2016年05月21日

白内障手術、3日目を迎えました

緑内障発作防止の為の白内障手術。
先ずは左目の手術を終え、本日3日目を迎えております。

発作は両目に起こり得るのが常とのことで、来週には右目の手術も控えておりますが経過は上々。
ついいつも通りに洗顔をしそうになりますが、数週間は洗顔不可。
首から下の入浴は問題ありませんが、洗顔・洗髪は早くて3週間後からの開始となります。

術後3日間は、抗菌剤・性消炎効果を兼ねた鎮痛剤・消化酵素剤の3種を毎食後1日3回服用します。
術後3日目の本日、先ずは内服薬の卒業と相成ります。
来週水曜に控えております右目の術後はまた再開致しますが、先ずはひと息。

服薬はそれほど難儀致しませんが、術後少々意欲を要するのは、やはり点眼かしら。
右目施術に向け、4日前からの抗菌剤点眼も開始しましたので少々内容は複雑になりました。

先ずは右目手術に向けて、抗菌の為のベガモックス点眼を1日4回。
施術後の左目には、抗菌剤のクラビット・炎症や腫れを抑える消炎薬 リンデロンを1日4回、そして抗炎症点眼剤のブロナックを1日2回、計3種類の点眼剤を1日2〜4回点眼します。

ややこしいですよね。
ですが、これが術後のストレスになっては本末転倒も良いところ。
ですので私、白内障セットを準備致しました。

内服薬
点眼剤
点眼の際、手と目の周りを消毒する為のティッシュとコットン
点眼後、流れた点眼剤を拭く為のティッシュ
ゴミ袋
室内用の保護サングラスと老眼鏡
タイマー代わりのスマホ
暇つぶしの小説

以上がセットになっております。

点眼剤は、分かっているつもりでもいざとなると、注したか否かごっちゃになってしまうもの。
注したものから速やかに遮光袋に片付けて封をし、クリニックの紙袋に片付けます。
何種類もとっちらかった目薬が片付くと、朝から少々達成感が楽しめてなかなか気分の良いもの。

暇つぶしの小説は、現代小説より文豪によるものがお勧め。
ちょっと検索すると、YouTubeで朗読が聞けるので目を使いません。
自分で読むのと朗読を聞くのとでは、また趣が変わって楽しいものです。
短編ものが聞くのも心地良く、今は泉鏡花の高野聖を楽しんでおります。

そうそう。
点眼前に目の周囲を拭くためのコットン、これがまた優れもの。
まつ毛には黴菌がいっぱいですからね。
専用コットンで目の周りを綺麗にしてから点眼し、点眼剤の効果を丸っと残さず頂戴しましょう。

目が痒いと言って、しばしば目をこする主人にも勧めてみました。
気に入ったのでしょう。
楽天か何かで同じ製品 “クリーンコットン アイ” の大箱を早速手配したようですよ。










と言う訳で、術後もなかなか充実した日々を楽しんでおります。

お料理も今まで通りやろうと思えば出来るのですが、良い機会なので在庫食材のお片付けに注目したお料理に方向転換致しております。

昨晩は、自家製の甘酒を解凍してたっぷりのすりおろし生姜を添えてみました。
冷奴にも生姜をたっぷり添えて。
大好きなところてんを主人が買ってきてくれたので、黒ゴマをたっぷり添えて。
義父母の四国土産 “おつまみシジミ” をつまみながら、簡単ですが充実した内容。
うん、負け惜しみじゃぁなくて、こんなことでもないとこの充実感には気付かないでいたかも。





本日土曜日は術後3回目の受診。
軽く朝食をとり、美容院に行って術後初めてのシャンプーをし、主人の運転で眼科に向かいました。

冷凍してあった自家製のケークサレを軽く焼き直すついでに、卵料理をひとつ。






  • お気に入りのチーズスプレッドをココット皿に少々、この上に卵を割り入れます。
    上にも少しチーズスプレッドを落として鉄板に並べ、鉄板にお湯を張って180℃で8分程。

    トリュフ塩をちろりとふって、ケークサレと卵黄を絡めながら召し上がれ。





  • チアシードは軽くすり鉢で擂ってドレッシングの代わりにします。

    擂ったチアシードと野菜ジュースをよく混ぜ合わせ、少しとろりとしたところでディジョンマスタードをざっくりと混ぜ込みます。
    これを器に移し、ザワークラウト (市販品) とざっと砕いた胡桃を少々。





大好きなヤスダヨーグルトのドリンクヨーグルト、頂きものの梅ゼリー、そしてオレンジ。
術後の眼が落ち着いた頃、主人の体重がどれだけ減少するかが楽しみです。

目を疲れさせない為、小分けに備忘録致しております。
少し書いては保存し、書き終えた時点でUP、こんな流れでしばらくはブログを楽しんでおります。

先程受診から帰って参りました。
術後の左目は本日1.2、見事な回復ぶりです。
これからお昼の点眼をし、主人お待ちかねのお昼ご飯と致しましょう。

本日はしめ鯖のタルタル・ひよこ豆のペーストの予定です。

posted by しんさん at 11:55 | Comment(0) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

白内障手術の翌日夕方〜2日目にかけて

緑内障発作防止の為の白内障手術、左目がまず終わって只今2日目を迎えております。
手術翌日の視力検査では、まだまだ視力は伸びず1.0以下と思われますが焦っても仕方がない。
こうどっしり構えて、来週の右目の手術にもおおらかに挑むと致しましょう。

ただ眼帯を外して半日もすると、明らかに人工レンズ側の方が近くの文字は見やすくなっています。
困るのがPC画面で、50センチ程画面から離れているとどちらの目に合わせて良いのやら・・・
老眼鏡を通して画面を見ると、手術をした左目はぼんやり、手術をまだしていない右目はくっきり。
老眼鏡を外すとその逆といったところ。
まぁ両目で見れば良いお話しなのですが、色々と好奇心が沸き上がってつい実験しちゃうのよね。





まぁ今後のことを考えるともちろん不安もありますが、緑内障発作のことを想えばずっと気が楽です。
これも加齢の一環として、寄り添うしかありませんわね。

総合的に考えると、術後の経過は上々なのではないかしら。
さすがに車の運転は控えておりますが、お料理はぼちぼち楽しんでおります。

手術前に主人と約束した通り、術後1ヶ月はお酒抜き。
医師によると、術後の充血を避けるため1週間は控えて欲しいとのことですが、良い機会です。
お酒を抜き、朝・昼は炭水化物を程良く摂って、夜は炭水化物を抜いた食事を1ヶ月程続けましょう。
主人のダイエットになるし、私の飲み過ぎ傾向改善にもなりますしね。
そして何より、在庫食材のお片付けになりますもの。

主人がマイル目当てに箱買いした健康飲料、冷凍庫にぎっしり詰まったお弁当の残りの焼き菓子類、そして今回の手術に合わせて主人が取り寄せてくれた冷凍お惣菜の数々。
しばらくはこれらを使って、ささっと短時間で健康的な食事を心がけようかと存じます。





左目の眼帯を外してもらい、最初に拵えた夕食はキャベツのスープ。
使いかけの春キャベツをざっくり大きく切り分け、1個をぺろりの大胆なスープです。

燻製イワシのオイルサーディンの旨味が想像以上の効果を発し、これは今後も食べたい味。
忘れないうちに備忘録しておかないとね。





  1. オイルサーディンのオイル
    刻んだ唐辛子 (乾燥)
    包丁の腹でつぶしたニンニク
    イエローマスタード

    以上を圧力鍋に合わせ入れて火にかけ、香りを引き出します。
    イエローマスタードがはじけ始めたら、芯の部分を切り落とさず “くし形” に切ったキャベツをぎゅっと敷き詰めましょう。
    油が周囲に飛ぶと後が大変ですからね、キャベツで油飛び防止です。
  2. お水を控えめに加え、コンソメキューブを適量ざっくり切って加えます。
    ベイリーフ・オイルサーディン・フェンネルの葉っぱ部分を刻んで加え、加圧すること5分間。

  3. フルールドセルとオイスターソースを極少量加え、控えめに味付けをして仕上げます。
    お皿に盛り、フェンネルの葉っぱを添えて出来上がり。





キャベツのスープだけではちょっと寂しいので、豆乳とにがりで作るおぼろ豆腐を添えましょう。
  • 豆乳 (スジャータ製のものを使っております) 250t・にがり 小さじ1/2をよく混ぜ合わせ、器に4等分します。

    表面に浮いた泡をスプーンですくい、器の半分より下辺りまでフライパン等にお湯を沸かしましょう。フライパンでなくても、容器が並べられる大きさで蓋が出来ればOKです。

    お水が沸騰したら容器を並べ入れ、フライパンの蓋をして弱火で10分。
    しばらく蒸らして出来上がり。薬味を添えて召し上がれ。
    少々のスはご愛敬。温かくても冷やしても美味しい、簡単でしょ?






白内障手術翌日の夕食は、キャベツのスープに手作り豆腐。
これに緑色した大豆飲料、大好きなヤスダヨーグルトのドリンクヨーグルトを添えて終了。

術後の経過は、この程度のお料理ならば楽々出来るといったところです。
それ程悲観したものでもありません。










冷凍庫の保存食材を利用して、朝食やお弁当も早々と再開致しました。

冷凍してあったほうれん草ピュレを使い、今朝はほうれん草とムングダルのチキンカレーを作ってみましたよ。上には菊芋チップを散らしてね。
カレーの中にこっそり混ぜた青汁パウダー、主人は気付いたかしらね。

しばらくは主人が仕事帰りに食材調達をしてくれます。
私の為にと買ってきてくれた野菜ジュース。
順応性の高い私のことですもの、これだけしっかり食べられるようになった今となっては不要かしら。

木匙の上の小さなおやつ。
今週は、主人が術前に買っておいてくれた栄養たっぷりの大内山牧場のアイスクリームですよ。





お弁当も同じメニューではありますが、たっぷりの牛乳寒を添えましょう。
フルーツとご飯の同居はあまり好みませんが、隙間埋めの為です、大目に見てね。

手術翌日の昨晩は、首から下だけではありますが入浴も致しました。

もちろん目の保護にサングラスは必需品ではありますが、かけ心地の良いサングラスを吟味致しましたので不快感はありません。反って安心出来るので、しないよりかけていた方がくつろげます。





多焦点レンズのハロー現象には少々驚きました。
夜景のような遠くの灯りは躊躇に現象が現れ、光のスジで夜景が横つながりになることも。

但し、アロマキャンドル等の灯りに関しては、視線を少しずらせばハロー現象が現れなくなることもありますし、最初からスジが見えないこともあります。
うーん、慣れですね。慣れか様子見ですね。

なんて言ってもまだ2日目なんですもの。

1日4回3種類の目薬は、それほど苦ではありません。
種類ごとに5分以上の間隔をあけるのですが、その間にちょこちょこと家事をこなすことが出来るのでちょっとしたタイマー代わりになって家事がはかどります。

まぁ手術そのものは上手くいったのでしょうから、何事も気の持ちようですね。
明日は美容院に行ってシャンプーをしてもらおうかしらね。

posted by しんさん at 14:13 | Comment(2) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月19日

白内障手術、左目終了!そして翌日。

昨日 5月18日水曜日、先ずは左目の白内障手術を終えました。
翌日の只今お昼、早々と大きな金属製の眼帯も外してもらい、元気にPCの前に座っております。
そう長い時間PCに向かうのはよろしくないでしょうから、短く小刻みに備忘録していこうと思います。

47歳にして決断致しました白内障手術。
直接白内障になったわけではなく、緑内障発作の恐れありとのことで、その防止策としての施術。
色々不安もありましたが、取り敢えず今はホッと致している次第。

私自身、40代後半で白内障手術を決断された女性のブログを拝見して勇気づけられました。
そんな風に、同じ状況で悩んでいる方のほんのちょっとお手伝いが出来ればいいかな、と。










手術当日は、正直開き直ったものです。
付き添いの主人の方が相当神経質になっていたのではないかしら。

指定された時間に眼科に到着し、点眼等を数回施されながら待つこと1時間強。
ふたりずつ呼ばれ、カーテンで個室に仕切られたロッカールームに各々通されます。

服の上から手術着を羽織って血圧を測り、心電図の為の電極装置をつけるのですが・・・
私の服装がよろしくありませんでした。
脱ぎやすい服 (帰宅して服を抜いだ時、術後の眼帯が外れないために) ということでしたので、下からつるっと脱げるジャージ素材のワンピースを着て挑みました。
胸元のふたつは良いとして、わき腹につける電極装置が・・・ぺろんっとスカートをめくる羽目に。
白内障手術には、上下別れたブラウス+スカートやパンツと言った服装で参りましょう。

術中は皆様がおっしゃる通り、痛みはありません。
ですが、あ、これがメスかな?あ、これが眼内レンズだ・・・等とぼんやりとではありますが見えます。
恐怖感はありませんが、目を動かさないようにと説明を受けた手前、そのプレッシャーに緊張します。
キラキラと光の集合体が目の前に広がるばかりなので、どこかを見て視線を固定するのは不可能。
動かさない動かさない・・・と焦る気持ちが緊張になり、指先が震えているのが自分でも分かりました。

手術時間は10〜15分とのことでしたが、私の場合は14分。
相当くたびれました。
最後、先生が私を元気づける為なのか心底つぶやいたのかは存じませんが・・・
『よしっ!出来ることは全てやった!』 とのお言葉が印象的でした。





術後はロッカールームに戻ってひと休み。
血圧も術前と変化なしとのことでひと安心。
お茶と焼き菓子が出されますが、ぐったりしてそんな余裕はございません。
持たせて頂いた焼き菓子は、その後主人の夕食の一部と相成りました。










夕方4時30分に病院に着くように自宅を出て、帰宅は夜の7時30分ごろ。
気が張っていたのでしょう、主人は眼帯姿の私の姿を見た途端、安心してお腹が空いた、と。





その日の夕食は、ほんの軽くドリンクヨーグルトや健康飲料の類で済ませて内服薬を3種類。
お薬を飲んだら早々と着替え、洗濯機が終わるまで・・・さぁ暇だ、目が不自由ではやることがない。

いえいえ、意外とあるものですよ。
泉 鏡花は、その描写の美しさと不気味さ、ロマンティックであり人間らしくもあり、何度読んでも理解がその都度異なる大好きな文豪のひとり。

ちょっと探すと、YouTubeに彼の小説を朗読した動画が多々見つかります。

目を閉じて、気に入った朗読のタイプを見つけて聞き入るのも、この状況ならではの楽しみ方。
洗濯機が終わるまで聞いただけでは飽き足らず、主人を巻き込み子守歌代わりの泉 鏡花。

主人、気疲れのせいでしょうね。
高野聖の朗読が始まった途端、5分経たぬうちにすやすや・・・と言うよりぐぅぐぅと眠りに就きました。




就寝中に無意識で目をこすってしまうのでは、と心配していらっしゃった方を見ましたが (もちろんネット上で) 、たとえ金属製の眼帯がなくとも私にとってその心配は全く不要でありました。

元々直立 (寝?) 不動の仰向け寝派なので、金属製の眼帯はしていても目をつぶってしまえば違和感はなし・・・と言うより、目をつぶった方が楽なので、手術当日は早々と就寝。
加圧靴下を履いてぐっすり・・・とは、賑やかにお眠りの主人の横では参りませんでしたけど。










こうして朝を迎え、いざ朝食。
の前に、いつも通り主人のワイシャツのアイロンも緊張しながらではありますがこなしました。
アイロン台を少々重いタイプに買い替えたばかりでしたので、台のお片付けは主人にお願い。

片目に眼帯では距離感がつかめないので、包丁はNG。
のつもりではありましたが、納豆に入れる玉ねぎを恐る恐る刻んでみたら・・・
あら、出来ちゃうものね。





以前下処理してキューブ状に冷凍しておいたメカブ、それにおぼろ昆布をお椀に合わせ、白だし醤油を極少量。熱湯を注げばそれで温かな汁物の出来上がり。

極力包丁の頻度をさげても、いつもと似た朝食を迎えることが出来ました。

もちろん主人が術前に用意してくれた冷凍お惣菜を充分に活用致しております。
義母が持たせてくれた散らし寿司を冷凍してありましたので、この上にお惣菜の “なます” をひろげて蒸し寿司に。
他の冷凍お惣菜も一緒に軽く蒸してしまえば、ほぼ蒸し器ひとつでこの程度なら出来てしまいます。

焼き魚は、お魚焼き網の上にお魚焼きホイルをひろげて、ね。

お片付けの簡略化が術後の療養にはいちばん。










手術翌日の受診だけは午前中に、とのことなので、痛々しい眼帯をしているのは実質数時間。
夜の7時半ごろに帰宅し、翌日の受診は9時から始まります。
寝て朝食を食べたら眼科に向かい、すぐ眼帯をとってもらえますのでそれ程苦痛でもありません。





眼帯をとった後は多少違和感があるものの、数十年前のエステ等でまつ毛の周りにクレンジングやらマッサージクリームやらがまとわりついておりましたあの程度の違和感。

多焦点レンズのデメリットと言われる “ハロー”・ “グレア” と言われる現象は・・・はい、あります。

今は左目だけの多焦点レンズですので、両目だとさほど気になりません。
ですが左目だけで照明器具・日中の暗い部屋の窓を通して明るい室外を見た時など、横に光の筋がくっきりと見えます。

まぁこれも慣れるのか否かは定かではありませんが、まだまだ前日の今日ですもの。
私と、今回入れていただいた人口眼内レンズはなかなかの好相性だと思いますよ。






外的な違和感は多少あるものの、内面的な違和感はほとんどなし。
多少目の端が引きつるような、瞼がピクピクっと痙攣するチック症のうんとうんと軽い違和感。
見た目の違和感はもちろん皆無。

よく聞く充血も、私の目にはほとんど現れることはありませんでした。
黒目のちょっと右上辺りの充血は、もしかしたらメスで切れ目を入れた跡なのかもしれませんね。

術後3日間は毎食後1日3回の内服薬が必要です。
点眼は、2種類を1日4回、1種類は1日2回。
それぞれ5分以上の間をとって点眼しますので、タイマーがあるとちょっと楽しめます。

お風呂は術後の翌日から。
本日の夜から入る予定でおりますが、くもり止めを施した保護サングラスをかけて首から下だけの入浴に致します。
顔は洗えませんので、蒸しタオルで拭くだけに。
左目の周囲は、眼科でお世話下さった目の周り専用の消毒用コットンを使います。
目の際まで使える上に、なかなかの使い心地。





こうして白内障手術翌日を迎えております、今はなかなか好調であります。
点眼もその都度ゲームみたいで、あぁ今回はばっちり上手くいったとか、今日はヘマしたとか。

朝の診察に眼科まで送り届けてくれた主人も、心配して早々に帰宅してくれました。
これからゆっくり夕食の支度にかかります。
豆乳とにがりで手作り豆腐、そしてキャベツのスープをふたりで拵える予定です。

まだ今の段階では、手術をして良かったとは大っぴらに申し上げることは出来ません。
だってまだ翌日ですものね。
しばらくは簡単なお料理でのらりくらりと療養して参る所存です。
いつか主人と、白内障のこれら備忘録も笑って読み返すことでありましょう。

posted by しんさん at 15:39 | Comment(2) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

心構え・グッズは万端、カウントダウン開始

いよいよ明日から、白内障手術前の点眼が開始致します。
そしていよいよ本日夕方、手術当日の開始時間の決定が電話で告げられる予定です。
ふー、いよいよです、いよいよ。

術後の目を保護するメガネも、室外用と室内用とふたつ用意致しました。
もちろんくもり止めも忘れずに、強力タイプをね。
ドライシャンプーも何となく可愛らしいものを選んでおきました。

術後1ヶ月間は外出を控え・・・と言うより、お化粧が出来ないのでその勇気も出ませんでしょう。

お酒は術後3日後からは可能らしいのですが、これは主人の体重管理にも良い機会です。
1ヶ月間はお酒を断ち、特に夕食はぐっと軽めに済ます予定。
主人がマイル目当てに購入した健康飲料のお片付けも兼ねて、術後1ヶ月間の夕食はこの類のもので済ます目論見でおります。
きっと外出が心置きなく出来る頃には、すっきりした主人に変身していることでありましょう。










そんな規制生活の予行演習という訳ではありませんが、本日のお弁当はうんと軽めに致しましょう。
術後の流れが今はまだ読めませんので、出来るだけ食材の調達を控えております昨今。
在庫の食材で済ませてみました。

緑色のポタージュは、パセリをたっぷりと使って。
キャベツ・押し麦・オートミール等々も加えたボリュームある仕上がりとなっております。
なので、炭水化物のチャージはこれで十分でございましょう。

デザートは豆乳と自家製甘酒の寒天。
ふるっとした食感がこれからの季節は嬉しいもの。
何よりお手軽な上に応用自在ってところが、登場頻度向上の重大要素よね。





緑色のポタージュは圧力鍋で。
  1. 実エンドウは莢から出し、スナップエンドウと一緒にさっと塩茹でしておきましょう。
  2. パセリ等の葉物野菜は、上手に保存すれば意外と2週間でも日持ちするもの。
    水で湿らせた新聞紙を容器の下に敷き、茎を揃えてパセリを活けるように立てます。
    新聞紙を1枚蓋の間に挟み、この状態で冷蔵庫へ。
    ミントもフェンネルもコリアンダーも、こうして保存すれば相当の長期保存が可能です。

    さて。
    オリーブオイルで玉ねぎとニンニクをじっくり炒めたところに、パセリの茎部分だけを先ずはちぎって炒め合わせましょう。たっぷりとね。

  3. 次いでパセリの葉部分・適当にちぎった新キャベツを加えて炒め合わせます。
    油がなじんだところでスープストックを注ぎ、オートミール・押し麦・酒粕を加えてひと混ぜ。
    3分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちましょう。
  4. 豆乳・少量の白味噌を加えてバーミックスで滑らかに攪拌し、少量の白だし醤油で味付けをして器に盛ります。
    スナップエンドウ・実エンドウを散らして出来上がり。






ふるふるの牛乳寒、慣れてしまえば本当に簡単。
私の場合、基本的な分量は 『お水 100t・粉寒天 小さじ1/2・牛乳やジュース等 300t』 といった割合が気に入っております。
粉寒天をしっかり溶かすことだけを気に置けば、先ず失敗はしないのではないかしら。
  1. お水 100tに粉寒天 小さじ1/2をふり入れ、中火にかけて混ぜながら煮溶かします。
    煮立って粉寒天が溶けているようでも、1〜2分火加減に気をつけながら煮立てて粉寒天を完全に煮溶かしましょう。
  2. いつもですと少し温めた牛乳等を1に加えるのですが、今回加えたのは甘酒。
    自家製の甘酒 (☆彡) をキューブ状に冷凍保存してあるので、これを使います。

    豆乳に甘酒を加えて300t程度にし、直接1の寒天液に加えて甘酒を煮溶かします。
    一気に加えると多分不都合が出ますので、少しずつ混ぜながら加えます。
    甘酒の粒々がありますので、いつものように濾すことは出来ません。慎重に。
  3. 器に注いで表面に浮いた泡をスプーンで丁寧にすくい取ります。
    粗熱をとり、冷蔵庫で冷やして召し上がれ。











術後1ヶ月間、普段以上に主人の協力無しでは生活は不可能でありましょう。

恩を売るなら売れるうちに・・・
私のポリシーに基づき、今朝は主人が愛して止まない蕎麦がきぜんざいと致しましょう。

主人の体重増加は気になるけれど、きっと我が家の蕎麦がきぜんざいならば、それ程体重に直結するほどの罪ではありませんでしょう。





小豆は少量100gずつ、その都度圧力鍋で煮るのがお気に入り。
それでも100g煮れば、ふたりで2回分のぜんざいを充分に楽しめますもの。
お砂糖をぐっと控えて仕上げるぜんざいは、しっかりと小豆の味が堪能できますよ。
  1. 小豆 100gを洗い、たっぷりのお水と共に火にかけます。
    煮立ったら吹きこぼれないよう火をやや弱め、1〜2分煮立てて茹でこぼしましょう。
    これを2回繰り返します。
  2. 茹でこぼした小豆を圧力鍋に移し、小豆の上 4〜5cm程度までお水を注ぎます。
    火にかけて煮立て、コップ1杯程度のお水を加えて再び煮立つのを待ちます。
    徐に圧力鍋の蓋をし、20分程加圧しましょう。
  3. 圧が自然に抜けるのを待ち、弱火にかけながらてんさい糖 40gを煮溶かします。
    10分程ほとほとと煮込み、仕上げにお塩で味をしめて出来上がり。
  4. お水 90〜100t・蕎麦粉 大さじ3・韃靼蕎麦粉 大さじ1を合わせてよく混ぜます。
    中火にかけ、ぽってりとするまで4本の菜箸を使って力強く混ぜましょう。
    ぬれ布巾の上に移し、今しばらく混ぜ合わせます。

    ぜんざいを張ったお椀に、お水で湿らせたスパチュラを使って蕎麦がきを盛ります。
    温かいうちに召し上がれ。
    主人のように、最後の楽しみにと冷めるまでとってはおきませんように。






お弁当用に拵えた緑のポタージュですが、ちょっと多すぎましたので朝食にも。
朝食用には、自家製の菊芋チップ (☆彡) をたっぷり散らして。

ほの甘い菊芋チップは、食感もサクサクよろしくちょっとしたアクセントに重宝致します。
そろそろ在庫がなくなる頃ではありますが、畑では元気に芽吹いております。
また秋が深まる頃には収穫に至ることでありましょう。





まだまだ先だと思っておりました白内障手術。
思えば、緑内障発作の可能性ありとの診断を受けてからまだ1ヶ月強しか経っていないのよね。
なんだか随分と昔のお話のように思えます。

さて。
明日の朝からはベガモックスの点眼をきっちり致さねば。
スマホには6時間おきにタイマーをセットしておきましょう。
20代の肺手術後は、レントゲン受診とカプセル薬飲用が得意技となりました。
今後は得意技に目薬の点眼も加わることでありましょう。

posted by しんさん at 15:33 | Comment(0) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする