2012年10月17日

主人お気に入り、もっちもちのじゃが芋団子

笑ってしまうくらい毎日毎日じゃが芋を食べております。
もちろん大喜びでというわけではありませんが、不満を押し殺しているってワケでもありません。
芽吹き始めたじゃが芋を早々に消費するという根底ながら、意外とそれを楽しんでもおります。

お弁当・朝食の主食 = じゃが芋って生活、もぉ何日続いているのかしらね。
でも・・・ご免ね主人・・・はい、召し上がれ・・・本日のじゃが芋料理ですよ。

ほら、よく “北海道大物産展” とかで見かけるでしょ?
もちもちっとして、つるんっとした食感のじゃが芋団子。スープの具にしたりするアレですよアレ。
冷凍した状態で販売されているんですもの、自宅だってきっと出来るわよね?って安直な発想で。

中には豚挽肉がたっぷり。ちょっと見た目はイビツだけど、食感は限りなくアレに近いわ。
約700グラム分のじゃが芋がお団子になりましたよ。たっぷり作って、たっぷり冷凍しておきました。
お弁当用にはスープの具に、朝食用には熱々を酢醤油で。
熱々のじゃが芋団子、主人はいたく感動しておりました。しめしめ・・・じゃが芋完食も間近かしら。





前述の通り、じゃが芋は正味700g弱使っております。
が、この量を作るのは想像以上に大変 (しかも朝だし・・・)。半量以下で作ることをお勧めします。



  • フィリングには豚挽き肉を使いました。
    玉ねぎはたっぷりみじん切りに。ラップなしで軽くレンジ加熱し、粗熱をとっておきます。
    豚挽き肉・玉ねぎ・刻んだキムチ・チャンジャ・お醤油等々・・・要は有り合わせで充分。ボールに合わせ入れ、粘りが出るまでしっかり捏ね混ぜてからお団子にしておきます。




  • じゃが芋生地に参ります。
    綺麗に洗ったじゃが芋を皮付きのまま串がすっと通るまで茹で、熱いうちに皮をむいて丁寧につぶします。今回は中くらいサイズが6〜7個。つぶした状態で685gでした。
    片栗粉 160g・強力粉 100g・薄力粉 50gを大きめのボールに合わせ入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。ここにつぶしたじゃが芋を加え、ひとつにまとまるまで捏ね混ぜましょう。

    次いでこれを台の上に移し、滑らかな生地になるまでしっかりと捏ねて棒状に。
    包丁で均一に切り分けてお団子にしましょう。

    生地の縁の方をを出来るだけ薄くのばし、用意しておいた挽肉をしっかりと包みます。

    予めクッキングシートを蒸し器の底に合わせてカットし、蒸し器の底に敷いておきましょう。
    蒸気の充分上がった蒸し器に、閉じ口を下にしたじゃが芋団子を並べ入れます。水滴が落ちないよう蓋を布巾で包み、中火で15分ほど蒸せば出来上がり。

    右の蒸し上がり写真は “挽肉なしver.” です。
    後々、お味噌汁の具等に活躍するに違いありません。

    蒸し器から取り出す時は、トングをほんの少しお水で湿らせてから使うと良い調子。
    濡れ布巾の上に並べて完全に冷まし、クッキングシートを敷いたアルミバットに並べて冷凍庫へ。完全に凍ったらジッパー付きの保存バッグに移して冷凍保存します。











本日のお弁当は、このじゃが芋団子をスープ仕立てに。
流石にこぉ毎日毎日主食がじゃが芋ではねぇ・・・って配慮だったのですが、あまり意味ないかしら。




  • ちなみに主食は、クレソンたっぷりのバゲットサンド。
    なんてこたぁない・・・じゃが芋団子のフィリングを少々拝借し、フォークでざっくりつぶしたアボカドと混ぜます。これをハンバーグの要領で焼き、軽くトーストしたバゲットに挟んだだけ。




  • じゃが芋団子のスープは、押し麦・インゲン・干しエノキ・シイタケ・鰹だし・塩麹を合わせて煮立てます。押し麦が充分やわらかくなったらお醤油・みりん等で味付けをし、じゃが芋団子を加えてひと煮立ち。お弁当の場合、軽くレンジ加熱すればもちもちじゃが芋団子の復活です。











今朝は、このじゃが芋団子を熱々蒸したての状態で。
酢醤油をちょこっとつけて食べれば、ほらほら・・・主人がお代わり催促の笑顔。

何ですって?
『どーせ冷凍するんなら、僕が今この場で食べてやる!』 ですって? ・・・ ほとほと困った人だこと。

これだけ毎日毎日じゃが芋を食べさせられているというのに・・・
主人、あなたって人はなんて懐が深いのかしら。

段ボールの中の芽吹きじゃが芋たち、ようやく底が見え始めました。
あら?でもその横には “弘法芋” が出番待ちですわね。まだまだじゃが芋生活は続きそうです。

posted by しんさん at 13:14 | Comment(0) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月12日

じゃが芋消費メニュー じゃが芋のお焼き 〜 マッシュドポテトver.

一斉に芽吹き始めたじゃが芋たちを早々に消費しようと、今週はじゃが芋を主食としております。
昨日の主食は、すりおろしたじゃが芋を円形に焼き上げるもっちりお焼きでした。
じゃ、今日はこれ。

本日は、茹でてつぶしたじゃが芋を使ってのお焼きです。
フィリングには、昨日と同じく “大根葉の麹漬け” がたっぷり。
アボカド・麦味噌・根尾の伯母自慢のきゃらぶきを足してみましたよ。アボカドは和風でもイケるのだ。





  1. じゃが芋は綺麗に洗って皮付きのまま串がすっと通るまで茹でてザルにあけ、熱いうちに皮をむきましょう。皮をむいた状態で550g弱。
    熱いうちに皮をむいてマッシャーで丁寧につぶし、ラード 20gを加えて混ぜ込みます。
    更に、薄力粉 50g・上新粉 20g・お砂糖 小さじ1・ベーキングパウダー 小さじ1・お塩 ひとつまみを加えて混ぜ、棒状にまとめてラップで包み室温で10分ほど休ませましょう。

  2. じゃが芋生地を休ませている間に、フィリングを作っておきましょう。
    アボカドは種と皮を除いてボールに移し、フォークでつぶしておきます。刻んだきゃらぶき・大根葉の麹漬け・麦味噌等々お好きな材料を加えて混ぜ、5等分してお団子にしておきます。

  3. じゃが芋生地を5等分して丸め、手の平で平らにします。丸めておいたフィリングを中央にのせて包み込み、多めの胡麻油を熱したフライパンで両面かりりと焼けば出来上がり。
    まだまだじゃが芋消費の道は長いのです。











まともに食材調達をしないまま週末を迎えました。
作りおきしてあった調味料や冷凍保存しておいた食材で、どーにか何とかなるものね。




作りおきしてあった “玉ねぎドレッシング” で、鶏手羽先肉を炒め煮にしてみましたよ。
ベランダに吊るしてある玉ねぎも、食材が乏しい時はなんて逞しく見えること!
  1. 鶏手羽先は皮面を爪楊枝等でつついてからビニール袋に移し、玉ねぎドレッシングをたっぷりと注いで30分以上漬けておきます。ひと晩おくともっと良いのかも・・・
  2. チビ玉ねぎは皮をむき、ばらばらにならないよう根元をつけたまま縦4等分します。
    皮のむき辛いチビ玉ねぎ。
    綺麗に洗ってから、じゃが芋を茹でているお鍋に皮ごと放り込んでしまいましょ。数分茹でるだけで、皮がつるんっと気持ちよくむけるようになります。下茹で効果もあるしね。
  3. フライパンに油をひき、玉ねぎを並べ入れてじっくりと焼き色をつけます。
    手羽肉のドレッシングを指で軽くしごき取ってから並べ入れ、綺麗な焼き色がついたら残った玉ねぎドレッシングをまわしかけましょう。
    焦がさないようフライパンを揺り動かしながら、こってりするまで煮詰めれば出来上がり。




さーて、スープスープ・・・と。
  • ごめん、主人。。。こりゃ本格的に食材不足だわ。
    10年以上活躍しております我が家のカスピ海ヨーグルト、これに人参・根尾の伯母特製の梅ジュース・牛乳・極少量のお塩を足してバーミックスのスイッチオン!
    苦し紛れのスムージーを本日のスープ代わりに。











只今の我が家。
在庫の食材は乏しいけれど、朝食の際のんびり淹れるお茶のおかげで心はほんわり豊かですよ。

蓋をとった時にふわっと香る東方美人のおかげで、なんとも心が落ち着きます。
これで台湾美人を目指すのだー。

posted by しんさん at 15:20 | Comment(2) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月11日

じゃが芋消費メニュー じゃが芋のお焼き 〜 すりおろしver.

台湾旅行から帰ったら、じゃが芋たちが一斉に芽吹いておりました。
しばらく我が家の主食はじゃが芋です。主人、しばらく付き合ってちょうだいね。

本日は、じゃが芋をすりおろして大量消費を図ります。
もっちりかりり、すりおろしじゃが芋のお焼きですよ。

じゃが芋をすりおろすと言っても、横着してバーミックスを使用しておりますので至って簡単楽チン。
もちろん焼きたての方が美味しいのだけれど、じゃが芋消費が大前提ですもの。
それはまぁ大目に見て頂戴ね。

旅行前に仕込んでおいた “大根葉の麹漬け” をたっぷり使ったじゃが芋お焼き。
これからのシーズン、大根葉の消費にも一役買ってくれるのではないかしら。





まずは、大根葉の麹漬けを仕込む所から参りましょうか。


  • 麹は同量の湯冷まし (60度程度) に2〜3時間浸けて戻しておきます。今回は、麹 30gに対し湯冷まし30gってところ。小口切りにした鷹の爪も数本分入れておきましょう。

    間引きした大根葉をよく洗い細かく刻みます。チビ大根も一緒に刻んで漬けてあげましょう。
    これらを大きめのボールに合わせ入れ、お塩をふってよくもみます。お塩の量は、大根葉を摘んで食べてみてちょうどよい塩加減って感じかしら。
    大根葉から出てきた水気をしっかりと絞り、戻した麹に混ぜ込みます。ここで昆布茶を少量足しても。後は時々全体を混ぜながら味がまろやかになるまで待つだけ。

    ちなみに、これを仕込んだのは9月30日でした。
    半月強経過しておりますので、大根葉の保存にはぴったりかも。





・・・で、その大根葉の麹漬けを使った本日のじゃが芋メニュー “すりおろしじゃが芋のお焼き”
すごーく簡単です。バーミックスを使えば更に簡単で楽チンでスピーディ。

  1. じゃが芋は皮をむいて薄切りにし、ボールに移してバーミックスでピュレ状に。
    ボールを傾けるとじゃが芋の水分が出てくるので、キッチンペーパー等で除いてあげます。
  2. お好みの具と片栗粉を加えてよく混ぜ合わせます。
    今回の具は、たっぷり刻んだ青唐辛子・大根葉の麹漬け・粗みじんにした玉ねぎ・紅生姜。
    片栗粉の量は、今回じゃが芋ピュレが850g (!) だったので、100gにしておきました。
    じゃが芋は少々形が残っていても平気ですよ。
  3. フライパンに薄く胡麻油をぬりって温め、目玉焼きリング等を使って生地を丸く成形します。

    弱めの中火で両面かりりと焼き上げれば出来上がり。
    たっぷり焼いたら、ひとつずつラップに包んで冷凍保存。











今週は、極力食材調達を控えて何とかやりくりしております。
なのでお弁当も地味ーですが、たまには食材整理も必要ですもの。主人、耐えて頂戴ね。




  • すりおろし人参のオーブンオムレツ、彩りも綺麗だしとっても簡単。

    すりおろしたパルミジャーノ・卵・ひかえめ塩コショウよくとき混ぜ、ここに鬼おろし等で粗くおろした人参を加えます。パルミジャーノも鬼おろしでおろしてしまって全く問題なし。
    これをシリコン型に流し入れて黒胡椒を挽き、200度に熱したオーブンで15分ほど焼けば出来上がり。冷めたら型から出し、切り分けてお弁当箱へ。




  • 本日のスープは、鶏の手羽先とチビ玉ねぎで。
    長くに消費が望まれておりましたキャベツの塩漬け、本日このスープでフィニッシュです。
    十六雑穀入りなので、見た目やや色黒ですが栄養的には優等生よね。

    玉ねぎはお尻部分に十文字の切れ目を入れ、軽くレンジ加熱しておきます。
    手羽肉はザルに並べ、たっぷりの熱湯をまわしかけておきます。
    玉ねぎ・手羽肉・キャベツの塩漬け・全体がかぶる量のお水をお鍋に入れて中火にかけ、アクを除きながら煮立ったら弱火に。落し蓋をして鶏肉がほろほろになるまで煮込みます。
    十六雑穀を加え、朝食用に作った牡蠣の煮汁も加えましょうか。
    十六雑穀がやわらかくなれば出来上がり。











台湾のお土産を実家に持参しました。
あまりに悲惨な我が家の食材事情を哀れみ、母親が “牡蠣” を持たせてくれましたよ。サンキュ。
今朝は、この牡蠣を朝食の一品に。

いつぞや作った “牡蠣の佃煮” を “薄味さっと煮ver.” にしたもの。
この煮汁が本日のお弁当のスープにも登場したわけです。

本日、行かねば行かねばと思っておりました美容院にようやく行くことが出来ました。
私の巻き髪の主将 たまちゃん直々に “盛り髪レクチャー” もしてもらい、実りある1日でありました。
巻き髪の次は盛り髪だわ!これで和装ヘアーもバッチリよ。さぁ、盛り練するわよー!

posted by しんさん at 17:52 | Comment(0) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

Aloo Naan (アルーナン) と生姜のカレー

根尾の伯母から、どっさりとじゃが芋が届けられました。
本当はもっと早くに取りに行く予定だったのですが、なかなか都合がつかず現在に至る・・・って所。
ちょっと芽が出かかっている子もいるので、早々に食べてしまいましょう。

課題を与えられるとワクワクするのよ、私。
伯母が一生懸命育ててくれたじゃが芋たちだもの。ひとつたりとも腐らせなくってよ。任せて頂戴な!
まずはAloo Naan (アルー ナン) なんていかがかしら?

二度目の挑戦になります、Aloo Naan (アルーナン) 前回のアルー ナン
正直申し上げて、これが本来のアルー ナンか否かなんて存じません。だって食べたことないもの。
でも良いの。美味しいから。

ナン生地の中には、スパイスをきりりと効かせたマッシュドポテトがぎっしり。
前回作ったアルーナンより更にナン生地を薄くのばし、じゃが芋をたっぷりと詰めてみました。

すっかりお気に入りとなりました 白崎裕子氏著 『にっぽんのパンと畑のスープ』 を参考に。
彼女の捏ねない生地を使って作るアルーナンは、前回のアルーナンよりうんと簡単で上々の出来。

分量は、全て記載の1/2量で作っております。
なので、小数点以下を切り捨てたりの微妙な差は否めません。
その上材料は有り合わせといったお粗末さ。
それでも美味しいパンが焼けるってことは・・・うーん、やっぱり素晴らしいレシピだわ。





  • 白崎裕子氏流ナン生地の作り方は省略します。ただ、分量は全て半量。
    豆乳ヨーグルト 50g・お水 42.5ccはそれぞれ室温に戻して。
    地粉 75g・全粒地粉 50g・有機天然酵母 1g・海塩 1.5gといったところ。
    ただし、豆乳ヨーグルトは10年以上活躍しております我が家のカスピ海ヨーグルト・地粉は近所のパン屋さんで分けていただく粉等々・・・都合の良いよう勝手に変更しております。




  • じゃが芋は皮ごと茹でます。
    熱いうちに皮をむいてつぶし、刻んだローズマリー・すりおろしたパルミジャーノ・お塩を加えて混ぜ、お団子にしておきましょう。

    ひと晩発酵させたナン生地を4等分して丸めなおし、平らにしてじゃが芋を包みます。
    オーブンシートの上に並べ、乾燥しないようぬれ布巾をかけて60分室温に放置します。

    生地を別のオーブンシートの上に移し、手の平で均一に平らにのばして成形しましょう。

    250度に予熱したオーブン (鉄板も温めておいて下さいね) で7〜8分焼けば出来上がり。
    家庭用オーブンなので一気には焼けませんが、それほど神経質にならずとも大丈夫。
    ナンは寛大なのです。











アルーナンが焼きあがりました。

ならばお次はカレーよね。
同じく 『にっぽんのパンと畑のスープ』 に記載されておりました “ジンジャーカレー” が気になりました。たたき生姜をじっくり炒め、水煮トマト・玉ねぎ炒めストック・豆乳ヨーグルト等のシンプルカレー。

でも私が作ると・・・

あれ消費しなきゃとか・・・これ消費しなきゃとか・・・家庭料理には諸事情があるのよ。
本とは似ても似つかぬジンジャーカレー、主人には大好評だったからまぁ良いか。



  1. 生姜・ニンニクは丈夫なビニール袋に入れ、すりこ木等でたたいて繊維を崩します。これをクミンシード共に油でじっくり炒め、香りがたってきたらアジョワンシード・軽くたたいたクローブ・フレッシュ唐辛子・熱湯をたっぷりとまわしかけた鶏手羽肉を加えて更に炒めます。
    油がなじんだところですりおろし玉ねぎをたっぷり加え、焦がさないようじっくり炒めます。

    次いでざく切りトマト・さいの目切りにしたナスも加えて炒め合わせ、野菜から水分が出るようぴったりと蓋をしてしばらく蒸し焼きに。焦げないよう時々鍋底を返してあげて下さいね。
    トマトが崩れて原型がなくなってきたら、パウダー系のスパイスを加えます。ガラムマサラ・グリーンコリアンダーパウダー・カイエンヌペッパー・ターメリック等々お好みで。

    軽く炒め合わせ、味をみながらお塩で味を調えて出来上がり。
    お塩代わりに使って参りました “キャベツの塩漬け” もかなり減ってきました。











近頃、我が家のカレーが妙に日本人離れしてきたと思うのは私だけかしら・・・

本日はスープなし。
カレーのお供には、おろしたパルミジャーノ・黒胡椒風味の人参チップとゴーヤチップを。
幾分カレーの塩味を控えてあるので、野菜チップで塩気を足して召し上がれ。
  • 半日程度天日に干した薄切り人参とゴーヤ、これらをやや低温の揚げ油でかりっと揚げるだけ。ビニール袋におろしたパルミジャーノ・黒胡椒を合わせ入れ、しっかりと油を切った人参・ゴーヤを加えてふり和えれば出来上がり。











朝食はがっつり日本式。食欲の秋到来に備え、今朝もお粥さんです。
じゃが芋に加え、根尾の伯母が大根の抜き菜も一緒に届けてくれました。
今回はいつもの浅漬けでなく、塩気をちょっと控えて米麹と一緒に漬けてみました。

うん、色も綺麗だしなかなか美味しいんでない?
もうちょっと漬けた方がよいかしらね。伯母が作る野菜は、何を作っても美味しいのです。





そう言えば・・・
今年の中秋の名月は、お月見しなかったっけな・・・台風の影響か何かだっけな・・・

明け方のひやっとした空気が好きです。早起きはこんな時得した気分になるのです。
夜が明ける西の空に消えていくお月さま。

主人がまた突然の旅行を言い出しました。今週末は台湾です。

ラベル:アルーナン
posted by しんさん at 16:13 | Comment(2) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月03日

あら美味しい!じゃが芋が入ったナン、Aloo Naan (アルー ナン)

まだまだ在庫豊富な自家製じゃが芋。
そして冷蔵庫の中には、先日お弁当用に作った “冬瓜とツルムラサキのカレー” が鎮座。

我が家の週末は、外食したり主人がお料理当番を申し出たりしたりでキッチンが暇になります。
金曜の冷蔵庫の中に残り物があっては、とてもマズいことになります。
ならば、このカレーを使って本日金曜のお弁当を作りましょ。じゃが芋でナンなんて出来ないかしら。

出来ましたわよ。

Aloo Naan (アルー ナン) ・・・ ざくっと言えば、ハーブやスパイスを混ぜたマッシュ ド ポテトをナン生地で包み込んだものらしい。
“potato” “naan” でGoogle検索したら、こんな素敵な動画にヒットしました。

添えるカレーがかなりの辛口なので、ポテトには刺激のあるスパイスを使わずアジョワンシードを効かせてみました。材料・手順等は、都合の良いよう勝手にアレンジ。切ってみるとこんな感じ。

我が家のオーブンは神経質過ぎるので、高温でがつっと焼いたナンとはちょっと違うわね。
見た目理想通りとは参りませんでしたが、まぁ良いでしょう。以下の分量で Aloo Naan 3枚分。





  1. 大きめのボールに 強力粉と薄力粉 各100g・スキムミルク 10gを合わせ入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。中央にくぼみを作り、この中にインスタントドライイースト 小さじ1/2・お砂糖 大さじ1を合わせ入れましょう。
    くぼみから離して粉の縁の方にお塩 ひとつまみ強をおいてスタンバイします。
    今回、粉は全粒粉・お塩はハーブ塩を使用しました。
  2. 1のくぼみの中に、人肌程度のお湯 100ccを少しずつ加えます。指先で中央から外側にむかって優しくかくようになじませていきましょう。
    全体がなんとなくなじんできたらヨーグルト 30g・オリーブオイル 大さじ1を加え、手やボールに生地がくっつかなくなるまで力強く捏ねていきます。

    台の上に移し、艶が出てくるまで10〜15分力を込めて捏ねましょう。生地をまとめ、薄くオリーブオイルをぬったボールに移します。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをかぶせ、室温で1時間ほどおいて発酵させます。


    生地を発酵させている間に、フィリングのじゃが芋にとりかかりましょう。

    じゃが芋は中くらいのサイズのものをひとつ。綺麗に洗って皮ごと茹でます。串がすっと通る程になったらザルにあけ、熱いうちに皮をむいてマッシャーでつぶします。
    じゃが芋が熱いうちに、アジョワンシード・細かく刻んだローズマリー (3〜4センチ程度の一枝分程度で充分です) ・さいの目に切ったゴーダチーズ・お塩・白胡椒を加えて混ぜます。
    3等分してお団子にしておきましょう。

  3. 生地のフィンガーチェックをしてOKならば次の工程に参りましょう。
    生地のガスを抜いて3等分し、切り口を包み込むようにしながら丸めます。軽く打ち粉をして平らにのばし、丸めたじゃが芋をしっかりと包み込みましょう。
    閉じ口を下にして間をおいて並べ、ぬれ布巾とラップをかぶせて20分ほどおきます。


    この辺りでオーブンを250度に予熱し始めます。
    高温のオーブンででさっと焼いて仕上げるので、鉄板も一緒に温めておきましょう。

    軽く打ち粉をふった上に生地を移し、手の平で均一に押して平らにします。これをめん棒で薄くのばし、オーブンシートの上に移しましょう。

    250度に予熱したオーブンに素早く移し、7〜8分焼けば出来上がり!

    家庭用の電気オーブンでは一枚ずつしか焼けませんが、それほど問題ではなさそう。
    オーブンシートの上に薄くのばしたナンをおいてスタンバイし、1枚が仕上がったら次のナンを・・・といった工程で3回転。アジョワンシードの良い香り!
    熱々を召し上がる場合は、表面に溶かしバターをぬると更に風味がアップしますよん。










カレーは冷蔵庫の中。
お鍋に移して温めなおし、冷めたらお弁当箱に詰めるだけ。本日のお弁当は楽チンです。




でも、サラダくらいは作ろうかしらね。
冷蔵庫の中の残り野菜をすべて使って、レンズ豆のサラダにしてしまいましょう。戻す必要のないレンズ豆はこんな時とっても便利なのです。しかもとっても簡単なので、野菜室一掃には持って来い。

  1. レンズ豆は洗ってザルにあけておきます。人参とシイタケはさいの目切りに。ゴボウはさいの目に切って薄い酢水にしばらく浸けてからしっかりと水切りを。玉ねぎは粗みじんに。
    これらを全てお鍋に合わせ入れてひたひた程度にお水を注ぎ、包丁の腹でつぶしたニンニク・ローリエ・白ワインビネガー・少量のお塩を加えて中火にかけます。
    煮立ったら弱火にし、焦がさないように気をつけながら水分が殆どなくなるまで。
  2. お鍋でレンズ豆を煮る間に、薄切りにしたゴーヤにお塩をふってしんなりさせておきましょう。レンズ豆がやわらかくなたら火から下ろし、ゴーヤの水気をしっかり絞って加えます。
    ゴーヤの塩気があるので、仕上げは白胡椒だけで充分です。




野菜室の中に、しなびかけた水菜がありました。本日のスープは、この気の毒な水菜を使って。
トマトベースのまろやかな冷たいスープに、水菜と茗荷の食感と風味が楽しいスープです。

  1. 水菜はざく切り・茗荷は薄切りにしてボールに合わせ入れ、少量のお塩を軽くもみ込んでしばらくおきます。しんなりしたら、キッチンペーパーに包んでしっかり水気を絞っておきます。
  2. 包丁でつぶしたニンニク・薄切り玉ねぎをオリーブオイルでじっくりと炒めます。ここにスープストックを控えめに注いでしばらく煮たら、ざく切りトマトを加えてひと煮立ち。
    火から下ろして牛乳を少量加え、バーミックスでピューレ状にしたところに1をほぐし入れます。一味唐辛子をふってよく混ぜ、器に盛ってオリーブオイルをたらしましょう。
    よくよく冷やして召し上がれ。











今週はオリンピック観戦の為に夜更かしする日が多かったのですが、お弁当には支障なくやり過ごすことができました。テレビ観戦も含め、普段はあまりスポーツ観戦することはないのですが・・・やっぱり見てしまうわね。オリンピックはね。

どーもね、テニスと体操はダメなんです。テレビ観ながら号泣してしまうのですよ。
錦織くん、よぉもよぉもこぉ成長しました・・・あらあら、小さな体でよぉもよぉも頑張って・・・などと。

それでいて一緒に観ている人 (過去は母親、現在は主人ですね) が 『あぁ〜ぁ、ちっ!』 なんて落胆の声を上げると、そこから私の激怒ともいう説教が始まるのです。そう、うっとぅしい人間なのです。

本日の朝食も爽やかでした。きゅうりのぬか漬け、初挑戦であります。
それにしても・・・朝から30度って・・・

posted by しんさん at 15:37 | Comment(2) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする