2023年06月08日

全粒粉バターロール〜緑豆餡ともっちり白玉、さっくり胡桃編

木曜日なので、今週もパンを焼きました。

野菜室でひと晩ゆっくりと全粒粉生地の発酵を促し、木曜当日の朝に焼き上げるいつものスタイル。
今週は緑豆餡たっぷり、胡桃、ついでに冷凍してあったお豆腐白玉団子を包んだポッチャリ愛らしいバターロールです。

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白玉団子をパン生地に合わせる、この発想は実は私にはありませんでした。

ですが、いつだったか誰だったか。
この組み合わせを実践しておられる方のレシピを拝見し、以降事あるごとに白玉団子を冷凍し、事あるごとに全粒粉生地に合わせております。

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素朴な全粒粉生地にもっちり白玉団子、緑豆餡、今回に至ってはさっくり食感の胡桃がまた好相性。
全粒粉生地には、実は極少量よもぎパウダーを混ぜてあるのですが、それは言われても気づかないほど。

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甘さをぐっと控えた緑豆餡、何故だか全粒粉生地と合わせると程よい甘みが楽しめるのです。
そして何故だかバターの風味が際立つのです。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • よもぎパウダー 1g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です)32g
  • オーツミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 10g



  • お豆腐白玉団子(以前拵えて冷凍しておいたものです)
  • 緑豆餡(こちらも以前拵えて冷蔵保存してありました)
  • 胡桃 
  • 水溶き卵黄




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    ホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜ合わせます。
    全粒粉強力粉・スキムミルク・よもぎパウダー・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

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  2. 合わせた粉類の半量を、ホエーとオーツミルクを合わせた中に加えます。
    よく混ぜ合わせたら、フルールドセルと溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に2を加えます。
    ビニール袋の口をしっかりと持って振り混ぜると、すぐに生地がひとつにまとまります。

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    形を整えながらビニール袋内の空気を抜き、端の方で留めてヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促します。

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  4. 少しふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝はここからスタート。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

    ビニール袋から生地を取り出してガス抜きをし、丸め直して4分割します。
    それぞれ丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. ベンチタイムの間に、フィリングの準備をしておきましょう。
    白玉団子はいつもなら前日のうちに冷蔵庫に移しておくのですが、今日は突然思いついたことなので凍ったまま。

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    ベンチタイムが完了したら成形します。

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  7. 巻き終わりを下にして生地を並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 40℃で45分の最終発酵。

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  8. 水溶き卵黄を刷毛でぬり、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。

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    ちろりと見える白玉団子が、口を閉じ忘れた子猫の口元のようで可愛らしいのです。

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先日、カルディオンラインで鮭の中骨缶を取り寄せました。

昨日拵えたブルグル大福(☆彡)で使用したコーンスターチが少量残っておりましたし、パンの仕上げに使った卵黄の残りの卵白を使って、中骨缶のハンバーグ風。
甘酢野菜と合わせてサラダ風に仕上げました。

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これが初めて使用する鮭の中骨缶。

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鮭の中骨缶・卵白・コーンスターチ・乾煎りしてから缶汁で戻したブルグル・その他刻み野菜を合わせ、形を整えて胡麻油でカリッと焼きます。

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つなぎが少ないので、とても脆い生地です。
甘酢野菜と交互にジャーに詰めて出来上がり。




中骨缶、内容量は少々少な目に感じましたが扱いやすい食材でした。

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木曜日の朝食、大好きな塩鯖が登場します。
今朝は冷凍してあったご飯を解凍して、手作りのゆかりを添えて・・・

主人のお茶碗と私のお茶碗、間違えました。
何だか大きなお茶碗にチマっとしたご飯、違和感。

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主人が淹れてくれる濃いめのほうじ茶は今朝も抜群に美味しいのです。

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2023年06月01日

ほの甘よもぎの全粒粉バターロール〜甘栗と蕎麦茶とココナッツミルク編

木曜日なので今週もパンを焼きましたよ。

手作り豆乳ヨーグルトのホエーに何かしらのミルクを足して捏ねた、いえ、ビニール袋で振り混ぜた全粒粉生地で焼くオーバーナイト発酵全粒粉パン。
今週はほんのり甘いバターロールです。

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言われなければ分からない程のよもぎフレイバー。
いつもよりちょっとだけ器量良く焼き上がったと、ひとり悦に入っております。

ふわふわ全粒粉生地の中には、甘栗がごろごろ。

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甘栗の甘みだけではボヤけてしまうでしょうと、極少量残っておりましたコンデンスココナッツミルクを一緒に。

ココナッツミルクを煮詰め、ココナッツシュガーで甘みを添えた手作りのココナッツコンデンスミルク ☆彡
香ばしさを添えようと、韃靼そば茶もここに加えてみました。

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淡い存在感が身上の韃靼そば茶。
全粒粉生地に包むと更にその存在感は身を潜めてしまいました。

それでも作った側からすれば、あ、今の食感は蕎麦茶かしら、そう存在を認めてあげたくもなるのです。

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少しはみ出したコンデンスココナッツミルクもまたいつものご愛敬。
低い確率で器量良く焼き上がる気楽なパン作り、まだまだ週にいちどの頻度で続くのです。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • よもぎパウダー 1g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • オーツミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かして使います) 10g



  • むき甘栗 適量
  • コンデンスココナッツミルク 適量
  • 韃靼そば茶(食べても良いと表記してあるものです) 適量
  • 水溶き卵黄 適量



◆作り方

  1. 生地の準備はいつも通り前日の夕方に済ませておきます。

    ホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜておきます。
    ビニール袋に、全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・蓬パウダー・インスタントドライイーストを合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜておきます。

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  2. 合わせた粉の半量をホエーに加えます。
    よく混ぜ合わせ、更にお塩と溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に2を加えます。
    口をしっかり持って振り混ぜると、すぐに生地がひとつにまとまります。

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    ビニール袋越しに形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地。

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    ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    ビニール袋から生地を出してガス抜きをし、丸め直したら4分割しましょう。
    それぞれを丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. 成形します。
    ラップに挟んで生地を楕円に伸ばしたら、2等辺三角形をイメージして生地の3辺を折り込みます。

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    平らにならして細長く半分に折りたたみ、生地を出来るだけねじらないよう長いしずく型にのばしましょう。
    コンデンスココナッツミルクをぬって甘栗を散らし、韃靼そば茶を散らします。

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    幅のある方から巻いて、巻き終わりをしっかり閉じ、巻き終わりを下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふくらんだ生地の表面に水溶き卵黄をぬりましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    心配だったコンデンスミルクのもれも、まぁ想定内。
    フワフワの焼き上がりに今日は1日心が躍るのです。

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これから暑くなると、大抵お昼のお菜はこれ。
サラダのゼリー寄せ。

アボカドに山芋、キノコに人参、そうそう、主人お気に入りの食材『ブルグル』も忘れずに。

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  1. ブルグルは細挽きのタイプを。
    スープストックで戻したら、ジャーの底に詰めておきます。

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  2. さいの目に切った人参を軽くオリーブオイルで炒めたら、スープストックを注いでひと煮たち。
    極少量のお塩・オイスターソース・ナンプラー等で味付けをしたら、ヒラタケやマイタケを加え、火が通ったら火を止めます。

  3. ブルグルの上に加熱した野菜類、アボカド、山芋等を重ねたら、残ったスープにアガーを加えて加熱します。
    最後にジャーに注ぎ、かたまったらチーズを散らして出来上がり。

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ブルグル料理の可能性がどんどん広がっております。

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木曜日のお魚は塩鯖。
赤酒を霧吹きでひと吹きして焼くと、皮はパリパリ身はふっくら、本当に美味しい。

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主食は、我が家にしては珍しい白いご飯。





と言うのも、災害時用に備蓄してあるパックご飯の賞味期限が6月だから。
新しく買ったパックご飯と入れ替えに、今朝は今まで何事もなく食品棚に鎮座していたパックご飯を有難く開封致します。

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木曜日の納豆は、パンを焼く時の仕上げに使う卵黄の残りを混ぜるのが我が家の週間ルーティーン。
美味しいのです。


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2023年05月25日

全粒粉テーブルロール〜ごろごろマッシュルームのコンフィ編

湿気を帯びた風に気付いて外を見たら、いつの間にかさめざめと雨が降り始めていました。
雨の木曜日、週間ルーティーンに則り今週も全粒粉パンを焼きましたよ。

今週は、マッシュルームのコンフィを包んだ全粒粉テーブルロールです。

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見切り価格で販売されていたマッシュルーム2パック、その日のうちにコンフィにして冷蔵保存しておきました。
他のキノコに比べて少々割高なマッシュルーム、ちょっと嬉しい見切り品でした。

いつものように手作り豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーにアーモンドミルクを合わせて全粒粉生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵させて木曜日の朝に焼き上げます。

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マッシュルームのコンフィには塩味をつけておりませんので、ペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒も一緒に。
あまりに地味な配色に、冷凍してある手作りのセミドライミニトマトも散らしてみましたよ。

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いつもより少々やわらかめな生地で、成形に難儀しただけでなくふくらみもやや横にひろがりがち。

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ですが器量など気にせず、大らかに愛でるのが我が家の全粒粉パン。
マッシュルームの旨味と甘酸っぱいセミドライミニトマト、素朴な全粒粉生地、チーズの塩味、うん、想像通りの美味しさです。

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◆材料(いつもの4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • アーモンドミルク ホエーと合わせて85g計量します
  • フルール・ド・セル 1g
  • マッシュルームを浸してあったオリーブオイル(☆彡) 10g




  • マッシュルームのコンフィ(☆彡) 適量
  • セミドライミニトマト 適量
  • ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 適量
  • 粗挽き黒胡椒 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    豆乳ヨーグルトの容器を傾けてホエーを容器に取ります。
    アーモンドミルクを合わせて85g計量しておきましょう。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。


  2. 計量したホエーに、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    フルール・ド・セル、マッシュルームのコンフィ(☆彡)のオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に、2を加えます。

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    ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜると、自然に生地がひとつにまとまってきます。

    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20230525 0011.png

  4. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

    20230525 0012.png

    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

    20230525 0013.png

  5. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

    20230525 0014.png

    ビニール袋から出して空気抜きをして丸め直し、4分割してそれぞれ丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. 成形します。
    打ち粉をするのが好きではないので、いつもラップと小ぶりなすりこ木を使っております。

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    楕円に伸ばした生地を折り込んで二等辺三角形にし、それを更に平らにならして半分に折ります。
    出来るだけ生地をねじらないようしずく型に伸ばしてから平らにならし、ペコリーノロマーノ・黒胡椒・マッシュルームのコンフィ・セミドライミニトマトを散らして、幅のひろい方から優しく巻きます。

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  7. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  8. 水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。
    器量はあまり自慢出来ませんが、素朴で美味しい良い子らです。

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淡い色合いとシャキシャキの食感が大好きな玉レタス。
今週はお買い得価格になっていた玉レタスを日々楽しんでおります。
今日はスープで。

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  1. ベーコン・粗みじん切り玉ねぎ・さいの目人参をオリーブオイルで炒め合わせます。

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  2. スープストックを注ぎ、お塩をほんのひとつまみ。
    ゆっくりと煮立てたところで蒸し大豆やヒラタケを加え、極少量のオイスターソースやナンプラーで味付けをします。

    オーツミルクで溶いた葛粉を加えてとろみを添えたら、火をとめてちぎったレタスをたっぷりと。
    スープストックを注ぎ、粉砕したペコリーノロマーノを添えて出来上がり。

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主人からクレームが届きました。
お弁当の量、少ないです、と。

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今日は5月25日。
主人の55歳のお誕生日です。

私からのプレゼントは、主食の『温泉卵ご飯』
卵かけご飯より多少手がかかっています。

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木曜日のお魚は塩鯖。
主人のお誕生日に相応しい、素晴らしい焼き加減でした。


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2023年05月18日

ダブルトマトの全粒粉テーブルロール

木曜日なので、今日のお昼は手作りの全粒粉パンです。
今週はプックリふくよかな全粒粉テーブルロール、バターの代わりにオリーブオイルを使った全粒粉ロールパンです。

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ちょっと赤味がかった生地はトマト缶。
週末に拵えたトマト缶が極少量残っておりましたので、豆乳ヨーグルトのホエーと合わせて全粒粉に合わせてみました。

トマトの欠片が点在する全粒粉生地で、更にセミドライミニトマトを巻いたダブルトマト使いの全粒粉パンです。
彩りにむき枝豆、そして2枚残っておりましたスライスゴーダチーズも巻いた、ロールパンなのに具沢山、手作りならではのパンです。

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焼成中に溶けたゴーダチーズが溶けだして、ぽっかり空洞が出来てしまいましたが気にしません。
期せずして出来たチーズの羽も、またまたいつものご愛敬。

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むっちり食感のトマト全粒粉生地には、ふわりと軽くエルブ・ド・プロヴァンスの風味を添えてみました。
コリリ枝豆の食感、甘酸っぱくてジューシーなセミドライミニトマト。
不器量だけど愛らしい、我が家の週間ルーティーン、木曜日の全粒粉パンです。

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生地はいつものオーバーナイト発酵スタイル。
前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、木曜日の朝に焼き上げます。

◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 1g
  • インスタントドライイースト 1g

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 29g
  • トマト缶(ダイスタイプ) ホエーと合わせて90g計量しました




    ◆フィリング、仕上げ用

  • 冷凍むき枝豆 適量
  • セミドライミニトマト(☆彡) 小分けにして冷凍してあります 適量
  • スライスタイプのゴーダチーズ 2枚
  • 水溶き卵黄 適量





◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    手作り豆乳ヨーグルトからホエーを取り出して計量し、トマト缶と合わせて90g計量し、よく混ぜておきましょう。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・エルブ ド プロヴァンス・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

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  2. 計量したホエーに粉類の半量を加え、ダマにならないようよく混ぜ合わせます。
    お塩・オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に2を加え、ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜます。

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    自然にひとつにまとまるので、形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに移して、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20230518 0012.png

  4. 微かに膨らんだ生地。

    20230518 0013.png

    ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをしたら、再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今日のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20230518 0015.png

    室温に戻した生地をビニール袋から出し、ガス抜きをして丸め直したら4分割しましょう。
    それぞれを丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. ベンチタイムが終了したら成形します。
    打ち粉をするのがあまり好きではないので、ラップと小ぶりなすりこ木を使っての成形。

    楕円に伸ばした生地を2等辺三角形をイメージして折りたたみ、平らにならしてふたつ折りに。
    綴じ目をしっかりと綴じ合わせて手のひらで転がし、長いしずく型に伸ばします。
    生地をねじらないようすりこ木でのばし、フィリングを散らして、幅のある方から巻きましょう。

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    巻き終わりをしっかりと綴じ、巻き終わりを下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふっくらと膨らんだ生地に刷毛で水溶き卵黄をぬります。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    チーズの羽が少々だらしないと思いつつ、格別に愛おしくもあるのです。

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ムングダルとキヌアのサラダを添えます。

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  1. キヌアとさっと洗ったムングダルをストウブに合わせ、スープストックを十分かぶる量注ぎます。

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    強火で煮立てたら蓋をし、うんと弱火で7〜8分。
    蓋をしたまま十分に蒸らします。

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  2. 思いのほか水分の多い茹で上がりでしたので、さっと洗った切り干し大根を吸収役として合わせます。

    鬼おろしで粗くおろした人参、ローストして粗く刻んだアーモンド、合鴨の燻製、ローストマイタケ、ドライフィグ等を合わせ、たっぷりのオリーブオイルと粗挽き黒胡椒、ほんのひとつまみのフルール・ド・セル、ハリサ、隠し味のガラムマサラ。

    丁寧に和えれば出来上がり。

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在庫の全粒粉がなくなったら、今後は米粉パンにシフトチェンジするつもりでおりました。
ですがせっかく楽しくなってきた木曜日の全粒粉パン、悩ましいところです。

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朝食です。

木曜日のお魚は焼き鯖。
最近は日本産の鯖が本当に手に入らないようで、我が家もノルウェー産の焼き鯖が続いております。

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主食は炊き粥。
あおさとたっぷりの生姜、自家製の梅干しを添えました。




イオンネットスーパーでも、梅が出回り始めました。
お、クリックしなきゃ、そう思ってよくよく見たら古城梅、梅酒用の梅ですね。
梅干し用の梅はもう少し待ってから、のようです。

ツバメのヒナの声でしょうか。
今朝は外が賑やかで、親鳥らしきツバメらがいつも以上に忙しそうですよ。



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2023年05月11日

全粒粉ウインナーボートパン

木曜日なのでパンを焼きました。

手作り豆乳ヨーグルトから出る水分を使い、前日水曜日の夕方に全粒粉生地を準備し、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促し、当日木曜日の朝に焼成するのが私の週間ルーティーン。
今週は主人が大喜びしそうな全粒粉ウインナーボートパンですよ。

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ゴールデンウイーク中、主人からリクエストされた白ワインのお供は『大どろぼうホッツェンプロッツ』のザワークラウトと焼きソーセージ。

幼少の頃に絵本はよく読んでいたのですが、残念なことに私、このシリーズを読んだことがありません。
なので主人の言う、そのお料理のイメージがどうもつかめない。
よく分からないまま、とりあえずイオンネットスーパーさんに届けて頂いたジョンソンヴィル オリジナルスモーク。

正解が分からないまま、それでも満足気な主人にこちらも目を細め、そしてこっそりと2本をラップに包んで冷凍しておきました。

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全粒粉生地をロープ状に細長くのばして輪っかにし、中央の窪みに半分に切ったソーセージを押し込みます。
生地が膨らんでソーセージがこぼれ落ちることはない反面、心配しておりましたのは生地の裏側の状態。

切ったソーセージの旨味が全て流れてしまうのではとハラハラしていたのですが、ホッ、大丈夫そうです。

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『美味しくて泣きそうや』
お昼に届いた主人からのメッセージに、私は再度目を細めるのでした。

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◆材料(4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • 白胡麻 5g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 37g
  • オーツミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g



    ◆トッピングその他

  • ウインナーソーセージ 2本(小ぶりなものを4本、が実は理想でしたが)
  • 冷凍むき枝豆 適量
  • 手作りのセミドライミニトマト(多めに作って冷凍保存してあります) 適量
  • スライスチーズ(カジノ ゴーダスライスチーズを使いました) 1枚

  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    豆乳ヨーグルトのホエーを計量し、ここにオーツミルクを合わせて85g計量しましょう。
    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・白胡麻・エルブ ド プロヴァンスをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

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  2. 計量したホエーに、粉類の半量を加えてよく混ぜます。
    フルール・ド・セルとオリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. 半量残った粉類に2を加えます。

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    ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜると、自然に生地がひとつにまとまります。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かにふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
    ビニール袋越しに形を整え、もういちどビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

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    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝はここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    ビニール袋から生地を出してガス抜きをしたら、丸め直して4分割。
    それぞれを丸めてビニール袋に戻し、15分間ベンチタイムをとります。

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  6. 成形に進みます。
    ラップで挟んだ生地を楕円にのばしましょう。

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    伸ばした生地を細長く三つ折りにし、厚さが均一になるようめん棒(小ぶりなすりこ木ですが)を転がします。

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    更にこれを細長く二つ折りにし、綴じ目をしっかりと綴じます。

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    両手で転がしながらロープ状に伸ばして輪っかにしましょう。
    ロープ状に伸ばす作業は、打ち粉が必要なようです。

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    中央に窪みに2つに切ったウインナーソーセージを軽く押し込みます。
    枝豆とセミドライミニトマトを周囲に散らし、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけてオーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. ふっくらとした生地に水溶き卵黄をぬり、スライスチーズを乗せましょう。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    相変わらずの不器量全粒粉パン。
    今日食べない分は冷凍して土日の朝食になります。

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いつも似たようなサラダですが、味付けはその都度変えています。
今日は和風寄り、ピリッと辛みを効かせた切り干し大根のサラダです。

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人参は千切りにし、お塩を少量ふってしんなりするまでおきます。
キッチンペーパーで水気をそっと抑えておきましょう。

切り干し大根は極少量のお水を揉み込むようにして戻します。
薄切り蓮根、冷凍むきアサリ、白胡麻・鷹の爪と一緒に胡麻油でさっと炒め、オイスターソースと極少量のお醤油で味付けをして冷ましておきます。

全てを一緒にして、カラーピーマン・大葉も加えて和えれば出来上がり。

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ウインナーボート、成形が兎に角楽しい。
次回は是非、横着をせずに打ち粉をしてもう少し器量にも気を使いたいものです。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩鯖。
最近はなかなか日本産の塩鯖を手に入れるのが難しいようで、我が家もとうとうノルウェー産塩鯖に落ち着いております。

主食は炊き粥。
手作りの梅干し、その副産物のゆかり、そして普段は納豆に添える韮の醤油漬けをトッピング。
韮の醤油漬けの胡麻油が全体を丸くまとめています。

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さ、週末間近。
今日はゆったりお風呂に浸かってぐっすり寝て、明日からの不摂生に備えるとしましょ。

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posted by しんさん at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする