お盆休み明けではありますが、ワイナリー巡りの旅をもう少し引っ張ります。
道中立ち寄ったワイナリーで買ったオリーブオイルたち。
3種ともエクストラバージン・オリーブオイルとは言え、色合いも風味も各々の特徴を持ったお三方。
同時に開封してその風味を比べるのも楽しいものです。
ほのかな苦みが特徴とも言えるエクストラバージン・オリーブオイルではありますが、さすがデリケートタイプのオリーブオイルを選んだだけあって “The Olive Press ” のものはそれがやわらかです。
軽くトーストしたバゲットに添えて、ワインのお供にするのも乙なもの。
旅行から帰って2週間ほど経った頃、アメリカから主人宛に大きな大きな段ボールが届きました。
中身は当然ワイン。
のんびりとした小さな街 カーメルバレー。
そちらで寄ったTalbott Vineyardsのティスティングルームで、ピノ・ノワールが好きならば是非と教えて頂いたワインがこれ。
生憎私たちが寄ったその日 (☆彡) は定休日でしたので (木曜日から日曜日、しかも正午から夕方5時までの営業時間ではハードルが高すぎますよね) 、泣く泣くその場を去った主人。
でもうどうしても諦めきれなかったようで、帰国後日本から1ダース発注したようでございます。
帰国後にオーダーしたワインも含め、今回の旅で主人が買ったワインを並べてみました。
ずらりと並んだワインを目を細めて眺める主人、旅の余韻に浸っております。
数本は既に空になっておりまして、撮影後はビン缶ステーションに早々と運ばれましたけどね。
そして時はお盆休み真っ只中。
カリフォルニアで調達したワインを数本持ち、旅の報告会も兼ねていつものワイン会に参加して参りました。
納涼恒例お盆真っ只中ワイン会です。
ちょうどワイン会の日の朝、久しぶりの畑作業をして参りましたので摘みたてのバジルを使ってワインのお供を。
冷凍バイシートを使ったお手軽ひとくちパイです。
ひとつは、以前拵えて冷凍しておいた飴色玉ねぎ (☆彡) のパイ。
すりおろしたペコリーノローマーノを解凍した飴色玉ねぎに混ぜ、たっぷりトッピングして焼きました。
そしてこちらが摘みたてバジルを使ったもうひとつのバージョン。
バジル・ペコリーノローマーノ・ニンニク・オリーブオイルをフードプロセッサーで合わせ、マッシュルームと一緒にトッピング。
冷凍パイシートは常備しておくと何かと便利な食材のひとつです。
そしてこの日のワイン会、皆様の注目を一身に集めたのはこちらのワイン。
CH. DUCRU BEAUCAILLOU ( シャトー・デュクリュ・ボーカイユ) 。
お持ち下さった氏の生まれ年、1960年のサン・ジュリアンです。
いつも美味しいワインを持ってきてくれるから、とさらりと紳士なお言葉。
・・・素敵です。
数々の素晴らしいワインにあっさり圧倒され、会場裏の仮設ベッドでぐっすり寝入る私。
デザートタイムだよ、主人の言葉にむっくりと起き上がり、何事もなかったかのように再び皆様の輪に加わります。
シャトー・デュクリュ・ボーカイユをお持ち込みになった同じ方が選んだとは思えない可愛らしいボトルがテーブルの上に鎮座しておりました。
白クマ印の可愛いお酒、 “シロクマ ハスカップ スペシャル・キュヴェ” 。
あまりに可愛かったので、寝起きではありますが記念写真。
カリフォルニア旅行からの無事帰宅報告を兼ねてのワイン会。
この日のワインのラインナップです。
誰かがいたずら書きした?風の蛍光カラーのシミ (違いますっ) がついたエチケットが印象的なマイケルクルーズのペティアン・ナチュレル。
夜空を思わせるブルーのエチケットがロマンティックなカリフォルニアのスパークリングワイン、同じくマイケルクルーズのウルトラマリン。
主人がカリフォルニア旅行中に購入した1998年のハイツ マーサズヴィンヤード、2014年のJCRヴィンヤード サンタバーバラカウンティ。
1960年のシャトー・デュクリュ・ボーカイユ サン・ジュリアン。
2005年のLEROY (ルロワ)。
そして上記2本のフランスワインをお持ちになった方のセラーに並んでいたとは思えないシロクマくんボトル、ででんと最前列に並んでおります。
報告会もお開きになりましたし、そろそろお弁当も再開しましょうね。
何とか持ちこたえている野菜室の夏野菜たち、本気を出してまとめてお料理してあげましょう。
ただし、体重が大幅に増加した主人のことを念頭において、ではありますけどね。
2017年08月17日
2017年08月16日
カリフォルニア ワイナリー巡り 2017 最終日 〜 サンフランシスコから帰途に
長々とした備忘録が続きました。
カリフォルニア ワイナリー巡りの旅 2017年度版、誰にも惜しまれることなく本日最終日です。
ロスからレンタカーで小刻みに移動しては各所に宿泊し、ワイナリーを巡りながら最終目的地のサンフランシスコまで。
クラムチャウダー、マティーニに続き、本日はワイナリー巡りの旅において最後ののディナー。
宿泊致しております“The Ritz-Carlton, San Francisco (リッツ・カールトン サンフランシスコ)”からUberで向かった最終日のディナーは、最終日のディナーに相応しくサンフランシスコでいちばんの老舗ステーキハウス。
カリフォルニアを南北に走る目抜き通り Van Ness Avenue (バンネスアベニュー) 沿いに建つ
“Harris' The San Francisco Steakhouse ( ハリス -ステーキハウス) ”です。
照明をぐっと落とした薄暗い店内はムード満点。
スパークリングワインとお水をオーダーすると、先ず運ばれてきたカリカリのブレッドチップス。
薄暗い照明のせいで、主人、サワークリーム風味のチーズスプレッドをレバーのパテと勘違い。
大喜びでぐいっとパンですくってお口に運びます・・・君は本当に面白いね。
大笑いしたところで、最初はやっぱりオイスターでしょう。
本日のスープ、yellow peaだったかな?
お家でもよく作るスープです。
馴染みのあるお料理をレストランで頂くの、大好き。
主人と半分こして頂きます。
カリフォルニアのレストランでのオーダーの仕方も慣れたものです。
お待ちかねのステーキは、プティ ニューヨークストリップをこれも主人と半分こ。
老舗ステーキハウスで頂くニューヨークストリップ、あぁこれ美味しい。
そのままでも十分に美味しいのですが、今回はソースを別にオーダーしてみました。
トリュフ マディラ ソースを添えていただきます。
ドライエイジドされたアンガス牛のステーキ。
最終日にあたって何がお名残惜しいかと申しませば、このステーキです。
あ、あとフレンドリーな接客もね。
今回の旅では満席でティスティングは叶いませんでしたが、ワインリストにあったCLOS DU VAL( クロ・デュ・ヴァル) をステーキに合わせてオーダー。
クロ・デュ・ヴァルの2014年 エステート・スタッグスリープディストリクト。
・・・を、最初にオーダーしたプティサイズのニューヨークストリップ半分こでは物足りず、追加オーダーしたお肉と一緒に。
クラッシック ベアルネーズ ソースを添えて、今度こそ確実にお腹は満たされました。
ですがやっぱりデザートを無視することなど出来ません。
主人は自家製アイスクリームの可愛らしいトリオ。
私はカリフォルニアムード漂うストロベリーショートケーキを。
デザートを手に記念写真。
お店の照明が暗くてちょっと残念な写真ではありますが、これもまた旅の思い出ですもの。
こちらのステーキ、今まで頂いた多くのステーキの中で私の中では最高得点の金メダル。
最後のディナーにふさわしい老舗ステーキハウス Harris'を後にします。
お客さまもひけ、やれやれ一段落といった店内。
ね、素敵な店内、ムードのある照明でしょ?
入口横のガラスウィンドウの中には、エイジトビーフが出番を待っておりました。
聞くところによると、切り売りもしてくれるとか。
カリフォルニアのお肉文化にはしみじみ恐れ入りました。
日本のそれとは歴史が違います。
一夜明けて、お世話になったリッツ・カールトンを出発します。
一泊だけではありましたが、リッツ・カールトンのアメニティーグッズの揃えはやっぱり断トツ。
快適なシャワータイムは出発前には重要ですものね。
そうそう、昨晩レストランから帰ったら、枕元にチョコレートが置いてあったのも嬉しかったな。
サンフランシスコならではの風景。
昔々は岐阜市内も市電がこんな風に走っていました。
高校生の頃、ちょっと学校を抜け出して市電にのって岐阜公園に行きましたっけ。
悪い子。
それにしても、サンフランシスコの坂は立派なパフォーマンス。
朝のサンフランシスコ、台車を使ってドリンクの類を運ぶ業者さんが芸術的なほど美しい所作でお仕事をこなしていらっしゃいました。
お世話になったレンタカーともここでお別れです。
広大なHertzの返却専用駐車場に次々と車が乗りつけられ、家族連れやカップルが大きなスーツケースを手にBARTの乗り場へと急ぎます。
軽く社内をチェックしてもらい、2週間お世話になったトヨタのカムリともいよいよお別れ。
最後にハグして記念写真。
ハグする相手を少々間違えた感も致しますが、お世話になりました、カムリ君。
BARTに乗って空港に向かいましょう。
今回の旅で、ワインを運ぶ為の折りたたみ式台車を用意した主人。
確かに重くはないけれど、スーツケースにギリギリ入らなかったり持ち運びするのには意外と厄介。
なんだ、BARTの乗り場まではコイン式ではあるけれど立派な台車が常備されているじゃない。
こうして人は旅慣れていくのね。
もちろん帰りもANAのファーストクラスです。
搭乗待ちのラウンジもファーストクラス専用。
場所を聞いた空港スタッフさんも、
『あそこは良いわよ〜、是非のんびりしていらしてね』 、とにっこり。
嬉しくてついカメラを構えてしまう庶民。
ここまでくると、まるで食事制限されている患者が手医者に逐一食べたものを報告しているようです。
でも、やっぱり楽しいものね、旅とその備忘録。
旅先だけでは飲めるようになったホットミルクに、シナモンとチョコレートソースをたっぷり。
ドライフルーツをおやつに搭乗時間を待ちます。
帰りの飛行機ではクリュッグとジャクソンを飲み比べ。
室内着に着替えてのこの飲み比べ、レストランでも出来ませんものね。
可愛らしいアミューズも手が込んでいます。
アペタイザーは鴨肉のロースト。
セロリアックのサラダが添えられていて、食材からして凝っています。
チキンとポークのレバーパテにはブルーベリーのソース。
これなんて主人好きそうなのにね、やっぱり帰りも主人は和食を選んだようでした。
ガーデンサラダのドレッシング。
2種類あってどちらも魅力的なのですが、私はやっぱりオリーブオイルにお塩がいちばん好き。
パンに添えられている可愛らしいミニサイズのオリーブオイル。
キャップがかたくてキャビンアテンダントさんと一緒に格闘致しました。
美しいキャビンアテンダントさん、にっこりと微笑んで 『これは諦めても良いレベルでございますね』
・・・その言い回し、魅力的です。
私もどこかで使おう。
『諦めても良いレベルでございますよ』
コーンスープ。
メインはブイヤベースをチョイス。
デザートはアプリコットアーモンドタルト。
温かいタルトにバニラアイスクリームの悩殺的な組み合わせ。
バイザグラスでお代わりもしながら相当量のワインを頂きました。
が、良いお酒は悪酔いしないものです。
ぐっすり気持ち良く寝入り、起きれば朝食、煩悩のかたまりのようなフライトです。
朝食はやっぱりガーデンサラダ。
食事の前にいつも持ってきて下さる千疋屋さんのみかんジュース、きっとANAいちばんのお勧めなのね。
確かに美味しい。
みかんに刺激されたのか、珍しくがっつりとパンなど食べたくなりました。
ですので、ローストビーフとアボカドのサンドウィッチを選んでみました。
美味しいんです。
すごく美味しいのですが、せっかく添えられていたナイフとフォークでは上手く食べられないのが残念。
パン・ローストビーフ・アボカドの三つ巴状態で、三つ揃うとナイフも形無し。
切れないパンを仕方なく残し、フィリングだけ頂くというお行儀の悪い形で無念のご馳走様。
今はなき父がこの残飯を見たら・・・おぉ怖っ。
もちろん、私が食べ辛いサンドウィッチと戦っている間、見えない隣の席からはカレーの香りが漂っておりました。
主人、行きも帰りも朝食はカレー。
そんなご機嫌な筈だった主人。
飛行機を降りてから何の気なしに尋ねました。
『そうそう、わらび餅美味しかった?
キャビンアテンダントさんが、朝食の後言ってたもの。
食後のわらび餅などいかがですか?ご主人さまも召し上がっておいででしたよ。』
主人、旅の最後に驚きの暴言。
『ちっ、あいつ、チクりやがって』
・・・主人の暴言で幕をひく 『カリフォルニア ワイナリー巡り 2017』 、長い長い備忘録でした。
主人は早くも次の旅に想いを馳せております。
そしてお盆中の我が家は、主人が段ボールで取り寄せたインド食材のおかげで、異国情緒に満ち満ちた香りが昼夜問わず消えることなく漂っております。
明日からは主人のお仕事も再開です。
カリフォルニア ワイナリー巡りの旅 2017年度版、誰にも惜しまれることなく本日最終日です。
ロスからレンタカーで小刻みに移動しては各所に宿泊し、ワイナリーを巡りながら最終目的地のサンフランシスコまで。
クラムチャウダー、マティーニに続き、本日はワイナリー巡りの旅において最後ののディナー。
宿泊致しております“The Ritz-Carlton, San Francisco (リッツ・カールトン サンフランシスコ)”からUberで向かった最終日のディナーは、最終日のディナーに相応しくサンフランシスコでいちばんの老舗ステーキハウス。
カリフォルニアを南北に走る目抜き通り Van Ness Avenue (バンネスアベニュー) 沿いに建つ
“Harris' The San Francisco Steakhouse ( ハリス -ステーキハウス) ”です。
照明をぐっと落とした薄暗い店内はムード満点。
スパークリングワインとお水をオーダーすると、先ず運ばれてきたカリカリのブレッドチップス。
薄暗い照明のせいで、主人、サワークリーム風味のチーズスプレッドをレバーのパテと勘違い。
大喜びでぐいっとパンですくってお口に運びます・・・君は本当に面白いね。
大笑いしたところで、最初はやっぱりオイスターでしょう。
本日のスープ、yellow peaだったかな?
お家でもよく作るスープです。
馴染みのあるお料理をレストランで頂くの、大好き。
主人と半分こして頂きます。
カリフォルニアのレストランでのオーダーの仕方も慣れたものです。
お待ちかねのステーキは、プティ ニューヨークストリップをこれも主人と半分こ。
老舗ステーキハウスで頂くニューヨークストリップ、あぁこれ美味しい。
そのままでも十分に美味しいのですが、今回はソースを別にオーダーしてみました。
トリュフ マディラ ソースを添えていただきます。
ドライエイジドされたアンガス牛のステーキ。
最終日にあたって何がお名残惜しいかと申しませば、このステーキです。
あ、あとフレンドリーな接客もね。
今回の旅では満席でティスティングは叶いませんでしたが、ワインリストにあったCLOS DU VAL( クロ・デュ・ヴァル) をステーキに合わせてオーダー。
クロ・デュ・ヴァルの2014年 エステート・スタッグスリープディストリクト。
・・・を、最初にオーダーしたプティサイズのニューヨークストリップ半分こでは物足りず、追加オーダーしたお肉と一緒に。
クラッシック ベアルネーズ ソースを添えて、今度こそ確実にお腹は満たされました。
ですがやっぱりデザートを無視することなど出来ません。
主人は自家製アイスクリームの可愛らしいトリオ。
私はカリフォルニアムード漂うストロベリーショートケーキを。
デザートを手に記念写真。
お店の照明が暗くてちょっと残念な写真ではありますが、これもまた旅の思い出ですもの。
こちらのステーキ、今まで頂いた多くのステーキの中で私の中では最高得点の金メダル。
最後のディナーにふさわしい老舗ステーキハウス Harris'を後にします。
お客さまもひけ、やれやれ一段落といった店内。
ね、素敵な店内、ムードのある照明でしょ?
入口横のガラスウィンドウの中には、エイジトビーフが出番を待っておりました。
聞くところによると、切り売りもしてくれるとか。
カリフォルニアのお肉文化にはしみじみ恐れ入りました。
日本のそれとは歴史が違います。
一夜明けて、お世話になったリッツ・カールトンを出発します。
一泊だけではありましたが、リッツ・カールトンのアメニティーグッズの揃えはやっぱり断トツ。
快適なシャワータイムは出発前には重要ですものね。
そうそう、昨晩レストランから帰ったら、枕元にチョコレートが置いてあったのも嬉しかったな。
サンフランシスコならではの風景。
昔々は岐阜市内も市電がこんな風に走っていました。
高校生の頃、ちょっと学校を抜け出して市電にのって岐阜公園に行きましたっけ。
悪い子。
それにしても、サンフランシスコの坂は立派なパフォーマンス。
朝のサンフランシスコ、台車を使ってドリンクの類を運ぶ業者さんが芸術的なほど美しい所作でお仕事をこなしていらっしゃいました。
お世話になったレンタカーともここでお別れです。
広大なHertzの返却専用駐車場に次々と車が乗りつけられ、家族連れやカップルが大きなスーツケースを手にBARTの乗り場へと急ぎます。
軽く社内をチェックしてもらい、2週間お世話になったトヨタのカムリともいよいよお別れ。
最後にハグして記念写真。
ハグする相手を少々間違えた感も致しますが、お世話になりました、カムリ君。
BARTに乗って空港に向かいましょう。
今回の旅で、ワインを運ぶ為の折りたたみ式台車を用意した主人。
確かに重くはないけれど、スーツケースにギリギリ入らなかったり持ち運びするのには意外と厄介。
なんだ、BARTの乗り場まではコイン式ではあるけれど立派な台車が常備されているじゃない。
こうして人は旅慣れていくのね。
もちろん帰りもANAのファーストクラスです。
搭乗待ちのラウンジもファーストクラス専用。
場所を聞いた空港スタッフさんも、
『あそこは良いわよ〜、是非のんびりしていらしてね』 、とにっこり。
嬉しくてついカメラを構えてしまう庶民。
ここまでくると、まるで食事制限されている患者が手医者に逐一食べたものを報告しているようです。
でも、やっぱり楽しいものね、旅とその備忘録。
旅先だけでは飲めるようになったホットミルクに、シナモンとチョコレートソースをたっぷり。
ドライフルーツをおやつに搭乗時間を待ちます。
帰りの飛行機ではクリュッグとジャクソンを飲み比べ。
室内着に着替えてのこの飲み比べ、レストランでも出来ませんものね。
可愛らしいアミューズも手が込んでいます。
アペタイザーは鴨肉のロースト。
セロリアックのサラダが添えられていて、食材からして凝っています。
チキンとポークのレバーパテにはブルーベリーのソース。
これなんて主人好きそうなのにね、やっぱり帰りも主人は和食を選んだようでした。
ガーデンサラダのドレッシング。
2種類あってどちらも魅力的なのですが、私はやっぱりオリーブオイルにお塩がいちばん好き。
パンに添えられている可愛らしいミニサイズのオリーブオイル。
キャップがかたくてキャビンアテンダントさんと一緒に格闘致しました。
美しいキャビンアテンダントさん、にっこりと微笑んで 『これは諦めても良いレベルでございますね』
・・・その言い回し、魅力的です。
私もどこかで使おう。
『諦めても良いレベルでございますよ』
コーンスープ。
メインはブイヤベースをチョイス。
デザートはアプリコットアーモンドタルト。
温かいタルトにバニラアイスクリームの悩殺的な組み合わせ。
バイザグラスでお代わりもしながら相当量のワインを頂きました。
が、良いお酒は悪酔いしないものです。
ぐっすり気持ち良く寝入り、起きれば朝食、煩悩のかたまりのようなフライトです。
朝食はやっぱりガーデンサラダ。
食事の前にいつも持ってきて下さる千疋屋さんのみかんジュース、きっとANAいちばんのお勧めなのね。
確かに美味しい。
みかんに刺激されたのか、珍しくがっつりとパンなど食べたくなりました。
ですので、ローストビーフとアボカドのサンドウィッチを選んでみました。
美味しいんです。
すごく美味しいのですが、せっかく添えられていたナイフとフォークでは上手く食べられないのが残念。
パン・ローストビーフ・アボカドの三つ巴状態で、三つ揃うとナイフも形無し。
切れないパンを仕方なく残し、フィリングだけ頂くというお行儀の悪い形で無念のご馳走様。
今はなき父がこの残飯を見たら・・・おぉ怖っ。
もちろん、私が食べ辛いサンドウィッチと戦っている間、見えない隣の席からはカレーの香りが漂っておりました。
主人、行きも帰りも朝食はカレー。
そんなご機嫌な筈だった主人。
飛行機を降りてから何の気なしに尋ねました。
『そうそう、わらび餅美味しかった?
キャビンアテンダントさんが、朝食の後言ってたもの。
食後のわらび餅などいかがですか?ご主人さまも召し上がっておいででしたよ。』
主人、旅の最後に驚きの暴言。
『ちっ、あいつ、チクりやがって』
・・・主人の暴言で幕をひく 『カリフォルニア ワイナリー巡り 2017』 、長い長い備忘録でした。
主人は早くも次の旅に想いを馳せております。
そしてお盆中の我が家は、主人が段ボールで取り寄せたインド食材のおかげで、異国情緒に満ち満ちた香りが昼夜問わず消えることなく漂っております。
明日からは主人のお仕事も再開です。
2017年08月15日
カリフォルニア ワイナリー巡り 2017 〜 最終日、いざサンフランシスコへ 其の壱
二日間宿泊したSilverado Resort and Spa (シルバラード・リゾート・アンド・スパ) をチェックアウトし、いよいよ今回の旅の最終目的地
“The Ritz-Carlton, San Francisco (リッツ・カールトン サンフランシスコ) ” へと駒を進めます。
リッツ・カールトンのチェックインまでの時間、Fisherman's Wharf (フィッシャーマンズワーフ) に寄って昨年叶わなかった主人念願のクラムチャウダーにパクつき、 宿泊しておりますリッツ・カールトンのバーには見向きもせず、近所のインターコンチネンタルの最上階 “Top of the Mark” に繰り出し、アイリッシュコーヒーとサンフランシスコでいちばんのマティーニと評されるマティーニを頂きして短いながらサンフランシスコを謳歌致しました。
残り僅かとなりました、カリフォルニア ワイナリー巡り 2017、お盆の暇に飽かせて備忘録。
今回の旅で楽しかったのは、ワインももちろん然ることながらスーパーマーケットでのお買い物。
行く先々にある “TRADER JOE'S(トレーダージョーズ)” は、日本では何となく高級スーパーのイメージを持っておりましたが、いえいえ、野菜不足になりがちな旅行客の味方でもあります。
そのまま食べられるサラダの類が特に豊富で、しかもその組み合わせが楽しい。 シルバラード・リゾート・アンド・スパを発つ日は、色合いも可愛らしいサラダとヨーグルトで朝食。
“マンゴーサラダプレート” ・・・へぇ、紅芯大根のこと、 watermelon radishっていうのね。
食材のちょっとしたお勉強にもなるし、何よりホテルの朝食よりずっとお手頃価格で私好みなのが嬉しい。
ドレッシングも日本のような強い味で野菜の風味を損なうものではなく、野菜に寄り添うタイプのもの。
ちなみにこのサラダには、実に控えめにmango ginger vinaigretteが合わせてありました。
さ、サンフランシスコまでは約60マイル、2時間弱といったところ。
数日前に寄った “The Olive Press ☆彡” の前を通り、国勢調査指定地域に指定されていBlack Point-Green Pointを抜け、101号線を南下してゴールデンゲートブリッジへと向かいましょう。
ゴールデンゲートブリッジは76年間続いた支払式のゲートを廃止し、2013年から電子式通行料支払いシステムを導入しています。
このシステムは珍しく主人の予習範囲には含まれていなかったようで、主人少々動揺するも何とか無事に通過。 少々お高い駐車場に見舞われてはしまいましたが、笑顔でフィッシャーマンズワーフに到着です。 タイミングよろしくランチ時。
フィッシャーマンズワーフに来たらクラムチャウダー、これは主人の昨年からの希望でありました。
昨年はホテルに着いた途端に結膜下出血を発症してしまい、初めての症状に加え白内障手術の後ということもあって大いに動揺してそれどころじゃありませんでしたものね。
主人、一年越しのサンフランシスコ名物クラムチャウダー、思う存分お楽しみあれ。
向かった先は “soup in a bread bowl” スタイル発祥の店とされる老舗ベーカリー、 “Boudin Bakery & Cafe (ボーディン) ”。
フィッシャーマンズワーフのど真ん中にある人気ベーカリーです。 お昼にはちょっと早いかな?という時間ではありましたが大盛況。
1Fのベーカリーカフェで気楽に頂くことに致しましょう。
ベーカリーだから当然と言われればそれまでですが、店内はパンがいっぱい。
いっぱいという表現では言い表せない程、その充実した可愛らしいパンには感動してしまいます。
分かるかしら?
画像の右の方、ちょうど “OLIVE” とある看板のした辺りに見えるカゴ。
店内の天井にレールが張り巡らされていて、パンの入ったカゴが常に循環しているの。 オーダーしたら名前が呼ばれるのを待ってピックアップコーナーへ。
ほら、天井をパンが巡回していますよ。 ちょっと酸味のあるパンを器に溢れそうなクラムチャウダー、クラムチャウダー in ブレッドボウル。
そしてタコス。
飲み物はウーロン茶なんて言わないでよね、主人。
甘い甘いチョコラテにバニララテ、うわぁ楽しい。 念願のクラムチャウダーですもの、当然主人は缶詰もお買い上げ。
実は帰国後、既にひと缶試飲 (試食?) 済みです。 しっかりとコクがあって美味しいクラムチャウダー、正にお店で頂いたあの味でした。
日本ではなかなかSourdough Bread (サワードウ・ブレッド) にお目にかかれないのだけが残念です。
しっかり食べた後はしっかり運動。
PIER 39 (ピア39) を時間が許す限りお散歩。
遠くに見えるAlcatraz Island (アルカトラズ・アイランド) を背景に記念写真。
行ったなぁ、アルカトラズ島、学生の時。 そうそう、アシカもいました。
学生の頃は生で見るアシカに大興奮したものでした。
さ、そろそろホテルのチェックインの時間ですよ。
カリフォルニア ワイナリー巡り 2017の旅、最後に宿泊するのは “The Ritz-Carlton, San Francisco (リッツ・カールトン サンフランシスコ)” 。
チェックインを済ませたら、私は予約してあったスパへと早々に移動。 すっきりと白を基調とした静かなロビーで必要事項を記入。
優しい香りと使い心地、L’OCCITANEを使ってのスパということで期待感は募ります。 この感じ、L’OCCITANEらしさが漂います。 もう言葉は不要でしょう、Zzz・・・
お部屋に戻ると、主人がこれからの予定を吟味しておりました。
どうやらまとまったようですので、着替えてお出掛けです。
先ずはホテルのロゴをバックに記念写真。 この直後、若い外国人カップルに声をかけられます。
『あなたたちふたり、昨日ナパのウエスティンホテルにいたでしょ?Barで見たわ』
行動パターンが似た者カップル、もうちょっとお話したかったけれど先に進みましょう。
宿泊しておりますリッツをUberで出発し、向かった先はインターコンチネンタルホテル。
1939年から続く老舗のバー、 “Top of the Mark” へと向かいます。
地図で見ると500mの距離なので歩くことも考えましたが、着物だからとUberで。
・・・大正解。
サンフランシスコは坂の街、歩いて向かえば大喧嘩は確実でしたでしょうね。 大変な強風ではありましたが、無事難なくインターコンチネンタルホテルに到着。
陽気なドアマン、ご自分のお気に入りのアングルで写真撮影役を買って出て下さいました。
インターコンチネンタルホテルの最上階、Bar “Top of the Mark” 。
その眺めもあって大人気のようで窓際は全て満席ですが、19階から臨む360度大パノラマは窓際でなくても十分な壮観。
メニューのロゴも素敵。
主人は悩むこともなく自慢のマティーニに即決。
私は、そうね、アイリッシュコーヒーに致しましょう。 失礼ではありますが、私たち二人とも驚いたのがマティーニでもアイリッシュコーヒーでもなく、白いお皿にたっぷりと盛られたナッツ。
空きっ腹にマティーニは危険だからとオーダーしただけのナッツではありますが、これが最高に美味しい。
日本に持って帰りたい、山ほど買って帰りたい、そんな欲望が黙々と沸き起こり、思わずスタッフを捕まえて聞きました、このナッツはホテルで買えますか?業務用でも何でも良いから欲しいのだけど。 優しそうな初老の女性スタッフさん。
嬉しそうに、そしてどこか誇らし気に教えて下さいました。
このナッツ、お店のオリジナルですって。
シーズニングをまぶした後、オーブンで軽く焼いて仕上げる自家製なんですって。
山ほどあったはずなのに、アッという間にナッツのお山は平らに。
マティーニが自慢のバーでナッツに感動する私たち。
さ、この後はナッツで満たされたお腹を労わりながら、最後のディナーへと向かいます。
リッツ・カールトンのチェックインまでの時間、Fisherman's Wharf (フィッシャーマンズワーフ) に寄って昨年叶わなかった主人念願のクラムチャウダーにパクつき、 宿泊しておりますリッツ・カールトンのバーには見向きもせず、近所のインターコンチネンタルの最上階 “Top of the Mark” に繰り出し、アイリッシュコーヒーとサンフランシスコでいちばんのマティーニと評されるマティーニを頂きして短いながらサンフランシスコを謳歌致しました。
残り僅かとなりました、カリフォルニア ワイナリー巡り 2017、お盆の暇に飽かせて備忘録。
今回の旅で楽しかったのは、ワインももちろん然ることながらスーパーマーケットでのお買い物。
行く先々にある “TRADER JOE'S(トレーダージョーズ)” は、日本では何となく高級スーパーのイメージを持っておりましたが、いえいえ、野菜不足になりがちな旅行客の味方でもあります。
そのまま食べられるサラダの類が特に豊富で、しかもその組み合わせが楽しい。 シルバラード・リゾート・アンド・スパを発つ日は、色合いも可愛らしいサラダとヨーグルトで朝食。
“マンゴーサラダプレート” ・・・へぇ、紅芯大根のこと、 watermelon radishっていうのね。
食材のちょっとしたお勉強にもなるし、何よりホテルの朝食よりずっとお手頃価格で私好みなのが嬉しい。
ドレッシングも日本のような強い味で野菜の風味を損なうものではなく、野菜に寄り添うタイプのもの。
ちなみにこのサラダには、実に控えめにmango ginger vinaigretteが合わせてありました。
さ、サンフランシスコまでは約60マイル、2時間弱といったところ。
数日前に寄った “The Olive Press ☆彡” の前を通り、国勢調査指定地域に指定されていBlack Point-Green Pointを抜け、101号線を南下してゴールデンゲートブリッジへと向かいましょう。
ゴールデンゲートブリッジは76年間続いた支払式のゲートを廃止し、2013年から電子式通行料支払いシステムを導入しています。
このシステムは珍しく主人の予習範囲には含まれていなかったようで、主人少々動揺するも何とか無事に通過。 少々お高い駐車場に見舞われてはしまいましたが、笑顔でフィッシャーマンズワーフに到着です。 タイミングよろしくランチ時。
フィッシャーマンズワーフに来たらクラムチャウダー、これは主人の昨年からの希望でありました。
昨年はホテルに着いた途端に結膜下出血を発症してしまい、初めての症状に加え白内障手術の後ということもあって大いに動揺してそれどころじゃありませんでしたものね。
主人、一年越しのサンフランシスコ名物クラムチャウダー、思う存分お楽しみあれ。
向かった先は “soup in a bread bowl” スタイル発祥の店とされる老舗ベーカリー、 “Boudin Bakery & Cafe (ボーディン) ”。
フィッシャーマンズワーフのど真ん中にある人気ベーカリーです。 お昼にはちょっと早いかな?という時間ではありましたが大盛況。
1Fのベーカリーカフェで気楽に頂くことに致しましょう。
ベーカリーだから当然と言われればそれまでですが、店内はパンがいっぱい。
いっぱいという表現では言い表せない程、その充実した可愛らしいパンには感動してしまいます。
分かるかしら?
画像の右の方、ちょうど “OLIVE” とある看板のした辺りに見えるカゴ。
店内の天井にレールが張り巡らされていて、パンの入ったカゴが常に循環しているの。 オーダーしたら名前が呼ばれるのを待ってピックアップコーナーへ。
ほら、天井をパンが巡回していますよ。 ちょっと酸味のあるパンを器に溢れそうなクラムチャウダー、クラムチャウダー in ブレッドボウル。
そしてタコス。
飲み物はウーロン茶なんて言わないでよね、主人。
甘い甘いチョコラテにバニララテ、うわぁ楽しい。 念願のクラムチャウダーですもの、当然主人は缶詰もお買い上げ。
実は帰国後、既にひと缶試飲 (試食?) 済みです。 しっかりとコクがあって美味しいクラムチャウダー、正にお店で頂いたあの味でした。
日本ではなかなかSourdough Bread (サワードウ・ブレッド) にお目にかかれないのだけが残念です。
しっかり食べた後はしっかり運動。
PIER 39 (ピア39) を時間が許す限りお散歩。
遠くに見えるAlcatraz Island (アルカトラズ・アイランド) を背景に記念写真。
行ったなぁ、アルカトラズ島、学生の時。 そうそう、アシカもいました。
学生の頃は生で見るアシカに大興奮したものでした。
さ、そろそろホテルのチェックインの時間ですよ。
カリフォルニア ワイナリー巡り 2017の旅、最後に宿泊するのは “The Ritz-Carlton, San Francisco (リッツ・カールトン サンフランシスコ)” 。
チェックインを済ませたら、私は予約してあったスパへと早々に移動。 すっきりと白を基調とした静かなロビーで必要事項を記入。
優しい香りと使い心地、L’OCCITANEを使ってのスパということで期待感は募ります。 この感じ、L’OCCITANEらしさが漂います。 もう言葉は不要でしょう、Zzz・・・
お部屋に戻ると、主人がこれからの予定を吟味しておりました。
どうやらまとまったようですので、着替えてお出掛けです。
先ずはホテルのロゴをバックに記念写真。 この直後、若い外国人カップルに声をかけられます。
『あなたたちふたり、昨日ナパのウエスティンホテルにいたでしょ?Barで見たわ』
行動パターンが似た者カップル、もうちょっとお話したかったけれど先に進みましょう。
宿泊しておりますリッツをUberで出発し、向かった先はインターコンチネンタルホテル。
1939年から続く老舗のバー、 “Top of the Mark” へと向かいます。
地図で見ると500mの距離なので歩くことも考えましたが、着物だからとUberで。
・・・大正解。
サンフランシスコは坂の街、歩いて向かえば大喧嘩は確実でしたでしょうね。 大変な強風ではありましたが、無事難なくインターコンチネンタルホテルに到着。
陽気なドアマン、ご自分のお気に入りのアングルで写真撮影役を買って出て下さいました。
インターコンチネンタルホテルの最上階、Bar “Top of the Mark” 。
その眺めもあって大人気のようで窓際は全て満席ですが、19階から臨む360度大パノラマは窓際でなくても十分な壮観。
メニューのロゴも素敵。
主人は悩むこともなく自慢のマティーニに即決。
私は、そうね、アイリッシュコーヒーに致しましょう。 失礼ではありますが、私たち二人とも驚いたのがマティーニでもアイリッシュコーヒーでもなく、白いお皿にたっぷりと盛られたナッツ。
空きっ腹にマティーニは危険だからとオーダーしただけのナッツではありますが、これが最高に美味しい。
日本に持って帰りたい、山ほど買って帰りたい、そんな欲望が黙々と沸き起こり、思わずスタッフを捕まえて聞きました、このナッツはホテルで買えますか?業務用でも何でも良いから欲しいのだけど。 優しそうな初老の女性スタッフさん。
嬉しそうに、そしてどこか誇らし気に教えて下さいました。
このナッツ、お店のオリジナルですって。
シーズニングをまぶした後、オーブンで軽く焼いて仕上げる自家製なんですって。
山ほどあったはずなのに、アッという間にナッツのお山は平らに。
マティーニが自慢のバーでナッツに感動する私たち。
さ、この後はナッツで満たされたお腹を労わりながら、最後のディナーへと向かいます。
2017年08月13日
カリフォルニア ワイナリー巡り 2017 〜 ナパの有名処ワイナリーと美食探訪 其の弐
昨日の備忘録でナパの有名処ワイナリーも一緒にアップするつもりでおりましたが、お盆中は何かと細々とした所用に追われるもの。
あっさりと途中で切り上げてしまった有名処ワイナリーとその日のディナー、備忘録をここに。
宿泊しておりますSilverado Resort and Spa (シルバラード・リゾート・アンド・スパ) を出発し、Silverado Trail (シルバラード・トレイル) に乗ったらあとはひたすら北上すること30分弱。
前日はプライベートパーティーの為に入れなかったFrog's Leap Winery (フロッグズ・リープ・ワイナリー) を目指します。 言うまでもなくワイナリーが点在するナパではありますが、このSilverado Trail (シルバラードトレイル) 沿いには有名処ワイナリーがずらりと並び、看板を見ているだけでも楽しい。
前日巡った有名処ワイナリー “Robert Mondavi Winery (ロバート・モンダヴィ) ” 等 (☆彡) が並ぶ “St Helena Hwy (セント・ヘレナ・ハイウェイ /ハイウェイ29号線)” とは近くをほぼ平行して走っているので、どこに寄るかを事前に計画してある程度は切り捨てないと・・・
そうね、草臥れて痴話げんかのネタになってしまうかも。
昨年のワイナリー巡りでも訪れたFrog's Leap Winery (☆彡) 。
正直申し上げまして、こちらにお邪魔した目的はワインではなくてオリーブオイル。
多くのワイナリーでは、コンパニオン・プランツとして葡萄と一緒に植えられているオリーブを使い、オリーブオイルの販売もしています。
ワインと並び、それぞれ個性のあるオリーブオイル (ビンも含めて、ね) を調達して回るのも楽しいのですが、特にここ昨年も購入したFrog's Leapのオリーブオイルは大のお気に入り。
アルミのまるでエンジンオイルのような容器に入った、持ち運びに適したこちらのオリーブオイル。
お土産にしたところ大好評でもありましたので、今回はもっと大量に購入しようと意気込んで参上したのですが・・・
アルミ缶オリーブオイルの販売は終了してしまったとのこと。在庫もない、と。
今はこの新しいビンのバージョンなのよ。中身は一緒、液だれもしなくて使いやすいのよ。
美しい女性スタッフが誇らし気に説明して下さいましたが・・・うーん、分かってない。
ですが彼女も最後にポロっと本音。
うん、私もあのオリーブオイルの容器、好きだったんだけどね、と。 昨年と変わらない美しい景観を後に、次へと参りましょう。
何の特徴もない、カエルのイラストもない、普通のガラス瓶に入ったオリーブオイルを数本買ってね。
Frog's Leap Wineryから車で10分そこそこで、お次のワイナリーに到着です。
本日のワイナリー巡りで、主人がいちばん興味を持って挑んだワイナリー。 落ち着いた佇まい、こちらはHeitz (ハイツ) のテイスティングルーム。 楽しみにして参りましたこちらのテイスティング、さぞや主人は上機嫌で・・・と思いきや渋い顔。
期待外れのワインが続いたようで、何やら雲行きが怪しくなって参ります。
が、フラッグシップのMartha's Vineyard (マーサズヴィンヤード) のカベルネが注がれると快晴の笑顔、続いて秘蔵の98、Martha's Vineyard。
はい、主人、Martha's Vineyardを1本、大事そうに抱えてテイスティングルームを後にします。 こちらの有名処ワイナリーでは、 『神の雫』 掲載ワインも多々。
多くのテイスティングルームで神の雫を見せていただきました。
シルバラード・トレイルに戻り、道に沿って点在するワイナリー巡りを続けましょう。
Silverado Vineyards (シルバラード・ヴィンヤーズ) 。 テイスティングルームからの眺めが良い事で有名だからと、のんびり車を停めます。 ・・・本当に綺麗。
ですが、その景観をうっとり眺める女性カップル。
交わす熱い口づけについ心は奪われ、ワインのテイスティングなど吹っ飛んでしまった私。
うわぁ、初めて見たぁ、お邪魔せぬようそっと横を通り抜けてお次に参りましょう。
テラス席のミストが涼し気なこちら。
Stag's Leap Wine Cellars、スタッグズ・リープのテイスティングルームでございます。 ナパらしい豪華なテイスティングルーム、窓から眺める葡萄畑は壮観のひと言。 何種類か試飲させて頂くも、主人のハートを射止ることなくティスティンのメニューを終えます。
フラッグシップのCASK23、ワインクラブメンバー限定のピノノワール等、ちょっと路線を変えのテイスティング続けた後、にこやかに手ぶらでテイスティングルームを後にします。 主人曰く、ナパのテイスティング・フィーはどこも飛び切りの高値なんですって。
数日前に回った小さな温泉街、パソロブレスではせいぜい10ドル、もしくは1本でも買えば無料といった気前の良さに対し、こちらは情け容赦なく50ドルは当たり前だとか。
グラスに注がれる量もこちらは正にテイスティング、おっ!と思うには少量過ぎるとかで、この先はテイスティングと言うより豪華な建物や景観を楽しんで回ることに相成りました。
Clos Du Val (クロ・デュ・ヴァル) 。
そうは言っても主人お気に入りのワイナリーのひとつで、どのヴィンテージを飲んでも美味しいからとシンプルな門をくぐります。 ですが、残念!
人気のあるワイナリーですもの、テイスティングルームは予約で一杯とのこと。
ですが私としては、やっぱり建物を見て回るだけでも楽しい。
この可愛らしい外見と言ったら、ねぇ。
こうしてワイナリーを回った後に実際ワインを頂くと、また感情移入が出来て話題がはずむのです。
本日、最後に立ち寄ったのはDarioush (ダリオッシュ)。
日本版サイドウエィズのロケ地にも選ばれたワイナリーだけあって、豪華さでは文句なしの一等賞。 まるで宮殿。
しかも安っぽくないのが少々ニクらしくもあり・・・
派手な外観に釣られてフラフラとテイスティングルームに着席します。
主人、先程購入したHeitzのワインを嬉しそうに見せびらかしながらスタッフとの会話に花が咲きます。
ずっしりとした黒いビンが重厚なオリーブオイルを数本購入し、宮殿を後にしたのでありました。
結論。
ナパの有名処ワインは日本で買えば良いじゃん。
地方の無名で小さなワイナリーを掘り出すことに喜びを見出すべきだ、と主人。
まぁまぁ。
買ったワインをお部屋に置いて、ディナーを前にカリフォルニアの牡蠣を食べ収め。
ナパのダウンタウンにあるOxbow Public Market (オックスボウ パブリック マーケット) 、その中にあるオイスターバー “Hog Island Oyster” へと繰り出します。 小さなカジュアルなお店がぎっしりと詰まったマーケット内、中でも人気のオイスターバーです。
夕食にはちょっと早い夕方の4時、だというのに席は満席。
ですがそこは主人の執念かしら。
運よく難なく席に通されスパークリングワインでワイナリー巡りの疲れを癒します。 牡蠣の産地別食べ比べなどに走らず、ここは大胆に1種をてんこ盛りに。
小ぶりだから食べられるとは言い、ふたりで24個の牡蠣は迫力ありますよ。 もちろんすべて美味しく頂き、本日のディナーへと向かう訳です。
Uberを呼んで向かった先は、本日の本当のディナー “Bistro Don Giovanni (ビストロ・ドン・ジョヴァンニ) ”、ナパでもいちばん人気の有名イタリアンレストランだとか。 兎に角お店のスタッフがフレンドリー。
大きな店内は人気店だけあって満席で、それはそれは賑やかでありました。 人気のラザニアも含め、お料理も美味しく頂きましたが如何せん昼間の疲れが一気に出たのでしょう。
ワイングラスを片手に、久しぶりにこっくりこっくりし始めた私に主人は大慌て。 早々にデザートをお腹に収め、ホテルへと強制送還。
お店はまだまだ盛り上がっておりました。 明日はシルバラードを発ってサンフランシスコへと戻ります。
ワイナリー巡りは楽しかったけれど草臥れました。
欲張り過ぎは禁物です。
ゆっくりと寝て、明日のサンフランシスコに備えましょう。
あっさりと途中で切り上げてしまった有名処ワイナリーとその日のディナー、備忘録をここに。
宿泊しておりますSilverado Resort and Spa (シルバラード・リゾート・アンド・スパ) を出発し、Silverado Trail (シルバラード・トレイル) に乗ったらあとはひたすら北上すること30分弱。
前日はプライベートパーティーの為に入れなかったFrog's Leap Winery (フロッグズ・リープ・ワイナリー) を目指します。 言うまでもなくワイナリーが点在するナパではありますが、このSilverado Trail (シルバラードトレイル) 沿いには有名処ワイナリーがずらりと並び、看板を見ているだけでも楽しい。
前日巡った有名処ワイナリー “Robert Mondavi Winery (ロバート・モンダヴィ) ” 等 (☆彡) が並ぶ “St Helena Hwy (セント・ヘレナ・ハイウェイ /ハイウェイ29号線)” とは近くをほぼ平行して走っているので、どこに寄るかを事前に計画してある程度は切り捨てないと・・・
そうね、草臥れて痴話げんかのネタになってしまうかも。
昨年のワイナリー巡りでも訪れたFrog's Leap Winery (☆彡) 。
正直申し上げまして、こちらにお邪魔した目的はワインではなくてオリーブオイル。
多くのワイナリーでは、コンパニオン・プランツとして葡萄と一緒に植えられているオリーブを使い、オリーブオイルの販売もしています。
ワインと並び、それぞれ個性のあるオリーブオイル (ビンも含めて、ね) を調達して回るのも楽しいのですが、特にここ昨年も購入したFrog's Leapのオリーブオイルは大のお気に入り。
アルミのまるでエンジンオイルのような容器に入った、持ち運びに適したこちらのオリーブオイル。
お土産にしたところ大好評でもありましたので、今回はもっと大量に購入しようと意気込んで参上したのですが・・・
アルミ缶オリーブオイルの販売は終了してしまったとのこと。在庫もない、と。
今はこの新しいビンのバージョンなのよ。中身は一緒、液だれもしなくて使いやすいのよ。
美しい女性スタッフが誇らし気に説明して下さいましたが・・・うーん、分かってない。
ですが彼女も最後にポロっと本音。
うん、私もあのオリーブオイルの容器、好きだったんだけどね、と。 昨年と変わらない美しい景観を後に、次へと参りましょう。
何の特徴もない、カエルのイラストもない、普通のガラス瓶に入ったオリーブオイルを数本買ってね。
Frog's Leap Wineryから車で10分そこそこで、お次のワイナリーに到着です。
本日のワイナリー巡りで、主人がいちばん興味を持って挑んだワイナリー。 落ち着いた佇まい、こちらはHeitz (ハイツ) のテイスティングルーム。 楽しみにして参りましたこちらのテイスティング、さぞや主人は上機嫌で・・・と思いきや渋い顔。
期待外れのワインが続いたようで、何やら雲行きが怪しくなって参ります。
が、フラッグシップのMartha's Vineyard (マーサズヴィンヤード) のカベルネが注がれると快晴の笑顔、続いて秘蔵の98、Martha's Vineyard。
はい、主人、Martha's Vineyardを1本、大事そうに抱えてテイスティングルームを後にします。 こちらの有名処ワイナリーでは、 『神の雫』 掲載ワインも多々。
多くのテイスティングルームで神の雫を見せていただきました。
シルバラード・トレイルに戻り、道に沿って点在するワイナリー巡りを続けましょう。
Silverado Vineyards (シルバラード・ヴィンヤーズ) 。 テイスティングルームからの眺めが良い事で有名だからと、のんびり車を停めます。 ・・・本当に綺麗。
ですが、その景観をうっとり眺める女性カップル。
交わす熱い口づけについ心は奪われ、ワインのテイスティングなど吹っ飛んでしまった私。
うわぁ、初めて見たぁ、お邪魔せぬようそっと横を通り抜けてお次に参りましょう。
テラス席のミストが涼し気なこちら。
Stag's Leap Wine Cellars、スタッグズ・リープのテイスティングルームでございます。 ナパらしい豪華なテイスティングルーム、窓から眺める葡萄畑は壮観のひと言。 何種類か試飲させて頂くも、主人のハートを射止ることなくティスティンのメニューを終えます。
フラッグシップのCASK23、ワインクラブメンバー限定のピノノワール等、ちょっと路線を変えのテイスティング続けた後、にこやかに手ぶらでテイスティングルームを後にします。 主人曰く、ナパのテイスティング・フィーはどこも飛び切りの高値なんですって。
数日前に回った小さな温泉街、パソロブレスではせいぜい10ドル、もしくは1本でも買えば無料といった気前の良さに対し、こちらは情け容赦なく50ドルは当たり前だとか。
グラスに注がれる量もこちらは正にテイスティング、おっ!と思うには少量過ぎるとかで、この先はテイスティングと言うより豪華な建物や景観を楽しんで回ることに相成りました。
Clos Du Val (クロ・デュ・ヴァル) 。
そうは言っても主人お気に入りのワイナリーのひとつで、どのヴィンテージを飲んでも美味しいからとシンプルな門をくぐります。 ですが、残念!
人気のあるワイナリーですもの、テイスティングルームは予約で一杯とのこと。
ですが私としては、やっぱり建物を見て回るだけでも楽しい。
この可愛らしい外見と言ったら、ねぇ。
こうしてワイナリーを回った後に実際ワインを頂くと、また感情移入が出来て話題がはずむのです。
本日、最後に立ち寄ったのはDarioush (ダリオッシュ)。
日本版サイドウエィズのロケ地にも選ばれたワイナリーだけあって、豪華さでは文句なしの一等賞。 まるで宮殿。
しかも安っぽくないのが少々ニクらしくもあり・・・
派手な外観に釣られてフラフラとテイスティングルームに着席します。
主人、先程購入したHeitzのワインを嬉しそうに見せびらかしながらスタッフとの会話に花が咲きます。
ずっしりとした黒いビンが重厚なオリーブオイルを数本購入し、宮殿を後にしたのでありました。
結論。
ナパの有名処ワインは日本で買えば良いじゃん。
地方の無名で小さなワイナリーを掘り出すことに喜びを見出すべきだ、と主人。
まぁまぁ。
買ったワインをお部屋に置いて、ディナーを前にカリフォルニアの牡蠣を食べ収め。
ナパのダウンタウンにあるOxbow Public Market (オックスボウ パブリック マーケット) 、その中にあるオイスターバー “Hog Island Oyster” へと繰り出します。 小さなカジュアルなお店がぎっしりと詰まったマーケット内、中でも人気のオイスターバーです。
夕食にはちょっと早い夕方の4時、だというのに席は満席。
ですがそこは主人の執念かしら。
運よく難なく席に通されスパークリングワインでワイナリー巡りの疲れを癒します。 牡蠣の産地別食べ比べなどに走らず、ここは大胆に1種をてんこ盛りに。
小ぶりだから食べられるとは言い、ふたりで24個の牡蠣は迫力ありますよ。 もちろんすべて美味しく頂き、本日のディナーへと向かう訳です。
Uberを呼んで向かった先は、本日の本当のディナー “Bistro Don Giovanni (ビストロ・ドン・ジョヴァンニ) ”、ナパでもいちばん人気の有名イタリアンレストランだとか。 兎に角お店のスタッフがフレンドリー。
大きな店内は人気店だけあって満席で、それはそれは賑やかでありました。 人気のラザニアも含め、お料理も美味しく頂きましたが如何せん昼間の疲れが一気に出たのでしょう。
ワイングラスを片手に、久しぶりにこっくりこっくりし始めた私に主人は大慌て。 早々にデザートをお腹に収め、ホテルへと強制送還。
お店はまだまだ盛り上がっておりました。 明日はシルバラードを発ってサンフランシスコへと戻ります。
ワイナリー巡りは楽しかったけれど草臥れました。
欲張り過ぎは禁物です。
ゆっくりと寝て、明日のサンフランシスコに備えましょう。
2017年08月12日
カリフォルニア ワイナリー巡り 2017 〜 ナパの有名処ワイナリーと美食探訪
カリフォルニアのワイナリー巡りの旅 2017年、いよいよ終盤。
シルバラードにあります “Silverado Resort and Spa” に2泊し、本日はナパに密集する有名処のワイナリーをレンタカーで回ります。
でもその前に、宿泊しておりますSilverado Resort and SpaからUberで颯爽と繰り出します。
向かった先は “The Westin Verasa Napa” 、ナパのザ ウェスティン ヴェラサ ホテル。 今宵のディナーはこちらのメインレストラン “ La Toque (ラ・トーク) ”です。
品格漂うフロアマネージャーがホテルのBarへ案内して下さいましたので、先ずはカクテルを一杯いただいてムードを盛り上げます。
準備万端でレストランの席に通されると、ちょっと面白いメニュー。
野菜ばかりのベジタリアンコースも魅力的ではありますが、メニューにあるナイフとフォークのバッテンマークが気になります。 ミシュランがお店の快適度数を示すのに使うあのマーク、それとよく似たナイフとフォークのマーク。
これ、お料理のタイプを表しているんですって。
バッテンマークが1つから4つまで。
マークが多いほどお料理もずっしりとしたタイプになるのだそう。
バッテンマークの数に見合ったワインが厳選されていて、こんなバイザグラスも楽しいものです。
メニューから好きなお料理をチョイス出来るのですが、メインばかり選ぶこともOKなんですって。
ではお言葉に甘えて、好きなものばかりを貪欲に選ばして頂きますね。
先ずはアミューズで心を落ち着けて。 主人はのっけからアンガス牛のカルパッチョ。
男らしいこと。
私はやっぱりガーデンサラダをオーダー致しました。
主人のキングサーモン、お肉にも負けない存在感です。 私は鴨。
乾燥熟成の鴨胸肉に、プラムでほんのりピンク色に染めたスービーズソース (sauce soubise ) を添えてあります。 ワインは当然聞いたこともないものばかり。
何を飲んだものやら。
ですが美味しかったことだけは鮮明に記憶致しております。
主人は牛肉の食べ納めのつもりでしょうか。
またまたビーフ、New York Strip、ロースをチョイスして大正解とご満悦です。 私はお魚、red snapper・・・えっと、キンメダイかな?
お料理の名前が楽しいの。
キンメダイのBLT。 BLTと聞くと即座にBLTサンドを想像してしまうお単細胞な私は、運ばれたお料理を見てびっくり。
“これがBLT?”
スタッフさんがにっこり笑って『 YES!』
デザートにも洗練されたワインが添えられます。
お待ちかね、私が選んだデザートはアーモンド風味のBostock、ボストック。 バターたっぷりのブリオッシュを甘いシロップに浸し、更にはアーモンドクリームをトッピングして焼き上げるといった念の入ったデザート。
シルバラード産のイチゴとイチゴのアイスクリームを添えて召し上がれという罪深いデザートです。
主人のオリーブオイルケーキ、美味しそう。
ハチミツのクリームにグリルした黄桃、レモンバーベナーのアイスクリーム、素敵な佇まい。
キッチンの入口まで案内して頂き、ミシュランのお星さまサインをバックに記念写真。
ミシュラン1つ星のレストラン “La Toque (ラ トーク)”。
フレンドリーなスタッフさんのサービスが、お料理とワインを更に美味しくしてくださいました。 品格のあるフロアマネージャーのサービスも素敵でした。
どうせ歳をとるのなら、あのフロアマネージャーのようになってもらいたいものです、主人にも。
あ、それを言うのなら私もですね。
こうしてSilverado Resort and Spaのお部屋に戻り、初めての朝を迎えます。
今日、何より先ずしなくてはいけない私のミッションはお洗濯。
相当苦労して、ようやく見つけたのは広大な敷地内にある小さな小さなランドリールーム。 この敷地面積の中、たった一台の洗濯機と乾燥機を探すのがどれほど大変だったか。
富裕層の方々が優雅にテニスを楽しむ横を、洗濯物の為に何度も往復する私たち。
苦労の甲斐あって無事お洗濯も終了しました。
さぁ、いよいよナパの有名処ワイナリーに繰り出しましょう。
シルバラードにあります “Silverado Resort and Spa” に2泊し、本日はナパに密集する有名処のワイナリーをレンタカーで回ります。
でもその前に、宿泊しておりますSilverado Resort and SpaからUberで颯爽と繰り出します。
向かった先は “The Westin Verasa Napa” 、ナパのザ ウェスティン ヴェラサ ホテル。 今宵のディナーはこちらのメインレストラン “ La Toque (ラ・トーク) ”です。
品格漂うフロアマネージャーがホテルのBarへ案内して下さいましたので、先ずはカクテルを一杯いただいてムードを盛り上げます。
準備万端でレストランの席に通されると、ちょっと面白いメニュー。
野菜ばかりのベジタリアンコースも魅力的ではありますが、メニューにあるナイフとフォークのバッテンマークが気になります。 ミシュランがお店の快適度数を示すのに使うあのマーク、それとよく似たナイフとフォークのマーク。
これ、お料理のタイプを表しているんですって。
バッテンマークが1つから4つまで。
マークが多いほどお料理もずっしりとしたタイプになるのだそう。
バッテンマークの数に見合ったワインが厳選されていて、こんなバイザグラスも楽しいものです。
メニューから好きなお料理をチョイス出来るのですが、メインばかり選ぶこともOKなんですって。
ではお言葉に甘えて、好きなものばかりを貪欲に選ばして頂きますね。
先ずはアミューズで心を落ち着けて。 主人はのっけからアンガス牛のカルパッチョ。
男らしいこと。
私はやっぱりガーデンサラダをオーダー致しました。
主人のキングサーモン、お肉にも負けない存在感です。 私は鴨。
乾燥熟成の鴨胸肉に、プラムでほんのりピンク色に染めたスービーズソース (sauce soubise ) を添えてあります。 ワインは当然聞いたこともないものばかり。
何を飲んだものやら。
ですが美味しかったことだけは鮮明に記憶致しております。
主人は牛肉の食べ納めのつもりでしょうか。
またまたビーフ、New York Strip、ロースをチョイスして大正解とご満悦です。 私はお魚、red snapper・・・えっと、キンメダイかな?
お料理の名前が楽しいの。
キンメダイのBLT。 BLTと聞くと即座にBLTサンドを想像してしまうお単細胞な私は、運ばれたお料理を見てびっくり。
“これがBLT?”
スタッフさんがにっこり笑って『 YES!』
デザートにも洗練されたワインが添えられます。
お待ちかね、私が選んだデザートはアーモンド風味のBostock、ボストック。 バターたっぷりのブリオッシュを甘いシロップに浸し、更にはアーモンドクリームをトッピングして焼き上げるといった念の入ったデザート。
シルバラード産のイチゴとイチゴのアイスクリームを添えて召し上がれという罪深いデザートです。
主人のオリーブオイルケーキ、美味しそう。
ハチミツのクリームにグリルした黄桃、レモンバーベナーのアイスクリーム、素敵な佇まい。
キッチンの入口まで案内して頂き、ミシュランのお星さまサインをバックに記念写真。
ミシュラン1つ星のレストラン “La Toque (ラ トーク)”。
フレンドリーなスタッフさんのサービスが、お料理とワインを更に美味しくしてくださいました。 品格のあるフロアマネージャーのサービスも素敵でした。
どうせ歳をとるのなら、あのフロアマネージャーのようになってもらいたいものです、主人にも。
あ、それを言うのなら私もですね。
こうしてSilverado Resort and Spaのお部屋に戻り、初めての朝を迎えます。
今日、何より先ずしなくてはいけない私のミッションはお洗濯。
相当苦労して、ようやく見つけたのは広大な敷地内にある小さな小さなランドリールーム。 この敷地面積の中、たった一台の洗濯機と乾燥機を探すのがどれほど大変だったか。
富裕層の方々が優雅にテニスを楽しむ横を、洗濯物の為に何度も往復する私たち。
苦労の甲斐あって無事お洗濯も終了しました。
さぁ、いよいよナパの有名処ワイナリーに繰り出しましょう。