2023年06月01日

ほの甘よもぎの全粒粉バターロール〜甘栗と蕎麦茶とココナッツミルク編

木曜日なので今週もパンを焼きましたよ。

手作り豆乳ヨーグルトのホエーに何かしらのミルクを足して捏ねた、いえ、ビニール袋で振り混ぜた全粒粉生地で焼くオーバーナイト発酵全粒粉パン。
今週はほんのり甘いバターロールです。

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言われなければ分からない程のよもぎフレイバー。
いつもよりちょっとだけ器量良く焼き上がったと、ひとり悦に入っております。

ふわふわ全粒粉生地の中には、甘栗がごろごろ。

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甘栗の甘みだけではボヤけてしまうでしょうと、極少量残っておりましたコンデンスココナッツミルクを一緒に。

ココナッツミルクを煮詰め、ココナッツシュガーで甘みを添えた手作りのココナッツコンデンスミルク ☆彡
香ばしさを添えようと、韃靼そば茶もここに加えてみました。

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淡い存在感が身上の韃靼そば茶。
全粒粉生地に包むと更にその存在感は身を潜めてしまいました。

それでも作った側からすれば、あ、今の食感は蕎麦茶かしら、そう存在を認めてあげたくもなるのです。

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少しはみ出したコンデンスココナッツミルクもまたいつものご愛敬。
低い確率で器量良く焼き上がる気楽なパン作り、まだまだ週にいちどの頻度で続くのです。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • よもぎパウダー 1g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • オーツミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かして使います) 10g



  • むき甘栗 適量
  • コンデンスココナッツミルク 適量
  • 韃靼そば茶(食べても良いと表記してあるものです) 適量
  • 水溶き卵黄 適量



◆作り方

  1. 生地の準備はいつも通り前日の夕方に済ませておきます。

    ホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜておきます。
    ビニール袋に、全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・蓬パウダー・インスタントドライイーストを合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜておきます。

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  2. 合わせた粉の半量をホエーに加えます。
    よく混ぜ合わせ、更にお塩と溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に2を加えます。
    口をしっかり持って振り混ぜると、すぐに生地がひとつにまとまります。

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    ビニール袋越しに形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地。

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    ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    ビニール袋から生地を出してガス抜きをし、丸め直したら4分割しましょう。
    それぞれを丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. 成形します。
    ラップに挟んで生地を楕円に伸ばしたら、2等辺三角形をイメージして生地の3辺を折り込みます。

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    平らにならして細長く半分に折りたたみ、生地を出来るだけねじらないよう長いしずく型にのばしましょう。
    コンデンスココナッツミルクをぬって甘栗を散らし、韃靼そば茶を散らします。

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    幅のある方から巻いて、巻き終わりをしっかり閉じ、巻き終わりを下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふくらんだ生地の表面に水溶き卵黄をぬりましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    心配だったコンデンスミルクのもれも、まぁ想定内。
    フワフワの焼き上がりに今日は1日心が躍るのです。

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これから暑くなると、大抵お昼のお菜はこれ。
サラダのゼリー寄せ。

アボカドに山芋、キノコに人参、そうそう、主人お気に入りの食材『ブルグル』も忘れずに。

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  1. ブルグルは細挽きのタイプを。
    スープストックで戻したら、ジャーの底に詰めておきます。

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  2. さいの目に切った人参を軽くオリーブオイルで炒めたら、スープストックを注いでひと煮たち。
    極少量のお塩・オイスターソース・ナンプラー等で味付けをしたら、ヒラタケやマイタケを加え、火が通ったら火を止めます。

  3. ブルグルの上に加熱した野菜類、アボカド、山芋等を重ねたら、残ったスープにアガーを加えて加熱します。
    最後にジャーに注ぎ、かたまったらチーズを散らして出来上がり。

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ブルグル料理の可能性がどんどん広がっております。

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木曜日のお魚は塩鯖。
赤酒を霧吹きでひと吹きして焼くと、皮はパリパリ身はふっくら、本当に美味しい。

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主食は、我が家にしては珍しい白いご飯。





と言うのも、災害時用に備蓄してあるパックご飯の賞味期限が6月だから。
新しく買ったパックご飯と入れ替えに、今朝は今まで何事もなく食品棚に鎮座していたパックご飯を有難く開封致します。

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木曜日の納豆は、パンを焼く時の仕上げに使う卵黄の残りを混ぜるのが我が家の週間ルーティーン。
美味しいのです。


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2023年05月25日

全粒粉テーブルロール〜ごろごろマッシュルームのコンフィ編

湿気を帯びた風に気付いて外を見たら、いつの間にかさめざめと雨が降り始めていました。
雨の木曜日、週間ルーティーンに則り今週も全粒粉パンを焼きましたよ。

今週は、マッシュルームのコンフィを包んだ全粒粉テーブルロールです。

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見切り価格で販売されていたマッシュルーム2パック、その日のうちにコンフィにして冷蔵保存しておきました。
他のキノコに比べて少々割高なマッシュルーム、ちょっと嬉しい見切り品でした。

いつものように手作り豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーにアーモンドミルクを合わせて全粒粉生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵させて木曜日の朝に焼き上げます。

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マッシュルームのコンフィには塩味をつけておりませんので、ペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒も一緒に。
あまりに地味な配色に、冷凍してある手作りのセミドライミニトマトも散らしてみましたよ。

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いつもより少々やわらかめな生地で、成形に難儀しただけでなくふくらみもやや横にひろがりがち。

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ですが器量など気にせず、大らかに愛でるのが我が家の全粒粉パン。
マッシュルームの旨味と甘酸っぱいセミドライミニトマト、素朴な全粒粉生地、チーズの塩味、うん、想像通りの美味しさです。

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◆材料(いつもの4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • アーモンドミルク ホエーと合わせて85g計量します
  • フルール・ド・セル 1g
  • マッシュルームを浸してあったオリーブオイル(☆彡) 10g




  • マッシュルームのコンフィ(☆彡) 適量
  • セミドライミニトマト 適量
  • ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 適量
  • 粗挽き黒胡椒 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    豆乳ヨーグルトの容器を傾けてホエーを容器に取ります。
    アーモンドミルクを合わせて85g計量しておきましょう。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。


  2. 計量したホエーに、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    フルール・ド・セル、マッシュルームのコンフィ(☆彡)のオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に、2を加えます。

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    ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜると、自然に生地がひとつにまとまってきます。

    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    ビニール袋から出して空気抜きをして丸め直し、4分割してそれぞれ丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. 成形します。
    打ち粉をするのが好きではないので、いつもラップと小ぶりなすりこ木を使っております。

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    楕円に伸ばした生地を折り込んで二等辺三角形にし、それを更に平らにならして半分に折ります。
    出来るだけ生地をねじらないようしずく型に伸ばしてから平らにならし、ペコリーノロマーノ・黒胡椒・マッシュルームのコンフィ・セミドライミニトマトを散らして、幅のひろい方から優しく巻きます。

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  7. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  8. 水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。
    器量はあまり自慢出来ませんが、素朴で美味しい良い子らです。

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淡い色合いとシャキシャキの食感が大好きな玉レタス。
今週はお買い得価格になっていた玉レタスを日々楽しんでおります。
今日はスープで。

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  1. ベーコン・粗みじん切り玉ねぎ・さいの目人参をオリーブオイルで炒め合わせます。

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  2. スープストックを注ぎ、お塩をほんのひとつまみ。
    ゆっくりと煮立てたところで蒸し大豆やヒラタケを加え、極少量のオイスターソースやナンプラーで味付けをします。

    オーツミルクで溶いた葛粉を加えてとろみを添えたら、火をとめてちぎったレタスをたっぷりと。
    スープストックを注ぎ、粉砕したペコリーノロマーノを添えて出来上がり。

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主人からクレームが届きました。
お弁当の量、少ないです、と。

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今日は5月25日。
主人の55歳のお誕生日です。

私からのプレゼントは、主食の『温泉卵ご飯』
卵かけご飯より多少手がかかっています。

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木曜日のお魚は塩鯖。
主人のお誕生日に相応しい、素晴らしい焼き加減でした。


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2023年05月18日

ダブルトマトの全粒粉テーブルロール

木曜日なので、今日のお昼は手作りの全粒粉パンです。
今週はプックリふくよかな全粒粉テーブルロール、バターの代わりにオリーブオイルを使った全粒粉ロールパンです。

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ちょっと赤味がかった生地はトマト缶。
週末に拵えたトマト缶が極少量残っておりましたので、豆乳ヨーグルトのホエーと合わせて全粒粉に合わせてみました。

トマトの欠片が点在する全粒粉生地で、更にセミドライミニトマトを巻いたダブルトマト使いの全粒粉パンです。
彩りにむき枝豆、そして2枚残っておりましたスライスゴーダチーズも巻いた、ロールパンなのに具沢山、手作りならではのパンです。

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焼成中に溶けたゴーダチーズが溶けだして、ぽっかり空洞が出来てしまいましたが気にしません。
期せずして出来たチーズの羽も、またまたいつものご愛敬。

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むっちり食感のトマト全粒粉生地には、ふわりと軽くエルブ・ド・プロヴァンスの風味を添えてみました。
コリリ枝豆の食感、甘酸っぱくてジューシーなセミドライミニトマト。
不器量だけど愛らしい、我が家の週間ルーティーン、木曜日の全粒粉パンです。

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生地はいつものオーバーナイト発酵スタイル。
前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、木曜日の朝に焼き上げます。

◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 1g
  • インスタントドライイースト 1g

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 29g
  • トマト缶(ダイスタイプ) ホエーと合わせて90g計量しました




    ◆フィリング、仕上げ用

  • 冷凍むき枝豆 適量
  • セミドライミニトマト(☆彡) 小分けにして冷凍してあります 適量
  • スライスタイプのゴーダチーズ 2枚
  • 水溶き卵黄 適量





◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    手作り豆乳ヨーグルトからホエーを取り出して計量し、トマト缶と合わせて90g計量し、よく混ぜておきましょう。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・エルブ ド プロヴァンス・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

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  2. 計量したホエーに粉類の半量を加え、ダマにならないようよく混ぜ合わせます。
    お塩・オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に2を加え、ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜます。

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    自然にひとつにまとまるので、形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに移して、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20230518 0012.png

  4. 微かに膨らんだ生地。

    20230518 0013.png

    ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをしたら、再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

    20230518 0009.png

  5. 今日のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20230518 0015.png

    室温に戻した生地をビニール袋から出し、ガス抜きをして丸め直したら4分割しましょう。
    それぞれを丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. ベンチタイムが終了したら成形します。
    打ち粉をするのがあまり好きではないので、ラップと小ぶりなすりこ木を使っての成形。

    楕円に伸ばした生地を2等辺三角形をイメージして折りたたみ、平らにならしてふたつ折りに。
    綴じ目をしっかりと綴じ合わせて手のひらで転がし、長いしずく型に伸ばします。
    生地をねじらないようすりこ木でのばし、フィリングを散らして、幅のある方から巻きましょう。

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    巻き終わりをしっかりと綴じ、巻き終わりを下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふっくらと膨らんだ生地に刷毛で水溶き卵黄をぬります。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    チーズの羽が少々だらしないと思いつつ、格別に愛おしくもあるのです。

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ムングダルとキヌアのサラダを添えます。

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  1. キヌアとさっと洗ったムングダルをストウブに合わせ、スープストックを十分かぶる量注ぎます。

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    強火で煮立てたら蓋をし、うんと弱火で7〜8分。
    蓋をしたまま十分に蒸らします。

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  2. 思いのほか水分の多い茹で上がりでしたので、さっと洗った切り干し大根を吸収役として合わせます。

    鬼おろしで粗くおろした人参、ローストして粗く刻んだアーモンド、合鴨の燻製、ローストマイタケ、ドライフィグ等を合わせ、たっぷりのオリーブオイルと粗挽き黒胡椒、ほんのひとつまみのフルール・ド・セル、ハリサ、隠し味のガラムマサラ。

    丁寧に和えれば出来上がり。

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在庫の全粒粉がなくなったら、今後は米粉パンにシフトチェンジするつもりでおりました。
ですがせっかく楽しくなってきた木曜日の全粒粉パン、悩ましいところです。

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朝食です。

木曜日のお魚は焼き鯖。
最近は日本産の鯖が本当に手に入らないようで、我が家もノルウェー産の焼き鯖が続いております。

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主食は炊き粥。
あおさとたっぷりの生姜、自家製の梅干しを添えました。




イオンネットスーパーでも、梅が出回り始めました。
お、クリックしなきゃ、そう思ってよくよく見たら古城梅、梅酒用の梅ですね。
梅干し用の梅はもう少し待ってから、のようです。

ツバメのヒナの声でしょうか。
今朝は外が賑やかで、親鳥らしきツバメらがいつも以上に忙しそうですよ。



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2023年05月11日

全粒粉ウインナーボートパン

木曜日なのでパンを焼きました。

手作り豆乳ヨーグルトから出る水分を使い、前日水曜日の夕方に全粒粉生地を準備し、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促し、当日木曜日の朝に焼成するのが私の週間ルーティーン。
今週は主人が大喜びしそうな全粒粉ウインナーボートパンですよ。

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ゴールデンウイーク中、主人からリクエストされた白ワインのお供は『大どろぼうホッツェンプロッツ』のザワークラウトと焼きソーセージ。

幼少の頃に絵本はよく読んでいたのですが、残念なことに私、このシリーズを読んだことがありません。
なので主人の言う、そのお料理のイメージがどうもつかめない。
よく分からないまま、とりあえずイオンネットスーパーさんに届けて頂いたジョンソンヴィル オリジナルスモーク。

正解が分からないまま、それでも満足気な主人にこちらも目を細め、そしてこっそりと2本をラップに包んで冷凍しておきました。

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全粒粉生地をロープ状に細長くのばして輪っかにし、中央の窪みに半分に切ったソーセージを押し込みます。
生地が膨らんでソーセージがこぼれ落ちることはない反面、心配しておりましたのは生地の裏側の状態。

切ったソーセージの旨味が全て流れてしまうのではとハラハラしていたのですが、ホッ、大丈夫そうです。

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『美味しくて泣きそうや』
お昼に届いた主人からのメッセージに、私は再度目を細めるのでした。

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◆材料(4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 白胡麻 5g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 37g
  • オーツミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g



    ◆トッピングその他

  • ウインナーソーセージ 2本(小ぶりなものを4本、が実は理想でしたが)
  • 冷凍むき枝豆 適量
  • 手作りのセミドライミニトマト(多めに作って冷凍保存してあります) 適量
  • スライスチーズ(カジノ ゴーダスライスチーズを使いました) 1枚

  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    豆乳ヨーグルトのホエーを計量し、ここにオーツミルクを合わせて85g計量しましょう。
    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・白胡麻・エルブ ド プロヴァンスをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    20230511 0012.png

  2. 計量したホエーに、粉類の半量を加えてよく混ぜます。
    フルール・ド・セルとオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. 半量残った粉類に2を加えます。

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    ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜると、自然に生地がひとつにまとまります。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20230511 0015.png

  4. 微かにふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
    ビニール袋越しに形を整え、もういちどビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    20230511 0016.png

    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝はここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

    20230511 0018.png

    ビニール袋から生地を出してガス抜きをしたら、丸め直して4分割。
    それぞれを丸めてビニール袋に戻し、15分間ベンチタイムをとります。

    20230511 0019.png

  6. 成形に進みます。
    ラップで挟んだ生地を楕円にのばしましょう。

    20230511 0020.png

    伸ばした生地を細長く三つ折りにし、厚さが均一になるようめん棒(小ぶりなすりこ木ですが)を転がします。

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    更にこれを細長く二つ折りにし、綴じ目をしっかりと綴じます。

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    両手で転がしながらロープ状に伸ばして輪っかにしましょう。
    ロープ状に伸ばす作業は、打ち粉が必要なようです。

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    中央に窪みに2つに切ったウインナーソーセージを軽く押し込みます。
    枝豆とセミドライミニトマトを周囲に散らし、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけてオーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふっくらとした生地に水溶き卵黄をぬり、スライスチーズを乗せましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    相変わらずの不器量全粒粉パン。
    今日食べない分は冷凍して土日の朝食になります。

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いつも似たようなサラダですが、味付けはその都度変えています。
今日は和風寄り、ピリッと辛みを効かせた切り干し大根のサラダです。

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人参は千切りにし、お塩を少量ふってしんなりするまでおきます。
キッチンペーパーで水気をそっと抑えておきましょう。

切り干し大根は極少量のお水を揉み込むようにして戻します。
薄切り蓮根、冷凍むきアサリ、白胡麻・鷹の爪と一緒に胡麻油でさっと炒め、オイスターソースと極少量のお醤油で味付けをして冷ましておきます。

全てを一緒にして、カラーピーマン・大葉も加えて和えれば出来上がり。

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ウインナーボート、成形が兎に角楽しい。
次回は是非、横着をせずに打ち粉をしてもう少し器量にも気を使いたいものです。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩鯖。
最近はなかなか日本産の塩鯖を手に入れるのが難しいようで、我が家もとうとうノルウェー産塩鯖に落ち着いております。

主食は炊き粥。
手作りの梅干し、その副産物のゆかり、そして普段は納豆に添える韮の醤油漬けをトッピング。
韮の醤油漬けの胡麻油が全体を丸くまとめています。

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さ、週末間近。
今日はゆったりお風呂に浸かってぐっすり寝て、明日からの不摂生に備えるとしましょ。

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2023年04月27日

全粒粉 酒粕パン〜『ムングダル餡』と『ココナッツコンデンスミルク』編

週末が近付いてきました。
木曜日はパンを焼く日です。

今週は酒粕全粒粉パン、ムングダル餡とコンデンスココナッツミルクをたっぷり詰め込んでみましたよ。

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ムングダル餡だなんて、あまり耳馴染みのないことでしょう。
もちろんオリジナルです。
単に、やわらかく煮たムングダルにココナッツシュガーを合わせただけ、文字通りです。

先日、タイ産マンゴーのデザートに合わせて拵えたこのムングダル餡(☆彡 2023年04月19日
少量残っておりましたのを、今日の酒粕全粒粉生地で包んでみました。
甘さを相当控えめにしたので、甘さを補うためにコンデンスココナッツミルク(☆彡 2023年04月14日)を合わせた、という訳。

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ふんわりと酒粕の風味が残る全粒粉生地は、もっちりやわらか。
ニョキッとフィリングが生地からはみ出しているのも、またいつものご愛敬なのです。

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生地はいつものオーバーナイト発酵スタイル。
前日の夕方に生地を準備し、木曜日当日の朝に成形して焼き上げます。


◆材料(4つ分)

  • 酒粕 40g
  • 熱湯 適量

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g(容器を傾けて計量出来た分)
  • オーツミルク ホエーと合わせて70g計量しました

  • フルール・ド・セル 1g
  • ココナッツオイル(湯せんして液状にして使用します) 10g


  • ムングダル餡(☆彡) 100g
  • コンデンスココナッツミルク(☆彡) 適量

  • 仕上げ用の全粒粉強力粉 適量





◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備します。

    酒粕を適当にちぎって容器に入れ、酒粕に直接あたらないよう熱湯をそっと注ぎます。
    しばらくおいて酒粕がやわらかくなったところで熱湯を捨て、滑らかに混ぜ合わせておきましょう。

    混ぜた酒粕にホエーとオーツミルクを合わせ、更に滑らかに混ぜあわせておきます。

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  2. ビニール袋に粉類(全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト)を合わせ、空気を含ませるように振り混ぜます。

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    この半量を1に加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。
    更に、お塩とココナッツオイルも加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に、2のイースト液を加えます。
    ビニール袋を振りながらなじませると、すぐに自然と生地がひとつにまとまってきます。

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    ビニール袋越しに生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度ビニール袋越しに形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    ビニール袋から出してガス抜きをし、丸め直して4分割します。
    それぞれを丸め直してビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

    その間に、ムングダル餡を丸めておきましょう。

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  6. 成形します。

    生地を丸くのばしてムングダル餡を包みます。
    綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふっくらとした生地に、茶こしを通して全粒粉強力粉をふります。
    切れ目を入れ、コンデンスココナッツミルクをたっぷりと垂らし入れましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    酒粕の効果って本当に素敵。
    指の跡が付きそうなくらいやわらかな全粒粉パン、程よい甘さもお気に入りのパンが焼き上がりましたよ。
    ・・・フィリングははみ出していますけどね。

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常備してある食材のひとつに、瓶詰のザワークラウトがあります。

こってりとした豚肉料理等に添えるのが好きなのですが、実は主人はあまり好きではない様子。
ですが、今日のサラダならば大丈夫、絶対主人好みの味に仕上げてあります。

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在庫食材を合わせて和えるだけなのですが、我ながら本当に美味しい。

人参は千切りにし、お塩をふってしばらくおきます。
しんなりしたら、キッチンペーパーで軽く水気を抑えておきましょう。

紫玉ねぎと新玉ねぎはスライサーで薄切りに。
鶏ささ身の茹で鶏は粗くほぐします。
アーモンドと胡桃はローストしてざっくり刻んで合わせましょう。

オリーブオイルを回しかけ、ミルで粉砕したペコリーノロマーノ・蜂蜜・黒胡椒・エルブ ド プロヴァンスを加えて和えれば出来上がり。

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案の定、主人はとてもお気に召したようですよ。

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木曜日の朝食、お魚は私の大好きな焼き鯖の日、なのですが。
贔屓にしておりましたお店が、どうやら国産鯖の不良で全てノルウェー産になってしまったとか。

やや小ぶりなノルウェー産塩鯖。
お味は、うーん、うーん、うーん・・・と言ったところ。
最近は食材選択の分岐点に立つ回数が増した気がします。

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主食は、鶏ささ身の茹で汁を少しだけ加えて炊いた炊き粥。
いつもの鶏粥と呼ぶほどの塩味でもないので、自家製梅干しときざみ生姜をたっぷりと。





今年もあと1ヵ月強もしたら梅が出回る頃合いです。
朝飛び回っていたツバメらは今頃どこにいるのでしょう。


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posted by しんさん at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする