2014年09月25日

フードプロセッサーで作るふわふわじゃが芋パン & ぷちぷち粒々マスタード

当初はホームベーカリーに思いを馳せておりましたのに、なぜかそれが突如フードプロセッサーに。
我が家に山本電気製フードプロセッサーがやって来て、早1ヶ月が経とうとしております ⇒

圧力鍋と同様、 “使わぬ日がない!” と言っても良いほどに日々愛用しております。
先日フードプロセッサーver.の “アルーナン” が上出来でしたので、再度パン生地に挑戦です。

・・・とても良い出来です。

在庫豊富なじゃが芋をたっぷり生地に練りこんだ “じゃが芋パン” です。
じゃが芋なだけに、どっしりした焼き上がりになるかと思っておりましたが、意外や意外ふんわり。
ふんわり軽くて、ほんのり甘い美味しいじゃが芋パンが焼き上がりました。





そしてもうひとつ・・・

先日、赤玉ねぎと同じくインドのお土産で頂いたイエローマスタードを使って。
ぷちぷちとした食感が楽しい “自家製の粒マスタード” です。

自家製なんて偉そうに言っておりますが、要はマスタードシードをビネガーその他に漬けておくだけ。
爪を切るより簡単です。
我が家の定番料理、しめ鯖で作るタルタル風に混ぜてじゃが芋パンに添えてみました。

ふわふわもっちりのじゃが芋パン。
ぷちぷち手作り粒マスタード。
どちらもお気に入りの仕上がりです。










先ずは、フードプロセッサーを使ったじゃが芋パンから。
以下の分量で小ぶりなじゃが芋パン4個分です。
醗酵時間は普通のパンと同じように必要ですが、生地を捏ねる作業がとにかく楽チン♪
  1. じゃが芋は小ぶりなものをふたつ、お水で洗う前の状態で116gでした。
    皮付きのままやわらかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむきましょう。この状態で106g。
    フードプロセッサーに移し、目盛り4で軽く攪拌しましょう。
  2. 熱湯 大さじ1
    お水 大さじ1

    これらを混ぜたところに、インスタントドライイースト 小さじ1/2を加えて泡だて器でよく混ぜます。要は人肌のお湯にイーストを溶かす工程です。

    今回、お水の代わりにザワークラウト (市販品) の漬け汁を試しに使ってみました。
    いつも以上に生地の醗酵が盛んだったのは、ザワークラウトの漬け汁のせいかしら・・・?
  3. 強力粉 60g ・ 全粒紛タイプの強力粉 40g
    をビニール袋に合わせ入れてふり混ぜ、フードプロセッサーに加えます。

    この上にお砂糖 10gを置き、お砂糖目がけて2のイーストを注ぎます。
    菜箸を使って、お砂糖とイーストをざっと混ぜましょう。
  4. 冷えた無塩タイプの醗酵バター 10g ・ お塩 ひとつまみ
    を粉の上におき、フードプロセッサーの目盛りを2にしてざっざっと捏ねます。

    全体がそぼろ状になったら、必要に応じて牛乳 (本日はココナッツミルクですが) を少量ずつ様子を見ながら加えて捏ねましょう。

    ココナッツミルクを大さじ1強加えましたが、かなりやわらかめの生地に仕上がっております。
  5. 生地を台の上に移し、軽く捏ねてまとめます。
    薄く油をぬった金製のボールに移し、人肌程度のお湯を張ったお鍋に浮かべましょう。
    乾燥しないようにお鍋の蓋をし、生地が倍に膨らむまで (45分ほど) 1次醗酵させます。

  6. フィンガーチェックOKならば空気抜きをし、包丁で生地を4等分します。
    手の平を極軽く湿らせ、断面を包み込むように丸めてオーブンシートの上に並べましょう。

    小麦粉をまぶした包丁で中心に切れ目を入れ、フルール ド セルを極少量散らします。
    乾燥しないようきつく絞った布巾を被せ、35分間ほど2次醗酵させましょう。
  7. 醗酵バター (無塩) ・自家製バジルペーストを生地の切れ目にあしらい、予め190℃に予熱しておいたオーブンに移します。

    設定温度を180℃にし、焼くこと15〜20分。
    ふわふわもちもちのじゃが芋パンが焼き上がりましたよ。











ふわふわに焼き上がったじゃが芋パン、網の上で冷ましたらお弁当用に包みましょうか。
最近は朝しっかりと食べるので、お昼はうんと軽めを心がけております。

しめ鯖のタルタル風は、やはりフードプロセッサーが大活躍。
お気に入りのぷちぷち粒マスタードを添えて。





ぷちぷちの粒マスタード、本当に簡単で美味しいのでイエローマスタードの在庫があらば是非!
  1. 白だし醤油 大さじ2
    白ワインビネガー 大さじ2
    ハチミツ 大さじ1
    塩 ひとつまみ

    以上をよく混ぜ合わせておきます。

  2. イエローマスタードシード 大さじ2
    ブラックマスタードシード 小さじ1
    ベイリーフ 1枚

    以上を煮沸消毒したビンに合わせ入れ、1を注いで蓋をします。
    マスタードが調味料を吸ってふっくらするまで、常温で3日おけば出来上がり。
    それ以降は冷蔵庫へ。






しめ鯖がやや苦手な私ではありますが、このタルタル風はお気に入り。
香味野菜・半解凍状態のしめ鯖を時間差で攪拌するのがポイントです。
思いの外じゃが芋パンがふわふわでしたので相性はイマイチですが、バゲットなんかとは好相性。
  1. エシャロット・セロリ (軸部分) ・ミントの葉っぱ
    フードプロセッサーの目盛りを4にし、以上をざっと攪拌します。

  2. 半解凍状態で適当に切ったしめ鯖を加え、同じく目盛り4でがっと攪拌しましょう。
  3. ボールに移し、自家製粒マスタード (漬け汁も少々加えましょう) ・ フルール ド セルを加えて優しく和えれば出来上がり。











さぁ朝食です。

本来ならば焼きたてのじゃが芋パンを登場させたいところではありますが、諸事情により米飯です。
畑で収穫した夏野菜の保存を図り、作ったお漬物の類が冷蔵庫に鎮座しておりますからね。

それに最近、主人が何よりも和の朝食を楽しみにしておりますので。
今朝は、しめ鯖を漬けにしてお茶漬けなんていかがかしら。

白だし醤油に漬け込んだしめ鯖、熱々の昆布出汁の組み合わせが想像以上に美味しかった!
もちろんとっても簡単ですよ。
煮切った合わせ調味料を完全に冷まして漬け込むので、調味料だけは前日に用意しておきます。





  1. 白だし醤油・みりん・お酒 各大さじ2
    昆布 適量

    以上をお鍋に合わせ入れて煮切り、完全に冷ましてタッパー等に移します。
  2. しめ鯖 (市販の冷凍品) は半解凍の状態で薄切りに。
    重ならないよう1に並べ入れ、1時間〜2時間漬け込めみましょう。
  3. 昆布出汁をとります。
    昆布適量・お水・お酒少々を合わせて中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出します。
  4. 熱々の炊きたてご飯の上に漬けサバを並べ、小口に切った浅葱をたっぷりと散らします。
    自家製柚子胡椒をあしらい、熱々の3をたっぷり回しかけてさらさらっと召し上がれ。

    お出汁に使った昆布は、水気を丁寧に拭き取って糠床へ。
    昆布の効いた美味しい美味しい糠床になりますように。






朝食のせいかしら・・・近頃、私だけでなく主人までも早起き体質に変化しつつあります。
私の5時起床はいつものことですが、主人までもが6時前から何やら活動するようになりました。

その為か、最近就寝時間が早いこと早いこと・・・
8時だヨ! 全員集合を見終わると同時にお布団に入っていた小学生並みの就寝時間です。

結婚当時は、 『朝食を食べるくらいなら寝かせておいて・・・』 が口癖だったのにね。
今月末で結婚して丸っと13年になります。

posted by しんさん at 16:09 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月12日

モチモチでしっとり・・・すりおろしじゃが芋のソーダブレッド

フードプロセッサーを主人に買ってもらい、日々オモチャ感覚で楽しみながら愛用しております。
そしてふと思いました。
『おやおや?そう言えば、まだ “グレーター機能” を試しておりませんよ』 ・・・と。

まだまだ在庫豊富なじゃが芋をあっという間にすりおろし、こんなソーダブレッドを焼いてみました。
そしてオープンサンドにしてみましたよ。

じゃが芋たっぷりのソーダブレッドは、ゴツゴツした本来のソーダブレッドよりうんとソフトな仕上がり。
もちもちとしたその食感は、サンドイッチにしても抜群に美味しいの。

発酵バター・ベーコン・ザワークラウト・黒胡椒のシンプルなオープンサンドは、実に我が家好み。
朝食用には半熟卵とアボカドを添え、赤ワインビネガー・オリーブオイル・フルールドセルで。

手前味噌ではありますが本当に美味しい。

フードプロセッサーを使った “簡単じゃが芋ソーダブレッド”
生地がゆる過ぎて失敗かとも思いましたが、いえいえなかなかの上出来です。
今後もこのレシピで参りましょう。





本当に簡単です。
ただし、フードプロセッサーのグレーター機能はどうしても水分が多く出ます。
大根おろし等純粋にすりおろし料理を食べたい時は、今後もやはり銅のおろし金を使うことでしょう。



  • オーブンは190℃に予熱しておきます。
  • 薄力粉・全粒紛タイプの薄力粉 各75g
    ベーキングパウダー 小さじ1
    重曹 小さじ1/4
    お塩・キャラウェイシード 各適量

    以上を大きめのビニール袋に合わせ入れ、よくふり混ぜておきましょう。



  1. じゃが芋は小ぶりのものを3つ、皮付きの状態で200g強でした。
    フードプロセッサーにグレーターをセットし、皮をむいたじゃが芋 (正味180g弱) をすりおろします。

  2. マルチブレード (通常の刃です) に変え、合わせておいた粉類を加えてざっと混ぜます。
    全体が軽くそぼろ状になったら、様子を見ながらとき卵を加えて更に数秒混ぜます。

    じゃが芋等の状態にもよりますが、とき卵は1/2個分ほど加えました。
    いつものソーダブレッド生地より随分とやわらかめです。

  3. オーブンシートを敷いた鉄板の上に生地を移し、スパチュラで円形にまとめます。
    スバチュラをさっと水にくぐらせながら作業すると簡単ですよ。
    茶こしを使って薄力粉をふりかけ、包丁で軽く十文字の切れ込みを入れましょう。

  4. 190℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして焼くこと35分。
    ヴィジュアル的にはビスコッティのようですが、香ばしい香りはしっかりソーダブレッド。

    網の上で粗熱をとってお好みの厚さに切り分け、室温に戻しておいた発酵バター (無塩) を満遍なくぬりましょう。

    さっと焼いた薄切りベーコン・漬け汁をしっかり絞ったザワークラウト (市販品) をこの上に。
    黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











生地がやわらかくて失敗をも覚悟致しましたが、結果オーライです。
今日は久しぶりにスープも添えてみましたよ。

そして最近お気に入りのデザート、コーヒーとココナッツのツートン寒天。
上にはタピオカがたっぷりです。






先ずは、ソーダブレッドで残ったとき卵を使って小さなおかずを一品。
スタッフ ド ピーマン・とき卵ver.とでも申しましょうか。
  1. ピーマンは種を除きて厚さ2cm程度の輪切りにし、油をひいたフライパンに並べ入れます。
  2. バジルペースト (自家製ですのでお塩不使用です) ・塩胡椒を残ったとき卵に加えてよく混ぜ合わせ、ピーマンにそっと流しいれましょう。火加減はうんと弱火で。
    茹でたひよこ豆を2〜3個卵の中に埋め、ぴったりと蓋をして蒸し焼き状態に。
  3. 卵の表面が何となくかたまってきたら裏返し、両面焼いて出来上がり。






朝夕は肌寒さすら感じる気候になりましたので、気分的にスープも復活させましょう。
在庫野菜を圧力鍋に放り込むだけの簡単シンプルスープ、男気のあるスープです。
  1. ひよこ豆はひと晩お水に浸しておき、浸け水にお水を足して3分加圧しましょう。
    茹で汁ごと別容器に取り出し、空いた圧力鍋をさっと洗います。
  2. 圧力鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたニンニクと玉ねぎを炒め合わせます。
    ここにさいの目に切った人参・ゴボウを加えて炒め合わせ、ひよこ豆を茹で汁ごと加えます。
    コンソメ (市販品をキューブ状に冷凍してあります) も加え、3分加圧して圧を抜きましょう。
  3. 牛乳・彩りのピーマンを加えてひと煮立ち。
    塩胡椒で味を整えて器に盛り、バジルペーストを添えて出来上がり。






最近お気に入り、黒と白のツートン寒天。
コーヒーとココナッツクリーム・ココナッツシュガーがこんなに好相性だとは・・・美味です。
ちなみに、 “ココナッツミルク” ではなく “ココナッツクリーム” を使用しております。
  1. ブラックタピオカはひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。
    浸け水ごと圧力鍋に移し、水が少なければ足して3分加圧しましょう。
    これを冷水にとってザルにあけ、お水・上白糖を混ぜ合わせたシロップに浸しておきます。
  2. 濃いめに淹れたコーヒー 200cc
    ココナッツシュガー 大さじ1
    粉寒天 小さじ1/2強

    以上をお鍋に合わせ入れ、弱めの中火で煮立てます。
    1分ほど沸々と煮立て、漉しながら容器に注ぎ入れて冷やしかためます。

  3. お鍋をざっと洗いましょう。

    お水 200cc
    ココナッツシュガー 大さじ1
    粉寒天 小さじ1/2弱
    を1と同じ要領で煮立て、火からおろしてココナッツクリーム 100ccを加えます。

    ココナッツクリームを加える時は、先ずは少量のココナッツクリームを寒天液に加えてよく混ぜ、これを寒天液に戻し入れるといった手順で丁寧に。
    かたまらない程度に少し冷まし、茶こしで漉しながら1の上にそっと注ぎます。

    冷やしかため、ブラックタピオカをたっぷりと上にあしらって召し上がれ。











ベーコンを焼いた後のフライパンで半熟卵を焼きましょう。
じゃが芋ソーダブレッドの上にベーコン・半熟卵をあしらって、アボカド・ザワークラウトを添えます。
赤ワインビネガー・フルール ド セル・オリーブオイルをふって、朝食の準備完了。

主食はパンでも、納豆+たっぷりのみじん切り玉ねぎはもちろんスタンバイ。

今週は何かと理由をつけてお弁当をサボった週でありました。
明日から3連休の楽しい週末です。
畑仕事をするにも心地の良い気候になって参りましたし、窓を開けて料理するのも快適です。

・・・どんな3連休になるのかは、火を見るよりも明らかです。

posted by しんさん at 15:53 | Comment(2) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月05日

切り方って大事・・・ハッセルバックポテト 入門編ver.

昨日、日記の末尾にてちらり記述致しましたように、

『今週はじゃが芋消費強化週間』

であります。

根尾の伯母の手による高品質なじゃが芋、実母が何故か毎年頑なに植える自由奔放なじゃが芋。
現我が家にて在庫豊富なじゃが芋2種、今週はこれらをもりもり使う腹積もり。

でも、既に日々こじつけのようにじゃが芋消費につき合わせております主人には心苦しい限り・・・
ちょっといつもと違う切り方をして、いつものじゃが芋料理とは異なる佇まいにしてみましたよ。

どうやって調べたのかは忘れてしまいましたが、偶然ヒットしたじゃが芋レシピ →
Hasselback Potatoesって言うんですって。

そういえば先日の花火大会の夜店で、これに良く似たポテトフライを見かけたっけね。
そうかそうか、あれはこのHasselback Potatoesの応用編だったってわけね。

切り方変われば品変わる・・・お料理の楽しさ、身近なじゃが芋が語ってくれました。





Hasselback Potatoes。
基本的には、細く切れ目を入れたじゃが芋をオーブンでじっくり焼くシンプルなお料理らしい。
焼きたては美味しいでしょうが、これだけではちょっとお弁当には不向きですものね。
お弁当用にはちょっとアレンジして、ヨーグルトソースをかけて焼いてみましたよ。
  1. じゃが芋の皮をむき、切り離さないように細い細い切れ目を入れます。
    見かけたレシピではスプーンを活用しておりましたが、安定しないので私は箸で。
    蛇腹キュウリの応用です。
  2. じゃが芋・縦4つ切りにしたチビ玉ねぎをビニール袋に合わせ入れ、オリーブオイルを加えて全体にまぶします。これを耐熱容器にぎゅっと詰め、厚切りベーコンを散らしましょう。
    朝食用は基本通りシンプルに仕上げます。オーブンシートとアルミホイルを重ねた上に。

    200℃に予熱したオーブンで先ずは20分焼きましょう。

  3. じゃが芋を焼いている間に、ヨーグルトソースを作ります。
    プレーンヨーグルト・牛乳・アンチョビ・黒胡椒を合わせ、アンチョビをフォークで崩すようにしながら混ぜ合わせます。これを20分焼いたじゃが芋の上にたっぷりと回しかけましょう。

    朝食用のシンプル仕上げの方には、キューブ状にカットした無塩の発酵バターを。

  4. 200℃のオーブンで更に15分ほど焼きます。
    お弁当用には、すりおろしたパルミジャーノ・黒胡椒を挽いて更に10分ほど。
    朝食用はそのままシンプルに焼き続けて出来上がりです。

    反省点と致しまして・・・

    上に散らしたベーコンは、綺麗な焼き色がついた時点で取り出した方が良かったかと。
    これだけ焼き続ける訳だから、真っ黒になってしまうのは道理ですものね。
    旨味がじゃが芋に移った時点で取り出し、仕上げに添える形がベターかと存じます。










ベーコンが真っ黒に焦げてしまったのは不本意でしたけれど、この切り方は斬新で楽しい!
Hasselback Potatoes 本日入門編・・・
我が家のじゃが芋消費に、今後一役も二役も買ってくれることとなりましょう。






ただ問題なのは、今の時期にはあまり向かないって所かしら。
比較的低温でじっくりと焼き上げるので、夏場の今は朝から汗だくです。

体の良いデトックスだと開き直り、オーブンをフル活用してピーマンの副菜も作ってみましょう。
酒粕・昨日作った白練り味噌 () をピーマンに詰めて焼き上げます。
  1. 酒粕・少量のみりんをお鍋に合わせ入れ、ゆっくり加熱しながらペースト状に練ります。
    火を止め、白練り味噌を加えてよく混ぜましょう。
  2. 小ぶりなピーマンを縦半分に切り、種とワタを取り除きます。
    1を詰め、うっすらと焼き色がつくまでオーブンで焼けば出来上がり。

    200℃で20分くらいかしら・・・じゃが芋と同時進行で参ります。





どうしても茶色系に染まってしまうオーブン料理、カラフルな野菜たっぷりのサラダを添えたいわ。
人参・スイスチャード・押し麦・ひよこ豆・・・在庫野菜たっぷりのサラダはいかが?
  1. ひよこ豆・押し麦はひと晩お水に浸しておきます。
    これを浸け水ごと圧力鍋に移し、必要ならお水をひたひたに足して5分加圧しましょう。
    自然に圧が抜けるのを待ち、ザルにあけて水を切っておきます。
  2. 人参は皮をむき、鬼おろしで粗くすりおろします。
    オリーブオイル・レモン汁を加えて和えておきましょう。
  3. 玉ねぎはみじん切り・エリンギはオーブンで焼いてさいの目に切ります。
    スイスチャードは色鮮やかな茎部分をさっと数秒塩茹でにし、エリンギと同じくさいの目に。
  4. 以上を全てボールに合わせ入れ、蜂蜜・フルールドセルを加えて和えます。

    黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











オーブンで急上昇した室温をクーラーでクールダウンして、さぁさ朝食と参りましょう。






もちろん本日も、すりおろしキュウリの一品が。
  • 育ち過ぎた畑のオクラを塩茹でにし、冷たいコンソメスープと共にバーミックスでとろり攪拌。
    ここにすりおろしキュウリをたっぷり加え、オリーブオイル・白ワインビネガー・お塩で仕上げ。

    どうぜピュレ状になるのだから、キュウリもバーミックスで・・・とは思いません。
    銅のおろし器で優しく優しくすりおろしたキュウリがポイント、である気がしますので。

    ひよこ豆と押し麦の茹で汁を使ってあるのは主人には内緒。貧乏性にも程がありますもの。





発酵バターで仕上げたシンプルなハッセルバックポテト。
お弁当のサラダと同じ材料+破裂した自家製ミニトマトで、簡単なソースを作って添えましょうか。
  • つぶしたニンニク・半分に切ったミニトマト・みじん切り玉ねぎを炒め合わせます。
    トマトが崩れ始めたところで、さいの目に切った人参・コンソメを加えて少し煮ます。

    茹でた押し麦+ひよこ豆・さいの目に切ったスイスチャードの茎 (下茹ではしません) とエリンギを加え、タマリンドペースト・軽めの塩胡椒で味付けを。

    イワシの干物を加え、ひと煮立ちして火を止めます。
    ソースの代わりに、ハッセルバックポテトにたっぷり添えて召し上がれ。






この1週間、全てじゃが芋料理に充てようと思っておりましたらば・・・
思いの外早くに、主人から不満の声が上がりました。

そうか・・・じゃが芋はイヤですか・・・
ならば明日は、中々消費出来ずに鎮座しております “パンダンティー” に挑みましょうか。
同時に “タイ産もち米” も消費できればなお嬉し。

在庫豊富な食材に挑む毎日。
本日主人は “タイ産のオイスターソース” をお買い上げになった模様です。。。

posted by しんさん at 17:04 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月01日

じゃが芋・ココナッツミルク・ココナッツシュガーのもっちりケーキ

目覚めはまずまずなのに、なぜだかノリの悪い朝があります。
そう、今朝は正にそんな感じでありました。

ゆっくりと寝て、外の明るさで自然に目覚めたというのに何故だか今日は一日ダラダラしていたい・・・
目覚めと同時にそんな気分になる朝。
そんな日は無理せずいつもよりちょっと楽させてもらいましょう、無意味な無理はいけません。

もちろんお弁当もね。

無理は致しませんが、在庫豊富なじゃが芋は使いたい・・・
ものすごーく簡単なじゃが芋のケーキはいかがかしら。

材料をバーミックスで攪拌し、最後に少量の小麦粉をふるい入れるだけ。
型に流し、低温のオーブンでゆっくりと焼けばそれで出来上がり。笑っちゃうくらい簡単です。
うんと冷やして召し上がれ。





以下の分量で、20×7×6のパウンド型1個分です。
型に合わせてオーブンシートを敷いておきます。
タイミングを見計らい、オーブンを180℃に予熱しておきましょう。
  1. じゃが芋は皮付きの状態で200g弱、小ぶりなじゃが芋2つ分といったところ。
    綺麗に洗って皮つきの状態でやわらかく茹で、熱いうちに皮をむいて適当に切っておきます。
  2. クリームチーズ 85g・ココナッツシュガー 50g・
    無塩タイプの発酵バター 30g・ココナッツミルク 200cc・
    以上を大きめのボールに合わせ入れ、1のじゃが芋も加えてバーミックスでピュレ状に。
  3. 更に卵 2個を割り入れ、バーミックスで滑らかになるまで攪拌しましょう。
    全体がしっかりと混ざるよう、バーミックスで攪拌した後は泡だて器で丁寧に混ぜます。

  4. 薄力粉 30g・シナモンパウダー 適量をふるい入れ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
  5. 用意した型に流し入れ、空気抜きをして180℃に予熱したオーブンへ。
    設定温度を170℃にし、40〜45分焼きましょう。
    串をさしてみて、どろりとした生の生地がついてこなければ焼き上がりです。

    焼きたてはこぼれそうな程にふくらみますが、冷めればしっとりと落ち着きます。
    冷蔵庫でうんと冷やし、厚めにカットして召し上がれ。










何も考えずに事が運ぶ “定番料理” というものは、気乗りしない朝は本当に便利。
人参のサラダ・金時草の酒粕和え・・・我が家の定番料理ばかりですが、今週最後のお弁当。
そして8月最初のお弁当。






千切り人参のサラダは我が家の定番。
色合いも綺麗で、人参の千切りをしていると何故だか心が落ち着くのです。
  • 人参は皮をむいて千切りに。
    少量のお塩を軽くもみ込み、しんなりするまでしばらくおきます。
    ボールにドレッシングの材料を合わせ入れて混ぜ、人参の水気を軽く絞って和えましょう。

    ドレッシングの材料は、基本白ワインビネガー・オリーブオイル・蜂蜜・お塩といったところ。
    白ワインビネガーがレモン汁になったり、蜂蜜が梅シロップになったりとそこは応用自在。
    黒胡椒や白胡椒を挽いて、パンチのある仕上がりにしても美味です。
    冷やして味がなじめば更に美味。





大好きな酒粕和え、本日は金時草で。
私は大好きなのですが、主人はどうやら存在感の強すぎる酒粕はあまり得意ではないようです。
加熱してしっかりとアルコール分をとばして仕上げましょう。
  1. 白胡麻を乾煎りし、すり鉢に移してしっとりするまで丁寧に擂ります。
  2. 酒粕・お酒・みりんをお鍋に合わせ入れ、ゆっくりと加熱しながら酒粕をふやかします。
    泡だて器で混ぜながらペースト状にし、しっかりとアルコール分をとばしましょう。
    火を止めて白味噌を混ぜ、1に加えて丁寧に擂り混ぜます。
  3. 金時草は葉っぱ部分だけを摘み取り、お塩を加えた熱湯でさっと茹でて冷水にとります。
    熱がとれたら直ぐに引き上げて絞り、醤油洗いをして2に加えましょう。

    丁寧に優しく和えれば出来上がり。











じゃが芋ケーキに使ったココナッツミルクが余りました。
ならば今朝は、久しぶりに “ココナッツミルクの緑豆ぜんざい” と参りましょうか。

バンコクを想わせるこの味は、主人も私も大大好き。
何故だか緑豆が極少量しかありませんでしたので、押し麦でカサ増ししてみました。
もちもちとした押し麦の食感が楽しいココナッツミルクぜんざいに仕上がりましたよ。





  1. ひと晩お水に浸した緑豆は、浸け水ごと圧力鍋に。
    押し麦を加え、必要ならばお水を足して10分加圧しましょう。
  2. 自然に圧が抜けるのを待ってココナッツシュガーを加え、再度煮立ったらヤツガシラを加えましょう。やわらかくなるまでしばらく煮込み、隠し味のお塩をちろり。
    肉質がしっかりしたヤツガシラは、タイのデザートでよく見るタロイモに似た仕上がりに。
  3. 最後にココナッツミルクを加えてひと煮立ち。
    焼いたお餅を添えて、熱々を召し上がれ。






  • そしてまだまだ続いております “おろしキュウリダイエット”
    但しもはやダイエットは念頭になく、単におろしキュウリが好きで今に至るといった感じ。
    今朝はおろしキュウリに白だし醤油・レモン汁・胡麻油を足して冷奴にたっぷりと。
    千切りにした青紫蘇をたっぷり添えて、スープ感覚の一皿です。






主人が早くも秋の予定を立てております。
聞くと、既に10月の京都を予約済みだとか・・・早っ!

こうして考えると、暑い暑いと言っているのも残り2ヶ月強といったところなのね。
今のうちにうんと汗をかいて、体内を綺麗にしておこう・・・肌にも良さそうですしね。

posted by しんさん at 15:26 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月23日

じゃが芋生地のタルト台 + スイスチャードのキッシュ 〜 そして朝食リメイク

パステルカラーのマーブル模様を施してもらったばかりのネイル。
まだ1週間も経っていないというのに、ちょっと油断したが故に親指の端が欠けてしまいました。

無理を言って、早朝ならばOKというお言葉に甘えさせてもらいました。
さーて、今日は朝からネイル修繕にお出掛けです。
NHKの連続テレビ小説なんて見ていられませんよ。
忙しいですよ。

でも、どーしても今朝使ってしまいたい食材ってものがいくつかあるのよねぇ・・・

収穫したのは先週だったかしら、ひとり生えで畑の至る箇所から発芽しておりますスイスチャード。
そして、昨晩収納ボックスから明るい場所に出しておいたじゃが芋。
じゃが芋のタルト生地に、スイスチャードたっぷりのフィリングを詰めて焼き上げてみましたよ。

じゃが芋のタルト生地は、思いの外ソフトな食感。
まぁ殆どが “じゃが芋餅” の材料と同じですから、それも道理と言えば道理でしょう。
ブラウンマスタードシードを効かせたスイスチャードのフィリングが中々の私好み。

急いで作ったので分量は実に曖昧ですが、それで何とか仕上がっちゃうのが嬉しいところ。
じゃが芋の消費にもってこいのキッシュですよ。




先ずはじゃが芋生地のタルト台を焼きます。
  1. タルト型に丁寧にオリーブオイルをぬり、薄力粉を全体に薄くまぶしておきます。
  2. じゃが芋は皮付きのまま蒸すなり茹でるなりし、熱々のうちに皮をむいてつぶします。
    本日は中くらいのサイズのものを2個使用しております。
    ここにパルミジャーノ・ナツメグをすりおろし、1割強の薄力粉を加えてよく混ぜましょう。
  3. 全体がよく混ざったところで、ラードも少々加えましょうか。
    手っ取り早く、ビニール袋に入れ替えてもみ混ぜてみました。
    兎にも角にも滑らかになるまで丁寧に捏ね混ぜます。

  4. めん棒を使ってビニール袋に入れた生地を薄くのばし、袋を切り開きます。
    生地の上に1のタルト型を伏せて置き、あらよっと生地ごとひっくり返しましょう。
    優しく生地をタルト型に沿わせ、余分な生地をめん棒を転がして切り落としましょう。
    底部分をピケし、冷蔵庫で20分ほど休ませます。

  5. オーブンを180℃に予熱し、ストーンを乗せた生地を先ずは10分焼きましょう。
    ストーンを外して更に10分焼いたら、生地の底部分に卵黄を刷毛で薄くぬります。
    余熱の残るオーブンに再度移し、卵黄を乾かします。
    これはフィリングがもれるのを防ぐため。このまま粗熱をとっておきましょう。






ささっとフィリングに参りましょう。
  1. ブラウンマスタードシード・みじん切りニンニクと玉ねぎ・オリーブオイル
    以上をお鍋に合わせ入れ、ゆっくりと焦がさないように炒め合わせます。
    あられ切りにしたスイスチャード (先ずは茎部分のみ) も加えて炒め合わせましょう。
  2. 全体に油がなじんだら、フォン ド ヴォー コルセ (市販品をキューブ状に冷凍して保存) も加えます。全体がしんなりしたら、スイスチャードの葉っぱ部分をざく切りにして加えましょう。
    さっと炒め合わせたら火を止め、粗熱をとっておきます。

  3. 卵・マヨネーズ・塩胡椒・ナツメグ・黒胡椒をよく混ぜ合わせ、2に加えて混ぜます。
    タルト台に流し込んで表面を少々ならしましょう。
    これだけではちょっと寂しかったので、落花生を軽く崩してたっぷりと散らしてみました。
    170℃に予熱したオーブンで30分ほど焼けば出来上がり。

    粗熱がとれたら、串を使いながらそっと型から外して切り分けましょう。











早々に出かける用意をしたいのは山々ですが、まだまだあります・・・今日、今朝使い切りたい食材。
週末に必ず買う物のひとつが牛乳なのですが、実はこれが中々悩みの種でもあるのです。

気まぐれな主人、1日に殆ど飲み切ってしまう週もあれば見向きもしない週もあり。
飲み切ってしまったのなら買いに行けば良いお話しなのですが、困るのがちっとも飲まない週。
私、そのままの牛乳は1滴たりとて口にすることが出来ませんので牛乳レシピを考えるのが大変。

ほーら、先週買った牛乳が半分以上残っていますよ。
これはもぉ、レモン汁を足してカッテージチーズを作るしかありませんね。

朝食の1品に、自家製カッテージチーズ+鰹節+お醤油で。
作り方はとっても簡単です。





  1. 我が家ではタカナシの低温殺菌牛乳を常備しております。
    お鍋にあけ (約550ccほどでした) 、時々優しく混ぜながら沸騰させないよう60℃程度に温めて火を止めます。ここにレモン汁を大さじ2ほど加え、素早く優しく混ぜ合わせましょう。
  2. 牛乳が分離するまでしばらくおき、紙製コーヒーフィルターを一折りして漉します。
    このまま放置すれば、自家製カッテージチーズの出来上がり。
    夜作って朝食べる時には、是非冷蔵庫内で濾過して下さいね。











さて。
いちばん使い切ってしまいたかった牛乳が何とかなりましたところで、朝食に参りましょう。

大忙しの今朝、じゃが芋団子の入ったお味噌汁を主食に致しましょうか。

・・・ん?じゃが芋団子?
もちろんお弁当用に焼いたキッシュのじゃが芋生地、切り落とした残り生地のリメイクです。





  • 切り落としたじゃが芋生地を丸め直し、白玉団子の要領で窪みを作ります。
    煮干し・干しシイタケでとったお出汁の中で軽く煮て、お味噌を溶き入れれば出来上がり。
    本日は赤味噌・白味噌のミックスで。

    ついでに、カッテージチーズで残ったホエーにはマンゴージュースを混ぜてみました。
    一瞬???な味ですが、冷やして飲めば決してマズいものでもなし。
    ほんのり甘い健康飲料のような味です。






昨日の予言通り、当初予定いたしておりました “すりおろしキュウリダイエット” はあっさり却下。
主人の協力の下、早朝ネイルにも間に合い元通りの指先が戻って参りました。

まだまだ野菜室の夏野菜は在庫豊富です。
目下、主人が要らぬ食材をクリックショッピングせぬことを願うばかりなり。

posted by しんさん at 14:54 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする