週にいちどの蕎麦がきぜんざいはもはや当たり前。
今や、米飯より蕎麦がきの登場頻度の方が圧倒的に高い我が家ですもの。
さぁて、明日の朝食は主人の大好物であります蕎麦がきぜんざいにしましょう、とお風呂の中にて。
朝食は決定、ならばお弁当の主食はいかが致しましょう?
私がお弁当その他のメニューを考えるのは、基本お風呂に浸かりながらですからね。
そして思いついたお弁当の主食が・・・
もちろん蕎麦粉類100%という訳には参りませんが、これから徐々に増やしていこうと目論見中。
蕎麦粉と韃靼蕎麦粉入りベーグルパンで、小豆餡・カッテージチーズ・胡桃をサンドしてみました。
我が家のベーグルパンは、その多くの場合おから入りです。
今回は、全粒粉 = おから > ノーマルな強力粉 > 蕎麦粉 > 韃靼蕎麦粉、といった粉割合で。
餡子との組み合わせも、蕎麦粉ベーグルには好相性なのではないかしら。
そこにカッテージチーズまで合わせてしまうのが、ねじ伏せ傾向にある私料理らしいのですが・・・
ベーグルパンはフードプロセッサーを使って生地を仕上げます。
醗酵等の時間はそれなりに必要ですが、手捏ねを思えばうんと楽ちんですよ。
以下の分量で小ぶりなベーグル 2つ分です。
- 全粒粉タイプの強力粉 50g
強力粉 40g
おから (パウダー状に加工されたものでなく、極々普通のおからです) 50g
蕎麦粉 25g
韃靼蕎麦粉 10g
てんさい糖 大さじ1/2
インスタントドライイースト 小さじ1/2
お塩 ひとつまみ
以上をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、フードプロセッサーに移しましょう。
湯冷まし 90tを少量ずつ様子を見ながら加えつつ、高速で小刻みに回転させます。
全体がそぼろ状になったら、一旦湯冷ましを加えるのをストップします。
生地がひとつにまとまるまで高速回転を続けた後、低速回転をじっくり続けましょう。
生地が壁面につかなくなればOKです。 - 生地を軽く捏ねてまとめ、包丁で2等分します。
断面を包み込むようにしながら丸め、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップを被せて10分間生地を休ませましょう。 - 成形に参ります。
必要ならば軽く打ち粉をし、その上で生地を平らに伸ばします。
手前からきつめに巻き、これを転がして適当な長さに伸ばしましょう。
片方の端を平らに伸ばし、生地をねじりながらドーナツ状に整えましょう。
生地をねじることによって、ぎゅっと肌理の詰まった生地に仕上がるそうですよ。
平らにした端の生地を伸ばしながら、もう片方をしっかり包み込むようにして形を整えます。
先程と同じく湿らせたキッチンペーパー・ラップを被せ、30〜40分醗酵させましょう。 - 醗酵時間が残り10分程になったら、次の段階に進む準備に参りましょう。
先ずはオーブンを220℃に予熱します。
そしてケトリング用のお湯を沸かし、お砂糖をとかしておきます。
お砂糖の量は熱湯1ℓに対し40gほど、あくまでも素人ベーグルだってことで大まかです。
予熱が完了したのを確認し、生地をそっと熱湯に滑らせます。
片面30秒ずつ両面を茹で、素早く表面の水気を拭いてオーブンシートを敷いた鉄板へ。
設定温度を210℃にし、焼くこと15分。
焼き上がったら熱いうちに表面にオリーブオイルをぬり、網の上で冷まします。
半分にカットし、小豆餡・カッテージチーズ・胡桃をサンドして出来上がり。
小豆餡は、朝食の蕎麦がきぜんざい用に拵えたものを煮詰めて仕上げます。
嬉しいことに、少しではありますが畑でパクチーが自生し始めております。
室内で栽培するとすぐにアブラムシの標的にされてしまうパクチー、畑では活き活き成長中です。
先日少し摘んで参りましたので、本日は蒸し鶏と一緒にサラダにしてみましたよ。
パクチーだけに、蒸し鶏はタイ風に仕上げてみました。
・・・とは申しましても、早々に使い切りたい “トムヤムクンペースト” を使ったってだけの事ですが。
圧力鍋を使った失敗なしの蒸し鶏、応用自在で重宝します。
- 鶏胸肉は室温に戻しておき、皮を除いて全体をフォーク等で丁寧に突きます。
除いた皮は冷凍しておき、溜まれば我が家の定番 “鶏皮のもつ煮風” へと姿を変えます。
胸肉にトムヤムクンペーストをまぶし、20分程なじませておきましょう。 - 圧力鍋に蒸しすをセットして少量のお水を張り、強火にかけて煮立てます。
ここに蒸しカゴに入れた鶏胸肉を移し、アルミホイルを鶏胸肉に密着させるように被せます。
5分強加圧し、圧が自然に抜けるのを待って蓋を開けます。
手で触れられる程度に冷めたら切り分けましょう。 - 人参は鬼おろしで粗くおろし、赤ワインビネガーで和えておきます。
菊芋は皮のついたままビニール袋に合わせ、すりこ木等で一口サイズにたたき割りましょう。
パクチーはざく切りに。
ベーグルでほんの少し残ったおからもここに加えてしまいましょう。
蒸し鶏は、端っこ部分や崩れた部分をざっくりと裂きます。
これらを全てボールに合わせてオリーブオイルを回しかけ、丁寧に和えれば出来上がり。
サラダの鶏胸肉が真っ赤で辛そうですが、見た目ほどでもありませんよ。
但し、赤ワインビネガー以外の調味料は不要ですけどね。
そしてお待ちかねの朝食タイム。
主人の大好きな蕎麦がきぜんざいを主食に、蒸し鶏の真ん中辺りの器量良しはサラダになりました。
- 胸肉を蒸した後、圧力鍋に残った蒸し汁には鶏の旨味が溶けだしている・・・
・・・気がするのですもの。
少し煮詰めてサラダに加えれば、程良いドレッシングに。
パクチーと蒸し鶏でドレッシングをすくうようにしながら召し上がれ。
- そして圧力鍋を使ったぜんざい。
小豆を2度茹でこぼした後、圧力鍋に移してお水を注ぎ20分加熱します。
てんさい糖を加え (我が家は100gの小豆に対し40gです) て10分間弱火で煮て、お塩でしめれば出来上がり。これを煮詰めれば小豆餡に。
思い立った時にすぐ作ることが出来るので、近頃は冷凍することもなくなりました。
さてさて明日は金曜日。
原発閉塞隅角緑内障予備軍と診断されてから、気休めではありますが早寝を心がけております。
お酒を止める気は毛頭ございませんが、週に2日は定休日を設けようと主人と条例を定めました。
予備軍のうちに診断されたのが幸い。
発作を起こさないよう、明日にでもかかりつけ医に相談するつもりでおります。
確かに恐ろしい病気に変わりはありませんし、今のところ何も改善には至っておりません。
が、知ると知らぬでは大違いで今では少々心の余裕も出て参りました。
和装用の雨コートも主人に内緒で誂えることになりましたしね。
素敵な雨コートの仕上がりが待ち遠しくて、来週に控えたお出かけは是非雨をと祈る自分がここに。