2019年11月12日

自家製ビーツとひよこ豆のフムス〜久しぶりのお豆腐ベーグルサンド

平日、お酒を飲まない夜は主人と一緒にAmazonプライム・ビデオを見るのが日課。
そして今お気に入りのドラマが“SUITS”

どれくらいお気に入りかというと、来年のニューヨーク便を予約してしまうくらいにお気に入り。
(実際のロケ地はニューヨークではないというお話ですけどね、気にしません)

ドラマを見ていて時々登場するのがお昼時のベーグル。
実際、昨晩も見ておりました、“SUITS”
そして食べたくなってしまいました、ベーグルを。

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単細胞なのは昔から。
ドラマに影響されて久しぶりにベーグルを焼いてみましたよ。
発酵時間不要のお手軽ベーグル、全粒粉100%のお豆腐ベーグルです。

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使用するイーストは極々少量。
お豆腐で全粒粉を捏ねたお豆腐ベーグルは、ギュッと詰まった生地とモチモチの食感が魅力的。

白い小麦粉を使っていないという意味での全粒粉100%。
表面がちょっとザラっとしているのは、全粒粉にちょっと混ぜたすり胡麻のせい。
不器量ではありますが風味が増してこれもまた良し。

そしていつもつい欲張ってしまうフィリング。
今日はその色合いも印象的なビーツとひよこ豆のフムスをサンド。
甘みが強い根菜、ビーツを使ったフムスですのでそこはピリッと唐辛子をアクセントに。

唐辛子を燻製にしてからペースト状に加工したハリサを多めにぬってから、ビーツのフムスをたっぷりと。

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間引きついでに収穫したビーツですので小ぶりではありますが、しっかりビーツとして育っております。
スパイスが効いたビーツのフムス、燻製唐辛子のハリサと意外なほどに良く合います。

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ビーツのフムスの上にはたっぷりのルッコラ。
こちらももちろん自家製です。

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久しぶりのお豆腐ベーグルではありますが、いつもベーグルをお昼にした翌日には主人も私も体重が激増しておりました。
なので久しぶりのお豆腐ベーグルは主人と半分こサンドに。
ひとつ残ったベーグルは冷凍してまた後日。

お昼ご飯は物足りないくらいがちょうど良いのよ・・・そう自らに言い聞かせながら。

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◆お豆腐ベーグルの材料(小ぶりなベーグルふたつ分です)
  • 木綿豆腐 150g

  • 全粒粉強力粉 125g
  • グラハム粉 10g
  • すり胡麻 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • お塩 1g
  • 胡麻油 15g

  • ケトリング用のお湯とお砂糖(お湯は1ℓ程度、お砂糖は大さじ2〜3)




◆作り方
  1. お豆腐はラップなしで2.5〜3分レンジ加熱します。
    水気がたっぷり出てきますのでザルに移して水を切り、バーミックスで滑らかなピュレ状に。

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  2. 全粒粉強力粉〜インスタントドライイーストまでをビニール袋に合わせてよくふり混ぜます。
    お豆腐が人肌程度に冷めているのを確認して粉類を合わせ、スパチュラでサクサクと混ぜ込みましょう。
    大ぶりなそぼろ状になじんだところでお塩・ごま油を順に加えてその都度しっかりと混ぜ込みます。

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  3. 生地の様子を見ながら白湯を足し、10分ほどしっかりと捏ねて生地をまとめます。
    包丁で2等分し、断面を包み込むように丸めましょう。
    ぬれ布巾をかぶせ、ベンチタイム10分間。

    ベンチタイムの間にケトリング用のお湯を沸かし、オーブンを230℃に予熱しておきましょう。

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  4. ベンチタイムが終了したら生地を成形します。

    先ずは楕円にのばし、手前からきつく巻いて両手で転がしながら棒状にのばします。
    片方の先端を平らにつぶし、生地をそっとひねりながらドーナツ状にまとめましょう。
    つぶした先端でもう片方の端を包み込むようにきっちりと留めます。

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  5. ケトリング用のお湯が煮立ったらお砂糖を煮溶かし、ぐらぐら煮立たせないように火を弱めて生地をそっと鍋肌から滑らせます。
    片面30秒、そっと返して30秒茹でたら、素早く表面の水気をキッチンペーパーで抑えて予熱したオーブンへ。
    設定温度を200℃にして焼くこと20分。

    焼き上がったら熱いうちに表面に胡麻油をぬり、網の上で冷ましておきましょう。

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◆フィリングの準備

焼き上がったベーグルを冷ましている間にフィリングを準備します。

  1. ビーツは前日のうちにオーブンでじっくり焼き、ひと晩放置しておきます。
    甘みがぎゅっと凝縮して美味しくなります。

    ビーツは綺麗に洗い、皮つきのまま2重にしたアルミホイルで包みます。
    予熱なしのオーブン 180℃で1時間焼き、そのままオーブン庫内に放ったらかし。
    まるでさつま芋のような甘い香りが伴います。

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  2. ひよこ豆はお水で戻さず、いきなり圧力鍋で水煮にします。
    洗ったひよこ豆をたっぷりのお水と圧力鍋に合わせ、加圧すること20分。

    茹で汁を切ってボールに移し、皮をむいたビーツと合わせます。
    ビーツはキッチンペーパーで表面を軽くこすれば、面白い程簡単に皮がツルっとむけますよ。
    フルールドセル・粗挽きガラムマサラ・レモン汁(冷凍レモン汁を使っております)・オリーブオイルを加えます。

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    バーミックス滑らかに攪拌しましょう。

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  3. 鶏胸肉は脂肪部分を丁寧に取り除きます。
    全体、特に皮部分は丁寧にをフォーク等で突き、お酒とお砂糖を揉み込んでしばらくおきます。
    その後お好みのスパイスソルトを全体に揉み込み、網の上に皮面を上にひろげましょう。

    天板に大きめにカットしたアルミホイルを敷いて網を乗せ、予熱なしのオーブン 130℃でじっくり50分湯せん焼きにします。
    焼き上がったら新しいアルミホイルで包んで保存し、しっとりと仕上げましょう。

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  4. ベーグルを横にカットし、断面にハリサをぬります。
    フムスをたっぷりと盛り、しっかりと水切りをしたルッコラもたっぷり。
    ベーグルでサンドし、ワックスペーパーできっちりと包んでワックスペーパーごと半分こ。

    自家製野菜盛りだくさんのお豆腐ベーグルサンド、出来上がりです。

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鶏胸肉のローストは別添えで。
小ぶりなベーグルの半分こサンド、お腹が物足りないと愚痴っております。
が、最近の主人の体重を考えるとこれも致し方ありません。

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それでも朝はしっかり食べないと。
朝食の主食は主人が大好きな釜たまうどんですよ。

お茄子のお味噌汁が叶わない今、お味噌汁の具はキノコ類が目立つようになりました。
マイタケとヒラタケ、お豆腐、ワカメ、玉ねぎ、ネギ・・・

茄子のお味噌汁を拵えていた時より具沢山なのでは?

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今朝、カーテン越しに外が明るくなってきた頃合いにいつも通りカーテンを開けました。
うっすらではありますが白く曇る窓・・・

そろそろ暖房機の準備も始めた方がよいのかしら。
落花生を収穫した後は寒さに強いホウレン草を植えましょう。
冬のほうれん草は甘くて飛び切り美味しいですからね。

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2019年08月13日

のんびり干し野菜、丸ごとドライミニトマト等々

1週間以上の長い長い主人のお盆休み。
帰省も関係ない我が家では、香港の空港や高速渋滞のニュース等をテレビで見ながら出来るだけ通常通りのリズムで過ごそうと励まし合っている毎日です。

それでも、いつもよりは幾分のんびり構えてキッチンに立っております。
自家製の丸ごとミニドライトマトとクリームチーズのサンドウィッチが美味しかったので、主人がリビングでのんびりしている合間にちょっと備忘録。

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冷凍してあった自家製酵母のベーグルを冷凍庫から引っ張りだし、ほんのり柚子の風味で練り上げたクリームチーズをたっぷりと。
まるでジャムのように甘い丸ごとミニトマトのドライトマト、お中元で頂いたハムをあしらったベーグルパンのオープンサンド。

いつもは2等分してオーブンでじっくり乾かす自家製ミニドライトマトですが、ふと横着心が沸き上がり丸ごとオーブンへ。
これがびっくりするくらい甘くて、今までのドライトマトを後悔するほど。

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のんびり過ごす主人のお盆休み真っ只中。
そうは言っても、今まで先延ばしに致しておりました家電リサイクルに伴う自己搬入や不用品の処分、それに伴う家具の買い替え等々を実施しては達成感に浸っております。
今年も良いお盆休みになりそうですよ。





簡単過ぎてレシピも何もあったものではありませんが、これも自己満足の一環として備忘録。
丸ごとミニトマトのドライトマトはオーブンで。
本当に甘くなって、その風味はまるでジャム。
  • ミニトマトのヘタを除いて綺麗に洗い、しっかりと水気を拭き取っておきます。
    オーブンの天板にアルミホイルを敷き、網を置いてミニトマトを並べましょう。
    予熱なしのオーブン110℃で1時間35分、ゆっくりじっくり乾燥させるだけ。

    そのままのミニトマトよりは多少日持ちも期待出来るでしょうが、それでもフレッシュトマトと大差ない日持ちかと存じます。
    冷蔵庫に入れて出来るだけ早くお腹に収めてしまうのが吉。

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ミニトマトは前日のうちに。
当日はクリームチーズを練ってパンにぬるだけ。
お盆ですもの、出来るだけ簡単に済ませましょ。
  1. 冷凍してあったベーグルパン、日付を見るとなんと昨年2018年の10月(☆彡)のもの。
    当時主人が凝りに凝っていた近所の葡萄農園のピオーネの皮で起こした酵母、懐かしいなぁ。

    自然解凍して横に2等分し、断面を上に軽くトーストして粗熱をとっておきます。
    粗熱がとれたらディジョンマスタードをぬっておきましょう。
  2. クリームチーズを室温に戻しておきます。
    たっぷりのみじん切り玉ねぎ、フルールドセル・粗挽きガラムマサラ・自家製の柚子塩(☆彡)を加えて練り混ぜましょう。
    ベーグルパンの断面にたっぷりぬりひろげます。

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  3. 薄切りにしたハムを並べ、丸ごとミニドライトマトを散らせば出来上がり。

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水分の多い夏野菜。
数株残った畑のズッキーニ、夏の暑さに耐える茄子やゴーヤが小ぶりながら実をつけております。
甘酢漬けやピクルス等、保存食はもう随分冷蔵庫に鎮座致しておりますのでここは干し野菜に。

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平ザルにオーブンシートをひろげ、薄切りにしたズッキーニ、茄子、ゴーヤを並べて1日ベランダに。

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程よく乾いたところでオーブンでしっかり乾燥させるだけ。
予熱なしのオーブン 110℃で50分ほどで良い感じにパリッと乾きました。

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ズッキーニで上手くいったのに気を良くし、早速ゴーヤや茄子でも試してみましたよ。
うん、良い感じ。

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敢えて塩味等はつけず、そのままポリポリかじるのが気に入っております。
全て合わせ、ニトリで買った密封プラスチック容器に保存しております。

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こんな感じでのんびり過ごしておりますお盆休み。
私はいつも通り4時に起床し、白湯を準備する10分間の間軽いストレッチ。
4時半に主人が起床し、朝食の時間までは仕事部屋にこもってお仕事。

イワシのお酢煮こそは準備しておりませんが、限りなくいつもの朝食に近い食事を済ませた後はお昼まで自由時間。

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・・・自由時間とは言いながら、主人も私もお盆中に入っている予定と言えば病院。
私は歯医者、主人は帯状疱疹後の最後の診察。
お互い歳をとったね、そんな会話に押されながらの病院通いです。




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それでもお弁当でないふたりでとる昼食は楽しいものです。
拵えたベーグルサンドをいそいそと冷蔵庫から出し、主人はいそいそとグラスの準備。

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そう、やっぱりこうなってしまうのです。
お昼から飲むロゼはいつも以上に気分が華やぎます。
マグナムボトルがあれっ?っという間に残り僅か。

・・・いくら何でもふたりでそれはマズいでしょう、とグラスを片付けた次第です。





まだまだ楽しいお盆休みは続きます。
主人がリタイアしたら、こんな日が続くのでしょうね。
近い将来のイメージトレーニング、そんなところでしょうか。

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posted by しんさん at 16:37 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月11日

おからベーグル ちょっぴりグラハム粉配合 〜 ほんのり甘いカボチャのベーグルサンド

今週最後のお弁当は、見よう見まねながら随分と回数作って参りましたベーグルです。

醗酵時間を全く設けずとも “ぱっつり” と焼き上がるので、お豆腐ベーグルを焼くことが最近は殆ど。
ですが今日、敢えてそれでなくおからベーグルにしたのは、単に冷凍おからの在庫が豊富だったから。

今日焼いたおからベーグルには、初めての食材でもあります “グラハム粉” を加えてみましたよ。
グラハム粉と生姜を混ぜ込んだベーグルに、ほの甘いカボチャのサラダをたっぷりサンドしました。

前述の通り、ベーグルと呼んではおりますが見よう見まねの素人ベーグルです。
本格的なベーグルと同じ呼び名で表現するのも申し訳ない程ですが、そこは悪しからずということで。

おから、全粒粉強力粉、普通の白い強力粉、そしてグラハム粉・・・
今回使った粉類のなかでも、おからの含有量が断トツ多い今日のおからベーグル。
食感はいつもよりふっくらとした感じです。

・・・なぜかしらと首をひねったところで、ふと思いついたのがホエー。

そうそう、来週分のヨーグルトを仕込むのに使った市販のヨーグルト。
半分以上残ったヨーグルトを水切りして、フィリングのカボチャサラダに使ったんだっけ。
ヨーグルトから出た水分、すなわちホエーで生地を捏ねた、それがふっくらベーグルの素かしら。

フィリングのカボチャのサラダの上には、サンドウィッチをこよなく愛する何某さまから教えて頂いた “酒粕レーズン” をたっぷり散らしてみました。

ご丁寧に分量まで教えて頂いた酒粕レーズン。
レーズンが心なしかふっくらして本当に美味しい。

但し、無類の酒粕好きの私。
この “酒粕レーズン” という名を聞いただけで興奮し、レーズンを買いに走りました。
そして材料の配合を知ると、居ても立っても居られず直ちに酒粕・レモン汁・レーズンを混ぜました。
・・・今使っております酒粕が少々特殊なタイプだということも忘れて。

・・・今冷蔵庫に鎮座しております酒粕レーズンは、想像していたそれとは似ても似つかぬ佇まい。
酒粕はヌガーのように歯にくっつくので私の歯には天敵、酒粕だけつまんで別皿に避ける情けなさ。
早く今の酒粕レーズンを片付け次に取り組みたいと、臍を嚙みつつレーズンを噛みしめております。





酒粕レーズンのお話はまたの機会にして、醗酵時間なしの横着ベーグルの備忘録。
以下の分量で小ぶりなおからベーグルふたつ分です。
  1. おから 50g
    全粒粉タイプの強力粉 ・ 普通の強力粉 各35g
    グラハム粉 20g
    てんさい糖 小さじ2
    インスタントドライイースト 小さじ1/2

    以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜておきましょう。
  2. 生地にたっぷりと混ぜ込んだ生姜は、生姜シロップ (☆彡 最後の最後に登場します) の生姜、お砂糖で煮た甘い生姜です。
    最初にフードプロセッサーで刻んでおきますが、問題の酒粕レーズンの酒粕も一緒に。
    生姜と酒粕を合わせてフードプロセッサーで刻みましょう。

    ここに1の粉を加え、高速で回転させて合わせます。
    次いで湯せんで人肌程度に温めておいたホエー 60tを加え、高速で小刻みに回転させて全体がそぼろ状になるようなじませましょう。

  3. 全体がしっとりとしてなじんだところで、お塩をひとつまみ加えて攪拌します。
    最後に胡麻油 大さじ1を加え、速度を落として生地がひとつにまとまるまで攪拌しましょう。

    生地をフードプロセッサーから出して軽く捏ね、包丁で2等分します。
    断面を包み込むようにしながら丸め、きつく絞ったぬれ布巾をかぶせて10分間生地を休ませましょう。

    やわらかな生地ですが、手の平を軽くお水で湿らせて作業すればさほどべたつきません。
    生地を休ませている間にケトリング用のお湯を沸かし、オーブンを220℃に予熱しておきます。

  4. 休ませた生地を打ち粉の上に置き、手の平で平らにして手前からきつめに巻きます。
    綴じ目をしっかりと指でつまんで綴じ、両手の平で転がしながらひも状にのばしましょう。

    片方の端を平らにつぶし、生地を軽くひねりながらドーナツ状に端と端を繋げます。
    平らにした端でもう片方の端をしっかりと包み込んで綴じましょう。

    沸騰したお湯に多めのお砂糖を煮溶かし、ぐらぐら煮立たせないようにしながら生地を片面30秒ずつ両面茹でます。

    表面の水気を素早くキッチンペーパー等でおさえ、急いで予熱したオーブンへ。
    設定温度を200℃にして焼くこと20分。

    焼き上がったら、熱いうちにキッチンペーパー等を使って表面に極々薄くオリーブオイルをぬり込んで仕上げます。
    網の上で冷ましておきましょう。






カボチャのサラダを作って仕上げましょう。
  1. カボチャは昨年の自家製カボチャを冷凍してあったもの。
    電子レンジでやわらかくなるまで加熱し、ザルに移して自然に水気を切っておきます。

    ヨーグルトは前日からコーヒーフィルターで水切りをしてあります。
    この下に溜まったホエーを人肌に温めてベーグル生地を捏ねました。

    胡桃はざっくりと刻み、乾煎りしておきます。
  2. カボチャをボールに移してフォークでざっくりとつぶしましょう。

    水切りヨーグルト・胡桃・アボカド・酒粕レーズン・すりおろしたペコリーノロマーノ・隠し味程度の蜂蜜をボールに合わせましょう。
    そうそう、酒粕レーズンのレーズンもここに加え、お塩で味を引き締めましょう。

    この画像が不本意な初の酒粕レーズン、早く次にチャレンジしたいと心から思っております。

  3. ベーグルの厚みを半分に切り、予め室温に戻しておいた無塩タイプの醗酵バター・蜂蜜をよく混ぜて満遍なく表面にぬります。

    カボチャのサラダをたっぷりと盛り、表面に酒粕レーズンを散らしてベーグルで挟みましょう。

    生姜の風味はすっかり影をひそめておりますが、グラハム粉の食感が心地良いベーグルに焼き上がりました。

    まだまだグラハム粉に疎いながらも、なかなか興味深い食材と親しみを持ちました。
    そば粉の季節到来まで、グラハム粉の活躍が続くことでしょう。











おからはいつも100gずつ小分けにして冷凍保存してあります。
ベーグルの生地に使った半量が残ってしまいました。
カボチャのサラダに使ったアボカドも半分。

これらを全部合わせて、お弁当のお菜 “おからのコロッケ風” を拵えましょう。






  1. 電子レンジで水気をとばしたおからをボールに移します。
    ここにお豆腐とみじん切り玉ねぎを加え、すりおろしたペコリーノロマーノ・ミックススパイスを合わせてよく混ぜましょう。

    おからを包んでお団子にします。
  2. パン粉に少量のオリーブオイルを混ぜ、1のお団子にまぶします。
    オーブントースターで焼き色がつくまで焼けば出来上がり。











鶏肉が大好きな主人の為、我が家の食卓には鶏肉が登場すること多々。
特に鶏ささ身。
茹で鶏にすると簡単で色々なお料理に使える上、茹で汁までが引く手あまた。
いえ、茹で鶏の茹で汁で炊いた朝食の炊き粥をすする主人の横顔は至福の一文字。

・・・ですが、炊き粥ばかりでは面白くないのが私の心情。
今朝はうどんにしてみました。





  • たっぷりのお湯を沸かしてお酒とお塩を少々、再度煮立ったところに室温に戻しておいた鶏ささ身を1本ずつ投入し、ぴったりとお鍋の蓋を閉じます。

    ひと呼吸おいて火を止め、そのまま冷ませば茹で鶏の出来上がり。

    今朝はこの茹で汁をうどんのスープに。
    白だし醤油を極々少量たらすだけで、透明で綺麗なうどんスープの出来上がり。
    これがまた飛び切り美味しいから、鶏ささ身が安い時はつい買って帰ってしまうのです。





先程、月に2回お願いしております宅配野菜が届きました。
今回の野菜はいつも以上に盛り沢山。
そら豆やわさび菜、みずみずしい牛蒡等々、目新しい野菜が詰まっておりました。

今夜は常備菜作り、そして野菜の下ごしらえに忙しくなりそう。
もちろんワイングラスを片手にね、あ、昨日がワインだったから今日は日本酒かしら。
週末万歳。

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2018年04月25日

よもぎベーグル 〜 セミドライのイチゴ・はちみつ塩ナッツ・小豆餡のベーグルサンド

冬が終わって春めいてくる頃、毎年頃合いを見計らったかのように使ってみたくなる食材があります。
それが “よもぎ” 。
畑の脇で見つけた “つくし” がホケる頃になると、毎年決まった場所でよもぎが一斉に芽生えます。

あ、 『つくしがホケる』 って方言かしら。
若いちょっと青みがかったかたいつくしが成長し、胞子嚢床がひらいた状態のつくしのことです。

そんな気になる食材 “よもぎ” で、今朝ようやく念願のベーグルを焼くことが出来ました。

よもぎをたっぷりと生地に混ぜ込んだ全粒粉たっぷりのベーグルパンに、小豆餡をたっぷりと。
甘みをぐっと抑えた自家製小豆餡の上には、セミドライの干しイチゴ、もちろんこれも自家製。
そしてほんのりお塩を効かせたナッツの蜂蜜漬け、うんうん、私好みの組み合わせです。





よもぎベーグルを焼くにあたり、重要な予備知識を授かりました。
  • 蓬は繊維質で仕込み水を吸収しがちなのか、発酵中に綴じ目が開いてきてしまう。
  • ベーグルを茹でる時、輪っか開放になる事態が多発。
ご伝授の通り、まず弱々しそうに見えるよもぎの強靭な繊維質に驚きました。
彼女からの予備知識がなければ、念願のよもぎベーグルは形を成していなかったことでしょう。

いつものお座なりお豆腐ベーグルではありますが、まぁそれらしく焼き上がっているのではないかしら。
私としては上々の焼き上がりです。





お豆腐効果なのか、全粒粉を多めに加えてもしっかり膨らんでくれるお豆腐ベーグル。
もちろん生地はフードプロセッサー任せ、そして醗酵時間を端折るお手軽ベーグルなので簡単です。

もっちもちのよもぎベーグル、そしてそのよもぎベーグルで小豆餡・お塩を効かせたはちみつナッツ・干しイチゴをサンドした賑やかなベーグルサンド、本日のお弁当はいつも以上にワクワクします。






そうそう、畑の脇によもぎは群生しているのですが、それがよもぎかどうかはあくまでも私のカン。
これ、よもぎじゃないかなぁ、違うかなぁ・・・そんなところ。
そもそも、フレッシュなよもぎそのもの見たことがないので、それがよもぎと断定するには危険です。
なので先ずは宅配野菜でお願いしたよもぎを使ってみることに致しました。

ふわりとしたよもぎの葉っぱが両手にいっぱい届きましたので、さっそく湯掻いて冷凍します。
  1. たっぷりのお湯を沸かしてお塩を加え、綺麗に洗った蓬を加えて3分ほど湯掻きましょう。
    これを冷水にとり、時々水を変えながら20分ほど真水に晒します。
    むせかえるほどのよもぎの香りは正に薬草の香り、自然の香りに驚きます。

  2. 巻きす等を使ってしっかりと水を絞り、フードプロセッサーで攪拌します。
    ほうれん草のように滑らかなピュレ状になると思いきや、相当な繊維質にここでも驚かされます。

    小分けにして冷凍保存しておきました。






よもぎの冷凍保存の後は、干しイチゴに取り掛かりましょう。
念の為に申し上げておきますが、よもぎもイチゴも時間のある時にゆっくり準備しておいたもの。
どちらも冷凍保存しておいたものを自然解凍し、今朝ベーグルとフィリングに使いました。
  1. イチゴを洗ってヘタを綺麗に切り落とし、しっかりと水気を拭いて琺瑯容器に。
    イチゴは正味200g弱、てんさい糖 80g・乾燥ラベンダー ふたつまみ程度を加えてざっとまぶし、冷蔵庫でひと晩おきましょう。

    思ったほど水は上がってきませんでしたが次の工程へ。
  2. 赤ワインビネガーを小さじ1〜2杯加え、ゆっくり弱火にかけてお砂糖を煮溶かします。
    2〜3分軽く煮てそのまま冷ましましょう。

    オーブンシートを敷いた天板に軽く煮汁を切りながらイチゴを並べ、110℃で1時間半ほどオーブンで乾燥させます。
    これだけでは思うように乾燥しませんでしたので、網の上に並べて天日に半日晒してみました。

    干しイチゴというより、丸ごとジャムになったようなソフトな食感です。
    常温保存は無理かと判断し、小分けにしてラップに包み、冷凍保存しておきました。






冷凍保存してあるよもぎピュレ、そして干しイチゴを前日の夜冷蔵庫に移し、自然解凍したところで本日の作業に取り掛かりましょう。
今朝はここからスタート、フードプロセッサー任せのお豆腐ベーグルはちょちょいのちょいです。
  1. お豆腐は毎朝お味噌汁に使っておりますがっしりどっしりとした木綿豆腐を使います。
    一切れ 180g強、これをビニール袋に入れ、袋の口を開けて600Wの電子レンジで2分間加熱してザルに移します。

    お豆腐は水を切った状態で148g、まだ少し熱い状態でフードプロセッサーに移します。
    解凍したよもぎピュレ 35g強を加え、出来るだけ滑らかになるまで攪拌しましょう。

  2. 全粒粉タイプの強力粉 100g
    普通の強力粉 40g
    てんさい糖 小さじ2
    インスタントドライイースト 小さじ1/2

    以上をビニール袋に合わせ、口をしっかりと持って空気を含ませるようにふり混ぜます。
    これをフードプロセッサーに移し、高速で小刻みに回転させてよもぎ生地となじませましょう。

    全体がしっとりとなじんだところで、お塩をひとつまみ。
    そうそうに使い切りたい自家製塩レモンがありますので、今日はお塩の代用としてこれを刻んで加えます。

    更に全体がしっとりとなじんだら、太白胡麻油 大さじ1を回しかけます。
    回転速度を少し落とし、じっくりと生地がまとまるまで攪拌しましょう。

  3. 生地をフードプロセッサーから出して軽くこね、ひとまとめにして包丁で2等分します。
    断面を包み込むように丸め、閉じ目を下にしてまとめましょう。

    きつく絞ったぬれ布巾をかぶせ、室温で10分間生地を休ませます。
    生地を休ませている間にケトリング用のお湯を沸かし、オーブンを220℃に予熱しておきます。

  4. 休ませた生地を手のひらで平らにのばし、手前からきつく巻いて両手で転がしながらひも状にのばしましょう。

    片方の端を平らにつぶし、生地を軽くひねりながらもう片方の端を包み込みます。
    綺麗なドーナツ状になるよう形を整えながら、いつもよりしっかり綴じ目を指先でつまんで綴じましょう。

    煮立ったお湯に多めにお砂糖を煮溶かし、片面 30秒ずつ両面茹でたら、素早く表面の水気をおさえて予熱したオーブンへ。
    設定温度を200℃にし、焼くこと20分。

    ・・・相当慎重に綴じ目を撫でつけたのですが、確かにいつも以上のはち切れようです。
    助言がなければ、本日のベーグルにはたどり着きませんでした。

    熱いうちに表面に太白胡麻油をぬって仕上げます。

  5. 小豆餡は昨日のバナナサンド (☆彡) の残り、冷凍保存してあったものです。
    甘さは相当控えめですし、かために仕上げてありますので、みりんでのばした後で少し加熱して扱いやすいかたさに整え、半分にカットしたベーグルにぬりひろげます。

    ナッツも昨日のバナナサンドの残り、残り物の有効利用ばかりです。
    塩味に炒りつけたアーモンドと胡桃を瓶に移し、ホールのスパイス数種・お塩を少量足して蜂蜜をたっぷり注いで漬け込んでおきました。
    蜂蜜が結晶化しておりますが気にしません。

    小豆餡の上にナッツと解凍した干しイチゴを並べ、よもぎベーグルでサンドします。
    もっちり念願のよもぎベーグル、桜の花の塩漬けに後ろ髪をひかれながらも、小豆餡・塩はちみつナッツ・干しイチゴの組み合わせに落ち着きました。

    よもぎの風味、これは記憶に残りそう。
    また是非チャレンジしたい食材のひとつです。
    冷凍してあるよもぎピュレはあとひとつ、何か楽しいお料理に使いたいものです。










前半だけで長い長い備忘録になってしまいましたが、実際に行った今朝の作業はほんの一部。
殆どが冷凍食材や前日の残りの有効利用に頼っております。

なので、お弁当のお菜に一品拵えるのも実に容易いこと。
今朝は新玉ねぎのフライをお菜に致しましょう。
衣でちょっと遊んでみました。






フライの衣に使ったのは、主人が随分前に買ってくれた “晒よし飴” のクッション材として缶内に充填されている “でんぷん粉” 、パン粉の代用として使ってみました。
  1. 新玉ねぎは小さなものを選び、ほんの1分程度軽く電子レンジで加熱します。
    ザルに移して自然に水切りをしておきましょう。
  2. パウダー状に粉砕した葛粉 (もちろん普通の薄力粉でも) と同量のお水を合わせて混ぜ、お好みのシーズニングをふります。
    最近お気に入りの “Everything but the Bagel Sesami Seasoning Blend” で。
    様子を見ながら少しずつ胡麻油を加えて混ぜ、かためのホットケーキ生地くらいにします。
  3. 玉ねぎの芯部分をつなげた状態で縦半分に切り、2に加えて全体にからめましょう。
    晒よし飴のでんぷん粉をたっぷりとふりかけてまぶします。

    全体に均一に、という訳にはいきませんでしたので、そこは得意の力尽く。
    おにぎりのようにして玉ねぎに無理無理くっつけます。

    やや低めに熱した太白胡麻油で軽く揚げれば出来上がり。

    玉ねぎがめくれてパラシュートのようになってしまったものもいくつかありますが、“Everything but the Bagel Sesami Seasoning Blend” 風味の新玉ねぎフライ、これ美味しいです。











よもぎの香りに心が満たされております。

そして昨日の備忘録にも登場致しました、食べ時を逸してしまった生わかめを有効利用したわかめの佃煮、これが想像以上に美味しくてご機嫌です。
このわかめの佃煮を美味しく食べたいがためだけに、今朝は炊き粥でなくご飯。
押し麦を混ぜ込んだご飯の上にたっぷりの佃煮、思い出してもうっとりしてしまう美味しさです。

昨日からずっと降り続いていた雨もすっかり上がりました。
今は青空が輝いております。
先日畑に植えた夏野菜の苗、この雨が恵となってしっかり根付いているか、はたまたこらえ性がなくてあっさり流されているか、次回の畑をお楽しみにといった気分です。





明日は早くも木曜日、そして週末にはゴールデンウイークのスタートです。
時別大きな行事の予定はありませんが、それでも楽しいゴールデンウイーク。
昨晩はお酒を控えたことですし、今日はお猪口片手に主人とゴールデンウイークを語ろうかしら。

posted by しんさん at 13:42 | Comment(4) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月04日

全粒粉たっぷり お豆腐ベーグル 〜 自家製のザワークラウトサンド

本日のお弁当は少々お久しぶりなベーグルサンドです。

ヨーグルトメーカーで作ったザワークラウトと、低温のオーブンでじっくり湯せん焼きにしたローストポークを、もちもちベーグルにうず高く積み上げてサンドしました。

膨らみ方が傍若無人な器量の悪い自家製ベーグルは、お水や牛乳の代わりにお豆腐だけで生地を捏ねたお豆腐ベーグル。
100%とまでは参りませんが、全粒粉を相当量使ってあります。

お豆腐効果でしょうか。
醗酵時間はすっぱり省いたパン生地ですが、期待以上にふくらんでくれました。

毎朝の納豆とヨーグルトの為にと我が家のキッチンに仲間入りし、まだ1ヶ月も経っていないというのに日々大活躍中のクビンス ヨーグルトメーカー。
どうもその仕上げりに満足した試しのないザワークラウトを、今回は性懲りもなくこのヨーグルトメーカーで仕込んでみました。

結果は・・・うーん、千里の道も一歩よりということにしておきましょうか。
まだまだ納得のいくザワークラウトに至るのは先のお話のようです。

まぁ、ザワークラウトの無念はさて置き、安い豚の肩ブロックで作るローストポークは定番の味。
低温のオーブンでじっくり湯せん焼きにするので失敗もありません。
しっとりとした焼き上がりは、週末のワインのお供としても登場頻度は高いところで安定しております。

ベーグルパンにザワークラウト、そしてローストポーク。
もちろんこれらを一度に拵えるのは至難極まりない技です。

ザワークラウトは数日前に仕込んでおき、目下のところ冷蔵庫で低温発酵真っ只中。
ローストポークは、昨日、朝お弁当を拵える際の片手間に仕込んでおいたもの。
ですので、今朝はベーグル生地を捏ねただけ。
しかも生地はフードプロセッサーにお任せですので、保存食を片手間に作りながらでも楽勝です。

片手間料理が集結したお豆腐ベーグルのベーグルサンド、本日のお弁当の主食です。





納得のいく味ではありませんが、今後の為にヨーグルトメーカーで拵えるザワークラウトの備忘録。
  • キャベツは芯付きで366g。
    小ぶりなキャベツより更に少量といったところ。
    洗って水をしっかり切ったら繊維を断ち切るように千切りにし、ジッパー式保存袋に移します。

    お塩 大さじ1/2弱
    てんさい糖ひとつまみ
    イエローマスタードシード・クミン・黒胡椒・クローブ・ローリエ・唐辛子 各適量

    以上をキャベツに合わせ、しんなりするまでよく揉みましょう。
    全体がしんなりして水気が出てきたら袋内の空気を抜き、口をしっかり閉じて保存袋ごとヨーグルトメーカーへ。

    クビンスのレシピ本の通り26℃で96時間醗酵時間を設けたのですが、うーん、今一歩。
    次回は27℃/48時間でやってみよう。

    その後保存容器に移して冷蔵庫で低温発酵を目論んでいるのですが、今のところ際立った酸味は感じられません。






我が家の定番、お手頃価格の豚肩ロースブロックで作るローストポーク。
本当に簡単で失敗がありません。
  1. 豚肩ロースブロックは予め室温に戻しておき、全体をフォーク等で丁寧に突きます。
    お好みのミックスソルトを全体によくすり込みましょう。

    今回はトレーダージョーズの “Everything but the Bagel Sesami Seasoning Blend ” を使いました。

  2. オーブンを130℃に予熱しておきましょう。

    天板にアルミホイルを敷いて縁を少し折り曲げ、網の上に乗せた豚肉をこの上に置きます。
    お肉から肉汁等が垂れても天板が汚れないように、面倒くさがりの案です。
    アルミホイル内に侵入しないようお湯をそっと天板に注ぎ、130℃で1時間湯せん焼きに。

    焼き上がったら熱々の状態でアルミホイルに包んでそのまま冷まします。
    しっとりやわらかく仕上がったローストポークは、使うシーズニング次第で応用自在。






さ、今日はいつも以上に長い備忘録になりそうです。
ここからがようやく今朝の作業、お豆腐ベーグルへと駒を進めましょう。
  1. お豆腐は、最近お気に入りのぎゅっと目が詰まった木綿豆腐を使いました。
    200gをラップ無しでレンジ加熱 (600Wで2分ほど) し、ザルに移して水を切っておきます。
  2. お豆腐の水切りをしている間に、粉類を合わせておきましょう。

    全粒粉タイプの強力粉 100g
    ノーマルな強力粉 40g
    てんさい糖 小さじ2
    インスタントドライイースト 小さじ1/2

    以上をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、フードプロセッサーに移しておきます。

  3. お豆腐が人肌程度に温かいことを確認し、先ずは半量を粉類に合わせましょう。
    高速で小刻みに攪拌し、全体が細かなそぼろ状になじんだところで残りのお豆腐を加えて攪拌します。

    粗挽きのミンチ状態になってなじんだところで、お塩をひとつまみ加えます。
    本日は、随分前に挑んで使うあてのない塩レモンを刻んで加えましょう。

    生地が大雑把にまとまり始めたところで、オリーブオイルを大さじ1加えて攪拌を続けます。
    一旦生地がダレた感じになりますが、攪拌を続けているとパン生地らしくまとまり始めます。

  4. 生地がまとまったところでフードプロセッサーから出して軽く捏ね、包丁で2等分しましょう。
    断面を包み込むように生地を丸め、きつく絞ったぬれ布巾をかぶせて10分間生地を休ませます。

  5. 生地を休ませている間に、ケトリング用のお湯を沸かし始めます。
    オーブンも220℃に予熱しておきましょう。

    休ませた生地を手のひらで平らにします。
    手前からきつく巻いて両手で転がしながら棒状に伸ばし、片方の端を平らにつぶします。
    生地を軽くひねりながらドーナツ状にし、平らな方の端でもう片方をしっかりと包みましょう。
  6. 湧いたお湯に多めのお砂糖を煮溶かし、ぐらぐらと煮立たせないよう火を弱めてベーグル生地を重ならないようそっと滑らせます。
    片面30秒ずつ両面を茹で、素早く表面の水気をおさえて予熱したオーブンへ移しましょう。
    設定温度を200℃にして20分焼きます。

    焼き上がったら熱いうちに表面に薄くオリーブオイルをぬり、網の上で冷ましましょう。

  7. ベーグルが冷めたら横に2等分します。
    予め室温に戻しておいた醗酵バターに粒マスタードを混ぜ、表面にたっぷり満遍なくぬります。

    ザワークラウトのの水気を絞ってたっぷりと盛り、その上に薄切りにしたローストポークを。

    お豆腐ベーグルでサンドして出来上がり。
    長い長い備忘録となりましたが、フィリングは双方作り置き料理ですもの、楽勝です。











お菜はしめ鯖を使って簡単に参りましょう。
さっと揚げたしめ鯖にフルーツを合わせた鯖のサラダ、本当に簡単ですよ。






  1. りんごとデコポンをさいの目に切って合わせます。
    みじん切り玉ねぎ・レモン汁・刻んだ塩レモン (単にお塩でも) をここに加え、黒胡椒とクローブを挽いて混ぜておきましょう。
  2. 冷凍しめ鯖は半解凍状態に戻します。
    真ん中に切れ目を入れながら1cm強の幅に切り、葛粉を全体にまぶしましょう。

    葛粉は時間のある時にコーヒーミルでパウダー状にしておくと使い勝手が良いですよ。

    お鍋に多めの太白胡麻油を熱し、皮面からかりっと揚げ焼きにします。
    揚げた傍から1に加え、フルーツになじませれば出来上がり。






鯖とフルーツ、特に柑橘系の果物をしめ鯖に合わせるのが大好きなのです。










自家製のひきわり納豆もすっかり朝食の一員として定着致しました。
チアシードとみじん切り玉ねぎを混ぜ込み、自家製のキムチを添えたいつものスタイルです。

その奥にはタカナシの低温殺菌牛乳で作る自家製ヨーグルト。
今週は頂いた野性のキウイで拵えたジャムを添えて。

主食は・・・ご飯粒の見えない辛辣な炊き粥。
十六雑穀を混ぜ込んだ今朝の炊き粥は、まるでお汁粉のような佇まいです。
ちょっと悲しい佇まい。





ですがこれも致し方ありません。
ストレスフリーの食事制限だけで、せっかく理想体重まで体重をこぎ着けた主人。
そう、すべて私のおかげです。
ですがここにきて、主人の体重は増加の一途をたどっております。

主人、これは笑いごとではありませんよ。
ここらでしっかり体重を管理しなければ、また元のぷっくりお腹に逆戻りですよ。
幸い、本日のお弁当に使った葛粉が少量残っております。
今宵は一食限りの葛粉ダイエット、くずねりでデトックスを図りましょう。
くずねりデトックス、ちょっと楽しみでもあります。

posted by しんさん at 15:48 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする