2023年07月06日

崩壊ふわふわ全粒粉パン〜ハムと夏野菜、ほんのりレモン編

木曜日なのでパンを焼きました。
前日の夕方、手作り豆乳ヨーグルトのホエーと全粒粉を合わせ、当日の朝に焼き上げるいつもの全粒粉パンを。

今週は珍しく器量良く焼き上がったのではないでしょうか。

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・・・なんてね。

粗を死角に収めただけです。
今までずっと使用してきた全粒粉を、見切り品の価格に釣られて別のものに変えたのが良くなかったのか。
生地が相当ゆるめです。

そのゆるめの生地に、厚めのハムなんて巻くものだから、ハムの力にパン生地が負けてしまった模様です。

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おかげで、断面が崩壊しております。
が、気楽なパン作りですもの、気にしません。

全粒粉とホエーのいつもの組み合わせに加え、今週はふと好奇心でラディッシュのピクルス液を極少量加えてみたのです。
ほんの少し加えただけなのですが、明らかにいつもよりフワフワ感が増した焼き上がり。

ハムの塩気に、セミドライミニトマトの酸味を後から追いかける甘み、そして枝豆の食感、不器量は付加価値程度の扱いです。

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それでも派手に崩壊したな、とは思いますけどね。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • オーツミルク ホエーと合わせて80g計量しました
  • ラディッシュを漬け込んであったピクルス液 小さじ1/2
  • お塩 1g
  • レモンピール入りのオリーブオイル 10g


    ◆フィリングその他

  • ハム・セミドライミニトマト・冷凍むき枝豆 各適量
  • 水溶き卵黄 適量



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    先ずはホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜ合わせておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

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  2. 合わせた粉類の半量をホエー液に加えます。
    よく混ぜ、更にピクルス液・お塩・オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. 半量残った粉類に2を加えます。
    ビニール袋の口をしっかり持って、軽く振りながらなじませましょう。

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    すぐに生地がひとつにまとまります。
    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。


    室温に戻した生地を徐にビニール袋から出し、ガス抜きをして丸め直します。
    4分割してそれぞれを丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。
    その間にフィリングの準備をしておきます。



  6. 成形します。

    私は打ち粉を使うのがどこか惜しいので、ラップを使って成形するのが常。
    楕円に伸ばし、三角形に折り込んだ後にまた平らにのばし、縦半分に折った生地をまた更にのばし、フィリングを散らす、といった流れ。

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    綴じ目を下にして並べます。
    可愛らしくまとまったこの形が、あれほどまでに崩壊するとは。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. 動揺しながら水溶き卵黄を刷毛でぬります。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    まぁ覚悟していたほどでもなし。
    このいい加減なレシピで、パンとして形を留めてくれただけでも感謝ものなのです。

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外は猛暑日。
朝から就寝までクーラーフル稼働、そんな我が家に引きこもる私には計り知れない暑さのようです。

出勤する主人に、せめてもの涼を冷製スープで。
お豆腐の冷たいスープを全粒粉パンに添えますよ。

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火を使用しないお気楽な冷製お豆腐スープ。

木綿豆腐・オーツミルク・白味噌・極少量のお塩・白だし醤油を合わせてバーミックスで撹拌します。

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ここに冷凍オクラ・ラディッシュの漬け汁に漬け込んだらっきょう・燻製鴨肉・赤たまねぎ・茗荷・大葉・白胡麻を加えて混ぜるだけ。

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要するに、生で食べられる食材大集結、といったスープです。
スープジャーに分け入れ、キュウリのナムル・大葉・胡麻油・白胡麻を添えて出来上がり。





冷たいお豆腐のスープ、これはこれからの季節に好都合。
登場頻度が増しそうです。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩鯖。
最近は、本当に日本産の塩鯖を見つけるのが大変困難なようです。
少々首を傾げ傾げ食べておりましたこのノルウェー産塩鯖も、今日が最後になりました。
来週からは、主人が熱意を込めて探し当てた北海道産塩鯖になる予定。

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その北海道塩鯖をお迎えするために、只今我が家の冷凍庫がクリアランスセールな状態です。
出来るだけ冷凍食材を使用するように、そう主人からのお達しを忠実に守ったこの1週間。

さて。
間もなく届く特大サイズの国内産塩鯖20匹、我が家の冷凍庫に収めることが出来るのでしょうか。

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2023年06月29日

ほんのりココナッツ風味〜全粒粉・緑豆餡パン〜おまけの白玉入り

木曜日なので今週もパンを焼きました。

全粒粉に合わせるいつもの豆乳ヨーグルトのホエーに加え、開封済みのココナッツミルクがあったので、今週はこれも加えて捏ねた全粒粉生地。
ほんのりココナッツの存在感漂うやわらかな全粒粉パンが焼き上がりましたよ。

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全粒粉生地の中には、たっぷりの緑豆餡とお豆腐白玉団子。
生地の表面には香ばしい韃靼そば茶をたっぷりトッピングしました。

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気楽な週にいちどのパン作りですので、加える水分も適当と言えば適当。

今週は豆乳ヨーグルトを傾けてホエーを計量する際、ヨーグルトまでころりと転げ出てしまったり、加えたココナッツミルクが多過ぎたりで成形不可能な緩々な生地となってしまいました。

そんな時はあっさり成形を諦め、戸棚の奥からペットカップを取り出して問題解決。
不器量な見た目を気にしない大らかなパン作りが私には合っているようです。

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◆材料(4つ分)

 ※成形不可能な大変ゆるい生地です

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 今週はちょっと少なめ、ちょっとヨーグルト入りで43gでした
  • ココナッツミルク ホエーと合わせて105g(明らかに多過ぎです)

  • フルールドセル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かして加えます) 10g




  • 緑豆餡(手作りです、ココナッツシュガーで控えめな甘みを添えました) 160g
  • お豆腐白玉団子(以前拵えたものを冷凍しておきました) 4個
  • 水溶き卵黄 適量
  • 韃靼そば茶 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    合わせて計量したホエーとココナッツミルクをよく混ぜ、合わせた粉類の半量をここに加えましょう。

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  2. 1のホエー液に、お塩・溶かしバターを順に加えてその都度よく混ぜ合わせます。
    粉類を半量残したビニール袋に、これを加えて振り混ぜます。

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    捏ねると言うより、振り混ぜるイメージ。

    自然にひとつにまとまるので、ざっくり形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  3. 少しふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。

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    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  4. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    室温に戻した生地をビニール袋から出してガス抜きをし、4等分して丸め直します。
    ビニール袋に入れ、15分間のベンチタイム。

    その間に解凍した白玉団子を、4等分した緑豆餡で包んでおきます。

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  5. 生地が緩々で成形出来ません。
    手のひらに生地を乗せ、和菓子の要領で緑豆餡を包んだら綴じ目を下にしてペットカップへ。

    ある意味いつも以上に簡単。

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    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. ふっくらとした生地に水溶き卵黄をぬり、韃靼そば茶を振りかけます。
    予熱したオーブン庫内に移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    デロッと横にひろがった生地がその緩さを表現しております。
    でもね、気にしないのです、美味しいのです。

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生鮮食材、特に野菜不足の今週は、乾物が頼り。
切り干し大根、ライスヌードルと在庫の乾物を経て、今日はひじき。
ひじきのサラダです。

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厚切りベーコン・人参をお鍋に合わせて乾煎りしたら、冷凍むき枝豆・茹でて冷凍しておいた蒸しひよこ豆を加えます。
蓋をしてしばらく蒸し焼きにしたら、ほぐしたマイタケ・戻したひじきを加えてちょっと加熱。

ボールに移し、刻んだ玉ねぎ・ローストした胡桃・セミドライミニトマトを合わせ、お塩を少々、レモンピール入りのオリーブオイルをたっぷり回しかけます。
ジャーに詰め、ペコリーノロマーノとラディッシュのピクルスを添えて出来上がり。

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先週で全粒粉強力粉 100%のパンは終わりだと思い込んでおりました。
今後は米粉パンに移行するのだ、と。

カルディだったかどこかだったかのオンラインショッピングで、賞味期限の近い全粒粉強力粉を買ったことをすっかり忘れておりました。
後数回は全粒粉100%パンが楽しめそうです。

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朝食です。
長らく朝の『おめざ』として楽しんでおりました、帝国ホテルクッキーが昨日でなくなりました。
今日からはチョコレート、飲み過ぎて縮んだ脳に効果があるんですって、クスッツ。

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昨日拵えた蜂蜜紅茶ゼリーとタピオカのコンビは、ヨーグルトに添えられました。





帰宅した主人と、今から週末に届く洗濯機をお迎えする準備です。
先ずは横置きにする台を組み立て、配置のシュミレーション。


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2023年06月22日

ブルーチーズと胡桃、甘栗、蜂蜜の全粒粉パン

木曜日なので、今日のお昼はパンです。

毎朝食べる手作りの豆乳ヨーグルト。
その水分を使って、前日の夕方に全粒粉生地を準備し、野菜室でひと晩ゆっくりと発酵を促して木曜日の朝に焼く全粒粉パン。
今週はフィリングをたっぷり包んだ丸パンです。

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全粒粉生地の中には、ピリッと刺激的なブルーチーズ、そしてナッツ。
蜂蜜もたっぷりと流し入れて焼き上げました。

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ブルーチーズと胡桃の相性は今更ですが、ここに甘栗も仲間入りした今週の全粒粉パン。
胡桃とはちょっと異なるねっとりとした食感と何気ない甘み。

多分主人は気づいていないことかと存じますが、言われて分かるこの食感の違いもなかなか楽しいものです。

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4つ焼いたうちの2個はいつものとおり冷凍保存。
近々、週末のワインの横にチンと並ぶことでしょう。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 36g(今週は少し少な目でした)
  • アーモンドミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g


  • 甘栗 適量
  • 胡桃 適量
  • ブルーチーズ 適量
  • 蜂蜜 適量
  • 水溶き卵黄 適量

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◆作り方

  1. 先ずは前日。
    生地の準備をします。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したホエーとアーモンドミルクを軽く混ぜたら、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせます。
    フルール・ド・セル、オリーブオイルも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  2. ビニール袋に半量残した粉類に1を加えます。

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    ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜると、すぐに生地がひとつにまとまります。

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    形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  3. 微かに膨らんだ生地。
    ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20230622 0021.png

    ビニール袋から生地を出し手ガス抜きをしたら、4分割してそれぞれ丸めましょう。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  5. 生地をラップで挟み、平らにのばして蜂蜜以外のフィリングを包みます。

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    綴じ目がほどけないようしっかりと摘まんで閉じたら、綴じ目を下にして並べます。
    ぬれ布巾とラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。
    相当不器量ですが気にしません。

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  6. ふっくらとした生地の表面に、刷毛で水溶き卵黄をぬります。
    ハサミで中心に切り込みを入れ、軽く開いて蜂蜜を絞りましょう。

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    予熱したオーブンへ移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    毎週木曜日に楽しんで参りました我流も我流の全粒粉パン作りですが、来週からは少々勝手が変わっていく予定。

    残り中途半端な全粒粉強力粉を片付けたら、今度は米粉を使ったパンに少しずつ慣れていきたいと思っております。
    動画を見れば見るほど不安しかありませんが、いくつか既に買ってしまったパン用米粉。
    無駄にしたくないいつもの貧乏性精神で挑みたいと存じます。

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久しぶりに圧力鍋を出して加熱した食材は緑豆。
乾煎りしてからお水と合わせ、10分加圧すればやわらかく茹で上がります。

ココナッツシュガーと合わせる前に、ちょっとボールにとってサラダにしましょう。

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茹でた緑豆、鬼おろしで粗くおろした人参、さっと湯がいた冷凍むき枝豆、刻んだ2色の玉ねぎ、ドライレモン、刻んだアンチョビフィレ、オリーブオイル、ペコリーノロマーノ、たっぷりの粗挽き黒胡椒。

ボールに合わせて和えるだけ。

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ほぼ同時進行で出来上がった緑豆餡。
これで明日も少しだけ楽が出来るのです。

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朝食です。
木曜日のお魚は塩鯖、主食はいつぞやのミョウガご飯を解凍して。
焼き魚にも、冷凍ご飯の温めにも、赤酒を使うのが大のお気に入りです。

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昨日の夜からずっと降り続いていた雨が、ようやく上がる気配。
目の前の田んぼに鴨の番いが寄り添って佇んでおりました。

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2023年06月15日

全粒粉 酒粕テーブルロール〜ほの甘い甘栗・胡桃・蕎麦茶ver.

木曜日なのでパンを焼きました。
今週は、焼き立ての酒粕の香りについ口元ほころぶ、素朴な全粒粉テーブルロール。

全粒粉生地であれもこれも包んでしまいたくなるのはいつものことで、太っちょな器量の悪いパンが今週も4つ焼き上がりましたよ。

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生地のうちから漂う酒粕の香りに心が和みます。

酒粕ゆえに、何かしら和の食材を合わせたいものとあれこれ探した結果、辿りついたのはむき甘栗、胡桃、朝食にも登場する韃靼そば茶。
これだけではちょっと物足りないと、鴻商店さんの生砂糖を一緒に。

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お料理に使うとなぜか必要以上に存在感を潜めてしまう甘栗ですもの。
穏やかな甘さの生砂糖をチロリと生地にふって、甘過ぎないけど程よい甘さを楽しみます。

甘栗以上に存在感を消してしまう韃靼そば茶は、ま、いつものこと、想像通りといった感じです。

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焼き上がった時の酒粕の甘い香りがまた格別なのです。

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◆材料(4つ分)

  • 酒粕 40g
  • 熱湯 適量

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • アーモンドミルク ホエーと合わせて70g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g


  • むき甘栗
  • 胡桃
  • 韃靼そば茶
  • 生砂糖
  • 水溶き卵黄

     各適量





◆作り方

  1. 生地の準備は、いつもの通り前日の夕方に済ませておきます。

    先ずは酒粕を適当にちぎり、熱湯と合わせてやわらかくしておきましょう。
    お湯を捨てて滑らかに混ぜ、計量したホエー・アーモンドミルクと合わせてよく混ぜておきます。

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  2. 全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    半量を1に加えてよく混ぜ合わせましょう。
    更に、フルールドセル・オリーブオイルも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    ビニール袋に半分残った粉類にこれを加えます。

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  3. ビニール袋の口をしっかりと持って振り混ぜると、すぐに生地がひとつにまとまってきます。

    20230615 0012.png

    ビニール袋越しに形をざっくりと整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れて、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かにふくらんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

    20230615 0015.png

    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

    20230615 0016.png

  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20230615 0017.png

    室温に戻した生地をビニール袋から出して軽くガス抜きをしたら、4分割して丸め直します。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. ベンチタイムの間に、フィリングの準備をしておきましょう。

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    成形し、巻き終わりを下にして並べます。
    オーブンの発酵機能を使って、40℃で45分間の最終発酵。

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  7. 刷毛で水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。

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    酒粕、そのまま食べるのも好きですが、パン生地に混ぜて焼いた時のこの香りったら。

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GOLDEN GREENさんの今シーズン初の定期野菜便が届き、今日でちょうど1週間。
ブーケのようにお水に挿してワインセラーで鎮座しております、大きなジャンボサニーレタスも随分と小ぶりになりました。

サニーレタスを瓶の底に詰め込んだサラダをパンに添えましょう。

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  1. サニーレタスはやや小ぶりにちぎって瓶に詰め、ミルで粉砕したペコリーノロマーノを多めにふっておきます。

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  2. スープストック・極少量のアガー・お塩・隠し味程度のガラムマサラを合わせて加熱します。
    冷凍むきアサリも加えてさっと加熱して火を止め、レタスの上に注ぎましょう。

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    アガーが冷えてかたまったら、GOLDENGREENさんのラディッシュで拵えたピクルス、同じくGOLDENGREENさんの蕪で拵えたサラダ(この時のものですね ☆彡)を上に重ねて出来上がり。




言われれば分かる、赤のラディッシュと紫のラディッシュの色の違い。
大切に育てられた野菜は大切にお料理しないとね。

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朝食です。

木曜日のお魚は鯖の塩焼き。
主食は、数日前に拵えて冷凍しておいた蕪の葉ご飯。
あ、これもGOLDENGREENさんの蕪でした。

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先日届いた折戸なす、1個を浅漬けにしてみました。
お水 200tにお酢 大さじ1、お塩 小さじ1、昆布を合わせ、薄切りにした折戸なすを漬け込むだけ。
朝拵えて、その日の朝食に。
主人はこれがいちばんお気に入りだそう。

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今朝、主人に子ツバメの失態話を聞きました。
早朝仕事中の主人、窓越しに子ツバメがこちらに向かって飛んでくるのが見えたそうです。
近付く近付く、どんどん窓に近付く・・・コンと窓にぶつかり途方にくれる子ツバメ。

確かに、窓には小さな『点』がついていました。

私は昨日、飛ぶ虫をぱくりと食べるツバメを見ました。
いろいろと喜ばせてくれる良い子らです。

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2023年06月08日

全粒粉バターロール〜緑豆餡ともっちり白玉、さっくり胡桃編

木曜日なので、今週もパンを焼きました。

野菜室でひと晩ゆっくりと全粒粉生地の発酵を促し、木曜当日の朝に焼き上げるいつものスタイル。
今週は緑豆餡たっぷり、胡桃、ついでに冷凍してあったお豆腐白玉団子を包んだポッチャリ愛らしいバターロールです。

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白玉団子をパン生地に合わせる、この発想は実は私にはありませんでした。

ですが、いつだったか誰だったか。
この組み合わせを実践しておられる方のレシピを拝見し、以降事あるごとに白玉団子を冷凍し、事あるごとに全粒粉生地に合わせております。

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素朴な全粒粉生地にもっちり白玉団子、緑豆餡、今回に至ってはさっくり食感の胡桃がまた好相性。
全粒粉生地には、実は極少量よもぎパウダーを混ぜてあるのですが、それは言われても気づかないほど。

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甘さをぐっと控えた緑豆餡、何故だか全粒粉生地と合わせると程よい甘みが楽しめるのです。
そして何故だかバターの風味が際立つのです。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • よもぎパウダー 1g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です)32g
  • オーツミルク ホエーと合わせて85g計量します

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 10g



  • お豆腐白玉団子(以前拵えて冷凍しておいたものです)
  • 緑豆餡(こちらも以前拵えて冷蔵保存してありました)
  • 胡桃 
  • 水溶き卵黄




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    ホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜ合わせます。
    全粒粉強力粉・スキムミルク・よもぎパウダー・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

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  2. 合わせた粉類の半量を、ホエーとオーツミルクを合わせた中に加えます。
    よく混ぜ合わせたら、フルールドセルと溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残った粉類に2を加えます。
    ビニール袋の口をしっかりと持って振り混ぜると、すぐに生地がひとつにまとまります。

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    形を整えながらビニール袋内の空気を抜き、端の方で留めてヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促します。

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  4. 少しふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝はここからスタート。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

    ビニール袋から生地を取り出してガス抜きをし、丸め直して4分割します。
    それぞれ丸めてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  6. ベンチタイムの間に、フィリングの準備をしておきましょう。
    白玉団子はいつもなら前日のうちに冷蔵庫に移しておくのですが、今日は突然思いついたことなので凍ったまま。

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    ベンチタイムが完了したら成形します。

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  7. 巻き終わりを下にして生地を並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 40℃で45分の最終発酵。

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  8. 水溶き卵黄を刷毛でぬり、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。

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    ちろりと見える白玉団子が、口を閉じ忘れた子猫の口元のようで可愛らしいのです。

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先日、カルディオンラインで鮭の中骨缶を取り寄せました。

昨日拵えたブルグル大福(☆彡)で使用したコーンスターチが少量残っておりましたし、パンの仕上げに使った卵黄の残りの卵白を使って、中骨缶のハンバーグ風。
甘酢野菜と合わせてサラダ風に仕上げました。

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これが初めて使用する鮭の中骨缶。

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鮭の中骨缶・卵白・コーンスターチ・乾煎りしてから缶汁で戻したブルグル・その他刻み野菜を合わせ、形を整えて胡麻油でカリッと焼きます。

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つなぎが少ないので、とても脆い生地です。
甘酢野菜と交互にジャーに詰めて出来上がり。




中骨缶、内容量は少々少な目に感じましたが扱いやすい食材でした。

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木曜日の朝食、大好きな塩鯖が登場します。
今朝は冷凍してあったご飯を解凍して、手作りのゆかりを添えて・・・

主人のお茶碗と私のお茶碗、間違えました。
何だか大きなお茶碗にチマっとしたご飯、違和感。

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主人が淹れてくれる濃いめのほうじ茶は今朝も抜群に美味しいのです。

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posted by しんさん at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする