2016年08月09日

京都 俵屋旅館で迎える誕生日 〜 2日目

主人からの今年の誕生日プレゼントは、京都の俵屋旅館 のんびり一泊旅行。
大好きな鱧と鮎をお目当てに俵屋さん入りし、翌日の朝食はふんわり焼き上げた鮭にうっとり。

鮭にお豆腐にしじみのお味噌汁・・・
普段おうちで食べている食材・調理方法だからこそ、プロの料理人の技に惚れ惚れ致します。
食べて楽しみ、プロの技に酔いしれ、ひと粒で二度も三度も楽しめる俵屋さんのお料理。





しっかり睡眠をとり、お腹もしっかり満たされたところで、お出かけの準備。
翌日7日は、以前O奥さまにお付き合い願ってゑり善さんで購入した可愛らしい色合いの明石縮み。

当時は更に愛らしい色合いの水風船の帯を合わせるのがお気に入り (6年前の日記。。。 ☆彡) でしたが、そろそろ (可愛い×可愛い) の組み合わせからも卒業せねばと今回は墨絵調の鮎柄帯で。

聞くと、8月に鮎柄は少々遅めで野暮だとか。
鮎柄は7月に楽しむものなんですって。
だけど、どうしても締めたい時ってあるものね、分かっちゃぁいるけれどこれが締めたいの、って時。
なので “そう、この帯の鮎は落ち鮎なの” ってことで屁理屈こねて締めちゃいました。
水滴みたいな琉球ガラスの帯留めと一緒にね。

いつも上手に記念写真を撮って下さるお部屋係のさやさん。
坪庭の横で今回も記念写真。
バンコクで値切って買った籐バッグ (終盤にて登場 ☆彡) の中では、お誕生日プレゼントにと頂いた俵屋さんの薬玉 (くすだま) が良い香りを放っております。

ちょっとしつこいかしら・・・
入口の行灯の横でも記念写真。
午前中だからか、昨日俵屋さんに到着した時よりは幾分風もあって過ごしやすい・・・

なんて思えたのも束の間。
この日も38度ですって。
だけど夏の京都を和服で散策出来た今、ジャングルでも闊歩出来そうな気がするわ。










熱中症対策の為、道中ちょこちょことお店に寄っては水分補給。
真っすぐ向かう数倍の時間をかけ、お昼をいただきます “和ごころ 泉” さんに到着。
あら、こちらのお名前も竹泉と同じく親近感を覚えるお名前ですこと。

昨晩少々飲み過ぎてお昼はお酒なしだと繰り返しておりました主人。
あら、涼しげな先附の右隣に写っておりますのは冷酒ですわね。

吸い込まれそうに美しい鱧。

のどくろのお刺身美味しい。
鯛のお刺身にと合わせて下さった粗塩、妙になじみが良くて美味しい。

プロのお料理の楽しみは、そのお味も去ることながら佇まいも然り。
この愛らしい風鈴みたいな茄子の器、中にはイチヂクの胡麻和え。
そしてほおずきの中には・・・えっと・・・えっと・・・何かの卵。

そして夏の京都と言わばやっぱり鮎。
焼き方にもそれぞれお店の特徴があって、本当に楽しい。
まるで清流を泳いでいるかのような泉さんの鮎は、鮎自らの脂でじっくり焼いたサクサクの食感。

涼しげで美しいもずくの器。

赤いのは万願寺唐辛子ですって。
赤いものは緑のものより更に甘みが深いとか。

シンプルな小芋とミョウガのご飯。
お腹いっぱいなのに、なぜこんなに美味しいの?
土鍋で炊いたご飯、食べきれない分はおにぎりにしてどうぞ、と。

そうしたいのは本当に山々ですが、この灼熱地獄の中岐阜まで帰らねばなりませんの。
悲しいけれどここでお別れ致しますね。





ご飯のお隣に添えられた情け容赦のない赤味噌のお味噌汁が美味しくてね。
普段私も赤味噌を使っているのですが、技術ひとつでこうも洗練された味に仕上がるんだ、と。

お料理人が拵える “家庭料理” という名の和食、これだから好きだわ。
家庭の主婦では出来ない家庭料理、器も含めてあぁ美味しかった、楽しかった。

イチヂクの皮までしっかり頂き、最後は金箔をちりばめた琥珀羊羹とお薄で締めくくり。










毎回京都を訪ねる度に心の葛藤を重ねる主人。
  • “俵屋” さんに泊まると “御料理はやし” さんの夕食は諦めなくてはいけない。
  • ならば、 “俵屋さん” の夕食と朝食を頂いてから “御料理はやし” さんに行ってお昼に夜のコースを出してもらおう ⇒ これはあまりに盛り沢山過ぎるとの私から非難を浴びて断念。
まぁ、私はひょろひょろと主人の後ろから着いていくだけですからね。
出資する主人の側からしたら、このあたりのコース配分に頭を悩ませるのは当然なのでしょうが・・・

そして主人の出した結論。
  • “俵屋” さんに宿泊する時は “俵屋” さんだけに落ち着く。
    お昼は “俵屋” さんプロデュースの天ぷら屋さんで済ませ、夜と翌朝はしっかりお宿で。
    うろうろせず、 “俵屋” さんだけを堪能する。
  • “御料理はやし” さんに行くときは、 “俵屋” さんでなく ブライトンホテル辺りに宿をとる。
    そして夜のコースはしっかり夜に頂く。





意外とあれもこれもとちょっかい出したがる主人。
そうね、昔は1日2回のフランス料理、翌日もフランス料理なんてこともありましたものね。
こうしてどんどん趣味も食事量もそぎ落とされていくのでしょうね。

48歳の誕生日を京都の俵屋旅館で祝ってもらった2016年。
帰り際、主人は来年の8月6日の予約をしておりました。
次回のお部屋は富士の間だそうです。
鬼も呆れますね。

posted by しんさん at 14:53 | Comment(0) | 京都 俵屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

京都 俵屋旅館で迎える誕生日

白内障の手術をしてそろそろ2ヶ月半といったところ。

もともとが旅行大好き、お出かけ大好き、外食大好きな主人です。
私を気遣って外出を規制しておりましたが、それももぉそろそろ限界。
元の生活に戻してあげないとストレスも高じましょう。

8月6日、今年の私の誕生日は京都の俵屋旅館で過ごすことと相成りました。

今回は電車で京都入り。
京都の気温は38度、熱中症で倒れたりしないようお水と日傘は必需品です。
涼しげな玄関に設えた朝顔の小屏風の前で。
奥に見える坪庭の蓮が美しく咲き誇っておりました。

・・・だと言うのに、また化繊の長襦袢がぺろんっと袖から。
盛夏の京都です.
ざぶざぶと何の躊躇もなくお洗濯出来る化繊の長襦袢を横着して選んだものの、汗をかくと腕に張り付いてその着心地の悪いこと悪いこと・・・・これにはほとほと後悔致しました。
夏こそ天然素材、今更ながら思い知らされました。





  • ですがそんなこと主人には言えませんからね。
    素知らぬ顔で荷物を置いたら、分銅屋さんまでのんびりお散歩。

    麻の夏足袋は主人からの誕生日プレゼント。
    明日は長襦袢も足袋も天然素材で挑みましょう。
    最初からこうすれば良かった。





お買い物を済ませたら、もうどこにも出かけません。
早々とお風呂に浸かり、浴衣に着替えてお部屋で文字通りごろごろごろごろ。
白内障の術後2ヶ月と少々経ち、ようやく洗顔・シャンプー共以前通りのびのび出来るようになりました。

今日のお部屋は前回と同じく “竹泉” 、思わず知らず親近感の湧く名です。
お部屋のお庭、蝉しぐれも似合うのだけどひと雨降ってくれるとなお美しいのに・・・
なんて主人がお風呂に入っている間寝転んで思っておりましたら、嬉しいタイミングで大粒の雨。

観光中の旅行者には申し訳ないけれど、緑がぐっと濃くなって更に眺め甲斐が増しました。





足袋も買ってもらったし、日中の汗もさっぱりしたし、お庭に雨も降って艶っぽくなったし。
お風呂上がりの ドゥラモットも空になった頃、お待ちかねの夕食タイム。

先附は涼しげな養老寄せを筆頭に、彩りも涼しげな夏野菜たち。

主人お待ちかねの鱧。
に合わせ、そろそろ日本酒もスタート。

鱧は続きます。
綺麗なお椀。

焼物はもちろん鮎、鮎の笹焼き。
ふんだんな笹に燻される鮎にお酒もすすむというものです。
鮎美味しい。

鮎の高揚感は、穴子と笹掻きゴボウで落ち着かせましょう。
そしてやっぱりお酒がすすむというもの。

ひんやり冷たい炊き合わせ。

強肴でもう少し日本酒を。

お名残惜しくはありますが、そろそろお猪口を置いて落ち着きましょう。

食事が済んだら余韻を楽しみながら更にごろごろ。
そして着心地良いパジャマを渡され、パリッと糊の効いたお布団が用意されているこの幸せ。





何故かしらね。
確かに夏の京都は暑いけれど、歩いている時より止まった時にどっと汗がふき出るのは。
油断するからかしら。

今日の着物と帯の組み合わせ、昨年はどうもチグハグな感じがして気に入らなかったのだけど、あら、何だか今年は妙にしっくり合っている気が致します。
案外こういったことって多いのよね。
ある人に言わせると、それも加齢のなせる業だとか・・・うん、納得。





明日は朝食を済ませたら “和ごころ 泉” さんに向かいます。
京都に来たら “御料理はやし” さんに足を向ける主人が、今回は珍しくそちらへ。
5月は私の白内障施術があって、主人の誕生日は散々でしたもの。
鮎を楽しみにしている主人、夏の京都は暑いけれど鮎を想うとそれもまぁ致し方ありません。
和ごころ 泉さんのお料理もしっかりカメラに収めて参りました。

posted by しんさん at 14:43 | Comment(0) | 京都 俵屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

主人初めての俵屋旅館さん、そして。。。

数年前のこと。
夏着物初心者 (夏着物に限定した訳ではありませんが) の私に、京都ゑり善さんに行く用事があるからとO奥さまと大奥さまが私の初夏着物のお見立てをして下さったことがあります。

その流れで、おふたりの定宿である京都俵屋さんに宿泊までご同行させていただきました。
O奥さまのお誘いで、その後は俵屋さんの餅花作り体験までさせていただいたのよね。

当時は和食にさほど興味のなかった主人でありましたが、今となっては主人も興味津々。
幾度となく 『そぉいえば俵屋さんのお料理ってどうだったの?』 と聞かれる度、私の答えはいつも同じ。
決して家庭では真似できない質の高い家庭料理。

この答えが相当主人を刺激したのは明確。

先週末、主人初めての京都俵屋旅館に宿泊と相成りました。





岐阜を経つ土曜日は、全国的に雨の予報。
家を出る時こそ辛うじて雨は思いとどまってくれてはおりましたが、京都駅に着く頃には雨も本降り。
  • ですが俵屋さんの建物に入ってしまえば、雨もまた風情があって良いものです。
    今回のお部屋は新館の竹泉、あら、なんだか馴染みよい名の間ですこと。

    O奥さまに以前ご伝授いただいた “俵屋さんのいろは” を忠実に実行し、先ずはお風呂。
    俵屋さんの不思議が満ち満ちた不思議に気持ちの良いお風呂に浸かり、この先に控えております贅沢な空間・時間に備えてた心の準備は完了。

    先にお風呂から上がり浴衣姿でくつろぐ主人。
    私が上がるのに合わせ、DELAMOTTをルームサービスで頼んでおいてくれましたよ。
    主人、君のセンスはなかなかよろしい。






日の高いうちにお風呂をいただき、DELAMOTTでほろ酔い。
夕食はいつもよりちょっと早めの6時、それまでちょっと館内をお散歩致しましょうか。

本館の2階にあります書斎には、大好きなハンスJ.ウェグナー氏のベアチェア。
主人に是非座ってもらいたかった、そしていつか我が家にも・・・なんてね。

雨にぬれた俵屋さんのお庭は一層艶やかです。











そんなこんなしておりましたらば、楽しみにしておりました夕食の時間。
このお料理を “家庭料理” と呼ぶだなんて、常識外れも甚だしいと思われる方もいらっしゃるかも。

ですが、これは家庭料理です。
飛び切り高品質で、まず家庭では拵えることの不可能な家庭料理。
私の体を気遣って下さるの?勘違いしてしまうほど丁寧に調理された心も体も満たされる家庭料理。

小吸物は、火取り此の子。
存じませんでした、ばちこのことを此の子と表現すること。
お部屋係の女性、お若いのにお料理から食材から歯切れよく説明して下さいます。

焼きものは穴子の源平焼き。
源氏と平家の名にちなんだこのお料理、ひとつの食材を二つの異なる味付けで仕上げるものだそう。
すっきりとした木の芽風味、華やかな柚子の風味、ふたつのお味噌で穴子を味わいます。

蓮根餅は鼈甲(べっこう)餡かけで。


強肴のお皿が可愛らしくて。
『鳴きウサギ!』との私の直感は大きく外れ、これ十二支揃ったお皿なんだとか。
加藤・・・なんとかさんの作品。
ちなみに主人のお皿は申でした。

八朔ゼリーのかたまり加減、これは素人では出来ません。
見慣れた食材が俵屋さんの器に盛られるとこうなる、家庭料理とはなんと意味の深いもの。












睡眠時間が極端に短い私が驚愕の睡眠時間を経て迎えた翌朝。
昨日の雨を含んだお庭に木漏れ日が差し込んでおりました。

お腹の具合は絶好調。
ヨーグルトドリンクで食欲もばっちり目覚めました。





  • 笹ガレイもハタハタも、家庭では不可能な絶妙な焼き具合。
    私が旅行中最も楽しみなのはいつも朝食。
    その中でも群を抜いてこちらの朝食はお気に入りです。


    いつもは横並びですものね、主人と向き合っていただく朝食も新鮮です。





こうして何もかもが好印象に終わりました主人と一緒の俵屋さん宿泊。

坪庭は小さな黄色いお花がこぼれそうな山茱萸(さんしゅゆ) 。
お部屋係を務めて下さったお嬢さんが記念写真を撮って下さいましたよ。

曰く、ご年配の従業員が多い俵屋さん。
40代の彼女、周囲から 『早く歳をとれなんて言われるんですぅ』 なんておっしゃっていました。
素敵で貴重な職場、そんな彼女に主人は感心し切り。





皆さま入口にある○○書の行灯の前でもお写真撮られますよ、彼女に促されて私たちも。
どなたの書だったのかを失念してしまったのは少々残念でもありますが、そこはスルー。

彼女と共に行動していらっしゃったお若いお部屋係のお嬢さん。
スマホの扱いは手慣れたものでいらっしゃる・・・こんなに綺麗な記念写真を撮って下さいました。

雪の京都、主人の目論見は大外れとなった今回の俵屋旅館宿泊の旅。
さて、主人の感想はと申しますと・・・

帰宅し、主人の後でのんびり我が家のお風呂に浸かりました。
旅の余韻を少々残しつつお風呂上がりの私、主人が無邪気に話しかけます。

どぅみぃ (私のこと) の誕生日プレゼントが決まったよ。
・・・私の誕生日は8月ですが?
びっくりしてヒィーって言うよ、きっと。

夏の俵屋旅館、これが主人からの誕生日プレゼント。
本当にヒィーだわ。

posted by しんさん at 15:08 | Comment(0) | 京都 俵屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月15日

噂の女子会とやらに初挑戦

Oおくさまから、京都一泊旅行のお誘いを頂いたのは随分前のこと。夏頃だったかしら。

当初は 京都の老舗旅館 『俵屋さん』 での餅花作りがその最たる目的だったのだけど、それに加わり 大おくさまが 『桂離宮』 の参観許可証をとって下さったものだからもぉ大変。

ずっとずっといつかは訪れたいと思っておりました桂離宮ですもの。気合も入ります。
川端康成氏の “虹いくたび” 、桂離宮のシーンばかりを読み返してはイメージトレーニング。

そして “正月事始め” に当たります12月13日。いよいよその日がやって参りました。
俵屋さんでは、板さんも総出でそれはそれは華やかな餅花作りが催されましたよ。

お正月の準備をそろそろ始めましょうか、って頃・・・それが12月13日の正月事始め。
俵屋さんの坪庭が一気にお正月色に染まりました。


私たちが作った餅花は、後日それぞれの自宅に届けられる予定。そろそろ着く頃かしらね。
で、3人がそれぞれ個性豊かな餅花作りを楽しんだあとはMKタクシーで下鴨神社へ。











今年の紅葉は、日本全国どうも今一歩だった様子。
紅葉の名所のひとつ下鴨神社。見頃は過ぎてしまったようですが、そんなの問題なくてよ。

大おくさまとOおくさまの優雅で風流なご旅行に、オジャマムシ一人。。。

あぁっ、申し訳ないです。
Oおくさま、目つぶっちゃってたのに使っちゃった・・・でもこれしかなかったの・・・
貴重な3人のショットですもの・・・自慢したかったんだもの・・・ごめんね、ごめんね。











そして俵屋さんに戻り、夜はささやかな宴会。え、これって女子会?これが噂に聞く女子会?
やった!初女子会だわ。俵屋さんの “泉の間” にて初の女子会・・・あぁ至福。

鴨鍋が本当に美味しかった!
鴨・粟麩・水菜・葱のシンプルな具に澄んだお出汁。これは美味しいですよ。

食べて飲んで、そして寝る。これよね、これ。旅の醍醐味ここにありってね。
川の字に並んだお布団。かた過ぎずやわらか過ぎず、安眠のツボを熟知したお布団。
普段眠りの浅いワタクシが熟睡ですよ。ぐっすりですよ。











ぐっすり眠って翌朝は、待ちに待った “桂離宮” へ。
餅花が鮮やかに飾られた俵屋さんの坪庭、桂離宮へ挑む前の気合いの入った記念写真。
大島をびしぃぃぃっと着こなす大おくさま・・・あぁ憧れます。

こうして “天気予報は雨” を見事に跳ね除けたOおくさまの魔力(か?)に助けられ、気持ちの良い青空の下 滞りなく桂離宮参観は終了したのでありました。

写真?もちろん撮りましたよ。だって憧れの桂離宮だもの。麻子と夏二のあの場面よ。
でもね、案内係の人のあの言葉が・・・

『写真はご自分が楽しむだけに止めて下さいね、公の場での公表は相成りませんよ』

。。。ワタクシ、偉い方にはとことん忠実ですの。
なので本日の日記、締めくくりは自作の餅花ってことで。

もちろん自宅の床の間じゃぁありませんよ。俵屋さんのですよ。
あぁ、良い旅でした。Oおくさま、どんぐりさんと匂い袋 ありがとうございました。
そして何より、お天気にしてくれてありがとうございました。


posted by しんさん at 18:30 | Comment(0) | 京都 俵屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

『俵屋さんに泊まる京都ゑり善ツアー』無事終了!

泊まっちゃいました、宿泊しちゃいました・・・京都 俵屋さん。
Oご夫妻のご厚意で、今年は 京都の老舗中の老舗に出入りする機会に恵まれております。

何なんでしょう・・・“一力亭”さんと言い “俵屋”さんと言い 敷地内のあの共通した空気は。
普通に人が行き交う通りに面しておりながら、門をくぐると空気が変わる・・・暑いけど暑くない。

ひとりタクシーで乗りつけ やや緊張気味の私でしたが、和やかなお迎えにひと安心。

『美術品をしかと鑑賞してくるのよ、なかなか拝めるものじゃないからね』 某マダムのアドバイス。
方南さん 龍三郎さん その他の方々申し訳ありません。私には まだまだ猫と小判のソレでした。

でも、館内の落ち着いた佇まいは 無教養にゃーの私にだって楽しめます。

俵屋さんを悉く愛すO奥様。複雑な館内を和服で案内して下さるお姿、美しゅうございました。
中庭のお花は蓮。その横を通り、美しく磨かれた大きなガラスの引き戸を開けると・・・

心地良い明るさの図書室。
翌朝、朝食までの空腹感を ここで紛らわすことになった私。好きです この空間。



中庭を新館の方に向かって歩けば、廊下の脇に小さな小さなお座りスペース。
日本文学にちょっと触れてみようかしら・・・私でなくとも思う人は多いでしょう。

・・・読書にシチュエーションは大切です。ね?










O奥様とそのお義母様。お姑さんとお嫁さんの旅行に割り込むトンデモネェ邪魔者。
3人で宿泊したお部屋は、2階の 『孔雀』。

黒光りをする階段。昔の日本家屋特有の急な斜面なのに、足裏から伝わるなんとも優しい感触。
手すりの持ち心地がまたよろしい。


孔雀の間のすぐ横に、『書斎』 とするお部屋が。

入ってすぐは、ウェッジウッドとマイセンの器が並ぶ小さな小さなキッチン。
なんともワクワクする・・・そぉ!O奥様の表現通り “秘密基地” のような空間。


食器棚の裏には、ハンスJ.ウェグナー氏のテディベアチェア。アーネスト氏も使ったのかしら。

北欧の椅子って、なぜにこぉ体に目に心になじむのでしょう。
座っているだけで安心します。何所にも行かなくっていいや、此処がいいや・・・って。





夕食、朝食とも それはそれは美味しかった!
特別な食材ってワケではないのです。お料理だって、特別な献立なワケではないのです。

でも、そんなお料理を特別にしちゃうところが俵屋さんの食事なのね。
朝食のぐじ・・・その美味しかったことったら!

ぐじの鯛 (要するに鯛の鯛ってやつですな) を ひとり秘かに見て楽しんでいた頃・・・
岐阜の我が家では、洗濯物と格闘する主人が。

夕方 JR駅まで迎えにきてくれた彼が言いました。
『僕のYシャツとTシャツとトイレ用のタオル、風で飛ばされちゃってさぁ』 ・・・・・・・ふぅん。










さぁ!『俵屋さんに泊まる京都ゑり善ツアー』も無事終了!現実に戻りますわよ!
お弁当だって ちゃっちゃかちゃと作りますわよ!

ものすごぉ〜く手抜きだけれどね。

大豆ご飯のおむすびさん3種。奈良漬け・ゆかり・きゃらぶき。
鰹だしをうんと効かせた厚焼き卵。いんげん入り。
シイタケ・人参・シシトウ・丸ごとミニ玉ねぎの煮物。
キュウリの冷たいスープ。

・・・たまには良いんでない?こんなお弁当も。ねぇ、お洗濯も出来ない困った王子。





今朝、ベランダでローズマリーにお水をやっていた主人が叫びました。

『見て見て!飛行船だよ、飛行船!!珍しいよなぁ・・・』

・・・あなた。あれは “アドバルーン”といふ物よ。本日オープン Vグループマーケットの。


おや、俵屋さんから送ったバッグが届いたようですよ。
さ、洗濯にかかりましょうか。『俵屋さんに泊まる京都ゑり善ツアー』は、完全に終了!

・・・いや。
ゑり善さんからの着物が出来上がってくる迄は まだまだ続行か。ふっふっふっ・・・

あ、それよりも何よりも まだ清算してないやねぇ。                





【O奥様へ】
・・・え?シジミ論争・・・ふんふん・・・確かにそんな会話あったわよね・・・
へ?険悪な雰囲気?いつ?誰が?

・・・こんなモンです、私ってヤツァ。
スミマセン、Oさまのナーバス&センスィチブな気持ちに全く気付いておりませんでした。
何も気付かず、心の底から2日間を楽しんでおりました。有難うございました!

ちなみに・・・大奥様のあれをイビキと言うのであれば 王子のそれは地響きです。
あれをイビキとは言いません。あれは寝息と言うのですよ、奥様。

・・・多分 大奥様より私のほうが早く起き出したんでないかしら。楽しい2日間でありました。

posted by しんさん at 13:01 | Comment(0) | 京都 俵屋さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする