2018年11月12日

銀杏と焼き椎茸の炊き込み玄米ご飯

週明けの月曜日。
そう、新しく制定された我が家のお約束のおかげで、何となく体調もよろしく週の始まりを迎えました。
体調の良い日は何故だか玄米ご飯を炊きたくなります。

考えてみれば当然なのですが、玄米にも新米というものがあるのですね。
主人が取り寄せてくれた玄米の新米で、銀杏と焼きシイタケの炊き込みご飯を炊いてみましたよ。
薄皮をむいた艶やかな銀杏と、さっと焼いてから裂いた椎茸をたっぷり玄米に炊き込みました。

たっぷり加えた艶々の銀杏が玄米の上にゴロゴロ・・・
お鍋の蓋を開けた瞬間、そんな画像を描いていた私の目に飛び込んだのは地味な玄米ご飯。
銀杏は全て玄米の下にもぐってしまっていたのですね。

でも大丈夫。
杓文字で底を返せば、お待ちかねの銀杏がゴロゴロと現れましたよ。

そう、主人とふたりで新しい週末のお約束事を制定したのです。





以前の私たちならば考えられないことですが “土曜日は禁酒” 、これがその新しいお約束。
金曜日にしっかり飲んで土曜日は禁酒。
デトックスを意識したお昼をとり、夜はいつもより多めにクルミナルマインドを見て9時前には就寝。
翌日の畑に備えます。

もちろん日曜日に畑作業を頑張った後は、お昼からお酒に溺れます。
体に良いのか悪いのか定かではありませんが、これはなかなかの名案です。
だらだらとつい飲み過ぎてしまう週末の中日、土曜日に禁酒をしてデトックス。
主人の仕事も捗るし、私は来週用の作り置き料理に専念出来ます。
土曜日に飲まないのは少々寂しい気も致しますが、その分金曜・日曜にしっかり飲みますしね。
加齢による体の労わり、小さなことからコツコツとといったところでしょうか。





毎日を玄米ご飯にする気は毛頭ございませんが、たまに玄米ご飯を噛みしめるのは良いことです。

以前は銀杏を炊き上がったご飯に混ぜ込むのが常でしたが、今シーズンから銀杏は最初から炊き込む方向へと変わりました。
白米より炊き時間が圧倒的に長い玄米ですら、最初から銀杏を炊き込んだ方が美味しいことも判明。
思い込みって損だなぁ。
  1. 玄米はさっと洗い、たっぷりのお水に丸1日以上浸します。
    ザルに移して水を切り、お鍋に移しましょう。
    16cmのストウブは1合分のご飯を炊くのにぴったりです。
  2. 生シイタケは軸をひねり取り、軸側方を上にしてオーブントースターで焼きます。
    もちろん軸も一緒に焼きますよ。
    手でざっと裂きますが、意外と水気が出るので裂く作業は玄米の上で。
    旨味がきっと凝縮していますものね、シイタケから出る水気にも。

    少量のお湯を沸かし、殻を除いた銀杏をここに加えます。
    お玉の底でコロコロと優しくなでるようにして薄皮をむきましょう。

    油揚げはザルに入れて熱湯をたっぷりと回しかけてから細切りに。

  3. お酒を合わせて玄米の1.6倍強のお水をお鍋に注ぎ、ひとつまみのお塩・白だし醤油をほんの少量加えてひと混ぜします。
    2を散らし、お鍋の蓋をして強火で沸騰させましょう。

    しっかり沸騰したら弱火にして25分。
    白米のように吹きこぼれることはないので安心です。
    火を止めたら十分に蒸らしてから全体をさっくりと混ぜましょう。

    うん、銀杏は絶対に最初から加えた方が美味しい。
    私は長年間違っておりました。
    塩漬けにした水菜を刻んで添え、白胡麻をひねります。











水菜の塩漬けも含め、週末の間に今週分の作り置き料理もしっかりと拵えておきました。
土曜日にお酒を飲まないと主人の仕事も捗るようですし、私の作り置き料理も当然捗ります。

月に2回お願いしている宅配野菜が週末に届いたのと、引越しした新しい畑でもそろそろ収穫が始まったのが重なり、今週は作り置き料理も多種多様です。






宅配野菜の中にあった落花生は、りんご、クコの実と合わせてほの甘い煮物に。
お砂糖を加えずりんごの甘みだけを有効に使った煮物です。





同じく宅配で届いた “わさび菜” は胡麻油を効かせたナムル風。
  1. わさび菜は根元に十文字の切れ目を入れ、水を張ったボールの中でしっかりふり洗いをして根元の泥も綺麗に落とします。

    水を切り、少量のお塩で揉んでしんなりさせましょう。
  2. しんなりしたわさび菜をザルに移し、たっぷりの熱湯を回しかけます。
    これをしっかりと絞って醤油洗いをし、食べやすい長さに切り揃えましょう。
  3. 干しむきエビを乾煎りして保存容器に移します。
    胡麻油 大さじ1・白だし醤油 大さじ1/2を加え、たっぷりと白胡麻をひねりましょう。
    絞ったわさび菜をここに加えて和えれば出来上がり。






今回の宅配野菜に葉物が多かったのは、冬野菜への切り替え期間だからでしょうか。
成長が早い葉野菜はこの時期何かと重宝しますものね。

チンゲン菜は胡麻和えに。
菜花はさっと茹でて醤油洗いをし、胡麻と胡桃を擂ったところにアルコールを飛ばした酒粕を加えた和え衣で和えて酒粕和えにしました。





まだ小さな大根は、スが立たないよう葉っぱを切り落として保存します。
安心な大根なので、切り落とした葉っぱは油揚げ・椎茸と合わせて胡麻油で炒めてから炒め煮に。
白いご飯が欲しくなる一品です。

新しい畑で収穫した蕪は、葉っぱだけを使って赤味噌風味の炒め煮に。
鶏の挽肉と合わせた生姜風味、こちらも白いご飯を誘います。





玄米ご飯にも添えた水菜の塩漬けはシンプルそのものです。
  1. サラダ水菜は根元に切れ目を入れ、ぬるま湯をボールに張ってしっかり振り洗いをして根元の泥を綺麗に落とします。
  2. 軽く水を切り、根本と葉先を交互にしてビニール袋に移しましょう。
    少量のお塩をふり、鷹の爪・細切りにした昆布を加えます。
    ビニール袋の空気をぬき、冷蔵庫に1日おいて出来上がりです。

    しっかりと水をしぼってから食べやすい長さに切って保存しましょう。
    日持ちは期待出来ませんが、こうしておくとちょっとした箸休めにもなって便利です。






お酒の誘惑を絶って作り置き料理に勤しむ土曜日。
おかげで、ちょいちょいっと保存容器からお弁当箱に詰めるだけで余裕の朝支度。

今シーズン初めて栽培に挑戦したミニトマト。
そろそろトマトのシーズンも終わりでしょうと、支柱の撤収をしに昨日は旧畑に立ち寄りました。

風の通り道にもなっている早朝の旧畑での作業は冷え込みます。
そんな中、ピーマンもミニトマトもまだ立派に実をつけておりました。

ピーマンは今年最後であろうお浸しに。
ミニトマトの破裂したものはピーマンと一緒にお浸しとなりましたが、そのまま食べられるものも数個。
やはりミニトマトの赤が差し色になるとぐっとお弁当が華やぎます。










今週は残念なことにイワシが手に入りませんでした。
以前ならばスーパーの梯子をして何とか手に入れておりましたが、イワシが無いなら無いで大らかに行こうと決めました。
在庫の冷凍しめ鯖や鰹のなまり節で今週は乗り切ります。

今朝はアボカドとなまり節の組み合わせ。
なまり節を自家製塩麴でひと晩漬け込むと、あのパサっと感が吹っ飛びます。

先程もちらりとふれましたが、新しい畑での蕪の収穫が始まりました。
今朝のお味噌汁は初収穫の蕪、もちろん蕪の葉っぱも。
採りたての蕪の葉っぱはやわらかくて、お味噌汁にしても美味です。

ちょこちょこと分葱の葉先を摘まんでお味噌汁の薬味がわりに。
ネギのような顔をしておりますが、これ分葱なのです。





今朝も主人の淹れてくれるほうじ茶は私好み。
渋い濃いめのほうじ茶が好きな私のために、主人は毎朝淹れ方を工夫してくれています。
ほうじ茶によく合う栗納豆も今日でおしまい。
明日からは味噌松風が朝の小さなおやつになります。

posted by しんさん at 14:11 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

落花生と里芋の炊き込みご飯 〜 玄米、柚子味噌ver.

月曜日です。
ここしばらく月曜休みの3連休が多く続いたので、今週はちょっと気合が必要です。

さて。
やや肌寒い週明け、金曜日に届いた宅配野菜の内容もぐっと秋めいて参りましたよ。
今週は玄米ご飯でスタートです。

宅配野菜の中にあった落花生と里芋を玄米に炊き込んでみました。
蓋を開けるとふわっと広がる柚子味噌の香り。
柚子味噌風味の玄米炊き込みご飯です。

里芋が煮崩れてしまわないか半ばやけっぱちでしたが、いえいえ、問題なし。
里芋はもっちり、落花生はふっくら炊き上がりました。
お味噌との相性も言うまでもなく、うん、美味しい秋満載の炊き込みご飯が炊き上がりましたよ。





  1. 玄米はそっと洗って、たっぷりのお水にたっぷり丸一日浸しておきます。
    ザルにあけ、玄米の1.5合分強のお水+お酒を少々。
    十六雑穀とほんのひとつまみのお塩を加え、作り置きしてある柚子味噌を足します。

    皮をむいて大ぶりに切った里芋、殻をむいた落花生を散らしましょう。
    落花生は生り口の少し尖がった方を指で摘まむと、比較的あっさり割れてくれますよ。

  2. 後はいつもと同じ。
    蓋をほんの少しずらして強火にかけ、全体がしっかり煮立ったら蓋をぴったりとし直します。
    弱火で25分、しっかり蒸らして出来上がり。

    全体をさっくりと混ぜ、お茶碗に持って白胡麻をひねります。
    大ぶりな里芋の存在感が逞しいほど。











畑のピーマンが秋になって沢山実をつけています。
これはどこも同じようで、宅配野菜の中にも今更ながらと言わんばかりピーマンが入っていましたよ。
秋野菜と夏野菜が入り混じった今週の作り置き料理たち。






  • 茄子は大好きな煮浸しに。
    切れ目を細かく入れた茄子を合わせ調味料+千切り生姜に加え、加圧すること1分間。
    煮汁に浸したまま冷蔵庫で保存します。
    クタクタの茄子に煮汁がどんどんなじんだ大好きな味。

    茄子を上回る大好物がピーマンの煮浸し。
    ヘタだけを綺麗に取り除いたピーマンを軽く爪楊枝で突き、合わせ調味料に加えて加圧1分。
    今回は厚揚げも。
    茄子と同じく煮汁に浸したまま冷蔵庫で保存します。
    ピーマンの中は煮汁でいっぱい、ひと口でパクリが大前提ですよ。

    さっと下茹でしたオクラ、茹でて醤油洗いした三重なばなも合わせて浸しておけば、作り置き料理として品数も増えますものね。





圧力鍋を使った作り置き料理は、週末ワイングラスを片手に済ませました。
今朝は楽々フライパンを使って一品、二品。
今我が家で最も熱い食材、鰹のなまり節を使った作り置き料理 2品です。






なまり節料理一品目、乱切り人参と一緒にきんぴらに。
  1. 人参は小ぶりな乱切りに。
    千切り生姜・小口に切った鷹の爪と合わせ、胡麻油で炒め合わせましょう。
  2. なまり節は適当な大きさに切った後ザルに移し、たっぷりの熱湯を回しかけておきます。
    手でざっとほぐしながらフライパンに加え、ほぐしたマイタケも加えてさっと炒め合わせます。
    油がなじんだところで、お酒・みりん・お醤油・お砂糖を加えて炒りつけましょう。
    煮汁が殆どなくなったら火を止め、白胡麻をたっぷりひねります。






淡泊ななまり節ですもの、胡桃と合わせて甘辛く炊くのがお気に入り。
パサつきが気になるならお砂糖を多めに、蜂蜜を程よく使うのもアリかも。
さいころ状に上手く切れたなまり節は、胡桃と一緒に甘辛い角煮にしましょう。
  1. 合わせ出汁、お砂糖、お醤油 (濃口と普通のを合わせ技で) 、お酒、みりん、少量の黒酢をフライパンに合わせて煮立て、千切り生姜をたっぷり散らします。
    再度煮立ったところで、熱湯を回しかけてさいころ状に切ったなまり節を加えましょう。

    そっと煮汁をスプーンで回しかけながら軽く煮て、網ですくって別皿にとります。
  2. 残った煮汁に蜂蜜を少量加え、粗く砕いた胡桃も加えてとろりとするまで煮詰めましょう。
    1を戻し入れ、煮汁を十分にからめて出来上がり。






あおさ入りの出汁巻き卵は横着をしてフライパンで。
作り置き料理と一緒にお弁当箱に詰めて、はい、今日のお弁当の完成です。






  • 乾燥あおさを加えた溶き卵をフライパンに流し、オムレツ状に加熱します。
    熱々のうちにラップに包み、そのまま冷ませば出来上がり。

    ・・・主人にはあおさの卵とじと評価されましたけどね。











イワシが丸々太って美味しい時期、もちろん今週もイワシのお酢煮は1週間分拵えてあります。
今シーズン初の柿もヨーグルトに添えてみました。

今お気に入りのお菓子、岐阜の超老舗味噌松風屋さんのもっちり味噌松風。
今週は柚子風味です。
主人が私好みに淹れてくれる濃いめの焙じ茶にぴったり。





先程、実家の母親が松茸ご飯を届けてくれました。
最近母のお気に入りは、兄弟揃っての持ち寄りランチ会。
炊き込みご飯を作り、余ったお菜をタッパーに詰め、いそいそと姉宅に姉妹3人が集います。
誇らし気な母、見ていてこちらも誇らしくなります。

さ、今宵は松茸ご飯を肴にほんのちょっと日本酒かしら。
主人が帰宅しましたよ、仕事部屋を譲りましょうね。

posted by しんさん at 14:08 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月28日

“玄米五平餅” と 胡桃味噌ならぬ “アーモンド味噌”

NHKの朝ドラの影響でしょうね、間違いなく。
五平餅をテレビで見る機会が増えました。
B級グルメ情報はもとより、先日は五平餅のレシピまでテレビで紹介されていましたもの。

明日はその連ドラの最終回。
・・・だからという訳ではありませんが、本日のお弁当は五平餅です。

ドラマとは少々地域が異なりますが、私も主人も岐阜市生まれの岐阜市育ち。
五平餅とは昔からのお付き合いです。

幼少期、母親とスーパーへ買い物に行けば、みたらし団子か五平餅を買ってもらいました。
ほら、よく入口付近にあるソフトクリームやたこ焼きやら販売しているあのコーナーですよ。
緑色や紫っぽい薄い紙にくるくるっと包んで輪ゴムでパンっと留めてくれる、あの売り場。

その五平餅がね、タレで口も手もベタベタになるんですよ。





・・・って昔話は置いといて、現代の五平餅。
我が家の五平餅は玄米です。
性懲りもなく、また切り餅を玄米に炊き込んでみました。

そして五平餅と言えば胡桃味噌。
胡桃は常備してありますので余裕かと思いきや、運の悪いことに切らしておりました。
しかも1週間ほど前に注文したにも関わらず、今回に限ってまだ届きません。
なので “胡桃味噌” ならぬ “アーモンド味噌” です。






玄米五平餅にアーモンド味噌、文字通りのお座なりな五平餅です。
どうなる事かと思いましたが、これがなかなか違和感もなく美味しい。
真っ黒なお味噌ですが、見た目ほど辛くありませんよ。

何より、フードプロセッサーで済ませてしまえる横着ぶりが気に入りましたので備忘録。
これからの季節、衣被にちょこんっとアーモンド味噌なんてのも魅力的ですものね。





  1. 先ずはアーモンド味噌、あくまでも胡桃の代用としてのアーモンドです。
    以下は作りやすい分量。

    アーモンドは90g。
    150℃のオーブン (予熱は不要) で10分ほどローストしてフードプロセッサーに移します。
    細かく攪拌したら、白胡麻 大さじ1を加えましょう。
    更にしっとりするまで攪拌します。

    濃口醤油 (たまり醤油でも) ・ みりん 各大さじ2
    お酒 大さじ1.5
    てんさい糖 ・ 蜂蜜 各大さじ1
    赤味噌 20g

    以上を加えて攪拌すれば、はい、出来上がり。

  2. 玄米はそっと洗い、長めにたっぷりのお水に浸しておきます。

    ザルにあけて水を切り、お鍋に移してさいころ状に切った切り餅を散らしましょう。
    玄米の1.6倍程度のお水を加え、お塩をひとつまみ。
    蓋を少しずらして強火にかけ、全体がしっかり煮立ったらぴったりと蓋をし直して25分。

    しばらく蒸らして全体を返し、フードプロセッサーで軽く攪拌しましょう。

    五平餅の重要な過程、ご飯を搗くのって大変ですもの。
    かと言ってフードプロセッサーなど邪道でしょうね、はい、私もそう思います。
    でもそこはこだわりません。
  3. ご飯を握りつける割り箸は、焼いた時に焦げないよう予めしっかりとお水に浸しておきます。
    軽く攪拌した玄米ご飯 (この辺りでは半殺しという人も) をお箸に握りつけましょう。

    ・・・ちょっと玄米ご飯がやわらか過ぎましたね。
    150℃のオーブンで途中で上下を返して30分、焼いて表面を乾かしましょう。

    うん、良い感じ。

    この後、オーブントースターを使って高温で表面に焦げ目をつけます。
    ・・・が、折角お水に浸しておいた割り箸はご飯との馴染みが宜しくなくて使用不可。

    急きょ使い捨ての木製スプーンをお水に浸して使ったのですが、浸水が短時間だった為に真っ黒に焦げてしまいました。

    残念。

    アーモンド味噌を表面にぬったら、最後はバーナーでさっと焼いて仕上げます。
    無骨で色気も素っ気もない五平餅ですが、主人が気に入ってくれてホッとしております。











今日は金曜日。
常備菜や作り置き料理のお片付けも兼ねたお弁当です。
今日は貴重な秋晴れのようですし、夏物のお洗濯に励まないと。











玄米と切り餅がこびりついたお鍋は、お粥を炊いて効率的にお片付け。
茹で鶏の茹で汁を加えてコトコトコトコト弱火で煮込みます。
今朝の鶏粥を楽しみにしていた主人、一生懸命お鍋も洗ってくれました。

さぁ、金曜日です。
一昨日・昨日とお酒を控えたのも、全ては今宵の日本酒の為。
やはりメリハリは必要ですものね。




先程宅配野菜が届きました。
もちろん里芋も入っておりました。
アーモンド味噌の衣被、早速の実行となりそうです。

posted by しんさん at 13:52 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

鯖缶とマイタケの玄米炊き込みご飯 〜 吸水無し びっくり炊きver.

9月に入ってもまだまだ蒸し暑い昨今。
もちろん昼夜を問わず我が家のクーラーはフル稼働です。

ですがそうは言っても、夏の衰えと秋の到来は確実に体が感じております。
秋になるとなぜか食べたくなるもの・・・私だけかしら?・・・炊き込みご飯。
今朝はマイタケをたっぷり玄米ご飯に炊き込んでみました。
マイタケだけでは主人からお小言を頂戴しそうなので、そこは鯖缶も一緒に。

鯖缶とマイタケを玄米にたっぷりと炊き込んでみました。

いつもの手前味噌ですが、これ、本当に美味しいですよ。
鯖缶の存在感が抜きん出るかしらと思いきや、いえいえ、鯖缶というものは同調も得意なご様子。
程よくその存在感を残しつつ、他の食材と上手くなじんでおります。

今朝は後発白内障レーザー治療後の1週間検査の日。
出勤する主人と一緒に自宅を出ますので、いつもにない慌ただしい朝です。

ふと思いついた玄米食ですが、そこは吸水不要のびっくり炊きで。
吸水不要の玄米びっくり炊きはこんな時本当に便利です。
たっぷり具を炊き込んでも、しっかり “カニ穴” が点在する美味しい玄米ご飯が炊き上がりましたよ。

先週の作り置き料理も一緒に炊き込んで、お片付けと美味しさアップで2度美味しい玄米ご飯。
慌ただしい月曜の朝ですがしっかり噛んで味わいましょう。





吸水不要の玄米びっくり炊き。
ふと玄米ご飯が食べたくなった時に本当に便利です。
溺愛中のストウブ16cmで1合分の玄米がびっくり炊き上がります。
吹きこぼれもありませんよ。
  1. 玄米は1合。
    お水を張ったボールでそっと洗ってザルにあけましょう。
    お鍋に移し、1.5倍量のお水を注いでお塩をほんのひとつまみ。

    ほんの少し蓋をずらして強火にかけ、煮立ったところで蓋をしっかりと閉め直しましょう。
    強火のままで14〜18分。
    パチパチとはじけるような音がしてきたらお水がなくなったサイン、カニ穴が出来ていますよ。

  2. お鍋のお水がなくなったところで差し水をします。

    差し水は玄米の1.2倍程度。
    先週拵えたひよこ豆と人参のスープ煮 (☆彡) 、この煮汁を有効利用致しましょう。
    茹で汁とお水を合わせ、玄米の1.2倍計量します。
    たっぷりの千切り生姜・鯖缶の鯖身 ・千切り人参・煮汁を程よく切ったひよこ豆・ほぐしたマイタケをここに合わせ、玄米のお鍋に注ぎます。

    強火で再度煮立てたら、今度は弱火にしてぴったりと蓋を閉めましょう。
    弱火で15〜20分たったら、そっとお鍋の蓋を開けて様子をみます。

    カニ穴からふつふつとお湯が吹き出さなくなるまで弱火で炊きます。
    ふつふつが治まったら再度ぴったりと蓋をし、10数秒強火にして火を止めます。
    そのまましばらく蒸らして出来上がり。

    鯖缶はもちろん缶汁ごと加えても良いのでしょうが、今日は作り置き料理の煮汁を使っておりますし、あまりサバサバしているのもちょっとしつこい気がして・・・
    今日くらいの鯖感がぴったりかと存じます。

    ざっくりと全体をほぐし混ぜてお茶碗に盛り、白胡麻をひねって召し上がれ。











そろそろ夏野菜も終盤、少なくとも畑の夏野菜はほぼ完了です。
ズッキーニだけが雌花をひっそり咲かせておりますが、実にこぎ着けられるかは少々不安なところ。
今週は農協朝市に行って、名残の夏野菜を多めに調達して参りました。

オクラと甘長の出汁浸し、柚子味噌風味の十六ささげ胡麻和え。
そして今年の夏は本当によく食べました、茄子の蒸し浸し。
ヨーグルトメーカーで仕込む自家製の納豆、いつものイワシのお酢煮を交えた今週の作り置き料理です。

週末、ワイングラスやお猪口片手に仕込んだこれらの作り置き料理。
そのおかげで慌ただしい朝でも朝食、お昼の支度はちょちょいのちょい。
ゆっくり朝食にもありつけるというものです。






  • オクラと甘長の出汁浸しは、保存用の琺瑯容器で直接お料理。
    合わせ出汁・白だし醤油・お酒・みりんを合わせて煮立て、ヘタを丁寧に取り除いた甘長をここに加えて弱火で5分ほどゆっくりと煮含めます。

    火を止め、軽く下茹でしたオクラをここに加えてそのまま味をなじませます。
    冷蔵庫でよく冷やし、うんとお出汁を含んだ頃合いが最高な夏のお菜。






  • 今シーズンの茄子はお味噌汁か蒸し浸しという程、本当によく蒸し浸しを作りました。
    圧力鍋で蒸したお茄子をお出汁を効かせた合わせ調味料に漬け込むだけ。
    これも冷蔵庫で冷やして、冷酒に合せるのがまた最高。

    蒸した茄子が好きなんです。
    ちょっと色が抜けて頼りない茄子、これでもう今シーズンは見納めかしら。






  • 毎年仕込む自家製柚子胡椒。

    今年は既に早取りの柚子で柚子胡椒 第一弾を仕込んだのですが、毎度悩むのが表皮を使った後の柚子の使い道。
    今年は種もろともフードプロセッサーで粉砕し、赤味噌と合わせて大雑把な柚子味噌を拵えました。
    ほろ苦い柚子の風味が顕著で、お酒に良く合う食べ手を選ぶ柚子味噌が完成しましたよ。

    胡桃と胡麻を乾煎りして丁寧に擂り、この柚子味噌と蜂蜜を合わせて下茹でした十六ささげと合わせます。






主人のお弁当も完成しました。
慌ただしい朝と言っても、玄米ご飯を炊いたら後は冷蔵庫の作り置き料理を詰めるだけですもの。
余裕ですよね。











胡麻油で炒めた茄子のお味噌汁。
ここに玉ねぎとお豆腐を加えたお味噌汁が、今年の夏は主人のお気に入りでありました。
茄子もそろそろおしまいかしら、寂しいけれどね。

・・・でもまたすぐに秋の食材が盛り上がりを見せるから。





後発白内障のレーザー治療もその後良好、問題なしのようです。
散瞳検査を終えてバスで帰宅する途中、母からメールが届きました。
栗きんとんを買ってきてもらったからお裾分けにどうぞ、後で届けるからね、と。





ほら、秋の味覚。
今日のおやつは大好きな “すや” の栗きんとんです。
主人に美味しいほうじ茶を淹れてもらって頂きましょう。
間もなく主人が帰宅します。

posted by しんさん at 13:22 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

玄米ライスサラダ 〜 まだまだジャーサラダ

今更ながらな感じも致しますが、本日のお弁当はジャーサラダです。

一時の大ブームは何だったのかという程、今や噂を聞かなくなったジャーサラダ。
我が家でもよくお弁当に登場しておりましたが、当時は100均ショップの寸胴容器を使っておりました。





ジャーサラダが下火になった頃合いだったのでしょうか。
ヨーグルトメーカーを買ったら、偶然にもメイソンのジャーサラダがおまけについてきたのです。
これ幸いと愛用しておりました100均の寸胴容器を処分し、ついでに数個同じサイズのメイソンジャーを買い足して目下愛用中。
ひと回り小さなサイズまで揃え、ピクルスや醤油漬けにと大活躍致しております。





それはさておき、下火になったとは言えジャーサラダはお弁当にぴったりなスタイルだと思うのです。
本日は玄米のライスサラダをジャーに詰めて。
ささ身を茹でた茹で汁で玄米とひよこ豆を炊き、マッシュルームをたっぷりと散らしてみました。

鶏の茹で汁でご飯を炊くなんて、シンガポール名物のカオマンガイみたいでしょ?
もちろんジャーサラダというからには野菜もたっぷり。
いちばん上にはピリ辛の鶏ささ身をたっぷり、これは絶対主人の好きな味。

ふわっと香るタイムや、時折存在感を示す塩レモンの風味。
我が家のジャーサラダは衰えを知りません、いや、今日を機に再加熱するかもしれませんね。





  1. 鶏ささ身の茹で鶏は前日に用意しておきました。
    保温性の高いお鍋にお湯を沸かし、お酒少々・お塩少々、そして千切り生姜をたっぷりと。
    再度沸騰したところで、予め室温に戻しておいた鶏ささ身を重ならないよう加えます。

    ひと呼吸おいたらぴったりを蓋をしめて火を消し、そのまま冷ませば準備完了。
    茹で汁ごと保存容器に移して冷蔵庫へ。

  2. 10時間以上しっかりとお水に浸した玄米をザルにあけて水を切ります。
    今日はいつもの半量、1/2合で。
    ひよこ豆もひと晩お水に浸して戻し、水を切って玄米と合わせましょう。

    ささ身の茹で汁を1合強注ぎ、アンチョビペーストを適量とかして強火にかけます。
    もちろんお鍋の蓋をして、ね。
    沸騰したら火を弱めて25分。

    火を止めたら縦2〜4つ切りにしたマッシュルームを素早く散らし、再度蓋をして蒸らします。
    蒸らし終わったらタイムの葉をしごいて散らし、全体をさっくりと混ぜましょう。
    もうこの時点で美味しそう!

  3. アボカドサラダを作ります。

    アボカド・みじん切り玉ねぎをボールに合わせ、お塩を控えめにふります。
    極少量の赤ワインビネガーをたらし、塩レモン (☆彡) を刻んで加えて和えましょう。
  4. 鶏ささ身の茹で鶏をカオマンガイ風に味付けします。

    ニンニク・生姜・唐辛子は出来るだけ細かく刻みます。
    ナンプラー・オイスターソース・ごま油・ココナッツシュガー・麹味噌を加えて混ぜ、ざっくりとほぐした茹で鶏を加えて和えます。
  5. ジャーの底に玄米ご飯を敷き詰め、アボカドサラダをその上に。
    ラディッシュとズッキーニのピクルスをお行儀良く並べ、玄米ご飯で固定します。

    たっぷりの茹で鶏で蓋をし、刻んだアーモンドを散らしましょう。
    アーモンドは150℃のオーブンで15分ローストしてから粗く刻みます。

    ちなみにね、ひよこ豆の戻し汁でお味噌汁をつくると甘くて美味しいのよ。










ジャーサラダだけでも十分過ぎるボリュームなのですが、やはりもう一品。
今日はデザートにしましょう。

目が覚めるように鮮やかな寒天、これマンゴージュースを粉寒天でかためただけの簡単デザート。
お水を使っていないので、マンゴージュースの存在感が顕著です。

今シーズンの大ヒット、皮ごと食べられる “ナガノパープル” を添えると更にその色合いが華やぎます。





  • マンゴージュース 180tをお鍋に煮立て、粉寒天 小さじ1をふり入れます。
    2〜3分弱火で煮たたせながら泡だて器で静かに混ぜ続け、粉寒天をしっかり煮溶かしましょう。

    火を止めて人肌程度に温めたマンゴージュース 350tを加えます。
    さっとお水で濡らした型に濾しながら注ぎ、冷蔵庫で冷やしかためましょう。
    食べやすく切り分けて召し上がれ。
















朝食の主食は素麺。
モロヘイヤのお浸しを漬け汁ごとバーミックスでピュレにし、とろりとした冷たいおつゆで頂きます。
冷たい素麺もそろそろ終わりかしら。

ささ身の茹で鶏の上には、今シーズン初めての自家製柚子胡椒 (☆彡)
まだまだとんがった感じがありますが、やがては丸い味わいの美味しい柚子胡椒となるでしょう。

さ、主人が帰宅しました。
手には大きな大きなナガノパープルの箱を抱えております。
マスカットもあったから買ってきた、ですって。

葡萄農家の奥さまから血糖値の心配をされたそうです。
そうね、そこは意識ゼロでした。





さ、仕事部屋を主人に譲りましょう。

posted by しんさん at 14:04 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする