2017年03月03日

Kistler (キスラー) ベーグル

先日のキスラーはブショネでした。
悲しいけれどブショネでした。

正直申し上げて、私、シェリー大好きです。
ですので、多少のシェリー香漂うブショネはあまり気にしません。
ですが主人は言いました、 『これは飲めない、料理に使いたまえ』 ・・・と。

反論の余地なく、とっとと別のワインを抜栓してしまいましたので、ここは素直にお料理に使います。
キスラーベーグルなんていかがでしょうか。

キスラーで生地を捏ねました。
とても贅沢なベーグルです。
でも、これだけではありません。

キスラーでさつま芋の白ワイン煮を作り、ベーグルの中にそっと忍ばせてみました。





キスラーのブショネがもうちょっと早く発覚致しておりましたら、ベーグルに添えたリンゴのジャムもキスラーで煮込みましたのに。
そこは残念ながらタイミングが合わず、フルーツブランデーで風味付けを致しました。

キスラーベーグルとすりおろしリンゴのジャム、本日金曜日のお弁当でございます。





全粒粉がたっぷり入ったベーグル。
フードプロセッサーで生地を捏ねるのでちょちょいのちょいです。
以下の分量で、小ぶりなベーグルふたつ分です。
  1. 先ずはさつま芋の白ワインにを作って冷ましておきましょう。

    さつま芋は小ぶりなものを1本。
    綺麗に洗い、皮つきのまま幅1cm強の輪切りにして5分程お水に晒してアク抜きをします。
    これをお鍋に移し、キスラー 150t・蜂蜜 小さじ2強・お塩 ひとつまみを加えて煮立てます。
    煮立ったら弱火にし、キッチンペーパーで落し蓋をしてコトコトコトコト10分程。
    途中で思い付き、ドライフィグも散らしてみました。

    火を止めてそのまま冷まし、味を充分に含ませます。

  2. キスラーベーグルに参りましょう。

    全粒粉タイプの強力粉 100g
    ノーマルな強力粉 50g
    てんさい糖 小さじ2
    インスタントドライイースト 小さじ1/2

    以上を乾いたビニール袋に合わせ入れ、口をしっかり持って丁寧に振り混ぜます。
    これをフードプロセッサーに移し、キスラー 70〜80tを様子を見ながら加え、高速で小刻みに回転させましょう。
    全体が細かなそぼろ状になったのを確認したら、あと小さじ1〜2程度キスラーを加えるイメージです。

  3. サラサラで細かなそぼろ状から、少ししっとりとしたミンチ状になったところで、お塩をひとつまみ加えて更に高速で回転させます。
    かたまりがやや大きくなってきたら、無塩タイプの醗酵バター 10gを加えましょう。
    速度を落とし、全体が大きくまとまるまで回転させます。

  4. 生地をフードプロセッサーから出して軽く捏ね、丸くまとめて包丁で2等分します。
    断面を包み込むように丸め、きつく絞ったぬれ布巾をかぶせて10分間生地を休ませましょう。

    その間にオーブンを210℃に予熱し、ケトリング用のお湯を沸かしておきます。

  5. 休ませた生地を平らにのばし、さつま芋とフィグを並べて手前からきつめに巻きます。
    両手で軽く転がしながら生地を均一にのばし、片方の端を押して平たくしましょう。
    生地を少しねじるようにしながらドーナツ型にまとめ、平たくした端でもう片方を包み込みます。
    しっかりと指でつまんで綴じ、形を整えましょう。

    ケトリング用の熱湯にお砂糖を溶かし、ぐらぐらと煮立たせない程度の火加減でベーグル生地を片面 30秒ほどで両面茹でます。

    さっと表面の水気を優しく拭き、直ちに予熱したオーブンへ。
    設定温度を200℃にし、焼くこと20〜25分。

    焼き上がったら網の上で冷まし、手で触れられる程度になったところで表面に薄くオリーブオイルをぬって仕上げます。






リンゴのジャム、リンゴをすりおろしてから煮詰めますので時間もかかりません。
長期間保存するつもりはありませんので、お砂糖の量をぐっと減らしてあります。
リンゴの味がしっかり楽しめるので、お料理にも使いやすい優れもの。
琺瑯製の保存容器で煮詰め、そのまま冷蔵保存するという荒技も気軽でお気に入りです。
  1. リンゴはうんと小ぶりなものを4つ、正味500g強。
    フードプロセッサーで一気にすりおろし、レモン汁 小さじ2・てんさい糖 70gを加えます。

    ジャムの場合、本来なら少なくともリンゴの30%程度のお砂糖を加えることが多いようです。
    ですが直ぐ使い切ってしまいますもの、基本の半量以下のお砂糖で。
  2. 琺瑯容器に1を移し、お好みのスパイスを加えます。
    今回使ったのは、ジュニパーベリーとクローブ。
    フルーツブランデー 大さじ1も加え、お好みの状態になるまで煮詰めれば出来上がり。

    朝のヨーグルトに添えたり、ドレッシングの一員として加えたり、なかなかの応用力。

    ほんのりとキスラーの風味が残るベーグルにも好相性です。











本日は楽しい金曜日。
週末ですので、今週活躍してくれた常備菜や保存食をお片付け致します。
そして週末は気ままな食生活を楽しみます。

2週間ほど存分に楽しみました根菜のピクルス (☆彡) もそろそろお片付け。
鶏の手羽肉をホロホロに煮込んで、お弁当のベーグルに添えましょう。

ピクルスも琺瑯容器に保存しております。
そのまま火にかけても問題なかったのですが、最初に鶏肉を焼きかためたかったので、そこは無難にお鍋を使いましょう。





  • 鶏の手羽肉に塩コショウし、軽く小麦粉をまぶします。
    お鍋にオリーブオイルを熱して全体にこんがりと焼き色をつけ、残ったピクルス液を注ぎましょう。

    ネギや玉ねぎ、戻した干しシイタケ等の在庫野菜を加え、落し蓋をしてピクルス液が半量程度になるまで煮詰めます。
    ハチミツを加えて更に軽く煮詰め、艶を出して出来上がり。
    火を止め、固ゆでにして皮をむいた茹で卵を漬け込みましょう。

    お酢の効果で鶏肉はホロホロです。
    手づくりのお気軽ザワークラウト (☆彡) を添えて召し上がれ。











朝食の主食は蕎麦がきです。
今朝はたっぷりの大根おろしで。

週末に向けての食材のお片付け、少々度が過ぎたようです。
お味噌汁は具沢山が我が家のスタイルなのに、今朝はもずくと極々わずかなマイタのみ。
味気ないお味噌汁でありました。

そして野菜室に残っているのは白菜だけ。
白菜だけはご丁寧に2つも転がっております。
目測を誤ったとしか思えない食材事情です。





ま、何とかなるでしょう。
兎にも角にも週末ですもの。
金曜、土曜、日曜と、楽しい3日間のスタートです。

posted by しんさん at 13:31 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

むっちりぱっつり 健康お豆腐ベーグル 〜 キャンディナッツサンドver.

日陰の歩道の雪もすっかり姿を消した昨日、ようやく食材調達に行って参りました。

久しぶりに満たされた野菜室を見てほっとひと安心、豊かな気持ちでお弁当に挑みましょう。



昨日調達して参りましたお豆腐を使って、我が家の定番でもありますお豆腐ベーグルなどいかが?


お水を使わずお豆腐で生地を捏ねる、その名の通り “お豆腐ベーグル” 。

むっちりとした生地が特徴です。

ふんだんに全粒粉を使っております上、今朝はオートミールをたっぷり生地に混ぜ込んでみました。

むっちりとした中にもざっくりとした食感が楽しい焼き上がりです。











少量残っておりました低脂肪タイプのカッテージチーズをぬり、その上にメープルシロップでコーティングしたカリカリのナッツをたっぷりと散りばめてみました。


むっちりとしたお豆腐ベーグル、そしてカッテージチーズにカリカリのナッツ。

なかなかの自信作です。











ちょっとふてくされたような横顔も可愛らしいでしょ?


醗酵時間を設けないお豆腐ベーグル。

それに加え、フードプロセッサーで生地を捏ね上げるので本当に簡単です。

ぎゅっと生地が詰まっているので、食べ応えも充分ですよ。











以下の分量でやや小ぶりなベーグル2つ分です。

  1. お豆腐は “内容量 175g×2” と表記された小分けタイプの極々普通の絹ごし豆腐です。

    1パック弱使います。

    耐熱皿に出し、ラップをしないで600Wの電子レンジで2分程様子を見ながら加熱します。

    これをザルに移して水を切っておきましょう。

  2. 水切りをしている間に粉類の準備をします。



    全粒粉タイプの強力粉 ・ノーマルタイプの強力粉 各60g

    オートミール 30g

    てんさい糖 小さじ2

    インスタントドライイースト 小さじ1/2



    以上をビニール袋に合わせ、袋の口をしっかり持ってふり混ぜます。

    これをフードプロセッサーに移しましょう。

    1のお豆腐を先ずは半量程度加え、高速でざっと攪拌します。

    全体がそぼろ状になるようなじませたら、お塩をひとつまみ加えましょう。


  3. 後は少しずつ様子を見ながらお豆腐を加え、その都度高速で攪拌します。

    生地が何となくまとまって高速が厳しくなったら、少し速度を緩めてじっくりと回転させます。

    生地がひとつにまとまるまで攪拌し、台の上で数回軽く捏ねて丸めましょう。


  4. 生地を包丁で2等分し、断面を包み込むように丸めます。

    きつく絞ったぬれ布巾をかぶせ、10分間生地を休ませましょう。



    その間にケトリング用のお湯をたっぷりと沸かし、オーブンを210℃に予熱しておきます。


  5. 醗酵時間が終了したら、生地を平らにのばします。

    これを手前からきつめに巻き、両手で転がしながら棒状に伸ばし片方の端を平らにします。

    生地をねじりながらドーナツ状に整え、平らにした方の端でもう片方をしっかり包みましょう。



    沸騰したお湯に1ℓあたり大さじ1程度のお砂糖を溶かし、ぐらぐら煮立たせない程度の火加減にして生地をそっと鍋肌から滑らせます。

    片面30秒程度、裏返して更に30秒茹で、素早く水気を拭いて天板に並べましょう。


  6. 210℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を200℃にして焼くこと20分。

    ぱつぱつのお豆腐ベーグルの焼き上がりです。

    熱いうちに表面に極々少量のオリーブオイルをぬって艶やかに仕上げましょう。














  • アーモンドと胡桃をざっくりと刻み、焦がさないように乾煎りします。

    これを一旦別皿に取り出し、乾いた布巾でお鍋をさっと拭きましょう。



    メープルシロップをここに加え、弱めの中火でとろりとするまで煮詰めます。

    ナッツ類を一気に戻し入れて素早くからめ、オーブンシートの上に素早くひろげます。

    冷めたら適当に割り、カッテージチーズをぬったベーグルにたっぷり散らしましょう。



    パンプキンシードミックスを隙間に散らせば、カリカリキャンディナッツのベーグルサンド出来上がりです。
























お豆腐と一緒に、我が家においては登場頻度の高いアボカドも調達して参りました。

ちょっと色が悪いのは玉に瑕ですが、甘辛いお野菜スナック風の一品に挑戦してみましたよ。

ベーグルサンドに添えましょう。


ゴボウ・人参・昨日塩茹でにしておいたひよこ豆、そしてアボカドに片栗粉をまぶしてカラリと揚げ、甘辛いお醤油味をからめました。

カリッとした食感を期待していたのですが、揚げたて時には確かにあったその食感はやがて消失。

よく訳の分からない一品になってしまいました。



ですが着目点は決して悪くないと思うのです。

今後の為に備忘録、と。












  1. 塩茹でにしたひよこ豆はザルにあけて茹で汁を切っておきます。

    角切りにした人参・輪切りにしたゴボウ・そしてひよこ豆にたっぷり片栗粉をまぶしましょう。

    これを太白胡麻油でからりと揚げます。



    残った片栗粉を使い、アボカドも同様に。

    最初からアボカドも一緒にまぶすと、アボカドが崩れてしまうのでアボカドだけは別にして。

  2. 同時進行で合わせ調味料を用意します。



    お醤油・蜂蜜 各大さじ1

    バルサミコ酢 大さじ1/2



    以上を合わせ、混ぜておきます。

    蜂蜜が残っていても今の時点では問題なしです。

  3. 1を網ですくい、すくった傍から2に漬けて絡めます。


    これで出来上がりなのですが・・・ちょっと合わせ調味料の量が多過ぎたのかしら。

    野菜スナック風のカリッとした食感に仕上がる為、改善点多しといったところです。
























お弁当の副菜の失敗はこの際気にせず、お楽しみの朝食と参りましょう。

普段、お酒を飲まない日の夕食は “こんにゃく麺” を色々とアレンジして主食と致しております。

早々に夕食を済ませてお風呂に入り、少し映画やドラマを見て就寝ですので、朝食は相当楽しみ。

正に昨晩はそんな夕食でしたので、主人も私も朝食への期待感はいつも以上。



朝のお魚料理は、フライパンでちょちょいのちょい、簡略版ブリの照り焼きなんていかがでしょうか。


ほんの少しの下ごしらえで、ぐっと簡単にしかも美味しく仕上がります。












  1. ブリの切り身は両面に薄く塩をふり、10分おきます。

    塩気をさっと流水で流し、キッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取りましょう。

  2. フライパンに極々少量の油をぬり込みます。

    揚げ物をした後のフライパンを使うので、キッチンペーパーで綺麗に油を拭き取ればそれでOK。

    お料理って流れよね。



    中火でブリを焼きます。

    片面 2分前後、裏返して更に2分前後といったところかしら。

    ブリから出た油を綺麗にふき取って仕上げに。


  3. お酒;お醤油 各大さじ1

    みりん・てんさい糖 各大さじ1/2



    以上をよく混ぜ合わせ、フライパンにジュッと注ぎます。

    ブリが崩れないよう、そっと両面に絡めて出来上がり。

    大根おろしと柚子胡椒を添えて召し上がれ。













本日、主人が帰宅したらちょっと遅めの初詣に参ります。

初詣のお楽しみは、何と言っても参拝後の “百合子” さんで頂くワンカップ大関の超熱燗、そしてコロッケ、どて煮のセット。

もちろんこの時ばかりは私にお酒の権利、主人は運転手、これは主人から私へのご褒美だとか。



主人の期待に応え、明日は何を拵えようかしら。

実は物資補充の無いことを見込んで、主食だけは既に大方一週間分の予定が立っております。

食材調達を済ませた今、ぐっと献立の幅はひろがりましたが主食だけは当初の予定で参ります。

主人、どうぞ明日もお楽しみに。

posted by しんさん at 17:15 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

フードプロセッサーにお任せ、醗酵不要のお豆腐ベーグル

久しぶりにベーグルを焼いてみました。

全粒粉を多めに混ぜ込んだやや色黒のベーグルは、パツッとした上々の焼き上がりです。
お水を使わずお豆腐を使って捏ねるので、ちょっと体に良さそうなのも高得点。
醗酵時間無しでもそれらしく仕上がっておりますでしょ?

醗酵時間が不要な上、フードプロセッサーで生地を捏ねるので本当に簡単です。

フィリングは昨日のお弁当にも使ったアーモンド入りのパセリペーストをたっぷりと。
パセリのペーストに低脂肪タイプのカッテージチーズ、サワークリームを合わせてみました。

ほど良い塩味と黒胡椒の風味が我が家風、といったところかしら。

お気楽なお豆腐ベーグルは、仕上げ用の艶出しに極少量のオリーブオイルを使ってはおりますが、基本的にはノンオイル。
もちろんバターも使っておりませんので、あっさりとした食べ心地ですよ。





以下の分量でやや小ぶりなベーグルふたつ分です。
  1. 先ずはお豆腐の水切りをしましょう。

    今回使用したお豆腐は、西友さんのパックに入った小ぶりな極々普通の絹ごし豆腐。
    充填豆腐ではありません。
    パックから出して直ぐの状態ですと194g、内容量表示は175gになっておりました。

    耐熱容器に移し、ラップをしないで600Wの電子レンジで様子を見ながら2分加熱します。
    ザルに移して水を切っておきましょう。
  2. お豆腐の水切りをしている間に粉類を合わせておきます。

    全粒粉タイプの強力粉 80g
    普通の強力粉 70g
    てんさい糖 小さじ2
    インスタントドライイースト 小さじ1/2
    以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜましょう。

    これをフードプロセッサーに移し、1のお豆腐を先ずは半量程度加えて高速で攪拌します。
    様子を見ながら少しずつお豆腐を加えては高速で攪拌し、全体がミンチ状に馴染んだところでお塩をひとつまみ加えましょう。

  3. 後は様子を見ながらお豆腐を足し、回転速度を低速に切り替えながらじっくり捏ねます。
    生地がひとつにまとまって耳たぶ程度のかたさになるまでじっくりと。

    台の上で生地を軽く捏ねてまとめ、包丁で2等分しましょう。
    断面を包み込むように丸め、かたく絞ったぬれ布巾をかけて10分間生地を休ませます。

  4. 生地を休ませている間に、ケトリング用のお湯を沸かしておきましょう。
    オーブンを210℃に予熱するのもこの間に。
    この間10分しかありませんので、要領良く同時進行がちょちょいと仕上げるポイントです。

    休ませた生地を丸くのばし、手元からきつく巻いたら両手で転がして長くのばします。
    片方の端を平らにつぶし、もう片方の端を包み込むようにドーナツ型に整えます。
    この時、生地を程良くねじりながらドーナツ型にすると生地がぎゅっと詰まった焼き上がりに。

  5. ケトリング用のお湯が沸いたら、お湯 1ℓに対して大さじ1程度のお砂糖を溶かします。
    ここにベーグル生地を重ならないようにそっと移し、ぐらぐら煮立たせないように弱火で片面30秒ずつ茹でましょう。

    素早く水気を布巾で拭き、即座に210℃に予熱したオーブンに移します。
    設定温度を200℃にし、焼くこと20分。
    パツパツお豆腐ベーグルの焼き上がりです。






  • 熱いうちに極少量のオリーブオイルをキッチンペーパー等で表面にぬり、網の上に並べて冷ましましょう。

    完全に冷めたところで厚さを半分にカットし、底になる側の表面に薄くサワークリームを。
    次いでカッテージチーズ、パセリのペーストをたっぷりと。
    パセリのペーストは昨日の日記をご参照 ⇒ ☆彡 後半に出て参ります。

    フルールドセルと挽きたての黒胡椒を散らして仕上げます。











ベーグルサンドに添えるお菜は何にしましょう。
そうそう、昨日仕事帰りの主人に買ってきてもらった豚肩ロースの塊肉、これを使いましょう。
たっぷりの野菜と一緒に圧力鍋で一気に仕上げてしまえば、今宵のワインのお供にもなりますもの。
お弁当用にはジャーサラダといった佇まいに。






  • 豚肩ロースのブロック肉を室温に戻し、全体をフォークで丁寧に突きます。

    厚い部分に包丁を入れて開き、シナモンスティック・ベイリーフ・つぶしたニンニク・ローズマリーを隙間に詰め込み、こぼれてこないようタコ糸で縛りましょう。
    ハチミツ・スパイスソルトを順にその都度丁寧にすり込み、30分程度おきます。

    圧力鍋に油を熱し、強めの火加減で全体をしっかりと焼き付けます。

    大ぶりに切った人参、丸ごとでお尻部分に十文字の切り込みを入れた玉ねぎも加え、お肉がかぶる量のお水を注ぎましょう。
    洗ったひよこ豆 (戻さずそのまま加えてしまいます) も加えてカレーリーフを散らし、10分間加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。

    オイスターソース、自家製の梅ウスターソース (☆彡) 、お塩等でお好みの味付けをし、軽く煮詰めて出来上がり。
    お肉を取り出してタコ糸を除き、ローズマリーとシナモンスティックを取り出します。
    後は適当にカットし、ザワークラウトやルッコラと一緒に詰めてジャーサラダ風に。

    今夜のワインの友も同時に完成。
    今宵はゆっくりお風呂に浸かって、パジャマ姿で晩酌と致しましょう。











朝食です。
今朝は、昨日の主役に致しましたタルトタタン (☆彡) をお片付け。
アイスクリームをたっぷり添えて、アイスが溶けたところを頬張ります。

実は私、アイスはレディボーデン派です。
ハーゲンダッツやその他有名どころに横恋慕も致しましたが、アンリヴュータンなき後は主人がなんと言おうとレディボーデンです。
まぁ、そう頻繁には食べませんけどね。





お椀から溢れそうな具沢山お味噌汁。
ここまでくると、もはやお味噌汁ではなく野菜の味噌煮。
自家製のさつま芋と里芋がごろごろ入ったお味噌汁で、炭水化物もばっちり補給します。

もちろんお豆腐ベーグルで残った僅かなお豆腐はこの中に。





さぁ、今日は夕食の準備も終了致しております。
色々としなければいけないことを一気に片付けるよいチャンス。
片付けた後は主人とゆっくりワイン、今日も美味しいワインが飲めそうです。

posted by しんさん at 12:24 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

友人を招いて・・・ぐだぐだランチ

先日、高校時代の友人から何年かぶりにメールがありました。
『久しぶりー、遊びに行きたいなー、ってか手料理食べたいなー』 と。

うんうん、お互い加齢はしたけれど変わってないな、彼女のこの飾り気のないストレートな物言い。
久しぶりだな、何年振り?
えっと、前回彼女が来たのは・・・2014年05月30日 (☆彡) 、そうそうこの日、カレーだったのね。

ヘルシーでちょっと綺麗になれそうなランチ。
先日主人に好評だった “大豆のクッキー (☆彡) ” と、我が家の定番 “おからのベーグル” なんてどうかしら。

おからのベーグルは、最近気に入っております全粒粉+蕎麦粉入りver.で。
フードプロセッサーで拵えるちょっと小ぶりなベーグル、ぎゅっと詰まった生地が自慢です。





いくら気心知れた彼女だからって、サンドウィッチにして大口開けてかぶりつくでjは忍びない。
オープンサンド風に盛り付けて、各々ディップしながら、お喋りしながらと参りましょうか。

最近気になるNHKの番組 “あてなよる”
肝の回でゲストがちらりと紹介していた “ひよこ豆のフムス” が美味しそうでした。
レシピは検索すれば目白押し。
うん、なんとなくこんな感じかしら、在庫食材で勝手にアレンジして初めてのフムス、うん、上出来。

サワークリームのディップと一緒に作っておき、タッパーに詰めて出番まで冷蔵庫へ。
彼女が到着したら、後はささっとお皿に盛り付けるだけ。
お喋りの時間はいくらあっても足りませんもの、食卓の支度は最小限が鉄則よね。

美容に良さそうな胡桃の葛餅、ミニトマトの赤ワインコンポート (☆彡) を添えて、女ふたり、ぐだぐだランチはこうして始まったのでありました。

食後には彼女が持参したみつ豆。
くぅっー、食べたい食べたいと思っておりました大好きな赤エンドウをたっぷり別添えで。
アイスクリームも増量。
カルダモン水も炭酸ver.と2種類待機、常温の黒豆茶も、喋り過ぎても大丈夫。
後は料理が彼女の口に合うと良いのだけれど。










クッキーは前回拵えたものと同じ内容ですが、ほんの少し豆菓子増量で。
『 2016年07月08日 上出来、大豆のクッキー、そして若生 (わかおい) 昆布サバ (☆彡) 』
  • 白味噌の塩気が程よく効いたサクサクのクッキーには、おまけでもらった緑茶風味の大豆菓子がぎっしり。
    フードプロセッサーであっという間の生地作り。
    生地を冷凍庫で冷やしている間にベーグルに進めますので、とても効率的です。











今回、少々心配だったのはベーグル。

いつもの量ですと、どう考えてもふたり分。
当然ですが主人のお弁当分も一緒に拵えたいもの、となると分量は倍増。
我が家のフードプロセッサー (山本電機製の真っ赤なヤツです) が分量倍増で耐え得るかしら。

ベーグルもクッキー同様、以前のレシピと同じ工程です。
『2016年04月07日 蕎麦粉と韃靼蕎麦粉入りおからベーグル、むっちり焼き上がりましたよ ☆彡』
  • 分量は全て倍にして。
    山本電機のフードプロセッサーは、私が思っていたよりずっと頼りになるヤツでありました。
    倍増の材料を難なくこなし、生地はちょちょいのちょいで出来上がり。

    備忘録にはすべての材料を一気に合わせておりましたが、お塩だけはちょっと時間差をつけて、お砂糖がイーストとなじんでから加えた方が良いかも。

    今の時期は朝から蒸し暑いので、パンの醗酵には持って来いです。

    焼きたて熱々のベーグルにオリーブオイルを塗って艶々に仕上げます。

    ベーグルが焼き上がったら、オーブンの余熱をそのまま引き継いでクッキーを焼きましょう。
    網に収まりきらない程のベーグルとクッキー、ワクワクします。











ぎゅっと目の詰まったベーグルに合わせるディップは2つ。

ひとつはひよこ豆をペースト状にしたフムス。
もちろん食べたことはありませんのでいつもの想像料理。
いや、その前に食材を敢えて買いにいくつもりもありませんでしたので、そこは在庫食材で補います。






前日拵えたひよこ豆のカレー。
久しぶりにカレーを作る気になったのは、単に今回のフムスの為。
昨日カレーを作った際に、多めにひよこ豆を茹でて今回の分を別にとっておきましたもの。
効率もお料理のうちですからね。

ここでもフードプロセッサーが大活躍。
  • ひよこ豆の水煮 (盛り付け用に少量残しておきます)
    塩レモン ( 何かで使った無農薬レモンの残りを小瓶で仕込んでおきました)
    フェンネルの葉っぱ部分
    少量のカシューナッツ

    以上をフードプロセッサーに合わせ、ひよこ豆の煮汁・オリーブオイルを少量ずつ加えながら滑らかなペースト状に仕上げます。

    はい、それで出来上がり。
    ひよこ豆とフェンネルを添えて盛りつけ、お好みでオリーブオイルをたっぷりかけて。
    ベーグルと一緒に召し上がれ。











ディップふたつめは、サワークリームとドライフルーツで。
  • 室温に戻しておいたサワークリームに、刻んだドライフィグ・デーツを混ぜるだけ。

    粗塩を数粒加えたり、レモン汁を加えたりも考えましたが、何しろ極少量残っておりましたサワークリームを使っておりますもの。
    分量が分量だけに、ちょっと調味料を加えるだけでがらりと風味が変わってしまいます
    ここは大人しく・・・ね。











最後にもうひと頑張り、胡桃の葛餅風デザートを拵えましょう。
予定ではとろりとしたスープ状に仕上がるはずでしたが、まぁ早いお話し失敗したってことで。
まぁでも、葛餅風と言ってしまえば通じる程度の失敗ですもの、気にしません。
  1. 胡桃 60gを焦がさないように乾煎りします。
    牛乳 400t中の少量と共にフードプロセッサーに入れ、ペースト状にしましょう。
    これを残りの牛乳と一緒にお鍋に移します。
  2. 吉野本葛粉 (こう言わないと主人からお咎めを受けますので) 35g
    ココナッツシュガー 35g
    をお鍋に加えてよく混ぜ、弱めの中火で混ぜながら温めましょう。

    もったりとしてきたら早めにお鍋を濡れ布巾の上に移し、混ぜながら粗熱をとります。

  3. 器に盛って冷やします。
    食べる際に、胡桃・和三盆糖・きな粉を添えて召し上がれ。











ベーグルとクッキーはお皿の上でお行儀よく出番を待っております。
彼女が到着したらタッパーを冷蔵庫から出し、器ごと冷やしてあるディップと葛餅を盛り付けるだけ。

しかもサワークリームのディップ以外、全てフードプロセッサーが大活躍のお料理ばかり。
そうね、サワークリームのディップもフードプロセッサーに任せれば良かったかしら。






主人のお弁当、もちろん忘れてなんておりませんよ。

いつも笑ってしまうくらい早い帰宅時間を誇る主人。
この日は気を遣ってくれたのか、ずっと遅い帰宅でありました。





彼女が多めに持ってきてくれたみつ豆とアイスクリーム、後で一緒に食べましょう。
どんな話をしたのかですって?
うーん、改めて思い返してみると、どーでも良い話ばっかりってところかしら。
ただ思いっきり楽しかったけどね。

次回はいつのお越しかしら。
蕎麦がきぜんざい、甘酒、菊芋ソムタム・・・彼女の興味は無限大でありました。

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2016年05月11日

蕎麦粉のお豆腐ベーグル、ざくざくっと焼き上がりました

発酵時間を必要としないお手軽なお豆腐ベーグル。
微かな記憶ながら、そう言えば数年前にも拵えたことがあったようです ⇒ 2008年10月11日☆彡

今回は更にお手軽感を増し、フードプロセッサーで生地を捏ねます。
そして生地には、目下ブーム加速中の “蕎麦粉” をたっぷりと混ぜ込んで。

お豆腐ベーグル2016年版。
蕎麦粉お豆腐ベーグルで拵えるベーグルサンドが本日のお弁当でございます。

王道のイチゴとカマンベールチーズの組み合わせに、蜂蜜と黒胡椒をちろり。

昨日からしとしと降り続く雨も、この爽やかな色合いと風味を前に受け入れてあげたくなる気分。
やっぱり見た目の愛らしいさは食べ物にも必要だと思うのです。
それだけで気持ちが華やぎますものね。





そうそう、肝心の蕎麦粉ベーグルはと申しますと・・・相当素朴な佇まいに仕上がりました。
全粒粉と蕎麦粉を混ぜ込んだ生地は、表面ざっくざくの内側もっちり、私好みの焼き上がりです。

先程の発言とは打って変わり、見た目の愛らしさとは程遠いお豆腐蕎麦粉ベーグルの佇まい。
でもまぁこれはこれでよろしいのでは?
まぁ兎にも角にも、楽しく拵えた料理は食べても楽しいというところに落ち着きましょう。





フードプロセッサーで仕上げる蕎麦粉ver.のお豆腐ベーグル、以下の分量でふたつ分です。
  1. 全粒粉タイプの強力粉 50g
    蕎麦粉 40g
    強力粉 40g
    韃靼蕎麦粉 10g
    てんさい糖 大さじ1/2
    インスタントドライイースト 小さじ1/2

    以上を大きめのビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜましょう。
    これをフードプロセッサーに移します。
  2. お豆腐は充填絹ごし豆腐を使います。
    1パック150gとありましたが、実際に計量致しましたら160gありました。

    ざっくり崩し、電子レンジで人肌程度に温めます。ラップはしません。
    ザルに移して適度に水切りをし、フードプロセッサーに移して低速で攪拌しましょう。
    全体がなじんだらお塩をふたつまみ程散らし、徐々に中速に速度を上げながら攪拌します。

  3. パン生地につながるとは思えないほどやわらかな生地、困りましたね。
    ならばオートミールを加えましょうか。
    オートミール 大さじ3を加えて更に攪拌します。

    結局、生地は相当やわらかなままではありましたが、まぁ仕方がありません。
    打ち粉の上に生地を移し、軽く粉をまぶしながら数回捏ねてまとめます。

    生地を2等分し、断面を包み込むようにしながら丸めましょう。
    お水で湿らせたキッチンペーパーをかぶせ、10分ほど生地を休ませます。

  4. 生地を休ませている間に、ケトリング用のお湯を沸かし、オーブンの予熱しておきましょう。
    お湯はたっぷり1ℓ程、煮立ったらお砂糖を大さじ1程溶かします。オーブンは210℃に。

    休ませた生地を平らにのばし、手前からきつめに巻いてから棒状に伸ばします。
    片方の端を平らにし、生地を軽くひねりながらドーナツ状にします。
    平らにした方の端でもう片方の端をしっかりと包み込み、ベーグルの形に整えます。

    お湯をぐらぐら煮立たせないよう火を弱め、生地を片面 30秒ずつ両面茹でます。

  5. ベーグル生地を網ですくい、しっかり素早く水を切って鉄板に並べます。
    予熱したオーブンに素早く移し、設定温度を200℃にして焼くこと20分。

    焼き上がったら、熱いうちに表面にオリーブオイルを極薄くぬります。
    網の上でしっかりと冷まし、厚さを半分にカットして断面に蜂蜜をたらしましょう。

    蜂蜜を糊代わりにし、イチゴ・カマンベールチーズを並べます。
    上からも蜂蜜をたらし、黒胡椒を挽きます。

    パンで挟んでワクワクの出来上がり。











彩りが嬉しいイチゴとカマンベールチーズの組み合わせ。
ならば添えるお菜も、可愛らしい色合いのスイスチャードを使いましょうか。

スイスチャードと実エンドウのスープなどいかがでしょう。





  1. みじん切りにした玉ねぎ・アンチョビ・オリーブオイルをお鍋に合わせ、アンチョビを崩すようにしながらじっくりと炒め合わせましょう。

    お好みのスープストックを注ぎ、タイ料理に使われる旨味凝縮のチリペーストを加えます。
    ざく切りにしたスイスチャード・莢から出した実エンドウを加え、しんなりするまで加熱します。
  2. 牛乳を少量加え、オイスターソースと極少量のナンプラーで味付けをします。
    器に盛り、お好みで黒胡椒を挽いて出来上がり。

    ・・・そうそう、この色が良いのよね。






気持ちが華やぎましたので、主人のベーグルは水玉のワックスペーパーで包んでみましょうか。
テープも水玉でね。

本来ならば、ベーグルサンドに蜂蜜を混ぜ込んだサワークリームなんて塗って仕上げたいところでしたが、昨日激増した主人の体重を考えると・・・ねぇ。

今回は蜂蜜と黒胡椒だけで我慢我慢。










朝食が蕎麦がきだと俄然やる気がおきる、蕎麦がきなら365日毎日でも良い・・・とは主人の発言。
朝食が蕎麦がきだと体調が良いとも。
・・・その割には・・・といった類の後ろ向きな反応はこの際控えておきますけどね。

という訳で、甘いな私も・・・とは思いつつ、今朝は蕎麦がきです。
今朝の蕎麦がきは、昨日今一歩の仕上がりだった “わらびたたき” を添えてみましたよ。

昨日はねばりがイマイチだったわらび。
今朝はベーグル生地にフードプロセッサーを使ったことですし、フードプロセッサーでとことんわらびを刻み込んでみました。





  • お水が煮立ったところに白だし醤油を薄めに加え、ひと煮立ちして火を止めます。
    ここにアク抜きをしたわらびを浸し、そのまま冷ましましょう。

    わらびをフードプロセッサーに移し、浸け汁を少し加えながら途中で白胡麻・赤味噌も加え、粘りが出るまで丁寧に攪拌してわらびたたきの出来上がり。
    蕎麦がきに添えて召し上がれ。






ヨーグルト用のスプーンに乗せる朝の小さなおやつ。
俵屋旅館の黒豆納豆が今朝で最後になりました。
明日からは虎屋の羊羹になります。

紀伊長島旅行の際、道の駅で購入して参りましたウルメイワシの干物。
これがまた塩分が程々、ワタのほろ苦さも美味しく、干し具合も抜群で大変気に入っております。
主人がもっと買ってこれば良かったと、今朝ボヤいておりました。





さてさて、いよいよ来週に迫った白内障手術。
明日の今頃はきっと眼科に行く準備をしている頃でございましょう。

ここまで来たらもう開き直って・・・と言ってばかりもいられません。
不安は不安ですもの。
ですが主人が彼なりに相当気を遣ってくれているので、そこは雨降ってなんとやらと前向きに。

ただし1ヶ月の規制生活の反動か、1年ちかく先の旅程を組んではニヤけている彼が・・・
うーん、不憫というかやっぱり主人は主人というか・・・

posted by しんさん at 13:35 | Comment(2) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする