍋に戻し、粉寒天 小さじ1.5杯分をふり入れて煮立てましょう。
    蜂蜜も適量加え、しばらく煮立てながら完全に粉寒天を溶かします。

    濾しながら計量カップに注ぎ、300tになるようジュースを加えます。
    バタフライピーの色を活かしたいので、色の薄いマスカットのジュースを使いました。
    容器にそっと注ぎ、表面の泡を丁寧に除いてから冷やしかためます。

    最後に生クリームを注いで出来上がり。






今日のお昼はデザート付きですよ、主人。











朝食はおかずに合わせて玄米ご飯も和風に。

どなたのお話だったかしら。
主人が以前話してくれました。
有名なフランス人シェフが話していたそうです。
その人はお料理に決してお醤油を使わない、と。
お醤油を使うと、それだけでフランス料理ではなくなるから、と。
それだけお醤油は存在感があるそうです。

聞いた当時はよく分かりませんでした。
だってお醤油美味しいもの、お塩だけでは物足りない時もお醤油を1滴添えれば様になるもの。

でも確かにね、今更ながらではありますが調味料って大事です。
お塩だけ、シンプルな味付けがようやく分かり始めた昨今。
調味料をギリで止めると素材が活きてくる、これも加齢による醍醐味かしら。

さ、今日から8月です。
間もなく50歳、主人に追いつきます。
さ、主人が帰宅しましたよ。

posted by しんさん at 13:50 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

夏野菜たっぷり 〜 トマトとベーコンの玄米ご飯

今日は週にいちどの玄米の日です。
加齢による健康意識の高まりに伴い、いつからだったか主人が導入した玄米。
プツプツとした食感が気に入って、最初はお試しで購入した玄米も早二袋目を迎えております。

確かに時々思うのです、 “もしかしてこの料理、玄米で炊いた方が美味しいのでは?” などと。
ですが忙しい現代、毎食玄米では胃に負担もかかりましょうから週にいちどだけ、実に合理的です。
今朝はちょっと洋風、ベーコンとトマトの炊き込みご飯を玄米ver.で。

勝手な思い込みではありますが、玄米と夏野菜って相性が良い気がするのです。
いえ、味だけでなく見た目も含めて。
丸っと大胆に丸ごと玄米に炊き込んだトマト、お鍋の蓋を開けた途端ワクワクしますもの。

最初は圧力鍋を使うつもりでおりました。
どうしてもひよこ豆を合わせたかったので。
ですが、玄米はお水に浸しておいたものの、ひよこ豆にそれをするのを忘れてしまって・・・
水で戻さずひよこ豆を調理するには、やはり圧力鍋が無難ですものね。

ただ、そこでささやかな葛藤が生じます。
圧力鍋では途中で具を追加するのに何かと支障が生まれますから。
ズッキーニやオリーブ、マッシュルーム等々追加で加えたい食材は盛り沢山。
やはりここは時短よりストウブでゆっくりと。

時間差で加えたズッキーニの食感、マッシュルームの風味を存分に味わいましょう。






そしてお弁当にはガレット風に。

卵とチーズを混ぜ込んで、フライパンでこんがり焼いた玄米のガレット。
この食感は玄米ならではのお楽しみです。

益々白米の減りがゆっくりになってしまいそうです。





  1. 玄米はそっと洗い、1日たっぷりのお水に浸しておきます。
    16cmのストウブには玄米1合がぴったりです。
    ザルに移して水を切り、ストウブに移しましょう。

    トマトのヘタを取り除き、お尻部分に浅く十文字の切り込みを入れて中央に埋め込みます。
    玄米の1.5倍弱のお水を注ぎ、厚切りベーコンを散らしましょう。
    このベーコン、パンチェッタだと思って購入いたしましたが、 “生ベーコン” とありました。

  2. お塩をほんのひとつまみ加えて軽く混ぜ、蓋をほんの少しずらして強火にかけましょう。

    蓋をずらさないと吹きこぼれる危険大ですからね。
    ストウブは大らかなので、少々蓋がずれていても美味しく仕上げてくれます。

    全体が煮立ったらしっかりと蓋をし、極々弱火で25分。
    蓋を開けてトマトをざっくりと崩します。
    同時に、皮つきでやや大ぶりなさいの目に切ったズッキーニ・縦2等分した黒オリーブ (種を除いた塩漬けです) を散らします。

    トマトから出た水気をとばすように、再度蓋を少しずらして中〜弱火で5分ほど。
    ベシャっとした感じがなくなったらぴったりと蓋をしてしばらく蒸らします。
    頃合いを見て、マッシュルームのオリーブオイル漬けを最後に散らしましょう。

    今冷蔵庫にある “マッシュルームのオリーブオイル漬け ” はドライトマト入りver.です。

  3. 全体をざっくり混ぜて出来上がり。
    トマトの水分で少々水っぽくなってしまったら、蓋を少しずらして水気をとばせば大丈夫。

    玄米は大らかです。











数日前、フライパンを新調致しました。
それだけの理由で、本日お弁当のお菜にしたのは夏野菜のピカタ。
フライパンならではのお料理ですものね。






  • 卵を溶きほぐし、すりおろしたペコリーノロマーノ・黒胡椒を加えて混ぜ合わせます。

    人参とカボチャは薄めに切り、予め電子レンジで6分程度火を通しておきましょう。
    人参・カボチャ・薄切りズッキーニをビニール袋に合わせ、少量の薄力粉を加えてまぶします。
    これを卵液に加えて全体にからめ、両面こんがり焼けば出来上がり。






いつもはしっかり二度付けする卵液も今日はさらりといちどだけ。
残った卵液を無駄なく使って、お昼用の玄米ガレットを仕上げます。
  • ピカタで残った卵液に玄米ご飯を加えます。
    すりおろしたペコリーノロマーノもたっぷり加えてよく混ぜましょう。

    極々薄く油をすり込んだフライパンを熱し、丸く薄く流してこんがり焼き色をつけます。
    表面が少し乾いた感じになったら裏返しましょう。

    熱々のこの時点では崩れやすいので、一旦平皿か何かに移してから裏返すのがお勧め。
    冷めて落ち着いてから切ると崩れにくいですよ。











今日もお腹いっぱいに朝食を楽しみます。

いつものイワシのお酢煮、いつものチアシードとみじん切り玉ねぎ入りの自家製納豆、そして干しブドウの酢漬け入りヨーグルト、いつもと同じ顔ぶれです。
うーん、飽きませんね、ちっとも。

お味噌汁は “汁” というよりもはやお味噌味の煮物。
胡麻油で炒めた茄子と人参、お豆腐、厚揚げ、もずく、カボチャ・・・えっと、これだけだったかしら。
家庭ならではのお味噌汁です。




さ、主人が帰宅しました。
今日の備忘録はここまでに。

posted by しんさん at 14:01 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月11日

玄米パエリア 〜 ごろごろイワシ編

週にいちどだけ朝・昼と玄米食を取り入れる、そんな玄米リズムを始めて久しくなります。
主人が選りすぐって取り寄せた玄米も、今朝ふた袋目を開封致しました。

玄米を炊こうと決めてから、ずっと作ってみたかったメニューが玄米パエリア。
今週はこれにしようと何度か鮮魚コーナーも覗いてはみたのですが、エビやイカやホタテ・・・多種揃えようと思うと予算が・・・ねぇ。

そしてふと思いつきました。
イワシのパエリア、そう、イワシをたっぷり使った玄米パエリアなんてどうかしら。

思いつきは大正解。
イワシの玄米パエリア、これ、抜群に美味しい。

大量に収穫したキュウリやズッキーニに合わせようと、畑でタイムを摘んできました。
ズッキーニやトマト、たっぷりの夏野菜とイワシ、そしてタイムの風味。
ここに玄米のプツプツとした食感ですもの、美味しくないハズがありません。

シーフードを多種揃える出費に比べれば、国内産レモンの1個や2個などお安いもの。
やっぱりイワシの隣にはレモンの色鮮やかな黄色がよく似合います。
サフランなど使わずとも、ほぼ有り合わせでうんと気楽に作るパエリアが性に合っております。

バジル風味でマリネしてあった自家製ミニトマト、これもマリネ液ごと加えてお片付け。
イワシが低価格な今こそ食べたいイワシの玄米パエリア、これ、本当に美味しい。

小ぶりなイワシは、マックスバリュで頭と内臓をとってもらったのでお料理も楽々。
うん、今後我が家のパエリアはイワシに決まり。
イワシの玄米パエリア、我が家の定番メニューに落ち着きそうです。





16cmのストウブを溺愛しております。
1合分の玄米にジャストサイズですよ。
  1. 頭と内臓を除いた小ぶりなイワシ。
    巨大化した自家製ズッキーニと比べると、その小ぶりっぷりが明確かしら。

    少量のお塩を全体にふってしばらくおき、さっとお塩を洗い流します。
    しっかりと水気をふきとり、全体に軽くお塩をふりましょう。
    オリーブオイルで両面をさっと焼いて別皿に取り出しておきます。

    イワシを焼いた後、白ワイン・・・は飲む為に残しておきたいので、ノイリーを使いましょうか。
    ノイリー・スープストック (キューブ状に冷凍して保存してあります)・ほんのひとつまみのお塩・お水 (2カップ弱程度) を加え、煮立てておきましょう。

  2. 玄米はそっと洗い、12時間以上たっぷりのお水に浸しておきましょう。
    ザルにあけて水を切っておきます。

    1とは別のお鍋にオリーブオイル・みじん切りにしたニンニクと唐辛子を合わせ、香りが立つまで焦がさないよう炒め合わせます。
    香りが立ったら刻んだ玉ねぎを加えて炒め合わせます。
    次いでザルにあけておいた玄米を加え、水気をとばすように炒め合わせましょう。

  3. 玄米をしっかり炒めたところで、熱々に熱した1のスープを玄米の倍量とって注ぎます。
    吹きこぼれないようそっと注ぐのがよろしいかと。
    小ぶりなトマトを3個ほど丸ごと加え、再度煮立ったところでぴったりと蓋をして弱火で25分。

    水気が程よくとんだところで、トマトを崩すように全体をひと混ぜします。
    たっぷりのズッキーニ・バジル風味にマリネしてあったミニトマト・別皿に取り出しておいたイワシ・マイタケを散らしましょう。
    タイムを枝ごと上にのせ、再度ぴったりと蓋をして10分ほど弱〜中火で炊きます。

  4. 最後に蓋をとり、230℃に予熱したオーブンで10分ほど焼いて表面をかりっと仕上げます。

    念願の玄米パエリア。
    高価なイカやエビ等揃えなくても、お手頃価格のイワシで私は十分すぎる程満足です。
    さ、レモンをぎゅっと搾って召し上がれ。











もちろんお昼もイワシの玄米パエリア。
炊き立てももちろん美味しいけれど、冷めて味がなじんだ頃合いもまた食べ頃です。

巨大化したおばけキュウリの生姜葛煮、人参サラダ等々、作り置きしてある料理を添えましょう。

夏野菜は特に作り置き料理にぴったりですもの。
作って数日冷蔵庫で冷やした蒸しナスの煮浸しとか、お化けキュウリの生姜葛煮、これ格別。
作り置き料理のおかげで朝も余裕です。











小ぶりなイワシは大容量でも本当にお手頃価格。
パエリア用に買ったイワシではありますが、少量避けておいて朝食用に。
今朝のお味噌汁は主人の大好きなイワシのつみれ汁に致しましょう。

パエリアをオーブンで仕上げている間に、ちょちょいのちょいで出来るイワシのつみれ汁。
小ぶりで頭と内臓までとってあるイワシですもの、本当に簡単。





  • 予め水気をしっかり拭いて塩したイワシを手開きし、中骨をしごき取ります。
    小ぶりなイワシですので皮つきで平気。

    刻んだ生姜と一緒に包丁でたたき、パウダー状に予め粉砕してある葛粉を混ぜ込みます。
    葛粉は多めに加えると、煮た時に崩れにくくなりますよ。
    丸めて、お出汁で煮た途中経過のお味噌汁の中に落とします。

    軽く煮て火が通ったら、お好みのお味噌を溶いて出来上がり。






イワシのつみれ汁の副産物、イワシの骨せんべいももちろん忘れは致しません。
  • しごき取ったイワシの中骨を塩水の中でさっとふり洗いし、水気をしっかり拭き取ります。
    ビニール袋に中骨を入れ、極少量の胡麻油を加えて全体にまぶしましょう。

    160℃程度に熱した低めのオーブンでゆっくり30分ほど焼けば、サクサクのイワシの骨せんべいの出来上がり。
    予熱やら面倒なことは考えずとも、焦げなければそれで良い、そんな大らかな一品です。






流石に今朝はイワシのお酢煮は止めておきましょう。
ですが食卓はイワシのオンパレード。

我が家の朝食を何より愛してくれている主人。
今朝も散々喜びを表現した後、お口いっぱいの幸せを物も言わずに噛みしめております。





来週の玄米メニューはどう変化球を投げ入れようか。
隣でご飯を頬張る主人のわき腹を突きながら、そんなことばっかり考えております。

posted by しんさん at 13:53 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月04日

浸し忘れても大丈夫、 『玄米のびっくり炊き』 〜 生姜玄米ご飯

週にいちどだけ、しっかり咀嚼することを条件に玄米ご飯を朝・昼の食事に取り込んでみよう。
そんなささやかな玄米プロジェクト、主人の提案で始まったのは今年の4月、3ヶ月前のお話です。
そして最初に買った1.5キロ分の玄米が今朝なくなりました。

玄米だけを炊くということはせず、何かしらを炊き込んで週にいちどだけの玄米ライフを楽しんでおりますが、玄米を炊くにあたり少々厄介なのはその浸水時間。
私の場合、丸っと1日お水に浸すので、前日の朝から玄米を炊く心積もりでいないといけません。

前日食べたいと思っていた玄米が翌日そうである保証もありませんし、それが玄米の特徴だとは知りつつ急に玄米を食べたい時や、玄米に合いそうな具を思いついた時などは少々心疚しくもあります。
正に今朝がそうだったのですが、浸水せずども玄米ってちゃんと炊けることが判明致しました。

色白で艶やかな新生姜を見かける季節になりましたが、敢えてそれは使わず季節を問わず店頭にならぶ “根生姜” をたっぷり炊き込んだ玄米ご飯です。
根生姜と玄米の相性は睨んだ通り、いえ、想像以上でした。

そしてトッピングにした青紫蘇と茗荷、これがまた名脇役。
青紫蘇は実家のお庭で摘んできたもの、そして茗荷は畑で掘ってきたもの。

そう、ミニトマトやピーマン等夏野菜の苗を植えた頃、今年は初めて茗荷の苗も植えてみました。

乾燥を嫌う性質だということで、うっそうと茂る山椒の根元に植えた茗荷の苗、期待は膨らみます。
葉ばかり成長する茗荷を尻目に実をつけるミニトマトやピーマン、ズッキーニ、焦りを感じ始めた頃。
草をむしる茗荷の根元に微かな手応え、茗荷の頭が僅かに頭を出しておりました。

初めて収穫した茗荷、なかなかの美形ではありませんか。
初収穫の茗荷を主役にしたくて、ふと生姜の玄米ご飯を思いつきました。

浸水なしでいきなり炊く玄米ご飯は、 “びっくり炊き” なんて呼び方もあるそうです。
決しておふざけな呼び名ではなく、素麺を茹でる時の “びっくり水” に共通しているとかいないとか。

立派にカニ穴も出来ていて、びっくり炊きの玄米はいつもの玄米よりふっくらしている気すら致します。
浸水を省くと “アブシジン酸” が消えないなどという説もありますが、今の時代、それより恐ろしいものは他に沢山ありますからね。
そもそも毎朝チアシードをスプーン一杯ずつ納豆に入れて食べている我が家ですからね。
薬だって健康食品だって度を過ぎた量は毒にもなりますもの。
毎回とは言いませんが、浸水し損ねた時だって玄米が食べられるというのは嬉しいことです。





お昼用には、生姜玄米ご飯に茗荷と青紫蘇を混ぜ込んで小さな小さなまん丸お結びさんに。

今シーズン初のゴーヤ、母親のボーイフレンドの畑で収穫したインゲンやもロンコインゲン、オクラにミニトマトと夏野菜も真っ盛りです。





玄米のびっくり炊き、時間はかかりますが本当に上手に炊けますよ。
  1. 大きめのボールにたっぷりと水を張り、玄米をそっと洗ってザルに移します。
    本当に浸水は不要。
    我が家は1合分の玄米を16cmのストウブで炊きます。

    玄米の1.5倍分のお水を加え、蓋をして強火にかけます。

    沸騰するのを確認するまで蓋はほんの少しずらしておいても構いません。
    但し、沸騰を確認した後もずっと強火です。
    強火で13〜15分間、白米のように派手に吹きこぼれることもありません。
    心配ならば、時々蓋を開けて確認しても問題ないのではないかしら、実際に致しましたし。

  2. 強火をキープしている間に、生姜をたっぷり千切りにしておきます。
    玄米と同量かやや多めのお水に放ち、お塩をひとつまみ加えておきましょう。
  3. 13〜15分間強火を維持していると、香ばしい香りがしてパチパチと音がしてきます。
    このタイミングで蓋を開けます。
    綺麗なカニ穴がたっぷり出来ていますよ。
    すかさず2を水ごと加え、丁寧に鍋底から混ぜ合わせます。

    再度蓋をし (吹きこぼれ防止の為少しずらしても) 、沸騰するまでは強火で。
    沸騰を確認したところで弱火にし、15〜20分間維持しましょう。

    ここからは白米ほどではありませんが吹きこぼれもあります。
    引火しないよう気をつけながら、私は布巾をねじり鉢巻きのようにストウブに巻きつけます。

    微かにパチパチ音を確認したら、そっと蓋を開けてみましょう。
    カニ穴から沸々とお湯が吹きだしていなければ炊き上がりです。
    再度蓋をし、強火で数秒水気をとばして10分以上蒸らしましょう。

    はい、見事なカニ穴、見事な炊き上がり。

    茗荷と青紫蘇をたっぷり刻んで冷水に放ち、ザルにとってからキッチンペーパーに包んでしっかりと水気を絞ります。
    ボールに移してだし醤油で和え、たっぷりと白胡麻をひねりましょう。

    炊き立ての生姜玄米ご飯の上にたっぷりとトッピング。
    更に白胡麻をひねって召し上がれ。

    パラッとしていて握り辛い玄米ですが、ラップを使えば握るのも簡単。
    トッピングにした茗荷と青紫蘇を玄米に混ぜ込み、ラップを使って握ります。
    しばらくおいて落ち着かせたら、形を整えてラップを外しましょう。

    白胡麻をひねり、お昼用には夏野菜のお菜をたっぷり添えて。











主人のお弁当箱も夏野菜で満たされております。






今シーズン初のゴーヤは大好きな氷砂糖漬けに。
スルメを使ったver.も大好きですが、近頃常備してある干しエノキを使ったver.もお気に入り。
  • 分量等はこの日の備忘録にて ⇒ ☆彡2012年10月13日

    雨が続いてエノキが思うように乾かない時はオーブンの力で。
    110℃ (我が家のオーブンはこれが最低温度なので) で数十分乾かせば、カリッとした干しエノキに仕上がりますよ。






  • モロッコインゲンはアーモンド和え、インゲンは白胡麻和えにしました。

    どちらも夏野菜によくある多少のクセが食べ応え良いのですが、よりその性格が強い (気がする) モロッコインゲンは、白胡麻に比べて同じくクセの強いアーモンドや胡桃と合わせるのが好きです。

    白胡麻に比べてアーモンドはかたいので、やや擂るのに手間はかかりますが風味は抜群。
    この時期はどちらも香酢を隠し味にしております。











今週のイワシはオイルサーディン用かと思われる程のミニサイズ。
そうね、お酢煮でなくオイルサーディンにしても良かったかしら。

今日は湿気に負けそうなくらいの高湿度。
胃カメラもあって月曜日から控えておりましたお酒、今夜は慣らしに手を出してみようかしら。
きっと主人も同じことを考えている頃でしょうからね。

posted by しんさん at 15:03 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする