2023年08月24日

ホットケーキミックス バターロール〜全粒粉中種法・挫折間近

木曜日なので今週もパンを焼きました。

徐々に小麦粉の摂取量を減らしていこう、そんな主人の提案により、ようやく安定してきたオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パンを米粉パンに軌道修正を検討中。
ですが、その前にちょっと寄り道、ホットケーキミックスを調達してパンを焼いております。

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これがちっとも上手くいかない。

バターの甘い香りが魅惑的なよつ葉乳業の『よつ葉のバターミルクパンケーキミックス』を調達し、たまたま見かけた『湯種法』と合わせてパン、いわゆる『ホケミパン』を焼くこと今日で3回目。
今朝は、先日拵えた梨のコンポート、そして冷凍してあったバナナチップクランブルをホットケーキミックス生地で巻いてみました。

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全粒粉薄力粉を使った中種法に無理があるのか、そもそも私が中種法の原理を理解していないのが原因なのか。
兎にも角にもホットケーキミックスパン、『ふっくら』とか『もちもち』等、パンに然るべき表現からはるかかけ離れた焼き上がりが続いております。

聞きかじりで始めた『湯種法』も挫折間近と思いきや。
大丈夫、どうやら次回で450gの『よつ葉のバターミルクパンケーキミックス』はおしまいのようです。

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今後のための備忘録。

◆材料(筋肉質な小さなパン4つ分です)

 ◆湯種
  • 全粒粉薄力粉 25g
  • 熱湯 30g
 ◆パン生地
  • よつ葉のバターミルクパンケーキミックス 100g
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 30g


  • 梨のコンポート(☆彡
  • バナナチップクランブ(☆彡
  • 水溶き卵黄 




◆作り方

  1. 湯種は前日の夕方に準備し、ひと晩野菜室で寝かせておきます。

    全粒粉薄力粉と熱湯を金属製の小ぶりなボールに合わせ、しっかり練り合わせます。
    冷めたらラップに包んで野菜室へ。

  2. 今朝はここから。
    湯種を野菜室から出して室温に戻します。

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    計量したホットケーキミックスに合わせ、菜箸で混ぜ込みましょう。
    かなり緩めな湯種です。

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  3. 湯種が粉となじんで大ぶりなそぼろ状となったら、様子を見ながら少しずつホエーを加えて捏ねます。
    艶やかになるまでしっかり捏ねます。

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    強力粉の粉とは明らかに異なる質感、手にベタベタとくっつかないようにするには少々のコツを要します。
    カードがあると便利。
    まとめた生地をラップで包み、30分間室温におきましょう。

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  4. 梨のコンポート、冷凍してあったクランブルを生地で包みます。

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    巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパー・ラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 35℃で25分間の最終発酵。

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  5. ちっとも発酵する気のない生地に、水溶き卵黄をぬって予熱したオーブンへ。

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    設定温度210〜190℃で13分。
    最後くらいはパンケーキミックスとして使った方が良いのかしら、今回もしみじみそう思わせる焼き上がりでした。

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そして、やはり今日もブルグル登場。
トマト風味のピリ辛ブルグルサラダ、今日はブルグル定番料理に落ち着きました。

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  1. さいの目に切った玉ねぎ・人参・ぶつ切りネギ・みじん切りニンニク、クミンシードを合わせ、チリオリーブオイルでじっくりと炒め合わせます。

  2. トマト缶とブイヨンを加え、少量のお塩で味付けしましょう。
    冷凍むき枝豆も加え、煮立ったらブルグル(細挽きタイプ)を加えます。
    ひと混ぜして火を止め、ぴったりと蓋をして5分ほど蒸らしましょう。

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  3. ふっくらとしたブルグル・紫玉ねぎ・セミドライミニトマト(手作りを冷凍してあります)・冷凍おくら・冷凍むきアサリ(生食可)を加えます。

    ジャーの半分ほど詰めたところで、味変のすりおろしペコリーノロマーノ。
    このタイプのブルグルサラダは途中で飽きてしまいがちですもの。

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ホットケーキミックスパン、パンとしての出来が不本意なだけで、味だけを評価するならば美味しいのです。
流石よつ葉乳業さん、なのです。

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朝食です。

今朝も水キムチの冷や汁風出汁茶漬けが主食です。
おぼろ昆布と梅干し、冷たいかつおだし、今日はご飯の嵩増しに崩し豆腐を添えました。

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コリンキーと赤たまねぎを水キムチにしてみたのですが、うーん、これは少々我が家には不向きだったかな?
正直なところ。





冷凍庫で寝かせたイワシの生姜煮がとてもよい味になっていました。

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2023年08月10日

びっくり食感なホットケーキミックスパン〜初めての湯種製法編

主人のお盆休みも直前です。
ですがそれに関係なく、木曜日なので今週もパンを焼きました。

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最近、主人の健康意識がまた路線変更をし、我々日本人は小麦でなくお米、または大麦、芋系だろう、そういうことになりました。
なので、在庫の全粒粉強力粉を先週使い切った今後は、緩やかに米粉パンに慣れ親しんでいく予定でおります。

が、その前にちょっとだけ好奇心を満たそうと、先日イオンネットスーパーさんに届けて頂いた『ホットケーキミックス』を使って。
ホットケーキミックスパンを湯だね製法で焼くと、面白いくらいにもっちりふんわり焼き上がるとの情報を得まして、早速実践。

・・・全粒粉薄力粉の湯種があまりよろしくなかったのでしょうか。
断面からも見て分かるように、惚れ惚れするほど筋肉質なパンが焼き上がりました。

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初めての湯種製法+ホットケーキミックスパン、失敗の原因は追々考えるとして。

軸にあるのは、以前と同じく手作り豆乳ヨーグルトから出る水分、ホエーを有効利用すること。
無理をしない程度に在庫食材で作ること。

そもそも失敗とも思っていない気楽さが身上、週にいちどのパン作りですもの。
この食感、どこかで食べたことがあるぞ、どこだっけ?
そうそう、ベーグルの食感、自分では焼けないけれど、市販の素敵なベーグルの食感にとてもよく似ているのです。

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今後のための備忘録。
小さな小豆餡ロールパン 4つ分です。

◆材料

 ◆湯種用
  • 全粒粉薄力粉 25g
  • 白湯 18g

 ◆パン生地
  • ホットケーキミックス(よつ葉パンケーキミックスを使いました) 100g
  • スキムミルク 10g
  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出る水分、これだけは以前と変わらず) 30g弱
  • 白湯 ホエーと合わせて35g計量しました(水分はもう少し増やした方が良い、絶対)

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    ◆その他
  • 小豆餡(手作り、甘さ控えめ、水分も控えめです) 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 湯種は以前と同じく、前日の夕方に準備しておきます。

    小ぶりな金属製ボールに全粒粉薄力粉を入れ、熱湯ではない白湯を計量して合わせ、よく混ぜ合わせます。

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    更に指先で滑らかになるまで捏ねたら、粗熱がとれているのを確認してラップでぴったりと包んでひと晩野菜室へ。

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  2. 翌日の朝、今朝です。
    湯種をまずは室温に戻しておきます。

    ホットケーキミックスとスキムミルクをボールに合わせてよく混ぜ、ここに湯種をちぎり入れましょう。
    ホエーと白湯を計量して合わせ、菜箸で混ぜてなじませます。

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    よく捏ねてラップで包み、室温に45分ほどおきましょう。

    この、捏ねる作業が草臥れるので、今後はここを端折るレシピに変更必須。
    しかも、相当かための生地でしたので捏ねるのも大変。

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  3. まるで粘土のような手触りの生地。
    しずく型にのばして平らにし、小豆餡を巻きます。

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    巻き終わりを下にして並べ、オーブンの発酵機能 35℃で20分。

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  4. 刷毛で水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンに移して設定温度 210〜190℃で12〜13分。

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    少しは膨らんでいるのかしら。

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    多分、パンケーキミックスの膨張力を私がすべて押しつぶした、ってことですね。
    それでもベーグルの食感ですもの、パンケーキミックスって打たれ強い。





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朝から生地を捏ねたので草臥れました。

お菜は火を使わない冷たいスープ。
開封済みの紙パックカットトマトがあったので、これに次々在庫食材を合わせるだけの冷製スープです。


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主人からのメッセージには、『ガスパチョ、美味しい!』
そうありました。
そうか、これ、ガスパチョなのか!ものは言いようだな。





紙パックカットトマトをボールにあけ、蒸し大豆(市販品)・冷凍むきアサリ(スチーム済みのものです)・粗く崩した木綿豆腐・水キムチとその漬け汁・みじん切り赤たまねぎ・だしプレッソ・レモン汁・お塩・氷・レッドチリオリーブオイル等々を合わせて混ぜるだけ。

思いついて、最後に冷凍オクラも入れました。
とろみがついて良い感じ。
スープジャーに分け入れたら白胡麻をひねり、ガラムマサラをほんのちょっと。

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湯種法、名前を何となく聞いたことがあるだけの未知の世界。
ちょっと覗いてみるのも楽しそうです。

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朝食です。
まだまだ続いております、我が家の水キムチブーム。
今朝は素麺に合わせてみましたよ。

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極細の素麺 『白髪』に、水キムチを漬け汁ごとたっぷり、だしプレッソをちろり、おぼろ昆布と大葉を添えて。
主人の主張に従い、白髪をふたつ湯がいたら大変な量になってしまいました。
それでも主人は、心地よいお腹のふくれ方だ、と。

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明日から長いお盆休み。
先ほど届いたGOLDEN GREENさんのお野菜は夏真っ盛りです。

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キュウリはもちろん水キムチに。
コリンキーの水キムチというのも試してみたいもの。

間もなく、主人が『茗荷ぼち』を手に帰宅しますよ。

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2023年08月03日

ひと区切りの全粒粉パン〜全粒粉強力粉+ホットケーキミックスのクランブルロール

木曜日なのでパンを焼きました。
但し、いつもの全粒粉パンではありません。

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我が家では頻繁に食材改正が行われます。
随分と長い間楽しんで、時には失敗して落ち込み、それでも長い間続いてきた毎週木曜日の全粒粉パンですが、最近になって主人から小麦粉改正案が持ち込まれました。

日本人には米、または大麦、特にもち麦、と。
今までの名残で極少量、40g程度残った全粒粉強力粉を今日は完全にお片付け。
いつだったか、物珍しさだけでイオンネットスーパーさんに届けて頂いた、ホットケーキミックスを合わせての最後の全粒粉パンです。

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パッケージ通り、バターを使用していないのに甘いバターの風味にうっとりするちょっと甘めのパンが焼き上がりましたよ。

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半分全粒粉生地で包んだのは、随分前に拵えて冷凍してあった『バナナチップスクランブル ☆彡
そしてドライフィグ。

ホットケーキミックスが半分含まれているのだから、イーストは極少量で良いだろう。
そう短絡的考えにより、加えたインスタントドライイーストはほんのひとつまみ、1gにも満たない量。
いつものオーバーナイト発酵ですが、全く生地に変化が見られなかったので失敗を覚悟したのですが・・・

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水分量が相当控えめでしたので、フワフワ食感とはかけ離れた焼き上がりです。
が、程よい甘さで食感があり、クランブルとフィグの相性もよろしく、これはこれで我が家好み。

またいつか、折角いままで続いた全粒粉パンにご対面できる日をちょっとだけ待ちながら、色々な粉類に挑んでみようかと思っております。

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◆材料(最後の全粒粉(半)パンは諸事情によりふたつ分です)

  • 全粒粉強力粉 41g
  • ホットケーキミックス 41g
  • てんさい糖 3g
  • フルール・ド・セル 1g
  • インスタントドライイースト ひとつまみ

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 27g
  • オーツミルク ホエーと合わせて35g計量しました

  • コンデンスココナッツミルク(ココナッツミルク・ココナッツシュガー・お塩を合わせて煮詰めたもの ☆彡) 6g



  • バナナチップクランブル 適量
  • ドライフィグ 1個
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は、以前と変わらず前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・ホットケーキミックス・てんさい糖・お塩・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    いつもはここで塩を入れないのですが、間違えました、ね。

  2. ホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜておきましょう。

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  3. 合わせた粉類の半量を2に加えます。
    よく混ぜ合わせたら、ビニール袋に戻し入れて残った粉類となじませましょう。

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  4. いつもより相当かためな生地、ボソボソした感じです。
    何となく形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。

    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間の発酵タイム

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  5. 生地には、ほぼ変化なし。
    ボソボソの生地をビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをし、再度まとめ直します。

    あまりにボソボソなので、気休めに赤酒を多めに霧吹きで吹きかけて口を閉じます。
    保存容器の蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  6. ひと晩経ってもほぼ変化なし。
    それでも仕方ないのでガス抜きをし、2分割して丸め直した生地をビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  7. 全く発酵しないパン生地の焼き上がりを想像してはゲンナリしつつ、成形に進みます。

    冷凍しておいたバナナチップクランブルをのばした生地にたっぷり散らし、さいの目に切ったフィグを転々と配置。

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    幅のひろい方からいつもよりきっちりめに巻き、巻き終わりを下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で35分。

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  8. あれ?少しふっくらした?

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    水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして14〜15分。
    いつもよりしっかりとした噛み応えある、それでもほんのり甘い、バターの香りに満ちた美味しいパンが焼き上がりましたよ。

    正にケガノコウミョウです。

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在庫食材をフル活用したブルグルのサラダを添えます。

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  1. さいの目に切った人参・玉ねぎをオリーブオイルで炒め合わせ、スープストックを注ぎます。
    軽く味付けをして煮立て、冷凍枝豆も加えて再度煮立ったら火を止めます。

    ブルグルを加えてひと混ぜしたら、ぴったりと蓋をして10分ほどおきます。

  2. ブルグルがふっくらと戻ったところで、セミドライミニトマト、冷凍むきアサリ、紫玉ねぎ等々加熱なしで食べられる食材を加えて和えるだけ。


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筋肉質な噛み応えのある半全粒粉パン。
次の候補は米粉パンですが、オーバーナイト発酵+ビニール袋のレシピにどうにかたどり着きたいものです。

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朝食です。

すっかり『水キムチの冷や汁風ご飯』が気に入ってしまった主人。
毎日でもこれが良い、でも金曜日だけは伊勢うどんにしてね、と。

夏野菜の水キムチと漬け汁+たっぷりの薬味、鰹だし・・・に、いつもならばおぼろ昆布なのですが、今朝は梅干しにしました。
やわらかな梅の果肉を少しずつ崩しながら混ぜながら、水キムチの漬け汁と共に、お口の中にかっ込むのです。

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国産鯖の塩鯖が入手困難な昨今。
今朝のお魚は、イワシが旬な頃に購入して冷凍しておいたイワシを煮て、更にそれを1回分ずつ小分けにして冷凍しておいたお手製の生姜煮。

イワシの煮汁に他のおかずが浸かるのを防ぐため、イワシだけ別容器に。
これを私は『犬神家盛り』と名付けました。

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2023年07月27日

ちょっと心残り〜全粒粉100%テーブルロールパン

毎週木曜日に楽しんで参りました、全粒粉100%・オーバーナイト発酵スタイルで焼く全粒粉パン。

元々は賞味期限が切れてしまったノンアルコールビールの有効活用として、以降は手作りの豆乳ヨーグルトから出る水分(ホエー)の有効活用として、の全粒粉パンだったのですが、おそらく、少なくとも長期の活動停止となりそうです。
最後の全粒粉100%、ふっくら器量良く焼き上げてあげたかったのですが・・・

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なかなか期待通りにはならないものですね。




今まで何の躊躇もなく小麦製品を楽しんではきましたが、今回の新型コロナの一連がきっかけで我が家の健康意識にも変化が生じました。
もちろんこれからもパンだってパスタだってうどんだって喜んで口にはしますが、それでもお米を主に楽しもう、と。
備蓄してある小麦粉製品も、少しずつお米・大麦製品に変えていこう、と。

もちろん主人のこの意識、またある時急にもとに戻ることはあり得ると気楽に考えての、ちょっとした実験程度のことですが。




さて。
そういう訳で、おそらく最後であろう全粒粉100%パン。
いつものホエーに合わせるミルクの類で開封しているものがなかったので、今回はこちら、人参ジュースを使ってみました。

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人参ジュースと豆乳ヨーグルトのホエーで捏ねた全粒粉生地で、チェダーチーズ・ハム・セミドライミニトマト・枝豆をくるりと巻き込みます。

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チーズが少々流れ出てはしまいましたが、ま、この程度ならばそれほどのダメージでもなし。

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この、オーバー発酵なのか何かしらの生地の肌理を考えたら、チーズの流出なんて何てことないこと。
最後の全粒粉100%パン、どうせならば出来ることならば綺麗に幕引きをしたかったのに。

これに備えていくつか揃えたパン用米粉、ひよこ豆入りの何とか粉、これらがなくなったらまた全粒粉を購入しよう。
そしてその時は、お値打ち価格に釣られずに、長年使ったイオンネットスーパーさんでも購入できる扱いやすい全粒粉を選ぶとしましょう。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • 人参ジュース ホエーと合わせて85g計量しました

  • お塩 1g
  • オリーブオイル 10g




  • ハム
  • チェダーチーズ
  • 冷凍むき枝豆 
  • セミドライミニトマト
  • 水溶き卵黄




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ヨーグルトの容器を傾けてホエーを計量し、人参ジュースを合わせて85g計量します。
    軽く混ぜ合わせておきましょう。

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  2. 粉類のざっくり半量を、ホエーの容器に加えます。
    よく混ぜ合わせ、お塩・オリーブオイルを順に加えその都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残した粉類に2を加え、なじませるように振り混ぜます。
    すぐに生地がひとつにまとまります。

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    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。

    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室で発酵を促しましょう。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    生地をビニール袋から出してガス抜きをしたら、丸め直して4分割します。
    それぞれを丸め直してビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。
    その間にフィリングの準備をしておきましょう。

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  6. ラップで生地を挟んで楕円にのばし、チーズ等を散らして成形します。

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  7. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で30分。

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    随分と発酵時間を短めにしたのですが、明らかにダレダレです。

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  8. 後には引けませんので、水溶き卵黄をぬって予熱したオーブンへ。
    設定温度を190℃にして13〜14分。

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    次回は、残った全粒粉強力粉をお片付けするため、何かしらの粉と合わせたパンを焼きましょう。






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やっぱり今日もアガーを使ったお菜になりました。
作り置き料理の煮汁をアガーと合わせて、在庫の野菜を放り込んで、ジャーにまとめました、とただそれだけのお片付けサラダです。

昨日、3日目の土用干しを終えた梅干し。
その中で破れてしまった梅を軽くほぐして、トッピングに使ってみました。

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もはやロールパンとしての形を保っていない手作りのパン。
こうしてみると、リュスティックっぽく見えないこともない。

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朝食です。

夏野菜をたっぷり使った水キムチ。
発酵を認めたら後は冷蔵庫で保存。

そしてその冷たい漬け汁も一緒に、炊き立てご飯にたっぷりとかけて薬味をたっぷり、冷や汁風水キムチご飯が只今我が家で大ブレイク中でございます。

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今朝は大葉を切らしておりましたので、おぼろ昆布にたっぷりの鰹節を削って合わせました。
梅干しを添えて胡麻をひねり、お醤油をちろり。

そして主人の健康意識の表れ、もち麦ご飯。
今までもずっと十六雑穀やら押し麦やら、蕎麦の実やらと一緒に混ぜ込んでいたのですが、主人は自分で選んだものしか認めませんから、ね。

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パンで残った人参ジュースを今朝はお目覚代わりに。

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只今、我が家の冷蔵庫には水キムチの容器が並んでおります。
今年は水キムチ一択になりそう。

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2023年07月20日

チェダーチーズと夏野菜の全粒粉バターロール

早朝、いつもの通り私より30分遅れでリビングに顔を出した主人。
先ずは窓を開けて換気をするのが彼の日課ですが、今朝は心地良い涼やかな風にふたりが和みました。

いつもはすぐにクーラーの電子音が続くのですが、ほんのひと時、澄んだ風を楽しむ余裕のある朝でした。
さ、木曜日なので今朝はパンを焼きましたよ。

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先週、チェダーチーズが派手に流れ出てしまった姿 (☆彡)を目の当たりにし、待てよ、チーズをしっかり全粒粉生地で包めば上手くいくのではないかしら、と。

大成功、とは決して言いませんが、まぁまぁの出来なのではないかしら。

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先週のようにトマト缶は使いませんでしたが、全粒粉生地でチェダーチーズと枝豆、セミドライミニトマトを包んだ全粒粉バターロールです。
やはり、バターを使用した生地は香りが抜群に良い気が致します。

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その上、最近時々生地に加える小さじ1/2のピクルス液の効果でしょうか。
生地がハリはあるのにふんわり焼き上がるのです。

この時期は特に甘酢を含め、お酢を使用した作り置き料理が多いですもの。
ピクルス液の有効利用方法は、貧乏性にとってはいくつあっても大助かりなのです。

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多少の生地の裂けめは気にせず、大らかな木曜日のパン作り。
いつものように手作り豆乳ヨーグルトのホエー、オーバーナイト発酵スタイルで気楽に焼くのが楽しいのです。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 27g
  • アーモンドミルク ホエーと合わせて85g計量します
  • ピクルス液(ゴーヤを漬け込んであった甘酢です) 小さじ1/2

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター 10g(湯せんで溶かしておきます)



  • チェダーチーズ 40g
  • セミドライミニトマト(手作りです) 適量
  • 冷凍むき枝豆 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    先ずは豆乳ヨーグルトの容器を傾け、ホエーを出来るだけ確保します。
    確保したホエーにアーモンドミルクを足して計量し、更にここにピクルス液を合わせて軽く混ぜておきましょう。

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  2. 全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    この半量を1に加えてよく混ぜ合わせましょう。
    更に、お塩、溶かしバターも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  3. ビニール袋に半量残した粉類に、2を加えます。
    ビニール袋を振り混ぜながらなじませましょう。

    すぐに生地がひとつにまとまります。

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    ビニール袋越しに形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵させます。

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  4. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    室温に戻した生地をビニール袋から出し、ガス抜きをして丸め直します。
    4分割してそれぞれを丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

    その間に、チェダーチーズを10gずつに切り分ける等、フィリングの準備をしておきます。

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  6. 成形します。

    ラップで挟んで生地を楕円にのばし、二等辺三角形をイメージして3辺を折りたたみます。
    それを平らに均した後、更に半分に折って細長いしずく型にのばします。

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    幅のひろい方にチーズを置き、生地からはみ出さないようしっかりと包んで形を整えましょう。

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    綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で35分の最終発酵。
    今日は少し短めに設定しました。

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  7. 少々ダレた感じはありますが、まぁ良いやと、水溶き卵黄を刷毛でぬります。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして13〜14分。
    よしよし、生地の裂けはあるけれど、少なくともチーズの流出はなし。

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    私にしては上々の焼き上がりなのです。

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具沢山のお豆腐ポタージュを添えましょう。

冷凍むきアサリや冷凍おくら、作り置き料理として拵えたズッキーニのナムル、ピリッと辛いチリオリーブオイル等、賑やかな冷たいお豆腐のスープです。

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  1. お塩をほんのひとつまみ加え、胡麻油で薄切り玉ねぎをじっくり炒めます。
    ひたひた程度のスープストックを注ぎ、しばらく煮たところで木綿豆腐を崩し入れましょう。

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  2. オイスターソースやナンプラー等で軽く味付けをして火からおろし、バーミックスでピュレ状にします。
    冷凍むきアサリを加えて軽く加熱したら、鍋底を氷で冷やしましょう。

  3. 冷えたオーツミルクを注ぎ、ミルで粉砕したペコリーノロマーノ、冷凍おくら、刻みネギ、ズッキーニのナムル等々、そのまま食べられる食材を加えてひと混ぜ。
    スープジャーに注ぎ、チリオリーブオイルをちろりと垂らして出来上がり。




いつもイオンネットスーパーさんに届けて頂く冷凍むきアサリ。
どうやら加熱せずとも、そのまま解凍するだけで食べられるとか。

しめしめ、お料理の幅がこれでひろがりました。

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朝食です。
木曜日は、週でいちばん楽しみにしておりました塩鯖のハズだったのですが、どうもノルウェー産ですら只今入手困難な状況にあるらしい、と主人。

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6月初旬、イワシの時期に近所のマックスバリュでちまちま購入し、都度下処理して冷凍しておいたイワシの出番到来です。
まとめて煮て、1食事分ずつ小分けにして冷凍しておきました。

今朝はあかもく粥を添えて、塩鯖ではないけれど主人とふたり、大満足笑顔笑顔の朝食です。




明日はあゆ懐石デートですよ。


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posted by しんさん at 13:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする