2016年05月27日

白内障の術後ではありますが・・・実山椒をちょこっとだけ

両目の白内障手術を終えた今。

術後の眼を保護するための規制は多々ありますが、日々の窮屈さより何より、緑内障発作の心配がもはや皆無という爽快感の方が圧倒的に上回っております。
数ヶ月して視力が落ち着いたら、作ったばかりの老眼鏡をもう少し軽いものに作り直さないと。
嬉しい出費です。

さて。
術後の規制生活はお医者様のお言いつけ通りに致しておりますが、実は唯一譲ることの出来なかったことがあります。

畑の隅にあります山椒の木。
今まさに短い実山椒の季節ですが、術後は細菌感染防止の為に植物の接し方には要注意。
ガーデニングや畑作業等、下を向いて作業する上に植物からの感染もあるのでご法度です。

ですが、どうしてもどうしても実山椒を摘みたいと主人に訴えたところ、 『よし分かった』 と。
『僕が摘むからどぅみぃ (私のこと) は車中で待機していたまへ』 と、素敵よ、主人。
なんだこれだけぽっち、とは口が裂けても言わず、おかげで今年も実山椒の季節を堪能出来ます。

そしてタイミングよろしく、テレビで大原千鶴さんの実山椒レシピを見たばかり。
彼女が紹介していた “実山椒の醤油漬け” を早速試してみましたよ。
そして、今朝は早速大好きな “お豆腐丼” に。

本当ならばあと2〜3日実山椒を漬け込むべきだったのですが、待ちきれなくてつい・・・ね。
贅沢に白だし醤油で漬け込んだ実山椒は、色合いも綺麗で大満足な仕上がりです。
早く夏来い早く来い、といったところ。





例年手間暇かけて下処理する実山椒 (☆彡) ですが、今年は目のこともあり簡略化致しました。
でもこの大原千鶴さんの下処理方法、簡単な上に実に私好みの仕上がりです。
来年以降もこの方法に乗り換えようかしらね。
  1. 実山椒は粒ごとに分けながら小枝を除きます。
    山椒の実に直接ついている茎 (小葉柄といっていいのかしら) を除くのは大変ですから、まぁこれはそのまま残しても良しということで。
    昨年まではこれも綺麗に除いていたのですが、今年はうんと簡略化。目の保護よね、保護。

  2. ばらした実山椒を流水で充分に洗い、ザルにとって水を切ります。

    たっぷりの熱湯にお塩を加えて実山椒を加え、再び沸騰したら噴きこぼれないよう火を弱めて7分程。ひと粒実を指先でつぶしてみて、すっとつぶれるくらいが目安です。

    これをザルにあけ、たっぷりの冷水に時々水を取り替えながら1時間程浸しましょう。

  3. ザルにあけて水気をしっかりと拭き取り、清潔な瓶に移します。
    全体が充分に浸かる量の白だし醤油を注ぎ、冷蔵庫で10日間ほどおけば出来上がり。

    実山椒はもちろん、白だし醤油にも山椒の風味が移って使い勝手の良い調味料に。
    夏野菜との相性は抜群です。






  • まだちょっと浸かり感が浅い感は否めませんが、本日の朝食はこの実山椒を使って。
    押し麦を炊き込んだ炊き立てご飯の上に絹ごし豆腐をたっぷりと。
    鰹節と実山椒をあしらい、実山椒の風味が移った白だし醤油をちろりと回しかけて。
    お豆腐を崩しながら召し上がれ。






夏の到来を想わせる大好きなお豆腐丼、今年は実山椒風味で解禁です。
木匙いっぱいの朝のおやつ、今日も大内山牧場のバニラアイスを木匙にいっぱいだけ。

ゴールデンウイークに行った紀伊長島。
道の駅で購入したサンマの開きを今朝は焼いてみましたよ。
うん、美味しい。










本日のお弁当は、主人たっての願いを受け入れて蒸し鶏を拵えました。

蒸し鶏をたっぷり使ったサラダには、ひよこ豆・グレープフルーツ・ミント・人参・トマト・カマンベールチーズ・アーモンド・ザワークラウト・・・要は在庫食j材を手当たり次第といったところ。
  • 圧力鍋で拵える胸肉の蒸し鶏は、我が家の定番。
    皮を除いて調味料をしっかりすり込んだ胸肉を圧力鍋で蒸し上げます。

    蒸しすの下ではひよこ豆も同時進行、胸肉が蒸し上がるのと同時にひよこ豆も料理完了。

    ワインビネガー・極少量の粗塩・お土産のオリーブペーストで和えれば、具沢山のサラダがちょちょいのちょいで完成です。






ひよこ豆の茹で汁を利用して、じゃが芋のポタージュを添えて本日のお弁当完成ですよ。

じゃが芋のポタージュにはマイタケも加えてコクを出してみました。
これが本日の炭水化物。





楽しい週末ではありますが、お酒はしばらくお休みです。
定められた禁酒時期は1週間程でありますが、体調リセットのつもりで1ヶ月ほどお休みする予定。

そして早寝早起きを楽しんでおります。
ここしばらく、9時頃には寝ていることがほとんど。
白内障手術も色々な意味で利益があったということです。
目がすっかり回復する頃には、主人の体重も結婚当初に戻っているのでは・・・だと良いな。

さ、目薬の時間ですよ。

posted by しんさん at 17:03 | Comment(2) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

白内障手術、両目の施術が完了した今・・・

緑内障発作の恐れありとの診断を賜ったのは、今から約2ヶ月前のこと。
やや度が進行したであろう老眼を補うべく、レンズ処方のため近所の眼科を訪れた時のことでした。

その時は素敵な老眼鏡を買いに福井市に行くことで頭がいっぱいで (☆彡 その時の備忘録がこちら、お単細胞 ) 、自分の目に起こり得る事の重大さには全く気付いておりませんでした。
が、緑内障発作について調べてみると、目にするのは恐ろしいお話ばかり。

何軒か眼科を回り、知人の眼科医にも意見を賜り、緑内障発作防止の為の白内障手術に踏み切ったのは、最初の診断からわずか1ヶ月後のこと。
そして昨日、1週間前の左目に続き早々と右目の手術も終えて参りましたよ。





1週間前の今日だから多少は気が楽でしょ?
なんて主人とも話しておりましたが、いえいえ、実はとんでもない。
1回目だろうが2回目だろうがドキドキです、左目と右目とでは勝手が異なりますもの。

前回と同じく夕方クリニックへ行き、数回の点眼を経て二人ずつ呼ばれます。
簡易的な個室にそれぞれ通され、血圧測定やら点滴やらの後、点滴の下がったキャスターをガラガラ引きながら手術室へ。その後はもう先生や周囲の方らのなすがまま。

眼球を動かさないようにと術前に念押しされるのですが、あの状況でそれは無理。
視線を定める対象も何が何やら分からない動きをするし、まるで視界は万華鏡。
ですが今回の右目は13分、先週の左目は14分でしたので1分間の短縮です。
まぁ白内障手術の緊張感その他は、術後真っ先にこの質問が出来る程度だってことかしらね。





左目の手術の際は予定通りに事が運び、帰宅もまだ外が明るい7時前でありました。
今回は相当時間がずれ込み、帰宅時外は真っ暗。
手術をした右目は眼帯、1週間前に手術した左目だけの帰り道、主人が運転する車の助手席で、それはそれは鮮明なハロー・グレア現象を見ながらの帰宅でありました。

この現象もそのうちには慣れるなり、気にならなくなるなりするとのこと、気長にね、うん。





そして今、午前中に眼帯を外してもらいPCに向かっております。
老眼鏡が要らないというほどではありませんが、今の老眼鏡ではかすんで見えます。
今まで老眼鏡なしでは全く太刀打ち出来なかったスマホも、何とか文字を把握出来る状態です。
夜間のハロー・グレア現象は別として、日中の生活にほぼ違和感はありません。
まだまだ結果に対してはどうとも言えませんが、とりあえずはホッとしております。










さて。
今朝は右目に眼帯をした状態でありましたので、朝食は出来るだけ包丁・火を使わないように。

いつぞや焼いて冷凍しておいた小豆のパイ (あっ、これだ ☆彡) がありましたので、オーブントースターでさっくりと焼き直して朝食に。
濃厚な大内山牧場のバニラアイス、そしてヨーグルトを一緒に盛ってソース代わりに致しましょう。
濃厚バニラアイスとヨーグルトの組み合わせ、ムフフの美味しさであります。

主人が取り寄せてくれた小分けの冷凍おばんさい、さつま芋のサラダを一緒に盛りつけて。
キゥイも添えれば、何となくらしく見え・・・ないかしら。

いくら梅雨間近と言えど、ひとつは温かいものが食卓に欲しいもの。
牛乳でゆっくり煮出したレモングラスティーはいかがでしょう。
ほんの少しココナッツシュガーを入れてね。

以上のメニューには全くそぐわないことは重々承知で、いつものチアシードとみじん玉ねぎ入りの納豆は必須。それに加えこの時とばかり、冷凍おばんさいに活躍してもらって品数を増やす目論見。





白内障の手術、両目の施術を終え、今はなかなか好調であります。
私の負担減少・主人のダイエットにつながりますので、術後はしばらく夕食は炭水化物なしを実践。

術後主人が “どぅみぃ (私のこと) が大好きだから・・・” と買ってきてくれたところてん。
はい、確かにところてんは大好物です。
その数日後、大きな大きな段ボールが届きました。クロネコさん、とても重そうです。

・・・ところてんメガサイズ 30袋。
主人から愛のプレゼントであります。





さ、目を休ませましょうね。点眼の時間ですよ。

posted by しんさん at 16:51 | Comment(0) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

右目の白内障手術は本日決行、そしてハッピーバースディ

緑内障発作防止の為、先ずは左目の白内障手術を施術して1週間が経ちました。
感覚的な違和感はありますが、物質的には術後の方が近くの文字は見やすくなっております。
老眼が軽減されたと言っても良い状態。

そして左目の施術から1週間が経過した本日。
術後の経過も順調ということで、予定通りいよいよ左目の白内障手術も行います。
私の目はこれで両眼ともが人工レンズとなるわけです、ふー。

以前20代で肺の手術をした時も思ったのですが、大変なのは手術をする本人より周囲。
前回の手術時は母親、そして今回の手術で大変なのは主人だと恐縮するばかりです。

“ありがと、主人” の密かな感謝を本日のお弁当に託してみました。

本日5月25日は伊勢志摩サミットの・・・じゃぁなくて、主人のお誕生日。
ひと足早く48歳になった主人に、プンパニッケルサンドの頭にハッピーバースディの旗を添えて。
もろくて崩れやすいプンパニッケルですもの、ちょっとしたひび割れはご愛敬。

義父母の四国土産に頂戴したオリーブペーストをたっぷり挟んだプンパニッケルサンド。
オリジナルの水晶体とおさらばするのは少々不安でもありますが、お昼は私もこれを食べて元気に手術に挑んで参ります。そして仲良く人工レンズとお付き合いしていく所存でございます。

ビバ!人口眼内レンズ!・・・なんてね。





ほろほろで本当に崩れやすいプンパニッケル。
軽くトーストすると意外としっとりして、そして何より風味がぐぐんと増します。
  1. プンパニッケル 4枚は軽くトーストし、お好みの具を順にひろげて重ねていきましょう。

    先ずは軽く漬け汁を切ったザワークラウト (市販品) +カマンベールチーズ。
    お次はザワークラウト+刻んだミント。
    最後はオリーブペースト+ドライフルーツ。
  2. 全てを重ねたら、軽く均一に手のひらで押さえてプンパニッケルと具を馴染ませます。
    ここで具の厚みが均一でないと、即jひび割れてしまいますから要注意。

    適度な重石をしてしばらくおき、具が落ち着いたところでぴったりとラップで包んで爪楊枝で固定します。ラップごと切り分けますが、その際は普通の包丁を使った方が楽です。

    そっとラップを除いて出来上がり。
    主人、お誕生日おめでとう。











術後ですので、今宵の夕食はどうなるか分かりません。
左目の時のように、緊張感からふっと解放され気力も食欲もなくなってしまっているかもしれません。

ですので、お弁当ついでに夕食も兼用出来るよう多めに準備しておきましょう。
ちょうど豚肩ロースのブロック肉が冷凍保存されておりましたので、自然解凍してポークシチューに。

いつもの有り合わせではありますが、きっと主人の好きな味。
圧力鍋でちょちょいのちょい。





  1. 豚肩ロースのブロック肉は自然解凍し、全体をフォーク等で突いておきます。
    これを繊維を断ち切るように大きめにカットし、すりおろしたニンニクと生姜と玉ねぎ・ローズマリーの葉先・塩コショウをよく揉み込んで20分程おきましょう。
  2. 圧力鍋にラードを熱し、マリネ液ごと豚肉を加えて全体を焼き付けます。

    ひと晩たっぷりのお水に浸しておいたひよこ豆・戻した干しシイタケを浸け水ごと加え、在庫野菜を大きめにカットしてじゃんじゃん加えます。トマト・人参・大根といったところ。
    ポートワインも加えて煮立て、丁寧にアクを除いてから10分間加圧しましょう。

    圧が自然に抜けるのを待って蓋をあけ、ハチミツ・タマリンドペースト・お好み焼きソース (!早々にお片付けしたかったのですもの・・・) ・オイスターソース等を加えて煮込みます。

  3. やや煮汁が煮詰まって濃厚な煮汁になれば出来上がり。

    お弁当用のカップに盛りつけたら、残りは夕食用に。
    術後の私がへたばっていても、これなら電子レンジで温めるだけで食べられるでしょ?
    出来るかな?主人。






誕生日は後日、私の目が落ち着いた頃に盛大に迎え直ししましょうね。
私の誕生日と一緒にしちゃうってのも楽しそう。
8月頃にはきっと人工レンズとの付き合い方にもなじんでいる頃ですしね。











朝食は、大根おろしをたっぷりと添えた鴨蕎麦と致しました。
大根おろし、消化が良さそうで術前にぴったりなメニューでなくて?
それに鴨肉ってところがトンチンカンかしら。

もちろん木匙いっぱい、今朝のおめざも忘れずに。
お気に入りの大内山牧場のバニラアイスをスプーンにいっぱいだけ。美味しい。

大量の大根おろしはフードプロセッサーで一気に。
大根おろしを先におろしておき、その後に豚肉をマリネするための生姜やニンニク、玉ねぎ等をすりおろせば、洗い物も軽減されて工程は楽々。

大根おろしから出る水気は、チアシードを戻すのに有効利用。





さーて、これをUPしたら先ずは美容院に行ってきます。
ちょっと昭和の香りのする近所の美容便、近所のマダム (!) らが頭にカーラーをつけたまま来店する古き良き美容院。

白内障手術の旨を伝えてしばしばシャンプーをしてもらっているのですが、ここに通うようになってから “若い” って言葉をシャワーのように浴びております。
・・・ちょっと若返る気分。

さ、夕方は手術ですよ。

posted by しんさん at 10:41 | Comment(0) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

鮭の切り身、朝食ver.とお弁当ver.

左目の白内障手術後、明日でちょうど1週間が経ちます。
そして同時に明日は右目の施術、不安と安堵感が入り混じったやや複雑な気持ちでおります。

術前と術後、2種類の点眼薬がひとつになるのは気が楽になりますが、当然術後の見え方についての不安は伴います。
まぁ術後1週間でこれだけ馴染んでいるのですから、日にち薬と気楽に構える外ありませんけどね。

さて。
相変わらず在庫の冷凍食材をお片付けしながら、無理せず日々のお料理を楽しんでおります。
術前に主人のお客様から頂戴した立派な鮭の切り身、本日はこれを使いましょう。
3切れありましたので2切れは朝食に、1切れは・・・そうね、半分こしてバゲットサンドにしましょうか。

本日のお弁当は鮭のバゲットサンドですよ。

術前に畑で収穫して参りました、ひとり生えのコリアンダーをたっぷりと。
コリアンダーに隠れてしまってはおりますが、下にはエスカルゴバター風味の鮭が並んでおります。
もりっと千切りキャベツも一緒にサンドしてありますので、ボリュームは満点。

ですがバゲットをコの字型にカットしてありますので、具沢山ではありますが安定感は抜かりなし。
冷凍保存してあったバゲットをふんわりと焼き直し、食べやすいバゲットサンドに仕上がりました。

四国土産のオリーブペーストが抜群の相性ですよ。

右目の手術前にちょっと元気が出そうなバゲットサンド。
クリニックまでの送り迎えやお買い物等々、何かと面倒をかけております主人にも、夜はともかくお昼はしっかり食べてもらわないと、ね。
苦沢山サンドウィッチ、活力源効果もあると思うのです。





  1. 鮭の切り身は、朝用・お弁当用とフライパンひとつで準備してしまいましょう。
    水気をしっかり拭き、それぞれお魚ホイルの乗せてフライパンの上に。
    お弁当用にはエスカルゴバターを乗せ、裏面にこんがり焼き色がつくまで焼きましょう。

    エスカルゴバターはこの日に準備しておいたもの ⇒ ☆彡
    あら、ちょうど1週間前なのね。
    小分けにして冷凍保存してありますので、必要分だけをラップごと切り分けて使います。

    鮭に焼き色がついたら裏返し、朝食用には日本酒・お弁当用にはノイリー (Noilly Prat /ノイリー・プラット)をそれぞれ極少量ふりかけます。
    ぴったりとフライパンの蓋をして蒸し焼きにし、中までしっかりと火を通して仕上げましょう。

  2. 冷凍バゲットは自然解凍し、お水にさっとくぐらせます。
    ラップをしてしばらくおき、バゲットがやわらかくなったところでコの字型に真ん中を切り抜きましょう。案外包丁で上手く出来ますよ。

    これをオーブントースターで軽く焼きます。

  3. 鮭の上に乗せて焼いたエスカルゴバター、加熱後もかたまりで残っておりましたのでこれをバター代わりにバゲットのくぼみにぬりましょう。ディジョンマスタードも一緒にね。

    この上に千切りキャベツをたっぷりと。
    エスカルゴバターの風味をまとった鮭は、大きく切り分けながら骨を除きます。
    キャベツの上に並べ、その上にコリアンダーをたっぷり。
    上に乗せるバゲットの内側には、オリーブペーストをたっぷりと。

    コの字型にカットしてありますので、楽しい程に具が収まります。
    その上、具がこぼれ落ちることもなく食べやすい、うん、美味しい。











当初はバゲットサンドだけの予定でおりましたが、これだけではちと寂しい。
急きょ人参のポタージュを添えることに致しました。






酒粕風味の人参ポタージュ、圧力鍋でちょちょいのちょい。
  1. 圧力鍋で油・包丁の腹でつぶしたニンニク・玉ねぎを炒め合わせます。
    ここに輪切りにした人参も加え、さっと炒めましょう。
  2. スープストック・酒粕を加えます。
    うーん、少々コクが欲しいので、引き割りムングダルを極少量さっと水洗いして加えましょう。
    5分間加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちましょう。
  3. 牛乳・極少量の白味噌を加え、バーミックスで滑らかに攪拌します。
    軽く加熱してお好みの味付けを施し、器に盛ってカシューナッツと黒ゴマを散らします。











焼き鮭が朝食に並ぶとちょっと嬉しい・・・朝食用の鮭は日本酒でふっくら仕上がっておりますよ。

四国土産の葉わかめの佃煮、お茶碗いっぱいのご飯もぺろりの美味しさでございます。
朝はしっかりご飯を食べる、お昼の炭水化物はそこそこ、そして夜は炭水化物を控えめに。
私の目が安定するまでの1ヶ月弱は、夜の炭水化物はおあずけとする予定でおります。
お茶碗にたっぷり盛ったご飯って、なんだか楽しい。

術後の家事負担減少にと、主人が用意してくれた冷凍お惣菜。
1人分ずつ小分けした冷凍パックを今日もふたつ、無造作に昨日選んだのはヒジキと若竹煮でした。





さーて、明日の手術に向け、主人が帰ったら一緒にクリニックに向かいます。
これで、本来の目的である緑内障発作の恐怖とは完全におさらば。
ただ・・・申し訳ないのは、明日主人の誕生日ってことよね、ごめん、散々な誕生日よね。

posted by しんさん at 14:13 | Comment(0) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

冷凍食材のお片付け順調、術後の経過観察もまずまず

左目の白内障手術を終え、間もなく1週間が経とうかといったところです。

日中の見え方はまずまず。
日が暮れてからの夜景、特に信号機のような類の灯りには、笠がかかったように見えるのが多焦点レンズのデメリットであるらしいのですが、まぁこれもゆっくり経過を見るしかありませんね。

明後日に右目の白内障手術も控えておりますので、まだまだ何とも申し上げることは出来ません。
一喜一憂は避け、冷静に末永く人工レンズと付き合っていくと致しましょう。





さて。
術後はとにかく目の保護が重要になります。
食材の果汁やお水が目に入るのを防ぐ為、保護サングラス (これがちょっとカッコいい ☆彡) をかけてお料理を楽しんでおりますが、これがまた想像した程の違和感もなくなかなか良い感じです。

術後の見え方には相当不安を抱いておりましたが、まぁ大丈夫。
少なくとも、いつも通りお料理を楽しんでおります。
但し、術前に主人と約束した通り、在庫食材・この手術の為に主人が揃えた冷凍総菜等を使ってね。

いつもの週末ならばお昼時から飲むワインも、流石にしばらくはおあずけ。
ですがこの生活、時間が有意義に使えてなかなか良いものです。
週末に拵えたお料理、さっと備忘録しておきましょう。










冷凍しめ鯖・そしてひよこ豆を使って、在庫食材で拵えるディップ。
義父母の四国土産のオリーブペースト、早速開封してディップに添えてみましたよ。






  • ひよこ豆はベイリーフと共に圧力鍋で下茹でし、チーズスプレッド・ミントと共にフードプロセッサーで攪拌します。

    チーズスプレッドを無駄なく使い切る為、茹でたてのひよこ豆・茹で汁を少々瓶に加えてシャカシャカ振る・・・術後だって貧乏性魂は頼もしく健在です。





  • 冷凍しめ鯖は、玉ねぎ・フェンネルの葉と合わせて程よくフードプロセッサーで刻みます。
    オリーブオイル・オリーブペースト・少量のフルールドセル・グレープフルーツ果汁で爽快な味付けを。






目下お気に入りであります、erre a terre (テーラ・テール) のバゲット。
主人も気に入って5本も6本もまとめ買いするものだから、冷凍庫に大量に鎮座しております。

バゲットを焼き直すのは主人のお仕事。
オーブントースターにつきっきりで焼き具合を試行錯誤する主人、頑張れひよっ子。
今日の焼き具合はなかなかよろしい。










術後しばらく、朝・昼はしっかり炭水化物を摂り、夜の炭水化物は禁忌といったリズムを遂行します。

その目的は、第1に私の負担を減らすこと、そして第2に主人の体重を減らすこと・・・と主人は力説致しますが、その真相は定かであらず。第2が重要視されている気がするのですけど、ね。

そんな訳ですので、朝はしっかりご飯を食べます。
と言うことは、主人の念願でありました “朝の卵かけご飯” が許されるといこと。

・・・やはり主人の目的はここだったか。
まぁしばらく色々お世話もお金も工面して頂きますからね、卵かけご飯くらいは許してあげましょう。





近頃密かな楽しみなのが、豆乳とにがりで作る手作り豆腐。
最初の苦い苦いお豆腐を拵えた失敗を踏まえ、近頃は手慣れたものです。






  • にがりの量は豆乳の1/10。、
    豆乳が250tなら、にがりは小さじ1/2の25tで適量です。

    豆乳とにがりを合わせてよく混ぜ、茶こし等で濾しながら器にそっと注ぎます。
    表面の泡を丁寧にすくう間にお湯 (器の半分やや下程度の高さにくるように) を沸かし、器を並べたらぴったりとお鍋なりフライパンなりの蓋をしてうんと弱火で10分間。





するっとした色白のお豆腐、お茶を沸かすより簡単に出来ますよ。
お好みの薬味を添えて召し上がれ。










日曜日のお昼は・・・とうとう主人が言い出しました・・・『肉が食べたい!』 と。
仕方がないわね、ということで日曜のお昼はチキンサラダと相成りました。





  1. 鶏胸肉は皮と脂肪を取り除き、全体を丁寧に突いて味をしみやすくします。
    粗塩・蜂蜜・極々少量のチャットマサラ (インド料理に使われるミックススパイスです) をもみ込んで20分程置き、フェンネルを散らして圧力鍋で5分間蒸しましょう。

    蒸す時は、アルミホイルで鶏肉を覆うようにして火の通りを更に良くします。
    蒸し上がったら適当に切り、ざっくり大きめに裂いておきましょう。

  2. ちなみに蒸し鶏の下では、蒸し鶏から出る旨味を利用したスープが同時進行。

  3. たっぷりのアルファルファ・トマト・黄色パプリカ・フェンネル・オレンジ・すりつぶしたチアシードをボールに合わせ、粗熱をとった蒸し鶏を加えます。

    ざっと刻んだアーモンド・オリーブオイルとオリーブペースト・フルールドセル・赤ワインビネガーを加えて和えれば出来上がり。
    これならお腹いっぱい食べても主人の体重に害はないのでは・・・ダメかしら。











チキンサラダをお腹いっぱい食べたその日の夜は、慎ましやかな夕食に。
手づくり豆腐に飲むヨーグルト、そしてマイル目的で箱買いした (もちろん主人が) 健康ドリンク。

義父母のお土産 “おつまみしじみ” 、しっかりしじみの味がして、相当気に入っております。
ところてんの主食に主人はやや不満気味。
私は親子2代にわたってのところてん愛好家ですので、全く不満はございませんが・・・

主人、何を思ったか、ところてんを30個クリックショッピングした模様。
食の不満が彼を奇行に走らせたのかしら。
在庫食材の消費は一進一退の状況であります。










そして本日月曜日。
術後しばらくは畑仕事は禁止ですが、どうしても韃靼蕎麦の状況が気になって・・・
主人が渋々ではありますが、収穫役を買って出てくれました。

順調に成長して小さな実もつけ始めた韃靼蕎麦ではありますが、実の収穫は最初からしないつもりで育てております。
少々茎部分はかたくなってはおりましたが、天ぷらにしてしまえばまだまだ美味しく食べられます。
術後の常備菜として多めに拵えておきました “いか人参” と一緒にかき揚げにしてみましたよ。






  • 人参にしっかり味がついておりますので、お弁当にも最適。
    もちろん揚げたてもサクサクで、収穫してくれた主人に感謝感謝であります。






本日の朝食は、主人の大好物であります蕎麦がきぜんざい。
今朝はいつものてんさい糖にほんのちょっと黒糖のコクも追加して。

もちろん手作り豆腐も朝食の一品になります。

主人が段ボールにいっぱい用意してくれた冷凍お惣菜セットも、有意義に使わせてもらっています。
1人分ずつ小分けされた分を更に半分こするので、品数豊富に見えるところが嬉しい限り。
冷凍庫の1ケース分が冷凍お惣菜で占領されておりますので、寝る前にえいやっとひとつくじ引きのように選んでは、翌日のお菜に致しております。






お弁当も一応は拵えますが・・・
その組み合わせは、脈略の欠片も見受けられない気の向くままのメニューといったもの。

まだまだもう片方の白内障手術を控えておりますので、食材調達はうんと控えております。
なのでメニューに統一感が全くないのは、まぁこれも術後だけのお楽しみってことで。










おはぎに韃靼蕎麦葉の天ぷら、そしてスープ・・・すごい組み合わせです。
ですがまぁいちばん備忘録したいのは、白内障手術後もいつも通りお料理を楽しんでおりますよ、ってことですから、しばらくはこんな感じで気楽に思いつくままのお料理を楽しみましょう。





明日はどの冷凍食材をやっつけようかしら。
主人が用意してくれた冷凍のお惣菜、これをえいやっと二つ三つ選ぶのもちょっと楽しい習慣。
明日は火曜日。
右目の手術前は水曜日。
お酒なしの生活も案外楽しんでおります。

posted by しんさん at 16:18 | Comment(0) | 白内障手術に伴う日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする