2014年07月01日

ふんわりしっとりじゃが芋フォカッチャ 〜 イカのすり身揚げサンドver.

根尾の伯母からたっぷり持たせてもらったじゃが芋。
伯母が育てるじゃが芋は、ぎゅっと凝縮していて・・・それでいてホコホコしていて本当に美味しい。

美味しい伯母のじゃが芋を使って、ふわふわしっとりのフォカッチャを焼いてみましたよ。
そしてそのじゃが芋フォカッチャで、イカのすり身揚げをがっつりサンドしてみましたよ。

今週のお魚として、昨日 月曜日に登場した () イカ。

昨日は、イカの醍醐味とも言える胴体部分をさっさと冷凍保存してしまいました。
イカワタ・イカスミ・ゲソを優先致しましたのには、イカのすり身揚げ・・・これを作ってみたかったから。

あらみじん切りにした玉ねぎ、その他野菜をたっぷり混ぜ込んだイカのすり身揚げ。
じゃが芋フォカッチャと共に、上々の仕上がりです。





じゃが芋のフォカッチャ、意外と簡単ですよ。
以下の分量で、やや小ぶりな丸型フォカッチャ 4つ分です。
タイミングを見計らい、オーブンは250度に予熱しておきます。
  1. じゃが芋は中くらいのものを1個。綺麗に洗って皮つきのままやわらかく茹でます。
    熱々のうちに皮をむいて大きめのボールに移してつぶしましょう。
    皮をむいてつぶした状態で170g。
    ここにお水 大さじ2を加えて素早く混ぜ合わせ、熱々のじゃが芋を少し冷ましましょう。
  2. 強力粉 100g・全粒紛タイプの強力粉 50g ・てんさい糖 10g・
    インスタントドライイースト 小さじ1/2
    以上を大きめのビニール袋に合わせ入れて振りまぜ、1のボールに加えます。
    指先でかくように素早く混ぜ合わせ、全体がそぼろ状になったところでお塩をひとつまみ。

  3. 更に素早く混ぜ合わせ、様子を見ながらお水を大さじ3〜4加えましょう。
    全体が程よくなじんだら、ラード 10gを加えて捏ね混ぜます。
    ボールの中で生地がひとつにまとまったら台の上に移し、程良い力加減で捏ねましょう。

    私は通常 『捏ね』 は10分間を基準にしておりましたが、そんなに頑張らずともOKです。
    5分そこそこ捏ねれば、もっちり滑らかな生地に捏ね上がりましたよ。
    薄く油をぬったボールに移し、オーブンの発酵機能 (40度) +スチーム機能で30分程。
    生地が倍の大きさになるまで1次発酵致しましょう。

  4. フィンガーチェックをしてOKならば、生地の空気を抜いて4分割します。
    断面を包み込むように丸め、オーブンシートを敷いた鉄板に並べてベンチタイム。
    生地の上にふんわりと濡れ布巾をかぶせ、15分ほどおきましょう。

  5. ベンチタイムが終了したら、オーブンシートの上で生地を平らにのばします。
    再度、オーブンの発酵機能 (40度) +スチーム機能で30分ほど2次発酵させましょう。
  6. 発酵が完了したら、生地の表面に薄くオリーブオイルをぬりましょう。
    菜箸等のお尻にオリーブオイルをちょっとつけて窪みを作り、岩塩をちろりとふります。
  7. 250度に予熱したオーブンに移し、設定温度を210度にして焼くこと 13〜15分。
    焼き上がったら、網の上に並べて冷ましておきましょう。

    我が家のオーブンは、220〜250度間の設定が出来ない気難し屋であります。
    温度設定の微妙な調整は、お手持ちのオーブンとご相談なさって下さいね。





じゃが芋フォカッチャを冷ましている間に、イカのすり身揚げを仕上げてしまいましょう。
  1. イカの胴体は、薄皮をむいて冷凍してあります。
    半解凍の状態でざく切りにしてミンサーにかけ、粗挽きにしておきましょう。
    貝印のミンサーは玩具みたいな佇まいですが、お値段もお手頃でとっても使えるヤツです。
    お肉でもお魚でも、半解凍の状態ってところがポイントですよ。

  2. 充填絹ごし豆腐・たっぷりのおろし生姜・小麦粉・てんさい糖・お塩を1に加え、よく混ぜ合わせましょう。
    更に、あられ切りにした玉ねぎ・人参・シイタケ、粗みじんにした青紫蘇、塩茹でにして莢から出した枝豆に少量の小麦粉をまぶして加えます。

  3. 手の平を軽くお水で湿らせて円盤型に整え、中温に熱した油で両面に綺麗な色がつくまで揚げましょう。網の上に並べてしっかりと油を切っておきます。






じゃが芋フォカッチャ・イカのすり身揚げの粗熱が取れたところで、サンドイッチを仕上げましょう。
  1. 茹で卵は白身と黄身に分け、白身はみじん切り・黄身はフォーク等でつぶします。
  2. みじん切りにしたらっきょうの甘酢漬け・塩茹でにして小口切りにしたインゲン・マヨネーズ・塩胡椒を1に加えてよく混ぜ合わせます。
    年代物の甘酢漬けらっきょうは、もちろん伯母の特製品。コクがあって抜群に美味しい。
  3. じゃが芋フォカッチャをカットします。
    マヨネーズと粒マスタードを混ぜ合わせ、断面に薄く均一にぬりましょう。
    2の卵ソースをたっぷりあしらい、イカのすり身揚げをふたつ並べてフィリングに。
    ボリューム満点のじゃが芋フォカッチャサンド、完成です。











フォカッチャサンドだけでもお腹いっぱいになると言うのに・・・
またちょこちょこと添えてしまった・・・主人のお腹周りが心配です。






  • 種とワタを除いて輪切りにしたピーマンをフライパンに並べ、とき卵を流し入れてチーズを散らして焼きます。
    ・・・が、とき卵が流れ出して大惨事。何とか帳尻を合わせてはみたものの・・・とほほな惨敗。





  • 上記で残ったピーマンの端っこ・イカのすり身揚げで残った野菜の切れっ端等々、全部合わせて寒天寄せに。いつぞやのズッキーニのハーブ蒸しも、知らん顔して加えてしまおう。

    お水 250cc・粉寒天 2gを合わせて火にかけて煮立て、粉寒天がしっかり溶けたら白醤油・みりん・人参等を加えて2〜3分更に煮立てましょう。
    火の入りやすい野菜等々を加え、ひと煮立ちさせたら火を止めます。
    型に移し、冷やしかためて出来上がり。











イカのすり身揚げ、朝は大根おろしで頂きましょうか。
味付けを極々控えめなな塩だけにしているので、洋風・和風なんでもアレです。

昨日のイカワタ煮が、ぐっと美味しくなっておりました。
今夜はこれを焼酎の肴に盛り上がりましょう。そしてイカワタ煮はおしまい。
ナスの煮浸しも然り。
冷やして食べる夏のおばんさいって、作り置きすればする程美味しくなるから嬉しい。

でも、冷たいものばかりでは体がなまってしまいますものね。
熱々のナメコ雑炊でバランスをとりましょう。
もちろん大好きな 『へしこ糠+蕎麦茶のふりかけ』 をたっぷりトッピングしてね。

今日も主人は、アイス片手にご帰宅かしら。

posted by しんさん at 15:57 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月19日

発酵不要のじゃが芋パン & ディル風味の簡単トマトソース

新じゃがの季節です。
根尾の伯母の新じゃが収穫に便乗したばかりですが、私たちの畑のじゃが芋も間もなく収穫期。
在庫のじゃが芋をもりもり食べましょう・・・ということで。

発酵不要のじゃが芋パンを作ってみましたよ。

マッシュしたじゃが芋をたっぷりと生地に練り込んだじゃが芋パン。
基本の分量はいつも同じなのですが、 (→ ) 、本日はちょっと水分が少なかったかしら。
それとも全粒粉を使ったのが、イマイチふんわり仕上がらなかった原因かしら。

やや想像を下回る仕上がりではありましたが、ディル香るトマトソースとの相性はまずまず上々。
畑の新じゃが収穫の暁には、も一度挑むと致しましょう。





ディル風味のトマトソースは、電子レンジでチョチョイノチョイです。
以前はバーミックスで完全なピュレ状にしておりましたが、粒が残った状態でも美味しいですよ。
  1. ニンニク (1欠) ・玉ねぎ (1/4個程度) をみじん切りにして耐熱ボールに合わせ入れ、ふんわりとラップをしてレンジ加熱します。我が家の800Wの電子レンジで1.5分弱。
  2. ざく切りにしたトマト (1個分。皮付きでかまいません) も加え、同じくふんわりとラップをして更に1.5分レンジ加熱しましょう。
  3. フォーク等でトマトをざっとつぶし、ケチャップ 大さじ2・ハチミツ 小さじ1・顆粒コンソメ (本日はタマリンド風味を使用) 少々・お好みでタバスコ少々を加えて混ぜます。

    ここからはラップを外し、様子を見ながら時々全体を混ぜつつ2分ほどレンジ加熱しましょう。
  4. 香りつけの為にお醤油 小さじ1を加え、最後に3分ほど様子を見ながらレンジ加熱します。
    水分が程よくとんでいればレンジ加熱はストップ。
    お塩・黒胡椒を加え、葉先部分を刻んだディルをたっぷり加えて混ぜれば出来上がり。






じゃが芋パンを作りましょう。以下の分量で、長細のじゃが芋パンが3つ出来ます。
タイミングを見て、オーブンを190℃に予熱しておきます。
  1. じゃが芋は小ぶりのものを3個。綺麗に洗って皮付きのまま蒸します。
    圧力鍋を使うなら、お水を張って蒸しす・蒸しカゴをセットして加圧5分。
    自然に圧が抜けるのを待って蓋をあけ、熱いうちに皮をむいて丁寧につぶしましょう。
    つぶした状態で150gほど。

  2. じゃが芋が熱いうちに、片栗粉 60g・すりおろしたパルミジャーノ 20g・薄力粉タイプの全粒紛 15gを加えます。
    フォーク等で全体を混ぜ、そぼろ状になったら牛乳 大さじ1を加えて更に混ぜます。

  3. 生地がひとつにまとまるまで、様子を見ながら少しずつ牛乳を加えて捏ね混ぜます。
    台の上に移し、滑らかな生地になるまで丁寧に捏ねて長方形に整えましょう。
  4. 生地を包丁で3等分し、オーブンシートを敷いた鉄板の上に移して形を整えます。
    スプーンで窪みを作り、トマトソース → 厚切りベーコン・グリーンピースの順に詰めましょう。
    残ったパルミジャーノを上に散らし、190℃に予熱したオーブンに。
    設定温度を180℃にし、焼くこと25〜30分。むっちりじゃが芋パンの焼き上がりですよ。











残ったグリーンピースを使って、本日は具沢山スープ+じゃが芋パンのみのお弁当。
育ち盛りでもあるまいし・・・主人、このくらいの量が我々の年齢には最適なのよ。きっとね。






スープは圧力鍋におまかせ。
キャベツ・押し麦・ムングダル・人参・チビ玉ねぎ・・・文字通りの具沢山。
  • 外葉から使い込んで小さくなったキャベツは、軸をつけたまま縦8等分に。
    大きめの乱切りにした人参、ざっと洗ったムングダル・押し麦・お尻部分に十文字の切れ目を入れたチビ玉ねぎ・・・全部圧力鍋に合わせ入れ、鰹だし・ほぐした梅干しを加えます。

    5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ち、グリーンピース (塩茹で済み)を散らします。
    味をみて薄ければ昆布茶等で味付けを。見た目にも優しい具沢山スープの出来上がり。











義父母の旅行土産を発端に、すっかり “へしこ” の大ファンになってしまった私たち。
京都で調達して参りました “へしこ” を完食した途端、主人が若狭のへしこをお取り寄せ。
今朝は、さっそく届いたばかりの “へしこ” をお茶漬けに。






  • 糠を軽く落として薄く切り、さっと炙ったへしこを炊き立てご飯の上に。
    あればお好みの木の実 (今朝は国産落花生で) を散らし、熱々のそば茶を注ぎます。






今回取り寄せた “へしこ” は、若狭の田村長さんのもの。
こ・・・これは・・・今まで食べた “へしこ” の中でも、群を抜いて美味しいわ。
そば茶の香ばしさ、早摘み落花生の程よい油分・・・今朝の “へしこ茶漬け” は秀逸でありました。

明日は金曜日。
週末雨が降らなければ、根尾の伯母とピクニックの予定です。
散らし寿司の折箱を持って、根尾の上大須ダムに出かけます。

posted by しんさん at 17:19 | Comment(2) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

お野菜スィーツ 〜 ココナッツ香るじゃが芋のパイ

根尾の伯母の畑にお邪魔して、新じゃがを収穫してきたのは先週の日曜日のこと。
さすが野菜作りに精通した伯母の指示、新じゃがの中でも飛び切り良い状態での収穫でありました。
当座の食べ分だけを収穫し、新じゃがならではの煮っころがしを堪能致しました。

さーて、これからしばらくはじゃが芋料理に勤しむこととなりましょう。
『えーーー、またじゃが芋ぉ?』
なんて主人に言われぬよう、じゃが芋料理に取り組んで参る所存でございます。

・・・なんて大層なことは考えてはおりませんが、本日はこんなん作ってみましたよん。

じゃが芋だって、甘い甘いスィーツになりたい時もあるでしょう。
ココナッツ風味の甘いじゃが芋パイ、これ簡単でなかなか美味しいのです。
パイの切れっ端が出ないのも、後くされなくて私好みなのです。





先ずは、甘いじゃが芋のフィリングを作りましょう。
ココナッツクリーム (ミルクではなくクリームを使用致しました) は、生クリームで代用可能・・・多分。
ココナッツシュガーも、他のお砂糖で代用可能・・・だと思いますよ。
要は、結構いい加減で問題なしってことです。
  1. 新じゃがは小ぶりなものを3つ。綺麗に洗った状態で230g強でした。
    圧力鍋に蒸しすをセットしてお水を注ぎ、皮付きのまま蒸しカゴに入れて5分加圧します。
    その後自然に圧が抜けるのを待ち、皮をむいてフォーク等でつぶしましょう。
    もちろん普通に茹でたり蒸したりしてからつぶしても。
  2. つぶしたじゃが芋に、ココナッツシュガー 60g・ココナッツクリーム 30g・卵黄 (1個分から艶出しように極少量を別にしておきます) ・ お塩 ほんのひとつまみを加えて混ぜます。
    これをバーミックス等で滑らかなピュレ状にし、冷めたら絞り出し袋に移しておきましょう。






冷凍パイシートを扱いやすいよう室温に戻し、オーブンを210℃に予熱しておきます。
一気に仕上げてしまいましょう。
  1. 打ち粉の上に冷凍パイシートをひろげ、正方形にカットします。
    3角形になるよう二つ折りにし、頂点をつなげた状態で2辺に切り込みを入れて開きます。

  2. つながった頂点を軸にしながら、それぞれの辺を交差するよう折り重ねます。
    はい、これでパイの成形はおしまい。簡単でしょ?
    オーブンシートを敷いた鉄板の上に移しましょう。

  3. 底部分をフォーク等で突いてピケし、じゃが芋ピュレをたっぷりと絞り出します。
    縁部分になるパイ生地・じゃが芋ピュレ部分にそっと水溶き卵黄をぬり、210℃に予熱したオーブンへ。

    温度を200℃にし、18〜20分焼けば出来上がり。
    残ったじゃが芋ピュレも絞り出して一緒に焼けば、小さなパンケーキ感覚の副産物に。











押し麦が今ブームな様子。
いつも陳列棚に所在なげにしております押し麦が、昨日見たら完売状態でありました。

聞くと、やっぱりNHKの朝番組で紹介されていたとか・・・ちょっと前に買っておいて良かった。
となると・・・結婚当初から押し麦消費者の我が家は、きっと血糖値に関しては優等生なことでしょう。
本日のお弁当にも、きっちり押し麦が登場致しておりますよ。






ひとつだけ残っていた煮込みハンバーグを使って、押し麦入りのロールキャベツと参りましょう。
押し麦は茹でる方法が多く紹介されているようですが、予め火を通すなら私は電子レンジ頼りです。
  1. 押し麦はひと晩お水に浸しておきます。
    割合としては、押し麦 大さじ3に対し、お水 大さじ 5といったところ。
  2. ひと晩しっかりと吸水させた押し麦をレンジ加熱します。
    ふんわりとラップをし、吹きこぼれないよう様子を見ながら800Wの電子レンジで3〜4分。
    時々全体を混ぜてあげて下さいね。
    水気がなくなったらレンジ加熱をストップし、ラップをしたまましばらく蒸らします。

  3. 押し麦・フォーク等でざっくり崩した煮込みハンバーグ・卵白・面取り人参の切れっ端 (みじん切りに) ・シイタケの軸部分 (同じくみじん切り) 等々お好みの食材を合わせてフィリングに。

  4. キャベツはしんなりするまでレンジ加熱 (又は茹でて) し、かたい芯部分をビン底等でたたいてやわらかくします。
    フィリングを丸めて早煮昆布で包み、更にキャベツで巻きましょう。
  5. 巻き終わりを下にして圧力鍋に並べ入れ、面取り人参・チビ玉ねぎ・シイタケ等で隙間を埋めて合わせ調味料 (白だし醤油・お酒・みりん・お水を混ぜたもの) を注ぎます。
    5分加圧し、自然に圧が抜けるのを待ってカットしたモロッコいんげんを散らします。
    再度蓋をしてしばらく蒸らし、粗熱が取れたらザルに並べて煮汁を切ります。
    ロールキャベツを食べやすい大きさに切ってお弁当箱へ。






先日、根尾の伯母に持たせてもらった小松菜でカレーを作りました。
残った小松菜ピュレを使って、簡略版茶碗蒸しのようなものを・・・圧力鍋でちょちょいのちょいです。
  1. 小松菜ピュレ・とき卵・釜揚げシラスを混ぜ合わせ、白だし醤油で控えめに味付けします。
    釜揚げシラスの塩分があるので、お醤油はうんと控えめに。
  2. 蓋付きシリコン製容器に移し、水を張った圧力鍋に蒸しすをセットして容器を並べます。
    強火にかけ、圧力鍋の錘が勢い良く揺れ始めたら1分強数えて火を止めましょう。
    10分以上蒸らせば出来上がり。











すっかり “へしこ” の大ファンと化した私達。
先日京都で調達して参りました花折のサバへしこも、本日のお茶漬けで最後となってしまいました。

・・・しかも身分の低い私は、へしこの頭です。
なんてね。

主人に去年買ってもらったFOXEYのカーディガン・・・紛失が発覚し、いまだその所在は判明せず。
主人が呆れるほどに、小さな家中を探して回っているわけですが出てくる気配は皆無。
いつも必ずクリーニングメモと照らし合わせるこの私が・・・自己嫌悪と自責の念はやり止まず。

それにしても、失せ物占いというのは面白い。
試しに、トイレに入った隙に主人のスリッパをこっそり隠して失せ物占いをやらせてみましたの。
結果、 『残念ながら見つかりません』 との答え。

バッカでぇーーーーー!
失せ物占いをおちょくって、自分を慰めてみました。

どこに行ったのかしら・・・私の白いカーディガン・・・
間もなく本格的な夏・・・大活躍のシーズンだというのに・・・

posted by しんさん at 15:35 | Comment(2) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月08日

じゃが芋消費に・・・じゃが芋チーズケーキ

『もぉじゃが芋料理は嫌だな・・・』
そんなこと言う主人ですが、その場になってみると結構喜んで食べていますよ、じゃが芋。

なのでもうちょっと付き合ってもらおうかな、じゃが芋消費に付き合ってもらおうかな。
本日のじゃが芋料理はチーズケーキ風。お弁当の主食ですよ。

・・・自分ではなかなか上出来だと思うのですが。

じゃが芋のおかげで、使用したチーズは極少量。
ぎゅっと目の詰まったチーズケーキ (風) に仕上がりましたよ。

焼きたてはスフレ状態でふわふわですが、冷やすと上の姿に。
冷蔵庫でうんと冷やし、お好みでハチミツ等をたらして召し上がれ。





じゃが芋のチーズケーキ、以下の分量で3人分+αってところかしら。
直径9センチのココットに2つ、6.5センチのココットに3つ出来ました。
バーミックスで攪拌して焼くだけなので、すごーく簡単ですよ。

  • 卵 2個・クリームチーズ 60g・無塩タイプの発酵バター 20gは室温に戻しておきます。
  • ココット皿に薄くバター (分量外) をぬっておきます。
  • 然るべくタイミングでオーブンを180℃に予熱しておきます。

  1. じゃが芋は小ぶりなものを3つ。皮付きの状態で190g強。
    綺麗に洗って皮ごと茹で、熱いうちに丁寧に皮を除いてボールに移します。

    ここにヨーグルト 120gを加え、バーミックスで滑らかな状態になるまで攪拌します。
    更に室温に戻しておいたクリームチーズ・バター・卵も加え、同時にハチミツ 30g・お塩 ひとつまみ・バニラエッセンスも加えて攪拌しましょう。

  2. 薄力粉 大さじ2をふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
    これで生地は出来上がり。パンケーキの生地より少しゆるい感じです。
  3. 用意しておいたココット皿に生地を流し入れ、軽く空気を抜いて鉄板に並べます。
    180℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を170℃にして焼くこと40分。
    このふくらみ・・・この焼き色・・・この香り・・・

    じゃが芋なのに何故にかような良い香り?あぁ、この香りお届けしたい。
    ただし、この愛らしいふくらみは焼きたてのほんの瞬間ですよ。すぐに落ち着きます。
    粗熱が取れたら冷蔵庫に移し、うんと冷やして召し上がれ。











本日のお弁当。
主食のじゃが芋チーズケーキは、 『あれれっ?』 ってくらい簡単でした。
そして、思いの外美味しかった。






本日のお菜は2つ。





ひとつは定番の人参サラダ。
本日は干しえのきを加えてみました。黒酢であっさりとした仕上がりに。
  • 人参は千切りにし、少量のお塩をまぶしてしんなりするまでしばらくおきます。
    ここに黒酢・昆布茶・少量のハチミツを加え、黒胡麻をひねって和えます。
    最後に乾煎りした干しえのきを加え、優しく和えれば出来上がり。冷蔵庫で冷やしても美味。






もうひとつは、十六ささげのおかかチーズ和え。
昨日の夜パスタ用にすりおろしたパルミジャーノ、これが残っていたので有効利用。
  • 十六ささげは軽く塩茹でしてザルにあけ、食べやすい長さに切り揃えてボールに移します。
    まずはだし醤油を少量加えて和えます。
    更に、すりおろしたパルミジャーノ・鰹節を加えて和えれば出来上がり。

    鰹節・・・何故かしら。私が削った鰹節は未だに全部が粉々になってしまうのだけど。





本日のスープは、最近お気に入りのきゅうりのスープ。
きゅうりをバーミックスですりおろし状態にし、きゅうりから出る水分をフル活用致します。
  • 薄切りきゅうり・白ワインビネガー・牛乳・タマリンド風味のコンソメキューブ半欠を合わせ、バーミックス等でピュレ状にします。コンソメキューブは予め崩しておきます。
    ここに さっと塩茹でにして刻んだオクラ・出来るだけ細かなみじん切りにした玉ねぎを加え、必要ならば塩胡椒して牛乳でのばします。
    器に盛ってオリーブオイルをたらし、黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。

    うんと冷やして召し上がれ。










朝食は黒豆入りのお粥さん。押し麦も入っていますよ。
鶏の手羽肉と一緒に圧力鍋で煮込みます。

手羽肉から旨味が出て本当に美味しい。
気楽な中華粥といったところかしら。





  • 黒豆はひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。

    お米をさっと洗ってザルにあけ、圧力鍋に移します。
    ここに黒豆を浸け水ごと加え、さっと熱湯を回しかけた鶏手羽肉・押し麦を加えましょう。
    お水を適量足し、圧力鍋の蓋をして圧をかけます。10分ほど煮て自然に圧を抜きましょう。

    鶏肉はほろほろ、美味しいお粥の出来上がり。
    お好みのトッピングをし、黒酢をちょっとたらして召し上がれ。





あ・・・このトッピング。
ひとつは 『青紫蘇の醤油漬け』 です。
もうひとつの粉状のもの、これが問題。
  • やっぱりやってしまった貧乏性。
    “へしこ” の糠を捨てられず乾煎りしてふりかけに。ご丁寧に蕎麦茶まで一緒に乾煎りして。
    これが悲しいことに美味しい。






間もなく主人が長いお盆休みに入ります。
明日のお弁当を最後に、しばらくは私ものんびりだらだら過ごすと致しましょう。
休み中はじゃが芋消費もひと休み。

主人のワインセラーの中には、新聞紙にしっかりとガードされたじゃが芋たちが休んでいます。

posted by しんさん at 14:52 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月02日

じゃが芋と全粒粉のスコーン 〜 イーストver.

『今日もじゃが芋よ』 ・・・ この言葉に、主人がいよいよ悲しそーーーな顔をするようになりました。
在庫豊富なじゃが芋。
my畑にて収穫したじゃが芋に加え、根尾の伯母からも届くものだから我が家は現在じゃが芋王国。

でも、私の主人は人間ができております。改めて実感いたしました。
昨日の夕食は、マッシュドポテトがたっぷり入ったクリームコロッケ。
あれだけ 『もぉじゃが芋は嫌だー』 と ほざいて 言っていた主人が、K点超えの食べっぷり。

なんだ。まだまだいけるじゃないですか、主人。じゃ、今日もじゃが芋にしましょうね。
本日のじゃが芋料理、全粒粉のじゃが芋スコーンですよ。

イーストver.のじゃが芋スコーン。

微かにローズマリーとパルミジャーノの気配がする美味しいスコーンが焼きあがりました。
生地を捏ねてから、1〜2日冷蔵庫に寝かせてから焼き上げるので朝はとっても楽チン。

そう。もとより、通常の食事に関して主人に議決権はありませんもの。
『今日は何食べたい?』 などと私が聞くときは、食材の在庫が全くない時。
なーんにも食材がありませんから、あなたのご意見を尊重してお買い物に行ってきますよ、って時。

ですから主人、もしばらくじゃが芋料理が続きますよ。
どんなじゃが芋料理が飛び出すか、どーぞ楽しみにしていてね。
・・・って、実は私がいちばん楽しんでいるんですけどね。





じゃが芋スコーン。
焼き上げてから冷凍しておくので、分量は多めです。
以下の分量でやや小ぶりなじゃが芋スコーン20個分。





  • じゃが芋はやや小ぶりなものが2つ。重さにして240gといったところ。
    皮ごと茹でて、熱いうちに皮をむいてつぶしておきます。この状態で220g弱。
    しっかりと冷ましておきましょう。

    全粒紛タイプの強力粉 250g・てんさい糖 15g・お塩 3g
    以上を大きめのボールに合わせ入れ、泡だて器で混ぜ合わせしっかりと空気を含ませます。
    じゃが芋が冷めるまで冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。

    無塩タイプの発酵バター 60gはさいの目に切っておきます。
    これも冷蔵庫で冷やしておきましょう。






  • 冷やしておいた粉類・バターを混ぜ込みます。
    まずは指先でバターをつぶしながら、粉をバターにまぶすようにしてなじませていきます。
    バターの粒が小さくなってきたら、今度は指先ですり合わせるようにしながら更にバターを細かくしていきましょう。全体がさらりとしてパン粉のような常態になればOKです。

    スケッパーやフォークを冷やしてって手もありますが、私どうもこれらと相性が悪くて・・・


    卵 1個・牛乳 大さじ3・ハチミツ 10g・インスタントドライイースト 3g
    以上をダマなく混ぜ合わせて上記のボールに加え、スパチュラで切るように混ぜ込みます。

    大体混ざったところで、冷ましておいたマッシュドポテト・刻んだローズマリー (適量)・すりおろしたパルミジャーノ 20gも加え、同じく切るようにして混ぜ込みます。
    様子を見て、必要ならば牛乳を少し足して下さいね。今回は大さじ1弱追加しました。

    生地をぽろぽろの常態でひとつにまとめ、これを2等分して重ねます。手の平で上からぎゅっとおしてひとまとめにし、再度2等分して・・・この過程を3回ほど繰り返しましょう。
    まとまった生地をラップに包んで野菜室へ。1〜2日寝かせておきましょう。






さぁ、生地を寝かせたところで一気に焼いてしまいましょう。
オーブンは予め190℃に予熱しておきます。
  • 打ち粉をふった台の上に生地を移し、めん棒で均一にのばして包丁で切り分けます。
    オーブンシートを敷いた鉄板の上に間をあけて並べ、表面だけにオリーブオイルを薄くぬりましょう。オリーブオイルは溶き卵や牛乳でも代用出来ますよ。その時のご都合で。
    190℃に予熱したオーブンに生地を移し、温度を180℃にして焼くこと15〜20分。

    じゃが芋のせいかしら・・・ふくらみは想像以下ですが気にしません。










在庫豊富なじゃが芋の保管場所・・・マンション住まいって、こんな時困るのよね。
地下倉庫に移しても良いのだけれど、絶対忘れる自信があるから致しません。
なので今日もじゃが芋消費に勤しみます。じゃが芋スコーンを主食に、本日のお弁当。






8月に突入し、いよいよ夏真っ盛り。ゴーヤも真っ盛りです。
ゴーヤの鶏挽き肉詰め、塩麹とお酒を使ってシンプルな味付けで仕上げてみましたよ。
  • ゴーヤは適当な長さに切って種とワタを除きます。内側に小麦粉をはたいておきましょう。

    鶏挽肉・たっぷりのみじん切り玉ねぎ・刻んだ干しえのき・少量の片栗粉・細かく刻んだ型抜き人参の切れっ端・・・以上をよく混ぜ合わせ、くり抜いたゴーヤにしっかりと詰め込みます。
    これを1cmほどの厚さに切り分け、茶こしで両面に小麦粉をふりましょう。

    オリーブオイルを熱したフライパンで両面焼き、最後に塩麹・お酒を混ぜたものをざっと回しかけます。ぴったりと蓋をして蒸し焼き状態にし、火を止めしばらく蒸らせば出来上がり。






じゃが芋・ゴーヤに続き、今年はきゅうりも豊作です。
実家の母親がそれそれと持たせてくれるきゅうり、お水を使わない大胆なスープにしてみました。
これが意外と美味しいんだな。
  • にんにくは包丁の腹でつぶしてからみじん切りに。たまねぎはたっぷりみじん切りにし、オリーブオイルでじっくり炒め合わせます。
    更に縦に切れ目を入れたミニトマトも加え、トマトを崩しながら炒め合わせます。ぴったりと蓋をして、更にトマトの水分を引き出しましょう。
    ここにタマリンド風味のコンソメキューブを半欠片・自家製のチリソースも加えます。
    キューブが溶けたら火を止めます。

    薄切りにしたきゅうり・レモン汁・極少量のハチミツを合わせ、バーミックスでピュレ状に。
    これを上記のお鍋に加えて混ぜ合わせ、軽く塩胡椒して器に盛ります。
    塩茹でして小口に切ったおくらを飾り、黒胡椒をたっぷり挽き入れて出来上がり。
    うんと冷やして召し上がれ。











今朝はじゃが芋スコーンの端っこで朝食ですよ。











もりもりのブルーベリーに、今朝はカボチャ風味のきな粉ミルク。
朝ご飯しっかり食べました。今日も暑さに負けることなく過ごせそうです。
・・・セミには負けますけどね。

posted by しんさん at 15:02 | Comment(2) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする