2019年07月30日

発芽玄米の炊き込みご飯

先日初めて発芽玄米を育ててみました。
育てる?

単に洗った玄米をお水に浸し、ヨーグルトメーカーで温度を設定して24時間おくだけでチンっと小さく発芽する玄米。
小さいながらも芽吹くその健気さに情が移ってしまい、“作る”というより“育てる”感覚の発芽玄米。
前回普通に炊いてその炊き上がりを把握しましたので、今回は炊き込みご飯にしてみましたよ。

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発芽玄米の炊き込みご飯です。
ひじき、干しシイタケ、千切り生姜、人参を発芽玄米と合わせて炊きました。

前回は煮立ってから弱火で10分、白米と炊くのと同じ時間炊きましたが今回は5分増の15分。
玄米特有のあのプツッとした食感も程よく、発芽玄米の炊き方も一歩前進といったところ。

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聞くところによると、発芽玄米を仕上げた際の浸け水は“玄米リジュベラック”なんて難しい名の酵素水なのだとか。
またまたぁ・・・なんて思いもしましたが、愛用致しておりますクビンスのヨーグルトメーカー付属のレシピにもそう明記してあったので本当なのでしょう。

ですが流石に少々これを飲むのは躊躇しますので、ひじきや干しシイタケ、乾物を戻すのに使用致しております。
多少の恩恵を期待して、ね。





  • 発芽玄米の育て方は以前の日記にて⇒2019年07月24日☆彡
    前回は1合でしたが、今回は2合分の玄米を発芽させます。

    35℃で12時間お水に浸したところで一度お水をかえ、更に35℃で12時間おきます。
    チーズ用のこのフィルターが発芽玄米にも大活躍。

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    週末から週明けにかけ、我が家のヨーグルトメーカーはフル稼働。
    ヨーグルト、納豆を週末に仕込んだ後は、こうして発芽玄米へと続きます。

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  • 可愛らしく発芽した玄米の水を切ってお鍋に移します。
    玄米の発芽に使用したお水(これが玄米リジュベラックっていうのですって)を使ってひじきと干しシイタケを戻して上に散らしましょう。
    千切りにした生姜、人参も散らし、白米よりお水を少し多めに注いでお塩・お醤油を加えてひと混ぜ。

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    ほんの少し蓋をずらして強火で煮立てたら、後はぴったり蓋をして弱火で15分。
    白米の時のように吹きこぼれもないのでその点は気楽です。
    最後は強火にしてゆっくり10秒ほど数えて火を止め、しばらく蒸らせば発芽玄米の炊き込みご飯の炊き上がり。

    今回は極少量残っておりました“鯛だし醤油”をお醤油の代わりに使いました。
    ちょっと甘めの鯛だしの効いた味付けが玄米にもぴったり。

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週末から週明けにかけてちょっと慌ただしく、今週はまだイワシのお酢煮を準備しておりません。
ですがタイミング良く、主人が久しぶりに鰹のなまり節を取り寄せてくれました。
畑で収穫して参りましたキュウリと合わせ、主人が大好きななまり節とキュウリの酢の物。

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とっても簡単。

  1. キュウリは皮つきのまま薄切りにしてお塩をふり、しんなりするまでしばらくおきます。
  2. 鰹のなまり節は適当な長さに切ってザルに移し、熱湯をたっぷり回しかけて下拵え。
    これをざっくりほぐし、薄切り玉ねぎ・塩麴を加えて軽く揉み込んでおきます。
  3. キュウリの水をしっかり絞ってなまり節と合わせ、甘酢で和えます。
    白胡麻をひねれば、はい出来上がり。

    キュウリもなまり節もビニール袋を使えば更に簡単。

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半日冷蔵庫でなじませた方が美味しいのですが、今週は作り置き料理が乏しいので即お弁当の一品に。
干しエノキとゴーヤの甘酢漬け、梅干しの赤紫蘇を有効利用したしば漬け風茄子、自家製夏野菜ばかりの地味なお弁当です。

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イワシのお酢煮がないので、今朝は久しぶりに主人が大好きなしめ鯖。
しめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎに胡麻油とお醤油をちろり、久しぶりの組み合わせに美味しさをふたりで再確認しながら噛みしめました。

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今週はネギを買うのも忘れたので、お味噌汁の仕上げは刻みネギでなくおぼろ昆布。
毎朝毎朝お味噌汁をひと口すすると必ず『ぅんまいっっっ!』・・・大袈裟に叫ぶ主人。
黙って黙々と食事をするなんて、我が家ではあり得ないことです。





梅雨も明けて外は猛暑。
週間天気予報を見ても傘マークはしばらくありません。
ならばと赤梅酢に漬けて梅雨明けを待っておりましたお待ちかねの土用干しを実行。

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ふっくら使った梅を3日間干してはビンに戻し、また干しては赤梅酢に漬け込むを繰り返します。

例年はこの赤紫蘇の有効利用に頭を悩ませておりました。
ゆかりばかりあっても使い切れないしね。
ですがもう大丈夫、茄子の簡略版しば漬けに使えることを今シーズン知ったから。

さ、ベランダの梅干しらがそろそろ乾いている頃。
上下を返して満遍なく乾かしてあげないとね。
夏支度はいよいよ本格的に。

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posted by しんさん at 14:47 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

発芽玄米を育ててみました

一時は週にいちどの頻度で炊いておりました玄米。
炊くのにも食べるのにも時間がかかるし、朝の慌ただしさに流されその後は興味も薄れて今に至っております。
野菜室の中には保存容器に入った玄米が使われる当てもなく鎮座しております。

玄米食を続けるにしても止めるにしても、在庫の玄米だけはそろそろお片付けしないとね。
ふと思いついて、この玄米で“発芽玄米”など育ててみましたよ。
そして見事芽吹いた自家製発芽玄米、早速炊いてみましたよ。

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“育てる”という表現が正解なのか否かも分かりません。
ですが玄米は、老眼鏡をかけてようやく認識出来る小さな小さな芽を息吹きました。

小さく芽吹いた自家製発芽玄米です。
ね、なんだか愛おしさすら覚えるこの小さな芽、よく頑張りました。

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可愛らしく発芽した玄米に十六雑穀を少量混ぜて炊いてみました。
白米と同じように炊けば良いとのことでしたが、うーん、ちょっと炊き時間が短かったかな?
ここは要改善です。

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ですが発芽玄米を育てるという点では大成功。
ヨーグルトメーカーを使っての発芽促進ですので失敗しようがありませんけどね。
発芽玄米で在庫の玄米を片付けようプロジェクト、いまここに発足です。





ヨーグルトメーカーを使用しての玄米の発芽促進、ただただ待つだけです。
先ずは玄米1合で試してみました。

  1. 玄米を優しく洗います。
    愛用致しておりますkuvings(クビンス)のヨーグルトメーカーには、チーズ用に目の細かいフィルターがついておりますのでこれを使いました。
    洗った玄米をこのフィルターに移して容器にセットし、玄米が十分に浸かる量のお水を注ぎます。
    蓋はせず、容器ハンドルだけを取り付けてヨーグルトメーカーにセットしましょう。

    本体にも蓋はせず、埃避けにキッチンペーパーをふわりとかぶせて35℃で12時間後。
    プチプチ泡だっておりました。

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    フィルターを引き上げるとこんな感じです。

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  2. ざっと容器を洗って再度玄米が入ったフィルターをセットしましょう。
    新たにお水を玄米全体が浸かるよう注ぎ、同じく蓋はせずに35℃で12時間。

    確かに今までの匂いとの違いは明確です。
    発芽していない玄米と比べてみても随分ふっくらしたのが明らか。
    本来ならばすぐ炊くのが良いのでしょうが、発芽を確認したのが夕方ですからね。
    水から引き揚げ、水を程よく切った状態でボールに移して冷蔵庫で翌日まで。

    もしかしたら、お水に浸したまま冷蔵庫に移すのが正解だったのかもしれません。

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  3. 十六雑穀を少量足し、白米と同じ要領で炊いてみました。
    但し玄米と同じく、お塩をひとつまみ加えるのを忘れずに。

    改善点は多々ありますが、取り敢えず発芽玄米は自分で育てられるということだけでも大収穫です。

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旬のお茄子を使って柴漬け風のお漬物をひとつ。
昨年梅干しに使った赤紫蘇の残りを塩漬けにしておきました ⇒ 2018年06月28日☆彡

玄米同様こちらもそろそろ使い切ってしまいたい頃合いです。
1年以上も冷蔵庫の主と化しておりますからね。
酸味の効いた茄子のお漬物、主人お気に入りの味です。





  1. 茄子は縦半分に切り、さらに斜め切りにしてビニール袋に移します。
    お塩を適量加えて全体にまぶし、重石をしてひと晩冷蔵庫に。
  2. 茄子の水気をしっかりと絞ってボールに移します。
    赤紫蘇の塩漬けを刻んで加え、生砂糖を少々。
    ビニール袋に移してよく揉めば、はい、出来上がり。

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初めての発芽玄米ご飯、お昼用にはピリッと辛いエスニック風の発芽玄米サラダに。
いわゆるライスサラダのライスを発芽玄米にしただけ。
しっかり噛んで食べるのが何よりの条件です。

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発芽玄米ご飯を筆頭に、りんご・トマト・アボカド・胡桃・・・兎にも角にも具沢山です。
野菜ばっかりと主人に悪態吐かれてもナンなので、圧力鍋でちょちょいのちょいの鶏胸肉料理も一品脇に添えてみました。

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材料は多いですが手順そのものは本当に簡単です。





◆発芽玄米のライスサラダ
  1. アボカド・リンゴ・刻んだドライフィグをビニール袋に合わせ、少量のレモン汁をまぶしておきましょう。
  2. トマトの種部分をボールに取り出し、ハリサ・バジルペースト(☆彡)を加えてよく混ぜます。
  3. 2のボールに1を加えます。

    炊いた発芽玄米・ざく切りトマト・刻んだアーモンドと胡桃(予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてあります)・自家製ズッキーニと玉ねぎのピクルス等々を加えて和えれば出来上がり。

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◆鶏胸肉の蒸し鶏
  1. マリネ液の準備をします。

    りんご・玉ねぎ・マイタケ・生姜・ニンニクは適当なざく切りにしてボールに合わせます。
    先日試しに拵えたルバーブの酢漬けも加え、バーミックスでピュレ状にします。
    塩柚子(塩の代用です)と粗挽きガラムマサラを加えて混ぜましょう。
  2. 鶏胸肉は脂肪部分を丁寧に取り除きます。
    全体をフォークで丁寧に突いたら、縮み防止のため皮を爪楊枝で留めましょう。
    皮面を上にして圧力鍋に並べ、1を加えて30分ほど漬け込みます。

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  3. ざく切りトマトを上に散らし、2〜3分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。
    鶏肉を取り出して爪楊枝を除き、アルミホイルで包んでおきます。

    残ったマリネ液に蜂蜜を少量加えて煮詰めればソースの出来上がり。
    胸肉が触れられる程度に冷めたところで切り分けます。

    発芽玄米ライスサラダに鶏肉を添え、煮詰めたソースをたっぷり添えて召し上がれ。

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主人のお昼はこんな感じ。

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初めての発芽玄米ご飯、劇的に美味しいという訳では正直ありませんでした。
が、もう少し改善を重ねてみないと正当な判断は出来ませんからね。

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今までのジメジメ天気がウソのような空です。
この辺りも梅雨明けしたのかしら。
夏本番、私の誕生日も目前です。

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posted by しんさん at 16:14 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

すぐに食べたい時の煎り玄米ご飯 〜 スナップエンドウ編

うっかりしておりました。
先日お米の在庫切れを主人に申請し、精米したてのミルキークイーンを取り寄せてもらったばかり。
野菜室に陣取っておりますお米を入れたキャニスターの存在をすっかり忘れて。

しばらくはお米をせっせと炊くことに致しましょう。
丁度1合分弱、中途半端に残っておりました玄米もこの際だから一緒にお片付け。
今日は玄米入りの豆ご飯などいかがでしょう。

玄米と言えば、何時間もお水に浸して含まれる毒素をどうこうというところからスタートします。
が、ふと思い立って食べたい時が殆どですものね。
玄米特有のあのツプっとした食感は消滅しますが、乾煎りしてから炊くのもひとつの方法。

今朝は白米に乾煎りした玄米を混ぜて豆ご飯にしてみましたよ。

今シーズンはなかなかの収穫量を誇っております自家製スナップエンドウ。
そろそろ収穫期も終盤で、実が大きくなり過ぎたものや莢の色合いが悪いものも目立ち始めました。
そんな食べ頃を過ぎてしまったスナップエンドウだけを寄せ集め、炊き立てのご飯にたっぷりと。

散らしたスナップエンドウの下には、丸ごとトマトが潜んでおります。
お米と一緒にじっくり加熱したトマトの旨味を、無駄なく白米と玄米が吸収して美味しいこと。

仕上げに香りのよい三つ葉を刻んで混ぜ込んだ玄米入りの豆ご飯。
トマトの名脇役がしっかり効いた美味しいご飯が炊き上がりましたよ。
たまにはこんな時短な玄米ご飯もアリ、なのです。






お水に浸さず、びっくり炊きもせず、すぐに炊ける乾煎り玄米入りのご飯。
乾煎りする時の香ばしい玄米の香りに先ず心は踊るのです。
  1. 玄米は1合弱。
    拝み洗いをしてからザルに移し、軽く水を切ってから丁寧に乾煎りします。
    パチパチとはじける音がしてきたら焦げ過ぎないよう気をつけて。

    綺麗に色付いたところで火を止め、玄米の1.5倍強のお水を注ぎます。

  2. 1合分のお米を研ぎ、適量のお水と合わせておいたお鍋に1をお水ごと移します。
    お塩をひとつまみ加え、真ん中にヘタを除いたトマトを埋め込みましょう。

    蓋をして強火で煮立てたら、ぴったりと蓋をして弱火で25分。
    火を止める前に10秒程度強火にし、素早くスナップエンドウを散らして火を止めます。

    スナップエンドウは莢が汚れているものは実だけを取り出し、そうでないものは適当に斜め切りにして加えました。
    そのまましばらく蒸らしましょう。

  3. 蒸らしている間に三つ葉の準備をします。
    ざく切りにし、だし醤油をちろりと回しかけて白胡麻をたっぷりひねります。
    蒸らし終わったご飯はトマトを崩すようにしながら上下を返します。
    三つ葉を混ぜ、お茶碗に盛って更に白胡麻をちろりとひねりましょう。











先日新調した主人のお弁当箱。
以前のお弁当箱も気に入っていたのですが老朽化には勝てず。
今回のお弁当箱は深さもあって、なかなか使いやすいサイズで気に入っております。

作り置き料理をちょちょっと詰め込み、ちょっと隙間が目立つ箇所は即席ひじきの一品で埋めます。
乾燥ひじき、常備しておけば在庫食材と合わせて何かしらの一品が出来る重宝ものの食材です。





  • 人参、蓮根を胡麻油でささっと炒めたところに、お水で戻したひじきの水を切って加えます。
    彩りに緑が欲しいところ。

    これね、自家製分葱の葉っぱ部分なんです。
    肥大化し過ぎた分葱の緑部分だけを細ネギの代用品として期間限定で使用しております。
    分葱だけでなく、玉ねぎの若い葉っぱも細ネギの代用品として活躍します。
    分葱の季節が終わった今、間もなく玉ねぎの葉っぱが食卓に上るのでしょうね。

    マイタケはほぐして冷凍保存しておいたもの。
    使う分だけ崩しながら使えるので、これもとっても重宝します。

    市販の蒸し大豆等を合わせて胡麻油がなじんだら、今日はちょっと甘めの味付けに。
    生砂糖を加え、きりっとだし醤油をなじませて出来上がり。
    白胡麻をたっぷりひねります。











新しい卵を買った時だけ、主人が大好きな釜たまうどんの特典が受けられます。
私が卵を買い物カゴに入れていたのを主人はちゃんと見ていましたからね。
きっと今朝は釜たまうどんだろう、そう楽しみにしていたに違いありません。

ごめんね、期待を裏切った煎り玄米入りの豆ご飯で。
昨日のお弁当に持っていった抹茶葛プリンを添えるからスネないでね。

これが本当に最後の黒豆。
釜たまうどんのこともすっかり忘れて、惜し惜しデザートの葛プリンを頬張る主人。
我が家で朝食抜きは考えられません。





細ネギ代わりの自家製分葱が今朝も食卓を彩ります。
さ、外は雨。
ですが眼科に行こうかな、目薬が切れそうですものね。

posted by しんさん at 14:41 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月15日

炒り玄米の玄米ご飯 〜 ひじきと干しシイタケの炊き込み玄米ご飯編

そう言えば、最近 “ご飯” をお弁当の主食にしていなかったなぁ・・・
特に今週はケークサレとかブリートとか、小麦粉系が多かったものね。

なので今週最後のお弁当、金曜日はご飯にしてみました。
玄米ですけどね。

小耳に挟んだ “炒り玄米”
スープにするレシピを多く見かけましたが、炒った玄米にお水を加えて炊いてみました。
ひじきと干しシイタケをたっぷり炊き込んだ炒り玄米ご飯のお結びさんです。
彩りがあまりに地味でしたので、市販の “ひたし豆” を混ぜ込んだらぐっと華やかになりましたよ。

10時間以上十分にお水に浸けておいた玄米を乾煎りしてから炊くだけで、いつもの玄米ご飯よりずっと食べやすい炊き上がりとなりました。
流石に白米のようなもっちり感とまではいきませんが、お結びにしても崩れることはありません。

思っていた程の手間でもないし、これからはまた週にいちど程の頻度で玄米ご飯になりそう。
炒り玄米の玄米ご飯、うん、気に入りました。

今日は金曜日ですので、冷蔵庫の中の作り置き料理一掃の良い機会です。
ひじきと干しシイタケの炒り玄米ご飯のお結びを主食に、作り置き料理をちまちま並べてお昼にしましょう。

随分賑やかなランチプレートになりました。





炒り玄米ご飯、意外と手間はかかりません。
なのにぐっと玄米ご飯が食べやすくなりますよ。
  1. 玄米は両手でこすり合わせるように優しく洗い、たっぷりのお水に浸しておきます。
    昨日の夕方から浸したので、12時間程度になります。
    冷蔵庫ではなく、常温においておきました。
    愛用しております16cmのストウブにぴったり、1合分の玄米です。

    浸した玄米をザルにあけ、30分ほどおいて水を切ります。
    同時に干しシイタケ・ひじきをお水に浸して戻しておきましょう。

  2. ストウブを中〜強火でしっかりと温めてから、水を切った玄米を移しましょう。
    最初はお水がまだ残っている状態ですが、5分も乾煎りするとさらりとした状態になります。
    プツプツとはじける音もしてきますよ。

    干しシイタケの戻し汁・茹で鶏の茹で汁 (鶏ささ身を茹でた茹で汁です、お酒とお塩が入っています) にお水を足して玄米の2.5倍量にし、ストウブに注ぎましょう。
    派手に噴火します。
    コップ一杯程度を加えたらすぐに蓋をし、噴火が落ち着いてから残りの追加を。
    随分とお水が多い気も致しますが大丈夫。

  3. 戻した干しシイタケとひじきを加え、蓋をほんの少しずらして強火で煮立てましょう。
    しっかりと煮立ったらぴったりと蓋をし直し、弱火でじっくり25分。
    火を止める直前、蓋をしたまま強火で10数秒数えてから火を止めましょう。
    蓋をとらずにしばらくそのまま蒸らせば炊き上がりです。

    さっくりとほぐして適量を取り分け、市販のひたし豆 (カネハツの軽く塩味のついたものを使いました) を混ぜ込みましょう。

    熱いうちにラップを使って三角にまとめれば出来上がり。











作り置き料理多種の賑やかな主人のお弁当。
結局、今朝拵えたのはお菜としては “とう立ちルッコラ” のお浸しだけ。

“とう立ちルッコラのお浸し” ?
そう、3月も半ばに入ると、畑の葉野菜も花を咲かせる為とう立ちが始まります。
ルッコラも例外ではなく、やわらかだった茎もずんぐり太く筋張ってきます。

でもね、なかなか無下にはできないのです、いくら周囲に笑われようと、自分で育てたルッコラは。
太いとは言え、食べられそうなルッコラの茎を選りすぐって梅干し風味のお浸しに。





  • お水・お酒・白だししょゆを合わせて煮立て、梅干しをほぐして加えます。
    再度煮立ったところに食べやすく切り揃えたルッコラの茎を加えてひと煮立ち。
    火を止めたらすぐ、ささ身の茹で鶏をほぐして加えてそのまま冷まします。

    保存容器に移し、白胡麻をひねって出来上がり。
    うん、十分食べられます。











ルッコラの葉っぱ部分はしめ鯖に合わせましょう。
我が家の定番、ルッコラ・スライス玉ねぎ・アボカド・しめ鯖の組み合わせです。
新玉ねぎver.はこの時期限定の美味しさ。
胡麻油をちろり、だし醤油をちろりで召し上がれ。






  • お弁当用に炊いた玄米ご飯に鶏の茹で汁を足し、ことこと煮込んで朝食用の玄米粥に。
    白米の炊き粥とは違う食感、どちらも甲乙つけがたい美味しさです。






間もなく主人が帰宅するでしょう。
昨晩はお酒を控えましたから、今宵はワインかしら、日本酒かしら。
金曜日ですもの、ゆっくりお風呂に入ってどちらにするか考えましょう。
お風呂上りのマティーニをちびちびすすりながら、ね。
楽しい金曜日の夜ですもの。

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2019年01月15日

左義長後の小豆三昧 〜 抹茶豆腐白玉ぜんざい、小豆玄米粥、小豆とひじきの玄米ご飯

週末は近所の吉野神社で左義長が開催されました。
家からのんびり歩いても5分足らずの吉野神社。
お正月の鏡餅や橙、そして忘れてならない火ばさみを手に今年も主人と出掛けました。

きっちり組まれた櫓 (左義長の場合はヤマというのかしら) を前に、ほやーっとそれを見上げる主人。

左義長の指揮を執る氏子総代の皆さま。
その中のおひとりが畑仲間であることがつい先日判明しました。
櫓の周囲で忙しそうに指示をするその男性は、確かに畑では作業着を着こなす顔なじみのあの方。

きっちりと整った畑からも見て取れるように、彼が指揮を執る今年の櫓は例年とは比べ物にならないほどピシッと整っておりました。
櫓に火が回ると、予め仕込んでおいた竹を引いて恵方に向かって櫓を引き倒します。

例年は見られなかったこのお引き倒し。
氏子総代さんが折角の伝統を皆に伝える為、今年は取り入れてみたそうです。
残った炭は縁起物。
屋根の上に上げておくと魔除けとなり、火災からお家を守ってくれるのだそうです。

もちろん頂いて参りました。
主人と私、それぞれの実家の分も忘れずに、ね。
残りのひとつは、現在少々痴ほうが進んで私のことも曖昧な、だけど大好きな伯母宅に。

もちろん焼いたお餅を持ち帰り、お楽しみのぜんざいも抜かりなく。
派手に焦げたちょっとかための鏡餅。
この時ばかりのご馳走と、2019年ふたりの無病息災を願って頂きました。











そして3連休が明け、いつもより1日少ないお弁当の1週間が始まります。
多めに煮た甘さ控えめの小豆は、本日のデザートと相成りました。

もっちもちの抹茶白玉を主役に、有り合わせの簡易版白玉ぜんざいといったところでしょうか。
抹茶の風味が顕著な白玉団子は、お豆腐と豆乳で練った自慢のもっちもち食感。

ぜんざいの小豆餡を筆頭に、程よくローストした胡桃、オーブンで干した簡易版ドライ柿、そして常備してありますドライフルーツ、デーツとドライフィグで抹茶白玉団子の周囲をかためました。

簡易版とは言いながら上々の出来です。





お豆腐効果なのか豆乳効果なのか、時間が経ってももっちもちの白玉団子は本当に簡単です。
以下の分量で6〜8個の白玉団子が出来ますよ。
  1. 白玉粉は50g。
    ビニール袋に適量の抹茶と合わせてふり混ぜ、木綿豆腐 40gを加えましょう。
    お豆腐は水切りせずそのまま加えています。

    お豆腐を崩しながら揉み混ぜましょう。
  2. お豆腐と白玉粉がそぼろ状になじんだところで、豆乳を少しずつ加えてなじませます。
    大さじ2弱を加えてなじませたところで良い感じになりました。
    ひとつにまとまったところでビニール袋から出して滑らかになるまで捏ねましょう。

    棒状にのばして包丁で6〜8等分し、丸めて中央に少し窪みを作りましょう。

  3. たっぷりのお湯を沸かし、お団子をそっと鍋肌から熱湯に移します。
    ふつふつ微笑む程度の火加減を保ち、お団子が浮いてきたら1分弱待って冷水にとりましょう。

    しっかりと水を切り、小豆餡・胡桃・デーツ・ドライフィグ・ドライ柿と合わせて盛り付けます。
    胡桃は160℃のオーブンで予約なしで10分ローストしてあります。

    残った分は、くっつかないよう間をあけてラップでぴったりと挟み冷凍しておきましょう。











小豆は甘いものだと思っている主人。
いえいえ、あの甘さはお砂糖の甘さですよ。
甘くない小豆料理もちゃんと存在するのよ。
生の小豆を極少量残しておいて、玄米の小豆ご飯を炊いてみました。

小豆だけでは物足りないと、、ひじきや干しシイタケ、生姜をたっぷり炊き込んだ具沢山玄米ご飯を本日のお弁当の主食と致しました。

塩味をまとった小豆も美味しいものでしょ?





  1. 玄米はざっと洗い、たっぷりのお水に1日浸しておきます。
    気温の低い今は室温に1日おくのがお気に入り。
    ザルにあけて水を切り、ストウブに移します。

    20分ほど水に浸して戻したひじきも、水を切って加えましょう。
    戻した干しシイタケは細切りに、生姜は千切りにして加えます。
    塩漬けにしておいた大根葉を刻んで加え、これを調味料代わりにします。
    干しシイタケの戻し汁を足して玄米の1.5倍強にし、お酒を少量足して加えます。
  2. 小豆はさっと洗い、たっぷりのお水と合わせて強火にかけましょう。
    煮立ったら3〜4分煮立てて茹でこぼし、1の上に散らしましょう。

    ストウブの蓋を少しずらして強火にかけ、煮立ったらぴったりと蓋をし直して弱火に。
    弱火で25分炊いてしばらく蒸らせば出来上がり。











茹でこぼした小豆、1日吸水させた玄米、それぞれを少量ずつ残して朝食の小豆玄米粥に。
甘くない小豆、主人も気に入ってくれたようですよ。

数日前、ふとチャンネルを合わせたお料理番組で土井先生と後藤アナが小豆粥を紹介していました。
網でお餅を焼こうと、ふたりで真っ黒に焦がしたのを見て早速その夜の主人との話題にしました。
この二人のやり取り、楽しそうで大好きなのです。

それを見ていたら、私もどうしても小豆粥が拵えたくなったのです。





  • 1日お水に浸した玄米に即少量蕎麦の実を足し、小豆の茹で汁にお水を足してコトコト弱火でお粥を炊くだけ。
    30分弱玄米を炊いたところで下茹でした小豆を加え、更にコトコト弱火で炊きます。
    こんがり焼いたお餅を添えて出来上がり。






そして今日の朝食画像もスマホので。
この程よいボヤけ具合が気に入っております。

今日は畑と自宅を数回往復して慌ただしい日でした。
でもそのおかげで、美味しい焼き芋がいまテーブルの上に。

昨日の畑作業の最後に、もみ殻の中に焼き芋を忍ばせておいたのです。
じっくりもみ殻のなかで焼いたさつま芋は、今までて食べたことのない最高の味です。
畑の真ん中で味見をする焼き芋、これは最高ですよ。

もちろん主人の分もちゃんとあります。
今宵は芋焼酎と焼き芋、そして衣被と参りましょうか。
なかなか主人の体重は減りませんね。

posted by しんさん at 16:55 | Comment(0) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする