2020年08月28日

大失敗!〜全卵・全粒粉・豆乳カヌレ

お盆休み中、主人が買ってくれたカヌレ型。
今朝は3回目のカヌレを焼いてみましたよ。

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銅のカヌレ型が高価なのと、蜜蝋を使うという点で躊躇致しておりましたホームメイドカヌレ。
私の相棒となりましたこのカヌレ型、内側がシリコン加工された本格的なものではありませんが型離れも申し分なくたいへん気に入っております。

蜜蝋はそもそも難易度が高いので最初から使う気はありませんが、それでもバニラビーンズペーストとラム酒は揃えたいもの。
前回(☆彡)・前々回はとにかく型が届いた喜びから、いつものようにお家にある全粒粉と豆乳、バニラビーンズ不使用、そしてラムの代わりにブランデーというやり過ぎなほどのあり合わせで挑みました。

あっちこっち自由に傾いた器量の悪いカヌレではありますが、欲を言わなければカヌレの材料は一部を除いて常備してあるものばかり。
白玉団子やクッキー、パンケーキを拵えるような気楽な感覚でカヌレ、それが出来れば素敵だと思いません?

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と、そんな欲をかいての大失敗。
こんな焼き上がりのカヌレは3度目にして初めてです。

なんでしょう、この大きな空洞は。
なんでしょう、この出来損ないなだし巻き卵のような中途半端な焼き上がりの生地は。
この大失敗カヌレに至った私の野望は、『全卵でカヌレを焼きたい!』です。

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そう、多少材料を置き換えてはおりますが、基本的にカヌレの材料は牛乳、バター、小麦粉にお砂糖。
そして使用するバターも小麦粉も意外と少量、お砂糖を控えれば頻繁に食べても問題ないのでは?そんな材料と分量です。

ただし私が気に入らなかったのは、卵黄2個に対して卵白10gという卵の使用量。
残った卵白の使い道に縛られながらカヌレを焼くなんて、それはあまりに不本意と言うものです。

そこで全卵を使用した結果、いえ、卵だけが原因だとは思っておりません。
思い当たる節はいくつかあります。
生地を入れる時に今日はオーブンの汚れが気になってモタモタ致しましたし。

ですが、気持ち良いくらいのこの空洞・・・いや、あっぱれ。

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通常のレシピに比べてお砂糖の量はかなり控えめです。
デーツシロップで甘みを補ってもおります。

卵の問題が解決するまで、お家で焼くお気楽カヌレへの挑戦は続くのです。
そう、高価過ぎるバニラビーンズをあっさりバニラビーンズペーストに置き換えたのも気楽にカヌレを焼きたいという野望からですもの。

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◆材料

  • 豆乳 250g
  • 無塩タイプの発酵バター 10g
  • デーツシロップ 10g

  • 生砂糖 45g
  • 全粒粉薄力粉 50g

  • 全卵 1個

  • ラム酒 大さじ1
  • バニラビーンズペースト 小さじ1/2弱
  • 型にぬるためのバター 適量


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◆作り方

  1. 生地は前日に用意します。
    今回は前日の午前中、主人を送り出してから生地を準備して1日弱冷蔵庫で寝かせました。

    先ずは豆乳・バター・デーツシロップを合わせて湯せんにかけましょう。
    バターが溶ければそれでOK、粗熱をとっておきます。

  2. ボールに薄力粉と生砂糖を合わせ、泡だて器で丁寧に混ぜ合わせましょう。
    ここに卵を割り入れてよく混ぜます。
    粗熱が取れた1を少しずつ加えて滑らかに混ぜ合わせます。

    ラップを生地に密着させ、冷蔵庫で翌日まで寝かせておきましょう。

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  3. 今日はここからスタートです。

    先ずは生地を冷蔵庫から出して室温に戻しておきましょう。
    型用のバターも室温に戻しておき、刷毛で丁寧に型にぬっておきます。
    オーブンは天板ごと250℃に予熱しておきましょう。

    生地を漉し、ラム酒とバニラビーンズペーストを加えてよく混ぜ合わせます。

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  4. 準備した型に生地を流し、熱々に予熱したオーブンに素早く移します。

    設定温度を210℃にして60分。
    もう少し最初は高い温度で焼き始めるのが良いかも。

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    焼きあがったら熱いうちに型から出し、網の上で冷まします。
    表面はカリッとしていますが、何しろあの空洞ですからね。

    冷めたカヌレ、高温のオーブントースターで焼き直したら美味しくなりましたよ。
    高温で沸々と生地を煮立たせながら焼くカヌレ、型にぬったバターが飛び散って後のオーブンのお掃除が大変です。
    “チン!してふくだけ”が今の我が家の必須アイテム。

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我が家では牛乳の代わりに豆乳を常備してあります。
日持ちする豆乳が4パック、これが我が家の冷蔵庫の常。

ですがいちど開封してしまうと自慢の日持ちが崩壊してしまうのが豆乳の性分、カヌレでたった250gだけを使用した豆乳、お弁当のお菜にも使いましょう。

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メイソンジャーで拵えるフルフル豆腐は我が家の定番メニュー。
今日は金曜日ですし、作り置き料理のお片付けも兼ねてトッピングをたっぷり。
煮びたしの煮汁をアガーでジュレにして添えますよ。

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我が家で愛用致しておりますにがりは、豆乳 100に対してにがり 1がフルッとかたまる好バランス。
500tの豆乳に対して小さじ1のにがりを加えてそっとひと混ぜふた混ぜ。

容器に漉しながら注ぎ、アルミホイルで蓋をして軽く湯せんにかければフルッとかたまります。
今宵の晩酌用にも。

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作り置き料理の煮汁にアガーを加えてゼリー状にかためます。
お豆腐の上に茄子やオクラの煮びたし、みょうが等々を並べ、スプーンで崩した煮汁のジュレをたっぷり添えれば出来上がり。

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今朝の主食は主人が大好きな鶏粥。
今日のこの鶏ささみ、お盆休み中に取り寄せた三重県の熊野地鶏のささ身を使った鶏粥です。

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ぴったりと蓋が出来るお鍋にたっぷりお湯を沸かし、お酒をお塩を少々。
再度煮立ったところに、予め室温に戻しておいた鶏ささみを重ならないように加えてすぐ蓋をし火を止めます。
そのまま30分以上放置し、鶏肉に火が入っていることを確認して取り出します。

鶏のゆで汁でお粥を炊き、茹でたささ身をほぐしてトッピング。

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最初はね、鶏粥にこの熊野地鶏を使うのは失礼かな?とも思いました。
でもいつも頻繁に食べているこの鶏粥、はてさて地鶏で拵えるとどう違うのか興味は深々。
いつもとは明らかに異なる鶏粥が出来上がりましたよ。





さて。
1か月にいちどの定期歯科検診の日です。
思えば、私がひとりで自ら車を運転して出かけるのは今や月にいちどのこの日だけになりました。
外は雨が降っています、結構本格的に。
出来れば行きたくないけれど、仕方がないので主人が帰宅したら入れ替わりに出かけると致します。

帰りは西友さんによってささやかな食材調達をしてきましょう。


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2020年08月27日

お片付けグジェール

今年の夏はよくセミドライトマトを作りました。

苗から育てた自家製ミニトマトであったり、産直アウルさんで取り寄せたカラフルなミニトマトであったり、イオンさんが届けてくれた岐阜県産トマトであったり、器量も色も大きさも様々ではありましたが大抵のトマトはオーブンでセミドライ状態にしてオリーブオイルに漬け込み冷蔵保存(☆彡)

ニンニクやスパイス、ハーブを一緒に漬け込んだりと色々応用も出来ましたし、このオリーブオイルを使ったパスタが週末のお約束にもなりました。
そして8月も終盤、トマトの旬もそろそろおしまいです。
おそらく最後であろうセミドライミニトマトのオリーブオイル漬け、今日はオリーブオイルごとお片付けと参りましょう。
お片付けグジェールです。

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トッピングしたトマトがちょっと重そうですがグジェールです。
セミドライトマトを漬け込んであったオリーブオイルを生地に使い、最後極少量残っておりましたセミドライトマトをトッピング。
全粒粉生地なので少々色黒なグジェールです。
エルブ・ド・プロヴァンスをたっぷりふって焼きました。

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生地がゆるめだったので少々ふくらみ不足ではありますが、まぁ致命的でもなしとそこはおおらかに。
エルブ・ド・プロヴァンスのおかげで、塩味は控えめでも物足りなさはありません。
もちろん多めに焼いて、週末にむけて冷凍保存しておきましたよ。

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品質や見た目に拘らなければ、意外とシュー生地って手間いらずです。
特にクリームを詰める必要のないグジェールならばなおさら。

今夜は赤ワインにしよう、たまにそんな選択を主人がするとお肉が苦手な私は意外と悩むのです。
そんな時グジェールは強い味方、それだけでなんとなくダラダラと飲めてしまいますからね。
ちょちょいっと在庫食材で出来てしまうお片付けグジェール、スフレと並んで応用範囲のひろいお料理です。





◆材料(いつもよりちょっと大ぶりなグジェール9つ分)

  • お水 100g
  • オリーブオイル(セミドライトマトを漬け込んであったオリーブオイルです) 50g

  • 全粒粉薄力粉(ふるっておきます) 40g
  • 全卵(室温に戻してほぐしておきます) 2個

  • ペコリーノロマーノ(ミルで粉末状にしておきます) 20g(生地用)
  • 粉末状にしたペコリーノロマーノ(トッピング用) 適量
  • エルブ・ド・プロヴァンス 適量
  • セミドライトマトのオリーブオイル漬け 適量

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◆作り方

  1. お水とオリーブオイルを小鍋に合わせ、中火でしっかりと煮立てましょう。
    煮立ったら一旦火からおろし、ふるっておいた薄力粉を一気に加えて木べらでなじませます。

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    生地がひとつにまとまったら再度中〜弱火にかけて1分程度練り混ぜましょう。
    鍋底にうっすら膜のようなものが張ってきたら火を止め、もうしばらく練り混ぜます。

  2. 練り混ぜて生地の温度が少し下がったところで、溶き卵を少量ずつ加えては木べらで生地になじませます。
    最初は分離したような状態でも、やがて滑らかになじんできます。
    生地をすくってみてゆっくり3角形になって落ちていく状態が理想的、ですがそこはおおらかに。

    最後にペコリーノロマーノを加えてよく混ぜます。
    1cmの丸型口金を付けた絞り出し袋に生地を移しましょう。

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  3. オーブンシートを敷いた天板に十分間をあけて生地を絞り出します。
    指先をお水で濡らし、生地の尖った部分を少し押さえてあげましょう。

    霧吹きでお水を軽く吹きかけ、エルブ・ド・プロヴァンスとトッピング用のペコリーノロマーノを上に散らします。
    オリーブオイルに漬け込んであったセミドライトマトも刻んでトッピング。
    オーブンシートの上に散らばったペコリーノロマーノとエルブ・ド・プロヴァンスは、スパチュラで生地の端に寄せてあげます。

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  4. 220℃に予熱したオーブンに素早く移し、設定温度を200℃にして先ずは15分。
    その後180℃に温度を下げ、10分弱焼いてそのままオーブン庫内で冷ましましょう。
    随分と横に育ったグジェールですこと。

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    最近はこのくらいの塩味がちょうど良いと思うようになりました。
    週末に向けて、今日食べない分は冷凍保存しておきます。

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昨日、主人と一緒に冷凍枝豆を食べながら日本酒を飲み、face to aceの“2020 浴衣祭 FINAL!” を鑑賞致しました。
いつもの投げ銭制無観客ライブではありましたが、久しぶりのバンド出演に感無量。
それがお家で枝豆食べながら見られるなんて、多少の不便はありますがなかなか快適な時代です。

そして残った枝豆が今日のお弁当のお菜に。
人参サラダ、枝豆入りです。

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人参は千切りにし、少量のお塩を軽くもみ込んでしんなりするまでしばらくおきます。
これをボールに移し、莢から出した冷凍枝豆・刻んだドライフィグを加えましょう。
極少量残ったセミドライトマトのオリーブオイル・レモン汁で和えます。
どうせならばペコリーノロマーノも加えてお片付け完了。

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そう、思い出しました。
昨日主人と一緒に食べた冷凍枝豆、残った枝豆で今朝は枝豆ご飯を拵える予定だったのです。

ライブを見て酔っぱらってご機嫌、そんな状態で主人が言うのですもの。
『明日の朝って釜玉うどん食べられる?』
つい言ってしまうのが人情というものでしょ?『もちろん』と。

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枝豆ご飯は急きょ釜玉うどんに。





昨日届いたばかりのオーロラも忘れず食卓に。
ただ、先日拵えた幸水のコンポートがよほど気に入ったのか、あれほどオーロラはそのまま食べよう、余計な手は加えないようにと念を押していた主人があっさり主張変更。

届いたオーロラ、全部コンポートにしたら?と。

プライドはないけれど食べる情熱は誰より熱い。
今日はお酒を控えて一緒にクリミナルマインドを鑑賞する日です。



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2020年08月26日

野菜のせ過ぎ全粒粉フォカッチャ

なんとなく、本当になんとなくふとフォカッチャが食べたくなりました。
正直申し上げて、いつも焼いている我流のオーバーナイト発酵全粒粉パンと何の違いがあるのかよく分かりません。
バターを使わずオリーブオイル、表面にそれらしい空気穴をあしらえば、そして何よりフォカッチャと先手必勝言い切ってしまえば良いのではないかしら。

という訳でフォカッチャです。

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全粒粉生地が野菜の重さに耐え兼ねているかのような、ちょっと重そうなフォカッチャ。
角度をちょっと変え、真上から見ても野菜がたっぷりです。

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いつもはお水を使わずお豆腐で生地を捏ねることが多いのですが、今回はシンプルに白湯とホエーで。
昨日の夕方、夕食を準備する片手間に生地を準備してひと晩野菜室でじっくり発酵、朝に成型して仕上げるといういつものお気楽なオーバーナイト発酵パンです。

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ローズマリーの代わりにエルブ・ド・プロヴァンスをたっぷり表面に散らしてみました。
自家製ビーツのピクルス、セミドライミニトマトのオリーブオイル漬け、ピーマン、マイタケ、玉ねぎと在庫野菜をたっぷり上にトッピング。
御覧の通りの具沢山フォカッチャ、器量の悪さもいつものご愛敬ですよ。

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◆材料(10p程度のフォカッチャ4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 150g
  • 全粒粉薄力粉 60g
  • グラハム粉 15g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト 1g

  • お塩 1g
  • オリーブオイル 15g

  • 白湯 100g
  • ホエー(自家製豆乳ヨーグルトの水分です) 35g


  • 仕上げ用オリーブオイル 適量
  • エルブ・ド・プロヴァンス 適量
  • お好みの野菜 適量
  • フルール・ド・セル 適量





◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備します。

    白湯とヨーグルトのホエーを合わせて人肌程度にします。
    ホエーというより、ヨーグルトの重湯といった感じかしら。

    お塩以外の粉類をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように丁寧に振り混ぜましょう。

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    粉類の半量をホエーに合わせ、菜箸でしっかりと混ぜ合わせます。
    お塩・オリーブオイルを順に加えてその都度しっかりと混ぜ合わせ、これを残った粉類に戻し入れましょう。

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    生地が一つにまとまるまでもんだら、形を整えてビニール袋内の空気を抜きます。
    ねじりながら端のほうで口を留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間。

    その後もういちど軽くもんで形を整え、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れ、野菜室でひと晩発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しておきましょう。

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    室温に戻した生地を軽く捏ね直し、形を整えて包丁で4等分します。
    断面を包み込むように丸め、乾燥しないよう時々霧吹きでお水を吹きかけながらふわりとビニールをかぶせ、20分間のベンチタイムをとります。

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  3. ベンチタイムが終了したら、手のひらで生地を平らにのばします。
    周囲を少し厚めに、丸く形を整えたらオーブンシートを敷いた天板に間を開けて並べます。

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    同じく乾燥しないよう時々霧吹きでお水を吹きかけながらビニール袋をかけ、オーブンの発酵機能を使って40℃で30分間発酵させましょう。
    発酵が完了したら、表面にオリーブオイルをぬって菜箸のお尻で空気穴をあけます。
    エルブ・ド・プロヴァンスを散らしましょう。

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  4. お好みの野菜を軽く生地に押し込むように並べます。

    トマトはミニトマトをオーブンでセミドライにしてオリーブオイルにつけておいたもの。
    ビーツのピクルスはくし形に切って。
    ピーマンは種付きのまま輪切りにします。
    マイタケはざっくり裂いて押し込みましょう。
    フルール・ド・セルを極少量表面に散らします。

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  5. 200℃に予熱したオーブンに素早く移し、設定温度を190℃にして12〜15分。
    野菜のせ過ぎ全粒粉フォカッチャの焼き上がりです。
    食べたいものを食べたい時に食べられる幸せを噛みしめて。

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先日、お客様から甘くてみずみずしい幸水梨を頂いて帰宅した主人。
外出自粛だなんだと言いながら、こうして旬の農作物を頂けるなんて本当に恵まれています。

この幸水、毎朝ひとつずつ主人と半分こして大切に頂こうと思っておりましたその矢先。
主人が満面の笑みで言いました。
『今年もオーロラを取り寄せたよ』

何年前のことだったかしら、高速料金割安期間を利用してカレーの美味しい信州のお店へ。
何もない山道を走る道中、ふと目に留まったリンゴ農園の直売所を訪れて以来こちらの農園の洋梨を取り寄せております。
もう少し秋が深まる頃には、こちらの名月を取り寄せてタルトタタンが恒例行事。

・・・なんて悠長なことは言っていられません。
決して日持ちする果物ではない梨、さて、小ぶりとは言え先に頂いた幸水がまだ残っていますよ。
少しでも日持ちを期待し、コンポートにしてみました。

お水を使わず、お砂糖を使わない、シンプルな幸水のコンポート。
これ、本当に美味しい。

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みずみずしい幸水でしたので、お水を使わず少量のみりんだけで煮込みます。
使った幸水は小ぶりなものを2個、みりんは大さじ2〜3といったところでしょうか。

皮をむいて縦4等分した幸水をストウブに並べます。
シナモンを散らして上からみりんを全体に回しかけます。

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後はぴったりと蓋をし、弱火で煮立てましょう。
時々様子を見ながら上下を返し、焦がさないように気を付けます。
全体が煮立ったら極々弱火にし、時々上下を返しながら30分弱。
幸水の水気がだんだん上がってきて幸水が透き通ってきますよ。

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しっかり水気が上がってきたら火を止め、しばらくそのまま蒸らして保存容器に移しましょう。
まるで桃のような上品なコンポートです。

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フォカッチャが具沢山ですもの、お昼はフォカッチャと幸水のコンポートだけで良いわよね。
ちなみに、私だけいつもモズクとプルーンを添えています。

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今朝は十六雑穀、押し麦、もち麦を加えた炊き粥を主食に、どどんと大きな塩サバを添えました。
具沢山過ぎるのはフォカッチャだけに止まらず、毎朝のお味噌汁も具沢山です。
バナナを皮ごと真っ黒に焼いてヨーグルトに添える、納豆にはチアシードとたっぷりの刻み納豆。

そして明日からはオーロラがここに加わります。

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そう、先ほど届きました、2020年今年のオーロラです。
主人が電話をしたとき、先方さんがびっくり仰天していらっしゃったとか。
正に主人の電話がなった、その時にオーロラの出荷準備が整ったのだとか。

『見てたの?』とご主人。
主人の食に対する情熱は並大抵ではないのです。

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さ、届いたオーロラを片付けましょうね。
しばらく我が家のワインセラーはオーロラに占領されます。


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2020年08月21日

緑豆餡たっぷり、ココナッツ香る全粒粉あんぱん

我が家において、ココナッツミルクは常備してある食材のひとつ。
先日、ココナッツミルクと緑豆を合わせた大好きな緑豆餡(☆彡)を拵えました。
そしてその時のココナッツミルクがほんの少量残っておりました。

食材お片付けの金曜日ですし、このココナッツミルクと緑豆餡を一気にお片付け。
ココナッツミルク風味の全粒粉あんぱんなどいかがでしょうか。

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あんぱんってなじみ深いパンではありますが、自分で焼くとなるとお話は別。
生地を等分して、ひとつひとつ生地をのばして餡を包んで・・・欲張りな私、餡がはみ出す爆発あんぱんを前にがっくり項垂れること多々。

ならばとそんな工程をあっさり飛ばし、大きくのばした生地で餡をくるり。
ちょんちょんッと生地をカットして成型完了、まるでスコーンのような佇まいではありますが歴としたあんぱんです。
主人のメッセージにあった『このパンみたいなの美味しい!』、言い得て妙です。

自分で焼いたパンは端っこの中途半端な断面もどこか愛らしいのです。

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お水を使わず、ココナッツミルクとゆるめの豆乳ヨーグルトで全粒粉を捏ねた生地。
ちょっと生地がやわらか過ぎて高さが出なかったのが残念ではありますが、その分しっとりやわらかな、そしてほんのり甘い全粒粉生地に焼きあがりましたよ。

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全粒粉生地に包まれたたっぷりの緑豆餡は、つぷつぷとした食感のもち麦入り。
数日前に拵えた白玉ぜんざい(☆彡)、その時の緑豆餡を冷蔵保存しておいたもの。

ココナッツシュガーを使い、ココナッツミルクで仕上げた少々変わり種、ですが我が家では定番な緑豆餡。
そう、私、緑豆とココナッツミルクの組み合わせが大好きなのです。

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手順はいつものオーバーナイト発酵スタイル。
前日に生地を準備してじっくりひと晩野菜室で発酵、翌朝2次発酵を促して焼くだけのお手軽パンです。
特に今朝はフィリングの餡まで準備済みなのでいつも以上に余裕なのです。





◆材料

  • 全粒粉強力粉 100g
  • 全粒粉薄力粉 35g
  • グラハム粉 20g
  • てんさい糖 10g
  • インスタントドライイースト 1g


  • ココナッツミルク 65g
  • 豆乳ヨーグルト(ホエー多めのゆるゆる自家製ヨーグルトです) 100g


  • お塩 1g
  • ココナッツオイル 10g



  • 緑豆餡 適量
  • 水溶き卵黄 適用
  • 黒胡麻 適量





◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に。

    全粒粉強力粉〜インスタントドライイーストまでをビニール袋に合わせ、空気を含ませるようによく振り混ぜておきます。

    ココナッツミルクと豆乳ヨーグルトをよく混ぜ合わせ、粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    これを残りの粉類に戻し入れ、ひとつにまとまるまでもみます。

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    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間。
    その後ビニール袋の上から軽くもんで形を整え、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、野菜室でひと晩ゆっくり発酵を促しましょう。

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  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    その後軽くもんで生地のガス抜きをし、丸め直して20分間のベンチタイム。

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  3. ベンチタイム完了した生地をビニール袋のまま、めん棒を使って正方形〜長方形にのばします。
    ビニール袋を切り開いて緑豆餡をたっぷり、ここでスパチュラ等を使って緑豆餡の表面も整えて。

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    後はビニール袋を使って海苔巻きの要領でくるりと巻き、形を整えます。

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    そっとビニール袋を取り除いて切り分けますが、生地がやわらかいので包丁より木綿糸を使うのが賢明。
    乾燥しないよう時々霧吹きでお水を吹きかけながら、ふわりとラップをしてオーブンの発酵機能 40℃で40分間発酵を促しましょう。

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  4. 2次発酵が完了したら、水溶き卵黄をそっと表面にぬって黒胡麻を散らします。

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    200℃に予熱したオーブン庫内に素早く移して霧吹きでお水をひと吹きふた吹き、設定温度180℃で12〜13分。
    色黒で器量も悪いパンではありますが、そこもまた愛敬のひとつなのであります。

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パンを焼くといつも悩むのが、艶出しに使ったほんの僅かな卵黄の残りの卵。
いつもならば鯖缶と合わせてナゲット風にすることが多いのですが、実は昨日主人のかかりつけ医から食に関しての警鐘が。

昨日エコー検査を受診した主人。
結果を聞きながら話は食生活へ。
毎日青魚を食べています、と主人。
お医者さま、いやいや、青魚というものは体には良いのですが毎日というのは食べ過ぎですね、と。

残った卵を使い、鯖缶なしの苦し紛れのお菜を拵えました。

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残った卵を始め、ベジミート・ひじき・玉ねぎ・お豆腐・刻んだニンニクをボールに合わせます。
米粉をつなぎに加え、オイスターソース・お塩・ガラムマサラで味付けをしてよく捏ねてから丸めます。

一部はつるむらさきのお浸しでこれを包み、一部はセミドライトマトのオリーブオイル漬けをトッピングし、200℃のオーブンで焼き色がつくまで焼いて出来上がり。
苦し紛れのお菜でした。

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毎朝の青魚はやめましょう、そうかかりつけ医に言われたからと言って急に変更できるでもなし。
昨日は少々ショックを受けていた主人ですが、今朝はいつも通りの主人に戻っておりました。

だってさぁ、僕たちの夕ご飯を見たら一般的な意見通りとはいかないと思うよ、と。
そりゃそうだ。
ならばいつも通りの朝食と致しましょうか。

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主人のエコー検査を見て、ウズウズと検査好きの血が疼き始めました。
いいな、いいな、エコー検査、そんなに詳しく見てもらえるんだ。





さ、今宵は日本酒。
久しぶりに放送されておりました“あてなよる”の録画を見ながら飲みますよ。



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posted by しんさん at 14:27 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月18日

全粒粉で豆乳なカヌレ〜要するにあり合わせカヌレ

以前から焼いてみたかった焼き菓子のひとつ、カヌレ。
ひょんなことからカヌレ型が私の相棒として加わりました。
お題にもあります通り、全粒粉、豆乳、てんさい糖とあり合わせではありますが、カヌレ、物は試しと焼いてみましたよ。

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お盆休み前のいつだったか。
特に目的もなく、いつものように食材だったりキッチン用品だったりをオンラインで眺めておりました。
そしてふと目に留まったのが、カヌレ型の『セール』の文字。

カヌレ・ド・ボルドー(cannelé de Bordeaux)、ボルドーと言えばワインを思い浮かべますが、そのボルドー発祥のお菓子と言えば思い浮かぶのは先ずカヌレ。

カヌレが流行した頃に自分で作ってみたいと思ったこともありますが、銅のカヌレ型の値段を見て、そして蜜蝋の使用を考慮して諦めた過去があります。

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今回見かけたカヌレ型ももちろん純粋な意味での銅製ではなく、内側がシリコン加工された現代的なもの。
なのでお値段も高くはありますが手が出ないほどでもありません。
主人に一応意見を募ってみると、『うん、良いんじゃない?』と。

次いで、大きさが大・中・小とあることを伝えると表情が一転。
『大なら僕が買ってあげる。それ以外ならば自分のお小遣いで買い給へ』と。

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・・・大きいカヌレが食べたい、そういう訳ですね、分かりやすい人です。

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こうしてカヌレ型 大が6個、我が家のキッチンに仲間入り致しました。
型を手に入れると何はなくとも先ずは作ってみたくなる性分。

バニラビーンズ?ありません。
蜜蝋?ありませんし、これは買いそろえる気もありません。
グラニュー糖?てんさい糖で良いんじゃない?
小麦粉?我が家は全粒粉で貫き通します。
牛乳?豆乳でも大丈夫でしょう。
マドレーヌに凝った時のブランデーが残っていたハズ・・・あら?カヌレってラム酒でしたの?

こんな調子で焼いた初回のカヌレ。
これで2度目のカヌレ、以前に比べ表面のカリカリ感も劇的に増しております。
中の生地ももっちり。

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繊細な個所はさておき形はカヌレ、型離れも問題なし、これで行こう、我が家のカヌレ。
前回は甘さに物足りなさを感じたので、今回はデーツシロップを少々足してみました。

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もちろん完璧なカヌレではありません。
相変わらずのあり合わせ、全粒粉に豆乳、てんさい糖、バニラビーンズなし、ラム酒の代用ブランデー。
ですがお家のカヌレですもの、これで突き詰めて参ります。
前日の夕方に生地を準備し、翌朝焼く、贅沢さえ言わなければこれで十分美味しいカヌレが食べられますよ。

そして今週末、バニラビーンズは少々勿体なかったのでバニラビーンズペーストの到着を待ちわびて。





◆材料(直径約56×H52mmのカヌレ型に6個分)

  • 豆乳 250t
  • 無塩タイプの発酵バター 15g
  • デーツシロップ 15g

  • 全粒粉薄力粉 35g
  • 全粒粉強力粉 25g
  • てんさい糖 75g

  • 卵黄 2個分
  • 卵白 10g

  • ブランデー 15t

  • 型にぬるバター 適量




◆作り方

  1. 生地は前日の夕方に準備します。

    小麦粉は合わせてボールにふるい入れ、てんさい糖と合わせて泡だて器でよく混ぜ合わせておきましょう。

    お鍋に豆乳・バター・デーツシロップを合わせて中〜弱火にかけます。
    そっと混ぜながらバターを溶かし、全体が60℃程度に温まったら火を止めて粗熱を取っておきましょう。
    合わせておいた粉類に半量程度を加えて泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    卵をよく溶いてここに加え、泡だて器で混ぜ合わせましょう。
    残った豆乳を全て加えて泡だて器で優しく混ぜ合わせ、最後にブランデーを加えます。

    ラップを生地に密着させ、冷蔵庫でひと晩寝かせます。

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  2. ひと晩寝かせた生地を先ずは室温に戻しましょう。
    目の細かいザルで漉しておきます。

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    オーブンは天板も一緒に250℃に予熱しておきます。

    バターをマヨネーズ状に戻しておき、刷毛で丁寧にカヌレ型にぬります。

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    漉した生地を型に流して高温に熱したオーブンへ。

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    設定温度を230℃にして先ずは15分、その後190℃にして45分焼きます。
    高温で沸々と生地を煮立たせながら焼くので、オーブン庫内の汚れが半端ないのが玉に瑕。

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  3. 焼きあがったら熱いうちに型から出し、網の上で冷ましましょう。

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    冷めるとカリッカリの表面に感激すること請け合い。
    このあっちこっち向いたお行儀の悪い焼き上がり、馬鹿な子ほどなんとやらの心境で愛らしいのです。

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前回焼いたカヌレとの食べ比べセット。
お菜は、品は違えどいつものジャーサラダです。

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取り寄せた三重の地鶏で鶏ガラスープをとりました。
脂が多く残った一部をこってりとした煮物用に除けておきました。
残しておいた首の周りの皮部分と一緒に大豆を煮ましょう。
大豆はお水に浸さずそのまま煮て食感を楽しみます。




  1. 下ゆでして小さくちぎったこんにゃく、やや大きめのさいの目に切った人参を鶏の脂で炒めます。
    ひと晩冷蔵庫に入れておいた鶏ガラスープは、脂分だけが分離しているので炒め脂として使えます。
  2. 干しシイタケの戻し汁と鶏ガラスープ、お酒、お砂糖、お醤油を加え、戻した干しシイタケ・小さく切った鶏皮・乾燥大豆・たっぷりの千切り生姜を加えて加圧すること20分弱。

    圧が抜けたら蓋を開け、オイスターソースを加えて煮汁がなくなるまでしばし加熱して出来上がり。

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    いつもはあっさり仕上げる茄子の姿煮も、今日は鶏ガラスープでこってり仕上げ。
    鶏ガラスープを使った作り置き料理、2品出来上がりです。

    今日はこのこってり大豆にアボカドを合わせたジャーサラダ。
    混ぜて食べると主人好みのこってりアボカドがまた美味しいのです。

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三重の地鶏は卵のおまけつき。
もちろん今朝はその卵を使って主人喜ぶ釜玉うどん。

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おめざの蕎麦ぼうろは河道屋さんのもの。
俵屋さんに宿泊した翌日、主人のシャンプーを買いに行くと必ずそのお向かいの河道屋さんに寄るのがルーティンです。

私、主人が淹れてくれる柳桜園さんのほうじ茶と河道屋さんの蕎麦ぼうろ、この組み合わせをこよなく愛しております。
この2者に勝るマリアージュ、うーん、思いつかない。





昨日の小ぶりな築地のイワシに続き、今日のイワシは山陰出身。
食べなれた大きさと風味、主人はこちらが好みだそう。
ですが本当に真逆な私たち、大人げないことは言いませんが私は築地出身の昨日のイワシが好きです。





ね、そろそろランチョンマットを新しいのに替えませんか?
まだまだ新品の在庫は豊富なのに、主人はいつも古びたランチョンマットをいそいそとひろげるのです。


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posted by しんさん at 14:31 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする