2024年の京都俵屋旅館、帰宅の途に就きます。
毎年私のお誕生日、盛夏の京都を俵屋旅館で過ごすのが我が家の年中行事でもありましたがその志向も修正されつつあります。
行きたい時に行く京都、泊まりたいと思った時に泊まる京都俵屋旅館、それで良いのではない?と。
おかげで私は秋の単衣に袖を通すことが叶い、鮎の笹焼きばかりだった俵屋旅館のお食事も季節を楽しめるようになり、主人にとっても私にとってもとても良い京都宿泊と相成りました。
それにしても昨晩の食事は秀逸だった、そう何度も何度も繰り返しては笑みを浮かべる主人。
ひと切れめの出汁巻き卵にお醤油をかけ忘れたと嘆く彼を眺め、なんとなく幸せを感じております。
もう少ししたら、我が家でも新米を楽しむのでしょう。
昨日宿泊した東雲の真下、いつもの通り坪庭で記念写真をお願いしました。
ガラス越しにうっすらと映るなつさん、柱が写り込むと不本意そうに色々アングルを変えて挑んで下さいましたよ。
大丈夫、無理無理柱は消しちゃいます。
『百年の孤独』ブエンディア一族家系図Tシャツ、家系図に誤植が見つかったとわざわざ訂正版を送り直してくださった新潮ショップ。
2024年、主人お気に入りのTシャツです。
こうして、急きょ決まった2024年残暑厳し過ぎる京都俵屋旅館の旅は幕を閉じました。
いつもならば、帰宅して洗濯機を回しつつ、京都で調達した華やかなお弁当を並べ、日本酒片手の反省会となるところです。
が、何しろ直前の予約、曜日を気にする余裕などなく、菱岩さんは定休日。
大手デパートにも店舗のある和久傳さんなら大丈夫だろうと思いきや、生憎の全店お弁当生産定休日。
色々と悩んだ末、いつもの和久傳さんに立ち寄り『すっぽんの煮凝り』を購入。
荒技を使ったおじやでの反省会と相成りました。
タイミングよろしくイオンさんが届けて下さった二子芋はきぬかつぎに。
いつもの豪華反省会ではないけれど、今回の京都旅はなかなか興味深い幕引きとなりました。